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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

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この記事は表紙として常にトップにあります。通常記事は次の記事からです。
こちらは、掲載している小説などのあらすじ・紹介リストです。
掌編から長編まで取り揃えています。
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【旅2017・スペイン】(10)カタルーニャ音楽堂~ガウディのライバルが残した建築・その1~ 

前回までガウディの建築の数々をご紹介してきました。確かにガウディは天才で、彼の設計した建造物は特別な存在という印象はありましたが、そんなガウディだって時代の申し子だったのですね。19世紀末、それは私たちが一般的にフランス語の「アールヌーボー」という名前で知っている芸術様式が花開いた時代。スペイン語では「アルテ・ホベン」または「モデルニスモ」と呼ばれる新しい芸術の中心地は、スペインにおいてはこのカタルーニャ地方だったのですね。
ガウディという天才は決して突発的にわき出したわけではなく、この時代の中に生きた多くの芸術家たちの生み出したあまたの芸術のひとつの形だった、ということなのでしょう。

この時代の建築家のひとり、リュイス・ドメニク・イ・モンタネールも華やかで素晴らしい建築を残しています。ガウディよりも二つ年上、建築学校の教授にもなり、政治家としても活躍したそうで、当時はガウディよりも人気があったのだとか。
音楽堂外観1
モンタネールの建築をふたつ、ご紹介しようと思いますが、今回はまず『カタルーニャ音楽堂』です。
一見して、まるきりガウディの建築とは違っていますね。完成は1908年、オルフェオ・カタラン合唱協会の本拠地として建造されました。写真だと全体が収まらないので、この壮麗な建築物、そして豪華な装飾が全部一気に視界に飛び込んでくる感じをお見せできないのが残念。
これがまた前の道が狭いものだから、どれだけ引きで撮っても、収まりきらなくて。
音楽堂外観2
こちらの音楽堂の見学はガイドツアーになっていて、英語・スペイン語・カタルーニャ語(!)で行われています。人数制限もあるので、心配な人はネットで予約していきましょう。私たちもネット申し込みをして行って参りました。
ここは表玄関ですが、ツアーの入り口はぐるっと建物を回った裏側にありました。
ロビー階段
中に入ると、ロビーの豪奢な階段を上って、2階から見学開始です。
音楽堂内部
2階から見下ろした1階客席とステージ。
音楽堂内部2
縦長写真でもう1枚。天井、すごくないですか?
音楽堂天井
ステンドグラスのシャンデリアの天井。アップにすると、音楽の女神たちが。こうしてみると派手すぎる気もするけれど、ステンドグラスって光の色合いを柔らかくする効果もあります。これだけいろんな色が混じり合っていると、かえって光の鋭さは中和されて優しい色になるのかも。
音楽堂天井2
天井から窓へと視線をずらしていくと、これでもか、というくらいの装飾の中にクジャクの羽根? そこに音楽家たちの名前が書かれています。
ステージの天井
2階の客席、ちょっと暗いですが、窓のステンドグラスが何とも華やかなピンクです。
2階の客席
ここで色々説明を聞きながら、1階の他のグループが去って行くのを待ちます。
客席
ステージにも注目。真正面にパイプオルガン、そしてステージの両脇は彫刻が天井まで続いています。楽聖たちの胸像がいくつもあるのですが、カタルーニャでは知られた音楽家(でも世界的にはあまり知られていない……日本では「浪速のモーツァルト」的な? 「とれとれぴちぴち、かにりょうり~」では対抗できないか。すみません^^;)の胸像については、不勉強で知らなかった上に、その名前も覚えられませんでした。でも、ステージの右手の像は……遠目にも分かるもじゃもじゃ。
正面パイプオルガン
1階が空いたので、降りていきます。近づいてみたら、やっぱりベートーヴェン。特等席に鎮座されていました。うん、やっぱりベートーヴェンだよね、と一人納得して(はい、やっぱりベートーヴェンを愛しています)。決して、天然パーマ風もじゃもじゃ頭だから好きなわけではありません……
ステージのベートーヴェン
改めてステージを見ると……
音楽堂ステージ
ちょっと落ち着かないのは私だけ? と思ったら、解説のお姉さん曰く、やっぱりそういう意見もあるようです。つまり、音楽を聴きに来ているのに、この過剰なまでの装飾に目が行っちゃって、ゆっくり音楽鑑賞できないというクレームもなくはないようでした。嫌なら目を瞑って音楽を聴くしかないですね……ただ、夜、照明が柔らかくなっていたらもう少しいい感じなのかしら?
ステージの彫刻
ステージの奥の壁には音楽の女神たちの彫刻がならんでいます。それぞれ色んな楽器を持っているのですね。こんな女神たちに見守られて演奏するのは、幸せなのか、勇気をもらえるのか、それとも「まずい演奏をしたら祟られる」方向へ緊張しちゃうのか……
ところで、日本のホールって壁のでこぼこまで、残響時間を計算して作られているじゃないですか(あ、日本のホールだけじゃないんでしょうけれど)。そういう観点から見ると、このでこぼこ、どうなのかしら? まぁ、きっと、目指しているものがそれぞれ、なんでしょうね。
この華やかな装飾を意識から追い出せるほどの演奏が、演奏家には求められるのかも。そういう意味では、敷居の高いコンサートホールのように思います。
実は、ガイドツアーでは、多分学生さんのバイト?と思われるようなピアニストが何曲かステージ上のピアノを弾いてくれます。う~ん、と、内容については触れません。まぁ、私がステージ上で三味線弾くよりは良いかな、という感じで(失礼か……)。

そういえば、最近、前回2015年のショパン・コンクールのルポを読んだのですが、なかなか面白かったです。要するに、勝負って本当に音楽そのものの質だけで語れないものがあるんですね。ショパン・コンクールって5年に1度。オリンピックよりも間が長い。そこにターゲットを絞って出てくるって、モチベーションのほうが大変そう。何よりも、書類選考の時点で、演奏を録画する技術(!)で既に勝負が始まっている……
しかも、ピアニストはどうあるべきか、じゃなくて「ショパンはどうあるべきか」ってコンクールなので、主催者・審査員の「ショパンはこうあるべき」って基準が変わると、結果は大きく変わってしまうのですね。そもそも、ショパン・コンクールって「世界中から若者たちを集めてコンクールをする、そして世界にもっとショパンを知ってもらおう!」って始まった(1920年代)らしく、ピアニストとしてどうというよりもショパニストとしてどうかが問われるものみたいですね。

さらに脱線しますが、今年の5月と6月に、2015年のショパン・コンクールの優勝者・チェ・ソンジンと、第2位のシャルル・リシャール=アムランのピアノを聴きに行くのですが(別々の演奏会。たまたま続いていました)、本を読んでから第2位のアムランの方が気になっています。
チャイコフスキー・コンクールでは自分で曲をアレンジしたり、自分が作った曲を演奏してもいいそうで、保守的なショパン・コンクールでも、近年では自由な解釈が許容されてきているのだとか。こうなると、ただ「解釈」を研究するだけではダメ、そしてコンクールに勝ち抜くための傾向と対策を練るだけではダメ、なんでしょうね。
アムランはコンテスタントの中でも年長でしたが、彼の師匠は傾向と対策じゃなくて「自分自身になる方法」を教えてくれたそうで、彼はそのおかげで何も恐れず、何も心配せずに自由に音楽に向かい合えるようになったのだ、と。自分自身ではない何かに合わせ音楽をしようとすると、自分自身が空中分解してしまう……芸術とはなんと孤独な戦いなんでしょうね。だって、実は一番難しいのが「自分自身」そのもの、なんですから。
物書きもまたしかり、なのかもしれません。
そんな彼らがコンクールを勝ち抜いてから、どんなピアニストになっていくのかのほうに注目したいと思います。

あ、本当に、余談でした。
さて、ここからさらに余談。毎年のごとくぎりぎりのscriviamo!(八少女夕さん)参加ですが、舞台をこのバルセロナのグエル公園とカタルーニャ音楽堂にしました。ということは、必然的に音楽の話です(^^) あぁ、また自分で自分の首を絞める……

そして、スペイン旅行の次回は、モンタネールのもうひとつの建造物、サン・パウ病院です。諸事情により、病院見学は外せないと同行者たちが言うものですから……(ただし、建物自体は今は使われていません。側にある隣り合った敷地に現在機能している病院がある)
そう、この音楽堂から想像していただけるかもしれませんが、ちょっと落ち着かない外観の病院かも。
またお楽しみに!

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【旅2017・スペイン】(9)カサ・バトリョ~ガウディの建築を巡る・その5~ 

カサバトリョ外観5
ガウディの建築を巡る・最終回はカサ・バトリョです。繊維業を営む裕福なバトリョ家が増改築をガウディに依頼し、1階と2階を改築、6階と屋根裏が増築された邸宅です。テーマは海。カサ・ミラと同じく曲線が見事に外観を飾っています。
隣の建物と比べてみたら、その違いがはっきりと分かりますね。隣の建物も十分変わったデザインとも言えるような気がしますが、それでも線はまっすぐ。ガウディの建築との違いがよく分かります。
カサ・バトリョ外観2
でも、実はこの建物も、ガウディと同じモデルニスモ、すなわちアルテ・ホベン(=新しい芸術、アールヌーヴォー)の建築の担い手のひとり、ジュセップ・プッチ・イ・カダファルク氏が改装したカサ・アマトリェール。実は、ガウディの方がこの隣の建物を意識してカサ・バトリョを改装したみたいですよ。
しまった、行ったときは全く意識していませんでした。カダファルクさん、ごめんなさい。
気を取り直して、カサ・バトリョです。
バルコニーが奇妙な形をしていますね。別名「あくびの家」とか「骨の家」とか呼ばれているようです。
カサバトリョ外観3
骨にも見えるけれど、なんだか顔が並んでいるみたい。やっぱり鉄仮面軍団? 壁の文様は海面の揺らぎを表している、というコンセプトなんですね。
さて、こちらの建物、ガウディの建築物の中では最近、カサ・ミラを越える人気のようですよ。その理由は多分、ちょっぴりハイテクにあるのでは? って言ってもすごいハイテクではないのですが、観光内容に少し工夫があって面白いのです。
建物の中に入る=海の中に入って行く、というイメージで楽しみましょう。
カサ・バトリョ入り口2(light)
受付を済ませると、イヤホンガイドとスマホの様なものを渡されます。ちなみにこちらの入場料は22.5€(カサ・ミラは20.5€:2017年7月)。バルセロナの観光って本当に高くつきます。あ、でもこちらはイヤホンガイド+スマホもどき込みの値段です。
私が訪れたのは日曜日の夕方。人出はまずまず多かったけれど、長蛇の列と言うほどではありませんでした。しかも例のごとくファストパスを持っていた私は列を交わしてするすると。
妙ちくりんな花瓶みたいなのが並んだ入り口の脇の階段が面白いんですよ。
カサ・バトリョ階段1
これこそまさに怪獣の骨? じゃなくて、海の中だからさしずめ巨大なサメの骨と言ったところでしょうか。どうやらガウディは骨好きだったみたいですね。もちろん、例のごとく、自然の形態を模して作られたガウディワールドです。
カサ・バトリョ階段2
それでは、階段を上って「海の中へ」潜っていきましょう。
そうそう、この手すりも人間工学的に使いやすい形態になっているそうですよ。
(以下、写真が多いので記事を畳んでいます。海底に潜るよ~)
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【旅2017・スペイン】(8)カサ・ミラ~ガウディの建築を巡る・その4~ 

カサ・ミラ外観long
ガウディの建築を巡るシリーズも、残すところあと2つ。教会や公園といった公共の建造物から、少しプライベートな建物に対象を移します。2つの「Casa(家)」のうち、今回ご紹介するのは、高級アパート「カサ・ミラ」、別名「ラ・ペドレラ」です。
石を積み上げたような外観から石切場=ラ・ペドレラと呼ばれるようですが、石切場はこんなにくねくねしてないですよね。このくねくねは、当時としては異質なもので、街並みの統一性を欠くものとして物議を醸したとのこと(「ごりごり」の次は「くねくね」、ね)。バルセロナで初めて地下に駐車場が作られたりもしたそうです。
異質なおかげで、グラシア通りを歩いていたらすぐに発見できます。
もう1軒の「カサ・バトリョ」は個人の邸宅として建てられたもので、そちらは「海」を、こちらは「山」をテーマにしているようですが……山? 
カサミラ外観
ひとまず、中に入ってみましょう。
私は日本で日付指定のチケットを買っておいたので、ファストパス的にするするっと当日券の人たちの脇をかすめていけたのですが、それでもカサ・ミラはなかなか人気のスポットで結構な人出でした。ただ、当日券でもいける程度。
私はこの日、朝からサグラダ・ファミリアに行って、サン・パウ病院に行って、カサ・ミラに来て、最後は夜のタパス・ツアーに行ったという、頑張った1日でした(月曜日)。
中から見上げる
建物の中はこんな吹き抜けになっていて、光の加減で色んな表情を見せてくれます。
カサミラ中から見上げる2
カサ・ミラは現役のアパートなので、公開されている場所は限られています。
入ったらすぐに屋上まで上がるエレベーターの方へ誘導されます。あ、階段を上ってももちろん構わないのですが……エレベーターに並んでいると、自販機があって、カサ・ミラのネーム入り水が売られていました(どこかに写真があったはずなのでお土産コーナーで、いずれご紹介)。

そして、屋上へ!
テーマは山ですよ。まずは、そう思いながら御覧くださいね。
カサミラ模型
こちらは、建物の中に展示されているカサ・ミラの模型。これからこの屋上に上がっていきます。
屋上になんだか怪しいものが並んでいます。あれは?
というわけで、トカゲに続く登場シリーズ、今回は鉄仮面の登場です!
(写真が多いので記事を畳んでいます。てっかめ~ん!)
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【旅2017・スペイン】(7)グエル公園~ガウディの建築を巡る・その3~ 

スペインの旅2017・続編です。
今回お届けするのは、『ガウディの建築を巡る・その3』ですが、正確には建築じゃないですね。でも別カテゴリを作るほどでもないので、ここに入れちゃいました。のっけから、写真は曲がってるし暗いし(一応補正したのですが)、まったく写真の腕のないのがよく分かる残念なスタートですが、お付き合いくださいませ。
ちなみに、お天気が良くて、太陽の光がきつい(これは関西弁なのかな。自覚してないけど。強いってこと)と、こんな風に影もきつくなって……って、なんだか哲学めいた話ですが、夏の南ヨーロッパ写真のあるあるですよね。
グエル公園14
グエル公園といえば、この「大階段」ですね。観光客がひしめいていますが、この階段が正面入り口(現在は有料エリアの「出口」)から階段の上にある「市場(ギリシャ風柱の見えているところ)」(後述)を繋ぐメイン通路、ということになるのでしょうか。階段には、「市場」の下にある貯水槽の水を排出する機能もあるようです。
って、そもそも「グエル公園」って? 
しばしば登場する「グエル」というのは、ガウディのスポンサーだった人の名前なのですが(それなのにコロニアグエル教会を途中でほっぽっちゃったガウディ)、この場所に住宅街を作ろうとしていたのですね。

ここはバルセロナの街を見下ろす高台、いわゆる「山の手」です(ということは、ここに行くためには結構坂をのぼらなくてはいけないのです)。「山の手」と言えば、芦屋のような高級住宅街のあるところ。こちらも閑静なイギリス風高級住宅60邸の計画がグエルさんによってなされ、その住宅街のパブリックスペースの設計・都市デザインがガウディに任された、わけなのですが……なんと、グエルさんとガウディさん以外には1軒しか売れなかったそうで……
あの時代にもそんなことがあったのですね。どう考えても街の中の便利な場所の方がいい。

結果、ここは公園として残されたわけです。本来なら、素敵な公共公園というわけなのでしょうが、観光客がひしめくので、今や半分は有料エリアになってしまっているのですね。
ただ、有料エリアも、定められた開園時間(8:00~、閉園は季節により異なるが夏は21:30、冬は18:15くらい)以外なら、ただで入れるようです。って、早朝にここにたどり着くのもちょっと気合いがいるし、暗くなってから行くのも微妙~な場所ですけれど。
昼間でも根性のない私たちはしっかりタクシー利用しました(だって、坂なんだもん)。

と言うわけで、まずは無料エリアからご案内しましょう。
グエル公園出口
いわゆる正面入り口に着きました。でも、現在ここは有料エリアの出口になっていて、入れません。無料エリアの入り口はいくつかあって、分かりやすいのはこの前の道を右奥へ進んだところ。
グエル公園入り口2
入って行きます。中は階段、遊歩道が整備されていて、その一部がこんなふうに天蓋付き通路になっています。
グエル公園2
なんでこんなに「ごりごり」? 思い出してみると、ガウディの建築には常に「自然の具現」「自然との一体化」がテーマに掲げられていましたよね。このごりごり感も、緑に囲まれた敷地内に大地をイメージさせるものだったのでしょうか。
グエル公園3
階段を上ったり、スロープを上がったりすると、このごりごり通路の下に出たり上に出たりします。ごりごりの上の道から上の写真の通路を見ると、こんな感じです。
グエル公園4
天井もごりごり。しかも、場所によってみんな同じではなくて、少しずつ柱の形、天井の造りも違っているようです。天井の石、落ちてきそうですよね。多分落ちてこないんでしょうけれど、網掛けなんてしてありませんから、ちょっと怖い。
グエル公園5
無料エリアはだだっ広くて、全部を回っていませんが、散歩には良いところのようです。
そうこうしている間に時間が来てしまいました。何の時間? そう、予約していたグエル公園有料エリア入場時間です。
この予約は、私たちは日本からオンライン予約していったのですが、当日券も買えます。でも、何時でもいいというならともかく、ここは場所も離れているし、待ち時間が長いとしんどいと思うので、時間が制約されている場合には、オンライン予約がよいですね。旅行会社さんからのアドバイスでも、サグラダ・ファミリアとグエル公園は予約していったほうがいい、ということでした。
もちろん、待ち時間には無料エリアでゆっくりくつろいでいてもいいのですが……
グエル公園有料入り口
いくつかある有料エリア入り口のひとつです。看板にご覧頂けるように、そう、私たちの入場時間は19時なんですよ。
夏はいいですね、この時間でもこの明るさ。
私は夏に長期休みをとるのがたいてい難しいので、よく秋休みをとっていたのですが、旅行代金が安いのはいいのですが、17時にはもう暗くて、結構損をした気分になることがあります。いえ、夜ライフをコンサートとか食事で楽しむってのもありなのですが、やっぱり夜に異国の街を出歩くのはそれなりに気合いがいるもので。だから夏に高い料金で旅行するのも、コストパフォーマンス的には決して悪くないのかも。

というわけで、有料エリアに入ったら、冒頭の大階段が登場するわけです。
以下、この記事も「有料エリア」に入ります。というのは冗談で、写真が多いので記事を畳みます(*^_^*)
引き続きどうぞ。
トカゲちゃん、登場!
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【雑記・2017-2018ご挨拶】行く年・来る年~ユズキさんとrurubu1001さんからの素敵なプレゼント~ 

夕陽
ご無沙汰しております。そうこうしている間に2017年最後の日になってしまいました。
この1年、何をしていたのか、毎日何かに追われていて、それなのにあまり実りなく流れていったなぁという感が強くて、その状況を反映するように家の中がぐちゃぐちゃに……よく「片付けられない女」なんて話題になっているけれど、まさにその世界に突入しつつあるのでは、と心配になっています(>_<)
毎日、通勤して、仕事して、帰ってきたら夜中だし、寝たらまた朝で、通勤して……睡眠時間の総時間がだいぶ減っているような。それなのに実りが感じられないって何だろう? この頃、細切れの時間を上手く使えなくなってきている様な気がします。お仕事は別ですが、色んな事に集中力がなくなってくてるのかなぁ。う~ん。
今、20年ぶりの転勤の話が出ていて、同じく20年ぶりに転勤を決意した、神奈川在住の半同業者の子とLINEでぐちゃぐちゃ言ってるうちに、会って話そうってことになって、仕事が終わった途端に「真ん中で待ち合わせ」、というわけで愛知の知多半島に行ってきました。ただ温泉に行って、食べてしゃべって帰ってきただけ^^; 泊まった部屋から夕陽も朝日もみえるって、とても素敵な場所でした。
朝陽
今年を振り返ってみると……やたらと出かけていたような気がします。ほとんどというのか、90%は仕事なのですが、毎週末、東京に行っていた月もあって、さすがにしんどかった……もう若くないので、そういう場合は月曜日をお休みにしたいんだけれど、月曜日からフル稼働で、目眩もなかなかよくなりません。ただ回って立ち上がれないほどのは、めったに起こらなくなっていて、浮遊感というのか、船酔いみたいなのに慣れてきもているので、やり過ごせているのかなぁ。ちょっと気持ち悪いけど。

今年の旅は……
残念ながら巨石紀行はちょっとお休みになっていますが(今年行ったのは、井伊谷の天白磐座遺跡だけかも。しかも出張のついでに)、代わりに大きな旅行がひとつありました。まだ全部は旅行記を書けていませんが、スペインの旅です。遠方の海外はものすごく久しぶりで、しんどいかなぁと思って行ったのですが、飛行機も意外に疲れず、前半の学会参加も、後半の自由旅行もめいっぱい活動してきました。
あ、でもお腹壊しちゃって結構大変だった……(>_<)

その、1ヶ月後にまさに同じ都市で起こったテロにはぞっとしましたが、その後でその都市で巻き起こっている独立の動きにもびっくり。もっとも、案内してくれた現地の日本人のガイドさんは、家々の窓の旗印を指して「あれは独立派の旗印」と歴史を話してくださっていたので、あ~こういうことか、と半分は納得。
旅日記はまた記事で続きをアップしていきますね。
全然関係ないけれど、私が昔、ソ連に行った翌年、ソ連は崩壊してしまいました。こどもの頃に台湾に行った翌年には国交断絶したし、アッシジに長居した翌年には大地震で聖堂が……うちの親は「また?」とか言ってます。いやいや、それ、私のせいじゃないから。
でも、来年もできたら海外旅行は行きたいなぁ。ウルルを見たい。もしくは、アンテロープキャニオン。

そして、仕事以外の大きな出来事は……
その楽器に触らなくなってから35年以上? 経っているのですが、うちに連れてきたアップライトのピアノが可哀想になってきて、ついに、三味線を習っている楽器屋さんでピアノをついでに習うようになりました。何十年も前に辞めたのに、昔やっていたというのは大きいですね。三味線の時よりは苦労が少ないです。
でも、ピアノの先生が妙に高いレベルを求めてくださるので、あれ? なんか妙に力が入ってるぞ? という。もちろん、この歳ですからそんなに指は動かないんですよ。一体、ピアニストの指って脳とどう繋がってるの? とか思っちゃう。だって、小指と薬指の神経は一緒のはず……
ただいま、ショパンのノクターン遺作20番 嬰ハ短調(『戦場のピアニスト』ですね)と格闘中。5年後にはベートーヴェンの『悲愴』をと高望みしています……この経験が慎一シリーズの続きを書くときに役立つといいなぁ~
三味線も頑張ろうっと。

とは言え、今年はかの大河ドラマ『おんな城主直虎』に完全にやられまくった1年でした。
もうひとつの私にとってトピックスだったドラマ『精霊の守り人』のチャグム皇太子役の小林颯くんがこども時代を演じた鶴に注目していたら、そのまま高橋一生さんの政次になり、あの屈折した人物像を見事に演じきられ、最期の回はタオル片手にずっと正座して観ましたよ。しかも、あの展開、予想できなかった場面。本当に、魂ぶつかり合う、柴崎コウさんとのお芝居に、日本中が泣きましたね。言葉では真逆のことを言いながら、目で演じる、というよりも、目さえも本当のことを言わずに、魂だけで感じさせる、大河ドラマ至上最高の(いや、これまで見たどんなドラマや映画のシーンよりも!かも)シーンだったんじゃないかと。
でもあれって、当初は「刺す予定じゃなかった」んですってね。直虎(おとわ)が経を唱えているのを聴きながら、最期にふっと微笑んで逝くということになっていたらしい。ほんとに、脚本家ってすごい。練りに練りまくって、あそこに持ち上げてしまった。
あれは、時代劇だからこそできたシーンなんだけれど、よくぞやってくれた、やられた!ってシーンで、これから何年もあれを超えるシーンには出会えないだろうなぁ~

そして、もうひとつの「やられた」は、寺田心くんが菅田将暉くんに替わった瞬間。何がって、えっと、兄弟だったっけ? くらいの似方でしたよね。あんな違和感ない成長シーン、これまで見たことなかったよ。そして、本来なら政次ロスで、後の3ヶ月間見れないよ~ってなるはずだったのですが、爽やかに虎松~万千代~直政となっていく時間を演じてくれて、最終回まで見切れましたよ。
『戦争と平和』ではアンドレイ公爵が亡くなったあとの第4巻を何ヶ月も読めなかったし、『銀河英雄伝説』ではヤン・ウェンリーが亡くなった残りの2巻分を読めなくて数ヶ月放置した私が、今回は録画を放置せずにほぼ時間差なく見切ったんですもの。
井伊の「直」と小野の「政」というのは和尚からのお手紙だったのですね。わたしゃてっきり直虎か万千代本人の意志でと踏んでいたのですが。でも、待っていた言葉だったので、嬉しかった。
思えば、まさか近藤氏の策略とは思わずに荷担していた鈴木氏が、「知らなかった、できることがあれば何でもする」と政次の死後に言ったとき、南渓和尚の「政次を生きて戻してくれないか」といった言葉にどんなけ泣いたか。そんな南渓和尚あっての井伊家、なんですよね。そして、井伊谷にはもちろん、にゃんけいがいなくちゃね!

でも、個人的にはカシラ=龍雲丸には、「先に死ぬな」なんて約束のために同時に死んじゃわないでいてもらって、広大な海に出て行って、井伊谷を愛した3人の分の魂も船に乗せて、生ききって欲しかったなぁ~。一緒に井戸なんか覗かなくていいから。

ポール・ブリッツさんが、泣きすぎて小説も記事も書けなくなったんじゃ?なんてコメントに書いてくださいましたが、いや、ある意味、その通りだと思いました。あのシーンを見せられると、自分の書くものがしょ~もなく思えちゃいましたもの。あ、そもそもしょう~もないか。
そういえば、最近「いい」と打ち込むと「井伊」になっちゃう^^;

そして生もの。食べ物じゃなくて、演奏会、などの話。
今年は、辻井伸行さんのピアノを2回も聴く機会がありました。1回はオーケストラバックにして、もう1回はピアノ単独で。どちらかと言えば辻井さんのピアノは、音が柔らかくて丸いので、オケがないほうが楽しめました。ショパンのバラードの1番が優しくて、泣けてきました。
来年もちまちまと演奏会には行きたいな。
そうそう、もちろん、今年も嵐くんたちを見に行ってきました。今年は札幌じゃなくて東京でしたが、隣のドームホテルに泊まったので楽々でした。近いっていいな。
相変わらず一点集中の大海は、約1名しか見ていないのですが、いや~、37歳、よく踊って歌ってるけれど、自分の出番?じゃない時は休憩しているのがいじらしい……アイドルだからね、3時間あまり頑張らんといかんのだけれど、今回は特に出ずっぱりなステージ構成で。いや、分かるよ、もう歳だから無理しなくていいからね。私はここぞというときだけ見せるキレッキレのダンスと、その美声で大満足です。
生じゃないけれど、映画『忍びの国』も良かったなぁ。

来年の生もののスタートは、NACSの舞台。なんと、「あの人」と一緒に行く予定なんですよ。え? あの人? もちろん、皆様もよくご存知の……(o^^o)
その次は玉置浩二氏(なぜ? 実は初めて聴きに行きます。オーケストラバックです)、そして久しぶりの大植英治氏*大フィル。どこかに佐渡裕さんも挟みたいと思っているのだけれど。

さて、最後になりましたが、ブログのお話
お休みがちになっているんですが、そんな私に、素敵なブロガーさんお二人から年末にびっくりプレゼントが飛び込んできました。
まずはこちら。
蓮と和子2
(こちらは、ユズキさんの30000Hit記念キリ番リクエストに応募したものです。絵の著作権はユズキさんにあります。無断転用は固くお断りします。)
夢の時間(とき)ユズキさんが描いてくださったのは、【奇跡を売る店】シリーズの主人公・蓮と、彼が引き取って育てている和子(にこ)。蓮は京都河原町木屋町にある探偵事務所の留守番探偵、かつ四条川端のオカマショウパブのホール係。和子は心臓に病気を抱える6歳児で、義理の父親となる蓮にはなかなか懐いてくれません。彼らが住んでいるのは、京都の西陣にあるお寺。いつもそこから四条河原町近くの保育園まで自転車で行くのです。そんなシーンをユズキさんが切り取ってくださいました!
ちょっとむっつりした和子が、まさに和子です。桜並木はきっと鴨川河川敷ですね。二人は別々のものを見ているようで、実はどこかで繋がっている。そんな世界を絵に起こして頂いて、本当に感激いたしました。それにこのアングルが素敵ですよね。足元から見上げた二人の背景に桜。春の京都の風と光が感じられます。
実は、これまで書いた部分では、和子と蓮が直接話しているシーンはほとんどなかったのですよ。それなのに、部分的な記述からユズキさんが色々とくみ取ってくださったのが、このシーン。イラストに起こすってことはすごいイマジネーションが必要で、でもぼんやりしたイメージじゃダメで、このディテールを描くところにすごいパワーと才能を感じます。ユズキさんのイラストは風景と人物が見事にひとつの世界を作り上げているんですね。イラストを描いて頂くのはとてもハードルが高かったので、本当に嬉しかった~(o^^o)

ユズキさん、本当にありがとうございました!!
このイラストから何か物語を起こしたいなぁと考えちゃってます。
あ、そうそう、ユズキさんのひよこトートバッグ、購入して愛用しています。ひよことたまごがむっちゃ可愛いいんですよ。詳しくは、ユズキさんのブログをご覧くださいませ。

そして、もうひとつのプレゼントは……
1001夜ショートショートrurubu1001さんが、第5回自分的小説ブログ大賞(2017)に拙作の【清明の雪】【天の川で恋をして】を選んでくださいました!
rurubu1001さんは短編を中心に1001話を目指してブログにアップしておられるブロガーさんですが、驚かされるのは、ひとつひとつの小説の最後に影響を受けた音楽や小説などを書き添えておられるんですよ。その幅広さと言ったらほんとにびっくりします。良い作品を書くためには、沢山良い作品に触れないと行けないんだなぁとしみじみ思うのです。そんなrurubu1001さんに選んで頂けたのは身に余る光栄です!
【清明の雪】は、初めてブログに発表した小説ですが、この取っつきにくい物語に優しいコメントをくださった皆様方が、今も長くお付き合いくださっていることを思うと、本当に大切な作品です。思えば私の京都愛をてんこ盛りにした作品でした。観光案内要素もみっちり織り込んでおります。この傾向は、今後は【奇跡を売る店】シリーズに受け継がれていくかな。
そう考えたら、離れた今も私の物語の舞台には京都がやっぱり一番合っているのかも。
rurubu1001さん、本当にありがとうございました!!

あら、カウントダウンが始まっちゃった!!
そして……
皆様、明けましておめでとうございます!
新しい年もよろしくお願いいたします。
わ~、光一くん! お誕生日おめでとう~!

今年の目標は……あれこれ降りかかってくる火の粉を上手く避ける! じゃなくて、頼まれた仕事をちゃんとこなしながらも、少し時間のやりくりを上手くこなせるようにして、転勤もどうするか決めなくちゃな。
そして、細切れの時間を使って小説も書きたいです。あ、今年はオリキャラオフ会、やりますね! 頭の中では、豪華客船に乗ることを楽しみにしている子猫がにゃあにゃあ言っているんですよ。
(「でも、おおみしゃん、このところ、しゃんしゃんにむちゅうなんだもん。ぼく、ぐれてやるもんね(=^..^=)」……あ、バレてた? いや、あの萌え死にしそうな可愛さときたら! そう言えば、昔、初めてインターネットのお気に入りHPに登録したのは、中国のパンダ幼稚園のHPだった。)

それから、放置している作品を全て(できれば)終わらせること。頭の中では既に終わっているから、始末に負えないけれど、やっぱりけじめはつけないとね。
でも、なかなか新しいのに取りかかる時間がないので、書き上がっている【雪原の星月夜】(【海に落ちる雨】の続編)の第1節をアップしていこうかなぁとも思ったり。ちょっと手を加えないといけない部分があるので、考慮中、ですが。

みなさま、これからもゆるりとお付き合いくださいませ!

Category: あれこれ

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2017年11月のつぶやきコーナー★11/20ちょっと近況~東京土産~ 

<Twitter代わりのつぶやきとお知らせのコーナー>
2017スペインの旅、レポート中




2017/11/20ちょっと近況
すっかり寒くなりました。
先週末から3週連続で、週末は東京・埼玉など関東で過ごすことになっています。
いずれも研究会や講演などですが、来週末の日曜日は三味線の大会もあるのです。
となると、直前特訓もありまして、東京帰りに練習に行く、なんてことも……昨日も、新大阪から練習に直行。
でも、12月初めはメインは嵐くんのコンサート(研究会も行くけど)。
楽しみだけど、身体が持つかなぁ……洋ちゃんの『探偵はバーにいる3』も公開だし。

昨日は珍しく新幹線の時間まで少し余裕があったので、普段は通らない南口乗り換え口を使ったら、そこにしかないという東京バナナの新作発見。……カステラだって。
う~ん、ちょっとバナナの味のするカステラ。○なのはザラメがばっちり。
でも、この手の新作って、結局元々のが一番美味しいってことになるのは何でだろ。
東京バナナ
隣にあるのは、プレスバターサンド。整理券まで配ってて人が並んでいたから、物珍しくて参戦。焼きたてをゲットするため? 
う~ん、こういうのは人が並ぶから並ぶ、ってので、美味しいんだけれど、もう1回並ぶかというと……東京バナナのオリジナルバージョンでいいかってことになるんですよね。
いや、美味しくなくはないんですよ。でもね。

canariaさん、すてきなコメント、本当にありがとうございます。
講演原稿に追われてて、お返事が遅くなってて済みません!!
もうちょっとお待ちくださいね。


今月の古いつぶやきは、「続きを読む」にあります。
-- 続きを読む --

Category: つぶやき

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