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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

NEWS 2013/1/28 プロットって… 

小説談義でネタにするには、自分の中であまりにも深みがない話題なので、雑記程度に…
「小説はプロットが大事です」「あらすじがちゃんと書けなければ、中身は大したことがない」
もう本当に、おっしゃる通りなんですが…

プロットを真面目に書いたことがありません。
たとえば拙作で申し訳ありませんが、『清明の雪』
これはどこが出発だったかというと、ラストで竹流がつぶやいた万葉集の歌なんです。
この歌を何かの本で読んだとき、ぶわっと物語が湧いて出た。
よし、これを天(天井)に飛ばす!
ラストのキラキラのシーン(と私は思っている)さえ浮かんでしまえば、あとは書き始めてしまう。
ただただキラキラシーンに向かって書くのです。
いつものように、花さか爺さんのごとく謎(伏線)を振りまき回り、後で回収に奔走する……
水晶(のエピソード)を拾い、指輪を拾い、螺鈿を拾い、龍を拾い、不動明王(怒れる神像)を拾い、和尚さんの茶杓を拾い、鳴神(歌舞伎)を拾い、弘法大師を拾い…
拾いまくってお話ができる。

私が短編を書けないのはこんなやり方をしているからですね。
文章教室でよく言われたものです。
詰め込みすぎ。
返す言葉がありません。

でもある時、かの有名な光彦さん(はやっぱり榎木孝明さんだよね~いつの間にかお兄ちゃんになってるけど)シリーズの作者様が、「プロットなんて立てませんよ、僕は浅見ちゃんと一緒に謎解きを楽しんでいますから」
とおっしゃったではありませんか!
(ちょっと言葉が違うかもしれませんが、大体そんな内容でした。記憶違いだったらごめんなさいm(__)m)
(一緒にするなって言われそうですが…)
しかも、私が敬愛する今市子さまも、とりあえず書き始めちゃうから(エピソードの)収拾に困るんですよ、てなことをおっしゃった!
なんだ、「取りあえず振りまく→回収に奔走」ありなんだ!

……なんて、安心してはいけません。
プロはちゃんと頭の中でプロットを作っているのです、あなたのようなど素人が真似をしてはいけません。
とはよくわかっておりますが、今日も私は、振りまいた謎=伏線を拾いまくってお話を作っています。

その集大成のようなのが『海に落ちる雨』……恐ろしいほど振りまき、回収しました。
もう何か落としていても気が付いていません。
書いているほうはただ楽しかった。

詰め込みすぎ。
まさにその通りのお話です。
今回のキラキラシーンは……ラストの『I Love You』です(第38章ですよ!)。
この一言に向かって突き進んだのです(しつこいけど、38章!)。
正直、彼がこんなに手ごわいとは思いませんでした。
こんなけ(38章分!)お膳立てをしてやらないと言えんのか!と何度思ったことか。

ラストシーンで大泉洋さまに『愛してるよ~』と叫ばせるためだけに舞台の脚本を書いた、という方がおりました。
まさにそんな感じです。

そして今日も私は、文章教室で習ったことなど完全に棚に上げて(教科書ってそんなものですね)、伏線をばら撒いているのです。
たぶん一生、プロットを真面目に作らない人のまま……
いやいや、一応、頭の中では私だってちょっとだけ筋は立てているのですけど……
こんな私ですが、いつでも素敵なストーリーテラーになりたいと思っているのです。

あら、雑文が長かった…
ほらね、やっぱりプロットがないから、長くなるのですよ。
と天の声が聞こえそうです。

ちなみに私がグループ旅行に行けないのも、同じ理由です。
すぐ脇道に逸れ、石があると座り込んでぼーっとしてしまう。
ローマで1週間居ついていた時も、毎日ただただローマを歩き、路地やら教会に捉まりまくり、有名な観光地を半分も見ないまま帰ってきたら、みんなに1週間もいて何してたの~と言われ…
ローマ郊外の田舎町に出かけた時も、帰りのバスの時間を見ずに行ってしまい、何もない荒れ地をさまよっていたら、現地の人に保護され…
愛するタルコフスキーの映画に出てきた教会を見るためだけに電車を乗り継いで田舎町に行き(帰りの航空券を落とし^^;)、2日間、教会に通い続け、ただ地下の礼拝堂でぼーっと至福のひと時を過ごし…
そんな私ですが、生き残って今日に至っております。

ここまで書いてわかりました。
やっぱりプロットは大事ですね!

でも、ラストのキラキラシーンに向かう情熱は、やっぱりもっと大事なんです!
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NEWS 2013/2/3 18禁って… 

出張で東京です。仕事を終え、昨日は友人と晩御飯。
今日は仕事がらみで学生さんの相手をするので、待ち合わせまでホテルでまったりです。

それにしても、東京って本当に人がたくさん。
昔、その友人が、大阪は狭いところに人がたくさんいるけど、東京は広いところに人がたくさんいる、と言っていたけれど、本当にその通り。
最近は田舎に引きこもり、仕事場と家を車で往復するだけで、一番人がたくさんいるのを見るのは仕事場くらい?なんて私には、ちょっと街に出ると駅さえもまともに歩けなくて、大変です。

でも、昨日感心したのは、マクドナルドでも店員さんが普通に英語で外国人の方とおしゃべりしてる姿。
さすがに東京だなぁ、と思いました。
そんな私は、プレミアムローストコーヒーMを買い、しっかり飲んで、そのまま爆睡しました。
私にはコーヒーのカフェインはあってなきがごとし。
そのうち、コーヒー談義をしたいです。

実は、逆流性食道炎で苦しんでいる私は、医者に言われて大好きなスパイス(カレーとか)をやめましたが、コーヒーについては断固拒否。
「先生~、コーヒーはやめられませんねん」
こうしてコーヒーを辞めずに病気と付き合う道を選択??
肺癌だけど、たばこを吸いながら付き合う、みたいな(言い過ぎ)
そして今日もプロトンインヒビターを飲みながら、コーヒーを飲み続けるのであった。

この年になると、病気とは克服するものではなく、お付き合いするものだと実感。
そして、財布は分厚くなるのです。
札束じゃなくて、診察券で……

ちなみに、そんな私が、コストパフォーマンスで許せるコーヒーのひとつがプレミアムローストコーヒー。
究極を求めるときは、値段は惜しみませんが、この値段にしてはいいんじゃないかと。
ミスタードーナツのコーヒーもなかなかよろしい。
意外に安上がりな私です。

って、ここまで前置きですよ!
ほらまた、プロットのない人の書く文章がいかにだらだらかが分かりますよね。

今日のミステリーは18禁 。
(もう何でもミステリーにしてしまえ!というこの頃←開き直り)

私にとって、ブログ世界・出版の世界…での18禁は謎だらけです。
ある投稿サイトさんでは、その行為を示す単語があれば18禁、と書かれております。
読者の年齢が不詳である限り、仕方のない措置という気もしますが……
でも書店に普通に並んでいる本の中には、ロマンス系とかじゃなくても、それなりに普通に有名作家さんが書いているものの中に、ページをめくってもめくっても、めいっぱいそういうシーン、ってのがありますよね…
18才未満はご遠慮ください、とも書いていないし。
帯からは多少その気配は伝わってきても、作者さんは10代の読者がたくさんいそうな感じだし。
それは『文学』として認められるからいいのかしら…
逆に18禁となっているブログさんとかでも、結構あっけらかん、と明るいエロもあったりして、そんなに気にしなくてもいいんじゃないのかな、と思ったりすることもあったりして。

それとこれの違いはなに?

確かに、私がこのたび連載させていただいている『雨』(実はみんな気象・自然現象なんです。1作目は雪、2作目は雨、3作目は星……)は、実は困ったのです。
今から宣言しますが、第4節以降は、自信を持って15Rの18禁です。
友人に言わせると、18禁より15Rだよ、というところです。
ちょっと流血沙汰があって(でも、まぁ、期待されるほど大したことないんですけど)。

しつこいけど、本当はハートフルものが好きです。私が目指しているのはいつでも『モチモチの木』と『ごんぎつね』。でもこれを書いたとき、世界の時事問題に触れた本を読みすぎて、いささか怒りが…

それはともかく、すでにupした第1章や第2章に出てくる、『話の流れ的なHシーン』はやはり18禁?
というのが私の疑問。
テレビドラマでなら描写として単語を書かないけど、裸で男女がベッドに入っている映像ってことですよね。
で、いちゃいちゃしながら会話がある、煙草を吸う、殺人がある、ってな感じです。
うちの真くんなんて、いじめのシーンやら、ちょっと流れ上の自慰シーンやら(すみません、こうして書くほうがよほどいやらしいです)、恋人(ということにしておこう)とのHシーンやら、なんていくらでもある。
彼って、どうも普通に男なので、いささか生々しいところもあったりするもので。

でも、本当に本文で見たら大したことないんですよ。
ただ、映像じゃないから、『単語』は出てきます。
Hシーンの会話って、ミステリー的には結構大事なんですね。本音が出てたりして、謎解きの一環にもなって。
これは朝ごはんの会話じゃだめなのです。
でも、単語は書いちゃうよ…
部位を示す語とか、やってますよ的な描写とかはどうしても出てきてしまうので……
(こうやって改めて書くほうがよほどエロい…文章で読んだら、するっと流れるのに)

昨日友人とそんな話をしていて、実は『18禁』というのは、逆に惹きつけるための印になるかもよ、と言われ……
なるほど。そうかもしれません。
そんなにattractiveな単語であるなら、喜んで18禁印をしちゃうけど…
でも今度は逆に、18禁と書いてあるのに、なんだこの程度、つまんねぇ、過大広告じゃないの、ってことにならないの?
それはそれでいささか不安。

だから『プチ18禁』という単語で印をつけることにしました。
つまり、プチ18禁はほとんどどうでもいいくらいのシーンです。
読んでいてもあまり萌えないし、普通にご飯食べる程度のシーンです。
今日の卵焼きはふわふわで、淡い黄が視界の中でとろけるように、口の中でも溶けた。
くらいの感じで、
前の穴よりいい締まり具合だ
なんてエロビデオの中の男のセリフを書いたりしてるけど……こうして取り上げるほうが余程恥ずかしい。
流れの中なら、本当に、するって過ぎちゃうような程度なのに…
それなら、恋人の髪を洗うとか、ふと手が触れるだけのシーンとかのほうが、よっぽどいやらしかったりするんですけど……


そんなこんなで……
好きなことを好きな風に、受け取る側の都合まで考える必要がない(言い過ぎですね、全ての人に受け入れられるのはやっぱり無理で、考えていられない、ということでしょうか)のがブログとは思うけど、一定のルールはあるんだろうな、と思いつつ、初心者の私は今日も悩んでいるのです。
ルールと言えば、ブログを始める前に、私の友人(ブログ歴長し)に聞いたことがあります。
『ブログをするうえで、自分が気を付けている決まり事ってなに?』
すると彼女はこう言いました。
『悪口や批判は絶対書かない』
なるほど、です。
相手の顔が見えないからと言って、なんでも好き勝手に言う風潮、うちの仕事場にもあるけど『ハートメッセージ』とかいう代物。無記名だと、みんな本当に無責任になりがちですから、気をつけなきゃ、ですね。
もちろん本音を言えるのは無記名のいいところですから、節度を守っていたらいいのかもしれません。
で、私もそれだけは守ろうと思いながら、無記名を楽しむのですが……

それにしてもやっぱり18禁はミステリー
皆様は、どうやって印をして、どんなふうに考えておられますか?
本当に、とっても悩んでしまいます…

反省:今日も長くなりました…m(__)m

お気が向かれましたら、コメントなどで教えてくださいませ。ついでにポチも。
でもこのポチ、友人に言わせると、ポチしたら変なページ(ってそれ、ブログ村さんとかFC2さんのページなのよ)にいっちゃって帰ってこれないんだけど、と…
うん、確かに。結構面倒なのですね。
すみませんm(__)m

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NEWS 2013/3/20 私もバトンをやってみた 

初バトン体験……(^^)
皆さんがやっておられるのを見て、何だか自分も書いてみよう…と。
でも結構、大変でした^^;
それでは、お暇な方は見てやってくださいませ。そして、やってみてくださいませ。



1.小説を書く際、資料などは使いますか?
はい。使いますね……。今書いているメイン小説は昭和50年~60年頃のお話なので(私にとっては大事な古き良き時代)、その頃の写真集とか時代史の本は必ず使います。大和竹流が修復師なので、書棚には美術関係の本も並んでいます。ネットでは、ちょっとしたものの歴史を確認します。ビールとか、風俗史とか、交通手段とか…
歴史・時代小説を書くときに大切なことは?との質問に、畠中恵さんが『その時代になかったものを書かないこと』と答えておられたのが印象的で…簡単な言葉だけど、守るのは難しい。
ちなみに、下は大事な資料の一部。写真集はとっても大事です。イメージをつかむにも。
参考までに、この『新宿』という写真集、ネット古本でやっと見つけた代物で、高かった……
資料
もちろん、現在のお話などは、ちょっとネットで調べる程度で、こんなたいそうな資料は使いませんが…あ、内容によりますけどね。まだそこまでの作品を書いておりません…
これから歴史ものにもチャレンジしたいのですが、その資料が今から本棚の一部を占拠しております。

2.プロットやフローを用意しますか?
聞いてほしくなかった…^^;という質問。実はまともに用意したことがありません…。もちろん、頭の中では用意していますし、途中で整理・確認のために、ポイントを書き出すことはあります。頭の中で、ラストのキラキラシーン(と私が呼んでいる、つまりはクライマックス?)が湧き出したら、起承転結をパンパンと決めて、あとは書くだけ。でも、台詞とかシーンの覚書をするためのメモ帳は持っています。
いえ、もうわかっているんですよ。ちゃんと用意するべきですよね。その方が楽ですよね。分かっているんだけど…
起承転結は短い話であればあるほどきちんと作りますが…これも頭の中。長い話はもう、大河ドラマ状態で、エピソードを振りまきまわって、回収しまくって…の繰り返し。

3.小説をどこかに投稿したことがありますか?
実は……随分昔に一度だけあります^^; その時何を考えていたのか覚えていないけど、賞を目指したというより(そもそも私の実力では届くわけがない)、物語を完結させることを目指した(締切がないと終わらないと思ったから)という感じでした。その原稿はもう残っていませんが(書院の時代)、イメージとか世界観は【清明の雪】の中に残っています。
*書き終えてから、自分でもこりゃダメだと思って、文章教室に行ってみた(×2)。せっかく行ったのに、その後は投稿したことはないです。自分の限界とか現実を知ったからというのもあるけど、リアル仕事があまりにも忙しくなっていたので。でも、教室では基礎が色々と学べて面白かったし、リアル仕事で文章を書くときに結構役立っている。一番おもしろかったのは、名作のラストを変える遊び。

4.あなたの小説(文章)で一番影響を受けている作家様は誰ですか?
うーん。結構その時に読んでいた文章に影響されるんですね……文章だけでなく、絵や写真、全体の印象とかにも。一番ひどかったのはトルストイ『戦争と平和』を読んでいた時。丁度、ジョルジョ・ヴォルテラ(大和竹流)と慎一(真の息子)の話を書いていた時で、ローマを舞台にしたとんでもない大河ドラマになっていた。出発地点は夏目漱石の『こころ』『それから』、だったような。だから私の書くものには余白が少ないんだ!
逢坂剛さんを読めば逢坂剛さんに、東直己さんを読めば東直己さんに、高村薫さんを読めば高村薫さんに、宮部みゆきさんを読めば宮部みゆきさんに、柴田よしきさんを読めば柴田よしきさんに、志水辰夫さんを読めば志水さん、桐野夏生さんを読めば桐野さん…どこまでも感化され続けるのであった…^^;
ちなみに、物語の構造は、O・ヘンリーが大先生。あのものすごい数の短編で、起承転結が本当にくっきりすっきり。松本清張さんの短編も好き。
挑み続けている(本歌取りと言いますか)のは源氏物語といくつかのお伽噺。源氏物語は、若菜以降が面白いし、宇治十帖の裏側に秘められた世界などは萌えどころになっています。お伽噺は人魚姫が一番気になるけど、最近はやりのグリム童話大人編も気になる。
目指しているのは、池波正太郎さんのような江戸っ子文章だけど、憧れるだけで私には難しいです。

5.あなたの書いた情景描写、その中で一番好きなものをひとつ。
情景描写…うー、どういうものが情景描写、と言い切っていいものやら、まだよく分かっていません。とりあえず、アッシジの風景の中の二人を。情景描写だけではなくて、あれこれ混じったものしか書けないので、中途半端ですが、真が見ている風景は、いつも彼の心の動きそのままです。
でも多分、正しい答えはその2、みたいなやつかな。

 アッシジ。
 聖フランチェスコの壮大なる寺院の堂内には柔らかで美しい光が充ちていて、足下をほんのりと照らしていた。真の魂は、異国の聖堂の中で返るべき場所を見出したかのように静かだった。つい二日前までは身体は凍ったり、炎に包まれていたりを繰り返し、落ち着く場所が全く見出せなかったのに、今は北海道の森の中を歩いているときと同じ、穏やかな空気に包まれていた。
 まさに自然の営みは非情だった。光は、太陽が今の温度を天体の命の時間として保つ限りは、暖かく優しく真の周囲に溢れた。今まさにこの瞬間、この地球の上で、真は時の偉大な流れの中に偶然居合わせていて、それをどうすることもできないのだという、不思議な安堵感に包まれていた。生きるということは、意思の力でどうこうするものではない。ただお前は今、そこに在るべくして在るのだと、そこに神の力を説く聖人も、ただ非情を説く仏も、同じことを真に伝えている気がした。
 聖堂の壁には聖フランチェスコの生涯が描かれていた。
 聖フランチェスコは、小鳥や動物たちの前に立ち、話しかけるように説教をしている。
 この高潔なる聖人の前で、小鳥や動物たちはその説教が終わるまで、ただの一羽も飛び立たず、ただの一匹、一頭もその場を立ち去らなかった、という伝説を竹流が話してくれていた。
 真は、黙って立ちすくんだまま、涙を流した。
 ホテルの広いベランダから、果てまで広がる緑の田園。トスカーナでも同じように吹いていた、地球という天体を包み込む暖かく偉大なる風。そこには感情はなく、ただ自然の法則に従い吹き渡るという、そのことの有り難さを真の身体中の細胞が感じていた。
 石畳の道を寺院とは反対の方向に歩きながら、時々路地を見やると、猫が眠たげな目を彼らに向ける。その猫の脇の壁の上から、重たく撓った枝を投げ掛ける白やピンクの花。花に群がるように、子孫を残すための営みを続ける小さな虫たちの羽音、全てを包み込む空の青。
 この世界は、何と美しいのだろうと、真は当たり前に感じた。
 崩れかかった城壁の危なげな小道を上がっていくと、ホテルのベランダから見えていた、人の温もりも自然の雄大さも心地よい半分で交じり合ったイタリアの小さな街の優雅な姿が目の前に広がる。この美しい世界の中で、人間もまた、産み出し破壊しながら非情な時の流れを漂っていた。そこに是も否もないことに、真はただ安堵した。
 竹流は何か真に話し掛けながら、風の向こうの景色を指さした。その瞬間、真は、この是非のない世界の中で自分の存在を支えているものが何かということを、しっかりと心に受け止めた。それはまさに理解ではなく、降り注いできた天啓のようなものだった。
 竹流が、どうしたのか、という顔で真を見て、それから隣に座った。
 ずっと、ここにいてもいい、ローマにも東京にも帰らないで、ずっとここに。

(【海に落ちる雨】終章より)

その2
 遥か地平線まで深い緑がうねっている。緑はずっしりと湿度を湛え、その足下に無数の命を孕んでいる。広げた羽根は吹き上がる風で膨らみ、身体は重力の支配から解き放たれた。
 宇宙(そら)から銀の雫が降る。金の雫が降る。光の雫はうねる緑の上で雨になる。地平線に連なる天の縁には、柔らかな藍が染み出している。太陽はまだあの地平線の下、地球の裏側なのだ。天をまたいで、砂浜の粒のような無数の星が煌めき、薄い絹を投げ上げたように川を描く。緑の畝の隙間を縫って、地にも川が映し取られる。
 銀の雫が降る。宇宙の微かな光は、雨になって地球の川に降りしきる。川はやがて大海に届く。その海にも銀の雫が降りしきる。
 シロカニペ ランラン ピシュカン コンカニペ ランラン ピシュカン
 雨は川に落ち、海に落ち、誰にも気が付かれることなく地球の一滴になる。大海原に呑み込まれながら、確かな生命の一滴となる。
 雨の気配に目を覚ました。

(【海に落ちる雨】始章より)

6.上記の心理描写verをお願いします。
え? 上記の心理描写…それは無理だわ。書き換えをしろってことなんですよね。
代わりに別の場面で許して…(しかも、まったくテイストの違う場面…^^;)
しかも私の書くものの中で一番少ないのが、この心理描写ではないかと思われる……
いえ、書いているんですけど、こう思った、こう感じた、ってのが少なくて、想像してくださいってなことになっている……人任せ^^;

 不意に、いつか竹流が見せてくれた地獄の扉を思い出した。ロダン自身だといわれている『考える人』が、背後から地獄へ吹き堕とされる人間たちを見つめて、人間の業について沈思している。二百体を超える彫刻の人間たちは、苦しみもがきながらも、地獄から逃れ、這い上がり、ある者は飢餓の苦しみのためにわが子を食らいながらも生き抜こうとしている。ロダンの傍らで、堕ちまいと必死にしがみついている男の姿が、闇の中で浮かびあがった。
 俺もやはり、今はただこの地獄を生きぬいてやろうとしている。ただ沈思するだけの男でもなく、その男を悲しげに見つめている別れた恋人であり弟子でもあった女性でもない、この身はただ煉獄に放り込まれた二百体のひとつに過ぎないのだ。(中略)
 意識は悠然と地獄を歩いていた。凍るような水と、焼けるような炎と、身体が千切れるような嵐の中を、苦もなく歩き続けていた。足もとの道は延々と続く針の道だった。一歩進むごとに、足の裏から甲に突き出す幾本もの針は、そのものが生きているかのように真の身体の血を吸っていた。明らかに強烈な痛みを感じるのに、恐れもなく歩き続けているのは、誰かの手が、冷たく凍るような真の手を握りしめていたからだった。

(【海に落ちる雨】第4節・第23章:喪失より)

7.あなたが書いた小説で登場した台詞。好きなのを三つどうぞ。
これは結構迷いました。実は、女性の登場人物のきっぷのいい台詞ばかり浮かんだのですが、でもやっぱり、ここは主人公たちの会話がいいよなぁ、と思いまして。
ひとつ目は違うんですが。

(1)
「はっきり言っとく。忘れろ。お前が真にしてやれる最も大事なことは、忘れてやることだ」それから仁は大きく息をついた。「今はお前もこんな状態で、どうもならんだろうけど、いつか報いてやれ。そのためにも、あいつを傍から離すな。あいつがお前のために何をしたんだとしても許してやれ。あいつが望んでいるんだ、奈落の底まで連れて行ってやれ。俺が言いたいのはそれだけだ」
(【海に落ちる雨】第5節より あるヤクザの言葉)

(2)
「お前と、生きていこうと思った。お前の返事がどうであっても」
「返事なら九年も前にしたよ。あんたが聞くのが遅い」

(【海に落ちる雨】第5節より 竹流と真の会話)
*ちなみにその返事が、上記の「ずっと、ここにいてもいい、ローマにも東京にも帰らないで、ずっとここに」でして。これがこの物語の要の言葉なんですが…本編の中で読まないと、なんのこっちゃって感じですね…

(3)
「珠恵(たえ)が他の女と違うことは認める。でもお前にそんな顔をされる言われはないな」
「どういう顔もしてない」
「そうか? 彼女のいわゆる旦那が俺だって聞いてきたんだろう。否定はしない。あの人は俺にとって母親でもあり姉でもあり、恋人で、そういう言い方が適当なら妻のようなものかもしれない。だが残念ながら、彼女にとっての俺はあんまりいい旦那じゃない。他に好きな人がいるしな……聞いてるのか?」
「聞いてるよ。そんな人が京都にいるとは、一緒に住んでても知らなかったけどな」
「馬鹿言うな。何でお前にそんな話ができる?」
「あぁ、必要のないことだよ」
「お前、何言ってるんだ」

(【海に落ちる雨】第4節より:友人に面白がられた、竹流と真のかみ合わない会話)

完全に【海に落ちる雨】祭りでした^^; 何だかラブラブを見せつけただけだったなぁ。
ちなみに、これはBLではないのです……結ばれるわけでもないし、恋愛がテーマでもないし。ただ魂と魂のぶつかり合い、とは言えるのかも。
でも、ここに出ているものだけ読んだら、一体どんな話なんだってことになりそうだけど……

8.あなたが書いている小説の先の展開で、これは! と言う台詞をどうぞ。
これは!と言うのではないけど、こんなシーンもあるよ的な会話。探偵談義。
台詞じゃなくて会話でごめんなさい。

「でも、探偵って、なんて言うのか、もっと小汚くて、トレンチコートとか着てて、お金がなくって、世の中斜めに見てて、煙草と酒ばっかり飲んでる、警察を辞めたくたびれたおじさんって印象だけど。小説の登場人物のステレオタイプってそんな感じ? でもアイカワさんは全然若いし、そんな人生を投げるような歳に思えないし、どっちかって言うと、大学院生とか、そんな感じに見えます」
「ハードボイルドのイメージは差し引いて、そういう人は確かに多いかもしれない。そもそも一歩間違えたら犯罪者になりそうな仕事だよ」
「うーん、でも、人のためのお仕事ですよね」
「そう言ってもらえると、世の中のくたびれた探偵は随分救われる」

(【雪原の星月夜】より、真の母校で、ある少女との会話)

9、執筆中、音楽の類いは聴きますか?
聞いたり、聞かなかったり。でも気分を盛り上げるために聞くことはあります。ただし、書いているうちに書く方に夢中になって、途切れてても気が付かない。
民謡・三味線⇒単なる睡眠学習的なもの。
結構多いのは、IL DIVO、B’z、オムニバスのアルバム(80年代の曲)、村下孝蔵(声が大好き)、中島みゆきや長渕剛の古いアルバム、嵐……クラシックも聴きます。指揮者では若杉弘さんを追っかけてたこともありまして…

10、日々の生活で、「あのキャラならここはこうするだろう」「あのキャラならこれを選ぶだろう」といった妄想が展開されることはありますか?
お話の展開はしょっちゅう考えているし、実際に目にした景色の中に登場人物を置いてみることはあるけど……どちらかと言うと、彼らは友人で、いつでも話をすることができる相手、という感じ。……あれ、それが妄想?

11、これから小説を書かれる方などに、アドバイスなどがあれば。
私などが言えることは何もありませんが……プロットは立てましょう!?
じゃなくて。
書き続けること、楽しむこと、これに尽きますね! そして本をたくさん読むこと、かな。

12、バトンを回す…みなさん、どうぞ!
でも、これ、体力を使いますね……(・・;)

Category: 小説・バトン

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[雨・中休み] バトン・キャラコンビについて 

アナベル

キャラコンビについてのバトン、拾ってきました。(【海に落ちる雨】の時代として答えています)
よく知っている2人のことだけれど、短く適切に答えるのは難しいですね。
まだ、以前にやった「小説の書き方」のバトンのほうが書きやすかったです。
少しでも、興味を持っていただければ、と思ったけれど、逆に難しくしちゃったような気が……

相川真:私のメイン小説の主人公。この小説の時点では27歳。新宿にある調査事務所の所長。もと家庭教師の大和竹流と同居中。一人で放置するとまともに飯を食べないので、周りが気を遣う……
大和竹流:36歳、修復師、ギャラリーやレストランのオーナー。実はイタリア人で、ローマ教皇に仕える家系の御曹司。美和からは『大家さん』と呼ばれています(2人の関係を疑う美和に、真が『大家のようなもの』と説明したので)。
柏木美和:真の事務所の秘書。大学生。元気娘。

では、どうぞ、お楽しみください(*^_^*)


キャラコンビについての質問バトン

Q1 まずは今回質問に答えていただけるキャラ二人の名前をお願いします
A1 美和『私がインタビューの仲介をします(^^) 2人とは、ずばり、うちの調査事務所の所長・相川真と、その同居人・修復師の大和竹流です』
Q2 二人の関係とはズバリ!
A2 美和『親子。え?違うの? えーっと、作者のリア友によると、クロネコヤマトの宅急便のロゴマークだそうです』
Q3 コンビ暦はどれくらい?
A3 竹流『16年。いや、前世からかもしれないから……』 真『しょうもないこと言うな。そもそもコンビじゃない』
Q4 なんて呼び合ってるの?
A4 竹流『俺、お前に名前で呼んでもらってるっけ?』 真『知らん』 美和『おい、とか? わぁ、長年連れ添った夫婦みたい~』
Q5 このコンビにどーんとコンビ名つけちゃってください
A5 美和『はい、子連れ狼です』 真『だからコンビじゃないって』 竹流『看板注文しとこう』 美和『漫才デビュー?』
Q6 この二人は仲良しなのでしょうか
A6 竹流『仲良しなんてものではありません。愛し合って…』(ごきっ←グーで殴られた)
Q7 二人は互いのことをどう思ってるの?
A7 竹流『え? それ、今更聞く質問?』 真『大家』 
Q8 周りからはどう思われているのでしょう?
A8 美和『できてるとは思うけど、どこらまでできてるか謎なところが、つい追求したくなるポイントなんですよね…』 真『できてない』
Q9 性格、似てますか?
A9 真『まさか』 竹流『基本的にあまり似たところがないな』
Q10 互いに何らかの影響与えてたりするんでしょうか
A10 美和『ここだけの話、影響なんてものじゃありませんよね。多分、先生は大家さん(竹流)なしでは生きていけないはず。胃袋を握られてるから』
Q11 この二人の間に秘密なんて、あるわけないですよね!
A11 真『……言えないことはある。でもあいつのほうは秘密だらけだ』
Q12 一日のどれくらいいっしょにいる?
A12 竹流『同居はしているけれど、一緒にいるかというと、どうだろう?』
Q13 言葉なしでどれくらいコミュニケーションとれるの?
A13 美和『言葉より早く分かりあえる(from Calling by B'z)…』
Q14 二人そろえば?
A14 竹流『文殊の知恵?』 真『なに、ぼけてるんだ』 竹流『じゃあ、空も飛べるはず』 真『?』
Q15 ここから何%シリーズ。現在の仲良し度は?
A15 美和『仲良しというより、いないと生きていけないんだよね~』 真『飯の関係上』
Q16 信頼度は?
A16 美和『信頼してるの?』 真『女が絡むと100%信頼できない』 竹流『俺は信じてるけど?最後は俺を選ぶはず』
Q17 もともとの相性は?
A17 真『相性というよりも、出会った当初は力関係が100:0だったし』 
Q18 お互いのこと、何%くらい分かってるの?
A18 竹流『出会った当初は0%…野生のヤマネコを理解するのは難しい』
Q19 作者様への質問です。何を書くためにその二人を創られたのですか?
A19 大海『え? 気がついたらいたから、考えたことがありません。強いて言うなら、生存種族を異にする者同士の魂の流通共鳴?(それはごんぎつね)』
Q20 二人は今後、どうなっちゃうの?
A20 大海『幸せは人の心の問題なので。ちなみに家系は4代経て結ばれるので一応ハッピーエンド』
Q21 この二人組、好きですか?
A21 大海『好きとか、考えたことがありませんでした……大事すぎて』
Q22 これまでこの二人について書いた中で、お気に入りのエピソードはどれ?
A22 大海『アッシジの丘の上で、真から竹流への極上の愛の言葉』 真『愛の言葉じゃないって』 大海『そお?』
Q23 この二人を使って書いてみたいシーン、挙げてみてください
A23 大海『バッカスからの招待状、ヴァルキュリアの恋人たち、ヴァルハラ炎上、……』
Q24 (異性の場合)恋仲に発展する可能性は? 既にって方はのろけ話をどうぞ!
A24 美和『既にって方はのろけ話をどうぞ!』 真『異性の場合、と書いてある』 美和『括弧じゃん』
Q25 色んなシチュエーションを想定しての質問です。喧嘩したみたい。理由は?
A25 美和『大家さんの浮気』 真『だから、そんなことで喧嘩するわけがないだろ』 美和『ふ~ん』
Q26 結局どうやって仲直りする? どっちが謝る?
A26 竹流『ヤマネコが折れるのを見たことがない』
Q27 片方がピンチに陥っています。身を挺してでも助ける?
A27 美和『野暮な質問だね~』
Q28 どちらかの誕生日です。何か特別なことする?
A28 真『誕生日を知らない』 竹流『言わなかったっけ?』
Q29 どっちかが病気や怪我したら、看病してあげる?
A29 美和『もう寝ずの看病だよね』 (ちょっと苦笑の竹流)
Q30 片方が別の人間と仲良くしちゃってたりしたら、嫉妬したりするのかな?
A30 真『だから、それは変な質問だろうが。嫉妬をするような理由はない』 美和『ムリシチャッテ』
Q31 ガチ勝負。どんな勝負で、どっちが勝つ?
A31 真『星の名前なら勝てる』 美和『それだけ?』 真『それだけ』
Q32 どっちシリーズ。どっちが頼られ役?
A32 美和『それは一方的だよね』 大海『ところが意外にもそうでもないかもよ?』
Q33 つっこみ役はどっちだろう
A33 美和『これは、リバーシブルかな』
Q34 モテるのはどっち?
A34 竹流『俺は広く浅く、こいつは狭く深く』
Q35 勉強得意なのは? 運動は?
A35 真『こいつ、俺の家庭教師だぞ。格闘技も全部教えてもらったんだから、勝てるものはひとつもない』
Q36 よく喋るのはどっちでしょう?
A36 真『それは決まってるだろう』
Q37 待ち合わせで先に来るのは?
A37 (顔を見合わせる) 美和『今のどういう意味?』 真『いや、待ち合わせってあまりしないなぁと思って』
Q38 ズバリ、どっちが作者に愛されてるんだろうか
A38 美和『いや、これは明らかに引き分けですね』 大海『ですね』 竹流『何となくいじめられてる気がする』 大海『真をいじめるからだよ』
Q39 テーマ出すので、二人でちょっと語ってみてください。一、「相手」について
A39 (竹流、真をじっと見て頭を撫でる。真、思わず後ずさり) 美和『あなたなしでは生きていけない、だね』
Q40 二、「長所」について
A40 竹流『短所を覆うもの』 真『自分で探すのは難しい』
Q41 三、「短所」について
A41 竹流『時に身を滅ぼすものだな。それを含めて愛せるなら…』 美和『(真に)愛してるって言ってあげたら?』 真『?』
Q42 四、「仲間」について
A42 竹流『自分の命よりも大事なもの』 真『…普段は忘れているけれど、ありがたいと思う』
Q43 五、「恋愛」について
A43 竹流『それがない世界は考えられないな』 真『心を求めなければ簡単だけど』
Q44 六、「仕事or学校」について
A44 竹流『仕事は常に掴みとっていくものだな』 真『学校も仕事も、少し離れてみて、後から大事だと思える』
Q45 七、「家族」について
A45 美和『(2人とも沈黙しているので)事務所のみんなも、ひっくるめて家族みたいなものだよね』
Q46 八、「今後」について
A46 竹流『さすがに、わからなくなってきた』 真『珍しく弱気だな』 竹流『不測の事態が多すぎる』
Q47 九、「約束」について
A47 竹流『お前に関していえば、必要ないな』 真『意味わからん』 竹流『いいさ、分からなくても』
Q48 十、「作者」について
A48 竹流『思った以上にSだった』 真『今頃気づくか?』
Q49 この二人の作品への貢献度、どれくらい?
A49 大海『2人足して、300%』
Q50 質問は以上です。お付き合いくださいましてありがとうございました。これからもがんばってください
A50 大海『代表して、はい、頑張ります』

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NEWS 2013/7/24 小説における方言 

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*明石・神戸のお土産には、永楽堂のたこせんを(記事との脈絡はありません)。

ここしばらく、本当に小説ブログだわって思えるほど、一生懸命お話=文字ばかり更新しておりました。
多分、かなりつまらないブログになっていますね……すみません^^;
(そもそもつまらないんですが……^^;)
小説ブログは辺境ブログなんだそうですね(もちろん、そうではない方もおられますが)。
確かに、私も、いや、私はすごい辺境にいるなぁ……
せめて、秘境と言いたいけど。秘湯?でもいいかも。まったり湯につかる…(*^_^*)

しかも、この数日、PCがネットに繋ぐとあまりにも遅くて、ページが表示されるのに妙に時間がかかったり、結局されなかったり……皆様のブログをお訪ねしても、コメントが残せないことが多々あり(なぜか途中で止まる)。
ちょっとストレスです。
お話を書きなさいって、ことですかね。

さて、ただ今連載中の【天の川で恋をして】
地名からヒントを得て、そこに昔見たホラー映画のイメージだけ絡ませて、ホラー度は消して、綴っております。
そこで、複数の皆様から頂いたコメントが『方言について』

そうなんです。
この話、大阪のある市が舞台なのですが、会話を標準語で書いております。
実は、指摘されることもあるかなぁ、いや、スルーされるかな、と思っていたので、あえて断っていなかったのですが、さすがに物書きさんたちからは鋭く指摘されました。

始めの頃は意識していましたが、最近は自然にそうしているルールがありまして。
頂いたコメントのお返事にも書きましたが、ある賞の受賞作が私の全く知らない方言で書かれていて、評には「方言がよい」と高評価だったのですが、読んでいてものすごく苦痛で、結局途中で飛ばし読みして、最後まで読めませんでした。いや、方言のせいではないのかもしれませんが……
で、また別のところで、読むのが苦痛なので方言で書くのはやめたほうがいいというある編集者さんの言葉を読み……
そうなんです。苦痛。実は、信長の話で、がっちり尾張弁で書かれたものを読んだのですが……しんどかった。

実際に、自分が喋る言葉は、きっちり方言でもない。
いえ、イントネーションはすごい関西弁なのですが、実際には大阪弁と京都弁と神戸弁と標準語のちゃんぽんです。(住んでいたすべての町の言葉が混じる)

方言は耳で聞くから、イントネーションとか抑揚、間合いがあって、言葉として入ってくるのですが、書いてしまうと、目に入ってくるのは、平坦な、やたらと平仮名の数が多い文章。切り処が分からなくて、その言葉を知らない人間には目が疲れて、頭も疲れて苦痛。中身を追いかける前にげんなりしてしまう。
自分が大阪弁をしゃべっていても、書かれた大阪弁はしんどいので、これはあかんわ(←^^;)、と。

だから、基本は標準語で書くようにしています。
ただ、登場人物が多くて、ある人物の出所を明確にしたいような場合だけ、語尾程度に使うことがあります。
会話だけのシーンでしゃべっている人の特徴を出す(区別のために)という感じです。

意見は色々かなぁ、とも思うのですが、幸いにもコメントを下さった方々は、「標準語でよいのでは派」だったので、ほっとした次第なのですが。

方言について、頂いたコメントがある記事は以下の通りです。
お三方、ありがとうございましたm(__)m
あかねさんからのコメント
limeさんと夕さんからのコメント

【天の川で恋をして】、次回最終回です。
きちんと落とし前を、優柔不断のゆうちゃんにつけていただきます(*^_^*)

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NEWS 2013/7/31 学園もの 



ウゾさんから頂いたリクエストのお蔭で、久しぶりに「学園もの」を書いたなぁとちょっと満足し、ふと思い出して本棚を探ってしまいました。
え? あれは学園ものだったの? ホラーもどきじゃなくて? とか聞かないでくださいね。

学園もの、っていう分野があるのかどうかはよく分かりませんが、つまり青春もの?
今私がイメージしているものは、舞台が学校というだけのものなのですが、何か、現代の青春もの・学校ものとはイメージが違うんですよね。
ザッツ青春! 汗が飛び散る! なんてのではなく……

私が漫画から多くの影響を受けた時代、つまり中高生の頃は、学園と言えば、ヨーロッパの香り漂う「ギムナジウム」(ギムナジウムですから、ドイツですね)
そもそもギムナジウムなんて言葉を知ったのは、萩尾望都さんの漫画からでした。
いったいどんな耽美な世界なのか、ちょっと憧れたりもしましたね。
(そして、ついでにヘルマン・ヘッセも読んでみた、懐かしいあの頃)

で、ギムナジウムと言えば、何か事件のにおいが。それもやっぱり耽美な事件が。
『トーマの心臓』は今でも何かが引っかかって、咽喉のへんにつっかえているような物語。
『オルフェウスの窓』は、途中からロシア革命まっしぐらの、最後はもうどう救われるの(救われてないのか)という話ですが、スタートはレーゲンスブルグの音楽学校。ちょっとギムナジウムとは違うけれど、世界観は近いかも。
そう言えば、『オルフェウスの窓』に心酔してしまい、生れてはじめての海外旅行で、わざわざ、ウィーンから一人でレーゲンスブルグに一泊旅行に行きました。

ちなみに、ギムナジウムの語源は古代ギリシアのギムナシオン(gymnásion)…若い男性が身体や知性を磨くための場所とのこと。ちなみにそこでは体育がやはりメインで、なぜか全裸でトレーニングが行われたとか。
「裸で体操をする」"gymnázesthai"からギムナシオンという施設名になったらしいので、かなり肉体派的イメージ。
耽美というより、実はマッチョな世界だったのかも……

で、こうしたギムナジウムの背景には、キリスト教の精神も張り付いていて(少なくとも小説や漫画の中では)、そこに通う学生の年齢(10-19)からくる葛藤・人間関係の複雑さがあり、不思議な印象を私たちに与えてたような気がします。
私もクリスチャンスクールに通っていましたが、底辺に流れる理念があって、その上で学生を育てて行こうとする信念のようなものが、学校の中に漂っていた。あれは、独特な雰囲気だったような。

しかも多感な年ごろ。あれやこれやの葛藤が常にあって、そのころ友達と交わしていた長い長い手紙の束がこの間出てきて、これはもう燃やした方がいいなと思ったりしました。
やっぱり、どんと焼きかしら。

いずれにしても、独特の世界観のイメージを、「ギムナジウム」という単語だけで、ある世代に植え付けてしまった作品たち。
私もその影響をもろに受けた世代ですから、あおりを喰らって、ちょっと今回の学園ホラーもどきは、いささか現実感を欠いた、ミステリアスな学園の物語になってしまったかも。
……七不思議だからいいか。

え、あと6つ書くのかって?
書きませんよ~。あれだけでも書きながら、結構怖かったんですから。
でもね、実はちょっとネタが浮かんでしまったのですよね。
来年の夏かしら?(そんなにブログが続いているかしら? この続きを書くかどうかはともかく、頑張ろうっと)

しかし、学園もの、楽しいなぁ。
味しめちゃったけど、青春の汗飛び散る系の(スポ根?)は書けないなぁ……


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NEWS 2013/8/16 喫煙シーン 

まだ観に行っていませんが宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』……
戦争に関わる題材で、戦争を肯定しているんじゃないかとか、あれこれ批判もあるようですが、監督はあらゆることに対して是も非もなく、ただそこにあるものとして描く姿勢を崩されていないようですね。

そのひとつが喫煙シーンだそうで。
観ていないので又聞きですが、肺結核を患うヒロインの傍で主人公が煙草を吸うなど、喫煙シーンがずいぶん出てきて、物議を醸しているようです。禁煙学会からはクレームもあったり、またそれに批判があったり。
肺結核は当時、死に至る病で、そんな病人の前で煙草を吸うなど…そしてそのヒロインのほうも「ここで吸ってください」などと言うなど、今の時代あり得ない、と言うわけです。
何しろハリウッド映画でも、昨今、喫煙シーンはほとんど出てこないらしいですし。
古き良き時代の映画、煙草を葉巻みたいにくわえたボギーのカッコよさなんて、今じゃもう過去の話、なのかな……
ボギー1ボギー2

『風立ちぬ』ですが、一方では、死に至る病や戦争、当時ではどうすることもできない運命を受け入れながら、夢を追いかける話だ、と言う運命論も出てきているようです。そういう時代の運命を生きていた人たちだからこそ、その下地の上に喫煙シーンがある、と。
運命論にしてしまうとちょっと大仰かなぁ…

映画の公開は今の時代ですが、中身は今の時代じゃありませんので、当時の若者の多くが煙草を吸っていたように、その時代を描くなら吸っていて自然のようにも思います。大人の仲間入りの儀式的なイメージもあったし。
煙草は、食事みたいに1日3回吸うと言うようなものでもありませんので、好きな人は四六時中吸っていた。
だから、逆にその時代の若者を書いているのに、皆が時代を先取りして禁煙しているかのように、煙草がまるきり出てこないのも不自然だったりします。

というのも…
今、更新中の【海に落ちる雨】、主人公の真が煙草を吸っているシーンが結構出てきます。
この話、around 1980年なので、喫煙シーン、自然に普通に書いています。
そう、ピンクレディが登場し、ガンダムが放映され、昴や異邦人や恋人よやらが流れ、王選手が引退した、あの頃。

もっとも彼はヘビースモーカーではありませんが、どうやら東京ではやたらと吸っている(都会の空気が不味いのをごまかしている?)。
北海道に帰るとあまり吸っていない(空気が旨いので)。
あ、竹流のマンションでもあまり吸っていない(怒られるから)。
一方、竹流は基本的に吸いません。彼はレストランのオーナーですからね、食べ物の味が分からなくなるのはあり得ないというだけのことです。修復師としても、万が一にも火事を出さないように。

物語のその時代には当たり前と思えることや物を描いても、公開されるのが現在なら、現在の考え方により批判も受けてしまうのかぁ、と『風立ちぬ』の喫煙論争でちょっとびっくりした次第です。

ちなみに、今や禁煙は大ブームですね(ブームと言ったら怒られそうですが)。
百害あって一利なし、とまでは言いませんが、それに近い。
病院はほとんど敷地内禁煙(そして敷地外に出て吸っている姿がかえって問題、いっそ喫煙コーナーをちゃんと作ったほうがいいのにとか思う)、医者(特に循環器科の医者)で喫煙者は某学会から追い出されかねない勢い。
私も、隣で吸われると苦しいし、その人の健康を考えても、禁煙・非煙は歓迎ではありますが、喫煙者の権利もちょっとは認めてあげたい気もして、周囲に迷惑をかけずに(特に子どもに)、マナーさえ守ってくれたらそれでいいと思ったりします。

喫煙シーン、書きにくくなったな……
ま、多分、書くと思いますけれど^^;

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ボギーの話題が出たので、私の宝物の、ふる~い映画のパンフレット。
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『麗しのサブリナ』(オードリー・ヘップバーン、ハンフリー・ボガード、ウィリアム・ホールデン)のパンフレットの中。
実は、真シリーズの最終話?、ヴォルテラと相川の家系がついに結ばれる世代の話は、まさにこれが下地になっています。

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【雑記・小説】 題材とテーマ 


まるで太陽のような、でもいささか幻想的で不穏な印象のこの写真。
昨日は綺麗な月でした。雲がちょうど横切ったのですね。
DSCN1570_convert_20130821061439.jpg
一眼レフではないのですが、ズームが良くて購入したデジカメ。
割と綺麗に月もアップになります。

カテゴリのNEWSを雑記コーナーとしてカテゴリ別にすることにしました。
過去の記事も少しカテゴリを整理する予定。
今回は【物語を遊ぼう】ほどにはまとまった内容じゃないので雑記にしました。
【雑記・小説】というカテゴリにしてみました。


さて、ただ今連載を始めてしまった【死と乙女】
言わずと知れた、シューベルトの歌曲が題材になっています。
これはマティアス・クラウディウスという人が作詞したもので、シューベルトが曲をつけたもの。
内容はこんな感じ(内容だけです)。
(歌の前半:乙女)恐ろしい死神よ あっちにいって 私はまだ若いの 触らないで
(歌の後半:死)手をお貸し 私はお前の友 乱暴なことはしない 私の腕の中で安らかにお眠り

『魔王』のイメージする死よりも優しい印象なのですが、妙に猫なで声でふわんと巻き込んでしまう、別の意味でちょっと怖い死。
こんな不穏なものをなぜ題材にしちゃったんでしょう?
2○年前の自分に聞くしかありませんが……^^;

あの頃、ちょっとシューベルトの歌曲に嵌っていました。
『菩提樹』と『セレナーデ』が好きだったのです。
そして、その時のノートの隅に、交響曲の9番(グレート)がものすごくいい、と書いてある……^^;
あの頃の私って、誰? みたいな感じですが。

この【死と乙女】のテーマは、『死』です。
それもどちらかというと、現実的ではなく、観念の中の死。
若者が時に、自分のこれから先の人生と引き比べて、今この命を惜しくないと軽率に言ってしまう、その死の危うさ。
でも、死んだらそこまでなのよ、と思うのですけれど……
実はこの死というテーマは【死者の恋】(ちょっと中断中ですがそのうち必ず)にも一部共通しています。
(ただ、読後感は、どちらもそんなには悪くないはずです。ハッピーエンドかどうかは別にして…)

で、この死というテーマを書くために選んできたのものが、音楽家の卵たち。
これは『題材』です。
今回の場合は、音楽家の卵たちや、お話の中であれこれ使っている曲などは題材、ということになるのですが……

ちなみに私の場合、この小説群にはある二つの家系の壮大な(ということにしておこう^^;)歴史が絡んでいて、テーマより先に題材がある、という感じなのですね。
相川の一族とヴォルテラの一族……という題材。
もっともこの家系自体が、東洋的なものと西洋的なもの、野生と理性のぶつかり合い、あるいは魂の連れ合いには出会えるのか、みたいなテーマのようなものではありますが…

で、この題材を生かすテーマをそれぞれ個別のお話の中で考えているのですが。
テーマは意識しないで書き始めてしまうこともあります。
敢えて言葉で言えば『愛』とか『友情』とか『赦し』とか、言ってしまってもいいのかもしれないけれど、それはちょっと(言うのも恥ずかしいわ)……というようなテーマの場合もありますし。

ちなみに【海に落ちる雨】のテーマは……先日アップした第70話のあとがきに載せた、ボストン科学博物館のでっかいピタゴラスイッチ。
それは題材じゃないのかって?
いえ、これは私にとっては壮大なテーマなのです。

そして『題材』なのですが。


そもそもなぜこんなことを言い出したのと言いますと、クラシックの音楽家という題材が、自分にとってそんなにファミリアではないということなんですね。

題材を選ぶとき、安全なのは自分の身近なものを選ぶこと、という気もしますし、よく『小説の書き方』とかいう本にもそのように書かれています。

おっしゃる通り!
と思うのですが。

でも、多分、私は自分の職業を題材にした小説は書かないと思います。
というのか、書けないんですよね。
自分の中での職業倫理的なものもあるのですが、知りすぎていることって、自分の書いていることが「ここ、そうじゃないんだよな、そういう面もあるけどこういう面もあるんだよな」とか「具体的な誰かをイメージしているとか誤解されたくないな(その人が読むわけじゃなくても気持ち的に)」とか「こんなこと書いて、この仕事がこんな風に誤解されたらいやだな」とか、書きながら自分でダメだししちゃうんですよね。
もちろん、その職業の人が出てくることはあります。
でも、それは脇役(というより通りすがりの人?)であったり、状況的に出てこざるを得ない場合のみ。
ま、引退したら、書くかもね!とか思いつつ(多分書かない)。

それに、自分がよく知っていること、特に仕事とか実際にやっている楽器とかは、そうやって「ちょい」で出てきても、妙に説明臭くなるんですよね。
小説というより、説明。
これをやってしまうと、どうも小説の流れの中でその部分・シーンが浮いてしまう。

三味線もそう。【死者の恋】で三味線シーンを書いて思ったのですが、説明臭い!
実は、八少女夕さんの【大道芸人たち】のお一人が津軽の演奏家なのですが、夕さんは三味線をされているわけではなく調べて書いておられるということなのです。でもその演奏家さんが、楽器を持たずにイメージで弾いているシーンに、う~ん、と唸りました。
そうなんですよ。そういうことなんです(?)。
イメージで書いても、すごく「それっぽい」というのが、流れを壊さずに溶け込むシーンになっていて、いいのです。


だから……題材はむしろ、「あなた(自分)の知らない世界」のほうが多いです。
もちろん、好きだから題材にするので、調べたりして、まったく真っ白ではないのかもしれないのですけれど。

というわけで、クラシック音楽。
昔、本当に大好きで、ある指揮者さんを追っかけていたこともあり……
(ということで、夕さんにリクエストを頂いたのですが)
もう亡くなられましたが、若杉弘さんという指揮者さんで、ケルン放送交響楽団やドレスデン国立歌劇場で音楽監督も勤められたことのある、多分日本でよりもドイツでの方が知っている人が多いかもしれない人。
ものすごくきれいなドイツ語を話されたそうです。
ケルンのじゃじゃ馬たち(楽団員)を懐かせたのは、その言葉の力が大きかったとも。
常に、話し合っておられたそうで。
それに、昔仕事がなかった時に世話になったという某管弦楽団(お世辞にも上手いとは言えない)に、偉くなってからもちゃんとお礼参りみたいにしばしば指揮をしに帰って来ておられた。
びわ湖ホールの音楽監督を務めれらた時、日本初演のヴェルディのオペラをいくつも手掛けられました。
それもすべて日本人の出演者で。
合唱も(びわ湖ホールには専属の合唱団がいますし、他からもお手伝いの有名どころが来ていた)ソリストも本当に素晴らしく、あ、日本にもこんな素敵な音楽家がいたんだ、と思わせてくれた。
今でも忘れられないのは『群盗』のコーラス。鳥肌が立ちました。
(あ、長くなっちゃった)

でも私自身は、昔ピアノをやっていただけで、好きで聴きに行っても、いわゆるクラシック通ではありません。
カラヤンの最後の来日公演は、並んでチケットを買いましたけれど……(ミーハー?)
(あ、別に、特にカラヤンが好き、というわけではないのです。あの人は、ある意味でものすごい人と思いますけれど)
予備校時代にはオケ部の人たちとかなり交流があったり。
友人は某大学の音楽部ピアノ科だったり。
その程度です。

なのに書くのか、クラシック音楽や音楽家の卵たちを題材にして……
と、今自分に突っ込みながら書いています^^;
知らない方が、イメージを走らせるにはいいという面もあり。


精通しているわけではないけれど好きなこと。
そういうものを題材にするのは、自分としては楽しいし、筆も妙に進むことがあるのですが。
あくまでも「なんちゃって」なのですよね。
きっと突っ込みどころ満載なんだろうなと思うのですが、物語の中で上手く使えたら、それはそれでいいのかな、と。
もちろん、悪意のある誹謗中傷になるようなものはダメですけれど(あくまでも上品に、いきたいものです)。
だって、誰もフィクションに書かれたことを100%信用はしませんよね。本当に興味を持ったら、もっと信用できる筋から調べますよね。
(と、願いたい)

刑事ドラマも医療ドラマも弁護士ドラマも、その職業の人から見たら突っ込みどころ満載わけだけれど、あまりにもあまりなことはともかくとして(いや、あまりなこともあるのだけれど)、突っ込むのも楽しい面もあり、ただ、
それを見た人・読んだ人が冷静な判断をしてくださることを願いますよね……^^;

とは言え、何でもバーチャルな昨今。
見ている人が現実とフィクションの区別がつかないのは困りますけれど。


ということで、今回はなが~いいいわけでした。
クラシック音楽につきましては、皆様、ご自身の耳を信用されてください。
そして、この音楽院のイベントや、生徒たちのあれこれなどは、まったくのフィクションです。
あくまで題材、ということで、ご容赦ください^^;


ちなみに、皆さんは、どのように題材を選ばれますか?
身近なこと? あるいはまるで知らないことを調べる?

題材が先にあるのか、テーマが先にあるのかも興味深いです。


今日の話題は、作品のテーマと題材でした。

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【雑記・小説】 実在もの 

明日、土曜日が公務なので、今日は代休です。でも夕方に職場に行かなければならないので、何だかイマイチな代休ですけれど。というわけで、【死と乙女】を推敲しながら、ちょっと記事を書こうかな、と。

ピックアップコラムの第2弾ですが、前回記事とは内容が変わっているので、結果的に無関係になっています。
今日の話題は小説に登場する『実在もの』。
実は前出の記事では、ラブホの話しかしていない、という残念な内容だったので、あえてリンクは入れません^^;
でもこの記事は、ちょっと関係あるかも。ご興味があれば、クリックして覗いてみてくださいね。

【物語を遊ぼう】13.ロケハンと聖地巡礼・前篇→主にロケハンについて
【物語を遊ぼう】13.ロケハンと聖地巡礼・後篇→主に聖地巡礼について

さて、この【海に落ちる雨】第1節に竹流と真が無計画に新潟に飲みに行ったので、帰れなくなってラブホに泊まった……(何もしていません^^;…のはず?)というエピソードが出て来まして、そのラブホは(実は石川県に)実在していた(今もあるかどうかは不明)ということで……
私も同じシチュエーションで泊まったことのあるラブホ『大名屋敷』がモデル。

いえ、ラブホって予約いらないし、安いんですよね。
でもあとにも先にも、そんな理由で泊まったのは1回だけ。だって田舎では、ほかに宿泊施設がないのですもの。
そう言えば、某田舎の病院で、家族が泊まるところがなくて、近くにあるラブホテルにいつも多くの「患者さんの家族」が泊まって大繁盛。お蔭でそのラブホは増築したとか。
その後、出産ブームがあったかどうかは不明です^^;

で、『大名屋敷』。
これがまた、田舎で土地があまっているのか、平屋で別荘タイプ。車は自分の泊まる部屋に横付け。
部屋の名前にはそれぞれ、戦国時代の武将の名前が……あれ、大名じゃなかったかな?
何だか記憶が曖昧です。

『実在もの』……ファンにとってはその物語の舞台になった場所や、物語の中に出てくる物が、ものすごく大事だったりするんですよね。
そして、訪ねてみたい、買いたい、という気持ちになることもありまして。
(だから、聖地巡礼に行くのです(^^))

映画などはロケ地というものがあるので、そのロケ地にファンが行くというのは、かの『東京ラブストーリー』の四国の某駅などでもあったかと思います。あるいは韓流ドラマで、雪だるまでチュウのシーンの公園とか。
あるいは、番組で某アイドルが行ったという理由で、ある店が流行るとか。

私にとって印象深い話は、漫画の『NANA』で、2人のNANAが一緒に住んで、お揃いのマグカップを持つ、というので、そのマグカップがある雑貨屋さんに本当にあって、多くのファンが買いに行ったという話。
そうか、そんなことになるんだ、とちょっと感心したりしたものです。
この漫画では、実在のお店(バーだったかな?)も出てきていたようで、そのお店が紹介されたりもしていました。

物語が素敵であれば、その場所に行ってみたり、その物を触ってみたり、あるいは食べ物なら食べてみたい、ということになるのですよね。

よくあるのは、(今話題の?)煙草かな。
ちょっとおしゃれな外国タバコとか(NANAにも出てきますが)、真似して買った人もいるのでは、と思ったりします。(今これ言うと、禁煙学会に怒られるかしら……)
帽子やアクセサリーもそうかな。
でも、映画・ドラマ、あるいは漫画で出てくるときは、絵として登場するので、流行に繋がりやすいんだろうけれど、小説では文字なので、これを上手く描写して惹きつけて使いこなすのは難しいかもしれませんね。


逆に、実は『実在しないもの』が書かれているのに、あまりにもリアルに書かれているので、実際に存在すると思ってファンが「どこにありますか?」と聞くようなこともありますね。
私がクラシック音楽に嵌る理由となった竹宮恵子さんの【変奏曲】、舞台はヴィレンツというウィーンを下敷きにされたと思われる架空の町。
藤沢周平さんの作品で登場する架空の藩・海坂藩。
これらは古い時代の物語なので、よりいっそう「あるかも」という気持ちにさせられるのですが、現代のお話でも架空の町を舞台にしたお話は多々ありますね。
あ、横溝正史先生の作品群ももちろんですよね(そんな名前の村はイヤ~という名前ですけれど^^;)。


『実在もの』を使って、物語にリアルな感じを醸し出すアイテムにする。
『実在しないもの』をリアルに感じさせて、書き手の力量を感じさせる。
どちらも、詳細にそのものや場所を書く・描写することで、物語に厚みを感じさせられたらいいなぁと思うのです。

あ、でも、実在しないものをリアルに感じさせる、というのは、小説そのものがまさに「そういうもの」ですよね。(ちょっと話を複雑にしてしまった……(..))


ただ、ちょっとだけ『実在するもの』をこっそり交えると、何だか自分でも楽しくなることがあるのですね。
【清明の雪】では、主な舞台になったお寺は架空のものですが、彼らが訪ねる京都の北の果てのお寺(多分観光案内書には載っていません)は実在するもの。
今度また、何か『実在するもの』をこっそり使ってみたいと思ったりしています。

大好きなあの石鹸とか。
大好きなあの本とか。
大好きなあの北海道のお菓子屋さんのアラレとか(って、なぜバームクーヘンじゃないの…^^;)。
そして、誰かが気になってそれをいつか手にしてくださったら(あるいは舞台なら、その場所を訪ねてくださったら)すごく嬉しいなぁ。


あ、でも、『大名屋敷』は……探さない方がいいと思います^^;
(誰も探さないって!)


そうそう、最近、一番多い検索キーワードは、ずばり『〇〇巨石』なんです。
小説じゃないけれど、これ、すごく嬉しいんですけれど……(*^_^*)
そうか、今度『巨石探偵』が出てくる話でも書こうかな。
って、何を推理するんだろう? 歴史ミステリー? 時代が古すぎて分からないことばかり。
名前は、stoneをもじってストウ、巨石だからダイ、なんてのはどうだろう??
いや、いっそ、そのまんま、巨石と書いてオオイシ、名前はレイ(よくレイラインが絡むから…)。
いやいっそ、2人探偵で。
(全く予定はありません^^; なのになぜ真剣に考えるのか??)

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【雑記・小説】 バトン(1)オリジナル小説書き 

TOM-Fさんがバトンをやっておられたので、拾おうと思ったのですが、難しそうだったので、別のバトンを探してみました。TOM-Fさんのされていたのも拾いたいのですが……ちょっと難しそう。
→→TOM-Fさんのバトンへ
TOM-Fさんは、さすがにウィットに富んでおられて、ものすごく素敵なバトン回答になっています!
ぜひご訪問くださいませ(*^_^*)

あ、ちなみに私が前にやったバトンはこちらです。
→→前回のバトン(オリキャラコンビバトン:真と竹流)

では、暇つぶしにどうぞ。

オリジナル小説書きさんへバトン

Q1 小説を書き始めてどのくらいですか?
A1 20年以上(いや、もっと?)。でも、中断→再開→中断→再開、の繰り返しなので、トータルはあまり長くないかも。
Q2 処女作はどんなお話でしたか?
A2 小学生の時。『若草物語』のような乙女な話。その次は、今のメインキャラの相川真の設定が明智小五郎みたいな名探偵だったころのお話。
Q3 どんなジャンルが書きやすいですか?
A3 書きやすいのは……人間関係が複雑に絡み合った話、何かミステリー的な事件が起こるもの。書きにくいのはファンタジー。
Q4 小説を書く時に気をつけていることは?
A4 自分の文章の悪い癖が出ないように気にしながら書いています。メイン物語が昭和の終わり→その時になかったものを書かないこと。
Q5 更新のペースはどのくらいですか?
A5 気紛れ。今のところは比較的一生懸命ですが、飽きてしまう可能性もありますので…
Q6 小説のアイデアはどんな時に浮かびますか?
A6 う~ん。本を読んでいる時、ある一文とか単語から飛んでいくことが多い。他には庭仕事をしている時。
Q7 長編派ですか? 短編派ですか?
A7 長編派です。
Q8 小説を書く時に使うものはなんですか?
A8 えっと……パソコン? コーヒー。たまに落書き帳。
Q9 執筆中、音楽は聞きますか?
A9 かけるけれど、書いているうちに勝手に止まっていて、そのまま忘れています。
Q10 自分の書いた小説で気に入っているフレーズを教えてください。
A10 自分の中では1章に1回くらい、決め台詞があります。
Q11 スランプの時はどうしてますか?
A11 スランプではない時は少ないけれど……何もしていないです。普通に、リアル仕事に専念する。
Q12 小説を書く時のこだわりはありますか?
A12 起承転結。……でも、あまりないかも。目標ならあります。「3分に1度のクライマックス」(冗談です^^;)
Q13 好きな作家さん&影響を受けた作家さんはどなたですか?
A13 池波正太郎先生。小説家じゃないけれど、梅原猛先生、網野善彦先生。影響を受けた作家さんは多数。
Q14 感想、誤字脱字報告、批評……もらえると嬉しい?
A14 それはもちろん、嬉しいです! でも、優しい言葉のほうが嬉しい。軟弱なので……
Q15 最後に。あなたにとって「書くこと」はなんですか?
A15 かっこいい事を言いたいけれど……でも、仕事よりも長く続いているなぁ。人生の伴侶的な?

Category: 小説・バトン

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【雑記・小説】バトン(2)自分の取扱説明書 

難しいバトンだなぁと思ってしまったのは、TOM-Fさんの回答が面白すぎて構えちゃったからかもしれません。
大阪の人間のサガで、ついつい面白いことを言わなくちゃ!という強迫観念が^^;
でも、八少女夕さんがすんなりと爽やかにお答えになっているのを読んで、ちょっとやってみよう!と思いました。

バトン「自分の取扱説明書」
→→TOM-Fさんの回答編
→→八少女夕さんの回答編


【大海彩洋の取扱い説明書】

○基本事項○

1 ユーザー名:大海彩洋

2 性別:え? 一応♀ でも時々、考え方が♂っぽいことが……
(TOM-Fさんの「なし」が気になるけど)

3 年齢:1600光年。M78星雲との距離です。
(きっと私の心を初めて宇宙に飛ばしてくれたのはオリオン座の反射星雲)

4 理想の年齢:75000光年。デルタ宇宙域との距離です。
(スタートレック・ヴォイジャーが彷徨っている宇宙空間。艦長とチャコティに会いたい。ドラマの登場人物で、あんなにも傍に行って語り合いたいと思った人たちは少ない)

5 身長:5メートル。今うちにあるジャカランダの樹高。

6 理想の身長:20メートル。南米におけるジャカランダの樹高。

7 体重:270kg。YAMAHAのアップライトピアノの重量。

8 理想の体重:330kg。ベーゼンドルファーのグランドの重量。
(グランドのイメージと比較すると、アップライトって意外に重いのね)

○小説情報(リンク貼りOK)○

1 一番プッシュしたい自作品
自分を一番端的に表している(自分らしい)と思うのは【清明の雪】でしょうか。好きなもの(お寺、京都、恋愛を越えた深い想い、あやかし、伝説、そして理想の和尚さん!巷では和尚さんが主人公とも思われているかも)をてんこ盛りにした作品。18禁ではありません(^^)
でも、今止まっていますが【死者の恋】はそれ以上になるかもと予感しています(文句なく、舞台が津軽だから)。初めての方にも読んでいただきやすい世界を書く予定なので、よろしくお願いします。
そして、18禁/18Rですが、ハードなものが大丈夫な場合は【海に落ちる雨】……・執筆期間も長くて、色んな意味で苦しくて、特に第4-5節は疾走するように書いた作品。
あ、ひとつか。うん、シリーズという意味ではいずれも真シリーズですね。

2 総合評価が一番高い自作品
良い評価をいただけるほどのものはないような気がするので、ピンときません。
あ、【石紀行】? それは違うか。
【マコトの事件簿】? それも違うか。

3 連載速度
気紛れ。【海に落ちる雨】は執筆終了しているので、適当に小出しにしています。
書くのは速くないので、新作は月に3回分程度?(旅行記は省く)

4 主な人称
三人称を借りた一人称もどき。ひとつの章で視点を入り混じらせることは少ないです。章を変えるときに変える。
一人称は何故か書けない。「オレは」とか「私は」とかが何だか照れちゃう。

5 得意ジャンル
得意なんてものはないのです。でも好きで書いているという意味で回答すると……
ジャンル分けは難しいけれど、人と人が絡んで何かが起こる、ちょっとミステリーもどき。でも密室の謎とかアリバイトリックとか本格的謎解きではなく、「出会ってしまったら事件が起こる」系。
現実世界の中で、ちょっと隣り合った世界が顔をのぞかせるようなミステリアス系は好きです。あやかし・もののけはつい、出てくる。
軽くノリノリで書きたいけれど、結果的には人の心を書くのでやや重くなりがち。逆に軽い物語は、読者としてもあまり読まない方です。もちろん、重さとか軽さの中身によりますが。

6 苦手ジャンル
恋愛小説。最後はみんながわけもなくハッピーになるというご都合主義的物語。納得いかなくて悶えそうになるので。でも、自分が書けないだけで、読むのもいやと言うわけではありません(あまり読まないけれど)。
人の心がちゃんと書いてあるもの、心を直接書かなくても行動から感じられるものが好物なので、逆にそれが書いていないものが気持ち悪いし、自分もそれをきちんと書かないでいると気持ち悪い。
魔法使いとか勇者とかが出てくる系のファンタジーも書けません。

7 得意描写
う~ん。そんなもの、あるかなぁ?
自分で自己満足するのは、主人公が苦しい時にふと見る景色・情景の描写。
例えば、イケナイことをしてしまって自己嫌悪の主人公(真)が、家出してきた幼稚園児(真が結婚後住んでいるお寺の居候娘)が庭で一人ぼっちで遊んでいる光景を見て、不意に救われた気持ちになるシーン、とか。
書いていて好きなシーンは、格闘シーン。ただし、一方的なもの以外。

8 苦手描写
苦手なものはいっぱい。中でも、「愛しているよ!」「私もよ!」みたいなラブラブシーンは絶対無理。
でも、「I love you」「I know」には萌えまくった一人ですが。
18禁シーンでも、幸せいっぱいなものを書いたことがないのです。したがって、エロチックにはならなくて、ノリ的には格闘シーンとテンションが同じ。

○他記事項○

1 好感度が上がる瞬間
「そこ、気が付いてくださったんだ!」「わ、そんな風に読み込んでくださったんだ」というような。

2 好感度が下がる瞬間
え~と。やっぱり、いじめられた時。今のところ、幸いありませんけれど(気が付いていないだけ?)。
それから、その分野・部分的な内容が嫌いだからと言うだけで、害も受けていないのに強い言葉で批判している文章を読んだとき。嫌いなら読まなければいいのにと思っちゃう。
(すみません、こういうこと書いちゃいけませんね)

3 怒った時の対処法
放っておくとすぐに忘れる。たまに蹴ってもいいゴミ箱があると、それだけで納得する。

4 懐く瞬間
心に響く三味線を聴かされた時。腹に響く民謡の唄を聴かされた時。この系統の音に本当に弱い。

5 貰うと喜ぶモノ
トチがいっぱい入った上物の三味線。ベーゼンドルファーのグランドピアノ。花が咲くジャカランダの木。いい匂いがする梅の木。いいことをしたら帰ってきたときに実が光っているモチモチの木。
でも実際には、クラブハリエのバームクーヘンとか、北菓楼のあられ、パンダの写真、トカゲの置物程度で喜ぶ。

6 貰っても嬉しくないモノ
理屈の通らないモンスター○○○の言いがかり。理屈があれば理屈で返せるけれど、理屈を通さない人は、そもそも会話にならないから。厳しくても理屈が通る話はありがたく拝聴。
霜降りの上等の肉。逆流性食道炎で食べられない。

7 自分を動物に例えると
う~ん。クロ?(ダメなオオカミ→→『狼王ロボとクロ』)

8 動物になれるなら何
私もパンダ! 結構獰猛で、結構いい加減で、遊び好き。
でも、トカゲも捨てがたい。トカゲは私のソウルメイトなので、自分がなるのはちょっと違うのだけれど。

9 今欲しいモノ
時間。もう少し仕事をこなす時間と、三味線の練習をする時間と、小説を書く時間と、石を見に行く時間と、庭の手入れをする時間。

10 好きな曲(1つ)
また難しいことを……ひとつですか。
敢えて言うなら、IL DIVOの歌った『アレルヤ』(レナード・コーエンも捨てがたいけれど)。
これは【海に落ちる雨】の始章でイメージ曲として使用。もしも自分の葬式にかけて欲しい曲と言われたら、迷わずこれだから、やっぱり好きなんですね。
迷ったのは、江差追分。本当に大好きで、1日中でも聴いていられる曲。歌詞もあれこれあって、日本の歴史を感じたり原風景的なものを感じる。
(追記に貼りました)


ほ~。頑張りました。
これは前回やったバトンと違って、ハードですね。
ぜひ皆様も続いてください。結構消耗します^^;

そして、よろしければぜひ、『アレルヤ』を追記に畳んでいますので、聴いてやってください。
お暇なら、『江差追分』も。えっと……この曲と『津軽小原節』はいつか唄いたいという野望を抱いています。野望なので、実現は難しいかも^^;

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Category: 小説・バトン

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【雑記・小説】登場人物の声・妄想 

ブログのお友達のTOM-Fさん(Court Cafe BLOG)はいつも面白いバトンを見つけてこられます。
その中でご紹介くださった「メディアミックス妄想バトン」、自分の小説がアニメになったら……というのが面白いなぁと思ったのですが、なかなか内容が濃くて、とても私には無理そうだったので、諦めました(^^)

でも、もう20年?ほども言い続けていたこと、ですが、うちの登場人物のメインである相川真の声は、この人の歌声だと思っている人がいて、真の設定が少し動いても、これだけは変わらなかったなぁと思います。
イメージとしては、結婚したころ…でしょうか?

まずは、お聴きください。


季節はピッタリですが、クリスマスの楽しいシーズンにちょっと物悲しい曲ですみません。
この曲、時々無性に聴きたくなるんです。この曲の、孝蔵さんの声が大好きすぎて、曲の世界と声に浸るのです。
昔(多分、中学生の頃?)まだ音楽を聞くメディアはカセットテープしかなかったころ、親に怒られないように夜中にこっそりラジカセを布団の中に持ち込んで聴いていたものです。
(イヤホンとかヘッドホンとか、普通の家庭にはなかったのです)

村下孝蔵さん。1999年に脳出血で亡くなられたのですが、今でも地味にファンがあちこちに……
私もその一人。弟も好きで(孝蔵さんはギターが上手かったんですよね…・で、ギター小僧たちの憧れだったりもした)、一緒に何回かコンサートにも行きました。
あ、体型はかなりまるっこい人だったので、その辺りは絶対痩せ型の真とは全然違いますけれど、この丸っこいイメージは孝蔵さんの優しさにはピッタリ。
ヒットしたのは『初恋』くらいだったかもしれませんが、他にもアーチストがカバーしている曲がいくつかあります。

私のイチオシは実はあまり知られていない地味な曲……『夕焼けの町』
でも、この曲の中の「美しい」という言葉を聞くと、言葉って飾らないでストレートに言っちゃっていいんだな、それだけでこんなにも伝わるんだと思えます。言霊、って本当だと。
そう、孝蔵さんの歌は、言葉を本当に大事にしている。
難しいことは何も言っていないけれど、じわっと心に沁み込んできます。
ライブの音源があったらいいのですが、他にアップされていなかった……地味すぎて^^;

そして、この曲も大好きな曲……『踊り子』
これは音もいいですね。

最後に。
今年も色んなことがあって、日本はどうなるんだろうって思いながら、1年が暮れていきます。
でもこの曲を聴くとやっぱり心が慰められる。
この曲の似合う日本に、来年は少しでもなったらいいなぁ。
『この国に生まれてよかった』


歌う声と話す声は違うかもしれないので、何とも言えませんが……
真って、そう言えば、あまり歌わないけれど、唄うのは民謡だったりするんでした……
息子はピアニスト(のち、指揮者)。彼も歌う。彼が歌うのは……オペラの曲とカンツォーネ。
そう言えば、ひ孫はロック歌手だった。
妄想するのって、楽しいですね(*^_^*)


全然関係ないけれど。
今年、一番自分でツボに嵌ったこと。
北海道をレンタカーで走っている時、そうか、北海道では「県道」じゃなくて「道道」なんだ!と気が付いた瞬間。
しょうもなくて済みません^^;
あの六角形の看板に書かれた「道道」が何だか可愛くて。
道道

では、クリスマスの贈りもの。また明日

Category: 小説・バトン

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NEWS 2014/1/14 ブログ1周年/ 初心に還って 

矢岳5
さて、ブログ『コーヒーにスプーン一杯のミステリーを』は、本日をもって1周年となりました。

(一応)記念記事のトップには日本最大級のドルメン、いえ、世界でも最大級のドルメン、熊本・天草の矢岳ドルメンに再登場願いました。
どの石をこの目出度い日のトップに持ってこようかと悩んだけれど、やっぱりこの石の凄さは、今でも空気感として忘れられません。ここから見た不知火の海、そしてこの石の下に潜った時、肌に触れた何とも言えない空気。
記事はこちらです→【石紀行】天草・矢岳巨石群

この頃の石紀行はあっさりでしたね。まだ写真を絞っていて……
今書きなおしたらもっと濃厚な記事になるんだろうなぁ。
あれ、小説ブログじゃないのかって思われた方もおられるかも……
はい、小説ブログです。でも、なぜか石(巨石)は巾を利かせています。
自分にとって、「小説を書くこと」と「巨石に触れること」は別の柱だけれど、どちらか一方がなくなるのは困るというもの。
だから巨石は、このブログの屋台骨(そんないいものじゃないけど^^;)の1本です。

あ、何より、まずはご挨拶ですね。
1日に訪れてくださる人もそれほど多くもない辺境ブログではありますけれど、1周年まで続いたのは、濃厚なお付き合いを下さるブログのお友達、それに足跡も密かにこっそりと見に来てくださる控えめだけど優しい方々のお蔭さまです。
重ね重ねお礼を申し上げます。
ありがとうございます
m(__)m

お付き合いいただいているブログさんは人気ブログさんが多くて、内容もアクセスも足元にも及びませんが、数よりも何よりも、ただただとってもありがたいです。

今でも、自分の書いている小説があまりブログ向きではないことを自覚しているので、もう辞めちゃうかもなぁという気持ちと行ったり来たりではあるのですけれど、何とか続けております。
ブログを始めて、色んな小説ブログの管理人さん方の書かれている素晴らしい作品を拝読するチャンスに恵まれ、拝読すればするほど、自分の小説にはこんな風に他人様に読んでいただく値打ちがあるのかしらと改めて思ってみたり……
でも、逆に、たまに褒めていただくと舞い上がってみたり……
きっと優しくておだて上手でいらっしゃるのだろうとは思うのですけれど、猿もおだてれば木に登る状態で、素直に登ってみたりもしています(*^_^*)

思えば、真たちを紹介したくて始めたブログではありますが、そもそも真シリーズが一番ブログに向いていないというジレンマに陥っているのです。それなのに、【海に落ちる雨】に拍手を下さる数少ない読者様、本当にありがとうございます!
何て我慢強い方々だろうと、日々感謝しております m(__)m m(__)m m(__)m
特に……いつも鋭い突っ込みを下さる八少女夕さん(ブログ:scribo ergo sum)とlimeさんは、この長くてややこしくて恐ろしい多重構造になっている大河ドラマのような作品を、へこたれずにアップする原動力になってくださっています。

真は、少しずつ変遷はしましたが、私の中には数十年前からいる、今やソウルメイトと言ってもいい人物。
その真のイラストを描いてくださったlimeさん(→ブログ:小説ブログ「DOOR」)、本当にありがとうございます!
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limeさんの才能にもひたすら感動するばかりで、しかもこんなふうに描いてくださるにはそれだけの時間がかかるだけではなく、イメージを感じていただくためにお話を読んでくださる時間までも割いていただいたということで、申し訳ないやら有難いやら。今や私の中の真のイメージはすっかりこれに……(^^)

一方で、このブログのお蔭で、新しく生まれたキャラたちもいます。
なぜか、人間以外が多いのが困りものですが……・
それは後日、スカイさん(→ブログ:星たちの集うskyの星畑)から回していただいたバトンにて改めてご紹介を。
そう、「チーム・THE☆もののけ」と命名することにしました。
(スカイさんの「チーム・THE☆ネガティブ」からパクっています^^;)

その「もののけ」の中の代表格と言えば、やはりウゾくん。
ウゾくんはウゾさん(ブログ:百鬼夜行に遅刻しました)に小鬼になっていただいて、キョウトの町を走り回っていただいております。これはもう、ウゾさんの凄い素敵なブログ名からずるずるとひらめいちゃったお話ですので、ブログがなければ生まれてこなかったという代表格のお話であります。「勝手にコラボ」状態です。
ちなみに私、「もろファンタジーは書かない!」と決めていたのですが、ウゾさんの魅力的なブログ名にその決意を打ち砕かれてしまいました。

そこでこのたび、1周年を勝手に祝って、いっそ自作を褒めよう!という企画に走ってみました。

【清明の雪】
ブログにおける真シリーズの1作目
京都を舞台に、大学を中退したばかりの真(唐沢調査事務所勤務)と、彼のもと家庭教師の竹流(修復師、ローマ教皇庁を支える組織・ヴォルテラの御曹司)が、「消える龍」と「鈴を鳴らす不動明王」の謎に挑みます。
全ての謎が解けたとき、あるお寺に、そしてあなたにも魔法がかかります…… (なんちゃって^^;)
ファンタジー? 確かに物の怪・あやかしが出てきますけれど、そこがメインではありません(^^)
京都ミステリーのようでいて、ヒューマンドラマのようでいて、ちょっと観光案内にも見えるし、少し切ない真の青春物語とも言えるし……
でも、この物語の一番のおすすめどころは、なんと言っても「和尚さん」です。
自分で書きながら、和尚さんにはいつも励まされておりました。
かなりいい加減な和尚さん、もしかして「物の怪遣い」かもしれません^^;
不思議な和尚さんにぜひ、会いにいらしてください!
→→【清明の雪】をまとめて読む

【石紀行】
こちらは小説ではありませんが、イチオシのコーナーです(*^_^*)
こちらでは私が出会った巨石たちをご紹介しています。
石たちの素晴らしさを写真と共にご紹介するこのコーナー。
事実は小説より奇なり、というのか、いったいこの石はどういう意味があって、どういう歴史があって、そしてどういう人々の願いがあって、今ここにあるのだろう? 全然分からないけれど、分からないのに素晴らしい……と感じていただけるのではないでしょうか。
小説よりも面白い世界が待っているかもしれません(^^)
(それもちょっとどうよ、という気もしますが^^;)
石になんて興味がないわと思っているそこのあなた! もしかしたら世界観が変わるかもしれませんよ!
(大袈裟だ……^^;)
→→【石紀行】をまとめて読む・見る

【真シリーズ・登場人物紹介】
このシリーズにはどんな人物が登場するのか。
本編は読まれなくても、結構楽しいかもしれない登場人物紹介コーナー、ちょっと覗いてみませんか?
こちらのロングバージョンは、読むだけでも物語のようになっています。
いかにも大河ドラマだなぁと感じていただけるかも??
→→【真シリーズ・登場人物紹介】を読む

【掌編コーナー】
長いお話はちょっと、と思われる方にお勧めなのは、大海にしては短い掌編。
いえ、掌編は本当に難しくて、お恥ずかしいのですけれど、ちょっと覗いてみてください(*^_^*)

①【センス】→→【センス】を読む
こちらは3333キリ番ヒットのリクエストをポール・ブリッツさん(ブログ:クリスタルの断章)から頂いて書きました。
内容は……短すぎるので書けません。でもちょっと感動的?
この時、あといくつか掌編を思いついたのですが、まだ書いておりません^^;

②【月へん】→→【月へん】を読む
こちらはずいぶん昔に「月」というお題で書いた掌編。
解剖実習中の医学生たちが主人公の、ひと夏の不思議な経験?
あまりいい出来ではありませんが、ここでご紹介したかったのはある詩なのです。
私が学生の時に出会った、背中を震わせるような詩でした。

他にもたくさん、読んでもらえたら嬉しいなぁと思うものはありますが、とりあえずここまでで。
残りはトップページ【道先案内】をクリックしてくださいませ(*^_^*)
1周年を契機に、リニューアルしました(って、単に増えた小説を書き加えただけですけれど^^;)。


そして最後に、今後の予定

【海に落ちる雨】
第21章『わかって下さい』に入ります。この章は真の回想章の最後です。
この章は、本編をごらんになっていなくても読める話になっていますので、もしよろしければ覗いてみてください。
大まかに言うと、真と竹流が同居に至った過程ですが……中身はあれこれ事件?が満載。
真の妹(実際は従妹)の結婚。
真の恋愛(あるいは自殺未遂):真が付き合っていたちょっとトンデモ女のりぃさをご期待ください。
真の病気と快復:素敵なロシア人女性・サーシャをご期待ください。
青森・大間の旅:素敵なマグロ漁師の頑固爺さんをご期待ください。
あれ? まるで旅行スケジュールみたいだな^^;
第22章『死んだ男の息子』で第3節は終了です。
そして、いよいよ第4節。ここからきっと、18禁の18R……まだ迷っている大海なのでした。
でも、あのゴテゴテがないと、ラストの竹流の言葉が生きないような気もするのです……

下の3つは短いので、今からでも十分に追いつける中編と連作掌編。連載途中です
よろしければ……ちょっと覗いてみてくださいませ。

【死と乙女】
真の息子・ピアニストの慎一の青春物語の一片。
ウィーンの音楽院に通う彼の一所懸命な人生を応援してやってください。
素敵なクラシック音楽と共にお送りしております。音楽だけでも聴きに来ませんか?
ちなみに、こちらは八少女夕さんからのリクエストです。「指揮者の出てくる話」……ピアニストに化けちゃった。
いえ、将来は指揮者なのですけれど、今はピアニストの卵なのです。
→→【死と乙女】を始めから読む

【死者の恋】
少し軽めに書いている真シリーズのひとつ。
新宿の調査事務所所長の真に持ち込まれた事件は、高校生の少女が青森の岩木山で出会ったおばあさんから受け取った人骨にまつわるもの。津軽の風景、そして三味線の音色と共に……お送りする予定。
ちょっと中断しておりましたが、【死と乙女】が終わったら再開予定です。
→→【死者の恋】を始めから読む

【百鬼夜行に遅刻しました】
ウゾさんのブログ名からインスピレーションを得て、鬼の世界を書いてみました。
いつも百鬼夜行学校の試験に遅刻するウゾくんの奮闘。季節ごとの花に物語を託して書いています。
テーマは鬼だけに「死」ですけれど、その中にある「愛」を語りたい……
書き始めた時はこんなことになるとは思っていなかったのですけれど、書いているうちにどんどんイメージが膨らんできて……連作掌編ですので、ぜひ、のぞいてみてください!
→→【百鬼夜行に遅刻しました】を始めから読む


というわけで、皆様に改めて感謝しつつ、1周年記念記事、お開きといたします(*^_^*)
これからもどうぞよろしくお願いいたします!


にゃあ~~~~~~~!!!!!

あ、しまった!
見つかっちゃった!!
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(イラスト:limeさん:小説ブログ「DOOR」)

ひど~い! ぼくの紹介は~??

だって、マコト、君はこの頃、あちこちに顔を出し過ぎじゃない?
しかも、お正月のごあいさつは、君の独壇場だったじゃない。
他人様のブログにまで進出して……
それに、最近、このブログを猫ブログと間違えていらっしゃるのでは、と思われる方も来られるのよ?

え? 猫ブログだよね??
ねぇねぇ、違うの?

違います!(きっぱり)

わ~、あのね、あのね、みなしゃん、茶とら猫のマコトです!
え? 真との関係は何って? えーっと、分かんない……
あのね、えーっと~~
(AD:5、4、……)
わ~~~、待って待って!
【迷探偵マコトの事件簿】もよ……!(かちん!)
(AD:CM、入ります!)

→→お暇なら来てよね:【迷探偵マコトの事件簿】
(注意:きわめてしょうもないですが、(5)くらいからはちょっと物語になっているかも)

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【雑記・小説】オリキャラ対談バトン 

『星たちの集うskyの星畑』のスカイさんからバトンが回ってきました。
題して、『オリキャラ対談バトン』 →→スカイさんのバトン
これも発信源は多分、『Court Cafe BLOG』のTOM-Fさんですね。→→TOM-Fさんのバトン

実はこのバトン、確か、夕さんのところで見かけたけれど、私には無理、と思っていたバトン^^;
でも直接ご指名いただいたので、奮起いたしました。

『オリキャラ対談バトン』ということで、自作の作品間でキャラが対談するというものですね。でも普通に対談したのでは、全ての作品を読んでいただいていない限り、面白くもないだろうなぁとか不安だったのですが、スカイさんのバトンを拝読して、なるほど、チームとしてなら面白いかも、と。
というわけで、私のところにはファンタジーは1作しかないのに、実は『もののけ』たちが沢山いることを思い出しました。

そこでチーム『ザ☆もののけ』によるオリキャラ対談バトン。開幕でございます。
-- 続きを読む --

Category: 小説・バトン

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NEWS 2014/1/26 イラストを描いてみた 


ただ今、私のPCの壁紙は、小説ブログ「DOOR」のlimeさんがリクエストで描いてくださったスリーショット(リク、真、春樹)です(*^_^*)

右の色鉛筆はドイツのもので(買ったのは日本だけど^^;)、もう30年くらい前のもの。水性で、水で伸ばすことができます。
左は今日、その色鉛筆を使って即席で描いたイラスト……頭の中のイメージを描きつけていったら、何だかゴテゴテになってしまいました。
今日たまたま交流のあるブログさんで、小説や絵って下書きの時の方が広がりがあるなぁってお言葉を拝読して、本当だわ、と思っていたのです。
(いつも鍵コメで頂くので、ここでご紹介していいのかどうか少し躊躇いましたが……取りあえずここでお断りを……)

もっというと、頭の中にある時の方が、イメージは大きい。しかも、描き慣れないイラストなので、どうしてもイメージだけは大きすぎて、描いてみたら……しょぼ~ん(T_T)
何だか、抽象画に走っていく人の気持ちが分かるわぁ、とか偉そうなことを思っていたのでした。
ま、でも、そもそもラフ画のような絵なので、ばらばらのイメージの広がりは残っていますね^^;

さて、こちらは実はscribo ergo sumの八少女夕さんの企画、scriviamo!に参加するべく描いたもの。
そうなんです、小説じゃないもので参加したかったんです。
でも、イラストを描くなんて、イラストを普段描かれる人たちの前ではお恥ずかしい。
しかも超アナログ!! しかもラフ画みたいなもの!! でも、私には精一杯でした(T_T)
あとは……これにお話がつくのですけれど。

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そう。こちらは翡翠なのです。糸魚川の稀少な翡翠。私の持っているものは、エメラルド度が低いのですけれど、上等なものは光に当てたら絵の色のように光ります。

さて、せっかくなので、数十年前に描いた絵。これは銅版画のための下書きだったのですけれど。
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こちらは左が銅版画。右は下書き。下書きの段階では、母をイメージした女性の横顔があったのですけれど……
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そんなこんなで、今日はちょっと恥を晒してみました(^^)
お粗末さまでした m(__)m

Category: 小説・バトン

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NEWS 2014/2/1 イラストの原型 


冬は花が少ない……けれど、うちで冬に咲く第一人者はこの寒菖蒲です。
冬の日射しが似合っていて、薄紫が映えます。

先日ご報告したクリスマスローズ。
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こんなふうに地植え状態なのですが……まだ植えきれていないうちに……
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蕾が膨らんじゃって……そうか、もう2月ですものね。
この時期はいったん蕾が膨らんで、咲くのか、咲くのか……と期待していたら、雪が降ったり無茶苦茶寒くなったりしていったん凍えて……本格的に咲くのは毎年3月になってからのような気がしますが、その年の気候で少しずれたりします。
クリスマスローズは紫陽花と同じで、咲いたまま花が立枯れて、ドライフラワー状になるので、ついでに種を飛ばしてくれて、色褪せた後(あるいは、枯れた後)まで楽しめます。

早く残りを植えなくちゃと思っていたら……ここしばらく仕事は書類の束で、あれこれ締切が多くて、夜中まであれこれ……さらに風邪をひいてしまい、よれよれ~~な日々でした。
それなのに、今週末は、実家の用事とプチ出張。頑張れ私。

先日アップした八少女夕さんのscriviamo!への参加作品・【奇跡を売る店】龍王の翡翠で公開したイラスト。
実は、普通に取り込んだらこんな感じで、淡い色になったので……
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これは見えないわ、と思い、お絵かきツールで色を濃くしてアップしました。
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でも実際には、そのどちらでもない感じで、一部をアップにしてデジカメで撮ったらこんな感じ。
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う~ん。何かが違う……イラストを描くのも何十年ぶりで、あれこれ戸惑っていたのに、世の中のデジタル機器を使いこなせないことに気が付きました^^;

ほんと、慣れないことはするもんじゃないわと、しきりに思ったのでした(*^_^*)

お話の方は「何だかなぁ」になっておりますが、夕さんワールドの強烈な(?)怪奇現象の一部をお借りしたいなぁ、と思って書きました。
何だか暴投になってしまって申し訳ないのですけれど、夕さんが打ち返して丸く収めてくださるに違いないと期待しております。(とにかく他力本願 m(__)m)

これは、世界に転がっている「呪いの○○」って、本当はどうなのかなぁ、って考えながら書いておりました。
よく物語には取り上げられていて、ついつい手を出したくなる素材ではありますけれど。
それから、少しだけ、和子(にこ)のご紹介を兼ねております。
よろしかったら、ちょっと覗いてやってくださいませ。

次回の【奇跡を売る店】がいつになるかは定かではありませんが(来年かな)、蓮と和子の物語になります。
蓮が医師を辞めた理由、もともと患者だった和子を引き取ったわけ、和子の病気に対する蓮の想い、今も難しい現場で頑張っている蓮の元フィアンセの小児科医・海のこと、そしてやっぱり玉櫛ばあさんや凌雲、舟、そして蓮が住んでいるお寺の人々のこと。
またいつかお目にかかる日まで。

次回作は…・・ちょっと締切書類に追われていてどうなるか分かりませんが、地道な【海に落ちる雨】の更新と、それから【死と乙女】の続きを頑張ろうと思っております(*^_^*)
あ、マコトのお話は『マコトのみのしろきん』です。今回も、皆様を萌えさせます!(ほんと?)
ウゾくんも、近々登場、のはず!

乞うご期待!(ほどほどのご期待で、お願いします^^;)

Category: 小説・バトン

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【雑記・小説】 読書バトンに便乗(^^) 

本棚1
limeさんの小説ブログ「DOOR」で、読書バトンをされていたので、拾わせていただきました(*^_^*)
実は、私も最近、小説と花の写真の記事ばかりだったので、丁度バトンを探していたのです。でも、小説のバトンもなんだかだんだん似たり寄ったりになって来ていて……

と言うわけで、ちゃっかり便乗(*^_^*)
実は私の本棚には「バイブルコーナー」がありまして。
そのコーナーをご紹介する企画をしようかと思っていたところでもあったのです。
(いつになるのやら)
と言うのも、最近、カテゴリの【物語を遊ぼう(小説談義)】がお休みになっていたので、そろそろ何か小説ブログらしいことを書こうかな、と。
でも、今回はバトンで逃げて、またいつか、お目にかかる日を……(^^)

何はともあれ、バトン回答です(*^_^*)




1.いつ頃から本が好きになりましたか?

えーっと、記憶にありませんが、多分、小学生の3-4年生くらい?
limeさんと同じく、学校の図書館で本を借りていました。……どんな本?
それは……明智小五郎とかホームズとかルパン(少年少女向け)……です(*^_^*)
本好きにさせてくれた一番の功労者(本)は多分、『三匹荒野を行く』。

2.家族に本好きな人はいますか?

う~ん? うちは基本、農民で……でも会ったことのない祖父(父が3歳の時に他界)の自筆(自作)の本が家にありましたから……
それから、やはり農家に嫁いだ叔母(軽トラを運転してうちに来る、いかにも田舎のおばちゃん)が、ある日、私の本棚から『カラマーゾフの兄弟』を借りていった時、結構、ポテンシャルはあるのかも、と思いました。
おじいちゃん
おじいちゃんの本。何かの空き箱の紙を使って自力で作った本のようです。中身は……実は達筆すぎてほとんど読めません^^;
おじいちゃん
絵も、おじいちゃんの直筆です。

3.幼い頃に読んだ絵本は?

私が子どもの頃って、今のように絵本が沢山あって、なんて時代ではありませんでした。むしろ、大人になってからのほうが、絵本を読んでいるかも。
でも、1冊だけ、私のバイブルの絵本があります……これは多分、小学生の時に買ってもらった。
『モチモチの木』

4.学生時代、読書感想文を書くのは好きでしたか?

好き嫌いというより、宿題という感じ? 宿題はそれなりに真面目にやりました。
実は、limeさんと同じく、私も小学校の時と中学校の時に賞を貰いました。
その時の本も覚えています。小学校の時は『考古学の美』と『三匹荒野を行く』(バイブル)、中学校の時は『背教者ユリアヌス』(この本も私のバイブル)

5.毎号チェックする雑誌はありますか?

定期購読しているのは、NATIONAL GEOGRAPHICと邦楽ジャーナル(*^_^*)

6.ベストセラーは読む方ですか?

たまに読みますが、ほんのたまに、です。でも、ベストセラーの定義って?

7.本は書店で買いますか、それとも図書館で借りますか。

基本的に買います。図書館は最近行かないなぁ……雰囲気は好きなんですけれど。
秋の日の 図書館の ノートとインクの匂い~♪って時代に生きておりましたから。

8.あなたは「たくさん本を買うけど積んどく派」? 「買った本はみんな目を通す派」?

本の内容によりますが、結構「積んどく」状態の本もあります。資料として買った本はその傾向にあって、必要な時に読み漁る。小説は大概読みます。ただ、途中でつまらなくなって読み投げすることはある。
あ、うちの本棚で最高の積んどくは『夏目漱石初版本復刻版』と『網野善彦全集』かも。あまりにももったいないので、別に文庫本を購入して、そっちを読んで、こっちは大事に手つかずでおいている^^;

9.本を捨てることに抵抗がありますか?

若いころ、引っ越しの度に、泣く泣く本箱1箱分は処分しました(古本屋へ)。でも、基本的に捨てることはできません。
今は、引っ越しをする可能性が(多分)なくなったので、本はひたすら増殖中。ネズミ算みたいな増殖の様子を見ていると、たまに引っ越しも必要かと思うこの頃。

10.本をよんでる人は”眼力”があると耳にしたことがありますがそう思いますか?

え? 眼力って、何の?? 目の力で、本に穴をあけるとか??

11.本屋さん、何時間いられますか?

開店から閉店まで居ろと言われたら居ることができます。
1度足を踏み入れると、時間の縛りがなかったら最低でも数時間は過ごします。
最近、読書コーナーのある本屋さん、増えましたしね。でも、この頃、忙しくて……(;_:)

12.お気に入りの本屋さんがあったらおしえて♪

神戸はジュンク堂。座って「立ち読み」できるベンチや、本持ち込みOKのコーヒーショップが店内にある。
大阪の紀伊国屋は人に酔うのでしんどいです。でも最近は、買うときはAmazon……かも^^;

13.本屋さんへの要望・リクエストがあったらどうぞ。

いつもお世話になっております。

14.気になる箇所にはラインを引く派? 隅っこを折る派?

電車内で読んでいる時は端っこを折るかも。でも、家なら付箋を貼る。

15.速読派と熟読派、あなたはどちらですか?

速読は基本できません。

16.本を読む場所で、お気に入りなのは?

電車の中。ベッドの中。limeさんと同じく、車(バス含む)で読むと、酔う(@_@)

17.無人島に1冊だけ本を持っていけるとしたら。

『鬼平犯科帳』(あ、24(+1)巻ある(>_<) )←limeさんの真似^^;

18.生涯の1冊、そんな存在の本はありますか?

う~ん、バイブルは沢山あるけれど、1冊となると難しいです。宝物はある。前出の、祖父の自作の本。

19.あなたのおきにいりの作家は?

池波正太郎先生。全集(しかも初版本の復刻版)を持っているのは夏目漱石(『こころ』『それから』はバイブル)。
多分、池波先生と司馬遼太郎先生の本はほぼ全部あるはず( 街道シリーズの一部とエッセイの一部はないのがあるけれど)。
現代のベストセラー作家さんたちは、作品が気に入ったら、特にシリーズ物は全て読む(以後、放り投げることも多い^^;) 私もlimeさん同様、作家じゃなくて作品で読むほうです。
宮部みゆき先生の歴史もの、柴田よしき先生の某シリーズ、逢坂剛先生の百舌鳥シリーズ、志水辰夫先生の節回し(シミタツ節?)、……以下、挙げればきりなし。

20.本を選ぶときのポイントやこだわりはありますか?

あまりこだわりはない……ほとんど直感と勢い?(よく外れる)
でも、歴史ミステリーと考古学絡み、絵画が絡むものはしょうもなくても手を出してしまう。
うちの本棚を見た人は、あまりの「多様さ」(つまり無茶苦茶)に驚かれます。
小説よりも、歴史書、美術書、科学書、薀蓄類が多いです。選ぶときは……やっぱり勢い^^;

21.本はどこから読みますか?

あとがきから読むことが結構ある^^;
あ、雑誌も結構後ろから読む。癖です。

22.昔、読んでた漫画

小学校の時『キャンディ・キャンディ』に驚いた(何故なら、さんざん引っ張った挙句、主人公が相思相愛の男を横取りされて終わったから……って、解釈が間違ってる?) ……あ、歳がバレバレ^^;
中高生の頃、竹宮恵子先生にどっぷり嵌りました。え~っと、サインをもらいに行ったことがあります。好きな短編は『ジルベスターの星から』、中編は『ロンド・カプリチオーソ』、長編では『地球へ…』と『変奏曲』、『私を月まで連れてって!』かな。
そして、花郁悠紀子先生。この方の本は全て、私のバイブルです。台詞を覚えるくらい読んだ。たった8冊しかなくて、これ以上増えないのが本当に残念。でも妹さん(波津彬子さん)が頑張ってくださってて嬉しい。
時代的にはやっぱり、池田理代子先生、萩尾望都先生、森川久美先生、などなど? 青池保子先生の『エロイカより愛をこめて』にも嵌ったなぁ(^^)
少し後の時代では、『シティーハンター』(北条司先生)にかなり嵌りました。あと、『マスター・キートン』(浦沢直樹先生、他)と『ギャラリー・フェイク』(細野不二彦先生)……どちらもバイブル。

23.学生時代ハマった本

中学時代は、何故か児童文学とミステリーを読み漁り。『あばれはっちゃく』『王様シリーズ』、そしてクィーンにクリスティ。そう言えば、小学校の時に少年探偵団で嵌った江戸川乱歩の作品の原作(大人向け作品)を、中学生になって初めて読み、その妖艶な世界におののいたのも懐かしい……『黒蜥蜴』忘れられない本です^^; (この明智小五郎と黒蜥蜴の関係性、私の中のみみっちい作家魂に火をつけたかも?)
高校時代は、辻邦夫と清岡卓行に嵌りました。『背教者ユリアヌス』『アカシアの大連』…やっぱりバイブル。結構、詩を読んでいた気がします。アポリネール、ヴェルレーヌ、ランボー、リルケ、ロルカ。そして、一番嵌ったのは、トルストイ『戦争と平和』、ロマン・ロラン『ジャン・クリストフ』……この2作は今でも本棚の神棚位置にあります。ドストエフスキーは……今でもよく分からん^^;
そう言えば、この頃、エド・マクベインの87分署シリーズにも嵌りました。ジェラール・ド・ヴィリエのプリンス・マルコシリーズ……も(知ってる人、いないだろうなぁ^^; オーストリアの王子にしてCIAエージェント)。
大学生の頃、タルコフスキー(ロシアの映画監督)に嵌り、サリンジャーのグラース家シリーズに嵌り……私も若かったなぁ(*^_^*) 
池波先生の作品に出会ってからは、人生も人間も五分五分、ということに気が付いた。

24.つまるところ、あなたにとって本とは。

なくてはならない最高の道楽。

25.バトンを回す人

どなたでもどうぞ(*^_^*)

本棚3

やっぱり、長くなっちゃった。……退屈でごめんなさい m(__)m
お付き合いくださってありがとうございます(*^_^*)

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NEWS 2014/4/29 末広がり8888のリクエスト/更新予定 

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カウンターの数字に一喜一憂するのも大人げないけれど、末広がりは嬉しいです(*^_^*)
ゲンを担ぐわけでもないのですけれど……これからも少しでも長く続けられたらいいなぁ。


さて、その8888に頂いたリクエストの発表です!

scribo ergo sumの八少女夕さんから
「半にゃライダー危機一髪! 宿敵の魔の肉球迫る」
……了解いたしました! 日曜日の朝の番組、乞うご期待!
まさか夕さんがそこ(半にゃライダー)に引っかかって下さるとは思わなかったので、すごい変化球が来た!って気がしました。マコトの出演も込みで、ちょっと練ってみたいと思います。
多分、「桃太郎侍」も絡みそうな予感が。となると、世界=お江戸を救うヒーローなのかしら?

のけいさんから
拙作・掌編『センス』の世界で、けいさんちとうちのキャラたちが戯れる、みたいな。
丸投げでいいですよ、と言ってくださったのですけれど、できるだけこの世界観でチャレンジしてみたいです。
あ、あれこれ行き来もありまして、けいさんは「真に安眠を」運動推進者を名乗っていただいておりまして。
安眠する真の話とか、真の曾孫の真(ロックバンドのヴォーカリスト)とけいさんちのスクランプシャスのメンバーが交錯する物語とかも検討していたのです(*^_^*)

小説ブログ「DOOR」のlimeさんから
limeさんのイラストでSSを、です!
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こちらのイラストは、limeさんが先日アップされていたもの(limeさんいわく「ちょっと手抜きに見えるけど意外と時間をかけたモノトーンイラスト、私がUPしたものよりもちょっときれい目に描きなおしてあります」)。
アップは後日、お目にかけたいと思います。この猫ちゃん、マコトのつもりで書き始めてくださったとのこと。
ちょっと大人猫?なので見知らぬネコでもいいよ、とのこと。男の子は誰にしようかな。


以上、リクエスト発表のコーナーでした!
しばしお時間を下さいませ。
手許の仕事をいくつか片づけなければならないので、その狭間で『図書館の手紙』を書き終えて、そのあとでかかりますね!

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そして更新情報です
先日、京都に行ってきました。
毎年、清明の季節に訪れる【清明の雪】にも出てくるお寺、京都の北の果てにある志明院。
今年は、初めて石楠花の季節に訪れてみました。
そして、上の写真は大原・三千院の石楠花。
石楠花を堪能した1日となりましたので、そのご報告を予定(*^_^*)
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お土産は、寂光院前の紫ば漬屋さんから……見えにくいけれど、生姜と梅干が美味しそう(^^)





カテゴリを少し整理しました。少し見やすくなった……かなぁ?

【海に落ちる雨】は月・木曜日の更新を定着させようと努力中。
本日いきなり火曜日になってしまいましたが^^;
今日、同時に第3節の最終話をアップしておりますので、よろしければご覧ください。
第4節の章題ラインナップも載せています(*^_^*)

GWはまた津軽へ。今年は強行軍なので、あまりゆっくりはできないのですけれど(*^_^*)

というわけで、昭和の日のNEWSでした!

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【雑記・小説】物語を書くということ 

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(文字がびっしり書いてあるノート。【Eroica】……ジョルジョ・ヴォルテラと真の息子・慎一の壮絶な親子葛藤の物語。ノートの上部には、読んだ本の感想とか、ちょっとした日記とか、あれこれ)


自分の書くものを分類すると、多分2種類に分かれる。
ひとつは、人に読んでもらうことを意識した物語。
もうひとつは、自分のためだけに書いた物語。

人に読んでもらうことを意識しなければ、文章が洗練されないし、読みにくいままだし、向上しない。だから、物書きはいつだって、人に読んでもらうことを意識するべきだ。
ブログで小説を発表するようになって、そのことを強く感じるようになりました。


文章だけではなく、読みやすいように文字の大きさや色、テンプレートを変えてみたり、文字数を少なくしたり、イラストや写真を散りばめてみたり。
あ、文字数は多すぎますね。もっと少なくしなくちゃ。

こうやって読み手をいつも想定してこそ、物語は体裁を整えていく。
人からいいねって言ってもらえたり、感動したよって言ってもらえるようになる。


でも、実際には、私には自分のためだけに書いた物語がある。
長いこと、具体的には二十年以上かけて、書いたり、止めたり、手書きからワープロ、パソコンと手段も変わり、読み直しては何度も書き直し、逆に無情なほど存在を忘れて放置した時間もあり……それでもまだ自分の手元にある。

もちろん、書いていない時も「彼ら」はそこにいたので、全く疎遠だったわけではないけれど、中断して一字も書かずに放置した年数の方が、書いていた時間よりもずっと長い。


そう、書き始めた日付けも書かれていないので、わからないけれど、ノートの端の落書きに、「岡田」「亀山」とあるので、某関西のプロ野球チームで彼らが選手として活躍していた時期に書き始めているよう……

読み手は想定していなかったので、全く自分のためだけの物語。
だからちょっと酷い。いろんなものを詰め込んである。
苦しいこととか、頑張ったこととか、情けないこととか、ものすごく崇高な想いも混じっているし、欲望とか欲情とかどろどろなものも混じっている。すごく綺麗なエピソードも入っているけれど、怒りと悲しみと、自分の中のあんまり綺麗じゃないものも、こんな理不尽は許せないってこととかも、入っている。
自分でも読み返せないエピソードまである。


ある日、何の拍子にだったか、友人に読んでもらったことから、事情は変わってしまったけれど(友人の「もっとたくさんの人に読んでもらいなさい」というツルの一声。いえ、今でもたくさんの人が読んでくれているわけじゃないのですけれど……)、今でもこのお話だけは、やっぱり人に読んでもらうために書いたものじゃないと、そう思える。

自分のために書いたものが読んでもらえて、人に受け入れてもらえたら嬉しい、とかそういうことではなくて、これはもうそんなことを越えた、超自己中な物語なのです。
本音を言うと、もしかして、永遠に読者が私一人でもいい。


じゃあ、何故、こうしてブログに発表しているんだろう。
それもまたよく分からないのです。


例えば、ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』。
彼は生涯この絵を手元に置いて、筆を入れ続けたのだとも。
例えば、ミケランジェロのミラノにあるピエタ(ヴァチカンのではなく)。
未完成という噂もあるけれど、石から湧き出るままに彫って、あそこまで来たとき「もうこれ以上は彫れない」と感じたのだとも。
(あ、比べる対象がでっかすぎましたね^^;)

あれらは、もしかすると画家の、彫刻家の、彼自身のための作品だったのかも。
芸術は万人のためのものであったとしても、その絵や彫刻、その音楽などと向き合っていのはあくまでも個。
だから極めて自己中心的なものなのかも。


その一方で、分かち合いたい、わかって欲しいという思いも、やっぱりあるのでしょうか。
(ポッキーの宣伝みたいに)

ぐるぐるまわって、冒頭に挙げた、自分にとっての2つの種類の物語は、結果的に裏表なのかもしれませんね。
……何だか、書きながらよく分からなくなってしまったのでした。
何のために書く? やっぱり自分のためなのですよね。


そんな私だけの物語だった【海に落ちる雨】……ついに問題の第4節に突入、です。
「だった」と書いたのは、「だめだよ、こんな話」とか思っていらっしゃるかもしれないけれど、根気よく付き合って下さる、数少ない、でも暖かい読者様がいてくださるから……(感謝です)

こんな理由で、ダメダメなお話ですが、もしかすると魂と情念は、他のどの物語よりも深いのかも。
テーマは? 上手くいえないけれど、私の書くものは、いつも『再生』の物語なのです。


テーマソングはB'zの『Calling』だと以前に書きましたが、この物語を書いていた頃、最も聴いていたのは、尾崎豊の『太陽の破片』、そして長渕剛の『何の矛盾もない』でした。
どちらも、第5節の章題に、戴いています。
私にとっての「昭和」は3丁目の夕陽じゃなくて、これらの歌のイメージを抱えた時代でした。
(『続きを読む』に畳んでいます)

ちなみに、【清明の雪】は前者。読んで下さる方を(一応)意識して書いたものです。
多分、他の多くの物語も前者です。
でも、前者であるからには、もっとお勉強しなくてはなりませんね。

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(ノートの続き。びっしりの文字だけれど、たまに余白があると自慢して喜ぶ作者^^;)
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(縦長の余白に狂喜したり)
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(こちらは【海に落ちる雨】のノートにシャーペンで自筆時代。まだワープロも持っていなかった。初めて買ったワープロは『書院』でした。ちなみに、このシーンは、真と美和ちゃんのシーン)
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(こちらは【死と乙女】……今アップしているものは、この時ノートに書いていたものより、倍の長さになっている)
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(ノートの端には、こんな薀蓄?も……^^; 読めるかなぁ?)
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【雑記・小説】昭和な物語-『百舌の叫ぶ夜』 


『せいぜい1日か2日もあれば読み飛ばせる小説を、何が面白いのか3年半もかけて書くという作業は、馬鹿馬鹿しいといえば馬鹿馬鹿しいし、ほほえましいといえばほほえましくもある。長い時間かけたからといって、それだけ出来がよくなるというわけはないので、閑人の道楽と言われれば正直なところ返す言葉がない。
 3年半の間には、いろいろなことがあった。阪神タイガースの優勝をはじめ、とかくびっくりすることが多かった。とりわけ、のんびりこの作品を書いているさなかに、同じような状況設定の海外ミステリが翻訳されたときは、さすがに愕然とした。
 この種の小説を書いていれば、そうしたリスクは常に避けられないのであるが、3年半という年月が無駄になったかもしれないと思うと、今でも冷や汗が出そうになる。筆を折らなかったのは、その翻訳物が、状況設定を除いては全く別の小説であり、私の作品も独自に存在を主張できると判断したからである。』


これは今、某テレビ局で放映されている、主役の俳優の筋肉美を魅せることを目的としているようなシーンが満載で、近頃は、登場人物たちがやたらめったら煙草を吸っていて、ついでに歩き煙草もしていると言うので、小さく物議をかもしている某番組の原作本のあとがき、です。
(長い解説^^;)


阪神タイガースの優勝とは、もちろん、1985年の優勝(「びっくり」とか言われてるし)。
この原作本、いわゆる百舌シリーズ、実は私、全て単行本でもっています。
あ、さすがに私、第一刷(1986年)当時はまだ学生でしたので、本を読んだのはもっと後ですけれど^^;
単行本で小説を買うなど、今ではありえないのですけれど、あの頃は文庫本を待ちきれなくて、あるいは単行本の装幀が好きで、買っていたみたいです。

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逢坂剛先生は、尊敬する職場の先輩がお好きだと言うので、私も話題について行こうとこそこそ読み始め、結構嵌りました。
それが時を経てテレビ番組になっているのは、ちょっと嬉しい気もします。


毎回オープニングが凝っていて、次回予告が映画の予告編みたいになっているのもお洒落。役者も気合いが入っている。これまでのところ、台詞も含めて原作にかなり忠実で、それも納得できる。


ただ。あの時代を映像にできるだけ再現しようとしてくれているムードがあって、そのために画面が全体が暗いし、登場人物が恐ろしくハードボイルドで妙にエキセントリック。敵対者の殺し屋なんて、怖すぎる……(いや、みんな怖い人ばっかなんだけれど)
そして、例の煙草問題。とにかく無茶苦茶、吸いまくっている。
もしかして、禁煙協会からかのアニメへのクレームに対する嫌がらせじゃないかと思うくらい。


でもあの時代。あれが私の中の「昭和な時代」です。
昭和って、3丁目の夕陽とか、サザエさんよりも、小説やテレビ番組から感じるのは、こういうイメージだった。
煙草吸っているシーンなど、もう本当に「昭和」な刑事もの、って感じがします。
(『太陽にほえろ!』とか『西部警察』とか『Gメン75』とか……歳が……^^;)

でも、これ、現代に受けるのかしら? いささか心配なのでした。

丁度、今連載中の『海に落ちる雨』がその時代。自分の中のあのイメージをそのまま書いたから、ちょっとエキセントリックで「昭和な」、つまり平成の今は受けなさそうな話になっているのかもしれません。


もっと軽快でポップな話が、平成には合っているのかもしれませんね。
でも……この期に及んで『百舌シリーズ』をテレビドラマにするってのは……我々の世代が制作部のトップになっていて、あの時代に帰りたがっているのかしら。
……じゃ、私も開き直ってしまおうかな。

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久しぶりに『百舌シリーズ』の本を開いてみて、ちょっとしんみりしていました。
それにほら、あの時代ですけれど、こんなふうに、意外に視覚的にも不思議なところもあったのですよ。
(2段のページや1段のページが混じっている)

それにこのページ、ちょっとハードなシーンです(たまたまです)。
こういうのを読むと、『海に落ちる雨』第4節をアップする勇気が出てくる(どんなんだ)。
有難う、逢坂先生。


話は戻って、逢坂剛先生のあとがき。
小説家・物書きって、ベストセラー作家も、こうしてブログでこそこそ作品をアップしている場末の物書きも、同じようなことを感じているのだなぁ。
(なんて言ったら、逢坂先生に失礼なのですけれど……)

私も、「存在」を主張できるような物語を編み出していきたいなぁ、と思ったのでした。

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【雑記・小説】創作裏話バトン 

TOM-Fさんが回しておられたバトン: 『創作裏話バトン』 、拾わせていただきました(^^)
裏話、と改めて言うほどのことって実はあまりないのすが、他人様のを拝読していて、感心することもあったので、自分も書いてみようと思った次第で。
皆様のバトン回答はこちら→TOM-Fさん八少女夕さんサキさん

私の方は、やはりあのシリーズに話の重点が偏りますが……よろしければどうぞ(*^_^*)



1. キャラクターの名称


大和竹流の本名はジョルジョ・ヴォルテラだが、当初、母親がドイツ人という設定で、ミドルネームに(というよりも母親の主張により)ラインハルトというのが入っていた。しかも、彼の物語『Eroica』(ノートにして8冊ほどになる)は『ラインハルト』という名前で書かれている。この名前は没にしました。ちなみに、現在の設定では母親はスウェーデン人。
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(証拠写真:「ラインハルトは……」となっている。ちなみに枠外に描かれているのは「うわばみ」……下の方の小さい黒いものは羊らしい。「うわばみってとっても険呑だろう。ねぇ、羊の絵を描いて」? 何の因果でここに……)


『清明の雪』を書いたのは、10年近い執筆のブランクの後で、その時、1か月ほどの間、『竹流』の漢字が『尊琉』だった。キラキラネームに憧れてちょっと凝ってみたくなったけれど、しっくりこなくて、没にした。


真がバイトで勤めていた唐沢調査事務所の所長は唐沢正彰という。名前をつけてから「唐沢寿明」にそっくりだと気が付いたけれど、何だかもう自分の中でしっくりきちゃっているので、そのままになっている。
ちなみに、同事務所の助手は三上司朗というが、何となく「三上博史」に語感が似ている。芸能人コンビなのね。


そう言えば、真の自称親友・享志のフルネームは「富山享志」……実は大元の名前は声優の「富山敬」さん。こちらの読みは「とみやまけい」→まんまだといけないので「たかし」と読み替え、長い間そのまま「敬」という字を使っていた。ブログにアップすることを決めた際に、字を変えたのでした。


昔ファンタジーを書いていた。その時の登場人物の名前は無茶苦茶だった。友人と共作していた物語の主人公はアンケセナーメン(ツタンカーメンの嫁)で、天上界の三兄弟の一番の実力者(末弟)は天照狼(もちろん、天照大神をもじった^^;)だった。
そう言えば、主人公の女の子がスペインからアステカにタイムスリップする話では、恋人はケツァルコアトル(蛇の神様)だった。あれ? その頃から例に漏れず、神話系、好きだったらしいです^^;


総じて、名前の付け方がいい加減だと最近反省しています……でも、あまりキラキラな名前は付けない。

名前で一番のお気に入りは、『奇跡を売る店』に出てくる和子(にこ)。この名前は、ずっと以前からあっためていた。


2. キャラクターの性格


大和竹流はもともともっとかっこよくて、何でも受け入れてくれる心の広い神のような人だった。今では、すっかり暴君になっているし、打たれ弱いことも判明した。そして、実は彼の設定はもともとルパンのような怪盗さん(美術品専門)だった。


相川真の嫁・はもともと悪妻の設定だったが、その後、大和撫子の代表のような、しとやかで芯の強い女ということになった。そして、現在、もう一度「比較的悪妻」に戻っている。
ちなみに「優しくて芯の強い理想的大和撫子」の性質は、竹流の女房・珠恵(タエ)が受け継いだ (腹に一物あるかどうかは不明です)。このタイプはまさに竹流の好みだと思ったから。
真はどうも「悪女系」にひっかかる傾向にあるので……


真シリーズは非常にオッチャン率が高い。各種おじちゃんを楽しめる物語といってもいいかも??


3. キャラクター以外の名称


今のところ、あんまりエピソードになりそうなものはないです。基本、現実界のお話なので、地名は現実にあるものだし、お店などもモデルがあったりする。


この間書いた『迷探偵マコトの事件簿』の半にゃライダーの話で、怪人軍団の隠れ蓑となっている見世物小屋の『触蚊屋』、は遊んだかも。


4. 設定


相川真の職業の選択肢に、①サラリーマン、②科学者、③剣道の師匠、というのがあった。小学生の時に彼が現れた始めから仕事は私立探偵だけれど、結婚を機に職業を堅気に変えようかと思った、ことになって……でも、真は他人に合わせられないので①は直ぐに没。②は今の物語の中でもそうなるはずだったのが、ある事情で大学を中退してしまったし、今さら難しい。③は、結果的に結婚後、お寺に居候して子どもたちに剣道を教えている時期があるので、これは成立しているかも(でも、ボランティア)。


ちなみに、真―竹流関係は、明智小五郎―怪人二十面相が原点^^;


真シリーズの最後のストーリーは、オードリー・ヘップバーンの『麗しのサブリナ』(シンデレラを下敷きにしたストーリー)の焼き直しのようなお話。竹流の曾孫♂と真のやしゃ孫♀が駆け落ちして大団円……
こんなにも複雑なひどい話を書いておきながら、最後は甘々なのでした。

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日本地図に喧嘩を売ったような設定をしたこともある。


5. 背景


真シリーズの時代は昭和20年代から始まっている(彼は1952年生まれ)。読む人があまり時代が気にならないようにと、現代に置き換えても通用するように書いているけれど、陰では、当時なかったものを書かないようにかなり気を付けています。携帯など分かりやすいものはいいのですが、公衆電話の緑はなかったよなぁ、とか、缶ビールや缶コーヒーはどうだったかとか、ビデオやラブホテル、風俗産業など。100円ライターはいつから、とか。車の車種とか。
焦ったのは、竹流の愛車・フェラーリのテスタロッサの販売が、この時代よりも後だったこと。だからモデル車ということにして、ヴォルテラの御曹司のための特別仕様車にした。


何とか時代を現代に持ってこようとしてみたことがあるが、父親が冷戦時代のスパイであることを変えたくなかったので、結果的に元のまま。平成の今は真の息子・慎一が30歳くらいで現在とオン・タイム。この物語が完結する真のやしゃ孫の時代は一体何時?という未来。


6. 人称


基本的に、三人称。但し視点は一人称と同じ。つまり三人称を騙った一人称みたいなの。なので、その人物の心の声は出てくる。但しワンカットで心の声が複数は出てこないようにしています。不器用なので、複数の人間の感情を同時に書けない。そう、いわゆる神の視点が難しくて。
1つの作品を同じ視点で通すようにしている場合(中編とか)と、シーンごと(章ごと)に動かす場合(長編はこっち)があります。


一人称は短編でやってみた。……最近の話。ブログを始めるまでは一人称のお話は一切なかったです。一人称は、「面倒くさいところは端折れる」ことに気が付いた。


7. 没ったキャラ


割と面倒見がいいので(?)、一度生まれたキャラはどこかで使う。
中学生くらいの時に相川真シリーズの第一話を書いたけれど、この時から『高遠賢二』という人物はいて、少年探偵団のリーダー格だった。つまり、彼は竹流よりも古いキャラ。その後、少年探偵団はないよな~と思ってこの立ち位置はなくしたけれど、今彼は真の助手として残っている。……って感じです。


8. 没ったストーリー


大学時代だったか、真面目に『イエス・キリストの生涯』を書き始めた。中高6年間、どっぷり聖書の勉強をした知識と、彼は砂漠の国の民族指導者であるという立場から、歴史的に(歴史の中の奇跡・軌跡として)物語を書くつもりだった。
ノート半分くらいまで書いたのだけれど……もう知識が頭の中からなくなったので、書けない。使徒の名前も全部言えたのに……どんな人かも知っていたのに……


異世界を舞台にしたスペース・ファンタジーを複数、書いていた。
中でも、「全く自分からは何もしない主人公」でどこまで物語になるかやってみたことがある。前市長の息子で、現市長の愛人で、超美少年という設定で、何にも(自分にも)興味がないという冷めた人間。こうなると周囲が熱くなりすぎて、バランスが悪くなり、没った。
これもノートに半分は書きました。友人が挿絵を描いてくれていた。主人公はラリストラ、という名前だった。
昔から言われる、主人公は熱血であるべき(動くべき)という法則は正しいと思った。
ただ、この何もしない人物と、周りにいる熱血革命家などの人物のイメージは、どこかで使いたいと思っている。
……でも、もしかすると、この性格の一部、真の中に残っているかも。


9、バトンを回す
まだの方で、やってみようかなという人はぜひ(*^_^*)

読んでくださいまして、ありがとうございます(^^)
ところで、先週から高1の姪が我が家に転がり込んでいて、あれこれ大変です。
しかも高校の勉強に付き合わされております……もう思いだせないよ~(;_:)

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【雑記・小説】やっぱり美男美女がいい? 


ブログのお友達の間で流行っている?『麗しいキャラクター』談義に参加です(*^_^*)
この記事は【麗しのキャラクターの話】(八少女夕さん)にトラックバックさせていただきました(^^)
(多分……ちゃんとできてるのかな?)


今日、ある人とお話をしていて……実はその方には病気の息子さんがいて、毎月調剤薬局で薬を出してもらうわけですが、薬の量がものすごく多いので、薬局の方が家まで届けに来てくださるそうです。
その薬局の人、お父さんが役者さんで、かなりなイケメンだそうで。
「月1回 ドアを開けたら イケメンくん」という見事なキャッチコピー(?)で盛り上がりました。


そう、その人がイケメンである必要はないのだけれど(むしろお薬を届けに来てくれるのなら、好い人であるほうがいいよね)、利害関係や深いつながりのないところでちょっと接触するなら、どうせなら美男美女がいいよね、って話をしていたのでした。
つまり、キャラクターに美形を求めるのは、こんな感じの無責任・身勝手と、希望的観測と、個人的楽しみ、みたいなものかしらって思ったりしたのです(*^_^*)


漫画・アニメやドラマだと視覚が先に来るので、美形であるかどうか、そのままの姿がインプットされてしまうと思うのですけれど、それにしても個人の好みで、美形と感じるかどうか、かなりの幅がありますよね~
好みは千差万別。「ただ綺麗」よりも、「味がある」ほうがいいという意見も多そうだし。


それが小説となると、もっと想像にお任せってところがあって、正直なところ、読み手の好き勝手、イメージがあれこれ勝手に走っていることはよくあるような気がします。
気に入ったキャラは、頭の中で勝手に好みのタイプに仕上げていたりして。


でも、【夢の時間(とき)】のユズキさんがおっしゃるように、いざイラストに起こすとなると、絵を描くかたは、細かい描写に気を遣われるのですよね。
うん。言うは易し、です。


さて、うちのキャラたち。
実は私が作中で「明らかに美形」と表現しているのは大和竹流(ジョルジョ・ヴォルテラ)だけなんですよね。
しかも、人物紹介のところで「あなたの想像する最高の美形を想像してください」とまで言っちゃったりして。
彼の恋人はびっくりするほどではないにしても、まずまずの美女揃いではありますが、あまりしっかり「美女」とは書いていない。


他を当たってみましたが(?)、残念ながら(?)夕さんと同じで、私もあまり世間的に通用する美男美女は揃えていないみたい。
一番大事なうちの主役中の主役、マコト、じゃない、真にしても(先に『マコト』に変換される……^^;)、目や髪の色・雰囲気の描写はしていても、実は美形とは表現していないのです。
自分の中でも、味のある野生系(ヤマネコ)というイメージはあるけれど、特別に美男子とは思っていなくて。
調査事務所の秘書・美和(この子も美人じゃない。可愛い童顔系かもしれないけれど)や、真に懸想している某自由業の仁(この人は厳つい、と表現されているだけ^^;)などから見た贔屓目の描写はあるかもしれませんが……(^^)


他は……短いお話ではあまり描写はしていないですよね。
いずれにしても大した美男美女は出てこない。
猫とか、小鬼とかはいるけれど^^;

もちろん、自分の頭の中の想像では、私なりの「美男美女」、つまり「性格美人」ならぬ「キャラ美人」による「味のあるキャラクター一覧」が展開しているのですけれど。
作者にとっては、このキャラを書きたい、と思うものがあれば、十分に「美人」に見えてしまうものかもしれませんね。


でも。
本音は美男美女がいいなぁとか思ったりもしているのです。
お話ですから、現実っぽさにこだわる必要もなくて。
できればハンフリー・ボガードとオードリー・ヘップバーンでいきたいものだ、といつも思っているのです。


あ、でも…・・考えてみたら、ボギーもオードリーも当時の基準の美男美女じゃないんですよね。
イングリット・バーグマンは確かに白黒画面が光って見えるほどの美形だと思ったけれど……
って、ことは。
やっぱり見る人・読む人の好みにばっちり置き換えて、とにかく楽しめばいいんだ、というのが結論かも??

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【雑記・本】『色の名前』/ 脳はわがまま 



本当は小説をアップしたいのですが、手直しをする時間がなくて m(__)m
推敲というほどのものでもないのですが、何度やっても粗ばかり目につくのです。
始めから完成度の高い文章を書かれる方が羨ましい……
とは言え、推敲しても、いくらでも粗が目につくのですけれど。


何はともあれ、このところ日常業務に加えて、大きな会合に向けての準備があれこれ重なって、更に小さなイベントの準備もあって、落ち着きません。推敲だけでも、その時間、お話の中に埋没しないとできないのです。
不器用なもので。
……というわけで、本日もまた雑記に逃げております。


今日は、『名前シリーズ』の本を少しご紹介。
この本を読むと(見ると?)、どんなものの名前でも数限りなくある、ということが分かります。
例えば『色の名前』の中身を少し、ご紹介しますね。
本を開くと、「ムーンライトブルー、ミッドナイトブルー、ミストグリーン、時雨色、水縹、ウォーターブルー、オーシャングリーン、サーフグリーン、アイスグリーン……」
……自然界にあるもの、人工的に作られたもの、すべてのものの数だけ色の名前がある。


例えば『薔薇色』……どんな色なんでしょう。どの薔薇の色なんでしょう。
きっとこのひとつの言葉を聞いても、頭の中に思い浮かべる色は、十人いれば十人とも違う。
それどころか、一人の人でも、その時々の気持ちによって違う色を思い浮かべているかも。


こちらの本のコラムのコーナーには「本当の色ってなに?」って問われています。
背景の色によって、あるいは周囲の明るさによって色は違って見える。
色彩の研究では、照明の強さ(あるいは日照条件)、見る角度などの条件を決めていると言います。
そうしなければ、推理小説じゃありませんが、「黒い車」という証言が、実は赤い車だった、なんて話になるわけです。
そう考えると、色って本当に微妙なものですね。


そしてさらに、記憶によって色は現実の色とは違う形で頭の中に保存され、変容する。
「その物の色の特徴をより強調する方向に変化させて、つまり色みをより鮮やかにして、より純粋な色として記憶する」、「明るい感じの色はより明るく、暗い感じの色はより暗めに記憶する」そうです。
私たちは、色を美化して脳の中に記憶しているのですね。

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色見本には1500~2000くらいの色が収められていると言います。頑張って揃えてみても10000色が限度。
一方で人間が見分けることができる色の数は1000万色だとか。
「アメリカの学者が以前、新聞・雑誌・小説などに出てくる色名の統計をとったところ、合計4416回登場した色名のうち、92%がわずか12語(多い順に、白・黒・青・赤・灰色・緑・ブラウン・金色・黄・ピンク・銀・紫)で占められていた」
そんなにたくさん見分けられるのに、表現するときはこんなに貧弱になってしまうのですね。


かと言って、「紅梅色、ローズ・ピンク、ロータス・ピンク、桜色、ナデシコ色、シクラメン・ピンク」などと一生懸命区別して表現してあっても、その微妙な違いを思い浮かべることは難しい。
しかも、それを読んだ人が頭の中に思い浮かべる色はまたそれぞれ。
もちろん、同じピンクでもこんな風に素敵な言葉で表現してあると、楽しくお話を読めたりするのですけれど。
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……というと、このところ話題の?「キャラは麗しい方がいい?」って話にも通じるものがあるような。
見る人によって、読む人によって、まるきり違うものを想像している。
しかも、その人なりの基準で「より美形へ」想像して楽しんでいる。
でも美形の基準が違うので、他の人から見ても美形とは限らない。
この多様性と変容が面白いんですね。
脳って、本当に自由でわがまま。


でも、世界は本当に素敵な色、素敵な名前で満たされているのですね。
……この本を眺めていると、世界ってなんて美しい、と思うのでした。
それを少しでも言葉で描くことができたら、やっぱり素敵ですね。

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【雑記・小説】『うちのキャラで分野別No.1を選んでみた』/夕さんの記事にTrackbackしてみた 

【Scribo ergo sum】の八少女夕さんの記事『うちのキャラで分野別No.1を選んでみた』にトラックバックしてみました。
自分にもできるかな、とやってみたけれど、全く同じのは無理そうだったので、少し改変しております。
「へたれヒーロー」追加しました^m^ 

◆名前が長い No.1 
名前が長い人はいない、と思ったらいた!
でもアップしていない作品なので、本当は反則ですね。
前回ご紹介しました「全く自分からは何もしない主人公」が出てくるスペースファンタジーもの。その題名はなんと『レ・クス系文明史(1)レ・ルーツ新開拓時代:惑星間戦争~人民解放戦争』ってのでした。つまり、題名も長い。主人公があまりにも動かないので、革命派のあんちゃんが活躍してくれていました。その名前が……
エイリーヴ・タルス・アメイザ・レゼル・ヴェレクラ・ソルヴィ・ユディシュティラ・ラグナル・イルラガル・エルガー・ランヴェイグ・ペトルーシャ・アインヘリアム
みんな、タルスとしか呼んでいませんでした^^;
でも、名前を書いてみて、今でも半分くらい言える自分が怖い。新しく覚えたことはどんどん消えていくのに。
ちなみに主人公は『ラリストラ・イーヴ・ジャンセン』って超簡単。モデルはうちの猫……^^;
イラストを描いてくれていた友人の許可が出たので、チラ見せです。友人にとっては黒歴史ってことなんだけれど、素敵な絵なので見てやってくださいね。
しかし、名前でこれだけ遊べるとは。あの頃の私って。
DSCN4953_convert_20140630022256.jpg
(イラスト:kyokoさん。鉛筆画です…20年以上前の作品です)

◆人氣 No.1 
う~ん。個人的には期待を込めて『大和竹流』かなぁと思ったりしているのですけれど。
でも、実質No.1はやっぱりあの猫か……
「なになに、おおみしゃん、ぼくのこと、呼んだ~?」
(呼んどらん!)

◆胡散臭い No.1 
セバスチャンとムスタファ from 『明日に架ける橋』
今のところの登場人物で断トツといえば、この2人でしょうか。ムスタファは無計画で楽に金を稼ぎたいコソ泥みたいなやつだし、セバスチャンは体の不自由を盾に他人を馬鹿にし続ける落ちぶれた金持ち。
本当はこの先、真シリーズに超お気に入りの胡散臭い男が出てくるけど。

◆一番位が高い 
『ローマ教皇』 from 相川真シリーズ
実名は出ておりませんが、子どもの頃のジョルジョ(竹流)をかわいがってくれていた教皇も、将来彼が仕える教皇もちゃんと歴史的に噛み合ったモデルがいらっしゃいます。
でも、考えてみれば、昔友人と共作していたファンタジーには神様が出ていた。みんな天ちゃんと呼んでいた。夕さんちと同じだなぁ。

◆最も悪いヤツ 
悪い奴……これから真シリーズの『海に落ちる雨』に何人か、かなり許せない人間が出てきます。しかし、考えてみれば小悪人は枚挙に暇がないくらいいる……

◆「おいおい」度 No.1 
小松崎りぃさ from 相川真シリーズ
真の2人目の彼女、ということになるかな。真は付き合っていたと思っていたかもしれないけど、りぃさのほうはそうでもなかったみたい。趣味は自殺ごっこ。あげくに真を道連れに死のうと思っていた。
もうひとり。
点野家長老 from 『天の川で恋をして』
点野家は伝統的に本家の長老が子供に名前を付ける(「裕」の字を入れて)しきたりだったけれど、ボケていたので……(以下ネタバレにつき省略)

◆上から目線 No.1 
玉櫛婆さん from 『奇跡を売る店シリーズ』
もともとは祇園甲部のナンバーワン売れっ子芸妓、今は「幸せが来る」とか言って、高い金で石(一応パワーストーン、すなわち貴石)を売りつける怪しい石屋の女主。あ、胡散臭いチームにも入る。

◆へたれ主人公 
富山享志 from 『学園七不思議シリーズ』
級長なのになぜかヘタレぎみの中学3年生。すごくいい人だけれど、女子からは「いい人だけど恋愛対象じゃない」と言われ、男子からは「面倒なことはみんな押し付けちゃえ」と思われている。おかげで、学院の七不思議に巻き込まれる……
ちなみに、相川真の自称親友。

◆へたれヒーロー(劇中劇だけど) 
もっとも「ヘタレ」なのはこのヒーローで決まりだ!→半にゃライダー
各ブログに出没中!(十分に出没できていないこともある^^;)

◆今年脚光を浴びた人 
誰も脚光を浴びていない……。いや、もしかしてまた、あの猫か……正月から独壇場で挨拶してたし……
 「なになに、おおみしゃん、呼んだ~?」
(呼んどらん!)

◆謎のキャラ 
今は謎だけれど、これから出てくるからその時は謎でも何でもなくなってしまう人は多いけれど……夕さんちのように「つねに謎」みたいな人、ひとりくらいは作っておくものだなぁ。楽しそう。いつも名前だけでてくるけれど、いっこうに出てこない人。
別の意味で謎なのは、和尚さん from 『清明の雪』(相川真シリーズ)かも。この方、どうやら「物の怪遣い」らしいし、実は陰の人気者だったりする……。

◆出てきたときにはすでに死んでいた人 
アウローラ もしくはジョルジョのしっぽ from 『幻の猫』(相川真シリーズ)
出てきてすぐに死んだ人もいないわけじゃないけれど、うちの場合、エピソードが何回か繰り返されるので、章はまたがっているかなぁ。というわけで、「出てきたときには死んでいたのにやたらめったら現れる人」に登場いただきました。って、つまり幽霊なのね。
それを言い出したら、ウゾくんたちはどうなるってことなんですけれど……(あの話は幽霊だらけだし)

◆最高齢者 
結果的に最高年齢なのは、相川長一郎 from 相川真シリーズ。真のじいちゃん。真の死後も長生きして、北海道の山の中に一人暮らしする(世を儚んじゃった)。モデルは黒板五郎?
出演時に最高年齢だったのは、下蓮生家のボケた当主 from 『海に落ちる雨』。日露戦争を体験している。と言っても、この話、そもそも1979年設定だからなぁ。

◆逆に最も低年齢で、しかも存在感がある子ども 
和子にこ from 奇跡を売る店シリーズ
主人公・蓮が因果があって引き取っている5歳の女の子。心臓に大きな病気を持っている。可愛いというよりもちょっとこ憎たらしいイメージだけど……
ちなみに、真シリーズにも「あかり」という家出娘→相川家の居候娘(就学前、6歳)が出てくる(『雪原の星月夜』未発表)。
*ちなみにさっそく私もルビを活用してみた(*^_^*)

◆食べ物にうるさい人 
大和竹流 from 相川真シリーズ。
本当にうるさい。いちいちこだわりがある。レストランのオーナーでもあるから当たり前とも言えるけれど。もちろん、同じくこだわりのある生産者(農業・畜産業・漁業すべて)とネットワークが……

◆逆に味が分かっていないかもしれない人 
相川真 from 相川真シリーズ
この人の食べ物の基準は「腐っている」or「腐っていない」^^;
でも、この人、美味しいものに常にありついているから(故郷は北海道だし、同居人のお蔭でもあるし)……ある意味、ずるい。


やっとメインキャラが出てきたところで、めでたくお開きと致します(*^_^*)

「え~、おおみしゃん、ぼくの紹介は~?」
(出た……)ほら、次回は「ぼくをモノレールに乗せて:マコトバージョン」だから大人しく待ってなさい。
「ほんと!? ぼく、頑張るね! みなしゃん、次回もお楽しみにね!」
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(イラスト:limeさん。いつもお世話になっていますm(__)m)

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【雑記・小説】キャラに関するバトン(マコトと真) 

バトン大臣・TOM-Fさんからのバトンを皆さんが受け取っておられたので、私も勝手に受け取らせていただきました(*^_^*)
今回のはかなりシンプルな内容ですが、わが永遠の主人公とあの謎のねこの共演と相成りました。
その前に、皆様のバトン回答はこちら
TOM-Fさんのバトン夕さんのバトンサキさんのバトン


キャラに関するバトン

1.まずは自己紹介をどうぞ。
美和 「またまたインタビュアーに抜擢されました、相川調査事務所の秘書、美和です。では、まず自己紹介。先生からどうぞ!」
「作者の大海が『真シリーズ』と銘打っている複数の物語の主人公を勤めています。私立探偵です。幽霊絡みの事件を解決する調査事務所と勘違いされていますが、本当は主に失踪人調査を請け負っています」
マコト 「こんちには。えっと、ねこのマコトでしゅ。ぼくのお仕事? タケルのねこまんまを食べることと……おるすばんです(ちょっとしょんぼり)」
「たける?」
「あのね、ぼくのかんぬしさんはタケルでしゅ」
「神主?(なんだろう、この不明なことを喋っている猫は……)」
「たぶん、飼い主のことではないかと……。そう言えば、先生の飼い主も大家さんだものね」
「……」
「ということは、二人とも(いや、ひとりと一匹?)タケルに飼われている、と」
(注:「先生」=真のこと。ハードボイルドに憧れて美和はこう呼ぶ。「大家さん」=大和竹流のこと。真は竹流のマンションに転がり込んでいるので、こう呼んでいる。)

2.好きな食べ物は?
「タケルのねこまんま!」
「特に、こだわりはありません」
「うっそ~! 先生の好きな食べ物は大家さんの作るごはん、全てです。ね?」
「……」
「ということは、二人とも(いや、ひとりと一匹?)タケルのねこまんま、ということで」
「????(俺が食っているのはねこまんまなのか?、このひともタケルのねこまんま食べてるの?)」

3.ご趣味は何ですか?
「(こそこそ)しゅみってなに?」
「ひまつぶしのこと」
「ひつまぶし?」
「いや、それは鰻の……」
「何をこそこそ喋ってるんですか。生放送ですよ! あのね、趣味っていうのは、空いた時間にする、義務ではない、大好きなこと、を言います。マコトくんは何をするのが好き?」
「えっと、しっぽおにごっこと、かげふみっこと、おみかんをころがすこと!」
「ねこらしくていいですね! はい、先生は?」
「趣味と言うほどでもないですが、三味線と剣道」
「そうなんですよね。こう見えて和のテイスト。剣道は灯妙寺というお寺で子どもたちにも教えています。三味線は民謡酒場で弾いています。あれ、何で私が宣伝を……」
「しゃみせん……」(以下、禁則事項。津軽はネコじゃないのですけれど)

4.意中の人はいますか?
「(こそこそ)いちゅうのひとってなに?」
「好きな人、この人と心に決めた人のこと」
「ほら、こそこそ喋らないで! マコトくんはいますか? 好きなねこちゃんとか」
「えっと、ぼくのうちゅうのひとは……あれ? うちゅうのひと? カッパずしのこまーしゃるに出てる!」
「いや、それじゃなくて。大好きなネコちゃんはいないの?」
「半にゃらいだー!」
「般若?」
「先生、知らないんですか。今や子供にも猫にも、一部の大人にも絶大なる人気の日曜朝のヒーロー番組ですよ。そっか。マコトくんは半にゃらいだーになりたいのね」
「うん! えっとね、にくきゅうでたっちできるテレビを買ってもらいました。タケルがね、買ってくれたの! えっと、大すきなねこは半にゃらいだーで、大すきな人はタケル!」
「はい、よくできました! 先生、続いて」
「え? いや、別に、意中の人はいないけど……」
「はぁ~~?? ねこちゃんでさえ、ちゃんと気持ちを打ち明けているのに、人間様たる先生がそんな態度ってどうかしら。ね、みなさん?」
「誰に向かって喋ってるんだよ」
「視聴者のみなさまです。先生は天邪鬼なので、私がお答えします。もちろん、先生の意中の人は、あの人です」
「……」
(注:半にゃライダー最新作もよろしく!)

5.パートナーのことをどう思いますか?
「ぱーとなーってなに?」
「つれ合い……うん、と、いっしょに仕事していたり、いっしょに暮していたり、心が通い合っている存在?」
「タケルのこと?」
「うん……君の飼い主がその人なら、そうかな(なんで同じ名前同士なんだ?)」
「でも、タケルはぼくのこと、ぱーとなーって思ってくれてるかなぁ……」
「……(なんだか気になる猫だ……気持ちが通じると言うのか……)」
「大丈夫よ。先生も君も、パートナーとは相思相愛だから! 私が保証しましょう!」
「あの……ぼく、かえるね(早くタケルに会いたくなっちゃった……)」
「あ、今日はありがとうね。これは出演料。半にゃライダーのモデルになった能楽師・京極瑞月さんのポスターと半にゃライダー変身用半にゃ面よ。これを被って、君もヒーローになってね!」
「わぁ、ありがと! タケル~、おめんとぽすたー、もらったよ~~~」
(注:京極瑞月について知りたい方はこちら→【秘すれば花】

6.バトンのご指名
「あ、時間、押してますよね。バトンはいつものように、どなたでも! ですね。さて、ここからはオフレコなので、先生、正直にどうぞ(と言いつつ、こっそり録画)」
「何を?」
「パートナーのことをどう思いますか? うん、野暮ってのは分かってるんだけどね、でも私にはちゃんと教えてくれてもいいんじゃないかなぁ」
「……ずっと一緒にいなくてもいい。そう思えるようになりたい」
「心が通じていれば一緒にいなくてもいいってこと?」
「それは多分、幻想だろうけれど」
「一緒にいても通じないこともあるものね。でも、物理的に一緒にいなくても、心はちゃんと向き合っていないとだめだよね」
「そうだな……」
「よし!(愛しい人を想う横顔、頂きました!) あ、皆さま。バトンですから、どなたか気が向いたら受け取ってやってくださいね(こそこそ)」
「誰に喋ってるんだ?」
「え? 独り言よ。ほほほ……」

というわけで、まだの方はぜひ、お持ち帰りくださいませ(*^_^*)

Category: 小説・バトン

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【雑記・小説】バトン・あなたにとって小説とは 

あぁ~~~、世界体操(団体)、残念でしたね~~~悔しいなぁ。
色々言いたいことあるよね、うん。でも言わないでいいよ。
ほんとうに、あのアウェイ感の中でみんな頑張りました!
内村くん、うちのマコトはどうやら君のファンみたいだから、これからも頑張って! まだ個人の前人未到の連覇継続が残っているのだし。でも、団体の金が欲しかったんだよね……やっぱり悔しい。
悔しいけれど、中国の最後の鉄棒の選手、意地・根性・執念でしたね。
うみねこ
というわけで(?)、人相が悪いウミネコさんです。
ちなみに私、ウミネコとカモメの違いがよく分かっていません。専門的なことはググってくださいませ。
でも、ウミネコはにゃあにゃあ鳴く、というのと、同じカモメ科で「大きいカモメ」というあたりでいいのではないか、と。
そう、こちらは旅行記の予告でした。忘れないうちに書きたいのですが、日常業務のプラスアルファにまだ仕事の書きものが残っていて、なかなか進まない日々、さらに今週末は三味線の神戸大会なのです。
大会が終わったら書きたいなぁと思っています。石紀行も、小説も。

では、TOM-Fさんから受け取ったバトンをいってみたいと思います(*^_^*)

1. 物書き歴を教えてください。
一見長いけれど、中身はスカスカ。
初めて小説らしいものを書いたのは小学校の中学年くらい。中高~大学生が一番あれこれ書いたように思います。
以後は現実の仕事に追われて、時間のある時に書く感じです。
これからも集中して書くような時期は一生来そうにないなぁ……余命宣告されたら「書くだけ」の生活をしてみたい(すぐ飽きるかしら)。

2. あなたが小説を書く「手順」をくわしく説明してください(ストーリー構成・世界観・登場人物・書き出し・伏線・エピソード・台詞・エンディング・推敲・テンポ・タイトルの決め方等)。
当たり前ですが、短編・長編では作り方が違います。

掌・短編は何よりも一番に世界観があって、登場人物は風景の中に存在しているだけ、という感じです。例えば【センス】【さくら舞う】なんかは世界観だけで書いています。

長めの短編~中編くらいになると、ストーリーが一気に浮かんでいることが多いです。ファーストシーンからラストシーンまで、紙芝居みたいな感じです。それでも登場人物はやはりストーリーを支える駒的な印象。人物像を必要以上に掘り下げることはしません。これをやると、私の場合、即刻「長編=大河ドラマ」になってしまいます。

長編は説明しがたいですが、始めにあるのは「キラキラシーン」。つまり「このシーン(エピソード)を書くために私はこれを書く」というシーンです。必ずしもラストシーンとは限らないのですが、ラストの方に来ることが多いです。
もちもちのき
(写真は私が目指しているキラキラシーン:『モチモチの木』のラストシーン)
「キラキラシーン」は映像的に浮かんでいる場合もあるし(「清明の雪」のラストシーン)、ただ台詞の一言だったりもします(「海に落ちる雨」はラストの竹流のたったひとつの言葉を書くためだけに書きました。そういえば、大泉洋ちゃんに「愛してる~!」って叫ばせるためだけに物語を作った、ってある舞台作家さんが言ってましたが、そんな感じ)。このシーンに行きつくために何が必要かを考えながら書き始めます。
はい。それだけなんです。困るのは書き出しだけです。書き出したもの勝ちです。

章ごとのカードを作るという方法もいつかはちゃんとやりたい、と思っているのに、実際に書くこともなく、歳を取って来ております^^;
でも、ある程度大きな川の流れは決まっているので、大きく迷走することはありません。エピソードなどの肉づけは書きながら必然のように湧いてきますので、湧き出したらとりあえず書いていって、後からどんどんエピソードを拾っていきます。時々忘れそうになるけれど、大方頭の中では何度も反芻しているので、大きなエピソードを漏らすことはあまりないです。
思いついたアイディアやセリフは、思い出し帳みたいな落書き帳に書いておきます。スティックメモなどを貼ってあったりもしますが、後からちゃんと読んでいないことも……

こういう書き方なので、尾ひれはひれでどんどん膨らんでいって、大河ドラマになってしまうのですね。
必然的に推敲は何年もかけてやっています。時間を置いて読みます。読み手になって、楽しいかどうかを吟味。書き終えた時は力尽きているし、自分では満足しちゃって、何が拙いのか分からないので、何年もかかるのですね。推敲が一番時間がかかっている。
細かいエピソードを拾い忘れて、推敲の段階で慌ててこっそり拾っていることもあります。逆にあまりにも複雑になりすぎて、捨てたエピソードもたくさんあります。本来ならこれを下書きの段階でするべきなのでしょうが、私の場合、書いてから捨てることが多いです。
無駄なんだけれど、また次の話のきっかけになる可能性があるので、いいかぁ、と。
いつまでも手元に置いて可愛がっている、まるでレオナルドのモナ・リザ状態?(そんないいものじゃないです、はい)

ただ、これはブログを始める前なら通用したけれど、っていう書き方なんですよね。ブログで継続的に書くためにはlimeさん夕さんのような物語の作り方ができなきゃなぁと思っているところです。推敲を楽しんでたらいつまでたっても進みません。
きっと誰の参考にもなりませんね。こんな時間のかけ方をしていたら、次作なんていつになるのって話ですから。

3. 小説を書く際に心がけていることは何かありますか?
う~ん。やっぱりこれは、TOM-Fさんやサキさんと同様、自分が楽しむこと、ですね。
それから、自分の文章が少し読みにくい語順になる癖があるのを知っているので、一文を書いたら読み返して直すようにはしているのですが……たまにそのままになっていて、後からこそこそ直していることも。

4. あなたの小説のなかでの「風景描写:心情描写:台詞」の比率を教えてください。
え? えっと……ものによるので、一概には答えられません。でも、台詞が少なめになりやすいので、注意しています。

5. 影響を受けた作家さんは居ますか?
テーマとか世界観を教えてくれたのは、やはり竹宮恵子さんでしょうか。
ジルベスター←これを目指している『ジルベスターの星から』
あとは、えぇ、江戸川乱歩ですね(何だかちょっと恥ずかしいけれど、少年探偵団。ちょっと妖艶な世界も好き)。
目指しているのは池波先生の世界だけれど、影響を受けたというわけではなく、憧れているけれど届かない世界。

6. そもそもあなたが小説を書き始めたきっかけは何ですか?
え? えっと……真がいたから?
あるいは、子どもの時におじいちゃんの手作りの本を見たからかな?
おじいちゃん

7. あなたが小説を書くときの環境は?
書き始めは音楽がかかっていたりテレビがついていたり。そのうち集中し始めると何も気にならなくなる感じです。でも、あまりこだわりはない。
環境として憧れるのは、ハリー・ポッターみたいに、このカフェで書きましたっていうの。絵的にいいなぁと思うのは蔦の絡まる煉瓦造りの図書館で書いている姿。
……妄想です。

8. 小説を書くときの必需品等はありますか?
PCとコーヒー。

9. 作成ツールはケータイ派? PC派? それとも紙と鉛筆派?
PCです。

10. あなたの文章に、こだわりや特徴と言えるものはありますか?
こだわりは何もありません。特徴は……自分ではわかりません。
昔は「空白を作らない」なんて遊びをしていたこともありますが……
(ノートの空白がもったいなくて^^;)……^^;

11. ズバリ、あなたの小説は面白いと思いますか? その理由も教えてください。
う~む。

12. 「小説」において最重要事項は何だと思いますか? また、その理由も述べてください(文の精巧さ、面白さ、ストーリー構成、等々)。
一番は、読む人が面白いかどうか。
それから、どんなに不幸な話でも、読み終えた時に希望が残っていること。
細かい点では……文章やストーリーは勢いがある方がいいけれど、あまりにもかっ飛ばしていると疲れる。綺麗な日本語を使ってあることは理想。

13. あなたが「読みたくない」と思う小説はどんな小説ですか?
偉そうなことを言える立場ではないので控えさせていただきます。
でも……妙に奇をてらったものと、エッチでも残酷でもいいけれど、「ただ下品」なものは苦手。

14. あなたの小説で、読む際に読者に注意してほしい点や見てもらいたい点はありますか?
所々で(わかりにくく)かましている大阪人ギャグ? というのは冗談です。
たまにいいことを言っているところ? これも冗談です。

15. これからも小説は書き続ける予定ですか?
私の心の中に「彼」がいる限り。(ネコじゃありません^^;)
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(イラスト:limeさん。この真はお気に入り(^^) ありがとです)

16. あなたにとって小説を書くこととは?
最高の娯楽。幸い人生を掛けなくてもいいというのは有難いことだと思っています。
ノート

お粗末さまでした(*^_^*)
あぁ、じわじわと悔しくなってきた!(冒頭の話題に戻る)

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【雑記・小説】キャラのコンセプト 

薔薇8
先日、薔薇の花を見ながら、ふとうちの某「キャラ」ならこの薔薇かな、などと考えていた……ってなことを書きましたが。
でも、薔薇の花の似合う「キャラ」なんて、やっぱり滅多にいませんよね。
薔薇の花につけられた名前を見ても、王族・皇族の女性か往年の大スターたち。
有名漫画などでは……オスカル(『ヴェルサイユのばら』)やお蝶夫人(『エースをねらえ!』)ならば、薔薇の名前になってもよさそうですね。そう言えば、こちらはオペラですが、「蝶々夫人(マダム・バタフライ)」という名前の薔薇はありました。

そんなそうそうたる人物と張り合えるキャラ(薔薇の名前になってもよさそうなキャラ)は、うちには1名しかいません。
ジョルジョ・ヴォルテラ=大和竹流です。
財力も権力も美貌も才能も持ち合わせた、うちのキャラたちの中で相当に特異な人物です。どちらかというと、ゴージャスじゃない人物のほうが多いもので……
でも、この人のコンセプトって「非の打ち所のない美形キャラ」ではないのですよ。
というわけで、今日の話題は、「キャラのコンセプト」について、です。
薔薇3
キャラを作り出すとき、明確なコンセプトがあると、はっきりとしたイメージが伝わって、いわゆる「キャラが立つ」ってことになるのかもしれませんね。でも、あっちでもこっちでも「キャラを立たせよう」として、あまりにも「尖ったコンセプト」をくっ付けてあると、物語自体がぎらぎらしすぎて、読んでいてしんどくなるようなこともあったり。
実は「キャラが立つ」という表現があまり好きではないので、コンセプト、という表現を使っているのですが、私など素人の物書きは、書き始めた時と書き終わった時ではずいぶんイメージが変わって、一貫性がなくなっていることもあったりして。それはきっと「キャラが立っていない」と批判を受けることになるのだろうな……
薔薇23
でも、これは書いているうちに思い入れが強くなっていくからなのかもしれませんね。
思い切り悪い奴を書こうと思ったのに、いつのまにか「ほろりといい奴」になっていたりして。
あるいは付き合いが長くなると、書いていて、あ、この人物はこんな人だったか、って改めて気が付いたり。
いや、これは読み手の感想ならいいけれど、書き手が自分で「改めて気が付いて」いちゃダメでしょ、って気もするのですけれど、書き手と登場人物の関係もやっぱり「人間関係」で、少しずつ変わっていくこともあるのですよね。
特に、長編の登場人物は書いているうちに、内面へのめり込みすぎて、微妙に書き手の心情が変わっていくから困りものです。
で、これがプラスの方向へ「意外性が表れる」のなら、読み手も書き手も嬉しいけれど、美しい薔薇には棘がある……
薔薇29
ジョルジョ・ヴォルテラのコンセプトは「天から二物も三物も与えられた完璧な人に見えるのに、実は結構残念な人」というものなのです。
まず、「食べ物にうるさい」。こんな男のところには絶対嫁に行かない方がいいです。
しかも本質は「相当に甘えん坊」。はっきり言って詐欺師です。
確かに、財力も権力もある生まれながら、それを全て投げ捨てて放浪して、自らの腕一本で(色仕掛けも含む)認められて、とてつもなく努力家で才能溢れる人。でも、時々、他人にもその完璧さを求めてしまうところがある。他人の弱さとか情けなさを包み込む優しさがないわけじゃなけれど、どちらかというと厳し過ぎる時がある。
そして、一番の問題は……実は「打たれ弱い」。これは少し先の話ですけれど、だからDV男になってしまったんですね。
もちろん、ただの暴力野郎だと魅力も何もないので、そこは書き手の腕が問われるのだろうなぁ、と思ってはおりますが……
薔薇と噴水
で、真のコンセプトは? 一言でいうと「自然(じねん)」。なるべくしてそうなる、というイメージ。
現代人の皮を被っているけれど、相当に野生で(野性的ではなく、野生)、感覚・感情に左右されやすいため、自分の感情の閾値をあげて何とか堪えている、というひと。

この二人を並べると、「(西洋)文明の叡智」「キリスト教的自己犠牲」の象徴としての竹流(ジョルジョ)と、「あるがまま(野生)」の象徴としての真、というコンセプトで、どこまでも相容れない。
別の表現で言えば、「問い」としての竹流と「答え」としての真。「問い」は「答え」を知らないし、「答え」は「問い」を知らない。これもまた相容れない存在。
だから、「いつまでも幸せに暮らしました」とはならないのです。思い切りくっついたら、次には思い切り反駁する。
それでも、この二人は出会えて幸せだったと思う。そう信じて書いています。

もっと分かりやすいコンセプトを作ればよかった。でも、これも、付き合いの中で紆余曲折してここに至った、という気がします。だって、竹流の出発点は、光源氏とイエス・キリストと『エロイカより愛を込めて』の伯爵だったのですから^^;
そして、こちらは「キャラのコンセプト」ではありませんが……『奇跡を売る店』シリーズ。このシリーズのコンセプトは「もう少し二人を幸せにしてやろう」なのです。いえ、くっつけようという話ではありません。蓮(真)と凌雲(竹流)と和子(にこ……この子は明確に該当する人物はいませんが、次作には少し立ち位置の似た女の子が出てきます)。全く共通項のないバラバラの3人で「家族」のような関係を築いている(あるいは、海も舟も、ついでに石屋の婆さんも)。
そして『迷探偵マコト』のコンセプトは……単なる骨休め、です^^; 

あら、話が迷走しちゃった。
腱鞘炎のせいかも……
満天星紅葉

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【雑記・小説】キャラのコンセプト~花と女性編~ 

キャラ話に夕さんが絡んでくださったので(→夕さんちの【うちのキャラを花にたとえてみました】)、また絡み返し(?)の記事となりました。
私も、「うちのキャラを花に例えてみる」をやってみたのですが、これってかなり難しいですね。

花言葉ってあるじゃないですか。そのイメージと、自分がその花に持っているイメージが違っていたりして……
しかも一言で表すのが難しいので、いちいち「二言」になってしまいました。花まで2つ書いたりして。
ぴたってひとつに決まる人と、迷う人がいますね。
真はかなり迷いました。曼珠沙華、ハマナス、クロユリ……でも、曼珠沙華で決まりかな。
白か赤かは決められないのだけれど。
マコトは、タンポポかレンゲかで迷いました。似たような系統ですね。畔や田んぼに咲いている。
蓮は迷いませんでした。
根は一緒なのに、みんな違う。
真シリーズは全体に白が多い。物語のイメージの花も白い→忍冬(スイカズラ)。
マコトシリーズは明るめの色。
奇跡を売る店シリーズは全体的に青。
シリーズのイメージが色に表れたのかも。

ちなみに花言葉を調べていてびっくり。
君にもあったのか! 花言葉……→「しいたけ=疑い」……なんで?
*写真は大海自身が撮ったもの、フリー素材からお借りしたものです。

【真シリーズ】
◆相川真
 長所:思い遣り深い、実は打たれ強い
 短所:孤独に慣れすぎる、都合の悪い記憶を封印する
 花:曼珠沙華/ハマナス(単に北海道の県花?)
曼珠沙華2
 薬にも毒にもなる、という感じ。でも、意外に白い方かも。
 ハマナスは棘が彼らしい……

◆大和竹流
 長所:天から二物も三物も与えられた上に努力家、まめ
 短所:細かいことに拘る、実は打たれ弱い
 花:薔薇(外見的には黒っぽい赤、もしくは青。中身は白)
白バラ
 木の花のイメージがありますが、やっぱり薔薇は譲れないですね^^;

◆柏木美和
 長所:共感力が強い、インタビュアーにはまり過ぎ
 短所:何にでも首を突っ込みすぎる
 花:菜の花
菜の花2
 ひまわりと迷ったけれど、何だか田舎の景色に似合いそうで。

◆東海林珠恵(たえ)
 長所:思慮深い
 短所:短所がなさそうなところ(意外に執念深いかも)
 花:利休梅(芸妓の紋)/ヒガンザクラ
りきゅうばい
 竹流の実質上の嫁、祇園の芸妓です。

◆北条仁
 長所:親分肌で豪快
 短所:すぐに口説く、言いたいことを言い過ぎ
 花:こぶし
こぶし2
 全く迷いなく決まった。コブシの花言葉は友情。

【迷探偵マコトの事件簿】
◆マコト
 長所:一生懸命
 短所:怖がり
 花:たんぽぽ
タンポポ2
 マコト=黄色くて小さい→……皆まで言うまい。

◆タケル
 長所:優しい
 短所:意外に計画性がない
 花:グロリオサ
グロリオサ
 大和竹流よりも優しいイメージのタケル……

【奇跡を売る店】
◆釈迦堂蓮
 長所:誠実
 短所:優柔不断
 花:リンドウ
りんどう
「政夫さんはリンドウのような人だわ」って、つい思い出してしまう……

◆大和凌雲
 長所:器が大きい
 短所:あまりにも何も言わない
 花:蓮(はす)
はす
 蓮(れん)と繋がる……

◆和子(にこ)
 長所:我慢強い(病気のせいもある)
 短所:懐かない、可愛げがない
 花:フクジュソウ/レンゲ
フクジュソウ
 冬の雪を割って咲く、そんな強い子でいて欲しい。
 あるいは、田んぼいっぱいに蔓延って欲しい。

◆釈迦堂舟
 長所:柔軟性に富む
 短所:誰とでも……(以下略)^^;
 花:水仙
すいせん
 水仙しか思いつかないよね。

◆如月海
 長所:理想・正義に忠実であろうとする
 短所:外に向けては思い切りがいいのに、内面はうじうじ
 花:ヘブンリーブルー(宿根あさがお)
ヘブンリーブルー

◆玉櫛(石屋の女主人)
 長所:人をよく観察している
 短所:趣味は意地悪
 花:クチナシ
くちなし

【おまけ】
◆大海彩洋
 長所:一生懸命
 短所:迷う(決められない)、終わったことにうじうじする
 花:山茱萸
さんしゅゆ
 希望だけど……花言葉は「永遠」。自分のことじゃなくて、書く物語の中に込めた思いを花にしました。


さて。「キャラのコンセプト」第2弾、女性編です。
結果論だけれど、私のお話の主人公は男性の方が多い。
多分、女性を主人公にして書くと、生々しくなっちゃって、書いている途中で自分で共感できなくなっちゃうので、今はまだ書けないのかな……
でも、大事に温めている、いつか書きたい時代小説は女性が主人公。それが書ける日まではまだかかるかな。
その女性のコンセプトは「秘めた愛は決して表に出せない、自分の使命と信じたものに向かっていく」という、私にしては珍しい王道。花のイメージはアカシア。「秘めた愛」の相手は、かの織田信長。でも、信長は彼女がまだ少女の時にもう死んじゃってるんですけれど。

なんて鬼が笑う話は置いといて。
真シリーズにはたくさん女性が出てきます。そして、主人公二人は男性だけれど、バリエーションはやっぱり女性のほうが豊富かもしれません。

一番賑やかで楽しいのは美和ちゃん。主人公が「放っておくと自分からは何もしない」タイプなので、語り部となる人物が必要だったのです。彼女のコンセプトは「インタヴュアー」!
モデルは「自分たち」……書き手であり読み手である自分と友人と読んでくださる人たちみんな。ミーハーで興味津々で、物語の車輪を回してくれる。

そして……コンセプトは「大和撫子」。男が倒れたら代わりに戦場にも立つ、でも普段はじっと耐え忍んでいる。
この超理想的な女性は、東海林珠恵。彼女がこのようになったのは、その過去が大きく絡んでいるのだけれど、どこからどう見ても大和竹流の好み。

実は、当初、このタイプの女性として、真の嫁を想定していたのです。というよりも、真の嫁タイプには候補が2つあって「大和撫子」か「悪妻」。「大和撫子」を据えてみたら、何だか書けなくなっちゃって。それで、イメージを「悪妻」にしたら、妙に嵌ってしまった。
大和竹流の嫁とイメージが被るのも鬱陶しいし、しかも真は「悪女に嵌るタイプ」。
というわけで、コンセプトは「二面性のある悪妻」……さて、どんな嫁なのか、いつかご紹介する日が来ると思います。
実は花のイメージはデイゴ。沖縄の花。真は北海道のハマナス。すごい戦いが展開しそうだ……^^;

大和竹流の女たちにも色々なタイプがいます。
女刑事。男に流されたくない一心で仕事に生きている。花はアマリリス(花言葉はプライド)。
金持ちのお嬢様でブティックの女店主。経済的にはいらないけれど、男が居なければ(恋をしていなければ)生きていけない。でも常に報われない。花はヘリオトロープ。

真の方では、妹の葉子はマーガレット。葉子の旦那で真の親友の亨志(学院七不思議シリーズ)はカモミールまたはノースポール。高校生の時に付き合っていて振られた年上の彼女・美沙子はスズラン。自殺願望があって、真を巻き込んで死のうとした短期間の恋人・りぃさはクロユリ。銀座のバーのママで身体の関係だけだとお互いに思っていた深雪はナツツバキ。

こうして花に例えると、確かにコンセプトもはっきりして、イメージ作りにはいいのかも、などと思ったのでした。
あ、でも、必ずしも花言葉をイメージしているわけではありません。
例えばマコトなんて、トラ猫→黄色→たんぽぽ、って感じですし。

そうそう、女性は特に、コンセプト的には「誰かとの組み合わせ」で考えることになりやすいかもしれません。そもそも女というのは人間関係で生きていますから。

はぁ……これ、結構大変ですね。でも、懲りずに次は「パワーストーン編」をやろうかな(*^_^*)

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【雑記・小説】書きたいことがある 

今年最後の記事を一応ちゃんと書こうと思いつつ、例のごとく最低限の掃除を済ませるのに時間がかかってしまいました。年々、何かをするのに時間がかかるようになっている気がするのは歳のせい? それとも単に取り掛かるのが遅いだけかしら。大体決めたことの半分くらいしかできていない……

今年最後の小説のアップが、まるでカミングアウトみたいになってしまって、今更ながらドキドキしていますが、部分じゃなくて全体の姿を読み取って頂けるように書けていたらいいなぁと思います。
ということで(?)、年末大掃除中に発見した新聞の切り抜きとか捨てる雑誌などから、元気になる「応援ワード」を贈りたいと思います。

【本当にリアルなものとは】 (2014/9月のA新聞の対談から)
『よくこの本で何を伝えたかったのかと聞かれますが、一言で言えれば、1冊の本を書いたりはしません。まずは、ただ物語を楽しんでいただいて、主人公たちの生き様から、何かが胸に響けば、それでいいと思っています。』(上橋菜穂子さんの言葉)

上橋菜穂子さんと養老孟司さんの対談(『鹿の王』発売記念対談)において、上橋さんが、養老さんが「文章を書く時は最初からあまり考えずに書き始めます」と言われたのを受けて、「私もプロットを作らずに書き始めます。まず心がうずくシーンが浮かぶのです」と言っておられるのを読んで、私のキラキラシーンと一緒だぁと……(レベルは別次元ですが)。
物語の中のリアル、追求したいですね。他者の身に起こったことを、幸福も不幸も生も死も、自分のこととして想像できるから、物語は素晴らしいのですね。
そう、一言で言えるのなら、書かないんですよ、こんな長い話……

【ムーミンが教えてくれること】
『北風の国のオーロラのことを考えてたのよ。あれがほんとにあるのか、あるように見えるだけなのか、あんた知ってる? ものごとってものは、みんな、とても曖昧なものよ。まさにそこのとが、わたしを安心させるんだけれどもね』

今年はあちこちで「ムーミンから学ぶこと」的なコラムなどを見かけることが多かったような気がします。これは『ムーミン谷の冬』からおしゃまさん(トゥーティッキ)の言葉。
白か黒かはっきり色分けできることなんて、この世界にはない。物語の主人公は「いつまでも幸せに暮らし」たりなんかできない。でも近頃は世の中がデジタル化されていて、0と1で世界を書こうとするから、窮屈ですね。物語の中では精一杯、あいまいに、ファジーにいきたいものです。
私の書いている物語、大いに「曖昧」だけれど、その中に世界を書いていきたい。

表題の「書きたいことがある」というのは、これも新聞の文芸時評で見つけた言葉。物語のメタ構造の技巧的な成否には疑念があっても、本当に書きたいことがあって書いているかどうかが深い読後感に繋がるという内容の記事でした。
そういう意味では、胸を張っていようかな。

来年もゆっくり、しっかり歩いて行こう。
今年はまた大変お世話になりました。来年もまたよろしくお願いいたします(*^_^*)
だるま?
*こちら、来年予定の石紀行の東北おまけ篇・笠島の立石です。だるまに見えます? 目を書き入れて、縁起の良い新年を願いましょう! 来年も、【石紀行】もよろしくお願いします!
だるま目入り

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NEWS 2015/1/14 ブログ2歳のお誕生日と100の質問 


本日1月14日は、当ブログの2歳のお誕生日です(*^_^*)
カウンターの存在を知って数えはじめたのが5か月後の6月でしたので、1年と7ヶ月分しかわかりませんが、のべ16000のご訪問を頂きました。
開始時も今も辺境ブログであることは変わりなく、あまり訪問してくださる方が増えるわけでもないのですけれど、少ないながらも、仲良くしてくださる優しい方々に支えられて、何とか2年続きました。
とってもとっても、ありがとうございます m(__)m


何か皆様を巻き込んだ企画を、と画策していたのですが、パワーが足りず……
しかも、ぼや~んと晩御飯を作り、リスボンの番組を見ていたら、記事を書く時間が遅くなって……気が付いたら次の日になってるし。

ということで、今回の企画は、以前からいつかはやってみようと思っていた『小説書きさんに100の質問』です。
色々な方が質問を作っておられますが、今回は【InfinityStory 100の質問配布所】さんからお借りしました。

1. ご挨拶かねて、始めに一言お願いします。
お白洲に引き出された罪人の気分です。
2. お名前(HN)を教えてください。
大海彩洋です。
3. その由来は?つけた理由を教えてください。
大好きなあの人(北海道の某演劇グループの客寄せパンダ……『水曜うんたら』で全国区へ)とあの人(国民的アイドルグループの才能豊かな釣り好き超マイペースリーダー)の名前(漢字・音)をミックスして作りました。
4. あなた自身についてちょっと質問!朝活動タイプor夜行性?
どっちとも言えないかも……何故なら、最近寝落ちして朝早めに目が覚める。歳かしら。
5. 飼ってみたい動物は?
生まれ変わったら、パンダの飼育員になりたい。
6. ついつい食べ過ぎてしまう、好きな食べ物を教えてください。
みかん。手が黄色くなる。
7. お気に入りの画家・イラストレーターは誰?(漫画も可)
う~。まさか、カラヴァッジョ、とかいう答えを求められているのではありませんよね。漫画は竹宮恵子さん。花郁悠紀子さん。今市子さん。他にもいっぱいいらっしゃるけれど、ぱっと浮かばない。 
8. 上記の作家で、あなたのイチオシ作品は?
竹宮恵子さんは以前から何回か書いていますがやっぱり『地球へ…』と『私を月まで連れてって』、『ロンド・カプリチオーソ』、短編は『ジルベスターの星から』。花郁さんは残された作品全て。今市子さんは『百鬼夜行抄』。上の作家さんには入れていませんが、バイブルは『マスター・キートン』と『ギャラリー・フェイク』。
9. 心に残っている映画は何ですか?
タルコフスキーの作品すべて(敢えて言うなら『アンドレイ・ルブリョフ』と『ノスタルジア』)、『ミツバチのささやき』、『ニューシネマパラダイス』、『シンドラーのリスト』。古い映画は切りがないので以下略。宮崎駿作品は、今でも『風の谷のナウシカ』が最高と思っていて、最も心に引っかかっているのは『もののけ姫』。こっそり大好きなのは『うる星やつら』の映画。
10. 好きな音楽・ミュージシャンは?
やっぱり日本の民謡。凄いと思うのは三橋美智也さん。三味線も唄もすごい。世界のいわゆる民謡はどれも素晴らしいと思う。次はクラシック。基本何でも聴く。
11. ライブやコンサートは行きますか?
クラシック(オーケストラとオペラが多い)、三味線、行きます。毎年行くのは、藤井フミヤさん(お礼参りは欠かさない)、嵐(すみません……1人しか見てないかも)、KinKi Kids(親戚のおばちゃん気分)。行ける時には行くのは、B'z(稲葉さんの声はすごい)、イル・ディーヴォ(気分がいい~)。
12. 好きな芸能人(女優・俳優・コメディアンetc)は誰ですか?
大泉洋さん、中井貴一さん、野村萬斎さん(基本は狂言・舞台)、ほか……気になる人は多数。
13. 上記の方が出演している番組・作品(映画・ドラマ・CMetc)でお気に入りは?
『水曜……』『おにぎり……』他みんな(*^_^*)
最近のマイブームは『ミナミの帝王』……あれ? 千原ジュニアさんか……

14. 小説書き以外の趣味を教えてください。
三味線(津軽)、巨石巡り、庭いじり。
15. 生まれ変わったら何になりたいですか?
割となんにでも適応するので、何でもいいけれど、できれば平和な国に生まれたいなぁ。人間なら……記憶力のいい人。それ以外なら、かじぺた家の3匹目の犬。
16. どうして、それになりたいのでしょう。
最近記憶力が減退しているから。かじぺた家の犬は幸せそうだから。
17. コレクションしているものを教えてください。
特になし。
18. 好きな言葉をお願いします。
「汝の足元を深く掘れ、そこに泉あり」。最近のモットーは「最低の努力で最大の効果を上げる」(←願望)。
19. これだけは、勘弁!というものは?
キノコとバンジージャンプ(高い所)。
20. あなたの将来の夢を、教えてください。
考古学者になること……って、将来の方が短いのに……^^;
21. 有難うございます。それでは、本題へ。小説書き歴は何年ですか?
あ、ここから本題でしたか。多分〇十年。でも、間、10年単位で書かなかった時期がある。
22. だいたい...今まで何作くらい書きましたか?
う~む?
23. 小説を書く時に、心がけていること(ポリシー)は?
起承転結と心意気。
24. 今、執筆中の作品について、簡単に教えて下さい。
ブログにアップしているものは省くと、メイン小説・真シリーズの次作『雪原の星月夜』。失踪した女流絵本作家の行方を追う探偵が、自分が記憶を失くした過去までも追及せざるを得なくなる話。
25. 今後書いてみたい作品について、教えてください。
死ぬまでに書くつもり(!)なのは、時代小説。戦国時代を生きた女性と北の国々の話。
26. 目標とする作家は誰ですか。
畏れ多くて目標、なんて言えません。憧れは、池波正太郎先生。
27. どうしてその作家を目標に?
善悪を説かずに、さらりと人生を書く。「人は良いことをしながら悪いことをし、悪いことをしながら良いことをする」……いつもこの言葉が目標。
28. その作家のイチオシ作品は?
『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人シリーズ』……
29. その他に、好きな作家・作品があれば教えてください。
挙げたらきりがないので略。
30. 小説をどれくらいのペースで読みますか?
リアル仕事の忙しさに左右されるので、ペースは決まっていません。
31. 他の方の小説を見るのはネットですか?書籍や文庫?
基本的に紙派。でも、ブログのお友だちの作品はもちろんネット。
32. 小説を読む時に、注目するところは何処ですか?
この間、「このミス」の某作品を読んで、しょっぱなで一番重大な謎に気が付いてしまって、純粋に楽しめていない自分に気が付いた。ミステリーは勘繰らないで読むべきだと思いました。どんな作品でも、人生が書かれているかどうか。
33. 好きなジャンルを教えてください。
ミステリーと時代小説。
34. 苦手なジャンルは?
う~ん。読み始めるのに時間がかかるのはファンタジー。設定に入り込むのに気合がいる。
35. あなたが手掛ける小説のジャンルは何が多いですか?
基本、ミステリー?
36. 将来、書いてみたい・チャレンジしてみたいと思うジャンルは?
時代小説。
37. それはどんな内容ですか?
織田信長にある才能を認められた少女が、信長の死後、激動の時代を生き抜く話。
38. 小説を書く時に、一番楽しい・好きだという作業(プロット・本文執筆・キャラ作成etc)は?
妄想中(執筆中に妄想が広がっていく)。書いた後で自分が一読者になって読むとき。
39. それはどうしてですか?
妄想は自由だから。書きながら妄想が広がるときは、羽根が生えた気分。読むのは単に自分が一番のファンだと思って楽しむから。
40. 逆に苦手だなぁという作業はありますか?
プロットをちゃんと立てること。
41. その理由は何ですか?
面倒くさがりだから。でも、書きながら物語を織り込んでいくのが楽しい。
42. キャラクターを作る時に、心がけていることとかありますか。
短所をどれだけきちんと書くか。小説の中に書かなくてもどんな生涯を送る人物か設定しておくこと。
43. 突然ですが、あなたはキャラクターの中で、誰と一番似ていますか。
え? 美和ちゃん?(メイン小説に出てくる調査事務所の秘書) あるいは、『奇跡を売る店』シリーズの海(主人公のもと婚約者)。
44. お気に入りのキャラクターを教えてください。
え、と。これは主人公2人を外したら怒られそうです。新宿の某調査事務所の所長である真と、イタリア人ながら東京で修復師兼レストランのオーナーとして活躍中の竹流。でも、こっそり、石屋(パワーストーンを売る店)の意地悪ばぁさん(『奇跡を売る店』)。
45. キャラクターの名前はどのようにつけていますか。
割と適当かも……
46. 小説のアイディアが思いつくのは、どのような時ですか?
本を読んでいる時(仕事の本とか、小説よりも科学書とか)。歩いている時。
47. 小説のストーリーを思いつく時、何処から思いつきますか?
本を読んでいる時、ある単語や一文から広がっていくことが多い。この単語(一文)を小説にしたらどうなるかな、という感じ。
48. 小説のタイトルはどのようにつけていますか?
これは一番の悩みどころ。
49. 長編と短編はどちらの方が好き・得意ですか?
書いているうちに長編になる。多分、登場人物の人生をあれこれ考えてしまうから。でも、得意というわけではありません。
50. 文章は一人称or三人称?
基本三人称。三人称を借りた一人称が多い。
51. 小説にテーマソングはありますか?
これは小説が出来上がりかけの頃、映画化されたら(されないけど)エンドロールに何を流そうかと考えてしまう時の楽しみ。
52. どれくらいストーリーを決めてから、書き始めますか?
スタートとキラキラシーンを決めたら書き始める。というよりも、まずキラキラシーン(一番重要な場面、大概ラストに来ることが多い)があって、そこに行きつくためにいくつかのポイントになる要素を決めたら書く、という感じ。旅行のスケジュールを作るのに似ているかも。交通機関と宿泊先と観光ポイントを決めたら、あとはかなり適当。この適当の中に無限の可能性と楽しみがある、という気がしています。時々、宿泊先が変わることもある……^^;
53. 実際にプロットはたてますか?
上記のような適当でもプロットというのなら……ダメですね。書き出すことはあまりない。
54. 参考資料としてどんなものを見ますか。その量も教えてください。
難しい長編ではちゃんと本を探す。短編であまり深入りしない場合はネット。
55. お気に入りの資料は?(サイト名・本etc)
ものによります。
56. 文章力UPのために、何かしていることはありますか。
特にありません。文章を書くのも三味線を弾くのも、筋トレと同じで、書かこと/弾くことでしかそのための筋力は得られないと思うから……時間が欲しい……。あとは本を読む/曲を聴く、って当たり前のことだけ。
57. 初めて小説を書こうと思った「きっかけ」は何ですか?
気が付いたら、小さな手帳(小学生が好きな、メモ用紙を綴ったもの)に書いていたので、きっかけは不明です。
58. 初めて小説はどんな内容でしたか?
『若草物語』みたいな乙女な話だった。その次は、真シリーズの原型となる探偵もの。
59. その作品を思い出すとどんな気持ちですか?
どこに行ったのか、あのノート……怖いもの見たさでちょっと見てみたい。
60. その頃の自分に一言。
その頃の文集に将来の夢は『天文学者か考古学者か小説家』と書いていましたが、そのどれにもなっていませんよ!
61. スランプになることはありましたか?
書きたくない時は書かないし、それで済んでいますので、スランプというほどのものにはなっていません。
62. その原因は?
スランプというよりも、現実の仕事が忙しすぎて……時間がないだけ。
63. どうやって乗りきりました?
時が解決? 
64. 現在スランプ中の人へアドバイスをお願いします。
明けない夜はない? 生きているだけで丸儲け? すべて五分五分? でも、きっぱり一旦筆を置いて、本をたくさん読むのはいいかも。
65. 小説を書く時は、だいたい何処で描きますか?
家。ハリポタ作者さんみたいに喫茶店とかかっこいいなぁ。
66. それはどうしてですか?
え? と、他に選択肢が思いつかない。
67. その作業しているスペースに、これがあればいいのに!と思うものは何ですか?
パソコンと電源があれば十分。あとは辞書。
68. 小説を書く時に、音楽を流しますか?
時によりけり。途中でいつの間にか止まってても気が付いていない。
69. それはどうしてですか?
? 適当にやっています。
70. 小説を書く時に、何か食べたり飲んだりしますか?
コーヒーかそば茶(最近マイブーム)。
71. その理由を教えて下さい。
あんまり意味はないけど……あったほうが……
72. 小説を書く時に、使っているツールはデジタルorアナログ?
以前はアナログ。今はデジタル。
73. デジタルの方はソフト名、アナログの方はノートや原稿用紙のブランドを教えてください。
普通にWord。あんまりこだわりはなくて……。古いノートは今でも大量に残っているけれど、お気に入りのものはいくつかありました。
74. 営業マンになったつもりで...、そのツールのお勧めポイントはズバリ!
う~ん。あまり考えたことはありません。
75. 1作品を仕上げるのにかかる時間はどれくらい?
長さと現実に割ける時間によるので、バラバラです。
76. 目標時間は
長編なら1年以内。短編なら推敲を入れても2週間。掌編は1日。
77. 目標達成のためには、どんな課題クリアしなければいけませんか?
定年退職?
78. 小説書きの友達はいますか?
古くからの友人たちと、ブログのお友だち。
79. いま、一番欲しい小説書き友達はどんな人ですか?
現状満足です。
80. 二次創作はしていますか?
していません。
81. 同人誌を発行したことがありますか?
ありません。
82. 何らかの形で、合作を作ったことはありますか?
昔、中学生とか高校生の頃、やっていました。
83. 合作のメリットは?(体験のない方も想像でお答えください)
自分にはない発想や展開があって、またそれに対応するのが面白い。
84. これから合作をするとしたら、どんなところに注意した方が良いと思いますか?
楽しむことができれば十分。
85. 小説を賞に投稿したことがありますか?
そんなクオリティでは……
86. チャレンジしてみたいコンクール・賞を教えてください。
特にありません。
87. ホームページを持っていますか?
ブログだけです。
88. どんなホームページですか?持っていない方は、どんなホームページを持ちたいですか?
え、っと。できれば1冊でも紙の本がいいなぁ……祖父が作っていたみたいな手作りの紙本。
89. 小説を書くのが好きでよかったなと思ったのは、どんな時ですか?
やっぱり読んでくださる人がいて、コメントを貰った時。面白かったと言ってもらったり、何か励ましの言葉を頂いた時。
90. 小説を書くのが好きで、困ったことはありましたか?
それはないかも……あ、時間が欲しいと思うこと?
91. 小説を書くのを辞めようと思ったことはありますか?
ありませんが……現実に割ける時間には制約がありますよね。
92. 今後どれくらいまで、続けていきたいと思いますか?
書きたいと思っているものを書き終えるまで。
93. 今までの中で一番好評だった、自作の小説はなんですか?
えっと……あるのかしら? 読んでくださった方に教えて欲しいです。 
94. どんなところが好評でしたか?
たまにいいことを言っている? 
95. あなたが考える小説を書くのに「一番必要なこと」とは何ですか?
強い意志と定年退職? じゃなくて、時間?
96. これから小説を書いてみたい!と思っている方に一言。
好きこそものの上手なれ。
97. あなたと同じ小説書きさんに、メッセージをどうぞ。
書きたいことを書ききるまで、お互いに頑張りましょう!
98. あなたにとって、「小説を書く」とは何ですか?
極上の暇つぶし。もうひとつの人生の場所。
99. 今後の意気込みを教えてください。
死ぬまでに真シリーズを完結させる。どうしても書いておきたい時代小説を書く! 中途半端に放っておかない!! あ~でも、お仕事しなくちゃ!
100. お疲れ様でした。最後に一言お願いします。
100って多い……(ばたんきゅ~~)


最近思うのは……いつか、って思っていたらいつまでも書けないし、人生の残り時間を計算すると、このペースで行くと書かないで終わってしまうのかしらって思うので、本気出さなくちゃって……
石もそうなんですよ。見たい石を書き出したら、このペースだと、見ないで終わっちゃうって!
でも、現実は厳しいですね。仕事も、どんどん降ってくるし。降りかかる火の粉はなかなか払えません。

でも、こうして3年目に突入できたのも、優しいコメントを下さる方々、こそっと訪ねてくださる方々のおかげです。
これからもよろしくお願いいたします。

Category: 小説・バトン

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