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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

NEWS 2013/1/28 プロットって… 

小説談義でネタにするには、自分の中であまりにも深みがない話題なので、雑記程度に…
「小説はプロットが大事です」「あらすじがちゃんと書けなければ、中身は大したことがない」
もう本当に、おっしゃる通りなんですが…

プロットを真面目に書いたことがありません。
たとえば拙作で申し訳ありませんが、『清明の雪』
これはどこが出発だったかというと、ラストで竹流がつぶやいた万葉集の歌なんです。
この歌を何かの本で読んだとき、ぶわっと物語が湧いて出た。
よし、これを天(天井)に飛ばす!
ラストのキラキラのシーン(と私は思っている)さえ浮かんでしまえば、あとは書き始めてしまう。
ただただキラキラシーンに向かって書くのです。
いつものように、花さか爺さんのごとく謎(伏線)を振りまき回り、後で回収に奔走する……
水晶(のエピソード)を拾い、指輪を拾い、螺鈿を拾い、龍を拾い、不動明王(怒れる神像)を拾い、和尚さんの茶杓を拾い、鳴神(歌舞伎)を拾い、弘法大師を拾い…
拾いまくってお話ができる。

私が短編を書けないのはこんなやり方をしているからですね。
文章教室でよく言われたものです。
詰め込みすぎ。
返す言葉がありません。

でもある時、かの有名な光彦さん(はやっぱり榎木孝明さんだよね~いつの間にかお兄ちゃんになってるけど)シリーズの作者様が、「プロットなんて立てませんよ、僕は浅見ちゃんと一緒に謎解きを楽しんでいますから」
とおっしゃったではありませんか!
(ちょっと言葉が違うかもしれませんが、大体そんな内容でした。記憶違いだったらごめんなさいm(__)m)
(一緒にするなって言われそうですが…)
しかも、私が敬愛する今市子さまも、とりあえず書き始めちゃうから(エピソードの)収拾に困るんですよ、てなことをおっしゃった!
なんだ、「取りあえず振りまく→回収に奔走」ありなんだ!

……なんて、安心してはいけません。
プロはちゃんと頭の中でプロットを作っているのです、あなたのようなど素人が真似をしてはいけません。
とはよくわかっておりますが、今日も私は、振りまいた謎=伏線を拾いまくってお話を作っています。

その集大成のようなのが『海に落ちる雨』……恐ろしいほど振りまき、回収しました。
もう何か落としていても気が付いていません。
書いているほうはただ楽しかった。

詰め込みすぎ。
まさにその通りのお話です。
今回のキラキラシーンは……ラストの『I Love You』です(第38章ですよ!)。
この一言に向かって突き進んだのです(しつこいけど、38章!)。
正直、彼がこんなに手ごわいとは思いませんでした。
こんなけ(38章分!)お膳立てをしてやらないと言えんのか!と何度思ったことか。

ラストシーンで大泉洋さまに『愛してるよ~』と叫ばせるためだけに舞台の脚本を書いた、という方がおりました。
まさにそんな感じです。

そして今日も私は、文章教室で習ったことなど完全に棚に上げて(教科書ってそんなものですね)、伏線をばら撒いているのです。
たぶん一生、プロットを真面目に作らない人のまま……
いやいや、一応、頭の中では私だってちょっとだけ筋は立てているのですけど……
こんな私ですが、いつでも素敵なストーリーテラーになりたいと思っているのです。

あら、雑文が長かった…
ほらね、やっぱりプロットがないから、長くなるのですよ。
と天の声が聞こえそうです。

ちなみに私がグループ旅行に行けないのも、同じ理由です。
すぐ脇道に逸れ、石があると座り込んでぼーっとしてしまう。
ローマで1週間居ついていた時も、毎日ただただローマを歩き、路地やら教会に捉まりまくり、有名な観光地を半分も見ないまま帰ってきたら、みんなに1週間もいて何してたの~と言われ…
ローマ郊外の田舎町に出かけた時も、帰りのバスの時間を見ずに行ってしまい、何もない荒れ地をさまよっていたら、現地の人に保護され…
愛するタルコフスキーの映画に出てきた教会を見るためだけに電車を乗り継いで田舎町に行き(帰りの航空券を落とし^^;)、2日間、教会に通い続け、ただ地下の礼拝堂でぼーっと至福のひと時を過ごし…
そんな私ですが、生き残って今日に至っております。

ここまで書いてわかりました。
やっぱりプロットは大事ですね!

でも、ラストのキラキラシーンに向かう情熱は、やっぱりもっと大事なんです!
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NEWS 2013/2/3 18禁って… 

出張で東京です。仕事を終え、昨日は友人と晩御飯。
今日は仕事がらみで学生さんの相手をするので、待ち合わせまでホテルでまったりです。

それにしても、東京って本当に人がたくさん。
昔、その友人が、大阪は狭いところに人がたくさんいるけど、東京は広いところに人がたくさんいる、と言っていたけれど、本当にその通り。
最近は田舎に引きこもり、仕事場と家を車で往復するだけで、一番人がたくさんいるのを見るのは仕事場くらい?なんて私には、ちょっと街に出ると駅さえもまともに歩けなくて、大変です。

でも、昨日感心したのは、マクドナルドでも店員さんが普通に英語で外国人の方とおしゃべりしてる姿。
さすがに東京だなぁ、と思いました。
そんな私は、プレミアムローストコーヒーMを買い、しっかり飲んで、そのまま爆睡しました。
私にはコーヒーのカフェインはあってなきがごとし。
そのうち、コーヒー談義をしたいです。

実は、逆流性食道炎で苦しんでいる私は、医者に言われて大好きなスパイス(カレーとか)をやめましたが、コーヒーについては断固拒否。
「先生~、コーヒーはやめられませんねん」
こうしてコーヒーを辞めずに病気と付き合う道を選択??
肺癌だけど、たばこを吸いながら付き合う、みたいな(言い過ぎ)
そして今日もプロトンインヒビターを飲みながら、コーヒーを飲み続けるのであった。

この年になると、病気とは克服するものではなく、お付き合いするものだと実感。
そして、財布は分厚くなるのです。
札束じゃなくて、診察券で……

ちなみに、そんな私が、コストパフォーマンスで許せるコーヒーのひとつがプレミアムローストコーヒー。
究極を求めるときは、値段は惜しみませんが、この値段にしてはいいんじゃないかと。
ミスタードーナツのコーヒーもなかなかよろしい。
意外に安上がりな私です。

って、ここまで前置きですよ!
ほらまた、プロットのない人の書く文章がいかにだらだらかが分かりますよね。

今日のミステリーは18禁 。
(もう何でもミステリーにしてしまえ!というこの頃←開き直り)

私にとって、ブログ世界・出版の世界…での18禁は謎だらけです。
ある投稿サイトさんでは、その行為を示す単語があれば18禁、と書かれております。
読者の年齢が不詳である限り、仕方のない措置という気もしますが……
でも書店に普通に並んでいる本の中には、ロマンス系とかじゃなくても、それなりに普通に有名作家さんが書いているものの中に、ページをめくってもめくっても、めいっぱいそういうシーン、ってのがありますよね…
18才未満はご遠慮ください、とも書いていないし。
帯からは多少その気配は伝わってきても、作者さんは10代の読者がたくさんいそうな感じだし。
それは『文学』として認められるからいいのかしら…
逆に18禁となっているブログさんとかでも、結構あっけらかん、と明るいエロもあったりして、そんなに気にしなくてもいいんじゃないのかな、と思ったりすることもあったりして。

それとこれの違いはなに?

確かに、私がこのたび連載させていただいている『雨』(実はみんな気象・自然現象なんです。1作目は雪、2作目は雨、3作目は星……)は、実は困ったのです。
今から宣言しますが、第4節以降は、自信を持って15Rの18禁です。
友人に言わせると、18禁より15Rだよ、というところです。
ちょっと流血沙汰があって(でも、まぁ、期待されるほど大したことないんですけど)。

しつこいけど、本当はハートフルものが好きです。私が目指しているのはいつでも『モチモチの木』と『ごんぎつね』。でもこれを書いたとき、世界の時事問題に触れた本を読みすぎて、いささか怒りが…

それはともかく、すでにupした第1章や第2章に出てくる、『話の流れ的なHシーン』はやはり18禁?
というのが私の疑問。
テレビドラマでなら描写として単語を書かないけど、裸で男女がベッドに入っている映像ってことですよね。
で、いちゃいちゃしながら会話がある、煙草を吸う、殺人がある、ってな感じです。
うちの真くんなんて、いじめのシーンやら、ちょっと流れ上の自慰シーンやら(すみません、こうして書くほうがよほどいやらしいです)、恋人(ということにしておこう)とのHシーンやら、なんていくらでもある。
彼って、どうも普通に男なので、いささか生々しいところもあったりするもので。

でも、本当に本文で見たら大したことないんですよ。
ただ、映像じゃないから、『単語』は出てきます。
Hシーンの会話って、ミステリー的には結構大事なんですね。本音が出てたりして、謎解きの一環にもなって。
これは朝ごはんの会話じゃだめなのです。
でも、単語は書いちゃうよ…
部位を示す語とか、やってますよ的な描写とかはどうしても出てきてしまうので……
(こうやって改めて書くほうがよほどエロい…文章で読んだら、するっと流れるのに)

昨日友人とそんな話をしていて、実は『18禁』というのは、逆に惹きつけるための印になるかもよ、と言われ……
なるほど。そうかもしれません。
そんなにattractiveな単語であるなら、喜んで18禁印をしちゃうけど…
でも今度は逆に、18禁と書いてあるのに、なんだこの程度、つまんねぇ、過大広告じゃないの、ってことにならないの?
それはそれでいささか不安。

だから『プチ18禁』という単語で印をつけることにしました。
つまり、プチ18禁はほとんどどうでもいいくらいのシーンです。
読んでいてもあまり萌えないし、普通にご飯食べる程度のシーンです。
今日の卵焼きはふわふわで、淡い黄が視界の中でとろけるように、口の中でも溶けた。
くらいの感じで、
前の穴よりいい締まり具合だ
なんてエロビデオの中の男のセリフを書いたりしてるけど……こうして取り上げるほうが余程恥ずかしい。
流れの中なら、本当に、するって過ぎちゃうような程度なのに…
それなら、恋人の髪を洗うとか、ふと手が触れるだけのシーンとかのほうが、よっぽどいやらしかったりするんですけど……


そんなこんなで……
好きなことを好きな風に、受け取る側の都合まで考える必要がない(言い過ぎですね、全ての人に受け入れられるのはやっぱり無理で、考えていられない、ということでしょうか)のがブログとは思うけど、一定のルールはあるんだろうな、と思いつつ、初心者の私は今日も悩んでいるのです。
ルールと言えば、ブログを始める前に、私の友人(ブログ歴長し)に聞いたことがあります。
『ブログをするうえで、自分が気を付けている決まり事ってなに?』
すると彼女はこう言いました。
『悪口や批判は絶対書かない』
なるほど、です。
相手の顔が見えないからと言って、なんでも好き勝手に言う風潮、うちの仕事場にもあるけど『ハートメッセージ』とかいう代物。無記名だと、みんな本当に無責任になりがちですから、気をつけなきゃ、ですね。
もちろん本音を言えるのは無記名のいいところですから、節度を守っていたらいいのかもしれません。
で、私もそれだけは守ろうと思いながら、無記名を楽しむのですが……

それにしてもやっぱり18禁はミステリー
皆様は、どうやって印をして、どんなふうに考えておられますか?
本当に、とっても悩んでしまいます…

反省:今日も長くなりました…m(__)m

お気が向かれましたら、コメントなどで教えてくださいませ。ついでにポチも。
でもこのポチ、友人に言わせると、ポチしたら変なページ(ってそれ、ブログ村さんとかFC2さんのページなのよ)にいっちゃって帰ってこれないんだけど、と…
うん、確かに。結構面倒なのですね。
すみませんm(__)m

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NEWS 2013/2/16 東京へ 

最近、新幹線の中が本当に良い仕事場です。
今までは出張の数日前に出来上がっていた原稿などなどは、1日前になり、当日朝になり、そして今や新幹線の中で勝負をかけるように……
日常業務はともかく、出張の多くは学会・研究会などに関わることなので、最近、最低の努力で最大の効果を挙げるのだ、などとうそぶいてみたり。
本当はひやひやです。

でも、
N700系の中ではWiFiも使えると聞いて、今日初めて申し込んでみました。
さて、無事に使えるのかどうか。

ちなみに今日は出張ではありません。東京に出張以外で行くのは1年ぐらいぶりでは…
実は、帝劇に堂本光一くんのSHOCKを見に行きます。
毎年、何とか行かせていただいております。
今年は大好きな屋良朝幸くんがSHOCKに復帰するので、嬉しいのです。

私はジャニーズおたくというわけではないのですが(大体、どのグループが何人いるのか、よくわかっていない)、Kinki Kidsはデビュー前からのお気に入りでした。
それは、『人間失格』『若葉のころ』(すみません、『海に落ちる雨』のタイトルにいただきました)という、本当に古いドラマからの出発で、あのころのドラマは本当に重い苦しいお話でした。
でも、すっかりハートを射止められ、応援すること○○年……昨年15周年を迎え、本当に感無量でした。

今では私は親戚のおばちゃん。
甥っ子の光一くん、剛くんは最近どうしているのかしら、的な立ち位置なのです…

そういう中で、幾人か新たなお気に入りの方が出てきたわけです。
って、15年以上で2人だけ?
1人がその屋良くん。
そしてもう一人が嵐の大野くん。
実は、他は全然目がいっていません。
(ごめんなさい、決して嫌いとかではなく、見ている余裕がないのです…)

共通点は……小っちゃい、職人、踊りが上手。
大野くんは動じないところと、歌声も好き。素直な真っ直ぐな声の質だと思うのです。
踊りも、何だか手を抜いているみたいに見えるけど、歩いている足がすでにステップを踏んでいる。
ターンして、足を下すまでの時間が美しい。
Monstarの踊りなどは、もう、何回見ても素敵で、飽きるほど見ました。

はまった瞬間も覚えています。
お化け屋敷で、みんなが『ギャー』というような出来事にも、まったく動じなかったあなたに惚れました。(座った椅子が、がたんと落ちたんですね。大野くんは動じなかったけど、見ていた私は落ちました……)

屋良くんは、やっぱり踊りですね。
でも、本当はMA(Musical Academy)時代のミュージカルが本当に好きだった。
4人で頑張ってて、毎回本当に楽しませてもらって。
カーテンコールでの米花くんと屋良くんの息の合った、ものすごい高さのダブルバック転。
確か10列目くらいで見ていた私は、今でも、目に焼き付いていて離れません。

小っちゃい、というのは、実は藤井フミヤさんからのスタートで、チェッカーズ時代からのファンなのです。
今でも、毎年フミヤのコンサートには行きます。
私の青春を支えてくれた恩人ですから、『お礼参り』みたいなものです。
今でも、とってもかっこいい、と思う。

小っちゃい人が好みというわけではないのですが……
だって、引退しちゃったけど城島健司さん、そして昔お嫁にもらってほしいとまで思っていた大泉洋さん、などは低くないし。
他に気になっている人は、中井貴一さん、堺雅人さん、伊勢谷友介さん、上川隆也さん……
何だか、脈絡のない私でした。
でも、基本的に芝居のうまい人が好き。職人が好き。

わが友の名言に
生涯いちミーハー
というのがあります。本当に、誰かを応援するのは楽しい。
そして、応援するなら、いい時も悪い時も応援したい
それが私のモットーです。

あれ、何の話だっけ?


ということで、新幹線の約3時間、半分は仕事に、半分は記事書きに充てようと思っています。
できれば、『死者の恋』を進めたいのと、そしてできればSSの2年後SSを書いてみたい…
とか言って、寝ちゃうんですけど……
本も読みたいし。
今読みたいのは、久しぶりに『スケルトン探偵シリーズ』……ご存知ですか?
訳者が変わって、ちょっと印象が変わったという話があるのですが……(ずいぶん前のことだけど)

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NEWS 2013/2/17 SHOCK見てきました 

さて、まずはN700系内のWiFi……うまくいきませんでした。
申し込み完了のメールもきたし、IDもパスワードもあっているはず、接続状況もOK。
でも認証できないって?? なぜ??

そんなこんなで、結局新幹線は東野圭吾さんを読みながらのお休みタイムになってしまいました。

ということで、帝劇のSHOCKです。
今井翼くんが相手役(敵役、ライバル役?)だったころからSHOCKを見せていただいております。
もちろん、あのころはEndless SHOCKではありませんでしたが。

そういえば、今井翼氏、日本人初のバーン・ザ・フロアに出演、おめでとうございます。
実は、今井氏のNHKのスペイン語講座、結構いいんじゃないかと思っておりまして……
私はイタリア語講座を、忘れないために見ているのですが、まったく分からない他の講座もつい見ていまして。
アラビア語講座が割とお気に入り。
色々な出演者=勉強する人の中で、今井氏は格段に良かった!
さすがにフラメンコ、ならぬツバメンコで知られる、スペイン好きの今井氏。
昔は可愛かったのにおっさんぽくて嫌~というわが友人たちの声の中、私はいまのおっさんぽいあなたが結構好きです。

また道草の悪い癖が…

SHOCKです。
もう、本当に、親戚のおばちゃん(私の妄想的立ち位置)の気持ちは、年々、階段から落ちる光ちゃんが心配で心配で……
わかってるんだよ、君の美学は。
君の無理してるとこも、ファンへの気持ちも、座長としての頑張りも拘りも。
でも、おばちゃんは心配!
もう若くないんだから……君が手を抜いても怒らない、たぶん。
でも君は手を抜かない。
だからおばちゃんは、祈りながら、君を見続けています。
怪我のないように、今日の公演が無事に終わるように、そして君が君自身に恥じない、最高の舞台を明日も続けていけるように。

本当にそれだけです。

でも、ちょっとシェイプアップ/ブラッシュアップされた今回のSHOCKはなかなか良かったんではないでしょうか。
まず、劇中劇っぽいシェイクスピアが短縮されていたのは〇
元演劇部としては嫌いじゃないけど、ストーリーとしては無駄な部分に見えていた。

支配人が男性で植草かっちゃんがやっていた時、2幕の始めに墓を掘って苦しんでいたのが支配人というのは『??』だったけれど、今回は誰よりも"コウイチ"の事故に責任を感じているはずの"ヤラ"(ライバル役)に代わっているのはよかった。
屋良くんのファンのひいき目もかなりあるけど、芝居としてもそのほうが分かりやすい。

そして、太鼓のシーンも無駄に長かったのが、踊りが加わって、見ていてレヴューみたいで華やかでよかったです。マイケル・ジャクソンの振付師、トラヴィス氏の演出した踊り……舞台映えして素敵でした。

いささか、セリフで説明しすぎ感はあったけれど、敵役の気持ちが結構しっかり出されていて、入り込みやすくなっていた。
ま、毎回、屋良くんの泣くシーンでは泣く私が言うと、説得力はありませんが……

米花くん、町田くんが抜けて、あちこち新しくなった配役、役回りも含めて、今回の座長の気配りは大変でしょうし、開幕から約10日、無事に幕が上がってホッとしたり、疲れやら緊張やらしんどさが一旦吹き上がったり、気になることがいっぱい出てきたり、少ししんどいタイミングだったのかな、と思うところもいくつかありましたが、今日も頑張っているあなたを心から応援しています。

でも、そんな中、屋良くんがあなたの安心できる場所になっていることが結構嬉しい!
しかも、何だかツーショットが素敵でわくわく!
萌え、とは違うかもしれないんですが、男同士の絆みたいな感じに見えて、おばちゃんは満足でした。
カーテンコールでの目と目で語り合う感じがね!

繰り返しますが、おばちゃんはなにより、怪我なく今日も無事に幕が上がり幕が下りることを一番に願っています。
また福岡で、素敵な"コウイチ"と"ヤラ"に会える日を、心待ちにしております(#^.^#)

あれ、ファンレターになっている?





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NEWS 2013/3/20 私もバトンをやってみた 

初バトン体験……(^^)
皆さんがやっておられるのを見て、何だか自分も書いてみよう…と。
でも結構、大変でした^^;
それでは、お暇な方は見てやってくださいませ。そして、やってみてくださいませ。



1.小説を書く際、資料などは使いますか?
はい。使いますね……。今書いているメイン小説は昭和50年~60年頃のお話なので(私にとっては大事な古き良き時代)、その頃の写真集とか時代史の本は必ず使います。大和竹流が修復師なので、書棚には美術関係の本も並んでいます。ネットでは、ちょっとしたものの歴史を確認します。ビールとか、風俗史とか、交通手段とか…
歴史・時代小説を書くときに大切なことは?との質問に、畠中恵さんが『その時代になかったものを書かないこと』と答えておられたのが印象的で…簡単な言葉だけど、守るのは難しい。
ちなみに、下は大事な資料の一部。写真集はとっても大事です。イメージをつかむにも。
参考までに、この『新宿』という写真集、ネット古本でやっと見つけた代物で、高かった……
資料
もちろん、現在のお話などは、ちょっとネットで調べる程度で、こんなたいそうな資料は使いませんが…あ、内容によりますけどね。まだそこまでの作品を書いておりません…
これから歴史ものにもチャレンジしたいのですが、その資料が今から本棚の一部を占拠しております。

2.プロットやフローを用意しますか?
聞いてほしくなかった…^^;という質問。実はまともに用意したことがありません…。もちろん、頭の中では用意していますし、途中で整理・確認のために、ポイントを書き出すことはあります。頭の中で、ラストのキラキラシーン(と私が呼んでいる、つまりはクライマックス?)が湧き出したら、起承転結をパンパンと決めて、あとは書くだけ。でも、台詞とかシーンの覚書をするためのメモ帳は持っています。
いえ、もうわかっているんですよ。ちゃんと用意するべきですよね。その方が楽ですよね。分かっているんだけど…
起承転結は短い話であればあるほどきちんと作りますが…これも頭の中。長い話はもう、大河ドラマ状態で、エピソードを振りまきまわって、回収しまくって…の繰り返し。

3.小説をどこかに投稿したことがありますか?
実は……随分昔に一度だけあります^^; その時何を考えていたのか覚えていないけど、賞を目指したというより(そもそも私の実力では届くわけがない)、物語を完結させることを目指した(締切がないと終わらないと思ったから)という感じでした。その原稿はもう残っていませんが(書院の時代)、イメージとか世界観は【清明の雪】の中に残っています。
*書き終えてから、自分でもこりゃダメだと思って、文章教室に行ってみた(×2)。せっかく行ったのに、その後は投稿したことはないです。自分の限界とか現実を知ったからというのもあるけど、リアル仕事があまりにも忙しくなっていたので。でも、教室では基礎が色々と学べて面白かったし、リアル仕事で文章を書くときに結構役立っている。一番おもしろかったのは、名作のラストを変える遊び。

4.あなたの小説(文章)で一番影響を受けている作家様は誰ですか?
うーん。結構その時に読んでいた文章に影響されるんですね……文章だけでなく、絵や写真、全体の印象とかにも。一番ひどかったのはトルストイ『戦争と平和』を読んでいた時。丁度、ジョルジョ・ヴォルテラ(大和竹流)と慎一(真の息子)の話を書いていた時で、ローマを舞台にしたとんでもない大河ドラマになっていた。出発地点は夏目漱石の『こころ』『それから』、だったような。だから私の書くものには余白が少ないんだ!
逢坂剛さんを読めば逢坂剛さんに、東直己さんを読めば東直己さんに、高村薫さんを読めば高村薫さんに、宮部みゆきさんを読めば宮部みゆきさんに、柴田よしきさんを読めば柴田よしきさんに、志水辰夫さんを読めば志水さん、桐野夏生さんを読めば桐野さん…どこまでも感化され続けるのであった…^^;
ちなみに、物語の構造は、O・ヘンリーが大先生。あのものすごい数の短編で、起承転結が本当にくっきりすっきり。松本清張さんの短編も好き。
挑み続けている(本歌取りと言いますか)のは源氏物語といくつかのお伽噺。源氏物語は、若菜以降が面白いし、宇治十帖の裏側に秘められた世界などは萌えどころになっています。お伽噺は人魚姫が一番気になるけど、最近はやりのグリム童話大人編も気になる。
目指しているのは、池波正太郎さんのような江戸っ子文章だけど、憧れるだけで私には難しいです。

5.あなたの書いた情景描写、その中で一番好きなものをひとつ。
情景描写…うー、どういうものが情景描写、と言い切っていいものやら、まだよく分かっていません。とりあえず、アッシジの風景の中の二人を。情景描写だけではなくて、あれこれ混じったものしか書けないので、中途半端ですが、真が見ている風景は、いつも彼の心の動きそのままです。
でも多分、正しい答えはその2、みたいなやつかな。

 アッシジ。
 聖フランチェスコの壮大なる寺院の堂内には柔らかで美しい光が充ちていて、足下をほんのりと照らしていた。真の魂は、異国の聖堂の中で返るべき場所を見出したかのように静かだった。つい二日前までは身体は凍ったり、炎に包まれていたりを繰り返し、落ち着く場所が全く見出せなかったのに、今は北海道の森の中を歩いているときと同じ、穏やかな空気に包まれていた。
 まさに自然の営みは非情だった。光は、太陽が今の温度を天体の命の時間として保つ限りは、暖かく優しく真の周囲に溢れた。今まさにこの瞬間、この地球の上で、真は時の偉大な流れの中に偶然居合わせていて、それをどうすることもできないのだという、不思議な安堵感に包まれていた。生きるということは、意思の力でどうこうするものではない。ただお前は今、そこに在るべくして在るのだと、そこに神の力を説く聖人も、ただ非情を説く仏も、同じことを真に伝えている気がした。
 聖堂の壁には聖フランチェスコの生涯が描かれていた。
 聖フランチェスコは、小鳥や動物たちの前に立ち、話しかけるように説教をしている。
 この高潔なる聖人の前で、小鳥や動物たちはその説教が終わるまで、ただの一羽も飛び立たず、ただの一匹、一頭もその場を立ち去らなかった、という伝説を竹流が話してくれていた。
 真は、黙って立ちすくんだまま、涙を流した。
 ホテルの広いベランダから、果てまで広がる緑の田園。トスカーナでも同じように吹いていた、地球という天体を包み込む暖かく偉大なる風。そこには感情はなく、ただ自然の法則に従い吹き渡るという、そのことの有り難さを真の身体中の細胞が感じていた。
 石畳の道を寺院とは反対の方向に歩きながら、時々路地を見やると、猫が眠たげな目を彼らに向ける。その猫の脇の壁の上から、重たく撓った枝を投げ掛ける白やピンクの花。花に群がるように、子孫を残すための営みを続ける小さな虫たちの羽音、全てを包み込む空の青。
 この世界は、何と美しいのだろうと、真は当たり前に感じた。
 崩れかかった城壁の危なげな小道を上がっていくと、ホテルのベランダから見えていた、人の温もりも自然の雄大さも心地よい半分で交じり合ったイタリアの小さな街の優雅な姿が目の前に広がる。この美しい世界の中で、人間もまた、産み出し破壊しながら非情な時の流れを漂っていた。そこに是も否もないことに、真はただ安堵した。
 竹流は何か真に話し掛けながら、風の向こうの景色を指さした。その瞬間、真は、この是非のない世界の中で自分の存在を支えているものが何かということを、しっかりと心に受け止めた。それはまさに理解ではなく、降り注いできた天啓のようなものだった。
 竹流が、どうしたのか、という顔で真を見て、それから隣に座った。
 ずっと、ここにいてもいい、ローマにも東京にも帰らないで、ずっとここに。

(【海に落ちる雨】終章より)

その2
 遥か地平線まで深い緑がうねっている。緑はずっしりと湿度を湛え、その足下に無数の命を孕んでいる。広げた羽根は吹き上がる風で膨らみ、身体は重力の支配から解き放たれた。
 宇宙(そら)から銀の雫が降る。金の雫が降る。光の雫はうねる緑の上で雨になる。地平線に連なる天の縁には、柔らかな藍が染み出している。太陽はまだあの地平線の下、地球の裏側なのだ。天をまたいで、砂浜の粒のような無数の星が煌めき、薄い絹を投げ上げたように川を描く。緑の畝の隙間を縫って、地にも川が映し取られる。
 銀の雫が降る。宇宙の微かな光は、雨になって地球の川に降りしきる。川はやがて大海に届く。その海にも銀の雫が降りしきる。
 シロカニペ ランラン ピシュカン コンカニペ ランラン ピシュカン
 雨は川に落ち、海に落ち、誰にも気が付かれることなく地球の一滴になる。大海原に呑み込まれながら、確かな生命の一滴となる。
 雨の気配に目を覚ました。

(【海に落ちる雨】始章より)

6.上記の心理描写verをお願いします。
え? 上記の心理描写…それは無理だわ。書き換えをしろってことなんですよね。
代わりに別の場面で許して…(しかも、まったくテイストの違う場面…^^;)
しかも私の書くものの中で一番少ないのが、この心理描写ではないかと思われる……
いえ、書いているんですけど、こう思った、こう感じた、ってのが少なくて、想像してくださいってなことになっている……人任せ^^;

 不意に、いつか竹流が見せてくれた地獄の扉を思い出した。ロダン自身だといわれている『考える人』が、背後から地獄へ吹き堕とされる人間たちを見つめて、人間の業について沈思している。二百体を超える彫刻の人間たちは、苦しみもがきながらも、地獄から逃れ、這い上がり、ある者は飢餓の苦しみのためにわが子を食らいながらも生き抜こうとしている。ロダンの傍らで、堕ちまいと必死にしがみついている男の姿が、闇の中で浮かびあがった。
 俺もやはり、今はただこの地獄を生きぬいてやろうとしている。ただ沈思するだけの男でもなく、その男を悲しげに見つめている別れた恋人であり弟子でもあった女性でもない、この身はただ煉獄に放り込まれた二百体のひとつに過ぎないのだ。(中略)
 意識は悠然と地獄を歩いていた。凍るような水と、焼けるような炎と、身体が千切れるような嵐の中を、苦もなく歩き続けていた。足もとの道は延々と続く針の道だった。一歩進むごとに、足の裏から甲に突き出す幾本もの針は、そのものが生きているかのように真の身体の血を吸っていた。明らかに強烈な痛みを感じるのに、恐れもなく歩き続けているのは、誰かの手が、冷たく凍るような真の手を握りしめていたからだった。

(【海に落ちる雨】第4節・第23章:喪失より)

7.あなたが書いた小説で登場した台詞。好きなのを三つどうぞ。
これは結構迷いました。実は、女性の登場人物のきっぷのいい台詞ばかり浮かんだのですが、でもやっぱり、ここは主人公たちの会話がいいよなぁ、と思いまして。
ひとつ目は違うんですが。

(1)
「はっきり言っとく。忘れろ。お前が真にしてやれる最も大事なことは、忘れてやることだ」それから仁は大きく息をついた。「今はお前もこんな状態で、どうもならんだろうけど、いつか報いてやれ。そのためにも、あいつを傍から離すな。あいつがお前のために何をしたんだとしても許してやれ。あいつが望んでいるんだ、奈落の底まで連れて行ってやれ。俺が言いたいのはそれだけだ」
(【海に落ちる雨】第5節より あるヤクザの言葉)

(2)
「お前と、生きていこうと思った。お前の返事がどうであっても」
「返事なら九年も前にしたよ。あんたが聞くのが遅い」

(【海に落ちる雨】第5節より 竹流と真の会話)
*ちなみにその返事が、上記の「ずっと、ここにいてもいい、ローマにも東京にも帰らないで、ずっとここに」でして。これがこの物語の要の言葉なんですが…本編の中で読まないと、なんのこっちゃって感じですね…

(3)
「珠恵(たえ)が他の女と違うことは認める。でもお前にそんな顔をされる言われはないな」
「どういう顔もしてない」
「そうか? 彼女のいわゆる旦那が俺だって聞いてきたんだろう。否定はしない。あの人は俺にとって母親でもあり姉でもあり、恋人で、そういう言い方が適当なら妻のようなものかもしれない。だが残念ながら、彼女にとっての俺はあんまりいい旦那じゃない。他に好きな人がいるしな……聞いてるのか?」
「聞いてるよ。そんな人が京都にいるとは、一緒に住んでても知らなかったけどな」
「馬鹿言うな。何でお前にそんな話ができる?」
「あぁ、必要のないことだよ」
「お前、何言ってるんだ」

(【海に落ちる雨】第4節より:友人に面白がられた、竹流と真のかみ合わない会話)

完全に【海に落ちる雨】祭りでした^^; 何だかラブラブを見せつけただけだったなぁ。
ちなみに、これはBLではないのです……結ばれるわけでもないし、恋愛がテーマでもないし。ただ魂と魂のぶつかり合い、とは言えるのかも。
でも、ここに出ているものだけ読んだら、一体どんな話なんだってことになりそうだけど……

8.あなたが書いている小説の先の展開で、これは! と言う台詞をどうぞ。
これは!と言うのではないけど、こんなシーンもあるよ的な会話。探偵談義。
台詞じゃなくて会話でごめんなさい。

「でも、探偵って、なんて言うのか、もっと小汚くて、トレンチコートとか着てて、お金がなくって、世の中斜めに見てて、煙草と酒ばっかり飲んでる、警察を辞めたくたびれたおじさんって印象だけど。小説の登場人物のステレオタイプってそんな感じ? でもアイカワさんは全然若いし、そんな人生を投げるような歳に思えないし、どっちかって言うと、大学院生とか、そんな感じに見えます」
「ハードボイルドのイメージは差し引いて、そういう人は確かに多いかもしれない。そもそも一歩間違えたら犯罪者になりそうな仕事だよ」
「うーん、でも、人のためのお仕事ですよね」
「そう言ってもらえると、世の中のくたびれた探偵は随分救われる」

(【雪原の星月夜】より、真の母校で、ある少女との会話)

9、執筆中、音楽の類いは聴きますか?
聞いたり、聞かなかったり。でも気分を盛り上げるために聞くことはあります。ただし、書いているうちに書く方に夢中になって、途切れてても気が付かない。
民謡・三味線⇒単なる睡眠学習的なもの。
結構多いのは、IL DIVO、B’z、オムニバスのアルバム(80年代の曲)、村下孝蔵(声が大好き)、中島みゆきや長渕剛の古いアルバム、嵐……クラシックも聴きます。指揮者では若杉弘さんを追っかけてたこともありまして…

10、日々の生活で、「あのキャラならここはこうするだろう」「あのキャラならこれを選ぶだろう」といった妄想が展開されることはありますか?
お話の展開はしょっちゅう考えているし、実際に目にした景色の中に登場人物を置いてみることはあるけど……どちらかと言うと、彼らは友人で、いつでも話をすることができる相手、という感じ。……あれ、それが妄想?

11、これから小説を書かれる方などに、アドバイスなどがあれば。
私などが言えることは何もありませんが……プロットは立てましょう!?
じゃなくて。
書き続けること、楽しむこと、これに尽きますね! そして本をたくさん読むこと、かな。

12、バトンを回す…みなさん、どうぞ!
でも、これ、体力を使いますね……(・・;)

Category: 小説・バトン

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NEWS 2013/3/24 ミニライヴ 

昨日から、三味線三昧です。
昨日もまた、この世界の難しさに玉砕し、もっと勉強せねば、と思いました。
もちろん、私は趣味でやっているだけなのですが、趣味とは言え、やるからにはちゃんとその世界を知り、感じながらやらなくちゃ!と思うのです。しかし、どの世界もそうでしょうが、深いですね…

今日は今から、三味線の糸を張り替え、いざ、ミニライブ?ミニコンサート?楽器屋さん主催のコンサートに行ってまいります。2曲、心を込めて叩いてまいります。
(三味線を叩く…というのは津軽ならでは、なのですが、ほとんど打楽器みたいでして。でも、もちろん、弾くってイメージの部分もあります。その強弱が魅力のひとつ)

コメントを下さった方々へ、コメント返しをできるだけ早く書きたいのですが、まずは行ってきます。
帰ってきたら、たくさん、お返事書きたいと思います。
いつもありがとうございます。
コメントは本当に本当に嬉しいんです。ついつい、力の入ったお返事を書いてしまっていますが、うっとおしくてごめんなさい。
また夜中にでも?あるいは朝方?遊びに来てください。

今日は弘前城の、多分数年前の桜を。
弘前城
さくら1
さくら2
ほんと、北国の桜は、ため息が出るほど綺麗です。

Category: 旅(あの日、あの街で)

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NEWS 2013/3/27 春…爛漫 

というようなお写真をせめて…と思ったけれど、なかなか爛漫、とまではいかない(;_:)
忙しいですね…年度末。毎年こうなるのがわかってはいるけど、今年は特にひどい…(;_:)
なかなか更新ができないので、なかなか見られない光景をお目にかけたいと思いまして…

橋
これは、金木、という青森県は五所川原というものすごく大きいガンダムみたいなねぶたで有名な町の近くにある、三味線発祥の地、の橋のたもと、欄干の写真です。
こんなところに津軽/三味線が…

大会2
そして、金木の大会の、超手作り感あふれる光景。
公民館でやっていて、地元のおじいちゃんおばあちゃんが聴きに来られて、横で入賞予想とかしておられる。競馬じゃないんだけどね…鉛筆で、○とか×とか、つけておられるんですね。…結構面白いのです。
ここの大会の大賞の部は勝ち抜き戦。かなりハードで、見ごたえがあります。
金木の町は太宰治の故郷、斜陽館といういかにも傾きそうな名前の旅館(太宰の親戚が経営されていた)の跡に太宰の記念館があります。
その真前に、津軽三味線会館があって、生演奏も聞くことができます。

大会1
こちらは弘前の大会の控室…と言いたいところだけど、ロビーにビニールシートを敷いて、みんなここで練習しています。普通に、吉田/兄弟さんとかが歩いていたりします(彼らは大会に出ないけれど、お仲間さんの応援に来られたりするのです)。
ましろ/のおと、で少し浸透したような気もするけど、まだまだマイナーで地味な世界でした。

さて、せっかくなので、春の花も。
春の花2
我が家には、お茶花がたくさんありまして、そのひとつ、イカリ草です。地味だけど…
この一輪に無限の春が宿る…
いつもそう思いながら、花を眺めています。

そして、こちらは東洋ナッツさんの敷地にあるアーモンドの花。ほぼ桜、です。
春の花3
今日は、帰ってきたらちょっと更新を…と思っております。
昨日、せっかく、いやな書類を一個片づけたのに、寝てしまった…

Category: 旅(あの日、あの街で)

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NEWS 2013/4/5 人まねでねぇ…/検索キーワード 

『人まねでねぇ、オメのブログ記事を書け!』
(原文:人まねでねぇ、オメの三味線を弾け!)
はい、そうなんですが…
実はあまりにも嬉しくて、ウゾさん(click)の真似っこをして、ちょっと私もやってみることにしました(^^)

『大海彩洋さん これからも頑張ってください』

あぁ、本当に、どこのどなたかは存じ上げませんが、お優しいお言葉……本当にありがとうございます!
これはもしかして、『ウゾさん お疲れ様です』と同じ方でしょうか?
ウゾさんのところに、私が『このワードが好き』とコメントを残したから??
これ(検索キーワードを使う)って、新手の(あるいはもしかして私が知らないだけで起源は古い?)メッセージを残す方法なんでしょうか?

と言うことで、あまりにも喜んじゃったので、ウゾさんにならって
検索キーワード紹介 大海編です。
本日の桜とともにお送りいたします。
枝垂れ2013/4/5/2
枝垂れ2013/4/5

さて、まずは同じようにメッセージ性の強そうなものから…
『正月四日の客 山田五十鈴 忘れないで』
はい、忘れませんよ、もちろん私はあの世まで持っていきます!
棺には鬼平犯科帳を全巻入れてもらう予定??
って、そういうことじゃないですね、多分五十鈴さんの台詞で『真田蕎麦の味を忘れないで…』ってのがあったからですね…(#^.^#)
でも、これはちょっと嬉しい。好きなもののことを書いて、ぴったしかんかんで来ていただいたのですから!

そう言う意味では、まさにこれ…
『京都殺人案内 音川さんの傘の意味は』
うん、これはもう、どんぴしゃです。これはもう、私の小道具バイブル物語、ですから(^^)
来てくださってありがとうございましたm(__)m

でも、やはり私のところで一番多いのは石絡みですね。
九州の巨石群、矢田家巨石群、天草巨石、岩屋巨石、下呂石物語、阿蘇押戸石……
これはもう、単純に嬉しいです。
これで飛んでこられた方は、察するにこれからご旅行でしょうか?
記事を読んで、旅を楽しみにしていただけたら、これは無上の喜び。
そして、もしよろしかったら、お帰りになったら語り合いに来てくださると嬉しいなぁ。
だから、もっと頑張って良い記事を書きたいと思います(#^.^#)
次回は、大阪の磐船神社とマルタのカート・ラッセル……

ただ、同じ石絡みでも、ちょっと不明なのが…
『カルナック列石 種まき』
何ですって?? カルナックで種まき??
これは逆に私が教えてほしいです! カルナックでどんな種まきが??
無茶苦茶気になります。

そして次に多いのは『スプーン』『コーヒー』絡み。
『ミステリー 珈琲』『コーヒースプーン 逸話』『スプーンコーヒー 変形』……
いささか意味不明のものもありますが…
『スプーン 一杯 コーヒー』 …これはうちを探してきていただいたんでしょうか?
『Fc2 スプーン 大海彩洋』 …これならうちと分かるけど…
でも、『阿弥陀如来スプーン』ってなに? もしかして仏教的深遠ワードなんでしょうか。
結局、大半の方が、ここに来ていただくはずではなかった方々なんでしょうね…
ごめんなさい。

そして、ごめんなさいと言えば……

『水晶の中に龍の絵の意味は』『そこに泉あり』『庭にある祠』
はい、全部【清明の雪】に書きました^^; 水晶も龍も、庭の祠も出てきました。
『汝の足元を深く掘れ そこに泉あり』は私の大好きな言葉ですが、まんま、章題に頂きました…
あぁ、でもごめんなさい。ここに来られるはずではなかった方々ですね…

『北海道 牧場 犬』
はい、これも、このままセットでどこかに書きました。
相川真の故郷は北海道の牧場で、犬をいっぱい飼っていまして。名前は、北斗、銀河、燦、流、ルナ……
でもごめんなさい…ご旅行だったのでしょうか? それなのに変な小説ブログに来られちゃったんですね…すみませんm(__)m

『真にお世話になります』
わー、本当にごめんなさい! 何をお探しだったのでしょうか??
確かに、確かに、人物紹介の記事の題が…『これからお世話になります:相川真』って…あぁ、顔から火が…

『矢田 バレンタイン 嫌い 理由』
えーっと、これは…かなり具体的ですが…??
確かに、2月のSS、お題がバレンタイン・氷・キスでして、書いたSS【Time to Say Goodbye】には矢田という名前のおっちゃんが出てきました。
きっと、こんなBL/SSにぶつかって驚かれたことでしょう!

『月へん 蒸』
はい、これも【月へん】という純文学風掌編を確かに書きました。
でも、蒸すって? 月餅? うーん……
いずれにしてもごめんなさいm(__)m

『剣道 臭い』 (何故か2回も…)
はい、3月SSは卒業・桜・約束、でしたね。剣道、書きました^^;
臭いって話題も出てました…コメントで…(わー、ごめんなさい~)


そしていささか困ったのが……登場人物の名前。
そう言えば、ありがちな名前を付けてはいけないって、よく言われますよね。
人物の名前は全部カタカナにしているという作家さんもおられましたね。
うちの主人公も、まったくありがちな名前ですが…もう30年以上この名前なので、変えられません…ごめんなさい。
北条仁……はい、おります。真の事務所のオーナーはヤクザで、このようなお名前です。
唐沢正彰……はい、おります。これがまた困ったことに、唐沢敏明に語感が……でも、この方々は正彰、と漢字で書いてこられていまして…3人も…えーっと、やっぱりごめんなさい!
でも、斎田あとむ、は間違いなくうちを目指して来てくださったんですね!
あぁ、良かった。いらっしゃいませ(*^_^*)

さて、最後に、自分としてはものすごく気になったものを…

『小説 プロット 作らない』

わぁ~、もう、本当にすみません!
だめですよ、プロットは作ってくださいね!!

でも、間違いでもようこそお越しくださいました(#^.^#)
袖すり合うも他生の縁と申しますし?


振出しに戻って。
『大海彩洋さん これからも頑張ってください』
を送って下さった優しいお方に感謝して、この真似っこ記事を終わります(^_^)/~

頑張ります!(^^)!

枝垂れ2013/4/5/3
まさに遭魔が時のフラッシュを焚かないで撮った写真…綺麗だけど、ちょっと怖い…(;_:)
この記事の冒頭の写真は、朝の桜でした。
光でこんなに変わるんですね。

Category: あれこれ

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NEWS 2013/4/7 台風クラブ 

桜も、北山杉も、百日紅も、モチノキも……根元から揺り動かされるような風です。
うちは海からの風が直接吹き込んでくるようなところに建っているので、雨が降らないままで潮風が運ばれてくると、木々が痛んでしまうので、心配。
何年か前の塩害を思い出します。

こんな風の日に思い出すと言えば『台風クラブ』。
…調べてみたら、1985年の作品でした(相米慎二監督)。
今朝、あまりにもシャッターががたがたいうので目を覚まして、ふと思い出した映画。
その時私は○歳で^^;したが、この映画にはかなり衝撃を受けたことだけ覚えていて、風の強い日にはしばしば思い出すのです。

台風襲来の日、学校に閉じ込められてしまった(担任:三浦/友一がいい加減な先生で…)生徒たちが一晩、学校で痴乱騒ぎをする。一方で東京にプチ家出をした生徒もいてナンパされたり…ラストで学校のグラウンドの木が倒れたり、素っ裸で踊ってたり…記憶の中にある場面は全て一見ハチャメチャなんだけど……
この思春期の危うい少年少女たちを描いた世界。鬱屈した日常を台風襲来という非日常の中で爆発させる……危うさと脆さと、そして若さゆえのしたたかさと。ついでに大人の身勝手さも。これがもし普通の日常の状況で描かれてたら、ちょっとついて行けない話だったかもしれないけれど、突然やってきて短い時間で去っていく台風という巨大で逆らえない何かと絡めて描かれたのが、本当にすごいなぁと。
大好きだったのですが、多分今放映されたらRとか禁とか言われそうな部分も多々あり…
でも、バービーボーイズの歌も良かったなぁ。

風の音を聞いたら、いつも思い出すので。


でも、近頃の災害は、日本の弱い所を狙ってくるような気がしてしまいます。一度災害に遭われた地域にまた襲ってくる…本当に、ニュースを見ていると心が痛みます。

今年はやっぱり変な気候ですよね。
せっかく満開になったうちの桜も一晩ですっかり、半分禿ちゃったみたいになり(いつもなら、4月の第2週くらいに一週間はだらだらと満開風景を楽しめる枝垂れなんですが)、山吹まで芽吹き始め、ついでにハナミズキのつぼみまで膨らみ始めている。
花の咲く時期の変化はちょっとしたことに過ぎないかもしれないけど、この季節に台風みたいな低気圧……

『台風クラブ』が公開された頃は「通り過ぎる」という印象の台風が、近年は随分しつこく感じる。
爪痕を残すという意味では、昔も今も同じなのだけど……
どうなるんだろう。
地上の一部分に立っている自分は、この風を感じてざわざわと不安になる。
地球規模で描かれた気象図を見ると、本当に地球は大きなひとつの球体で、風や雲がこんなに大きく渦巻いているのかと驚く。
対岸の火事は、他人に降りかかった不幸では済まないことが、身に染みる今日この頃。

はなみずき
庭のハナミズキ。もうつぼみが開き始め。この花、つぼみは本当に小さいのに、大きくなるのが不思議。
植物ってある意味、動物よりしたたかでたくましいと思える。
つぼみをあげよう…庭のハナミズキ…って、このつぼみ、もらってもあんまり嬉しくないかも^^;
どうだん
そして、併せて、ずいぶん早くに開き始めた満天星躑躅。
うーん、順番にゆっくり、咲いていってほしかった。一気に梅雨→夏になるのでしょうか?

Category: あれこれ

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ソ連(1) マトリョーシカ 

マトリョーシカ

もしかすると、今ではもう珍しいものではないのかもしれませんが……
これは23年前(!)、私がソ連(当時)で購入したマトリョーシカです。
本棚に飾られているのですが、最近中まで開けてあげてなかったなぁと思って……(^^)

マトリョーシカと言えば、中は空洞になった木の人形が入れ子になっていて、どんどん小さいのが中から出てくる…ってやつですが…

分かりますか?
向かって左からゴルバチョフ、ブレジネフ、フルシチョフ、スターリン……そして最後にレーニン!
なぜか省略されている、アンドロポフとチェルネンコと、もう一人いましたね…短すぎて忘れちゃった。
今ならもっと沢山、なんでしょうね。
エリツィン、プーチン、メドヴェージェフ…もう一回プーチン!?
もしかすると、あんまり特徴ない人は省かれちゃったのかも?

これはモスクワの広場の市場のようなところで買いました。
当時、ソ連はちょうどペレストロイカ真っ最中だったけど、ソ連に行くためには、領事館にビザを申請するときに毎日の日程と宿泊先ホテルとか細々と書いて提出しなければならなくて……
ツアーではなかったので、結構大変だった記憶があります。
うーん、冒険家だったなぁ、昔の私。

びっくりしたのは、両替をしたら、日本円1万円に対して片手では持ちきれないほどのルーブルの札束が返ってきたこと(すごいデフレだった)。
札束の処理に困って買ったのが、このマトリョーシカでした。

もっとびっくりしたのは、月曜日の夜、赤の広場から地下鉄に乗って帰ろうと地下に降りたら、地響きが……
地震だ!と思って、地上に上がったら、どの通りにも戦車、戦車、戦車……!?

ペレストロイカで、比較的写真は自由に撮れるようになっていたのですが、さすがにこの日ばかりはフィルムを取り上げられている人がいました。よくもまぁ、カメラを構える勇気があったと思うけど…

後で聞くと、月曜日の夜は、モスクワ周囲のあちこちから赤の広場に向かって、演習で戦車を動かすのだとか(錆びないように?)……
ホテルに帰るために、郊外の駅で地下鉄を降りたら、まだ戦車の音が……
一体、どんなけ走ってるの!? 恐るべし、ソ連の軍事力!と思いつつも、何より戦車だらけで道路を渡れない……
戦車の上には運転席?コックピット?から顔を出している兵士さんたちが…しかもみんな男前。
どうすることもできなくて、また無謀なわが友人が『手を振ろう』(@_@)
何だかわからないので取りあえず手を振ってみたら……(^_^)/~

カーネーションを投げてくれた!?
何で?
今でも謎です。

ソ連は、アエロフロートの機体がぼろいのに、着地したのが分からないくらいパイロットの腕は抜群だった。
しかも税関は男前ばっかり。
(中に入ったら、貫録のあるおじちゃんばかり!? なぜ、あれがこれになる(?_?))
ロシアになって、どうなったんだろう?

写真は、当時、道路や橋、つまり軍事的に使える場所は決して撮ってはいけないと聞いていましたが、わりとそうでもなかった。赤の広場の見張りのお兄ちゃん(例にもれず、男前)とも一緒に写真を撮ってもらいました。
何せ、その時、私たちが話せたロシア語は一文だけ。
実は、まったくロシア語が話せなかったので、ひとつだけ覚えようということになって……
覚えたのがこれ→『私と一緒に写真を撮ってください』(ロシア語自体は忘れちゃった)
これは、ずいぶん役に立ちました。

ソ連の話、まだまだ面白い話があるけど、またの機会に……^^;

Category: 旅(あの日、あの街で)

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NEWS 2013/4/10 満天星 

どうだん1

満天星……もうほとんど満開です。
庭には色々な木や花を植えていますが、それぞれの花が毎年ベストの状態とは限らなくて、気候や私の手入れの悪さなどが影響して、良い年も悪い年もあるのです。
ジャカランタなどは、数年前に初めて花をつけてから、また数年間、花を見ていません…
南国の花だけに、難しいのかもしれません。
花と付き合っていると、ちょっと我慢強くなります。

ここ数年、満天星躑躅は悪環境にもかかわらず(慣れた?)綺麗に咲いています。
今日、ブログにアップしてこの花を見ていただこうとカメラを構えてみました。

そして初めて、この花の名前『どうだん』の漢字が『満天星』であることを理解しました。
写真に切り取られた枠組みの中で、本当に花が満天の星に見えた。

当て字だけど、当て字にはちゃんと意味があるんですね。
最近、子供の名前が、読み方もわからないし、どうしてこの漢字? どうしてこの読み方?って思うことも多いけれど、それぞれ両親の一生懸命な思いが込められているんだろうなぁ。

むかしは、生れ出た途端、悪霊に連れて行かれないように、すぐに強そうな名前を付けたとか。
クマとか、シカ(逃げ足が速いから?)とか、トラとか。

あるいは、通称とは別に真実の名前を持っていて、『本当の名前は他人に知られてはいけない、魂を持って行かれるから』と言い伝えている民族もある。

花も、名前も知らないで育てることもあるけれど、名前を知っていると、その花と特別な関係にあるような気がして一所懸命育てようと思う。

名前、ってやっぱり魂のこもったもの、陰陽師的に言うと、『呪』なのですね。

さて、満天星。
秋の紅葉がものすごく美しい。特に寒い地域では紅葉の色が鮮やかで、燃えるようですね。
兵庫県の豊岡市安国寺の満天星の紅葉、ちょうど本堂では障子を開け放つと四角い額縁に…その中に真っ赤な満天星。まるで絵画のようです。

今はこんな風に、真っ白な花を咲かせています。
満天星2

Category: ガーデニング・花

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NEWS 2013/4/12 実のひとつだに/山吹 

今日は利休梅と山吹。
利休梅2利休梅3
まずは利休梅から。
てっきり利休が好んだ花なのかと思ったら、日本にやって来たのは明治時代。
バラ科の落葉低木です。
この花のいけていないところは、冬はただののっぺらぼうの枯木。
春になったらいきなり葉と花がぼんっと開く感じなのですね。それはすごく素敵な春の景色です。
でも、花そのものは華やかというよりは比較的清楚な花なので、茶人が好み、いつの間にか、利休には何の関係もないのに、利休梅という名前に。

まるで北国みたいに一気に花咲いてしまった花たち。
今年の山吹は、咲くのが早すぎるような気がするけど……
山吹1
山吹2
上は、黄色の山吹。実はよく見かけるのは八重山吹ですが、うちの八重はまだ開いていませんでした。
この山吹は一重の山吹。実は結構探して手に入れた山吹。
八重のほうが人気があるのか、なかなか一重は売っていなくて、見つけた時はるんるんで購入。
一重のほうが何だか清楚で、凛として見えるから好きなのです。
下は白の山吹。でも実は、黄色の山吹(ヤマブキ属)とは属が違う(シロヤマブキ属)ので、別物なんです。
花弁の枚数も違いますし、この白のほうは実をつけます。

山吹は実をつけないと言われますが、属が違うので、実をつけるんですね。
実をつけると、後拾遺和歌集の兼明親王の歌『七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき』の歌が成立しないけど……^^;

さて、有名な故事。
室町時代の武将、太田道灌が越生で突然のにわか雨に遭って、農家で蓑を借りようと立ち寄った時、娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出した。蓑を借りようとしたのに、花を渡された道灌は憤慨。
後でこの話を家臣にしたら、それは後拾遺和歌集の歌に掛けて、山の茅葺きの貧しい家で蓑(実の) ひとつも持っていない、ということを山吹の花に託して伝えたものだと聞かされる。
古歌を知らなかった事を恥じて、それ以後道灌は歌道に励んだといいます。

山吹は万葉集にも結構歌われていて、本当に古くから日本で愛されてきた花なんですね。


愛される、というと、今回のBOSSのコマーシャル、いいですねぇ。
「この惑星の住人は、誰もが、勝利者になれるわけではない。ただ…」
「この惑星には、愛されるという勝ち方もある」

どこかで読んだ話ですが、昔、高校野球を取材に来た外国人記者がある監督に質問をした。
『日本人はなぜ高校野球にそんなに一生懸命になるんだ』と。
球児とは縁も所縁もない大人までが熱狂しているのが滑稽に見えたらしい。
『高校野球というのは、負けることを学ぶ/知る場所だからだ』

必ず勝つとは限らない、勝ち上がれるのは1チームのみ、ほとんどが敗者になるのが分かっている、その中で自分の100%をぶつける球児たちの姿、その背景までも含めて日本人は愛しているのだと。
それを聞いた外国人記者は、全国を回って球児たちを取材するようになったのだとか。

もちろん、競技というのは何でも、勝ち残れるのはtop 1 だけですが…
確かに、高校野球はそれぞれの県を背負って?来ているからかもしれませんが、勝ち負け関係なく、スポットライトをきっちりあててますものね。
負けるにも美学があるということなんでしょうね(もちろん実際には、戦争となると話は複雑ですが)。
もともと『負けた者好き』の国民性もありますし(判官びいき)。
平家物語、源義経……
そう考えると、日本人ってやっぱり不思議な感性を持っているのかもしれませんね。
怨霊とか祟りを恐れて、それを祀ることによって怖さを封じ込めようとしたり…


横道に逸れたけれど、歌にまつわる故事。
むかしの人は、古歌や故事をよく学んでいましたよね。
イタリアでは小学生がダンテの神曲を必ず学ぶのだとか。
日本でも国語で古文はやってるんだけど、何だかすっかり忘れてしまったなぁ…
もう一度自分の足元を見つめなおすために、沢山の故事を学び直したいような気がしました。
……温故知新といいますし。


あ、akoさんが満天星の詩を書いてくださるかも…!?
よりたくさんの星に見える写真なども一緒に載せておきまする。
どうだん3
追記:本当に書いてくださいました(;_:)(*^_^*)……感激です!
ぜひ読んでください!4/13の記事です→(akoの落書き帳)
akoさん、本当にありがとうございます。
星の子、ぽこぽこ顔を出しそうで楽しい(*^_^*)

Category: ガーデニング・花

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NEWS 2013/4/13 地震/土鍋/にゃんた 

まずは今日の花…ミヤマツツジ。
沢山かたまって咲いているのをネットで見ると確かに美しいのですが…
ミヤマツツジ
こんな風に、森や山の中で1本だけ咲いているのを見るのが好き。
遠くの山のなかで咲いているのを見つけると、何だかほわんと嬉しい。
そこだけぽっと灯りがともったように赤い(濃いピンク)んですね。
同じ理由で、山桜も好きなんです。
白っぽい桜よりも、赤い葉が一緒に開く山桜が好き。
ちょっと桜餅みたいで(何で? う~ん、一度で二度おいしいから?)

それにしても、今朝の地震、びっくりしましたね!(関西限定ですが)
若いころ、神経過敏だったのか、ナマズ並みに地震で大揺れする前に目が覚めたりしていましたが…
今日は唐突なすごい揺れにびっくりして目が覚めて、次にエリアメールの警報音で二度びっくり。
二度目の阪神大震災!? と思ったけど……

揺れているカメラの映像とか見ると、自分が立っている足元がいかに不安定なものか、わかりますね。
プレートが潜り込んでいる上にあるんですものね、日本。
そう考えると、宇宙の中の地球だって、そのものが実はとても不安な場所にあるわけで…
いつまでも続かないかもしれない、という気持ちで心がけていかないといけないものですね。

で、朝から久しぶりにテレビをつけていたら…
『しっとこ』という番組で、日本大好き外国人(日本在住)の話をやっていました。
日本の漫画をイタリア語に翻訳しているイタリア人女性。
日本の土鍋を愛しすぎてプロの陶芸作家になったというメキシコ人。

イタリア人の翻訳家は「日本の漫画は感情の深さ、交流がきちんと書かれているから」と。
日本で翻訳スクールで講師もされている。
生徒は「(表現されている内容について)日本人でも気が付かない細かいところに気が付く先生だ」と。

メキシコ人の陶芸家は、この狭い日本の中で実に多種多様な焼き物がある、そんな国は日本しかないと。
土鍋が好きで好きで…と語りながら、顔が子供のようにキラキラ。
焼き物は難しい、なぜなら日本の食器は手に持って使うものが多いから、薄すぎると熱いものを入れた時持てなくなってしまうし、分厚く作りすぎると中に入っているものの熱さが分からなくて、食べた時にやけどする…と。
食器を持つ、ということを考えて作っておられるのだとか。

日本人のほうが日本を知らない、ということはよくあるけれど……
当たり前にそこにあると思っているもの、日本の古くからある良いものを見直さなくちゃ、なぜそれがよいと思えるのか、ちゃんと知っておかなくちゃと思ったりします。

たとえば、日本では西洋に追いつけ追い越せで、音楽の授業も西洋ものを中心にするようになってしまっていた。私が子供のころは、ピアノを習うというのが流行り始めたころで…
もちろん、私はクラシック大好きで、若杉弘さん(指揮者、ドレスデンやチューリッヒで音楽監督もされていた)の追っかけをしていたこともあるし、マーラーやブルックナーのCDはずらりと並んでいるし、スカラ座の前に2日間並んだことも、ウィーンの学友協会ホールに侵入してベーゼンドルファーを触っちゃったこともあるし、徹夜してカラヤンのチケットを取ったこともあるけれど……

なぜ子どもの頃、学校で三味線や鼓を教えてくれなかったんだろう!?
ただ、うちの祖母が踊りをやっていたので、日本の民謡は結構知っていた。
あの頃、民謡がブームで、民謡の節に合わせて踊る人が多かったのです。
大学生のころに南座に通うようになり(もちろん、貧乏なので、チケットは老人会の人に余ったのをもらったり、3階の最後列で鼻血出しながら見ていたり、ですが)、初めて和ものに触れまくって…やっと自分で三味線をしようというところに至った。
遠回りですが、今は本当に良かったと思う。
最近、小学校で和楽の授業を取り入れるところが増えてきたそうで、嬉しいです。
沖縄は、そういう意味では自分たちの音楽を大事にしておられる。
外国の人に、日本が古くから受け継いでいる音楽ってこんなのだって言えるようになりたい。

ということで、地震から始まった今日の雑感でした(*^_^*)

最後に、あんなに可愛かったうちのにゃんたの1メートル時代の雄々しき姿。
トラではありません。茶トラ猫です。
イヌではありません。遠くから見たら犬の大きさでしたけど。
京都に下宿していて、久しぶりに家に帰った時のこと。村の中の道を家に向かって歩いていたら、遠くに犬がいるなぁ……あれ、猫? あ、にゃんただ! 
するとにゃんたも私に気が付いて…走り寄ってきた!
あぁ、なんて感動的な再会!
腕の中に飛び込んできた(でっかい)にゃんた!

と思ったら、なぜかガブリ!!
思い切り腕を噛まれた……
う~ん、にゃんた、あれはなんだったの?

こんな雄々しい姿ですが、何度か死にかけてました。
肛門周囲膿瘍があって、しょっちゅう再発していたし、脱水になって死にかけて点滴に通ったことも。
今みたいに血管に点滴できない時代で、皮下に液を入れて、もみもみを何日もやりました。
足も悪かったし、テーブルとソファの間の隙間を何回も何回も跳べるかどうか計って(手で)…えいって飛んで…
落ちてたけど…
それでも一応ハンター。
時々、ハトやカモを取ってきて持って帰ってきた。
ねーねー、すごいでしょ!褒めて褒めて~って。

でも、ある時、薄暗い廊下に紐が落ちていて、拾ったら……
蛇だった!
う~ん、にゃんた、蛇はちょっと……
にゃんた
ワイルドだろう~?

Category: あれこれ

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におい(臭い/匂い)にまつわる話 

ヴェネツィア

今日は今からボランティアに行くので、年休です(^^)

先日、写真を整理していたら、ずいぶん前にヴェネツィアに行った時の写真が出てきました。
どうやら没写真だったようで、別に保管されていたんですが……

こうして写真に撮ると、麗しいヴェネツィア……
この時(晩秋~冬)、高潮(Acqua Alta)のために、一番低いサンマルコ広場は午前中水没するんですね。
これも、水の都ならではの知恵。
だだっ広い広場に水を引き込むことで、町全体が水没しないように緩衝作用をしているということなんですが…

でも、店の中もホテルの中も、1階は水浸し。
板みたいなので土嚢代わりに水をシャットアウトしているみたいですが、はっきり言ってそれでは無理でしょう……と思うようなもの。
私たちが着いたのは午後だったので、水が引いた後だったのですが、お店では水の掻き出し作業中。
これを毎日やっているのですね……
無駄のような、ある意味、風物詩のような。
で、午前中また水没するから、長靴(ビニールカバー?)を買えと売りつけられ…

はい、翌日、本当に役に立ちました。
午前中に着いた観光客の人たちは大変困っておられました。
路地も膝まで水浸しで、歩けないのです。
広場と大きな通りには、板の歩道が置かれている(橋)んですが。

ヴェネツィアは二度目だったのですが、一度目は早春で、もちろん水没する時期ではないので、特に何事も感じなかったのですが……

そうなんです。
今日のお題?……臭いです。

正直なところ、かなりな臭いです。
ほぼどぶ川と言ってもいいのかもしれない…もちろん、気温なども影響するのでしょうけれど…
そもそも水浸しになるとき、町の地面自体が水没するわけで、残飯や犬や猫のうんちもしかり。
不運な場合はその中を歩かなければならないわけです…
(万が一、御飯中の方、ごめんなさい)
二日間の滞在中には慣れましたが、夜、ホテルのベランダから、潮の匂いとともに悪臭!?が爽やかな風となって吹き込む…みたいな。

Acqua Alta…見ものですが、臭いに敏感な人は辛いかも。

で、思ったんですが、写真って臭い/匂いがないから、この町のあの日のムードって、この美しい写真からは何もわからないなぁ、と。
匂い付消しゴムみたいに、その時のにおいも移って/写っていたら面白いのに。
ハリポタの世界の写真なら、においもついていそうですね。


においと言えば、どんなにおいが好きですか?

私は、実は世の中で最も好きなにおいが、野焼きのにおい。
懐かしいからなのか、よく分かりませんが、今でも野焼きのにおいを嗅ぐと、とっても幸せなんですよね……
親には変な奴、と言われていますが^^;

嗅覚は人間の五感の中で最も記憶と密接に結びついていると言われていますよね。
確かに、視覚や聴覚は、脳がこれまでの経験でアレンジして『像を結んでいる』、つまり脳の回路を通っている間に変換されている可能性があるけれど(よく、テレビ番組でやっている『錯覚』ですね)、嗅覚というのは古い感覚、つまり大脳皮質系をあまり介さない、原始的な脳の部分で感じているもの。
敬愛するカール・セーガン氏の言うところの『エデンの恐竜』(人間の脳の中には恐竜がいる…つまり、原始の脳が人間の脳の中にちゃんと残っているという話)ですね。

とすると、私の野焼きにおい好きは、最も記憶と強く結びついている…
幼少期の思い出のなせる業なのでしょうか。
ずっと忘れていた何か、感覚・感情など説明できないものも含めて、それを引き出すカギのようなものなのかもしれません。

となると、いつかまた、よく似た悪臭を嗅いだとき、美しいヴェネツィアのAcqua Alta、水没した世界で最も美しい広場と言われるサンマルコ広場を思い出すのでしょうか…
(ちなみに、私が世界で最も美しいと思っている広場は、シエナのカンポ広場。ヨーロッパ旅行歴が決して多いわけでもないのに、すでに3回も行っている…一度などは、シエナしか行かなかった旅も…)


ヴェネツィア水没写真、見つけたら、またいずれアップいたしますね。
なかなか見ものです。
でも、やっぱり、『臭いをお届けできないのは残念』。

Category: 旅(あの日、あの街で)

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ソ連(2) 戦車の上からカーネーション 

ソ連
当時、もちろんデジタルの写真なんて思いもしなかった時代、そして旅行に持っていくフィルムの数も限られていて、今のように何枚も記録的に写真を撮ることもなかった時代、バカちょんのカメラでろくな写真はないのですが……発見したので、アップいたします。

先日、記事(NEWS:マトリョーシカ)に書かせていただいた、月曜日の夜、モスクワで見た戦車の大集団、その時、戦車の上のカッコいい兵士さんに手を振った私たち(バカ丸出し!)に、なぜか投げていただいたカーネーション。
花瓶に4本のカーネーションがあります。
記憶があいまいですが(何せ20年以上前…)、確かこのうち3本は自分たちのために1本ずつ買ったもの。
何しろ殺風景でしたから、ちょっと心の癒しにと買ってみた。
花は駅の地下の露店みたいなところで結構売っていたりするのですね。
で、4本目が戦車の上から飛んできたカーネーション……(#^.^#)

これはホテルの一室です。
以前に書きましたが、両替したらルーブルの札束が返ってきた時代。
それでも、国内でのレートと、外国人に対するレートはずいぶん違ったと聞いています。
町を歩いていると、ドルを持っていないかと声をかけられること、複数回。
ちなみに英語は全く通じませんが、たまに日本語で話しかけてくる人がいたりする。
戦争の影響…だったんでしょうね。

そして、ホテルで過ごしていた夜……
夜中にドアをノックする音が……
やって来たのはホテルの従業員の女性。
何か、日本のものを分けてくれないかというのです。
当時、日本製のストッキングがお土産にものすごく喜ばれるとは聞いていて(今なら、ヒートテック?)、まさかと思っていくつか持って行っていたのですが、さっそく役立ち……さらに、私たちの使っていたウェストポーチとかを欲しがられたので、差し上げたりしました。

本当に、生活に必要なものがなかったのですね……


兵隊さんと言えば。

モスクワからレニングラード(現在はサンクトペテルブルグ)には夜行『赤い矢号』で行ったのですが、夜行のコンパートメントは4人(日本と同じように上下、向かい合わせのベッド)、私たちは3人だったので、もう一人、同室の方がいたのですが……

それがなんと、イケメンの若い兵士さん。
なぜか、ほとんど言葉は通じないのに大盛り上がり。
彼女の写真を見せてもらい、財布に日本語で何でもいいからサインしてくれと言うので、彼の名前をカタカナで書きました。あの財布…良かったんでしょうか……

そこへ車掌さん、登場。
例のごとくどってりとしたオジサン。
旅行前情報により、夜行列車の中で車掌さんがロシアンティーを売って小遣い稼ぎをしているとは聞いていたのですが、本当に売りに来られました。
もちろん、旅行のお決まりはこなさなければ、と購入。

取っ手をつけたグラスに熱いティーを注ぎ、ジャムを入れてくれる。
ここまではOKだったのですが……
そのまま飲もうとすると、『違う違う、お前らは間違っている!』とのゼスチャー。
何か、飲み方の作法が?と思ったら、いきなり、砂糖を複数個!!!!!……記憶は曖昧だけど、たしか5個くらい、飽和状態を超える量までグラスの中に放り込まれてしまったのです!!!
あぁ~~!! 私のロシアンティーがぁ~!!!

もちろん、飲め飲めとせかされて、飲むしかなかったのですが……
これまでの私の人生の中で、底にジャムと溶けない砂糖がどん!と堆積した紅茶を飲んだのは、あれが最初で最後です。

そして、イケメン兵士さん。
眠るときはうつ伏せで寝ておられました。可愛い寝顔、ごちそうさまでした(*^_^*)
友人は、やっぱり兵隊は腹を上向けて寝ないのよ…って、それ本当?

レーニン廟少年2赤の広場前
左から、レーニン廟の兵士さん、愛想よくモデルになってくれた未来のイケメン、赤の広場の兵隊さん。
他にも、一緒に写真を撮ってくれた人は多数。露店の綺麗なお姉さん、旅行中のカップル、タクシーやバスの運転手さん、街角の子供たち、迷い込んだ正教会の見張りのおじさん……みんな、ありがとうでした。
歩くボートをこぐ
そして、盗み撮り?
公園の湖畔を散歩中の兵士さんたち。なぜか、一人でボートに乗っている兵士さん。
休日も制服なんですね。ちなみに、兵士さんの横のボートの二人、男性二人に見えます。
同性同士でボートって、日本で見ると…って感じだけど、別に変なことはないみたいです。
それより、一人の兵士さんが気になります。


さて、まだまだ続くソ連の話題。
次回は郵便局と、ハイジャック事件?
記録(写真)より記憶に残る旅、とはまさにこの国からの最大の贈り物、だったかも。


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NEWS 2013/4/21 満開の躑躅/鬼平の言葉 

つつじ
ほぼ9年前のうちの躑躅です。
躑躅は年々小さくなる、とは言われておりますが、おそらくこれがこの躑躅のピークのころだったのかもしれません。
時は過ぎていく…しみじみそう思います。
躑躅2
これは2階から見たところ。


さて、今日は何かの拍子にふと思い出した鬼平の言葉をかみしめながら、仕事に行きたいと思います。

盗賊改めの密偵、おまさがある男を見かける。
男は大工であり、実は自分が手掛けた大店の見取り図を盗賊に売っている。
近頃は鳴りを潜めていたが、実は死の病・結核を患っていた。
そして同じように胸の病を抱える女と出会い、二人で静かに余生を送りたいと願う。
そのために必要な資金を、今手元にある大店の見取り図を売って得ようとするのだが。

女は、男からそのことを打ち明けられ、男にいう。
そんなことをして得たお金で幸せになんかなれない。
だが、男は自分が先に死んだあと、女に金がなくては辛い思いをさせてしまうと思い、決心して見取り図を売りに行く。

仲買人は、信頼のおける盗人(というのも変ですが、つまり、犯さず殺さず、貧しきからは奪わずの3原則を守る盗人)に渡りをつけてくれようとするのだが…
売りに行った先の盗賊は、代が変わっており、急ぎ働きをするあくどい男に変わっていた。
仲買人は殺され、その盗賊のかしらは直接男を呼び出し、殺して見取り図を奪おうとしている。

女は神社で、男が悪いことをしないようにと祈り続けている。

おまさはある程度の動きを掴みながら、鬼平に報告する。
本当は報告するかどうか躊躇っていたのだが、仲間にいわれて報告に行った。
そして、男も女も胸を患っていること、先はそれほど長くないのではないかと思うと、お縄にするのが辛い、もしかして見逃してやれたらとも思う、と心の内を打ち明ける。また、女がどうやら真心をもって男と接していることも伝える。
おまさがそれほどに迷っている姿を見た鬼平の言葉(正確ではないかもしれませんが)。

さて、許すか許さないか、それを決めなくてはならない。
一旦許すと決めたら、ここまで、というのはない。

男だねぇ。許すと決めたら全部許す。そう言ってるわけです。

そしてどうなったか。
鬼平の妻、久栄は、すべては女にかかっていると言っていたのですが、まさにその通り、女はついに盗賊改めにやって来た。
愛しい男を売るのはつらい。でもその男が悪いことをするのは見ていられない。
しかし男はあくどい盗賊に呼び出され、すでに殺されかかっている。
そこへ内偵を進めていた盗賊改めが乗り込んで、あくどい盗賊一味はお縄になる。

男にはもちろん、これまでの罪状があるのだが(多分、極刑に相当する並みの)、鬼平は見取り図を焼き、自分の懐から金を出して男に渡し、籠をふたつ頼んで、男と女に好きなところへ行けというのです。

籠に乗る男の表情は少し微妙な感じで、これがまた鬼平犯科帳っぽい。
女は男を売ったわけで、それをどう感じたのか。
女の真心を受け入れたのかどうか、さて、少し気になるラストではあるけれど、女を思って再び悪事に手を染めようとした男の真心もまた、嘘ではなかったわけで。

それはともかく、時々こうして、空海の言葉並みに鬼平の言葉を思い出す私って……
ま、今日はこれを心に留めて、少々のことあっても、許すと決めたら許す?と思って仕事しようっと。

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イタリア(1) 前篇:麗しのヴェネツィア 

アクア・アルタ
まずは美しい水の都をご覧ください(^^)
今日は、麗しいヴェネツィアの景色を前後編でお届けいたします。
写真が多くてごめんなさい。でも、今回は写真が命?です。

日付が入っていますね。びっくりしました。もう8年以上前だとは……
もちろん、デジタルではなくアナログの写真ですが、これは効果を狙ったのではなく、自然にこんな青になってしまったのです。この日のこの時間に撮った写真だけがこの色なんです…
今では、色などデジタルで変えることができますが、それでも偶然や自然の一瞬の奇跡ってのがあるんでしょうね。(ね、limeさん…(^^))
ごんどえーり
そして、これは客を待っているゴンドリエーレ(ゴンドラの船頭さん)たち。
ところで、ゴンドラですが、少し傾いているんですね。
ゴンドラ
これではちょっと分かりませんが、実は乗るとなると、結構この傾きが怖い。
だって…この運河、正直あまり美しくありません(ね、しのぶさん…^^;)。
そして、前回お伝えした通り、かなりな臭いなのです。
絶対に落ちたくない!と思うと、ちょっとした傾きに恐怖を感じるのでした。
もちろん、理由があります。ゴンドリエーレさんが左に乗ってバランスがとれるように左舷の方が右舷よりも25cmほど長いのだとか。

私たちが着いたのは午後。
サン・マルコ広場にはなぜかこんな風に膝よりも高い、正直ちょっと邪魔な、橋みたいな通路が??
サンマルコ
私たちを呼び止めたのは、露店のお兄ちゃん。
『今日は泊まるのか?』
『うん』
『じゃ、明日のために絶対買っとけ。損はさせねぇ』
靴カバー
何だか分からないままに購入しました。
ベニス
上はヴァポレットの乗り場。この町は運河だらけなので、もちろん電車やバスは通っておらず、電車の駅は町の外。町までの交通はこの水上バスのような乗り物です。
向かいの島をご覧ください。地面はほぼ水面の下ですよね。海抜はマイナスに見えます。
そして夜。ホテルの窓を開けると、この美しい風景とともに、潮風が部屋に吹き込んできます。
ベニス
そう、臭いをお届けできないのが残念です。

翌朝の景色は後篇の記事で……

Category: 旅(あの日、あの街で)

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イタリア(2) 後篇:水浸しのヴェネツィア 

アクアアルタ
海と陸地の境目がちょっと分からない、微妙な景色……

ホテルを出た時は、そんな大したことはないんじゃないの、と思ったのですが、サン・マルコ広場に近づくほどに、だんだん水っ気が多くなり…ある橋を渡ったら、橋の向こうは水没していました。
そして、後はもう、取りあえず水浸し。
晩秋から冬にかけて、高潮(Acqua Alta…イタリア語で高い水)の時に見られる景色です。
アクアアルタ
靴カバー
靴カバーはこんなふうに使います(^^)
この膝ギリギリくらいまで水が迫ってくるような場所もあります。
そしてもちろん、サン・マルコ広場が最もひどく水に浸かっています。
これは、わざとそうなるように広場が作られているからなのですね。サイフォン式に広場に水を引き込んで、他には水がいかないようにしてあるとのこと。
って、路地もどこもかしこも水だらけなんですけど。
お店の中もホテルの1階も、ドアを開けて木の板をはめ込んで少しばかり水をせき止めているのですが…いやいや、相手は水ですよ?
サンマルコ
そう、前日の板は、こうやって人が歩くための通路だったのですね。
ご覧ください、この水没したサンマルコ広場。数々の映画や小説、漫画でも、世界で最も美しいと称えられた、通常であればハトさんたちも飛び交い憩う広場。
でも、少しでも町が沈まないようにと広場に工夫がなされていることを思えば、そういう人為も加わっての美しさなのかもしれませんね。
ちなみに、どの程度水没するかは年によって違うみたいです。
この年は、結構沈んだみたいで、後から新聞に載っていました。
広場には、こんなに沈んだ年もあったよ的な、過去の写真が飾ってあったり。
ぴーちゃん
お巡りさんも出動中。でも、このおまわりさんたちはだべってばかりで、あんまり何もしていない感じだったのです。一方で、女性のお巡りさんは、てきぱきと誘導を……うーむ。
寺院
サン・マルコ寺院に入るのも一苦労です。
何かキャンペーンらしく、ピサの斜塔の絵が…
サンマルコ
サン・マルコ寺院の塔から見下ろしたらこんな感じ。

というわけで、写真を発見したので載せてみました。
いやはや、臭いをお届けできないのは、やっぱり残念(こだわりすぎ^^;)。

最後に、ちょっと素敵な写真を。
そう、水浸しだろうが、臭かろうが、アモーレの国ですから。
恋人たち

Category: 旅(あの日、あの街で)

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NEWS 2013/4/27 探偵は写真の中に… 

今日は朝から咳が止まらないのに、大阪まで三味線の練習に行き(大会前だし…休んでる場合じゃないよっと^^;)、帰ってきたらポストにアマゾンさんからの小包が…

注文してあった写真集が届きました(^^)
『探偵は写真の中にいる』
またの名を、探偵大泉洋写真集。
洋ちゃん
(写真:ついでに一緒に、前回の映画のパンフレットを開いたところ。マッチを模してある。ど真ん中のは、ケラーオーハタのトランプ(^^))
本当に本当に、洋ちゃん大好きなんです。
何が、どこが、と聞かれると困るんだけれど…
芸能人という範疇の人で、お嫁にもらって~とまで思った人は他におりません(*^_^*)

『探偵はバーにいる』…去年、観に行って、洋ちゃんloveにますます拍車がかかりました。
『俺』役の洋ちゃんは、いつもよりちょっぴりシリアスな役で、騙されて別の場所にいる間に小雪が復讐をしようとしていることに気が付いて、誰にともなく(電車に?)叫んだ姿が…
「もっと早く走ってくれよ!!」

5月に2作目が公開されるというので、とても楽しみ(*^_^*)

で、この原作のススキノ探偵シリーズ、50%の作家買いの私ですが、このシリーズは全部読みました。
少しだけ時代が古いので、何だか自分にとってはしっくりくる。
映画の『俺』よりもかなり人間臭く男臭く、ダメ度が高くて、擦れていて、危なっかしい。
なんせ、山の中で葉っぱを育てていたりした過去もある(いいんかな…これは時代が時代で、今と法律も違っていたからなのか???)。
結婚もして子供もできるけれど、ダメ夫のダメ父で離婚。
結局、ススキノとともに生きている。
でも、高田とのコンビは最高としか言いようがない。

映画の『俺』のほうがいささかまともな気がします。
で、その映画の『俺』=洋ちゃんの写真集。
朝から夜までの『俺』の1日をドキュメンタリー風に撮ってある、と言うコンセプト。
缶ピー(缶に入ったピース…煙草)やら、黒電話やら、久しく見ないものが写っていたり…
『モンデ』のナポリタンを食べるシーンも。
でも、花柄のパンツはいかがなもんでしょうか。

少し時代が前、としか原作には書かれていないけれど、微妙に懐かしい描写は小説も映画も守っていて、そこが私のお気に入り。
更に言うと、高田くん役の松田龍平くんがいい味出していますし(^^)

津軽から戻ったら、さっそく映画館にGOです(*^_^*)

Category: たまにはアイドル

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NEWS 2013/4/29 今朝の庭:椿と蟻 

椿と蟻
庭掃除を始めたら、新緑がまぶしくて、ふと目に留まった椿の花。
椿ももうそろそろ終わりですが、この椿に蟻が一匹……
よく見ると、椿の花弁に溜まった水を飲んでいるよう。
少しは蜜の味がして甘いんでしょうか。
椿と蟻
akoさんなら、どんな詩になさるんだろうとか、ちょっと思ったワンシーンでした。

さて、今朝の庭は、もうつるバラがほぼ満開。と言っても、絡み合って咲く黄色と白では、咲く時期が少しずれていて、黄色がほとんど満開、白は七分くらいかな。
絡み合っているのは、隣に植えたら大きくなりすぎて、絡んじゃっただけなんですけれど…
棘がないので、庭ではありがたいバラです。
つるバラ黄つるバラ白
そして、この白のほうが、香りが良いのです。黄色はなんの匂いもしません。
ヴェネツィアの運河の臭いはともかく(やっぱりこだわるのか、そこ)、このバラの匂いは、本当にお届けできなくて残念。

マーガレットとフクロウ
マーガレットも満開ですね。
そうそう、庭には見張り番がおります。こちらはフクロウくん。
他に、芍薬と牡丹に挟まれて信楽のタヌキ君もおります。タヌキ君は実家から婿入りしましたが、フクロウ君は縁起を担いで(福くる、もしくは不苦労)、十年前に鎮座していただきました。
フクロウ君が収まっている石は、親戚の家の庭に転がっていた古い灯篭の残骸。
うちの庭にはほかに、石臼や脱穀石など、昔農家(ってうちとか親戚のこと)で使っていた石の道具が、花と一緒にオブジェ的に狭い庭にひしめいております。

今朝のお庭のワンシーンでした。
さ、庭仕事の続きだわ。

Category: ガーデニング・花

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NEWS 2013/5/7 ただいま(^^)/鉄線ブルー 

てっせん
津軽から戻りました。
ただいまのご挨拶はこの青い青いてっせんの花です。
帰ってきたら、庭の花が待っていました。
てっせん
重なり合って咲く鉄線……白や紫のてっせんも植えてみたけれど、やっぱりこの色が好き。

しらん
そして、紫蘭です。この紫もきれい。
色々な方のブログの写真を見せていただいて、すごいなぁと感心するばかり。
自分で撮った写真はイマイチだけれど、私の手入れの悪さをものともせずに咲く花たちだから、ちょっと頑張っていい色に撮ってやりたいと思いました。
花の色って、本当に、どう表現すればいいのか。
花の数だけ色の名前が、空の数だけ色の名前が……というくらい、色の名前は豊かですね。

つつじ
真っ白な躑躅。夜のぼんやりと庭灯に照らし出されて浮かび上がる姿は、幽玄の世界と言えるかもしれません。
ちなみに、うちの躑躅、なぜか咲かない子が2株あります。
11年目ですが、一度も咲いたことがない、『咲かずの躑躅』(ミステリーでも書こうかしら)
……日照も、土も、他と変わらないんだけれど。

ばら
そして、薔薇こそ、手入れが必要ですが、まったく悪環境にも関わらず咲いてくれている。
有難いです。

色の名前と言えば、この本ですね。
色の名前
このシリーズ、大好きなんです。空の名前、とか宙の名前とか、暦の名前とか、色々テーマがあって、たまにパラパラめくっているとイメージが湧いてきます。

花が続いたので、北国の花を少しばかり。
北国の桜
今年は本当に寒かった。サクラももう寒々しいくらいで……
いつも満開か、あるいはもう散った後だった弘前城の桜も、3日の日にはまだ2分と言ったところ。
あまりの寒さに、毎年このGWに田をおこすはずの農家の方々も動けず。
例年ならせいぜいてっぺんだけが雪を残していた岩木山も、今年は裾のほうまで雪が残っていて、でも雪解け水は流れて、道はまるで川みたい。
梅もまだ咲いていて、津軽の人々も、こんな時期まで寒いのは初めてだ、とおっしゃっておられました。
異常気象、なんでしょうか。
つくしとふきのとう
上は仲良く並んだ土筆と蕗の薹。
つくしはこんなものじゃなくて、あちこちにうじゃうじゃ生えていて、ふきのとうもあちこちに……
ふきのとう

岩木山のすそ野のある場所では、雪下ろし中。
ゆきおろし
ついでに、あのふさふさだった『わさお』はなぜかしょぼくれていました…
雨のせいかな??
わさお

青で始まった記事なので、青で括ります。
鰺ヶ沢の海です。
海

Category: ガーデニング・花

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2013/5/7 津軽からの帰還(1) 

あまりこのブログで三味線のことは触れまいと思っていたのですが……
まずは、三味線の運び方から。
出発のご挨拶で、三味線を畳んで運ぶ、というのをお目にかけましたが、普段は下のようなケースで持ち運びしています。
かばん
畳むのは、竿が弱いので、衝撃でどうにかなったら困るから、なんですが、さすがに近隣の移動にいちいち畳んでいたら大変でして……
普段は、長いままで糸を張っております(多少は緩めることはありますが)。
一度畳むと糸を張りなおすことになりまして、しばらくの間、音が落ち着かないのです。
一曲も弾かない(叩かない)うちに、音がずれてきてしまう。
で、車の時は上の四角いケースで(肩にもかけれるんですけど、重い…)、電車移動の時はもっぱら下のリュック型を利用しております。
リュック型のはギターっぽいけれど、上の部分は糸巻の分だけ幅があって、下の部分はギターより細身。
ちなみに、一番気を使うのはやっぱり皮。
津軽は猫ではなく犬ですが、猫より野太いとはいえ、いい音を出そうとぴんぴんに張ってあるとすぐ破ける。
ぼこぼこに張ってあったら破れないけど、音は無残…です。
ちなみに、破れる前には妙にいい音が出る、という。断末魔??
ちょっと濡れたら一巻の終わりなので、よくカラオケの映像なんかで海辺で吹雪の中で弾いてるのとかありますが、絶対無理。ま、イメージは分かりますが(^^)
『吹雪の音を聞け~!』みたいな楽器ですから……

さて、津軽で仕入れてきた写真などを。
GWには青森、弘前、金木と、大会が目白押しです。
民謡の大会もあって、周囲は賑やか。でも、今年は桜が遅くて、北国にとってはちょっと寂しいGWになっていたようです。
クラシックのコンクールとかと違って、なんでも来い(来るもの拒まず)的なところがありまして、先着順の自己申告制。出ようと思えば出ることはできる、みたいな感じです。
もちろん、A級ともなると、そうそうたるメンバーが出ております。
半プロのような人ばかりで…とはいえ、この世界、どの人がプロでどの人がプロでないのか、よく分かりませんが……
三味線人口、近年は青森の人より、県外の人のほうが多くなっているという話もあります。
青森の中ではやはりいささか家元やら流派やらややこしそうで、若者が少し減っているかも、と。
県外の場合は、その辺少し緩やかなので、とっつきやすのかもしれません。
そもそも基本が唄付けの前奏部分が独立した即興曲、というのが大会では多いので、決まりごとが少ないのが魅力かもしれません(ないわけじゃないけど)。唄付けとなるとまた大変ですが。
でも、地元の高校生や大学生で部活やサークルなどで始める人はそれなりにいて、とてもいいことだと思います(*^_^*)
津軽のリズム、それはやっぱりあの方言の間合いから生まれてくるものですし。
私たちは、所詮大阪弁の三味線……
金木大会

こちらは五所川原にある民謡/酒場です。
だだん
だだん
弘前や青森にもいくつかあります。
ご旅行の際にはぜひ、訪ねてみてください。

あるいは、ホテルや電車の中(五能線の中!)、駅前でも聞くことができます。
鰺ヶ沢のホテルでも、ロビーで演奏がありました。
この方、すごいです。自分で唄って弾いて、なんと太鼓は観客にその場で教えて手伝わせる。
民謡なんてやったこともない人間の太鼓で、ってやりにくいとは思うのですが……
エンターテイナーでしたね。
グランメール
ついでに、五所川原市内では12時に三味線の演奏が流れます。時報代わりです。

次は、津軽のパワースポットへご案内です。

Category: 旅(あの日、あの街で)

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2013/5/8 津軽からの帰還(2) 

橋
ここは五所川原市の鶴田というところにある、日本で一番長い木の橋=ながーいきの橋=鶴の舞橋のたもと。
300mあるそうで、3つのアーチがあって、鶴が羽を広げているようだというのでこの名前です。
地元のおばさまたちが集まっておしゃべり中。もちろん、ばっりばりの津軽弁。
(どうやらシルバーボランティアか何かで、清掃中のよう)
よく聞くと、高齢者保険制度の話で、「おめ、今年でいくつだ?」とか言いながら談義中。
かなり深い内容でした。
ちなみに、車であちこち連れて行ってくれたのは青森県人なのですが、彼ら曰く『青森県人と関西人には何か通じるところがある』と。う~ん、確かに。青森県人、結構突っ込むし、早口だし、政治批判好きだし、知らん人と普通に会話するし(田舎ってどこでもそういうところはあるかもしれませんが)。
ちなみに橋はこんな感じです。
橋

実は三味線を始めてから、東北の歴史を勉強し始めまして、その中で、網野善彦先生と赤坂憲雄先生の本をずいぶん読みました。歴史学は民俗学から切り離してはいけない、というのがお二人の御意見で、東北の歴史を学んでから、若い時に習った日本史は西国の歴史だ、ということを改めて感じました。名前を変えながらも続いた朝廷の歴史から見ると、まさにここはまつろわぬ最果ての国。
でも、縄文遺跡は西国ではなく東国~北国に圧倒的に多い。縄文時代と弥生時代は単に土器の名前からついているだけで、後先についてはもう云々するのは間違っていると考えられますが(縄文→弥生、という単純な流れではない)、はっきりとした四季のある東国には白神山地に代表される落葉樹の素晴らしい森があり、ここが生命をはぐくむ大地・大自然で、狩猟や採集という生活の基盤が成立したのは、この豊かな森があったから。だからマタギという仕事も現代まで綿々と続いていたわけだし、一方で縄文文化だからって農耕をしなかったわけでもないし。
西国は大陸から多くの文化や渡来人が入ってきて、その関わりの中から文化・文明をはぐくんだと思うけれど(だから日本独自っていうものは本来は存在しない)、そもそも東国だって大陸には大いに近かったわけで、その交易の広さは半端ではなかった。陸は危険だらけだったから、海から移動するのが当然だった時代、日本海側の沿岸は大陸に大きく開いていて、そこにある国々はとても近いお隣さんだった。日本の中で唯一ミイラの文化を残していたのが奥州藤原氏。ミイラは大陸から伝わったとされていて、日本のほかの地域にはこの風習・技術はなく、これは大陸との交流の名残だと言われています。
東北学および津軽学という雑誌も購読して、あれこれ勉強したら、歴史って本当はもっと面白かったんだ!と思いました。
ちなみに、縄文人にはほとんど虫歯はなかったそうで…虫歯ができるようになったのは甘い炭水化物を食べるようになったから。実は、彼らはこのことを知っていて、あえてそういうものを食べなかったのではないかという研究もあります。

長くなるので、このあたりで一旦休憩。
鰺ヶ沢(津軽半島の付け根、西)の海の青で目を癒してください。この家の屋根が、なんとも北国っぽい。
そしてこの家と手前の土手の間を、かの有名な?五能線が走っています。単線です。
鰺ヶ沢

さて、東北の文化を民俗学的視点から学ぶと、そこにはあるキーワードが出てきます。
死者との距離。
これが本当に近い。
高校生の時、修学旅行で恐山に行きました(生徒が自分たちでコースを決めた…不思議な学校だった)。
その時、私はここは『あの世だ』と思った。
この世にあの世が普通に混じり合ってそこにある。
あの世って、なんだ、結構普通に近いんだ、と思って、怖いというよりも納得した感じだったのを覚えています。
ちなみにイタコというのは、実はかなり職業的に訓練された人たちで、呪い師とは意味が違う。
嘘か真かは別問題として、死者を下してもらうことで、もう一度死者と語り合おうとする感覚、死者はあっちへ行ったのではなく、とても近い『そこ』にいる感覚、その死者と語ることによって今生きているものが、失ったものへの哀切を乗り越えて(あるいは抱えながら)命を先へとつないでいくための道しるべを与える、そういう職業なのだと理解されているようです。
ちなみに案内してくれた青森県人(アラフォー夫婦)も、子供のころ、おばあちゃんとかについて行って、おじいちゃんとかをオロシてもらった場に居合わせたとか。信じるわけでないけれど、あの時家族にとっては、亡くなった人の声を聴くことは必要だったと感じているのだとか。

あの世は結構近い。
実はこの感覚、四国を歩いている時も、和歌山を歩いている時も感じました。
そう思ったら、この伝説の地には必ず、弘法大師の足跡がある……御縁ですね。

金木には川倉地蔵尊というところがあります。
実はこの世にあるあの世、賽の河原としては恐山よりも古いと言われています。
川倉
このお堂の中には、お地蔵さん、そしてその後ろに小さな石の地蔵さんがずらり…たとえて言うと、三十三間堂の千手観音さんの並びみたいな(もっとたくさん)感じです。服を着て帽子をかぶせてもらっています。
子どもたちのためにお供えされたお地蔵さん(あるいは子供たち自身)なのです。
これは子どもを亡くした親御さん方が、子供のために草履や手ぬぐいや、生きているときに使ったもの、生きていたら使ったであろうものをお供えしたお堂です。
堂内の写真は、親御さんたちのお気持ちを思うと、敢えてここに載せることはしませんが、『川倉地蔵尊』で検索すると出てくると思います。罰は当たらないと思うので、よろしければご覧ください。
私はちょっと…心に仕舞っておきたいので。

お供えされた草履や手ぬぐいにはひとつひとつ、子どもの名前と住所などが書かれています。
草履は三途の川を渡るときに必要だから、手ぬぐいは寒さを防ぐための頬かむり。
この名前が書かれてあるということが大切。子供たちが、三途の川を渡るときに、どれが自分のものかすぐ分かるように、ちゃんと名前を書いておいてあげなくてはならないのです。
(と、事務所の方が教えてくださいました)
賽の河原
外は斜面になった道が続き、その道に同じように小さなお地蔵さん、そして祠の中にもお地蔵さん。
堂内の沢山並んだお地蔵さんもみんなこんな感じです。
賽の河原
ここが岸辺になります。湖があるのですが、三途の川に見立てられているのでしょうか。
川倉
子どもを亡くした人が、みなここにお地蔵さんを奉納していくわけではありません。
実は、傍に置きたくて、家に同じような祠を造って毎日『会っている』人もいる。
でも、その親御さんが年老いて、あるいは亡くなって、この地蔵尊に後を託していくこともあるそうです。

また、別のお堂には、花嫁人形やお婿さんのお人形がずらりと並んでいます。
なくなった子供がその年になった時、女性には花婿を、男性には花嫁を娶わせてあげるのです。
その相手に見立てたお人形です。
親同士がお見合いのようなものをするところもあると聞いています。
いわゆる『冥婚』ですが、もう少しおっかない場所なのかと思っていましたら、何だか暖かい、明るいところでした。子供を亡くしてもそこで終わりではなく、娶わせて伴侶を見つけてあげるまでは親の責任は続いているという考え、そこには自然な親御さんの愛情が溢れていると思いました。
実は、これまでたくさんの死を見てきたので、この場所に来て、何だかとても安心しました。
安心、というと変なのだけど、ほっとしたというのか。
親御さんの愛情で、みんな迷子にならずに自分の名前を見つけらるんだと思ったのです。
心から、手を合わせたいと思います。

観光地ではありませんし、ご供養に来られる方がほとんどですが、ここに来ると心に感じるものが必ずあると思います。静かに手を合わせたい場所です。
金木の斜陽館(太宰治の生家)、三味線会館の近くです(ちょっと遠いけれど、歩けなくはない)。

長いので続きます。

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2013/5/8 津軽からの帰還(3) 

さて、続きを書いたのに、消してしまってショックのあまりしばらく放心……
気を取り直して、続きに参ります。

津軽のパワースポット、ということで今回の記事を書かせていただいておりますが、書いたものが消えてしまったのは、やはりあまり歓迎でないからなのでしょうか…いささか不安になりながらも、敬意をこめて記事を書きたいと思います。
大石神社
この場所にたどり着くのは結構大変だったのです。
何しろ看板がなくて、地元の人も迷子になるという。そして、岩木山登山百戦錬磨の別の津軽人に何度も電話で問い合わせながら、たどり着きました。この辺はまだ雪が少ないのですが、本堂の前は雪が積もって、近づくのが大変でした。雪解けは地面に接したところが解けてくるようで、雪の下には水が流れている。下手に踏むと、ずぼずぼと嵌ってしまって、ふくらはぎ半分くらいまで雪の中に……しかも下は水でべちょべちょ……道路らしきところは川のようになっていたり。
しかもこの鳥居。下の写真のように、鳥居の笠木が落ちているところも。これは雪のせいでしょうか。それとももう何年もこのままなのでしょうか。人気はまるでありません。本堂もシャッターが下りている。
山開きが5月1日ということなのですが、今年は寒いので、まだなのかもしれません。
大石神社
大石神社
この可愛い後ろ姿は狛犬さんです。神社の名前は大石神社と言います。

この神社の祭神は高御産巣日神(タカミムスビノカミ)と神産巣日神(カミムスビノカミ)。『むすひ』というのは生産・生成の意味で、これは二人の神様が対となって、男女の結びつき、安産・縁結びの神様となっているようです。
そういうわけで、ある松の木に18禁なものが……松の枝の一本が上を向いているので、それを削ってある形に整え、その上に杉の葉を置いて、下に鈴が2つ……神社の拝殿のように紐がついていて、この鈴を鳴らすことができます……やっぱりここに載せるには図柄に問題があると思われますので、ご想像ください^^;
これで子宝を願うわけですね。

岩木山というのは山岳信仰の霊地ですが、大きな岩を意味する山。実際9合目から上は完全なるロッククライミングで、岩がゴロゴロです。
この大石神社もご神体は大きな石。かつては千引大明神と呼ばれていたともいいます。千引石というのは、イザナギが黄泉の国を脱出する時、黄泉比良坂の登り口を塞いだという大きな石のこと。黄泉の国から追いかけてくる悪鬼の道を断ったという石です。
大石神社
石龍神
石の傍には、龍神の鎮座ましますところ、と書かれた立札。この川がまさに龍神です。

そしてまた、ここには馬が祀られた祠が数十もあります。
馬は農耕にも使われて、人の身近にいたというのもあるのでしょうが、龍神の好物だったという話も……
実際、大陸的な呪術では馬の首を切っていけにえにしたというお話も。
馬の祠
馬馬
比較的リアルな馬もいますが、なぜか妙に色気のあるチャーミングな馬さんも……

山開き後はもう少し人気のある神社なのでしょうか。
今のところ謎です。
さて、この神社は分岐点のようになっていて、ご神体(大きな石)はこの先にある赤倉霊場(赤倉山霊界)との境界石とも考えられているようです。

その赤倉霊場。
霊場?というと何だと思われるでしょうが、簡単に言うと、修験場みたいなところでしょうか。
神でもなければ仏でもない、新興宗教というわけでもなさそうで、でも拝み屋さんみたいな感じ?いや、それも少し違う?大いなる『何者か』の声を聞き伝えるために修行する人が集まる場所?
その人たちはカミサマまたはゴミソと呼ばれています。
いわゆる新興宗教と違って、集まっているけれど群れていない、ということのようで、それぞれ別の霊堂を建てて、そこに住まいながら自らの教義を編み出し、修行をされるようです。
しかしまだまだ雪下ろし中で、全ての霊堂は扉がしっかり閉められていました。つまり冬の間はカミサマたちも別の場所におられるようです。
赤倉
赤倉神社、赤倉山神社、といういくつかの神社と、なぜか四国八十八箇所の縮小版、弘法大師像、この赤倉に神社を建てよと夢でお告げを受けたという工藤むらさんの像、なんでもあるという感じです。
しかし、昭和40年代以降は新しい霊堂が作られることはないそうで(法律で定められたと)、これからはどうなっていくのでしょうか……雪でへしゃげた廃墟のようになっている建物もありました。
いい季節に行けば、少し印象も変わるのかもしれません。
弘法大師赤倉霊場
弘法大師の前にはじょっぱり(お酒。じょっぱりとは、津軽弁で意地っ張り・頑固者のこと…う~ん、ニュアンスは単なる意地っ張りじゃなくて、やっぱりじょっぱりとしか言いようがない)。右は工藤むらさんの像。
赤倉赤倉
赤倉山神社の雪よけ囲いの中。大きな草鞋もあり。
霊堂霊堂
霊堂のひとつ。下は、並んでおられる石仏。お不動さんやら大日如来やら。
赤倉
やはり観光でのこのこ行くところではないと思われますが、津軽の精神世界を垣間見る、不思議な場所です。
お邪魔させていただきました。ありがとうございます。


まだまだ続く。

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2013/5/9 津軽からの帰還(4) 

やっと最終回です。
ここでもパワースポットにこだわって、津軽をご紹介したいと思います。かなり、偏っておりますが^^;
しかし、まずは腹ごしらえ。津軽半島には十三湖という、宍道湖と並ぶしじみの生産地があります。
そこの特大しじみの入ったラーメン。卵と比べてみてください。
このラーメン、塩味で、かなり美味しいです。
『和歌山』というお店が地元人のお勧めです。
ちなみに、宍道湖ではしじみどんぶりが美味しかった。
しじみラーメン

では、高山稲荷神社へご案内いたします。
お稲荷さん
お稲荷さんですから、狐さんだらけ。
入り口にはこんな微笑ましい親子の狐さん……
実は私、これをウサギを捕まえたところかと勘違いしました…罰当たりですみません(;_:)
頑張って階段を上ると拝殿があり、周囲にいくつかの社があり、その先また階段を下りると、この光景です。
伏見稲荷ほどには鳥居がみっしりと並んでいるわけではないのですが、これは一見の価値あり。
高山稲荷
高山稲荷
高山稲荷
この鳥居を抜けた先に、古い祠や狐さんが置かれています。引退した祠などが全国からここに預けられるみたいです。
それにしても狐さんたちの表情の豊かなこと。
きつねさん

そして最後は、西の高野山、弘法寺です。
西の高野山
始め、北(もしくは東)にあるのに、何で西?と思いましたが(関西から見たらだめでした…)、これは極楽浄土が西にあるという意味で、津軽半島の西端にあるお寺だからなんですね。
ここには、ちょっと有名な『お休み大師様』がおられまして、そっとご挨拶してまいりました。
お休み大師
大師様の横には、なぜかこのカエルさん。ちゃんと阿吽になっているところがすごい。
カエルの狛犬版?
かえる
このお顔が何とも優しい像は、最古の弘法大師像と言われています。
五頭身くらいのお姿も可愛い(と言ったら失礼ですが)。
最古の弘法大師像最古の大師像
実はここは、川倉地蔵尊と同じように、やはり花嫁人形や花婿人形が奉納されるというお寺です。
本堂の脇には人形堂があって、入ることはできませんが、その心を感じることのできる場所です。
本堂


というわけで、津軽の精神世界の一部をお目にかけることができたでしょうか。
私は津軽人ではないけれど、この『あの世は結構近い』という感じ、『死者との距離が近い』という感じは、よく分かる気がします。ある人が亡くなった時、私も、その人がいるならあの世は結構いいところかも、と思いました。まだまだ語りたいことがあったからです。
ついでに、どうあっても池波正太郎先生をお探して、鬼平の続きを聞かなくちゃ!とか大真面目に思ったりもしています。
大事な人を亡くした家族やその周囲の人にとっては、死者がそんなに遠くに行ってしまったわけではないという感覚は自然であり、ここ津軽はそれを体感できる場所なのではないかと思うのです。
そして、これは死者のための場所でもあるけれど、残された生者のための場所でもあります。
三途の川を渡るときに、足が冷たくないように、怪我をしないように、草鞋にその子の名前を書いて置いてあげる、その子が小学生になるはずの歳になったら、ランドセルを贈る、妻を夫を得るはずの歳になったら花嫁人形や花婿の人形を奉納する、あるいは歳の見合った2人を親同士がお見合いして娶わせてあげる。
亡くなったところで終わったわけではない死者のと語らい合いができる場所です。
イタコ、というのは、そのきっかけを与えてくださる人なのですね。
そして、カミサマ。カミサマというのは人ですが、この世と大きな生命(それが何かは分かりませんが)を繋ぐ人であり、そうあろうと懸命に道を探す人であるようです。
ちなみに、津軽には道のあちこちに小さな祠があって、扉が付いていますが(冬は寒いので)、中には白くお顔を塗って、服を着たお地蔵様(のような)が並んでいます。道々、『お邪魔します』という思いで手を合わせながら歩くと、常に前を歩いてくださっているような、そんな気持ちがいたします。これはかつてこの世に生きていた人たちが道や辻で、生者を見守ってくれているということのようです。

では、またまた別の旅の物語でお目にかかりたいと思います。
次は多分石紀行。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございましたm(__)m

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NEWS 2013/5/12 津軽戦利品/庭の守り神 

GWの充電が済んで、忘れないうちにと思って書いた旅行記に使ったパワーも回収できて、休んだ後の仕事の怒涛もちょっとだけやり過ごして、昨日は三味線のお稽古でついに!太鼓のレッスンもしてもらって、ようやく今日、家でまったりしています。
ということで、今日は更新をがんばるぞ、と。
庭掃除もしなければなりませんが。

ちなみに、太鼓のレッスン。
三味線というのはもともと伴奏する楽器でして、そこから出発して、津軽は前奏の独奏部分をメインにした曲を作るようになって、世間に浸透したと思うのですが、やはり根本は伴奏=唄付け。しかも民謡の場合、曲・節の長さは唄い手次第なので、あ~~~とか唄ってても、いつ終わるか分からないので、顔伺いながらアレンジ力が問われる。つまり、唄主導なのです。
唄の場合、太鼓が必要になりまして。
この太鼓の部分を教えていただいたのです。
いつか、唄も…と思っておりまして。
糸
行く前にも糸を変えましたが、また一部変えました。
三味線の竿、今一の糸を張っておりませんが、手前から一、二、三と細くなっていきます。
左にある3つの丸まった糸がその3本。一と二は絹、三はナイロンです。
津軽は、弾くというより叩くので(初めて聞いた人は、叩いている!打楽器なんだ、と納得してくださいます)、三の細い糸が絹だと、すぐ切れてしまいます。で、ナイロンかテトロン。一時テトロンにしてみましたが、硬くて痛かったのでナイロンにしています。津軽は、はじいたり掬ったり、結構糸を操るのです。
使い終わった糸…切れるまで使うこともありますが、くたっとしてくるので、どこかで変えます。そのいらなくなった糸、ありがとうの気持ちで、お正月にまとめて神社にどんと焼きに出す笹に結びつけております。
(これは、ある人がやっているのを聞いて、自分も真似をしています)
ちなみに、三味線の竿、私の三味線は沈みトチであまりはっきりしませんが、木の模様…斜めに筋が入っているのが見えますでしょうか。高い三味線ほど、このトチがぐるぐる巻きです。

お土産=戦勝品。
津軽土産
金木の三味線会館で売っているTシャツです。右の黒は定番で、ピンクとオレンジは毎年出る限定カラーの一種。
ピンクのは後ろのデザインです。
津軽土産
いつも必ず購入してみんなに配るお土産。
斜陽館=太宰治の生家の前で売っているリンゴジュース。濃厚で、各種リンゴの味(10種類くらいある)が別々に作ってあって、甘い~酸っぱいまであります。私は酸っぱい紅玉が結構好き。で、このジュースは木から落ちて捨てるようなリンゴではなくちゃんと木になってるリンゴから作られています。
ちなみに、リンゴは岩木山ふもとのリンゴが美味しいですよ!
私は初めて青森に行ったとき、リンゴってこんなにおいしい果物だったんだ!とびっくりしました。
今まで食べていたリンゴは何か間違っていた!と。
そして、シャリシャリのリンゴが入った焼き菓子の『らぷる』…いつも山のように購入して送ります。
八甲田はチーズケーキ。帰りに買います。美味しいです。
青森土産はぜひ、これらをお試しください。

お庭の守り神、フクロウ君。再びの登場です。
守り神
我が実家に約40年鎮座まします人相の悪いカエル。
守り神
このくらい人相の悪いカエル、最近はなかなか見かけません…
で、庭の蓮の鉢に泳いでいるメダカと金魚。金魚は勝手に越冬。1匹大きいのが2年越し、他は1年越し。
金魚は割とじっとしていて、カメラを構えていても動かないけど…
問題はメダカ!
なんというか、すごい敏感で、影が動いただけでも逃げるし、カメラのピントを合わせる音もダメ。
なかなかシャッターチャンスがありませんでした。水面の木の陰と一緒に写っています。
めだか
きんぎょ
そして今、庭のヒオウギが綺麗。朝と夕方の光の違いもお楽しみください。
ちなみに朝の写真のほう、バックの青は、実は昔の火鉢なのです。
夕日を受けたら、頬を染めた少女みたいですね。
ひおうぎ
ひおうぎ

さて、本筋の記事に向けて、今日は頑張ります(*^_^*)

Category: ガーデニング・花

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NEWS 2013/5/17 病気自慢 

三味線ストラップ
GWが終わって、あれこれ仕事のストレスもあって(あれこれというより、明確にある出来事が原因ともいえるけれど)、小康状態だった逆流性食道炎が悪化の兆しを見せ、薬を常時服用するようになりました。
というわけで、私が絶対に手放せない薬をふたつ、載せてみました。
薬だけだったら寂しい写真なので、三味線ストラップに囲んでもらいました(^^)
ヒバ、鼈甲のくず、螺鈿様の貝殻、色んな素材のものが毎年津軽に行くたびに増えていきます。

さて、薬ですが。

パリエット…プロトンポンプインヒビターという胃炎・胃潰瘍の薬ですね。
実は普段はお手頃に同種のタケプロンという薬を愛用しています。水なしで口の中で溶けてくれるから、便利なのです。ただ、1か月くらい続けて飲んでいると、ものすごい口渇で、しまいにやたらと口内炎ができるようになりまして。胃酸を抑えるついでに唾液も抑えちゃうようです。
この薬は飲んでから効くのに3時間くらいかかるので、突然発作的な痛みに襲われた時は、時すでに遅しです。

もう一つは、ロキソニン。
言わずと知れた痛み止めです。もうこれがないと生きていけません。
最近は少し飲む回数は減りましたが、肩こり→緊張性の頭痛→もうだめ~という私は、ロキソニンなしでお出かけは絶対にできません…特に人込みは死にそうになるので、町に出るときは必須です。忘れたら不安でたまらない…

実は、私も結構な病気持ちでして。

①手術を勧められたけれど、放置してほとぼりが冷めるのを待っている(た)子宮筋腫と大出血
女性はほとんどこれを持っていると言われておりますが、私も例にもれず直径10cm, 8cmを筆頭に4-5cmのものを複数個、持っておりまして、同時に無排卵になり不正出血に苦しみました。
黄体ホルモンを飲んでコントロールをしていたのですが、これがまただるくてしんどくて、数か月サボったりしていると朝になったら冷たくなってるかも、と思うくらいの大出血もあり(って、男の人が読んだら微妙な話ですみません)、結構つらかった…幸い、峠は越したようですが。
ドクターショッピングをしまして、4軒目で『様子を見ましょう』といってもらえたので、手術をせずに閉経をまつことに(閉経すると自然に小さくなる)。
でもそこの先生も、次の検診に行くと、『手術する?』
いやいや先生、この間しないで様子をみるって話、しましたよね?

そこで分かったことは、ヘモグロビンも8を切ると結構しんどいということ。階段は息が切れるし、なんかだるい…と思ったら7台。鉄剤を飲んだら、胃が気持ち悪くて吐きそうになり…
『じゃあ、シロップにする?』
お子ちゃんじゃないんだから、こんなシロップ、飲めましぇん…しぇんしぇい…
ということで役に立ったのは、南部鉄瓶と鉄卵。
鉄瓶で湯を沸かし、料理をするときに鍋には鉄卵(鉄の塊…やかんの形のもある)。

無排卵で苦しんだ挙句、心配なのは骨粗鬆症。
で、登場するのが骨密度測定。
毎回言われる。
『いや~、大海さん、あなたの骨は立派ですね~、同年代の女性の120%以上あって、20代後半です』
ま、骨太ってことですね(いい加減な括り)。

②思い起こせば、あれもあれもこれ……逆流性食道炎
ある日の朝、突然ものすごい胸痛に襲われました。
痛くて苦しくてのた打ち回り、ついでに吐き続け、仕事にも行けず、起きていることも寝ていることも座っていることもできない、もちろん食べれない…1週間。
首を絞められるような痛みが心窩部から咽喉までつきあがってくる。
てっきり女性によくある不安定狭心症かと思い、あぁ、若くして私も…と自己診断しつつ、でも待てよ?こんなに吐くのか?とか思いつつ、だましだまし放置してやっと重い腰を上げて、行った先が内視鏡がべらぼうにお上手という名医のいる消化器クリニック。
実は私、若いころ、胃潰瘍一歩手前の胃炎もちでして、胃薬の手放せない人で、内視鏡はもう大嫌い。

名医は聞きます。
『鎮静しましょうか?』
『はい、無論です。ばっちり寝かしてください』
軟弱な私は、ドルミカムという名前のいかにもいい夢をみそうな薬でおねんねして内視鏡検査。
ピロリくんはいなかったので、それはよいとして、胃が胸腔へスライドしている食道裂孔ヘルニア状態。
でも、その前から、さすがに名医は症状だけで『逆流性食道炎ですね』
いえ、無論、私の症状の訴えも的確だったと…思うのですよ(^^)
『今日は車を運転しないでくださいね』
『はい』といいつつ、夕方には残業をしに仕事場へ行こうと、もう大丈夫だろうと運転しようとしたら…
何かに集中すると、ふらふら~とすることが判明。
鎮静剤を使ったら、その日は大人しくしましょう!

思い起こせば、若かりし頃、カレーに凝って、スパイスを各種取り揃え、自分でアレンジしてカレー三昧だった私。ある時から、急にスパイスが食べられなくなっていた。
若いころ、イタリア大好きの私は旅行では水代わりにワインを飲み(だって、昔ってワインのほうが水より安かった)オリーブオイルどっぷりのパスタやサラダをがっつり食べていたのに…
ある日、ナポリのレストランで食事中、急にしんどくなって吐きまくった……
酒に弱くなって、飲んだら翌日は吐きまくる…でも頭は結構冴えている?二日酔いっぽい頭痛とかもない。
全て、逆流性食道炎の症状だったのです。
胸痛は、胃から逆流した胃酸が食道の粘膜を焼いたためのもの。
狭心症に間違えられるほどの痛み、というのはまさに事実です。

そして、今いえることは、病気は克服するものではなく、お付き合いするもの。
食べてはいけないもの、控えたほうが良いもの、食べる時間、痛みに襲われた時の対処方法。
これらを駆使して、この病気とはなが~いお友達です。
ちなみに運転中とかにも、急に激烈な痛みに襲われることもあります。
効果てきめんなのは水。
そう、食道へ上がってきた胃酸を水で胃へ流し戻す作戦。
でも、5分くらいしか持たないので、また飲む。…そのうち胃酸が諦める、という。

名医『油っこいもの、甘いもの、スパイス、コーヒー…はダメですね』
大海『分かりました。でも一つだけ、どうしてもやめられません……コーヒーを取り上げられたら、ストレスで悪化します』
今、私が絶対無理なのは、上等な霜降りのお肉。確実に吐きます……だから安上がりの肉で助かります。

③(原因不明の)強烈なめまい……多分、一過性脳虚血だったような…
ある日、朝ベッドから出たら、こけた。
確かに前日、飲み会だったので多少飲んでいたので、あれ?二日酔い?
でも実は気持ち悪くて、あまり飲めなかったんだよな~とか思いながら歩こうとすると、歩けない??
あれ? しかも気持ち悪い。
土曜日だったので、職場に電話して、待機で詰めている後輩に『なんか歩けないねん』
後輩『そんなん、二日酔いですよ』
大海『あ、やっぱり』
しばらく放置してソファで寝転んでいると……

もう全く立つことも歩くことも寝転んでいることもできなくなり、回っているというよりもぐらぐら…
身体を維持することができない。
えーっと……これはなんかまずいんでは??
で、親に来てもらって救急病院へ。病院に着いたときにはもう人間以外になっていた私でした。
救急車で運ばれてくる数人の患者さんよりも、余程私のほうがやばく見えたようで、すぐにMRIへ。
取りあえず、MRAでは血管が詰まっていることはなさそうと判明。
名医その2『でもそんな状態ではどうしようもないですね。入院してください』
大海『入院したら、この症状はよくなりますか?』
名医その2『いえ、それは同じです』
大海『じゃあ、帰ります』

それから1週間、立つことはできず、座っていることもできず、起き上がってはコケ、家の中でもトイレに行くときはゴルフクラブ(昔やっていたゴルフ…こんなことに役に立つとは思わず)を杖にして歩くか、這っていくしかなく。
でも、寝転んでいてもぐらぐら回り続けるので、寝ることもできない……

最初は澤穂希さんと同じなんだわ、と思っていましたが、その後訪ねためまい専門病院では、そういう類の一般的なめまいよりも症状が激烈すぎるので、やはり血管の問題(+アルファ)だったのでは、と言われまして…
数か月、眼振が続いていました。
真っ直ぐ歩けないので、壁沿いに歩き、ふらふら~ぐるぐる~
名医その3(私のMRAを再読影した脳外科医、しばらくの沈黙ののち)『大丈夫でしょう』と言いつつも『私もずいぶん色んな患者さんを診てきましたからね、これをきっかけに、仕事の量や質を見直しなさい。でなければ10年予後はわかりませんよ』
先生、それは……どういう予後でしょうか? まさか、生命予後??
(神経学的予後でも嫌~~)
本当に私のMRAは正常なの~!?

ただ一つ言えること。
あの急性期の激烈な状態は、もう二度と味わいたくない!
『あ、繰り返すことはありますからね』……(@_@)

そして2か月目、我慢ができずに巨石を見に行った私は、山の中でこけて、ひどいねんざで大変な目に遭いました。誰もいない岐阜県は中津川の山の中で、遭難するかと思いました。
『めまいでこけたん?』
いやいや、決してそうではありません。
はっきり言って、不注意です。
始めの数日は車いすが必要で、その後数週間、松葉づえが手放せませんでした。
しかし、そうなってみると、世の中の道って本当にバリアフリーではありませんね。
普段気にならないちょっとした段差が、とても大変だということを感じます。


というわけで、何の落ちもありませんが、取りあえずお開きです^^;
病気って、どうして自慢したくなる時があるのでしょうか。


Category: あれこれ

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NEWS 2013/5/18 朝ごはんブログに再チャレンジ!/今朝の花 

朝ごはん
トマトにブロッコリー、昨夜の焼き鳥の残り、ヒジキ、そしてお焦げ付きの筍ごはんおにぎり。
筍ごはんは毎年、実家近くの村の人がくれる筍で作られます(by母…大海ではない^^;)。
デザートはヨーグルトにダイダイの皮のシロップ漬け(母手作り)。
もちろん、ブログのお友だち・夕さんとお揃いのマグカップで珈琲。
(まるで一緒に買いに行ったみたいですね^^; 偶然です。しまうま模様のカップ。夕さんのはカップ&ソーサー)
あ、くれぐれも誤解しないでくださいね。毎日、こんなにちゃんと朝ご飯作っておりません^^;
っても、頑張ってこの程度、という声もあるかと……^^;^^;

今朝の珈琲はブラジルフレンチ。
苦みと深みのある、比較的正当な味わいの珈琲。
総じて酸っぱいコーヒーが苦手は私は、苦みのある豆のほうが好きです。
それを煎りの深さと豆のひき具合であれこれ変えてみて、好みの味わいを探しながら飲んでいるのですが…
正直、日によっても舌の具合が違うので、よく分かりません…^^;


筍で思い出しましたが、津軽で、竹というより笹の筍を取って食べるんですが、小指の先くらいなので、小さくてなかなか見つけにくいそうで、笹が茂っている中へ入って足元を見ている人たちがいると、友人(津軽人)が、
「ささのまいっこ、探してる」と。
ささのまいっこ??
まいっこ、というのは子どものことなんです。
もう、この、『まいっこ』が気に入って、あちこちで使いたがる大海です。
もちろん、ただ今連載中の【死者の恋】にもさっそく使いました(まだそのシーンはブログに載っておりませんが)。


さて、我が家の今朝の庭コーナーです(*^_^*)
ひおうぎ
ひおうぎ
ヒオウギもずいぶん咲きそろいました。
そして、さらに、開き始めたピンクの芍薬のお蔭で、庭の印象はピンク!
芍薬、薔薇(ピエール・ドゥ・ロンサーヌ)、ミニバラ…
芍薬の白はいつも少し遅れて咲きます。
ミニバラ
朝日で輝くような色…のはずが、私の写真がまずくて、自分でもがっかりの芍薬。
しゃくやく

そして…今では大木になってしまったレモン。
今は蕾が膨らみまくっています。
毎年、山のようにとれるレモンでケーキを焼きます……とか言ってみたい。
焼く時もある、程度。大概は魚の添え物になるだけです^^;
レモン

そしてこれ。何だかわかりますでしょうか。
アスパラ
恥ずかしながら、放置されたアスパラガスの花です。
いえ、もうタイミングを外すと、木のように大きくなり、こんな姿に……^^;
でも結構綺麗だったりもするんですよね。
そう言えば、昔、放置した野菜シリーズ……花は結構綺麗、なんて特集があったような(何かの園芸雑誌で)。

これから紫陽花の季節ですね。
我が家には、十年前植えた時にはみみっちい苗だった七段花(六甲か有馬かの山奥で発見された幻の紫陽花…もう今は幻ではないようですが)があります。ずいぶん大きくなって、ちょっと嬉しい今日この頃。
地味な紫陽花ですが、お茶花に使おうと植えたものです。
大体、山紫陽花は地味なものが多いのですが、一輪、切り取って床の間に飾るにはこれが一番ですね。
紫陽花は色も種類も本当に多彩で、楽しめる花のひとつですものね。
またここにご紹介したいと思います。

では、今日も頑張りましょう!(って、もうお昼だよ!!)

Category: ガーデニング・花

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NEWS 2013/5/20 庭の守り神2/ 絵本【ギルガメシュ王シリーズ】 

タヌキ
今日はうちの庭のもう一人?一匹?の守り神、フクロウ君よりも『主(ぬし)』にふさわしいタヌキ君をご紹介いたします。
実家にやって来たのはもう40年以上前、そして我が家にやって来たのも10年以上前となりました、まさに主にふさわしい信楽タヌキ氏です。
で、なぜ新参者のフクロウ君に先を越されたかというと、芍薬の陰に隠れてすっかり見えなくなっていたのです。
すみません、私の手入れの悪さが……^^;
全貌をお見せできるのは芍薬の花が終わってからですね。
今は顔だけ、ちょっぴりご挨拶。

れもん
そしてこちらが、蕾だらけのレモンの木の一部。
もちろん、このすべてが実になるわけではありませんが……アーモンドの実よりも結実率は高いです。
いつかこれが、ブロ友・月子さんによってジャムになる日が来るんですね……\(^o^)/
楽しみ~~
さっそく101を播きました(って、私は101の回し者みたい……宣伝費はもらっていません^^;)

で、今日はネタもなかったので、いつか使おうと思ってファイルアップしてあった絵本をご紹介したいと思います。
というよりもですね、この絵本、一時生産されなかったのか、アマゾンで3倍の値段で取引されていたのです。
さっき確認したら出版社が再度刷ってくれたのでしょうか、ちゃんとまっとうな値段で普通に売っておりました。
1800円→1995円/冊とちょっと値上がりしていましたけれど……^^;
ギルガメシュ
ギルガメシュ
ギルガメシュ

10年弱前の本なのですが、絵が素敵で買ったのです。
【ギルガメシュ王ものがたり】【ギルガメシュ王のたたかい】【ギルガメシュ王さいごの旅】の3部作。
何でも持っている、強い王・ギルガメシュは、寂しい男だったのですが、その理由は友だちがいなかったから。
そのため気難しくなっていって、ありがちなことに暴君化。
なんて、いかにも子供向け絵本なのですが、闘いの中で得た親友・エンキドゥと共に怪物と戦ったとき、地上をかしずかせる力でも何でもくれてやるから夫になれと惑わす女神・イシュタールに、ギルガメシュがこう答えるシーンに至る頃には、すっかり虜に。

富や力で、我を惑わすのはやめよ。我は大いなる都を築いた。わが都と、人々をおいて、どこへ行くこともせぬ。人々は我を、我は人々を、愛しうやまっているのだ。我には友がある。わがために命をささげてくれる友が。他には何もいらぬ。

うーん、えぇ話や(涙目)。
でも、もちろん、絵本とはいえ、叙事詩のまんまなので、せっかく親友になったエンキドゥもその嫁のシャマトもあっさりと死んじゃったりするのですが……
彼らの死に衝撃を受けて、永遠の命を探し求めに旅に出るけれど、そんなものは手に入らない。
でも、ギルガメシュが作ったこの美しい都、人々にしてきた良いこと、それらの全てこそが君の永遠の命だ……と鳥になったエンキドゥに空から自分の都を見せてもらって教えられ、悟るラストなど、もう泣けてきちゃうのです。…って、単純すぎ?

でも、何ともドラマティックで、叙事詩にふさわしい格調高い絵にも魅かれて、何回読んだことでしょう。

うーん、結構単純な人間なんです。私……
若いころ、哲学書も難解な物語も、一人前になったつもりで読んでは議論をぶっていたけれど、結局頭には何も残っていないような気がする……でも、こういう単純に『綺麗な』物語はいつまでも心に残りますね。
【モチモチの木】【ごんぎつね】……etc.しかりです。

それにしても、なんであんなに高かったんだろう。人にプレゼントしようと思ってアマゾンを見たら、その時5800円/冊くらいで売っていたんですよ。
嵐の初回盤だって、いつもバカみたいな値段だし、これが資本主義と言ったらそれまでだけど、何だか腑に落ちない…(@_@)


ということで、今日は今からコメ辺させていただきます(^^)
ちょっとカミングアウトに疲れて?じゃなくて、月曜日の業務に疲れて、ほのぼの記事にしてみました(^^)



Category: 本(ご紹介・感想)

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NEWS 2013/5/22 白い芍薬/ うちにも青虫 

芍薬シロ
まるで薔薇のようにも見えますが、白い芍薬です。
ピンクよりもかなり小ぶりで、あまり芍薬!には見ませんが……
芍薬シロ
これで、芍薬に見えますね(^^)

そして、ブログのお友達・limeさんのリクエストにお応えして、アーモンドの実をご紹介。
アーモンド実アーモンド2013/3/31
この皮は梅なみに分厚くて、その中にクルミみたいな…というよりも桃の種みたいな硬い殻が入っていて、食べるところはその中です。だからすごく大きな実をとっても、中身がすごく小さかったりする。
しかも、この殻が無茶苦茶硬いのです。クルミどころではないかもしれません。
いつも実家に持って帰って、万力で割ります。で、塩を振って炒って食べる。
努力の割には、一瞬で無くなる本当に小さなアーモンドですが、自分のアーモンドなので、それなりに幸せ(^^)
ナッツ類の値段が高い理由がよく分かる体験です^^;

ちなみに、西宮にある東洋ナッツの敷地内のアーモンドはこんな風です。
アーモンド3
白っぽく見えますが、桜よりもかなり濃いめのピンク。でも、桜だと言われたら、そうかも、と思いますね。

最後に、うちの青虫くんも、こんな感じで……
あ、出所はこちらのlimeさんのブログをご覧ください→limeさんの青虫(小説ブログ「DOOR」)
気持ち悪いので、小さめの写真にしました^^;
青虫
だんだん大きくなってくると、動きが鈍くなってきて、いかにもさなぎになる前なんだ~という感じになります^^;
それがまた、ちょっと気持ち悪いけれど、隣の子どもがとても青虫を欲しがるので(幼稚園に持っていくらしい)、一応大事においております。

落ちのないお話でした(*^_^*)

Category: ガーデニング・花

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