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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

NEWS 2013/2/16 東京へ 

最近、新幹線の中が本当に良い仕事場です。
今までは出張の数日前に出来上がっていた原稿などなどは、1日前になり、当日朝になり、そして今や新幹線の中で勝負をかけるように……
日常業務はともかく、出張の多くは学会・研究会などに関わることなので、最近、最低の努力で最大の効果を挙げるのだ、などとうそぶいてみたり。
本当はひやひやです。

でも、
N700系の中ではWiFiも使えると聞いて、今日初めて申し込んでみました。
さて、無事に使えるのかどうか。

ちなみに今日は出張ではありません。東京に出張以外で行くのは1年ぐらいぶりでは…
実は、帝劇に堂本光一くんのSHOCKを見に行きます。
毎年、何とか行かせていただいております。
今年は大好きな屋良朝幸くんがSHOCKに復帰するので、嬉しいのです。

私はジャニーズおたくというわけではないのですが(大体、どのグループが何人いるのか、よくわかっていない)、Kinki Kidsはデビュー前からのお気に入りでした。
それは、『人間失格』『若葉のころ』(すみません、『海に落ちる雨』のタイトルにいただきました)という、本当に古いドラマからの出発で、あのころのドラマは本当に重い苦しいお話でした。
でも、すっかりハートを射止められ、応援すること○○年……昨年15周年を迎え、本当に感無量でした。

今では私は親戚のおばちゃん。
甥っ子の光一くん、剛くんは最近どうしているのかしら、的な立ち位置なのです…

そういう中で、幾人か新たなお気に入りの方が出てきたわけです。
って、15年以上で2人だけ?
1人がその屋良くん。
そしてもう一人が嵐の大野くん。
実は、他は全然目がいっていません。
(ごめんなさい、決して嫌いとかではなく、見ている余裕がないのです…)

共通点は……小っちゃい、職人、踊りが上手。
大野くんは動じないところと、歌声も好き。素直な真っ直ぐな声の質だと思うのです。
踊りも、何だか手を抜いているみたいに見えるけど、歩いている足がすでにステップを踏んでいる。
ターンして、足を下すまでの時間が美しい。
Monstarの踊りなどは、もう、何回見ても素敵で、飽きるほど見ました。

はまった瞬間も覚えています。
お化け屋敷で、みんなが『ギャー』というような出来事にも、まったく動じなかったあなたに惚れました。(座った椅子が、がたんと落ちたんですね。大野くんは動じなかったけど、見ていた私は落ちました……)

屋良くんは、やっぱり踊りですね。
でも、本当はMA(Musical Academy)時代のミュージカルが本当に好きだった。
4人で頑張ってて、毎回本当に楽しませてもらって。
カーテンコールでの米花くんと屋良くんの息の合った、ものすごい高さのダブルバック転。
確か10列目くらいで見ていた私は、今でも、目に焼き付いていて離れません。

小っちゃい、というのは、実は藤井フミヤさんからのスタートで、チェッカーズ時代からのファンなのです。
今でも、毎年フミヤのコンサートには行きます。
私の青春を支えてくれた恩人ですから、『お礼参り』みたいなものです。
今でも、とってもかっこいい、と思う。

小っちゃい人が好みというわけではないのですが……
だって、引退しちゃったけど城島健司さん、そして昔お嫁にもらってほしいとまで思っていた大泉洋さん、などは低くないし。
他に気になっている人は、中井貴一さん、堺雅人さん、伊勢谷友介さん、上川隆也さん……
何だか、脈絡のない私でした。
でも、基本的に芝居のうまい人が好き。職人が好き。

わが友の名言に
生涯いちミーハー
というのがあります。本当に、誰かを応援するのは楽しい。
そして、応援するなら、いい時も悪い時も応援したい
それが私のモットーです。

あれ、何の話だっけ?


ということで、新幹線の約3時間、半分は仕事に、半分は記事書きに充てようと思っています。
できれば、『死者の恋』を進めたいのと、そしてできればSSの2年後SSを書いてみたい…
とか言って、寝ちゃうんですけど……
本も読みたいし。
今読みたいのは、久しぶりに『スケルトン探偵シリーズ』……ご存知ですか?
訳者が変わって、ちょっと印象が変わったという話があるのですが……(ずいぶん前のことだけど)
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NEWS 2013/2/17 SHOCK見てきました 

さて、まずはN700系内のWiFi……うまくいきませんでした。
申し込み完了のメールもきたし、IDもパスワードもあっているはず、接続状況もOK。
でも認証できないって?? なぜ??

そんなこんなで、結局新幹線は東野圭吾さんを読みながらのお休みタイムになってしまいました。

ということで、帝劇のSHOCKです。
今井翼くんが相手役(敵役、ライバル役?)だったころからSHOCKを見せていただいております。
もちろん、あのころはEndless SHOCKではありませんでしたが。

そういえば、今井翼氏、日本人初のバーン・ザ・フロアに出演、おめでとうございます。
実は、今井氏のNHKのスペイン語講座、結構いいんじゃないかと思っておりまして……
私はイタリア語講座を、忘れないために見ているのですが、まったく分からない他の講座もつい見ていまして。
アラビア語講座が割とお気に入り。
色々な出演者=勉強する人の中で、今井氏は格段に良かった!
さすがにフラメンコ、ならぬツバメンコで知られる、スペイン好きの今井氏。
昔は可愛かったのにおっさんぽくて嫌~というわが友人たちの声の中、私はいまのおっさんぽいあなたが結構好きです。

また道草の悪い癖が…

SHOCKです。
もう、本当に、親戚のおばちゃん(私の妄想的立ち位置)の気持ちは、年々、階段から落ちる光ちゃんが心配で心配で……
わかってるんだよ、君の美学は。
君の無理してるとこも、ファンへの気持ちも、座長としての頑張りも拘りも。
でも、おばちゃんは心配!
もう若くないんだから……君が手を抜いても怒らない、たぶん。
でも君は手を抜かない。
だからおばちゃんは、祈りながら、君を見続けています。
怪我のないように、今日の公演が無事に終わるように、そして君が君自身に恥じない、最高の舞台を明日も続けていけるように。

本当にそれだけです。

でも、ちょっとシェイプアップ/ブラッシュアップされた今回のSHOCKはなかなか良かったんではないでしょうか。
まず、劇中劇っぽいシェイクスピアが短縮されていたのは〇
元演劇部としては嫌いじゃないけど、ストーリーとしては無駄な部分に見えていた。

支配人が男性で植草かっちゃんがやっていた時、2幕の始めに墓を掘って苦しんでいたのが支配人というのは『??』だったけれど、今回は誰よりも"コウイチ"の事故に責任を感じているはずの"ヤラ"(ライバル役)に代わっているのはよかった。
屋良くんのファンのひいき目もかなりあるけど、芝居としてもそのほうが分かりやすい。

そして、太鼓のシーンも無駄に長かったのが、踊りが加わって、見ていてレヴューみたいで華やかでよかったです。マイケル・ジャクソンの振付師、トラヴィス氏の演出した踊り……舞台映えして素敵でした。

いささか、セリフで説明しすぎ感はあったけれど、敵役の気持ちが結構しっかり出されていて、入り込みやすくなっていた。
ま、毎回、屋良くんの泣くシーンでは泣く私が言うと、説得力はありませんが……

米花くん、町田くんが抜けて、あちこち新しくなった配役、役回りも含めて、今回の座長の気配りは大変でしょうし、開幕から約10日、無事に幕が上がってホッとしたり、疲れやら緊張やらしんどさが一旦吹き上がったり、気になることがいっぱい出てきたり、少ししんどいタイミングだったのかな、と思うところもいくつかありましたが、今日も頑張っているあなたを心から応援しています。

でも、そんな中、屋良くんがあなたの安心できる場所になっていることが結構嬉しい!
しかも、何だかツーショットが素敵でわくわく!
萌え、とは違うかもしれないんですが、男同士の絆みたいな感じに見えて、おばちゃんは満足でした。
カーテンコールでの目と目で語り合う感じがね!

繰り返しますが、おばちゃんはなにより、怪我なく今日も無事に幕が上がり幕が下りることを一番に願っています。
また福岡で、素敵な"コウイチ"と"ヤラ"に会える日を、心待ちにしております(#^.^#)

あれ、ファンレターになっている?





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NEWS 2013/4/27 探偵は写真の中に… 

今日は朝から咳が止まらないのに、大阪まで三味線の練習に行き(大会前だし…休んでる場合じゃないよっと^^;)、帰ってきたらポストにアマゾンさんからの小包が…

注文してあった写真集が届きました(^^)
『探偵は写真の中にいる』
またの名を、探偵大泉洋写真集。
洋ちゃん
(写真:ついでに一緒に、前回の映画のパンフレットを開いたところ。マッチを模してある。ど真ん中のは、ケラーオーハタのトランプ(^^))
本当に本当に、洋ちゃん大好きなんです。
何が、どこが、と聞かれると困るんだけれど…
芸能人という範疇の人で、お嫁にもらって~とまで思った人は他におりません(*^_^*)

『探偵はバーにいる』…去年、観に行って、洋ちゃんloveにますます拍車がかかりました。
『俺』役の洋ちゃんは、いつもよりちょっぴりシリアスな役で、騙されて別の場所にいる間に小雪が復讐をしようとしていることに気が付いて、誰にともなく(電車に?)叫んだ姿が…
「もっと早く走ってくれよ!!」

5月に2作目が公開されるというので、とても楽しみ(*^_^*)

で、この原作のススキノ探偵シリーズ、50%の作家買いの私ですが、このシリーズは全部読みました。
少しだけ時代が古いので、何だか自分にとってはしっくりくる。
映画の『俺』よりもかなり人間臭く男臭く、ダメ度が高くて、擦れていて、危なっかしい。
なんせ、山の中で葉っぱを育てていたりした過去もある(いいんかな…これは時代が時代で、今と法律も違っていたからなのか???)。
結婚もして子供もできるけれど、ダメ夫のダメ父で離婚。
結局、ススキノとともに生きている。
でも、高田とのコンビは最高としか言いようがない。

映画の『俺』のほうがいささかまともな気がします。
で、その映画の『俺』=洋ちゃんの写真集。
朝から夜までの『俺』の1日をドキュメンタリー風に撮ってある、と言うコンセプト。
缶ピー(缶に入ったピース…煙草)やら、黒電話やら、久しく見ないものが写っていたり…
『モンデ』のナポリタンを食べるシーンも。
でも、花柄のパンツはいかがなもんでしょうか。

少し時代が前、としか原作には書かれていないけれど、微妙に懐かしい描写は小説も映画も守っていて、そこが私のお気に入り。
更に言うと、高田くん役の松田龍平くんがいい味出していますし(^^)

津軽から戻ったら、さっそく映画館にGOです(*^_^*)

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NEWS 2013/5/26 昨日の試合(甲子園) 

野球
<画像はイメージ画です^^;>

昨日、実家で阪神ファンの父と、阪神ファンの甥と一緒にテレビで野球を見ていました。
あ、例にもれず、私も阪神ファンです。多分、結構こてこてです。
応援歌は全部は知らないけれど、甲子園に一人で行くこともあります(with)。
多分、野球そのものが結構好き。
球場で飲むビールもかなり好き(野球場は大きな酒場、とも思っている?……昔々の甲子園、結構酔っぱらいのおじちゃんとかがいて、子供心に面白かった^^;)。

ちなみに、昔、阪神が負けると、夕食がまずい(みんなの機嫌が悪いので)という家が、関西のあちこちに存在するという都市伝説がありましたが、伝説でもなんでもなく、我が家もその傾向にありました。
今年はまだ行ってないけれど、いつも父と甥と、そしてなぜか私の職場の同僚が何人か、一緒に甲子園に行きます。ちなみに、私がいなくても、うちの父・甥・私の同僚…という組み合わせも何度かありまして…^^;


それにしても、昨日の試合は?
0-1で日ハムに負けていたけれど、9回の裏でデッドボールで浅井が出塁してから、流れが阪神へ……

でも、浅井自身は、ボール当たった!という気配もなく(痛そうでもなかった)???
抗議した日ハム監督・栗山氏は審判への暴言で退場(ま、抗議するわな)。
(でも、何言ったのか分からへんやん!教えてよ!…by 欲求不満の観戦者)
確かにあのまま終わってたら盛り上がりはなかったけれど……

う~ん、これは何かのファンサービス?と思うような不思議な展開。
確かに、ひーやん(桧山)大ファンの私としては、雄姿が見れて嬉しかったよ。
ついでに選手時代からの和田さんのファンの私は、勝つ度にほっとするんだよ(去年、辛かったからね)。
大和の涙とよしよしと祝福するみんなの姿も良かったよ。
マートンの早口で何言ってるのか分からないヒーローインタビューと、微妙にcatch upしていない(というよりも、え?そんなこと言ってた?という)通訳もなかなか良かったよ。

でも……微妙に釈然としないのはなぜ?
まるで、すごい渋滞に巻き込まれた時、やっとすんなり車が流れ始めて、でも一体なんで渋滞していたのか、事故の処理とかも終わってて跡形もなくて……
こんだけ待った私に理由を教えてよ!!ってな時みたいな欲求不満感(@_@)
(渋滞の一番前の車が見たい~~~とか、よく叫んでしまう)

……とまぁ、色々ありますが、野球はやっぱり面白いなぁ。
参考までに、乱闘シーン、かなり好きなんです。だって……一生懸命ならあるよね、って感じ。
(パフォーマンスでもあるけれどね)



ちなみに私、日ハム時代からの小笠原さんの大ファン。
今は敵のチームにおられますが、そして髭は剃って欲しくなかったけれど、でもそれでも気になる人。
(小笠原さんの本も持っている。阪神ファンのくせに?……いえいえ、巨人に行かれたのは結果論ですから)

そして、ホークス時代からの城島さんの大ファン。
実は、阪神に来てほしくなかった。なぜなら、気になって応援できないから……
好きな球団と、大好きな選手は別個のほうがいいという、変なファン心理です。
(だから、某神戸の球場にはよく行きました。オリックスVS日ハムor ホークス……阪神戦よりも落ち着いて野球を観れる、結構楽しい時間。花火も上がるときがあるし)
城島さんの引退試合(鳴浜)は、ちょうど私は松葉杖状態(で移動困難)だったので行けなかったけれど……(;_:)
会見は10回くらい見て、泣きました。
金本の会見も同じくらい見て、泣いたけど……(ただ涙もろいだけ?)

その私のベストショット。
野球
はい。全力空振りの小笠原さんと、ボールを受けるキャッチャー・城島さん。
ちょっと宝物的写真(^^) そして、奇しくも、2人とも背番号2(^^)


さて、トップの写真はオールスター戦(大阪ドーム)です。
オールスターでは各球団のマスコットたちが、奇妙なパフォーマンスをするのですが、一匹(?)見たこともないのがいたのです……消去法で行くと、どうやらカープのマスコットらしい。
ごめんなさい、あなたを存じ上げませんでした……
でも、いったい何者?
鯉のお化け??????
ウィキっても、今一よく分からない(スラィリーという名前だそうで)、不思議な存在感……
しかも、なぜか私が見た時は、虹色だったような??? 気のせいでしょうか。
カープファンの人に怒られそうですが、ちょっと気になる、謎の生き物?なのです。


あぁ、また落ちのない記事を書いてしまった……

落ちがないので、昔書いた小説で、ある人物(オッチャン)に言わせた一言を。

好きな球団があって、毎日晩飯に缶ビールを一本空けて、テレビの中の選手や監督にちょっと文句を言って、それだけで結構幸せってなもんだ。
(シーズンオフはどうするの?って突っ込まないでね^^;)

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NEWS 2013/6/14 あなたに、落ちた、瞬間 

暑いですね。ついに、エアコン始動してしまいました。
と言ってもドライです。三味線の皮にとって最も恐ろしい季節がやってきましたので、いつあの、皮が破けるときのパーンという破裂音が聞こえるかと思うと(知らぬうちに破けていることもあるけれど)、恐ろしいです。
ケースの中には、乾燥剤を入れ、万が一破けたらと張り替え代(結構します…両面で片手万円くらい)を準備して…^^;
それが、昨日から、ピアノがぱーん、かばーんか、音が鳴るんです。
ラップ音??
こわ過ぎる。
年代物のピアノだからなぁ。毎年調律はしてもらっているのですが。

さて、今日は、恋に落ちる瞬間を短編にしてみました。
って、嘘です。何かに『はまる』きっかけって、存外つまらない事なのかなぁと。
みなさんはいかがですか?
誰か・何かに嵌った瞬間を覚えているものってありますか?



というわけで、何年か前のある女性の日常の一こまを切り取ってみました?

嵐

Sはアラフォーの仕事人間である。仕事場の近くに一人で暮らし、毎日遅くまで働いている。そんなSの楽しみは、ミステリーや歴史書を読むこと、自分でも多少ミステリーまがいのものを書くこと、そして夜中にひとりでカラオケボックスに行って津軽三味線を叩く事である。

早く帰ることができた日には、ビールを飲みながらテレビで野球観戦をすることもある。たまに甲子園の年間シートを持っている職場の隣の部署のおじさんが、明日行けないからと言ってチケットを譲ってくれると、無理やり仕事を定時で切り上げて、一人で甲子園に走ることもある。だから、通勤に使っているSの車の中には、いつも応援メガホンと24番のマフラータオルが入っている。

Sは、一生懸命ドラマや番組を追いかける方ではない。しかし、見ていないけれど、人恋しいので、テレビをつけている時もある。
そんなある日、まだアナログを買い替えていないブラウン管のテレビをつけっ放しにしていると、ある国民的人気アイドルグループがお化け屋敷に行って、誰が一番怖がってギャーと叫ぶかという企画の、日本にありがちな平和なバラエティ番組をやっていた。

Sはお化け屋敷が嫌いである。
総じてホラーが嫌いであり、過去に比叡山の某お化け屋敷で、お化けに追い回されたこともあるため、トラウマになっている。突然飛び出してくるものが、特に嫌いなのだ。

しかし、その日。
ブラウン管の中では、そのグループのリーダー、あまりにもアイドルらしからぬ振る舞いで有名なOが、メンバーのもう一人と一緒にお化け屋敷に入って行った。怖いもの見たさで、Sは成行きを見守っていた。

その部屋には椅子が置いてある。そこに座って、写真を撮れとの指令が書かれている。一人目が座って写真を撮っても何も起こらない。しかし、二人目が座って写真を撮ると、椅子が落ちるという仕掛であった。
Oは2人目だった。

バシャ。
がたっ!
シャッターが切られ、フラッシュが光り……当然のごとく、椅子が落ちた。

もしもそこに座ったのが自分だったら……大パニックで、お化け屋敷を飛び出していただろう。
しかし、ブラウン管の中は極めて静かだった。

あれ?
Oは、なんじゃこれ?とでも言うように、落ちた椅子に何の感慨もなく、むしろ呆れたように座っている。一切、動じることなく。いや、あの顔は「この椅子、壊れてんのか?」かな?

Sは、彼らと同じ事務所に所属するアイドルデュオのファンである。そのデュオがデビューする前からのファンであるが、同じ事務所の他のグループを特に好きになったことはない。この国民的アイドルグループのことは知っていたが、5人であるということしか知らない、そういう認識であった。

しかし、その椅子が落ちた瞬間、Sは間違いなく、Oに落ちたのである。

幸い職場に熱狂的なファンがおり、指南を受け、彼らの10周年のコンサートに行くことができた。彼らの10年間の苦労を知らない身ではあるが、恋する乙女のような気持ちで見守っていた時、リーダー・Oは初日のラストで挨拶を始めた途端、言葉に詰まり、感極まって泣き出してしまったのである。
10年、鳴かず飛ばずの時代も長く、当初メンバーの中で一番知名度も低くて、じゃんけんでリーダーに決まった彼も、苦労を随分してきたのである。

ひょうひょうとしたイメージ、リーダーというのはあだ名であるとまで言われるリーダー感のなさ、でも歌と踊りは抜群に上手い、そしてこんなに有名になった今でも、自分たちアイドルに年上のスタッフの人が敬語で話しかけるのがどうしても違和感があると言い、対戦番組でその日最もダメだった人が落とし穴?に落ちるという罰ゲームで時々みんなの分を背負って落ちてくれる、一人で落ちたくなかったMがOを巻き込んだ時も「ごめんね、リーダー」と謝まるMに優しく「ま、いいんだよ」と言う、今やSはそんな彼の大ファンであり、時々「好きすぎてどうしたらいいのか分からない」とまで言っている、おばちゃんのくせにかなりの乙女になっている馬鹿である。

ちなみに今でもファンである、某デュオに対しての感情は、Sの中では長い春状態、付き合いが長すぎて、いまや気持ちは親戚のおばちゃんである。

こうして、彼らの番組を録画するために、Sはついに、テレビをデジタルに買い換えたのである。毎週、ハードには『VS…』『…にしやがれ』そして『ダーウィンが来た!』(ん?)が確実に録画されていくSのテレビ。
しかし、それをどうしたらいいのか分からないSは、超のつく機械音痴のままであった。

本気で泣いて
本気で笑って
本気で悩んで
本気で生きて
今がある 胸を張れる

堂々と胸を張ってくれ!
とCDプレーヤーに向かって応援するSは、iPodを買ったのに、使い方が分からないまま放置している。

(この物語は実話を元にしたフィクションです。脚色もあり、一部事実とは異なる点があることをお断りします)



誰か・何かを好きになった瞬間って、滅多に思い出せないのだけれど、何故か、彼のことだけは鮮明に覚えているなぁ、と先日のMusic Sta///の録画を見て思い出しておりました。
「絶対にAには嵌らない、と言っていたのに、椅子と一緒に落ちた奴」と友人には笑われております。

石にはまったきっかけ、三味線を始めたきっかけ、その某デュオを好きになったきっかけ、ある球団や選手を好きになったきっかけ、ある指揮者を追いかけはじめたきっかけ……
確かにきっかけはあって、ぼんやりとは覚えがあるけれど、だんだん好きになっていく……ということが多い中、彼については『瞬間』が明瞭です。

一目ぼれって、本当にあるのかなぁ。あるんだろうなぁ。

その中で、最も長く続いているのは、書くことと読むことへの愛情だけど。
これも、きっかけがどんなのだったか、覚えていないのに。


ちなみに、5x10とgoogleに打ち込んだら『oonosatoshi namida』と続いて出てきて、びっくりしました。
M氏の言葉、『リーダーはすごく優しくて、いつも後ろで見守ってくれている……そんなあなたがリーダーだから、…はこんなグループになったんだと思う』(一部省略、言葉の間違いあり)

というわけで、カミングアウトのつまらない記事でした。

あ、『一人カラオケ』の下りは本当です。
夜中、どうしても練習したいときは、カラオケです。
始めの頃は、「楽器持ち込んでいいですか?」とか聞いていたけれど、断られたことがないので、最近はするする入っていく。何か飲食物を注文しなければならないので、一応注文したら持ってきてくれて、その時、三味線を見ておののく従業員さんの顔が、最近は快感。
でも、あとで一人で歌う勇気はまだないです……^^;
最近、カラオケボックスも、会議に使われたり、色々使い勝手が変わっているそうで。
京都に住んでいたら、鴨川べりで叩くのに……


明日から東京出張。わが職種は、土日に半分仕事の出張が多いです。
代休が欲しいけど、無理っぽいなぁ。あったらいいのに。
新幹線で、読書(もちろん、皆様のブログ(^^))ができたらいいのですが。
例のごとく、トンネルでブチブチ切れるのが問題ですけれど。



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NEWS 2013/7/14 表現するということ/『ドレッサー』と『プレゾン』 

東京から戻り、皆様のブログを訪問させていただきながら、記事を書いています。
本当は庭掃除をしなければと思うのですが、炎天下で熱中症になりそうなので、夕方からすることにします。
DSCN1265_convert_20130714142326.jpg
帰ってきたらさっそく、夕さんとお揃いの(って、一緒に買ったんじゃないって^^;)お気に入りのマグカップで珈琲。
珈琲ってうちで飲むのが一番おいしいのはなぜだろう。

そしてお皿の上に載っているのが、あんこ玉と1/3に切った芋ようかん。
賞味期限の短さが玉にキズの舟和さん。東京土産です。

このあんこ玉、あんこだけという発想の転換。で、色んな味のあんこなのです。
写真のはイチゴ系と抹茶系。柑橘類も美味しいです。
ついでに、後ろにあるのが、うちの職場で愛されている、定番の東京バナナのキャラメル味とシュガーバターの木のキャラメル味。
本当に、次から次へと期間限定を含め、同じ商品でも違う味が色々出てきて、土産物戦争も大変ですね。
リピーターを増やすには味を変えていかねばならないんだろうな。

かのディズニーランドも、リピーターを飽きさせないために、何年かごとに新しいアトラクションを増やしているようで。
リピーターを飽きさせない。
ブログにも通じる、耳の痛い話、のような気も。


さて、東京出張から帰り、仕事のほうは……結構今回は準備が大変だったのですが、頑張りました。
え? 最低の努力で最大の効果を上げるって言ってなかったかって?
はい、言ってました。えぇと、努力は……どこまで行っても最高には行きつかないのですねぇ^^;
結果は……目に見えた形では返ってこないでしょうが、伝えたいことが少しでも伝わっていたらいいなぁと思います。ブログと一緒で、直接反応は少ないものですから。
「感動した」と言って下さった方もいたので、良かったのかな?
少なくとも、私がターゲットにしていた3人の人からはOKサインをもらいましたので、良かったです。
残念だったのは、いくつか作った笑い所で、いささか笑いが少なかったこと……
って、なぜそこを目指す、関西人。


何を伝えたいか。
それを適切な言葉で、端的に伝えて、感動を引き出すって本当に難しい。
顔を見ながら話しているのでも難しいのに、ブログとなると尚更ですね。
同じなのは、発してしまったらもう後戻りはできないということだけでしょうか。
かといって、慎重になりすぎて押さえてしまうと、気持ちが伝わりにくい。

東京で2つの舞台を観ました。

ひとつは三谷幸喜さん演出の『ドレッサー』
三谷さんの舞台を観たかったのではなく、目的はただ大泉洋ちゃんでしたが……
いや~、面白かったかと言われると、はいと答えますが、途中一部寝ていました。すみません。
いえ、舞台が悪いわけでもなんでもなく、私が寝不足だったのです。

なるほど、内容は崇高で、玄人好み。
(以下、ストーリーを全く読まずに、私の頭の中で理解した内容なので、一部間違いがあったらごめんなさい)
そもそもある劇団のワンマン座長に仕える、付き人兼衣装係が主人公。
舞台背景は第二次世界大戦下、劇場の外では爆撃の音、サイレン。
そんな中で舞台を続けているけれど、スタッフもキャストも減っていく。
座長は絶対に舞台を中止にしないという、でもその本人が一番神経衰弱になっている。
傲慢さと、自負心、自分の年齢や社会の状況、愛されているのかいないのか、虚勢を張ったライオンのような男。
登場人物はみな一癖も二癖もある。
座長のお手付きになって以後相手役を務めながら、夫を愛しつつも離れたいと思う美しい妻。
劇団のスタッフで若くてきれいな娘、座長に取り入って上に登って行きたいと思う。
取り残された劇団員は役に立つような立たないような、でも自負心だけは十分にある。
劇団の大黒柱、事務的に物事をこなしながら座長を支える舞台監督の女性。
そして、付き人として座長を支え、誰よりも座長のことを心配し敬愛していると考える衣装係。
でも、それは愛情の見返りを求める気持ちがあってのこと。
けれど、座長には愛情を返してくれる気配もない。…そしてそのまま死んでしまう。

本当のみんなの気持ちは? すれ違っていたのか、同じものを目指して頑張っていたのか。
舞台の最中、その舞台裏での緊張感や、トラブルを乗り越えていく一体感。
でも、舞台がはねた後で行き違う感情の複雑さは、座長の死で更にばらばらになっていく…

深い深い感情の行き来、時代と劇団という背景から生まれる人物関係の妙。
舞台人などはあるある状態で楽しめるだろうし、歴史家は戦火でも芸術はアングラ化しながら続いていたことを取り上げたいだろうし(実際、大戦中の美術展なども結構開催されていたそうだし)、心理学者にとっては群像劇でもあり、いや、いい舞台でした。
役者もみんなうまいし、橋爪功さん、好きな役者さんの一人もである。洋ちゃんも、要所要所笑わせつつ、いい芝居をしていました。

でも、途中、寝たのね?
えーっと。寝不足で……
実は昔、演劇部の私。シェイクスピアも練習したこともあり、フランスの喜劇も少々やったりもし、舞台の妙はいささか知っているつもり。歌舞伎もお能も好き、時々好きな役者の舞台は見に行く。
詳しくはないけれど。

なんだろうな。洋ちゃんを見に来たから、TEAM NACSの舞台のあの直接的な熱を浴びたいと思ってしまっていたのかな。
芝居が上手いとか演出が上手いとかを超えた『熱』
舞台設定が派手なものから、比較的地味な内容のものまであるけれど、見に来る『一般人』を飽きさせない。
それは笑いがあるからでも、ファンだからでもあるのだけれど、引き込む力が抜群に強いのは、常に客を如何に自分たちに注目させようかと考えているからなのかなぁ。
見ている最中も、直後も、しばらくの間も興奮が消えない。

いや、『ドレッサー』
結果的には良かったです。
舞台も、役者も。高いところを目指している崇高さも、余韻も。
きっとこれは後で効いてくるボディブロー。
じわじわと、あの奇妙な時代背景も、ひとりひとりの人物の感情も、後からじわっと効いていている。
今、思い出しながら書いていると、確かに、見た直後よりもずっと考えこんでしまうから。
私がこれから何かを書く時、きっとあの人物たちの感情をどこかに組み込みそうな気がするから。


一方、帰る日に観たのは、いかにもジャニーズという『プレゾン(PLAY ZONE)』
少年隊が始めたこの舞台。宝塚のレビューみたいな感じでしょうか。年によって内容は少し違うんですが。
余韻はともかく、その時間は最高に楽しませてくれる、まさにエンターテイメント。
ディズニーランドと一緒だな。で、ミッキーの耳を頭につけたまま出てきて、舞浜の駅から電車に乗って、はっと気が付く……みたいな。
(あるいは甲子園。こちらは三宮まで、阪神電車の中はいいのですね。でも、三宮で電車を乗り換えたら、はっと我に返る……)……いやいや。

今回はほとんど古い歌が中心。歌とダンスがメインなのですが、ダンスでは新しい振付や表現が出てくる。
振付の大半は、マイケル・ジャクソンの振付師だったトラヴィス氏。と、私の大好きな屋良朝幸くん。彼は振付師としても頑張っているのですね。

おばちゃんでも知っている曲がほとんどなので、だれるところはなかったのだけれど、隣でみていた友人曰く。
『若い子らの一生懸命には応えてあげないといけない。あんなに一生懸命よ。遠くのアイドルより、近くのジュニア(誰か知らないけど)』とまた名言を残していました。
かの『生涯いちミーハー』という格言(?)の作者、『ナスがママ、きゅうりがパパ』という短編を書いた友人。

そう、舞台から客席に降りてくるジュニアたち。
結構見かけるし、SHOCKにも出ていた子らもいる。
でも、申し訳ないことに、本当はほとんど知らない。
私はといえば、大好きな屋良朝幸くんと今井翼くんを観に行っただけの人。
でもねぇ、確かに近くまで来てくれて、一生懸命で、盛り上げようとするパワーは本当に偉いものだと思う。
ハイタッチしたり、笑いかけたり、一緒に歌ったりして盛り上げる……
ついつい、その頑張りに気を取られ過ぎて、結構近くまで来ていた翼君を見逃してしまった……

でも、アイドルって、登れる人はいいけれど、あれ、このグループ、前4人だったよね(いつの間に2人?)とかいう悲哀はあるし、登りつめてもその先は?というのもあるし、本当に大変だと思います。
何か残ればいいのでしょうけれど。
その中で、あの一生懸命にはほだされますね。

ちなみに、屋良朝幸くん。
彼のダンスはもう、手の位置から腕の筋肉から表情から、本当に魅力的です。
派手ではないのですけれど。
そう、昔、ばんばんバック転とか飛んでいたころも良かったけれど、今のほうがずっと素敵。
最近腕の筋肉に惚れている気もしなくもないけれど(テニスプレーヤーのナダルの腕が大好きな私…)、あの血管の浮き出た、体脂肪一桁の腕と腹……惚れ惚れします。
(どこを見ているかって……いや、でもあれは一見の価値あり。遠くから見ていても分かる腕の素晴らしさ)
でも何よりも、踊る姿にいつも私は泣かされるのです。
今回もある曲で、真剣に泣いちゃいました。
曲(中山優馬『水の帰る場所』)も泣かせるムードだったのかもしれませんが、舞台の上で一人踊っている彼の姿は本当に美しかった。
(あ、優馬が見えていなかったわけではありません^^; 彼は頑張っていましたね。ほろっと出る大阪弁もいいし、好感度アップでした)

背が小さいのは、もしかすると主役を張るには不利なのかもしれないけれど、芝居も歌も十分に上手いと思う。
いえ、上手いんじゃなくて、芝居はね、熱が入っている。
だから彼の訴えかけるようなセリフを聞いていると、泣けてきちゃう。
ファンのひいき目かもしれませんけれど、思えばずっと昔、全然興味がなかった頃、友人に連れて行かれたMA(当時彼が所属していたグループ。ちなみにかのARASHIのO氏も古いメンバーだった)のミュージカルで、一発で嵌ったのは……『小さい職人』だから?
(なぜか、結果的に、小さくて、歌とか踊りが上手い人に嵌る私…)
今回も私を泣かせてくれて、そしてハッピーにしてくれて、ありがとう(*^_^*)

そして、最近、お気に入りになっている今井翼氏。
実は、昔、SHOCK(古いほうの)の最初ころのコウイチのライバル役だった可愛い可愛い翼くん。
今やただのオッチャン、という声もある中、私は今のオッチャンの彼のほうが100倍素敵と思う。
実は気にし始めたのはスペイン語講座に出ていた時。
なんて真面目でなんて好感度の高い若者なのだ!と思いました。
あのNHKの語学講座って、私は結構好きで、なぜか結構見ている(アラビア語まで)。
でも、いや、なぜその人?ってな人が生徒役で出ているのですが、翼くんの生徒役は最高だった。
フラメンコを生涯やっていくつもりの彼ならではの熱心さが伝わって来たし、実際ちゃんと喋ってたし。
バーン・ザ・フロアにも呼ばれて(日本人初)、本当に頑張って欲しい人です。
今回は、『愛・革命』を歌って、さりげなく相方(滝沢くん)への愛を表現していたのか??という点は置いといて、テレビでみなくても、普通に道を歩いていたら、きっと普通にいい男だと思うのです。
20年後、もしかして翼くんがディナーショーをしたら、きっと並んでチケットを買いに行く!

あれ、話が変な方へ……
そろそろ切り上げます。


気を取り直して……

いや、きっと『ブンガク』『ブタイ』というものはこうである!というような表現型も大事なのだ。
野村萬斎さんの『子午線の祀り』(木下順二)を観た時思った。あれはもう半端なく起承転結のない、しかもめちゃくちゃ長い舞台。正直、途中で寝てもいいような抑揚のなさ。
でも、自分の波長に合っている時はぐいぐい引っ張られる。
そもそも、萬斎さんの語りの熱がすごいのだ……
熱は、見ている人に伝わる。感動の根源でもある。
熱を抑えなければならない表現型の時もあるだろうけれど、見るほうは、聞くほうは、読むほうは、何かを感じている。

誰かの琴線に引っかかるときがある。
一生懸命さが、熱が、伝わったら嬉しい。きっとそうなのだろう。
表現型は拙い時もあるけれど、その熱が伝わるようにしなくちゃ、その気持ちをしっかり持たなければ、そして熱を伝えるための技術も、やはり磨かなければならないのだろうな。
まだまだどれも足りないですが、せめて熱だけはいつも持っていようと思います。

表現型は、ザッツ・エンターテイメント的なのが得意な人もいるし、そうでない人もいて。
私の書くものなどは多分、極めてエンターテイメントに欠けている。
でも、ボディブローみたく、じわじわ効いたらいいなぁ。
先日の仕事での講演も含めて。
無理かなぁ。
でも、これからも勉強だよなぁ。
うん。

すごいアイドルならぬ、すごい素敵なお話を書かれて、しかもちゃんとブログでの表現の仕方を考えておられるブログの管理人さん方がたくさんいて、なかなかへこむときも多くて、それは比較するからじゃなくて、自分がここに出しているものが価値があるのか悩んでしまうからなのですね。
書くのは多分好きなのだけど、そして飽きたこともないのだけど、だから書くことはやめないだろうけれど、表に出すときには考えてしまう。
自分にとっての価値と、人が見た時の価値は違うのもわかるし。
そもそも読んで面白いと思ってくれる人がいるのか、いまだに疑問だし。

でも、たまに誰かの気持ちに引っかかって、何かが伝わったらとっても嬉しい。
見切り発車だったブログ開始後、そろそろ半年目。
続けるかどうかは少し考えるようにもなり。
でも、熱を伝えるのは素敵なことだな。
文章は「熱を伝える」という意味では分が悪いのだけど、少しでも、伝わったら嬉しさは倍増する気がします。
(と、一生懸命のジュニアを見て思った!)

そうそう、かのARASHIのO氏。
まだARASHIが今のように日本中が一応名前を知っているグループではなかったころ。
結成された時、彼だけが舞台出身でテレビでの知名度が低かったんですね。
初めてのライブ。自分の団扇だけ、すごく少なくて悔しくて寂しかった彼。
ライブでは誰よりもニコニコと笑いかけて手を振り、一生懸命ファンレターに返事を書いたそうです。
今も、ライブでの彼は本当に、一生懸命、一番ニコニコで客席に手を振ってくれている。
(AIBAちゃんのほうがすごいって? いや、一番飛び跳ねているのは彼だということは認めるけど、それとはちょっと違う)
ひとりひとりの顔を確かめるように。団扇に書かれた言葉を確かめるように。
歌ってても歩いていても、いつも。
多分、テレビで見る彼と少し印象が違っていると思う。
そして、今でもそんな場所にいる自分に違和感があるともいう、そのバランス感覚。
好きだなぁ……あ、また余談。


作家になろうと頑張っている人たちのように、将来への不安などないまま気楽にやっているけれど(それは何だか申し訳ないけれど)、それはそれなりに、悩んじゃうのでした。

でも、昔の手書きの小説と、limeさんと竜樹さんから頂いたイラスト、そして頂いたコメントを読み返してみると、うん、頑張るのだ、と思える単純な私であったりもする。
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真シリーズの第2作目だった【裸の街】のラストページに書かれた友人の感想と書ききれなかったと言って手紙をくれたもの。ノートの回し読みの時代。
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左の2冊は、手書きだったころの【海に落ちる雨】
右はまだここに出ていない、真の曾孫の真(ロックンローラー^^;)の話【終わらない歌】のイラスト入りページ。
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実は年表。設定はいささか変わっているけれど、大筋は同じ。書かれたのは1980年。


とあれこれ考えていたら、夕立ち。外は真っ暗、雷ゴロゴロ、大粒の雨。
庭掃除の予定なのに……
でも、これは神の声?

『しょうもないことで悩んでないで、書きなさい。すべてはそこから始まります』





おまけ:明治神宮のお守りと、ホテルのくじ引きで当たったタオルと扇子。
これは夏にぴったりのくじ引きでしたね。
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NEWS 2013/10/23 和製ミュージカル/SONG WRITERS 


今日は、先日観てきたミュージカルのご報告を。
東京日帰りを2回もしてしまいました。新幹線に乗っている時間が東京滞在時間の2倍!
大阪でも公演があるのですが、たった2日で、しかも私はその日、札幌にいる予定。
(何を隠そう、愛するOHNO氏に会いに行く)

そして、東京まで通うに値する素敵なミュージカルでした。
(ちなみに、最近、新幹線の中で仕事が弾むこと。小説書きも、リアル仕事も)

以前からファンだと言っておりました屋良朝幸さんが出演。
他に、中川晃教さん、島袋寛子さん、武田真治さん、などなど。
脚本は森雪乃丞さん、演出は岸谷五朗さん。

ブロードウェーのどこかで演っていてもおかしくないような面白い脚本と音楽でした。
私は沢山ミュージカルを見てきたわけではないのですが、一緒に行った友人は結構な通で、彼女曰く、大作りではないけれど、もしかして有名どころのいくつかのミュージカルよりよほど面白いかも、と。

いかにも日本人が作ったという感じの、職人技を感じる?繊細な物語運びが光っている。
入り組んだ構造も、納得のいくように組み立てられて、細かいエピソードをちゃんと拾ってある展開も、思い切り私の好みでした。
もちろんミュージカルらしく突然脈絡なく歌いだしたりするのだけど、登場人物が作詞家と作曲家、歌手などなので、すごく自然で。

若手のデビュー前の作詞家・エディ=屋良くん、作曲家・ピーター=中川くん、2人を応援しデビューさせたい音楽出版社のディレクター・ニック(実は…)=武田くん。ようやく売り出すチャンスが巡ってくる中、彼らが作った曲を歌ってくれる歌姫・マリー=島袋さんが現れる。素晴らしく歌は上手いのにしゃべったら方言丸出しのルイジアナ娘。
1年以内にミュージカルを作り上げたら契約すると音楽会社のボスに言われて奮闘するエディとピーター。
でも、脚本作りは難航。

エディが作っている物語は、マフィアのボスに加担する刑事(実は2重スパイ)と今はボスの女になっている刑事の元恋人の恋物語。ハッピーエンドにしたいのだが、動き出した物語は悲惨な方へ、悲惨な方へ。物語の中で、2重スパイであることがばれて殺される刑事、復讐を誓う恋人。

さて、この現実と物語の二重構造が見事に絡み合って、あれこれあれこれあって、始めに出てきた細かいエピソードも上手く拾いまくり、本当に最後は大団円へ。
この「あれこれ」が本当によくできていて、ネタバラシ後ラストに向かって動いていく物語の動きもスピーディで面白い。

屋良くん自慢の踊りも、格闘シーンも、ついでに割れた腹筋も、頑張っている歌も、てんこ盛りで、私は大満足。
中川くんとはお神酒徳利みたいで、兄弟みたいに楽しそうに演じているのが印象的。

1回目は、公演開始2日目の初々しい時期。まだちょっと硬いながらも一生懸命さが伝わってきました。
岸谷五朗さんが客席に来ておられました。
2回目はちょうど東京公演の折り返し。こなれていい感じになってきた時期です。

何回も観るって、現実的には金銭的にも時間的にも続かないので、実は同じ舞台を(その年の公演期間に)2回以上見たのは久しぶり。
好きな人は、初日、中日、千秋楽と3回は行くそうです。
舞台は本当に生き物で、見るたびにその緊張感の意味合いも違っていて面白いですね。

『SONG WRITERS』
機会があればぜひ、ご覧くださいませ。
本当はネタバレでバリバリ、ストーリーを紹介したいけれど……(^^)
だって、このお話の運び、物語作りをする人にとってはとても魅力的なものです。
現実と物語が重なっていく過程、伏線の拾い方、登場人物一人一人の心の動きなども、きちんと丁寧に書かれていたと思います。
和製ミュージカル、こういう作りの細やかさが見事でした。

こういうのを見ると、自分もまた新しい物語を紡いでいきたくなります。

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屋良くんの手(^^)
手といえば、某アイドルグループのリーダーの手、ものすごくきれいです(^^)
彼、趣味は釣り、絵を描くこと、などなど。手に職がある人って、手が綺麗なのかしら。

追記に、このミュージカルの宣伝番組を畳んでいます(*^_^*)

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NEWS 2013/11/21 親子丼 from 北海道 

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昨日、記事を書こうと思ったら、なぜか管理画面に入れなくて、焦りました。
今日は大丈夫みたいです(^^) なんだったんでしょうか。

さて、北海道土産のイクラ、鮭(しかも時鮭)、そして左の下はルイベです。
帰ってきたらさっそく、親子丼です!
もちろん、鶏と卵ではありませんよ。鮭とイクラです(^^)
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丼鉢ではなく、ちょっと大きめのお茶碗ですが、どうでしょう、この贅沢感。
たまにはね、こんなおいしいものも食べなくちゃ。コレステロールは超高そうですけれど^^;

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ちなみにこちらはテンション上がりまくりの新千歳空港で食べた三色丼(イクラ、ウニ、イカ)。
でもやっぱり親子丼だなぁ。

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空港の戦利品はこちら。北海道と書かれたあられは、私の愛する北菓楼のあられ。
『探偵はバーにいる2』でも登場していました。この甘海老が最高。
隣も、同じく北菓楼のバームクーヘン。これもお土産の定番です。
う~ん、クラブハリエとどちらがいいか? 選び難いけど、クラブハリエのほうが高級感はあるかも。
そして、私が今嵌っているのが、右上のロイズのポテトチップスにチョコレートをかけたお菓子。
塩と新じゃがとチョコレートのコラボレーションがたまりません(*^_^*)
真中にいるのは、クリオネのグミのお菓子……なんか可愛いので意味なく買ってみました。
石狩ラーメンは、海産物を山のように買ったら、おまけにもらったもの。

新千歳空港、盛り上がります(*^_^*)

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さて、ライヴの翌日、飛行機が夕方だったので、レンタカーを借りて登別のクマ牧場に行ってきました。
これ、餌をねだって手を挙げる熊……う~ん。可愛いというより、何だか微妙?
実は、ここはすごい山の上にあって、ロープ―ウェイで登るのですが、そのロープ―ウェイのロープがほとんど見えないくらいの霧の中でした。
まるで何もない空間からロープが突き出していて、この世とも思えない世界へ連れて行かれる感じ。
そして上に上がったら、こんなひょうきんに餌をねだる熊が……
やはり霧の中で、真白く見えています。
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いっぱいいます。

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ツボに嵌ったものその1。このものすごい数のヒグマの雑誌。
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ツボに嵌ったものその2。これは炭でできた熊の置物。いえ、これではなくて……
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こちらです。熊が鮭を襲っているのではなく、鮭が熊を襲っているところ。
何ともシュールな世界に、しばし魅入ってしまいました。


さて、問題のライブですが。
今回はステージが円形っぽく作ってあって、通常なら正面(前)になるステージが小さく、真中のステージが大きいという形。せっかくのアリーナAブロックの1列目(1ケタ番号)も、今回はまるで端っこになってしまって、ちょっと残念でした。
しかも正面のステージは真横から見る感じ、真中のステージに行っちゃうと後ろ姿ばっかり(たまにこっちも向いてくれるけれど)、バックステージに行っちゃうともうほとんど見えません。

センターステージでやるなら、「正面」を作らないで欲しかったなぁ。
昔、チェッカーズがセンターステージでやった時(古っ^^;)、ステージは回るようになっていて、どの方向からも後姿ばかりにならないように工夫がされていました。
もちろん、曲によるのですが、ARASHIの踊りはやはり正面があるので、前半分の人にとっては後ろ姿がほとんど。
後ろ半分の方は良かったと思うけれど……

何て微妙な残念はあるのですが、ドームは広いですから、もともと豆粒覚悟ですしね。
場所によるけれど全体を見れるというのでは、スタンドも悪くないんですね。
(一律料金ってのが問題だと思うけれど)
でも、腐っても鯛、じゃなくて、ほとんど豆粒でも後ろ姿でも、たまに激近になるのがアリーナの醍醐味。

しかも、O氏が近くに来たとき、たまたま動く周回用のステージが低かったのです。
……私は撃沈しました。
目が合うくらいの間近。なのに……目が合ったような瞬間、目を逸らしてしまった(>_<)
この歳にして、乙女な私でした。
いえ、実はこの真近くに来た時間の記憶が曖昧なのです。ぼ~っとしちゃって。
多分、いかにもO氏のファンです!って感じのアピール(Tシャツの色とか団扇とかあれこれ)をしていたのは周辺では少数で……一番前の列の私はそこそこ目立っていたかも……恥ずかしながら。

あまりにも近いと見つめられない……遠くから見つめるだけでいいわ、と思いました^^;
その時はOちゃんは歌っていたので、私の団扇の『釣って』に答えてくれることはなかったですけれど……

あ、そうそう。ARASHI????の方々のために……
ライブではみんな、団扇にメッセージを書いているのです。
「指さして」とか「ピースして」とか。Oちゃんファンは「釣って」も多い(彼が釣り好きなので)。
で、それを見ると、Oちゃんは釣る真似をしてくれるのです。

そのあと、フロントステージの端っこにいた彼と、私たちの間には、動くステージのための道だけで、遮るものがない、という時。
実は照明が真正面からあたっていて、かなりまぶしかったのですが、2回くらい釣る真似をしてくれていたのですよね。
で、ぼ~っとしていたら、隣の友人の「指さして」にも反応してくれて。
あ、気が付いていない人にはしつこくやるって言ってた、あれ??
すみません、舞い上がりすぎて、何が何だか状態だったのです。
だって、本当に自分に? 他の人に? でも近くにOちゃんファンはたまたまいなかった……
恥ずかしくてじっと見つめられないので、わかんなくなっちゃってて(*^_^*)

と、乙女全開のひと時でした。
勘違いでも何でも、もう何でもいいわ、の世界でした。

今日は仕事でも、もうダメだって諦めていたことで見事な復活があって、ちょっとうるうるしちゃいました。

ARASHIくんたちは、いつもパワーをくれる。
そのことに感謝しています(*^_^*)
ライブはやっぱりいなぁ。1泊2日の弾丸ツアーでしたが、楽しかったです。
また来年(*^_^*)

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【雑記・たまには】音楽の力~フミヤさんのシンフォニックコンサート~ 

フミヤパンフレット
先日、フミヤさんのコンサートに行ってきました。フミヤさんにはいつも驚かされ、刺激を貰い、慰められ、励まされている私ですが、青春の時代(一応^^;)からもう先が短い現在(多分^^;)まで、最も長く応援している人です。
出会いは、当時母のお友だちの娘さん(中学生)がよく遊びに来ていて、勉強を教えてあげたりしていたのですが、当時の私はアイドルにもテレビにも何の興味もなく、テレビは科学系の番組のみ、クラブに一生懸命な頃でした。その中学生がチェッカーズの大ファンで、ある時、コンサートについて行ったのです……

マイクというものが発明されてから、十分な声量がなくても歌を人に聞いてもらえるようになって(それはそれで「ささやき唱法」というものが生まれてよかったと思うのですが)、少々歌が不味くても「歌手デビュー」ができる時代が来て(って、私どんな古い時代の人間……)。
だから、本当に歌が上手いアイドルなんてほとんどいないと思っていて、知識も興味もなかったのですが、あれ? なんてすごい魅力的な声を出す人だろうと思ったのです。まさに吸い寄せられた感じです。
そこから……コンサートに通うようになり、チェッカーズが解散してからもフミヤさんを追っかけて早30年……が経過します。追っかけて、と言っても、今は年に1度、ライブなどに足を運ぶという感じで、私の中では「お礼参り」。
私の青春時代、しんどかった時代を支えてくれたのが彼ら(彼)の歌でした……

何かの拍子にフミヤさんの音楽活動が取り上げられると、すごく嬉しいし、自分も頑張ろうって気になる。
その彼が昨年からオーケストラをバックに歌っているのです。フルオーケストラです。
大友直人さん、山下一史さんが指揮をしてくださって、各都市のオーケストラが演奏する、クラシックファンにも新鮮なコラボが生まれています。

私、一応、某指揮者さんを追っかけていたこともある、クラシック通ではありませんが、クラシックファンの一人ではあります。そもそもは竹宮恵子さんの『変奏曲』に嵌ったのがきっかけでしたが(そう言えば、私が今の職業の中の専門分野を選んだ遠因にもなっていたかも。ものすごい遠因ですけれど)、思えばあの頃、漫画や物語の力は大きかったかも。
びわ湖ホールの友の会会員でもありました(当時、その指揮者さんが御存命の時、音楽監督をされていたのです)。
あまり詳しいわけではありませんが、音を楽しもうって気持ちはいっぱい。
でも、面白いことに、クラシックもチェッカーズも、実はその頃オールディーズなども大好きだったのですが、私の中では同じ畑に咲いている花、って感じだったのです。今や、そこに民謡も絡まっていますが、どれも私の腹の中のリズムにぴったりはまっているわけです(モーツァルトもじょんから節もね)。

その私の中の畑の両端にあったはずのクラシックの世界とフミヤさんのコラボレーション。夢を見るような時間でした。
そうそう、最近は高いところにいたクラシックの世界がポップスの方へ降りてきてくれて、新しい音楽が生み出されるという土壌もできているのですね。私が大好きなIL DIVOもそのひとつの形ですし。
でも、一緒に演奏したらそれでいい、というわけではないですよね。
IL DIVOでも、セバスチャン(唯一のポップス出身)が、オーディションの時、他の3人の歌を聞いて「帰ろう」と思ったって言っていましたし。

本当にフミヤさんはものすごく大変だったと思うのです。だって、フルオーケストラです。バンドじゃありません。少人数のストリングス楽団でもありません。しかもフミヤさんはクラシックの歌い手ではありません。身体を楽器のようにして声を張り上げて歌うということをしてきた人でもありません。
「ただオーケストラをバックに歌えるだけなのかと思っていたら、全然違った」と。

そうなんですよ。オーケストラ。遠い楽器と近い楽器では音が聞こえてくるタイミングがずれていて、どこに合わせていいのか分からないのですね。うちらも三味線の団体演奏の時、いつもこの現象に悩まされます。
「バンドでは電気楽器で音がコードを通してスピーカーから流れているから、きちんとした音が全部同時にリズムと共に流ているけれど、オーケストラは各楽器のタイムラグのためにどこに合わせたらいいのか全然分からない、普通のボーカリストがあそこに立っても歌えないんですよ、驚くくらい」

さらに。舞台を作ること自体にもギャップがあって、特に音響は大変だったそう。生が基本のクラシックに、マイクを使うポップス。どちらが勝っても「気持ちのいい音楽」にならない。
今回のこの試み、もちろん、マイクなど音響の調整も実にうまく行っていたのだと思います。それは舞台監督・音響スタッフさん、そして演奏しながらアドバイスを投げかける大友さん・山下さんの力が大きかったと思います。
スタッフと舞台の上の皆さんが、フミヤさんの声の特性をよく考えてくださって、そこで生まれた調和だったと思います。オーケストラの音が大きすぎず、フミヤさんの声も大きすぎず、見事なバランスで調整してあった。

多分、ポップス・ロックの世界ではそんな微調整は必要ないと思うのですよね。雰囲気・ムード・ノリ・臨場感、そういったものがすごく大切だから、音のバランスよりもどれだけatractiveであるかのほうが優先される。でも、クラシックの、とくにオーケストラはそうはいかない。そもそもホール自体が残響何秒まで計算されて作られているんですから、下手にやるとうるさくてたまらなくなる。そこを繊細に繊細に調整してくださったのですね。

ただ……ファンの贔屓目を100%引いても、フミヤさんはすごかった。
ドキュメンタリー番組でこの舞台裏をやっていたのですよ。フミヤさん、舞台監督らスタッフのところに挨拶に行った時、本当に一人で行ったそうです。
「身一つで来ました」
長年ヴォーカリストとしてやってきているので、自分のスタイルを貫いてきて、もちろんそれを理解してくれて一緒に世界を作り上げてきたバックがいるわけで、通常なら自分のスタッフ(舞台監督、音響・照明チーフ)を引き連れてきて、あれこれ注文をつけてくるのだろうとスタッフは思っていたそうです。
それが本当に一人でやってきた。まるきりの門外漢なので、すべてお任せします、よろしくお願いします、と。

そして……フルオーケストラをバックに、かなり緊張もされていたと思いますが、素晴らしいパフォーマンスだった。
クラシックの歌手のように歌うことが求められていたわけじゃないんです。「フミヤさんの歌」が求められていて、でも一方ではこれまでのようにバンドをバックに歌うように歌ったのではダメだと思われたのでしょう。
マイクを通しているとはいえ、フルオーケストラが目一杯の音を出す瞬間には声が聞こえなくなるのでは、と思っていましたが、声はちゃんと楽器の中に埋もれてしまわずに、聞こえていたのです。
ええ、フミヤさん、もちろん深酒をやめて節制生活されていたそうですし。

言葉のひとつひとつが、本当によく聞こえました。あ、フミヤの歌の歌詞って(もちろん、何度も聞いてきた曲ばかりだけれど)、こんな意味だったんだと、これまでにも何度も私たちを励ましてくれた歌詞だったけれど、また新しい発見と想いを連れてきてくれた。
ポップスの強み、それは「言葉が皆に分かること」だからよりいっそう「言葉を大事に歌うのだ」と。
そして彼は言ってくれましたね。「今回のことで思った。もっと歌が上手くなりたい」
シンプルで、すごい言葉だと思いました。

前半はオーケストラとの調和を探っているようにも感じました。それはそれで、心地よかったのですが、最後の数曲になると、フルオーケストラをバックにしたフミヤさんがものすごく大きく見えた。あ、小さいですけれど^^;
一緒に行った人は、ピアノをずっと習っているクラシック畑の人で、フミヤさんのファンでも何でもない後輩だったのですが(フミヤ初体験)、「藤井フミヤはすごい」と言って、その声を絶賛してくれました。何でみんなすぐにスタンディングオベーションしないの? 2,3回くらいしてもいいくらい良かったんじゃないの、と……いや、普段のコンサート、ずっと立ってるから、座った状態から立つタイミングを掴みかねてるんじゃない?と^^;

ラストの曲、『夜明けのブレス』、最後の部分ではマイクを外して、生声だったのです。これは大友さんの案だったそうです。フミヤの生声を聴衆に聞かせたい、という。
私は実は天井席にいたのです。3階の相当後ろの方。そこまで、一音一音、全て届きました。
前半7曲、後半8曲、それだけを歌った最後の最後に、割れることも掠れることもない明瞭な声でした。

君のことを 守りたい その全てを 守りたい 君を生きる 証にしよう 誰のためでもなく……
(作詞:藤井郁弥、作曲:鶴久政治『夜明けのブレス』)

後半に向けて、どんどん声が伸びていっている気がしましたし、この歳になっても衰えることのない声に、新しいチャレンジに身一つで乗り込んでいく勇気とその努力に、一ファンとして嬉しく誇らしく、そして再び誓ったわけです。
「どこまでもついて行く! チビでデブでハゲでも構わない!」
(チビだけれど、今のところデブでもハゲでもありませんけれど、これはチェッカーズ時代にも彼がコンサートで「俺がチビでデブでハゲのオッサンになってもみんなついてきてくれるのかな」なんて言っていたので)

はい、もちろん、私はもう途中からうるうる泣いていました。
音楽ってやっぱりいいですね。理屈なしに素晴らしいけれど、その背後にある色々なものをひっくるめて、心躍る世界、明日への活力です。
フミヤさん、大友さん、大フィルの皆さま、素敵な時間を本当にありがとうございます。
でもやっぱり最後に、叫ばして下さい。
 フミヤ~、かっこいい~~!!!

あれ? 本当はもうちょっとあれこれ話を膨らますつもりだったのに、フミヤさんでいっぱいいっぱいの記事になってしまった。【雑記】のどのコーナーに入れるか、迷ったのですけれど、何しろ、今更フミヤさんに「アイドル」なんて失礼だと思ったのですけれど、でもやっぱり私にとっては永遠のアイドルなんですよね。
……ということで、今回はお開きです(*^_^*)
文字ばっかりの記事ですみません(>_<)
終わらない歌3
(2代目真を描いた下手な絵……実はイメージモデルはフミヤさんでした。って、そんな下手なもの載せるなって^^;)

今も必ず 世界のどこかに 夜明けの街があり
僕らは繋がり 生きてる 愛するために
(作詞:藤井フミヤ、作曲:藤井尚之『夜明けの街』)

『藤井フミヤシンフォニックコンサートダイジェスト』:発売されたCDとDVDの宣伝ですが、いい感じに超短くダイジェストになっているので、是非一度ご覧ください。

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【雑記・映画】映画公開初日に行くなんて初めて!~『忍びの国』~ 

生まれて初めて映画館で観たのは父親に連れられて行った『ゴジラ対○○』(もう何と戦っていたのかも覚えていない、エビラだったか)、その後は友人のお母さんに付き添ってもらっていった『スター・ウォーズ』(うわ~、まだナンバリングも付いていない。I love you. I know.でしばらく盛り上がったなぁ)、初めて保護者なしに行ったのは『風の谷のナウシカ』(映画館でバカ泣きして後ろの席の人に「大丈夫ですか」って聞かれた)……大学生の頃は祇園の怪しい映画館で3本立ての白黒映画を見続け(ハンフリー・ボガードに嵌まったあの頃)、タルコフスキーに嵌まり(イタリアまで撮影した所を訪ねていった、今で言う聖地巡礼ですか)……・でも仕事を始めてからは、映画館で映画見るなんて1年に1回あるかどうか、一番最近観たのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』だったか『探偵はバーにいる』だったか……という残念な私ですが、このたび、生まれて初めて、映画公開初日に映画館に足を運びました。
ほんとは、舞台挨拶中継も見たかったけれど、ピアノの調律の日だったし(7年ぶり! でもそれまで何十年も毎年やってもらっていたので、驚くほどは狂っていなかったらしい^^;)、夕方は京都で研究会もあったし、で、新幹線で神戸に帰ってきて、レイトショーに飛び込みました。いやもう、待てないわ!って。
おおのくん
以前からこそこそと公言(ん?)しておりますように、私、大野くんのファンでして……何が、と一言で言うのは難しいけれど、多分、才能ある職人が好きなんです。まぁ、あんまりのめり込みすぎることはない分、息も長く、少々のマイナスエピソードは気にならないタイプでして……おかげで、毎年きっちり、フミヤさんのお礼参り(え?いや、私の青春でしたから)に通い、親戚のおばちゃんとしてはKinKiの2人の顔を見なくちゃ落ち着かないし(剛くん、ほんとに心配です。何とか治療が上手くいって回復して欲しい)……
え? 洋ちゃん? 洋ちゃんは私の心の泉です(大泉~)。

そして、大野くん。ヒガシ(東山紀之)からも天才と認められて、うん、彼の絵とかフィギュアを見ると、確かに天才的だとも思うけれど、歌もダンスもさらっと上手いけれど、努力してないわけないじゃん、と思うんですよね。
今回映画の予告や宣伝のあちこちで、彼のいいところの素がいっぱい出ている気がして、ファンとしては嬉しい。というのか、最近、文句なしにかっこいいなぁ、と日々惚れ直しております。
嵐の他のメンバーも、ダンスの練習で、「リハーサル室で踊らないで本番でばしっと決めるから、天才なんだと思っていた」なんて、今更言ってるし。でも本人、家ではむっちゃ練習してるんですよ。
「俺、天才じゃなかったんだよ」
何で、人前で練習しないの? と聞かれると。
「恥ずかしいから」
もうね、「これだよ、これ」なんです(これは映画の中の無門の台詞。いつも厳しくて家にも入れてくれない妻=お国が、いよいよな場面では「無事にお帰りを」と言ってくれたので)。

「家で練習していた」のは、鈴木亮平くん(来年の大河『西郷どん』、幕末もののジンクスを打ち破って頑張れ~)とのアクションシーン。亮平くんは撮影現場でも一生懸命練習していて、大野くんは当時ツアー中。合流しても練習してる気配なく、でも撮影に入ったらばしっと決めてくるので、「すごい、天才だ」と思ったと。
多分、運動神経はいいし、さらっとできちゃう部分もあるんですけれど、その分見えない努力もひとりでいっぱいしている人。一人が好きなのは、こういう作業(アートもダンスの振り付けも練習も)って一人でなきゃできないから、ですよね。創作ってみんなそう。小説もね。
さて、この300手もあるアクションシーンの話から入りましょう。
(予告や宣伝で出ている以上の明確なネタバレの意識はありませんが……というのも、ここに書いてある程度のことは私は映画を観る前に知っていたことばっかりなのですが、いささかも知りたくないという方は先に映画館へ御願いします)

このシーンは、映画の後半で、人をあやめることなんて何とも思ってこなかった無門(大野智)と、そんな忍者の社会は狂っていると気がついて織田方に寝返った平兵衛(鈴木亮平)の最後の戦いのシーン。
原作者・和田竜が考案した、忍者が遊びでやっている「川」という戦いは、線を2本引いて、その狭い中で2人が戦う(土俵みたいなものですね)んだけれど、その線の幅は二人並んで向かいっていられるぎりぎりくらい。そこから出てしまったら、周りを取り囲んでいる見物人(もちろん人の生死なんて何とも思っていない忍者たち)に襲われそうになって線の内側に戻されちゃう。そして、負けた側はもちろん、線の内側で死んじゃうわけで、その転がった姿が、両端の2本の線と併せて「川」という文字になるという。

この長い戦闘シーン、見ている方も結果は分かっているのに、すごい力が入ってしまって、残忍なんだけれど、何だかもう訳が分からなくなっていく感じ、脳が無酸素になっている感じが2人の役者から伝わってくるんですよ。中村監督はそのぎりぎりまで、カメラを止めなかったらしいし。
憎み合っている2人が(いや、無門は何も思っていないか)戦う中でお互いを理解していくという、すごい深いシーンなんだけれど、刃物と自らの身体で戦いながら、別の何かもぶつけ合っている感じ(それが魂なのかなぁ)。「理解し合う」というのは語弊があるかも。それは好意でも納得でも何でもないんだけれど、そこにあるのは、当事者として居合わせた者にしか分からない何か、なんですね。魂と血肉だけが感応するもの。
お互いに、忍者の国で、血で血をあらう世界で生き残ってきて、結局、孤独だった。

全然違うけれど、スポーツの試合でも、音楽のコンクールとかでも、相手に勝とう、相手を越えようとする戦いの中で、敵なんだけれど、決して相手に好意を抱くんでもないけれど、その中で何かをつかんでいくのってありますよね。周りで見ていたら、時々、火花が見えるんじゃないかという。あれって、当たり前かもしれませんが、見ている者と当事者では全然意識は違うんだろうなって思うんです。
その相手が、好意とか理解とかを超えて、自分の一部になっていく感じかも。しゃみせんコンクールをみていてもそれを感じることがあるのですが、コンタクトスポーツでは尚更かもなぁ。自分と相手の境界が不明になっていく、汗も血も混じり合うような感じ。
それが無門と平兵衛にもあったような気がしました。
(実は、本日またもやレイトショーで2回目を観てきて、確信しました。そうだ、あれはあの戦いの中で、平兵衛が無門に乗り移ったんだって。少なくとも、平兵衛の何かが無門を動かしたんだと、しっかり確認してきましたよ。だって台詞も同じ……そう思って観たら、いっそう感慨深い。)

このシーンがあって、この後の数シーンが生きてくる。
お国相手にはあんなにへらへらとしていた無門が、平兵衛との戦いの後、織田の城から帰ってきて、一言も発せず怖い顔でお国の側をすり抜けていくシーン(あの表情、役者の石原さとみもどきっとしたらしい大野くんの顔! 「あれは反則だ」って……私も堪能しました)、その後、どう見ても悪人揃いの十二家評定衆に啖呵を切るシーン(この十二家評定衆の悪辣ぶり、嫌いじゃないけど)、そして、お国を失うシーン。
ラストシーン、自分と同じように他国からさらわれてきた子ども(妻のお国が気にかけていた)を、織田軍との戦闘の中に探しに来た無門が、こどもを連れて草原の中の道を海の方へ去って行くシーン。

今回、石原さとみちゃんとのカップリングもよかったですね。実家が徒歩2分だったそうで、そんなのもあってよい雰囲気で映画が撮れたのでしょうか。石原さとみ、といえば、大河ドラマの『義経』で静御前をやっていた記憶が……(いや~その時は正直、大丈夫かこの子、だったのですが。私はあの時、子役だった神木隆之介くんに惚れた。えっと滝沢くんを観るためじゃなくて、中井貴一が好きで観ていたのです。あの哀愁漂う頼朝、思い出すだけで素敵だったなぁ)

本当の名前を教えて欲しい、と死の間際に無門に言うお国。まだ言葉も話せないような子どもの頃、この忍びの国にさらわれてきて、無表情のまま人を殺める殺人兵器のように育てられた無門は、「知らんのだ」と答える。その無門を可哀想な人だと言ったお国も、きっと初めて、自分が無門にとってどういう存在だったか、本当に理解したんだろうな。
可哀想といったのは、自分の本当の名前を知らない(持たない)ことに、というのではなくて、そんな無門にとって唯一帰る場所だった自分=お国が死んでしまった後、また孤独に返ってしまう無門のことが哀れで仕方がなかったんだろうなと。

実は、以前どこかで書いたけれど、書く書く詐欺の戦国時代の話のために、当時の雑兵たちのことや、ムラ同士の小競り合いなどを歴史書で読んでいたら、結構むごいんですよ。今の感覚で読んだら、人の命がそんな軽くていいのかって感じで。
多分、子どもの平均寿命なんて恐ろしく低かったんじゃないかと思うんです。1歳まで生きるかどうか、みたいな。病気や飢え、貧困、そして当たり前のように行われていた人狩り(小競り合いは女・子どもを盗むための絶好の場所だった)……戦争なんかなくても、どっちみちそんなに長く生きないのです。そんな時代の人々の感覚を、現代の物差しで測って理解したふりをしちゃいけないと思いながら歴史書・民俗学の本を読んでいるのです。
彼らにとってはそれが浮き世、人生だったのです。

だからこの映画も、原作を読んだときから、忍者の世界の残忍さ、というのではなくて、もっと別の感覚で見ないといけない思っていました。
もしもこれを現在の社会に当てはめたら……そんな社会の中で育てられた子どもがどういう感覚になっていくのか。それを時々ニュースの画面で見るこの頃、過去の出来事を知ることで何かを感じておかなくてはならないと思いました。
以前TED(アメリカのスピーチ番組)で聴いた、アフガニスタンで教育の場を提供し続けている女性の言葉を思い出します。
あるとき、彼女を取り囲んだ銃を持った男たち、「お前が女たちに教育を施しているのを知っているぞ」(女をもののように思っている男たちです。彼女は殺されるのを覚悟した)と言って、こう続けたそうです。「それじゃあ俺たちは?」……自分たちは銃の撃ち方しか教えられてこなかったと。
教育、子どもへの教えというのは本当に世界を変えるのですね。いい方へも悪い方へも。

ラストで子どもを連れて歩く無門、その子ども・ねずみが育って、年を取って語る思い出話(ナレーション)。その穏やかな語り(山崎努!)からは、きっとその子は父(無門、血の繋がりはないけど)に大事に育てられたんだろうと、そう思うのです。
「母は美しく、そしてたいそう怖いひとだったそうです」(母=お国も血の繋がりはない)
最後に、笑わせてくれるけどね。笑い……といっても、「あはは」じゃなくて、こうして無門は生きて、お国の思い出を語りながら、ねずみを大事に育てたんだというほっとした思い、です。「名前さえ知らない人間たち」を数え切れないほど殺してきた無門が、たった一人の子どもを捜して戦の現場にやってきた、それは本当にわずかな希望だけれど、向こうに見える海に何かを託したくなる、そんなラストなのです。

あと、思わず泣いちゃうのは、知念くんの織田信雄。おやじ=信長には何をしても簡単には認めてもらえない二世くん。
自分を慕ってなどいない家臣たちに本音をぶつけるシーンでは、思わず泣いちゃいましたよ。
自分が情けなくて、自分とは違って豪腕でおのれの力で戦ってきた強い家臣たちに向かって、「でもお前たちは、何をしても叶わない天下一の父親を持ったことなどないだろう」って泣くんですよ。こっちも泣いちゃいました。
全然出てこない織田信長の気配さえすごい。
そして、伊勢谷友介。いやもう、始めのシーンから文句なしにかっこいいです。映画で観てください。大野くんに夢中でなかったら、こっちをガン見しちゃうかっこよさです。

でも、やっぱり最後に大野くんで締めなくちゃ。
実は『世界で一番難しい恋』で色んな表情を見せてくれた大野くんですが、私が「それは反則だわ」と思ったシーンは、実家の旅館に帰った時、恋する女性の宿泊記録を確認していたのですが、その時、秘書の女性を振り返ってふとものすごく優しく笑ったんですよ。
彼女は以前、不倫騒動でこの旅館を逃げるように辞めていて、申し訳なくてここの敷居はまたげないという気持ちだったんですね。そこへ、気のいいお父さんが「もう昔のことを知っている人はいないよ」って入っておいでと勧める。その時、まるきり自分の事しか考えていないのかと思えるワンマン社長である大野くんが、そのお父さんの言葉を追従するように微笑んだ顔。
あんな顔をされたら、ファンはどうしたらいいの(どうもしないけど)、です。

やっぱり、役者は顔で演じなくちゃな~。そして、観ている者に、思わず一緒に叫びたくなっちゃう衝動を起こさせて欲しい。
お国に「絶対助けてやる!」って叫ぶ無門と一緒に叫んじゃうよ。
そういや、探偵の大泉洋ちゃんが、列車に「もっと速く走ってくれよ~!」って叫んだときも一緒に叫びたくなっちゃったなぁ。

今回も、情けなくて怠け者の無門、へらへら笑いながら人を殺す恐ろしい無門と、ラストに向かってどんどん真剣に深刻な表情になっていく無門、そして、泣き崩れる無門の全ての表情にやられまくりでした。戦いのシーンの怖い顔にもぞくっとするけれど、必死でお国を救おうとするシーン、泣きながら「(自分の本当の名前を)知らんのだ」と答える顔にはもう、ぼ~っとしちゃいました。
あと2回は見たいな。劇場で(え? 映画館に滅多に行かないって言ったじゃん)。
映画館で観て、後悔はしない作品ですね。もちろん、大野くんのファンでなくても(ひいき目じゃないと思う)。映像の効果もあるけれど、ワイヤーアクションの撮影シーンなんて、高所恐怖症の私が見ると、「ひえ~」なんですけれど、そんなのも含めて99%はスタントなしのすごいアクションの連続。さすが大野くん、これだけれでも結構楽しめます。

剛くんの回復を祈りながら……大野くん記事、お送りしましたm(_ _)m
突発性難聴、治療が遅れると治癒しないということですが(そう言えば、中山七里『さよならドビュッシー』に始まる一連のシリーズの探偵役・ピアニストの岬洋介もそうだったな)……音楽頑張ってる剛くんだけになんとか乗り越えて欲しいです(私は役者の堂本剛が(も)好きだけどね)。
(うわ、長文。最後まで読んでくださった方がいたら、ひたすら、感謝です(;_;) さ、選挙にいってこよ!)

Category: たまにはアイドル

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