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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨151] 第31章 何の矛盾もない(1)祇園の女 

いよいよ、【海に落ちる雨】第5節(最終節)の開始です。
本当は間に短編の連載を終わらせようと思ったのですが、あれこれ時間の都合がつかず、書き終えた作品に頼ることになっちゃいました。
さて、真や竹流の本音が出そろったところで、ようやく物語は本筋に戻ります。竹流を痛めつけた奴ら、しかも真の恋人(一応)・深雪や、そのかつての恋人で自殺した(ことになっている)新津圭一、そしてその一人娘の幼い千惠子までその犠牲になっていたようです。相手は「運送屋」、ほとぼりが冷めるまではどこにでも身を隠すつもりでいるようですし、なかなか尻尾を掴ませません。
ただし、何故か竹流の恋人・珠恵はその男・寺崎孝雄を捜し出す伝手を知っているようです。竹流の仲間・葛城昇は彼女がその伝手を使うことを止めますが、竹流の病状が悪化するにしたがって、真も珠恵も切羽詰って来たのかもしれません。
そして今、ひとつの真実が語られます。祇園の女たちの事情をお楽しみください。
あ、真の前世がマコトだったという事実が判明?? いやいや、あり得ない話ではないな。

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【海に落ちる雨】再開に向けてのキーポイント
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[雨152] 第31章 何の矛盾もない(2)人身御供 

【海に落ちる雨】第31章その2です。少し表現をマイルドにしようと思ったのに、もういいや、という気がしてきたので、あまり手直しもせずに出しております。不適切な表現があるかもしれませんがご容赦ください。
「何の矛盾もない」というのは、長渕剛氏の歌のタイトルから借りました。真も珠恵も、どんなことが起こっても、相手がどんなでも、何も矛盾を感じていないのです。
それでも、今のところ真の怒りは彼自身の手で相手をころしちゃおうなんてところまでは行っていません。少なくとも彼も常識人ですので。その箍を外してしまうためにはこの人物は必要だったのです。火に油をぶっかける係。
福嶋鋼三郎。えぇ、ただのスケベな大物と思ってください。そして、このおっちゃん、真を刺客にリクルートしようとしているのです。真も珠恵もそのことを分かっているのに敢えて乗ったのかもしれません。
あぁ、5日毎と思っていたら、あっという間に過ぎちゃった。

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[雨153] 第31章 何の矛盾もない(3)本性~18禁~ 

【海に落ちる雨】第31章その3です。真が精神的に追い込まれていく過程をじっくりお楽しみください。
18禁ですので、ご注意ください。幾つかの意味でご不快な方もおられるかもしれませんので、自己責任でお願いします。
前回も言い訳をしましたが、実は第4節まで書いて、あのままただ真が復讐に走る、という構図だったのですが、ある程度「狂って」もらわないと話が進まない。とは言え常識人の真はこのままでは簡単には手を血に染めてまで復讐しよう、とまではならないことに気が付いて……
え~、みたいな展開ですが(いや、ある程度予測していた方も多いと思いますが)、このままこの先の3章分、真と一緒に追い込まれていってください。
ちなみに、このお話の18禁部分はもう1話続きますが、その先は多少の繰り返しだけであんまり詳しい描写の部分はありません。でも自分で言うのもなんですが、今更読むと相当に恥ずかしいものがある……でも、きっと今の私にはもう書けないなぁ……こういうのは勢いが必要なシーンですものね。書くことにこれほどまでにエネルギーのいるシーンは少ない。しかも色気がまるでない。格闘シーンと同じですね。

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[雨154] 第31章 何の矛盾もない(4)穢れた血~18禁~ 

【海に落ちる雨】第31章その4です。引き続き18禁ですので、ご注意ください。やはりご不快な方もおられるかもしれませんので、読まれる時は自己責任でお願いします。
さて、これで「追込みの3章」中、1章分が終わります。え? まだ追い込むのって? はい、何しろ、まだたくさんの枝葉拾い、つまり伏線の後始末が残っていますから。この後、忘れられているに違いない全ての登場人物たちの事情、その後を拾っていきます。かなり深い(はず?)人間模様もお楽しみください。
その前に、しつこく18禁ですけれど、この先はどちらかというと会話をお楽しみくださいませ。え~っと、真と唐沢とか、真と福嶋とか、この釣りあわない人間関係って面白いんですよね。

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[雨155] 第32章 焼ける(1)女記者の語り 

【海に落ちる雨】第32章のスタートです。「焼ける」……ちょっと意味深なタイトルの章ですが、もうここまで来たら諦めてお付き合いくださいませ(..)
まずは、雑誌記者だと言っていた楢崎志穂のその後です。自殺した(ことになっているけど実は殺された)新津圭一(雑誌記者)の後輩で、彼を大変尊敬していた。その新津を不倫に走らせた香野深雪(またややこしいことに、一応真の恋人)には複雑な感情を抱いていて、真に対しても複雑な態度を取り続けていました。同じ施設で育った姉・御蔵皐月を探していて、や~さんの荒神組に近づいてみたり、かなり大胆なことも。姉への思いと新津への思い、そして深雪やその保護者である澤田への敵意、もちろん真もその一人です。
まずは彼女の事情をご確認ください。ちょっと長くてごめんなさい。ワンシーンで切りどころがなかったのです。

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[雨156] 第32章 焼ける(2)女贋作者の告白 

【海に落ちる雨】第32章その2です。
楢崎志穂に続いて、その姉である御蔵皐月が語ります。と言っても、ビデオの中のこと。これを福嶋がどうやって手に入れたかって。それはもう、なんやかやと言いくるめて寺崎孝雄から取り上げたんですね、多分。
友人Aと話していて、福嶋の裏設定があれこれとできていたんですよ。本編では出しませんが、例えば、生れは大阪の八尾で、小学校の時に京都に引っ越してきた当初は「八尾だって」とか言われて苛められて、それを姐御のように優しかった淑恵(珠恵の母親)とその腰ぎんちゃくだった寺崎孝雄に助けられていた。そのうち、持ち前の大阪人根性を発揮していじめっ子に変わったかも?
でも、その時の恩義がありますからね。あんな奴でも、これまで寺崎孝雄を見捨てられなかったんですよ、きっと。そして淑恵への恩義があるので、珠恵のことは手を握るぐらいで我慢しちゃってる。実は結構律儀な男なんです。
戦時中は部隊の副隊長って立場で、隊長さんのことをすごく尊敬していて、仲間からも結構慕われていたんじゃないかって思うんですよね。けれど、部隊は全滅。偶然一人だけ生き残ってしまって、気が付いた時、累々と横たわる仲間たちの屍の中にいた。
そんな過去を持っていて、今でも時々魘されている。だからこそ、戦後はのめり込むように仕事をして、むしろ命などどうでも良かった。のし上がって今の立場にいても、もう明日はどうなってもいいって思っている。あの時死んでいたはずなんだから、ってね。早く仲間たちのところに行かないと申し訳ないと思ってるんです。
でもこんな渋い過去があるなんて、絶対真には言わないだろうし、ここでも書かないぞ。あ、書いちゃったけれど、これは本編には出て来ない裏設定。そんなことよりも、今は存分に悪人度をお楽しみくださいませ。

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[雨157] 第32章 焼ける(3)探偵の堕落~18禁~ 

【海に落ちる雨】第32章最終回です。この辺りは書いていた時の勢いを切りたくなくて、1回分がやや長くなっていますが、ご容赦ください。また、18禁につき、ご注意ください。大した描写があるわけではありませんが、いささか痛いところもありますので、半分目を瞑っておいてください。多分、ここが最後の山……この先はもう禁がつくようなシーンはありません。
丁度「探偵は風」なんて市川昆監督の名言(?)をご紹介した矢先に、うちの探偵は堕落しております。早く魔物界から戻っておいで。

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[雨158] 第33章 太陽の破片(1)ラブホテルの廃墟 

【海に落ちる雨】第33章が始まります。この物語のクライマックスの3章分、最後の章です。
ラストスパートですので頑張ってアップしようと思います。追い込まれたジャガーの子どもみたいに牙をむいている主人公の探偵。このままでは探偵が犯罪者になりそうな勢いで、どこへ行きつくのか、際どいシーンが続きますが、もうしばらくお付き合いください。ここを読んで、悪人(一寸の虫)にも「五分の魂」なんて思っていただけるのか、やっぱりこういうシナプスの結合のおかしい奴は欠片も魂が無いと思われるのか。色々と思いを巡らせていただけたら、嬉しいです。

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[雨159] 第33章 太陽の破片(2)イカロスの翼 

【海に落ちる雨】第33章その2です。
ついに、竹流の受けた傷のわけが全て語られようとしています。
三味線の曲弾き一曲、大体3分前後なのですが、弾いている間、呼吸をしていないような気がすることがあります。もちろん、そんな訳はないのですけれど、弾き終わった時、呼吸困難になっているというのか。全力疾走した後みたいな感じ。このお話のこの部分を書いている時、まさに呼吸を忘れていたかも、と思うくらい疲れたのを思い出します。
ある民謡の唄い手さんが言っておられました。唄を一曲唄うってのは、大変なことだ、と。
物語を書くのもまた、大変なことですね。残念なことに、想いをぶつけるようにして書いたものが良い出来であることは、あまりないのですけれど。

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[雨160] 第33章 太陽の破片(3)魂の還る場所 

【海に落ちる雨】第33章最終話です。
苦しい苦しい独白コーナーもようやく終了し、次章からは壊れちゃった主人公が少しずつ再生していく過程になるのですけれど、あともう少しだけ、昂司の言葉を聴いてやってください。
今年最後の【海に落ちる雨】……ごく少数の人の支えでアップを続けておりますが、せめて何とかこのお話の最終話まではブログを続けなくちゃ、と思っております(まだ次話もあるのだけれど……どこまで頑張れるかしらと、めまいで不安な年末なのでした)。

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[雨161] 第34章 交差点(1)姫君の覚悟と騎士の欺瞞 

【海に落ちる雨】第34章「交差点」です。孫タイトルがまるでファンタジーの世界になっているけれど……思えばこのお話は『人魚姫』の焼き直し、しかも竹流と葉子の関係は『かぐや姫』の月の姫と無理難題を押し付けられた求婚者。ある意味、究極のファンタジーかも。
さて、ものすごい勢いで書いた怒涛の31~33章が終了し、ここからは再生の巻、です。まだ地獄の底のようなところにいる主人公ですが、ゆっくりと這い上がってきてくれるはず(かな?)。
新年は、北条仁のカッコいい啖呵から、お楽しみください。

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[雨162] 第34章 交差点(2)仇の死体はどこにもない 

【海に落ちる雨】第34章その(2)です。
北条の屋敷に預けられているマコト、じゃなくて、真(いや、にゃんが預けられていたら、襖や畳が大変なことに……でも、北条東吾はマコトを可愛がりそう)。
まだまだ闇の中を這いずり回っているようです。
覚書にしかならない孫タイトル、ちょっと変なことになっていてすみません……

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[雨163] 第34章 交差点(3)王子の友情と秘め事 

【海に落ちる雨】第34章その(3)です。
この章の孫タイトルは酷いなぁ。えっと、作者の目印ですので、お気になさらず^^;
北条の屋敷に預けられている真のところに、親友の富山享志が海外出張から戻ってきます。さて、まだ泥沼を這っている真が這い上がるきっかけに……なるかな。
途中「何?」と思うような展開があっても、笑って読み流してください。享志は大まじめだけれど、作者はからかっています。

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[雨164] 第34章 交差点(4)放蕩息子への帰還命令 

【海に落ちる雨】第34章最終話です。
実はちょっとややこしい事をしてありまして……時間順に並べると、享志が海外出張から帰ってきて→仁が京都に行って竹流に啖呵を切る、ってのが正解なのです。何でこんな順番になっているのかと言うと、33章の最後に竹流が出てきているので、先に竹流のことを書いちゃおうとしたのでした。後からひっくり返そうかと思ったのですが、享志のシーンを書くには、真のシーンを先に書かなければならなくて、でも真がどうなっているかを書くのは仁が啖呵を切ってからの方がいいなぁ、しかも享志視点ってのは新しいので、あんまり唐突に出てきてもなぁ……とかあれこれ悩んでこんなことに。
ま、もうこの辺、時間の順番はあまり大した問題ではないので、さら~っと流してやってください。

この期に及んで享志のサイドからの描写も避けたかったんだけど、どうしても仁・享志、竹流・享志の絡みが書きたくなって、今後(after『雨』)にも響くので、唸りつつもこんなことになりました。
でも、享志のサイドって、このお話では初めてですが、【学園七不思議シリーズ with オリキャラオフ会】を読んでくださった方々には、もうお馴染みかもしれませんよね。だから逆にこっちの享志が不思議なイメージになるのかも。いや、あれから10年以上たっているので、享志も大人になっているのです。それなりに(*^_^*)

えっと、本当は、やっちゃえ、という気持ちで書いていた、なんてのは内緒です。しかし、さすがに享志も仁も大人です。手負いの獣を襲ったりはしませんね。作者が走ろうとしても、馬鹿言っちゃいけないよ、ってなもんで。
でも、享志、なかなか乙なことをやってくれます。そして真の盲目的な享志への信頼も笑えちゃうんです……

あ、タイトルですか? えっと……もう思いつかなくて……アイディアの枯渇です。

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[雨165] 第35章 恋花(1)クラブタランチュラ 

【海に落ちる雨】第35章その(1)です。15000字ほどの短い章ですが、一気に載せるには長いので、2つに切りました。
偏屈な狂人と言ってもいい寺崎孝雄と組んで悪質なビデオを作っていた村野花。澤田顕一郎への叶わぬ想いが焼き切れてしまったのでしょうか。その女は、意外にも真が普段生活している場所のすぐそばで、じっと息をひそめていたのです。
タイトルになっているのは、チャゲ&飛鳥さん(色々ありましたが)の『恋花』……何があろうとも、名曲は名曲ですね。といっても、今やYou Tubeでも聴けなくなっているので、どうしようかと迷ったのですが、まぁこの時代のものですので、そのままです。
トップに出てくる歌は……殿さまキングスの名曲です。

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[雨166] 第35章 恋花(2)私を見失わないで 

【海に落ちる雨】第35章その(2)です。
『私を離さないで』にしようと思ったら、今まさにドラマ化されていたのでやめました。
思えば、携帯電話のないこの時代、帰ってこない旦那や子供を心配しても、連絡を取るなんて簡単にはできませんでした。待ち合わせの時に駅のホームの反対で待っていても、出会えないまま、なんてこともしばしばありました。
何でもかんでも「繋がっている」今では考えられないことでしょうけれど。
時々、繋がっていない時代を懐かしむのは何故かなぁ……

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[雨167] 第36章 I LOVE YOU(1)大和邸執事の事情 

【海に落ちる雨】第36章その(1)です。
この章のメインは美和。北条仁の胸に飛び込めないまま、気持ちが落ち着かない彼女は、真の苦しむ様子を見てますます混乱しています。彼女の気持ちがどんなふうに固まっていくのか、お楽しみ頂ければと思います。
今回の前半は、大和邸の執事、高瀬の事情が語られます。執事とご主人様の愛の軌跡(絶対誤解を招く表現……)をお楽しみください。いつも全く喋らない高瀬が、真に畳みかけるように語るその気持ち……ま、一言でいうと「そういうわけだから、あんたがご主人様を見捨てたら祟るよ」ということじゃないかと思います(@_@)

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[雨168] 第36章 I LOVE YOU(2)姫君の本音 

【海に落ちる雨】第36章その(2)です。
孫タイトルはもう、気にしないでください。姫様トーク炸裂です。

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[雨169] 第36章 I LOVE YOU(3)恋とはそういうもの 

【海に落ちる雨】第36章その(3)です。
前回は真の妹(従妹)の葉子とのガールズトークでしたが、今回は北条の屋敷に戻った美和。何やら揉めている仁とマコト、じゃなくて真(「にゃ?」……いや、君は揉めていない……って、マコト、どこ行ってたの? あ、ぷいって行っちゃった。関係ないけれど、この変換、本当にいいところで「真」じゃなくて「マコト」って変換されるんですよね。なんかおちょくってる?)。

今回は美和視点なので、細かいもめごとの理由は書かれていませんが、男たちにとってはそもそも愛や恋より重大な問題があったようで。彼らにとって「立場」「立ち位置」の問題はもっと大きなことらしく、仁は結局、真が肝心の根のところを自分に打ち明けてくれないことにイライラしていたのかもしれません。そこに「カワイイ弟分」への微妙な感情も混じって……あらら。半分目を瞑ってお楽しみください。えっと、18禁ほどの迫力はないので、そのままです。

ところで、前回「ずれてる」姫君の告白がありましたが、そもそも作者にとっての葉子の立ち位置はこんな感じ。

彼女は生まれた時から母親に一度も抱いてもらったことがありません(母親は精神疾患で療養入院中、そのまま亡くなった)。記憶にある限りでは、脳外科医の父親はいつも家にいなくて、食卓にはお手伝いさんの作ってくれたご飯。小学校3年生の時、兄貴ができるかもしれないと聞かされて、北海道へ会いに行った。それはもう気合いを入れてお姫様になり切ったと思います。彼女の気持ちは→「食卓を囲む人を何が何でもゲットする」→だから「胃袋を掴んだら離さない」(おかげで真はいつも食べ物に不自由していないのです)
そこからの彼女は、掴んだ獲物は離さない、家族とか恋人とか、放っておいたら何かの拍子に崩壊するかもしれない関係なんて、それこそ紙切れ一枚。それよりもアロンアルファのように一度くっついたら離れない強力な粘着力で、新しい「家族」を作り上げる。そのためなら、非常識と言われても、兄貴が男に惚れているならその男とくっつける(?)、イタリアのマフィアも利用する(?)、兄貴の親友にはあらゆる面から兄貴をサポートさせる(金もあるし、人徳もあるし、何よりも絶対に親友を裏切らないという確信がある)、面倒くさい女は排除する……
これがこの恐ろしい姫君の正体です。そう、世界は彼女を中心に回っている……
そして、この物語の裏でシナリオを書き換え続けているあの男と、天と地の両方からこの物語を廻しているのです。

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[雨170] 第36章 I LOVE YOU(4)きっとそれも愛 

【海に落ちる雨】第36章その(4)です。今回はさすがに18禁かなぁ。相変わらず、大したことのないシーンですが。念のため、相当年齢に達していない方は引き返してください(って、いうほど読者はいないのですけれど)。
5日おきくらいにはアップしようと思っていたのですが、今回は3月11日が迫っているので、変則で少し早めにアップしました。比較的短めなので、ご容赦ください。
ついでに、へんてこりんな孫タイトルになっていてすみません。これ、何の話だっけ? 愛の水中花?

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[雨171] 第37章 絵には真実が隠されている(1)小さくともかけがえのない一歩 

【海に落ちる雨】第37章その(1)です。真が以前勤めていた唐沢調査事務所の先輩探偵・三上のところを訪ねる真。彼は事務所の爆発事故で下半身不随になっています。真はその事故については自分も後ろめたい気持ちを持っていて、三上の不自由に対して直視することができないでいました。でも、当の三上も妻の裕子も、そんなことは意にも介していないみたいです。本人は知らないところで、こんなふうに想ってくれている人たちがいる。本当に、今まで真はちゃんと周囲を見ていなかったのかも。
そして添島刑事から語られる澤田の事情と、潔い葉っぱかけの言葉……言葉は悪いけれど「ケツを叩かれた」?
お楽しみいただければ幸いです(^^)

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[雨172] 第37章 絵には真実が隠されている(2)愛は心に沁み入る 

【海に落ちる雨】第37章その2です。
格闘シーンや追込みシーンなどのクライマックスはもうないのですが、感情的にはまだまだクライマックスで、今丁度犯人の告白シーンみたいなところに差し掛かっているのかもしれません。もっとも、深雪も澤田も犯人、というわけではありませんが。
始めの頃、この物語には重複構造がいくつかあると書いたことがあるような気がします。
この物語では、疑似親子というのがやたらと出てくるのですが、その代表は澤田と深雪ということになるかもしれません。年齢的には親子じゃないけれど、三上と唐沢だって、ある意味疑似親子のようなものかもしれません。いや、一番の疑似親子は竹流と真なのですけれど。
深雪と澤田、其々の答えの行く末を見守ってやってください。
深雪と真が開けた扉の中には……?
長いので2回に分けてアップいたします。

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[雨173] 第37章 絵には真実が隠されている(3)ひとつの結末 

【海に落ちる雨】第37章その(3)です。
深雪との会話の後半。深雪の心の動き、そして未来への決意も確認してやってください。
これが深雪と真が直接会話を交わす最後になるのかな(実は人生の中では、あと一度触れ合い? があるのです。手紙だけれど)。この後、ニアミスシーンは残っていますが、それは置いといて……
そもそも未練たらたらなのは真の方? そう言えば真って、美沙子の時も未練たらたら、思えばりぃさにだって、未練というのか後悔というのか……過去を引きずるタイプだったか。いや、でものど元過ぎれば、かもしれません。
ま、本命は別にいるし??(言い過ぎだ)

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[雨174] 第37章 絵には真実が隠されている(4)歩きにくく豊かな脇道 

【海に落ちる雨】もいよいよ終盤。第37章その4です。ワンシーンなので切り処が無くて、今回は少し長いのですが、その分次回(37章最終回)はかなり短い(けど、濃い?)。
今回は、澤田のところに会いに行く真です。これでようやく、一通り決着がつきます。
次回が第37章最終回で、第38章がついに本編最終章。ラストスパートですね。おまけの終章がくっついていますけれど(いや、おまけというよりも結構大事?)。まさかこのまま京都に行かずに終わったら怒るよね^^; 
安心してください、行きますよ!(多分)

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[雨175] 第37章 絵には真実が隠されている(5)開かれた扉の向こう 

【海に落ちる雨】第37章その5です。
澤田から(あるいは蓮生家、新津圭一からも)託されたフェルメールの絵を持って真が訪ねたのは、竹流の仲間で恋敵?の葛城昇のゲイバーです。こんな状態で行ったら餌食になりそうだけれど、そこは百戦錬磨の昇が上手くあしらってくれるでしょう。
37章の最終回、この次はいよいよ本編最終章です。静かにラストスパート。

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[雨176] 第38章 そして、地球に銀の雫が降る(1)魔王は獲物を逃さない 

いよいよ本編最終章に突入しました。いったいこのお話を書いたころは何を思っていたのか、どんな本を読んで、どんなニュースを見て、どんなことを感じていたのか、長い年月がたってからこうしてブログにアップしていく過程でその感情を思い出していました。あの「闇」への怒りがあって……その結果としてこの物語が生まれてきたんだなぁと思うと、感慨深いものがあります。
まだまだこの先、主人公たちは心の傷を背負って闘って行かねばならないようですが、ひとまずは最終章の最後の言葉にたどり着くまで、もうしばらくお付き合いください。
あ。孫タイトル、またふざけています。気になさらず……

そうそう、以前から何度か書いておりましたが、いつも物語を書く時には自分にとっての「キラキラシーン」が最初に湧き出してきて、そこに向かってひたすら書くのですが、まさにこの第4節と第5節はすごい勢いで書いていた記憶があります。
今回のキラキラシーンは、シーンじゃなくて、ごく短い言葉なのですが(別に特別な言葉じゃないけれど)……何度も言いますが、この一言を言うのに、ここまでお膳立てしてやらなきゃいけなかったのか? ほんとに、何でもソツなくこなす人だけれど、本気になると肝心の言葉がなかなか出てこないようでして。苦労しました。
その最終章、少し長いのですが、ようやく、京都です! お楽しみください。
あ、初回はまだ新宿にいますけれどね(^^)

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[雨177] 第38章 そして、地球に銀の雫が降る(2)言葉より重いもの 

【海に落ちる雨】はTOM-Fさんご推薦? の診断メーカー「本の感想聞いたったー」(https://shindanmaker.com/608968)から、以下のような感想を頂きました(もちろん、全て冗談ですって。ただ適当に日替わりでランダムに出てくる言葉らしい^^; でもカオスの中から出てくる言葉は、言い得て妙?)。
【海に落ちる雨】
 奥園「泣きっぱなしだった」
 稲崎「青春小説として評価されるべき」
 石木「感動した」
え? 青春小説? 泣く? 出てくるのってアラサー~アラフィフばっかりだけど。
別の日に入れてみたら……
 田島「複雑な話だった」
 横坂「過去の恋愛を振り返りたくなった」
 石木「ばかにしてたけど意外といい」
ちなみに。
【天の川で恋をして】
 横坂「率直に言うとR-18」
 田島「涙が止まらなかった」
 相模「映画化されるべき」
……R-18って……そうだったのか……(実は超純粋なラブストーリー±ホラー?)

さて、ついに再会です。なのに、あの人たちったら、言葉足らずの寸足らずの舌足らず。何やってるんでしょう。
そして、【清明の雪】から引っ張った伏線?、和尚さんの「お見事」な蘇生術(やっぱ陰陽師だったか)も、ガッテン頂くと、嬉しいなぁ。

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【海に落ちる雨】登場人物
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Category: ☂海に落ちる雨 第5節

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[雨178] 第38章 そして、地球に銀の雫が降る(3)新宿、その大きな海の中で 

【海に落ちる雨】ラストスパート中(その割には更新が遅い?)
前回、珠恵が言った言葉。
「いつか、きっとあなたにお礼を致します。それが何かは、うちにも今はまだわかりまへんけど」
これは、真の息子・慎一のことなのですね。もちろん、この時はまだ真も珠恵も知らないことですけれど。珠恵は慎一にとっては日本にいる母のような人。実の母、つまり真の嫁はどうしたって? え~っと、その話はまた今度。

長い章なので、どこで切るか、ものすごく悩んだんですが、ちょっと中途半端なので、実は前回の予告のところまで行きつきませんでした^^; あれ? 予定外だなぁ??

【雨】が終わったら、慎一の続きも書かなくちゃ。でも、どうなるのか、この通勤時間。
もう英語のヒアリングするくらいしか、することがないなぁ……あ、民謡の練習!

 登場人物などはこちらをご参照ください。
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[雨179] 第38章 そして、地球に銀の雫が降る(4)愛の終着駅と始発駅 

今日、ついに全ての予約投稿が終わりました。今までも予約投稿していたところもあったのですが、ここの所、手直ししながらやっていたら、予告がずれちゃって、反省しました。えっと、実は今回も! 予告に追いついていないのです。
夕さんに指摘されたあとなのに^^;

今回の主役は美和と仁。
2人の恋の行方に少しばかりお時間をいただきますね。
う~ん、こうしてみるとやっぱり仁はカッコいいかも。

孫タイトルはまた遊んでいます(#^.^#)
『愛の終着駅』って私のカラオケ十八番のひとつ? だったりして。え? 知りませんよね^^;^^;

 登場人物などはこちらをご参照ください。
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[雨180] 第38章 そして、地球に銀の雫が降る(5)酒と泪と男の言い訳 

本当は一気にアップしようと思ったのですが、いくらなんでも長すぎるので、やっぱり切りました。一気にアップすると13000文字あって……
それはともかく、遂にラストシーンその1です。
でも、この話はエピローグまで繋がっているので、まだ「つづく」なのですけれど。
取りあえず今回はあの男の言い訳をいっぱい聞いてやってください。

あ、また孫タイトルで遊んでいますが、TOM-Fさんから頂いたコメントにあった『酒と泪と男と女』から……女がいないので削ったら座りが悪いので、言い訳をつけ足したら、せっかくの歌のイメージが飛んじゃった。あれは「男は黙って……」なのに、喋ってる?
でもまぁ、あの二人ですから、相変わらず、言葉足らずですけどね。

 登場人物などはこちらをご参照ください。
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