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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【旅2018・グランドサークル】旅行記予告編 

夕陽のグランドキャニオン
2018年9月、偶然にも日程の都合で羽田発にしていたアメリカ大旅行。本来なら台風で甚大な被害を受けた関西国際空港から出るつもりだったのですが、色々あって、仕事を始めてから○十年にして初めての大型夏休みを取ったので、3連休を駆使して平日休みを最低限に抑えて旅をしてきました。この日程では、私の希望の場所を全部巡るツアーは羽田発しかなかったのです。
憧れのグランドサークルツアーです。
旅行記は2017年のスペイン旅行があと2つ(石紀行入れたら3つ)残っているので、それが終わってからですが、まずはダイジェスト版を。でもダイジェスト版だけでも大旅行記。おかげさまで、まだ微妙な時差ボケ後遺症が残っていて、夕方から夜はもう異常に眠くて、ブログがお留守になっていて済みません(;_;) 折しも秋の週末はお仕事絡みのお出かけと三味線大会の練習で行ったり来たり。夜はますます眠いです(@_@)
グランドキャニオン1
グランドサークルとは? 検索して頂いたらすぐに出てくると思いますが、主としてアメリカ西部のユタ州・アリゾナ州にまたがる大きく円を描いた「大地球を感じるサークル」です。
以前、ニューメキシコ州のサンタフェからインディアンの居住区を巡った事がありましたが、その時から「いつかは」と思っていたものの、その旅の時に感じたことは「これは個人旅行で回るのは無理!」でした。1日に大阪/東京を往復するなんて移動は当たり前の旅になるのです。さすがにレンタカーなんて異国で運転したくないし(しかもすごい距離)、個人で交通機関をチャーターしたりキャニオンなどの入場予約をする手間と値段を考えても団体旅行しかないなぁと。
でも、私、団体のツアーに参加したのって、カンボジアに行ったときのみ。ドキドキしながら羽田の集合場所へ。
私は唯一の関西からの参加者だったので、皆さんはもう一旦集合して解散した後。でも、結果的に、最高の添乗員さんと、ユニークでちょっとスパルタな現地ガイドさん、職人気質の運転手さん、そして何よりツアーメンバーに恵まれて、ものすごく楽しい旅でした。
グランドキャニオン2
旅は、羽田→サンフランシスコ→フェニックスから入って、まずはグランドサークルの目玉、グランドキャニオンです。
トップに挙げた写真は、別の日に見に行ったグランドキャニオンの夕陽ですが、観光初日も最高のお天気に恵まれて、丁度雲の影も美しくて、光と影のコントラストがものすごく美しかったです。
しかし! たしかにすごいんですよ、グランドキャニオン。でも、デカすぎてもうすごさが分からないレベル(@_@) 100万円がすごい大金だって事は分かるけれど、10億円と言われたらもう大金かどうか分からないって、そういう感じ? 
セスナ
分からないついでに、遊覧飛行に参加してみました。参加するまで一番不安だったのはこの遊覧飛行。落ちるとか、エチケット袋必須とか、あれこれ前情報が多くてドキドキ。でも結果的にものすごく良かった。上空から見るとコロラド川がよく見えます。
セスナから見たグランドキャニオン
このか細いコロラド川がグランドキャニオンを作ったのですよ。キャニオン、というのは渓谷、即ち、水が削った地面に出来た底掘れ。雨になると怒濤のコロラド川の激流が作った渓谷。月からも見える地球の景色です。
ホースシューベント1
翌日はホースシューベントとアンテロープキャニオンへ。上はホースシューベントですが、コロラド川がくるっと回っていて、面白い形ですが……問題はこの立地(なんとなく気配が見えるでしょうか)。旅行記ではその辺りもじっくりご案内いたしますね(大海、びびっています)。
そして、アンテロープキャニオンです。今回の旅で最も期待していたのは、アンテロープキャニオンとアーチーズ国立公園。そのひとつであるアンテロープキャニオンにたどり着いて大感激。ここはナバホ族の管理下にあって、すごい砂地を乗り合いジープで入り口まで行くのですが、もう完全に気分はインディジョーンズです(o^^o)
アッパーアンテロープキャニオンPM1
実は、今回の旅でこのアンテロープには2回行ったのです。最初はこのツアーで、2回目はラスベガス滞在中に別の旅行会社の現地ツアーに参加したのです。なぜ2回も行ったのか? アンテロープキャニオンには、アッパーとローワーの2箇所があるのですが(正確には「エックス」という第3のキャニオンもあるそう)、日本からのツアーではアッパーアンテロープキャニオンにしか行かなかったのです。何があってもローワーに行きたいと思ったのと、運がよければアッパーのビームが見れるかも、と。
アッパーアンテロープキャニオンAM1
上の2枚の写真、大体同じような雰囲気の場所なのですが(同じかどうかはもうあまりにもよく似たところがあってよく分からない^^;)、上の方は午後2時頃、下の方は11時頃です。光の入り具合で、写真の暗さが違うのですね。それにちょっと立ち位置やカメラの位置を変えると暗さや形や色合いが変わる。目で見た印象では、そんなに違った印象ではなかったのですが、写真になってみると余計にはっきりしています。
アッパーアンテロープキャニオンPM2
そんなアンテロープキャニオンは、ある写真家が「素晴らしい場所がある」と発表してから有名になって、今ではすごい観光客が押し寄せる場所。上の方を見上げて写真を撮れば、人は写りませんが、回りにはすごい数の観光客がいるんですよ^^;
ミトンポイント1
次に訪れたのは、モニュメントバレー。西部劇でよく見る景色ですね。
この景色の中へ入っていくジープツアーがあって、ツアーのみんなで参加します。時間に応じてかなり奥まで行くことも出来るようですが、我々はとりあえず入門編?でしょうか。でもこの景色を見ていると、予想していたよりもずっとテンションが上がりました。
ウマの上の人
馬に乗ったおじさんがサービスで立ってくれます。なんかそれっぽい景色になりますね。
そして、この日の宿泊はこんな素敵な朝陽が見えるロッジでした。あれこれ失敗もあったのですが、それはまた本編で(o^^o)
モニュメントバレー、実はもう一度行って、ゆっくりしたいと思った場所です。
モニュメントバレー朝陽2
さて、その翌日はアーチーズ国立公園です。ちなみに、アンテロープキャニオンやモニュメントバレー、セドナは国立公園ではなく、特に前2者はインディアン居住区の中にあるため、観光は彼らのツアーに参加します。いわゆるアメリカ政府の定めた国立公園とは違うのですね。
国立公園では「あるがままの自然」を楽しむのが基本。グランドキャニオンではしばしば落雷があって山火事になるそうですが、それもまた自然の摂理。このままでは周囲の「被害が拡大して相当甚大」とならなければ、そのまま消火しないんですって。もちろん、ものを持ち込んだり、ものを持ち出したりしてはいけません。天気が悪かったら行くのは諦めてね(橋もないし、地面は川になるし、たまに鉄砲水で死んじゃうし)、というのは国立公園もインディアンの管理区域も同じ。
ウィンドウズセレクション1
アーチーズ国立公園は、グランドサークルでは一番端っこにあって、ツアーでは結構省略されることがあります。実は、ここが入っているというのでこのツアーを選択したのでした。
岩塩層、節理、砂岩層、複雑な地形に、風や水や様々の浸食が加わって、なんだか説明しにくいあれこれの結果、こんな独特の地形ができあがったわけですが、これが現場に立つと、写真以上に感動。すごい壮大な景色なんですよ。
ダブルアーチ2
あ、マッチ棒の役割になる人が上手く写っていませんね。でもね、本当にすごくすごくデカいんです。この景色、映画好きの人ならぴんときたかも! そう、私も大好きな『インディジョーンズ』の『失われたアーク』に登場したダブルアーチです。
でも、一番見たかったランドスケープアーチはツアーに組み込まれていなくて、残念。このアーチたち、次々と崩れて行っているので、一番細いところは1mしかないランドスケープアーチはあと何年もつのか……その前に再チャレンジしたい。
ブライスキャニオン2
アーチーズの翌日はブライスキャニオンです。ここは、欲を言えば夕陽と朝日を見たかったけれど、昼間でも十分に美しい。ここもキャニオン=峡谷ですから、水の勢いで削られた地形なのですね。
そう言えば、このツアーはそれぞれの場所で1-2時間程度ののハイキングがついていたのです。ただバスから降りて観光するのではなく、その場所を歩く、ってのが魅力。でも、恐ろしく暑かったので、ちょっと大変だったりしました(@_@)
ブライスキャニオン1
地層が見えますよね。
その後、ザイオン国立公園へ。アメリカ人に大人気のこの国立公園、ここまでずっと砂と岩ばかりで全く水気のなかった旅、この公園の水の音はもう本当に癒やしでしたね。日本人はやっぱり湿気がなくちゃ!? 
われわれが歩いた部分は歩きやすい道だったのですが、最奥部に行くとものすごい景色だそうですよ。川の中を歩いたり、岩登りがあったり、かなりしっかり装備をしていかなくてはならないそうで、最後まで行き着く人はなかなかいないのだと、か。
ザイオン1
ラスベガス入りの前にバレーオブファイヤーへ。
実はこのグランドサークルにはウェーヴと言って、抽選で1日限定20名しか入れない(しかも抽選に当たったとして、地図とGPSを渡されて個人的に頑張って行く。行き倒れそうな道のりらしい。「抽選にあたったとして、あなたに炎天下を10km歩く事が可能かどうか、もう一度自問自答してみてください」って申し込みの注意に書いてあるそうな)ところがあるのですが、そこはとても行けそうにないので、ちょっと雰囲が似たところの一つということで、このファイヤーウェーヴ(赤いウェーヴ)は楽しみにしていたのでした。
ファイアーウェーヴ1
あのすごいウェーヴには届きませんが、こちらもなかなかの景色でしたよ。
ファイアーウェーヴ2
炎天下で砂地を歩くところが多くて、なかなか大変でしたけれど。
そして、眠らない街・ラスベガスへ。2泊したのに、私、ラスベガスの滞在時間わずか14時間くらい? それもほぼ睡眠時間(眠らない町だけれど寝た)^^; なぜならば、夜中の3時半集合で真夜中に帰ってくるという弾丸現地ツアーに行ってしまったからなのですね。
どうしても見たかったアッパーアンテロープキャニオンのビームとローワーキャニオン。そしてトップの写真のグランドキャニオンの夕陽を見るツアー。
ビーム、感動でした。これは午前中の最後のほうしか見ることができないそうで、要するに天井部分が狭くなったアッパーキャニオンのほぼ真上から太陽の光が入り込む時間帯にしか見ることのできない、そういう景色なのですね。それ以外の時間は光が斜めに入るからビームにはならない。
アッパーアンテロープキャニオン@ビーム1
こちらもじっくりとレポートさせて頂く予定です(^^)/
アッパーアンテロープキャニオン@ビーム2
そして、アッパーと違って、天井部分が開いて足元が狭い形のローワーキャニオン。天井部分が開いているので、光が多く入るため、何より写真が美しい!
ローワーアンテロープキャニオン1
何かのコマーシャルでも使われていたそうですが、この景色は一見の価値ありです!
ローワーアンテロープキャニオン2
でも、ツアーのみんなと仲良くなっちゃってて、離脱して別の現地ツアーに参加するのがちょっと寂しかったくらい。本当に居心地のいいツアーだったのですよ(ツアー参加歴多数の皆さんに言わせると、そんなことは滅多にない、偶然にも特別に素敵なツアーでした。なにより添乗員さんのお人柄かな~)。案の定、現地ツアー(日本人ばかり)は、若いグループやカップルばかりで、しかもすごい人数で疲れちゃいました。でも景色は最高だった。
最後の日はセドナに行きました。ボルテックスに登る事は出来なかったのですが、たしかに癒やしの力が溢れているように思いました。登りの多いハイキングだけど、足取りが軽かった?とか疲れなかった?とか(たぶん思い込み?)。
それに、「私の水晶」との出会いもありましたよ。セドナ、またゆっくり行きたい。
ボルテックス
最後に。以前にサンタフェを訪れたときから、いつか出会うと思っていた私のカチーナ(インディアンの精霊たちの人形)。なかなかぴんとくるものがなかったのですが、今回、この旅の中でブルーコーンメイデン(青いトウモロコシの精霊、メイデン=少女の姿で表される)に出会い、おうちに来て頂きました。それにトラディショナルタイプのカチーナ(マザー=母なる精霊です)にも。
カチーナ
また改めてご紹介いたします。


帰国後、時差ボケと日常業務と積み残しの仕事で手一杯で、コメントを残しに行けていなくて済みません(;_;)
でも、しっかり読ませて頂いています! またコメント書きに行きますね。あ~でも、再来週に新しい会(死生学の勉強会)を立ち上げるので、準備もあってばたばた。

せっかくの3連休なのに、1日は栗の渋皮煮を作るのに明け暮れ、三味線大会の練習もあって、さらに、今日はヴァレリー・アファナシエフ(1947年生まれ)のピアノコンサートに行ってきました。
いや~、美しいベートーヴェンでした。何しろ『悲愴』『月光』『テンペスト』『熱情』というすごいプログラムで、弾く方も大変だろうけれど、聴く方も覚悟しなくちゃ!と思っていたのですが、予想に反して、何とも心地よい、交感神経と副交感神経がほどよく揺らぐような何とも言えない時間でした。『悲愴』の第2楽章のあの有名なフレーズが美しい、と思ったのは当然として、『テンペスト』の第3楽章がもう泣きそうになるほど、光る水が流れるような美しさで、いや、まいりました。
若いピアニストももちろんよいのですけれど、こういう渋くも美しいピアノはやっぱり年の功なのかしら。スケールの美しさなんて、もう魂がふわ~っと浮き上がりそうなのですよ。
うちのピアニスト・慎一坊ちゃんのテーマでもある『熱情』はやっぱり私にとって最高のベートーヴェンのピアノソナタなのですけれど、いつも交感神経だけで突き抜けそうになるのに、今日は(たしかに交感神経>副交感神経だけど)なんか『熱情』の別の側面を見た感じがしました。
あ、この秋の芸術活動はまたまとめてご報告いたしますね! 何しろウィーンフィルが待っている(o^^o)(わくわくわくわく)
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Category: アメリカ・グランドサークルの旅2018

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