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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

ソ連(2) 戦車の上からカーネーション 

ソ連
当時、もちろんデジタルの写真なんて思いもしなかった時代、そして旅行に持っていくフィルムの数も限られていて、今のように何枚も記録的に写真を撮ることもなかった時代、バカちょんのカメラでろくな写真はないのですが……発見したので、アップいたします。

先日、記事(NEWS:マトリョーシカ)に書かせていただいた、月曜日の夜、モスクワで見た戦車の大集団、その時、戦車の上のカッコいい兵士さんに手を振った私たち(バカ丸出し!)に、なぜか投げていただいたカーネーション。
花瓶に4本のカーネーションがあります。
記憶があいまいですが(何せ20年以上前…)、確かこのうち3本は自分たちのために1本ずつ買ったもの。
何しろ殺風景でしたから、ちょっと心の癒しにと買ってみた。
花は駅の地下の露店みたいなところで結構売っていたりするのですね。
で、4本目が戦車の上から飛んできたカーネーション……(#^.^#)

これはホテルの一室です。
以前に書きましたが、両替したらルーブルの札束が返ってきた時代。
それでも、国内でのレートと、外国人に対するレートはずいぶん違ったと聞いています。
町を歩いていると、ドルを持っていないかと声をかけられること、複数回。
ちなみに英語は全く通じませんが、たまに日本語で話しかけてくる人がいたりする。
戦争の影響…だったんでしょうね。

そして、ホテルで過ごしていた夜……
夜中にドアをノックする音が……
やって来たのはホテルの従業員の女性。
何か、日本のものを分けてくれないかというのです。
当時、日本製のストッキングがお土産にものすごく喜ばれるとは聞いていて(今なら、ヒートテック?)、まさかと思っていくつか持って行っていたのですが、さっそく役立ち……さらに、私たちの使っていたウェストポーチとかを欲しがられたので、差し上げたりしました。

本当に、生活に必要なものがなかったのですね……


兵隊さんと言えば。

モスクワからレニングラード(現在はサンクトペテルブルグ)には夜行『赤い矢号』で行ったのですが、夜行のコンパートメントは4人(日本と同じように上下、向かい合わせのベッド)、私たちは3人だったので、もう一人、同室の方がいたのですが……

それがなんと、イケメンの若い兵士さん。
なぜか、ほとんど言葉は通じないのに大盛り上がり。
彼女の写真を見せてもらい、財布に日本語で何でもいいからサインしてくれと言うので、彼の名前をカタカナで書きました。あの財布…良かったんでしょうか……

そこへ車掌さん、登場。
例のごとくどってりとしたオジサン。
旅行前情報により、夜行列車の中で車掌さんがロシアンティーを売って小遣い稼ぎをしているとは聞いていたのですが、本当に売りに来られました。
もちろん、旅行のお決まりはこなさなければ、と購入。

取っ手をつけたグラスに熱いティーを注ぎ、ジャムを入れてくれる。
ここまではOKだったのですが……
そのまま飲もうとすると、『違う違う、お前らは間違っている!』とのゼスチャー。
何か、飲み方の作法が?と思ったら、いきなり、砂糖を複数個!!!!!……記憶は曖昧だけど、たしか5個くらい、飽和状態を超える量までグラスの中に放り込まれてしまったのです!!!
あぁ~~!! 私のロシアンティーがぁ~!!!

もちろん、飲め飲めとせかされて、飲むしかなかったのですが……
これまでの私の人生の中で、底にジャムと溶けない砂糖がどん!と堆積した紅茶を飲んだのは、あれが最初で最後です。

そして、イケメン兵士さん。
眠るときはうつ伏せで寝ておられました。可愛い寝顔、ごちそうさまでした(*^_^*)
友人は、やっぱり兵隊は腹を上向けて寝ないのよ…って、それ本当?

レーニン廟少年2赤の広場前
左から、レーニン廟の兵士さん、愛想よくモデルになってくれた未来のイケメン、赤の広場の兵隊さん。
他にも、一緒に写真を撮ってくれた人は多数。露店の綺麗なお姉さん、旅行中のカップル、タクシーやバスの運転手さん、街角の子供たち、迷い込んだ正教会の見張りのおじさん……みんな、ありがとうでした。
歩くボートをこぐ
そして、盗み撮り?
公園の湖畔を散歩中の兵士さんたち。なぜか、一人でボートに乗っている兵士さん。
休日も制服なんですね。ちなみに、兵士さんの横のボートの二人、男性二人に見えます。
同性同士でボートって、日本で見ると…って感じだけど、別に変なことはないみたいです。
それより、一人の兵士さんが気になります。


さて、まだまだ続くソ連の話題。
次回は郵便局と、ハイジャック事件?
記録(写真)より記憶に残る旅、とはまさにこの国からの最大の贈り物、だったかも。


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Category: 旅(あの日、あの街で)

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