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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

イタリア(2) 後篇:水浸しのヴェネツィア 

アクアアルタ
海と陸地の境目がちょっと分からない、微妙な景色……

ホテルを出た時は、そんな大したことはないんじゃないの、と思ったのですが、サン・マルコ広場に近づくほどに、だんだん水っ気が多くなり…ある橋を渡ったら、橋の向こうは水没していました。
そして、後はもう、取りあえず水浸し。
晩秋から冬にかけて、高潮(Acqua Alta…イタリア語で高い水)の時に見られる景色です。
アクアアルタ
靴カバー
靴カバーはこんなふうに使います(^^)
この膝ギリギリくらいまで水が迫ってくるような場所もあります。
そしてもちろん、サン・マルコ広場が最もひどく水に浸かっています。
これは、わざとそうなるように広場が作られているからなのですね。サイフォン式に広場に水を引き込んで、他には水がいかないようにしてあるとのこと。
って、路地もどこもかしこも水だらけなんですけど。
お店の中もホテルの1階も、ドアを開けて木の板をはめ込んで少しばかり水をせき止めているのですが…いやいや、相手は水ですよ?
サンマルコ
そう、前日の板は、こうやって人が歩くための通路だったのですね。
ご覧ください、この水没したサンマルコ広場。数々の映画や小説、漫画でも、世界で最も美しいと称えられた、通常であればハトさんたちも飛び交い憩う広場。
でも、少しでも町が沈まないようにと広場に工夫がなされていることを思えば、そういう人為も加わっての美しさなのかもしれませんね。
ちなみに、どの程度水没するかは年によって違うみたいです。
この年は、結構沈んだみたいで、後から新聞に載っていました。
広場には、こんなに沈んだ年もあったよ的な、過去の写真が飾ってあったり。
ぴーちゃん
お巡りさんも出動中。でも、このおまわりさんたちはだべってばかりで、あんまり何もしていない感じだったのです。一方で、女性のお巡りさんは、てきぱきと誘導を……うーむ。
寺院
サン・マルコ寺院に入るのも一苦労です。
何かキャンペーンらしく、ピサの斜塔の絵が…
サンマルコ
サン・マルコ寺院の塔から見下ろしたらこんな感じ。

というわけで、写真を発見したので載せてみました。
いやはや、臭いをお届けできないのは、やっぱり残念(こだわりすぎ^^;)。

最後に、ちょっと素敵な写真を。
そう、水浸しだろうが、臭かろうが、アモーレの国ですから。
恋人たち

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Category: 旅(あの日、あの街で)

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イタリア(1) 前篇:麗しのヴェネツィア 

アクア・アルタ
まずは美しい水の都をご覧ください(^^)
今日は、麗しいヴェネツィアの景色を前後編でお届けいたします。
写真が多くてごめんなさい。でも、今回は写真が命?です。

日付が入っていますね。びっくりしました。もう8年以上前だとは……
もちろん、デジタルではなくアナログの写真ですが、これは効果を狙ったのではなく、自然にこんな青になってしまったのです。この日のこの時間に撮った写真だけがこの色なんです…
今では、色などデジタルで変えることができますが、それでも偶然や自然の一瞬の奇跡ってのがあるんでしょうね。(ね、limeさん…(^^))
ごんどえーり
そして、これは客を待っているゴンドリエーレ(ゴンドラの船頭さん)たち。
ところで、ゴンドラですが、少し傾いているんですね。
ゴンドラ
これではちょっと分かりませんが、実は乗るとなると、結構この傾きが怖い。
だって…この運河、正直あまり美しくありません(ね、しのぶさん…^^;)。
そして、前回お伝えした通り、かなりな臭いなのです。
絶対に落ちたくない!と思うと、ちょっとした傾きに恐怖を感じるのでした。
もちろん、理由があります。ゴンドリエーレさんが左に乗ってバランスがとれるように左舷の方が右舷よりも25cmほど長いのだとか。

私たちが着いたのは午後。
サン・マルコ広場にはなぜかこんな風に膝よりも高い、正直ちょっと邪魔な、橋みたいな通路が??
サンマルコ
私たちを呼び止めたのは、露店のお兄ちゃん。
『今日は泊まるのか?』
『うん』
『じゃ、明日のために絶対買っとけ。損はさせねぇ』
靴カバー
何だか分からないままに購入しました。
ベニス
上はヴァポレットの乗り場。この町は運河だらけなので、もちろん電車やバスは通っておらず、電車の駅は町の外。町までの交通はこの水上バスのような乗り物です。
向かいの島をご覧ください。地面はほぼ水面の下ですよね。海抜はマイナスに見えます。
そして夜。ホテルの窓を開けると、この美しい風景とともに、潮風が部屋に吹き込んできます。
ベニス
そう、臭いをお届けできないのが残念です。

翌朝の景色は後篇の記事で……

Category: 旅(あの日、あの街で)

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