【雑記・小説】 実在もの
明日、土曜日が公務なので、今日は代休です。でも夕方に職場に行かなければならないので、何だかイマイチな代休ですけれど。というわけで、【死と乙女】を推敲しながら、ちょっと記事を書こうかな、と。
ピックアップコラムの第2弾ですが、前回記事とは内容が変わっているので、結果的に無関係になっています。
今日の話題は小説に登場する『実在もの』。
実は前出の記事では、ラブホの話しかしていない、という残念な内容だったので、あえてリンクは入れません^^;
でもこの記事は、ちょっと関係あるかも。ご興味があれば、クリックして覗いてみてくださいね。
【物語を遊ぼう】13.ロケハンと聖地巡礼・前篇→主にロケハンについて
【物語を遊ぼう】13.ロケハンと聖地巡礼・後篇→主に聖地巡礼について
さて、この【海に落ちる雨】第1節に竹流と真が無計画に新潟に飲みに行ったので、帰れなくなってラブホに泊まった……(何もしていません^^;…のはず?)というエピソードが出て来まして、そのラブホは(実は石川県に)実在していた(今もあるかどうかは不明)ということで……
私も同じシチュエーションで泊まったことのあるラブホ『大名屋敷』がモデル。
いえ、ラブホって予約いらないし、安いんですよね。
でもあとにも先にも、そんな理由で泊まったのは1回だけ。だって田舎では、ほかに宿泊施設がないのですもの。
そう言えば、某田舎の病院で、家族が泊まるところがなくて、近くにあるラブホテルにいつも多くの「患者さんの家族」が泊まって大繁盛。お蔭でそのラブホは増築したとか。
その後、出産ブームがあったかどうかは不明です^^;
で、『大名屋敷』。
これがまた、田舎で土地があまっているのか、平屋で別荘タイプ。車は自分の泊まる部屋に横付け。
部屋の名前にはそれぞれ、戦国時代の武将の名前が……あれ、大名じゃなかったかな?
何だか記憶が曖昧です。
『実在もの』……ファンにとってはその物語の舞台になった場所や、物語の中に出てくる物が、ものすごく大事だったりするんですよね。
そして、訪ねてみたい、買いたい、という気持ちになることもありまして。
(だから、聖地巡礼に行くのです(^^))
映画などはロケ地というものがあるので、そのロケ地にファンが行くというのは、かの『東京ラブストーリー』の四国の某駅などでもあったかと思います。あるいは韓流ドラマで、雪だるまでチュウのシーンの公園とか。
あるいは、番組で某アイドルが行ったという理由で、ある店が流行るとか。
私にとって印象深い話は、漫画の『NANA』で、2人のNANAが一緒に住んで、お揃いのマグカップを持つ、というので、そのマグカップがある雑貨屋さんに本当にあって、多くのファンが買いに行ったという話。
そうか、そんなことになるんだ、とちょっと感心したりしたものです。
この漫画では、実在のお店(バーだったかな?)も出てきていたようで、そのお店が紹介されたりもしていました。
物語が素敵であれば、その場所に行ってみたり、その物を触ってみたり、あるいは食べ物なら食べてみたい、ということになるのですよね。
よくあるのは、(今話題の?)煙草かな。
ちょっとおしゃれな外国タバコとか(NANAにも出てきますが)、真似して買った人もいるのでは、と思ったりします。(今これ言うと、禁煙学会に怒られるかしら……)
帽子やアクセサリーもそうかな。
でも、映画・ドラマ、あるいは漫画で出てくるときは、絵として登場するので、流行に繋がりやすいんだろうけれど、小説では文字なので、これを上手く描写して惹きつけて使いこなすのは難しいかもしれませんね。
逆に、実は『実在しないもの』が書かれているのに、あまりにもリアルに書かれているので、実際に存在すると思ってファンが「どこにありますか?」と聞くようなこともありますね。
私がクラシック音楽に嵌る理由となった竹宮恵子さんの【変奏曲】、舞台はヴィレンツというウィーンを下敷きにされたと思われる架空の町。
藤沢周平さんの作品で登場する架空の藩・海坂藩。
これらは古い時代の物語なので、よりいっそう「あるかも」という気持ちにさせられるのですが、現代のお話でも架空の町を舞台にしたお話は多々ありますね。
あ、横溝正史先生の作品群ももちろんですよね(そんな名前の村はイヤ~という名前ですけれど^^;)。
『実在もの』を使って、物語にリアルな感じを醸し出すアイテムにする。
『実在しないもの』をリアルに感じさせて、書き手の力量を感じさせる。
どちらも、詳細にそのものや場所を書く・描写することで、物語に厚みを感じさせられたらいいなぁと思うのです。
あ、でも、実在しないものをリアルに感じさせる、というのは、小説そのものがまさに「そういうもの」ですよね。(ちょっと話を複雑にしてしまった……(..))
ただ、ちょっとだけ『実在するもの』をこっそり交えると、何だか自分でも楽しくなることがあるのですね。
【清明の雪】では、主な舞台になったお寺は架空のものですが、彼らが訪ねる京都の北の果てのお寺(多分観光案内書には載っていません)は実在するもの。
今度また、何か『実在するもの』をこっそり使ってみたいと思ったりしています。
大好きなあの石鹸とか。
大好きなあの本とか。
大好きなあの北海道のお菓子屋さんのアラレとか(って、なぜバームクーヘンじゃないの…^^;)。
そして、誰かが気になってそれをいつか手にしてくださったら(あるいは舞台なら、その場所を訪ねてくださったら)すごく嬉しいなぁ。
あ、でも、『大名屋敷』は……探さない方がいいと思います^^;
(誰も探さないって!)
そうそう、最近、一番多い検索キーワードは、ずばり『〇〇巨石』なんです。
小説じゃないけれど、これ、すごく嬉しいんですけれど……(*^_^*)
そうか、今度『巨石探偵』が出てくる話でも書こうかな。
って、何を推理するんだろう? 歴史ミステリー? 時代が古すぎて分からないことばかり。
名前は、stoneをもじってストウ、巨石だからダイ、なんてのはどうだろう??
いや、いっそ、そのまんま、巨石と書いてオオイシ、名前はレイ(よくレイラインが絡むから…)。
いやいっそ、2人探偵で。
(全く予定はありません^^; なのになぜ真剣に考えるのか??)
ピックアップコラムの第2弾ですが、前回記事とは内容が変わっているので、結果的に無関係になっています。
今日の話題は小説に登場する『実在もの』。
実は前出の記事では、ラブホの話しかしていない、という残念な内容だったので、あえてリンクは入れません^^;
でもこの記事は、ちょっと関係あるかも。ご興味があれば、クリックして覗いてみてくださいね。
【物語を遊ぼう】13.ロケハンと聖地巡礼・前篇→主にロケハンについて
【物語を遊ぼう】13.ロケハンと聖地巡礼・後篇→主に聖地巡礼について
さて、この【海に落ちる雨】第1節に竹流と真が無計画に新潟に飲みに行ったので、帰れなくなってラブホに泊まった……(何もしていません^^;…のはず?)というエピソードが出て来まして、そのラブホは(実は石川県に)実在していた(今もあるかどうかは不明)ということで……
私も同じシチュエーションで泊まったことのあるラブホ『大名屋敷』がモデル。
いえ、ラブホって予約いらないし、安いんですよね。
でもあとにも先にも、そんな理由で泊まったのは1回だけ。だって田舎では、ほかに宿泊施設がないのですもの。
そう言えば、某田舎の病院で、家族が泊まるところがなくて、近くにあるラブホテルにいつも多くの「患者さんの家族」が泊まって大繁盛。お蔭でそのラブホは増築したとか。
その後、出産ブームがあったかどうかは不明です^^;
で、『大名屋敷』。
これがまた、田舎で土地があまっているのか、平屋で別荘タイプ。車は自分の泊まる部屋に横付け。
部屋の名前にはそれぞれ、戦国時代の武将の名前が……あれ、大名じゃなかったかな?
何だか記憶が曖昧です。
『実在もの』……ファンにとってはその物語の舞台になった場所や、物語の中に出てくる物が、ものすごく大事だったりするんですよね。
そして、訪ねてみたい、買いたい、という気持ちになることもありまして。
(だから、聖地巡礼に行くのです(^^))
映画などはロケ地というものがあるので、そのロケ地にファンが行くというのは、かの『東京ラブストーリー』の四国の某駅などでもあったかと思います。あるいは韓流ドラマで、雪だるまでチュウのシーンの公園とか。
あるいは、番組で某アイドルが行ったという理由で、ある店が流行るとか。
私にとって印象深い話は、漫画の『NANA』で、2人のNANAが一緒に住んで、お揃いのマグカップを持つ、というので、そのマグカップがある雑貨屋さんに本当にあって、多くのファンが買いに行ったという話。
そうか、そんなことになるんだ、とちょっと感心したりしたものです。
この漫画では、実在のお店(バーだったかな?)も出てきていたようで、そのお店が紹介されたりもしていました。
物語が素敵であれば、その場所に行ってみたり、その物を触ってみたり、あるいは食べ物なら食べてみたい、ということになるのですよね。
よくあるのは、(今話題の?)煙草かな。
ちょっとおしゃれな外国タバコとか(NANAにも出てきますが)、真似して買った人もいるのでは、と思ったりします。(今これ言うと、禁煙学会に怒られるかしら……)
帽子やアクセサリーもそうかな。
でも、映画・ドラマ、あるいは漫画で出てくるときは、絵として登場するので、流行に繋がりやすいんだろうけれど、小説では文字なので、これを上手く描写して惹きつけて使いこなすのは難しいかもしれませんね。
逆に、実は『実在しないもの』が書かれているのに、あまりにもリアルに書かれているので、実際に存在すると思ってファンが「どこにありますか?」と聞くようなこともありますね。
私がクラシック音楽に嵌る理由となった竹宮恵子さんの【変奏曲】、舞台はヴィレンツというウィーンを下敷きにされたと思われる架空の町。
藤沢周平さんの作品で登場する架空の藩・海坂藩。
これらは古い時代の物語なので、よりいっそう「あるかも」という気持ちにさせられるのですが、現代のお話でも架空の町を舞台にしたお話は多々ありますね。
あ、横溝正史先生の作品群ももちろんですよね(そんな名前の村はイヤ~という名前ですけれど^^;)。
『実在もの』を使って、物語にリアルな感じを醸し出すアイテムにする。
『実在しないもの』をリアルに感じさせて、書き手の力量を感じさせる。
どちらも、詳細にそのものや場所を書く・描写することで、物語に厚みを感じさせられたらいいなぁと思うのです。
あ、でも、実在しないものをリアルに感じさせる、というのは、小説そのものがまさに「そういうもの」ですよね。(ちょっと話を複雑にしてしまった……(..))
ただ、ちょっとだけ『実在するもの』をこっそり交えると、何だか自分でも楽しくなることがあるのですね。
【清明の雪】では、主な舞台になったお寺は架空のものですが、彼らが訪ねる京都の北の果てのお寺(多分観光案内書には載っていません)は実在するもの。
今度また、何か『実在するもの』をこっそり使ってみたいと思ったりしています。
大好きなあの石鹸とか。
大好きなあの本とか。
大好きなあの北海道のお菓子屋さんのアラレとか(って、なぜバームクーヘンじゃないの…^^;)。
そして、誰かが気になってそれをいつか手にしてくださったら(あるいは舞台なら、その場所を訪ねてくださったら)すごく嬉しいなぁ。
あ、でも、『大名屋敷』は……探さない方がいいと思います^^;
(誰も探さないって!)
そうそう、最近、一番多い検索キーワードは、ずばり『〇〇巨石』なんです。
小説じゃないけれど、これ、すごく嬉しいんですけれど……(*^_^*)
そうか、今度『巨石探偵』が出てくる話でも書こうかな。
って、何を推理するんだろう? 歴史ミステリー? 時代が古すぎて分からないことばかり。
名前は、stoneをもじってストウ、巨石だからダイ、なんてのはどうだろう??
いや、いっそ、そのまんま、巨石と書いてオオイシ、名前はレイ(よくレイラインが絡むから…)。
いやいっそ、2人探偵で。
(全く予定はありません^^; なのになぜ真剣に考えるのか??)
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Category: 小説・バトン
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