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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・旅】熊本・天文台のある宿 

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熊本旅行記その1は南阿蘇ルナ天文台さんです。
最近、1年に1度は星空を見る系の宿にチャレンジしてきたのですが、いつも曇りでした。
今年は初めて晴れたのです。
中秋の名月でしたが……^^;

ところで、日本には、いわゆる公開天文台というのが100以上あるそうです。
でも宿泊施設がある天文台というのは多くはないようです。
そして天体望遠鏡の口径ですが、一部100cm以上の大きな口径の望遠鏡があるところもありますが、およそ60cm前後くらいまでのものが多いようです。その中で、こちらの望遠鏡は82cm。
かなり口径も大きいのですね。


さて、上の写真はそのペンションの入り口のドア、かなりおしゃれです。
この取っ手、内側は左右で形が違うのです。色々なところにちょっとした遊びが。
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こちらはフロント。まさにお月見バージョンですね。
そしてこんな素敵なインテリアも。すべて星で統一されている感じです。
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こちらは小さな図書コーナー。椅子も手作り感あふれています。
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天文ガイドのバックナンバーが揃っています!
昔、中高生の頃、購読していた時のものもありました。ちょっと懐かしくてしばらく浸ってしまいました。
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また、こんな小さなサロンがレストラン横にあります。暖炉つき。
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そう言えば、以前、別の天文台付の宿に泊まったことがあるのですが、11月で無茶苦茶寒かったです。
そもそも星の綺麗なところ、しかも星が綺麗に見える季節と言えば、寒いですよね。
しかも、この系統の宿は暖房ばっちりなんてことはあまり期待しない方がいいようです。
ちなみに、毎年行っている高千穂の夜神楽なんて、11月(~2月ごろ)、開けっ放しの場所で一晩中神楽ですから、強烈です。でもその後の黒川温泉がものすごく幸せなんですよね。
それはともかく、この暖炉、見た目にあったかくていいですね。
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参考までに、泊まった棟はこんな感じ。本館にもお部屋があるのですが、今回はこの離れのような建物に泊まらせていただきました。

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外には、こんな風にハンモックやブランコがあります。
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さて、いよいよ天文台へ。
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雨の日にはプラネタリウムがあって、そちらを楽しめるようにしてくださっています。
では、天文台へ登って行きます。
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こんなおしゃれな階段です。手すりにはアイアンのオブジェ。
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そして、この上には、この迫力ある望遠鏡があるのです。
毎日8時から、天体観測会があって、宿泊客は誰でも参加することができます。
でも、今回利用したのは、コズミックプランという宿泊プラン。
これは10時くらいからと、時間は遅めなのですが(天体観測会の後)、ほぼ貸切状態。
やはりこういうお宿ですから、子どもさんとかいっぱい来ておられるんですよね。
沢山の人がいて、子どもさんたちがいると、どうしても遠慮してしまうし、じっくり見ることはできないだろうなと思い、このプランを利用させていただきました。
50分間の貸切状態、大正解です。しかも、かなり延長してくださったりして。
星のコンシェルジュさんはとても親切な方で、宿泊前からお電話を頂いたりして、プランを立ててくださるのです。
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しかし! この日は中秋の名月。しかも満月。星を見るには最悪の環境ですが……でも晴れたのは良かった。
上はちょっとボケているけれど、中秋の名月。
望遠鏡では、クレーターまでもしっかり見せていただきました。
この大きな望遠鏡で見ると、まるで月の周りの「空気感」まで見えるような世界でした。
光自体がゆらゆらと揺れているのまで見えるんですね。
ちなみに、もうひとつ小さめの望遠鏡があって、月はそれで十分なのですけれど。
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それから、恒星をいくつか……まず、夏の大三角の3つの星を望遠鏡で見せていただきました。
望遠鏡で見ると、「ちょっと大きな光」程度なので、コンシェルジュさん曰く「みなさん、ちょっとがっかりされるんですよ」とか。
いやいや、光の色までくっきりですよ。
同じように光っているのに、こと座のベガは25光年、わし座のアルタイルは16光年、白鳥座のデネブは1411光年。
そういえば、真剣に距離を考えたら、織姫と彦星が1年に1度会うのは無理、なんて話もありましたね。
(それは夢のない話だけれど)

今回見せていただいた星で一番は、白鳥座のアルビレオ。
ガミラスとイスカンダルじゃありませんが、二重星なのですね。
肉眼では一つの星に見えるのですが、望遠鏡では、くっきりと赤っぽい星と青白い星、ふたつの星が並んで見えました。
宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」でサファイアとトパーズって言ってましたっけ。
アルビレオというのはアラビア語で「鳥のくちばし」ということ。
まさに白鳥座のくちばしにあたる部分の星です。
そういえば、星の名前って結構アラビア語由来のものがありますね。
冬のダイヤモンドのひとつ、おうし座のアルデバランもアラビア語由来でした。
砂漠の国では、きっと星が頼りなんですね。
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これがアルビレオ。「北天の宝石」です。

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星雲などを見たい場合には、やはり新月の夜を狙った方がいいようです。
星雲のひとつひとつの星の光は弱いので、月明りで掻き消えちゃうんですね。
月もなく、雲もなく、そんな日って、なかなか当たりませんけれど。

機会がありましたら、ぜひ、訪れてみてください。
阿蘇の雄大な景色にも感動しますし、それにペンションもいい感じです。
……天文台つきの宿泊施設は、大方、合宿所みたいな食事のところが多いのですけれど(それでも泊まるところと食べるところがあるだけいいのかも)、ここはちゃんと美味しいお食事でした(^^)

というわけで、熊本の旅・第1話『星空散歩』閉幕です。
お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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Category: 旅(あの日、あの街で)

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