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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・あれこれ】シンプルがいちばん~Life is Beautiful~ 

ある日の夕陽
今日、NHKを見ていたら、昔の少年シリーズの解説番組をやっていました。私がリアルタイムで見たことを覚えているのは『七瀬ふたたび』だけで、後は年代によっては何となく見たことがあるような、無いような。
『時をかける少女』を原作とした『タイムトラベラー』や、『ねらわれた学園』などを原作とした『未来からの挑戦』など、当時同年代の少年少女を惹きつけたドラマが多く放映されていたのですね。
今では、これがアニメなど別の作品になっているのだと思いますが。

今日の番組はその中でも『未来からの挑戦』を取り上げていました。
勇気ある現代の少年と未来から来た少年が、もともとは敵同士だったのに、心を通わせてより大きな敵と闘う、ついでに女の子(紺野美沙子さん)との仄かな恋もあり、というお話。
あらすじ書いちゃうと、「なんだ、それだけ?」で終わる……昔読んでいた・見ていた少年少女向け物語って、ほんと、単純明快過ぎて。
でも、その紹介番組を見ながら思ったのです。

単純な方が伝わる。

未来から来た少年が、最後はもちろん未来に戻るのですが、当然のことながら、現代の少年は「どうしても行くのか?」ってな話になるわけですね。
彼が去ってから、彼が残していったペンダント?から声が……
「それぞれが生を受けた時代で精一杯生きよう」

なんだよ、それだけかよ、なんですけれど……じーんと来ちゃいました。

そう言えば。
山下達郎さんの『クリスマスイヴ』はAメロとBメロしかない。同じフレーズを繰り返して歌詞を乗せているだけ。
先日ご紹介した藤井フミヤさんの『TRUE LOVE』。フミヤさん、初めての作曲だったのでものすごく簡単なコードしか使えなかった、と。
でも、どちらもメガヒットです。
私が大好きな村下孝蔵さんの『夕焼けの町』。故郷を歌っているのだけれど、「すべて貧しいけれど 美しい」という歌詞がある。「美しい」なんてありふれた単純な言葉なのに、胸に響く。

小説を書くときには、「美しいものを、美しいと書いてはいけません。描写をして、美しいという言葉を書かずに美しいということを伝えなくてはならない」。これが小説のお作法、なんでしょうけれど……
本当にそうなのかな。いや、もちろん正しいんだろうけど、描写が過剰になってもけばけばしくなるだけで、かえって伝わりにくくなってしまうことも。

加減の問題かもしれません。でも決め台詞は結構単純だったりする。
『海に落ちる雨』……相当に複雑で、どうやってこの絡まった糸を解くんだ? って話ですが、解いて最後に残った台詞はごく単純で「○○○○○」。
この一言を言わせるためだけに、よくもまぁこんなに長い話を書いたなと、自分でも感心。
(逆に、某キャラには言いたい。こんなにお膳立てをしなけりゃ、言えなかったのか、と。)

そう言えば、家を建てる時に、積水ハウスの人が言っていた言葉。
床の色とか壁の色は「迷ったら明るい方にしなさい」。
これも単純な真実だなぁと、今しみじみ思う。(あれ、関係ないか……)

シンプルで分かりやすい言葉で、奇をてらうことなく伝える。
なぜなら、大事なことは結構単純だから。
でも、ついつい、捻っちゃうんだよなぁ。
だって、「人生は少しばかり複雑な方が面白い」んだもの。ね。
だから、ここぞという時に、シンプルで力強い言葉をぶつける。
それが大事なのかもしれませんね。

以下は、自作絡みの呟きなので、読み流してくださいませ。

二代目真
「人生は少しばかり複雑な方が面白い」
これは、実はうちのキャラ・真シリーズの素っ頓狂姫、真の従妹の葉子の台詞。
アニキ(実は従兄)の嫁になりたかったけれど、どうやら彼には想い人がいる、それならアニキの親友と結婚して、アニキの想い人とは親友になっちゃえ! って、話をややこしくしてくれた。で、こんなことを言うんですよ。

本編の中にはものすごい数のエピソードが入っていて、もう収拾がつかないように見えていますが、その入れ子式?展開には、一応それぞれに意味があって……
「袖擦り合うも他生の縁」
これが物語の真実です。言ってみたら、これも単純な言葉なんだけれど、物語に起こしてみたら複雑。

今回も、短く終わるつもりが、予定していた内容(もとはシンプルだったのに)を書くだけでも話が膨らんでいくのを止められず、長くなっている『人喰い屋敷の少年』ですが、シンプルどころか、登場人物の数の分だけ複雑になっていく……
そうか、短編では登場する人物の数を少なくしなさい、って言われたことがあったなぁ……だって、袖擦り合うも他生の縁……とか言ってたら、どんどん長くなって短編じゃなくなる……

八少女夕さんのscriviamo!に、複雑の権化みたいな真シリーズの子孫たちの恋物語の続編を書いた。その物語はそもそも単純なシンデレラ物語だったのに、夕さんちの物語の舞台やキャラを絡めさせていただいたら、またどんどん複雑化の気配が……
自分で複雑化のドツボを踏んでいるのだけれど。
このラリーのような競作(共作?)の複雑さはある意味歓迎でもあるのだけれど、発起人の夕さんが大変そう……

そもそも、可哀相な世紀のカップルは、身内に一番の難関を抱えていて(花嫁のパパ)、簡単にくっつきそうにない。くっつくためにはこのパパを懐柔しなきゃならない。
でも、今回、絡んでくれそうな山西サキさんのところのミクは、また困ったことに(困ってないか…・・)、この花嫁のパパと同じ歌手。
花嫁のパパ=2代目真はロック~ポップス歌手ですが、まさにポップスとクラシックの融合でボーカルグループにも属していて、ただ今ツアー中でもうすぐローマにやって来る。何しろすごいおじいちゃんっ子で、その影響でもともと遊びでオペラなんか歌ってたりしてたんです。Nessun dorma~……なんちゃって、ロックコンサートの最中に。
しかも、花嫁のひいおじいちゃん(【死と乙女】の慎一)はそこそこ有名だったピアニスト→指揮者で、もう80代後半のはずですが、非常勤ながらもまだ現役の音楽学校の講師(ローマ在住)かつ若い歌手を育成する歌劇団の支援者。
何だ、この「待ってました!」的な流れは……
と思ったら、またまた妄想が走りだしちゃったよ……
(ちなみに……芸は70からですからね! 朝比奈隆さん・桂米朝さん・13代片岡仁左衛門さんが言ってました……しかも慎一には一代目真の分も長生きしてもらわなくちゃ!)

しょうがないから、もう一度言おうかな。
「人生も物語も、少しばかり複雑な方が面白い」
え? シンプルな方がいいって話だったんじゃないの?
う~ん。
人生の話を書くと、こうなっちゃうんですよね。

何はともあれ、話をまとめますか。
そう、単純でも複雑でも、「Life is beautiful !」
(フミヤさんの歌のタイトルでした(*^_^*))
あるいは、マコトがよくやる手でもいいな。
「何か分かんないけど、なんとかなってるから、ま、いいか!」
マコト1

*文中のヘタな人物イラストは、20年以上も前に描いたらしい、その花嫁のパパ・二代目真。若いころですね。
*最後の可愛いマコトのイラストはlimeさんから頂いたものです(^^) かわいい~
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Category: あれこれ

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