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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【学院七不思議シリーズ】番外編・松江ループ(3)君を忘れない 

offkai.png
すっかり遅くなってしまいましたが、オリキャラオフ会・ハリポタトリオ高校生編の第3話です。
ちょっと長いのですが、これをさらに2話に分けて引き延ばすのは忍びなくて、一気に12000字です。いや、もうさっさと終わらせろよ、ってことですね。
しかも、なぜあっさりと引き下がれなかったのか、あれこれと拘っちゃいましたよ。下手するとこの倍の長さになりそうでしたので、ある程度端折らせていただきました。
一応、大団円、ということで、お楽しみください(*^_^*)

Special Thanks to:夕さん、ダメ子さん、けいさん、TOM-Fさん、サキさん、ふぉるてさん、cambrouseさん、limeさん


【学院七不思議シリーズ】番外編・松江ループ(3)君を忘れない
~学院の8つ目の謎と闘え!~


 松江駅まで戻るのに、どうせなら宍道湖を見ていこうということになって、僕たちはまた歩き始めた。途端に「あ」と杉下が声を上げる。
「この近くに、シジミ丼のお店があるんだ」
「シジミ丼! なんて素敵な響きなんだろ」
「さっき3つも饅頭を食べただろう」
「相川君、あれは饅頭じゃなくて、練りきり」
 美味しかったら饅頭でも練りきりでもどっちでもいいんだけれど、という男子の意見には、杉下は納得いかないようだ。

「僕らって、育ち盛りなんだよ。だいたい、饅頭、じゃなくて練りきり、食べたのって随分前じゃない? もうお昼だし」
 そう、遊覧船観光を一時間近くも楽しんでいたのだから。でも、いつの間にか、指令とかそっちのけで松江の町を楽しんでないか、僕ら?
 杉下は旅館でもらった地図を広げて場所を確認すると、すたすたと歩き始めた。僕は相川を促して後を追う。スナック、食事処、居酒屋などが本当に何気ない町並みの中に溶け込んで並んでいる地方都市の商店街に、目的の店、『蔵』は直ぐに見つかった。

 僕らは小さな中庭が見える座敷に案内された。座敷と言っても個室というわけではなくて、後ろの席の人の背中がぶつかりそうなくらいなんだけれど、そんなことは宍道湖名物シジミをふんだんに乗っけた丼を前にしては、どうでもいいことだった。
蔵のシジミ丼
「すっごいシジミ」
 杉下が思わず声を出したのも頷ける。丼鉢の中には、ご飯が全く見えないくらい、これでもかというようにシジミが犇めいている。同時に「いただきま~す!」と叫んで食べ始めた杉下と僕を横目でちらっと見た相川は、一度ふと中庭の方を見て、それからようやくシジミ汁のお椀を取り上げた。
 まぁね、北海道育ちの彼には、今さら「特別な料理」なんてないんだろうけれど。

 でもシジミ汁を口にした相川は、あ、という顔をした。僕と杉下は何となく顔を見合わせて、自分たちもシジミ汁のお椀を取り上げた。
「あ、美味しい。こういう汁ものを頂くと、日本人でよかったぁってしみじみ思うよね」
 その意見には僕も賛成。相川は、と思って見ると、返事はないけれど、珍しく穏やかな顔でシジミ汁を味わっていた。
 でも、やっぱりちょっと顔色が悪いかなぁ? いつもこんな顔だっけ? 無愛想なのはいつものことなんだけれど。

「シジミ汁で思い出したけど、新学期から食堂のメニュー、ずいぶん変わるんだってね」
「あれ? 杉下さんっていつもお弁当じゃなかったっけ?」
「うん。でも、たまには食堂に行くよ。それにメニューにはちょっと興味があるの。こんなには美味しくないけど、シジミ汁、結構好きだったんだけど」
「野菜とか魚とかの具だくさん味噌汁に替わるんだっけ。シジミ汁って、なんか二日酔いのサラリーマンのためのメニューみたいだかからかな」
「成長期の若者には栄養バランスが大事ってことね。あぁ、でもこんなに美味しいシジミ汁だったら、毎日食堂に行くのに」
「でも、僕たちがこのループから抜け出せなかったら、新学期は来ないし、新しいメニューには出会えないってことだ」
 唐突に相川が身も蓋もないことを言う。ほんとに、デリカシーとかないんだから。
 ま、事実だけど。
 

「やっぱり、このお札、怪しまれてない?」
 支払いを終えた後、ぽつりと杉下が言った。
「うん。僕らが持ってるお札、古いみたいだ」
「別の人が払ってるお金見たら、伊藤博文じゃなくて夏目漱石だったね」
 しみじみと時代が違うのだということを感じて、僕らは少し黙り込んだ。

 うじうじ考えても仕方がないので、気分転換にちょっと遠回りして宍道湖を見ていこうということになった。
「うわぁ。やっぱり大きいのね」
 当たり前だけれど、向こう岸は見えない。日本で七番目に大きい湖、海とは随分距離があるけれど、いくつかの川で繋がっているので、汽水湖ともなっている。大きな自然の力みたいなものを感じる。ここはその宍道湖の東の端っこに当たる場所だった。

「あ」
 珍しく相川が声を出した。
「何?」
「いや、何か光ったみたいな……というより、何か落ちて来て水しぶきが上がったみたいな……」
「ほんとに? 見間違いじゃないの?」
 湖には光が照りかえる。水面は凪いでいて静かだ。相川は黙ったまま湖面で跳ねる光を見つめている。それから自信がなさそうな顔で僕を見た。
 あれ? その表情、さっきの猫に似ている? って、そんなこと言ったら怒られそう。

 しばらく僕たちは言葉を交わさずに湖を見ていたけれど、事前に調べておいたバスの時間に遅れるわけにはいかないので、慌てて松江駅に引き返した。
 湖から離れる時、近くの公衆トイレの外に取り付けられた水道で身体を洗っている妙な格好の人を見かけた。
 仮装大会でもあったのかなぁ? でもって、湖に落ちた? あれ? 相川が見た水しぶきって……
 ま、何はともあれ無事でよかった。
 でも、一体どこから落ちたんだろう?


 八重垣神社。
「ご祭神はスサノオノミコトとクシナダヒメ。スサノオノミコトはヤマタノオロチを退治した後、クシナダヒメの両親の承諾を得て正式な結婚をしたの。それが現在の結婚の原型だったんだって」
「え? もともとは違ったの?」
「伝説なんかじゃ、それまではほとんど親の反対を押し切って駆け落ちとか略奪婚とか、ちゃんと結婚って形をとっていなかったのよ」
「駆け落ちに略奪婚! なんか古代ってエキセントリックだったんだなぁ」
 相川はやっぱり無表情。

 僕たちは社務所に行って百円を払っておみくじとなる薄紫色の和紙をもらった。相川は「僕はいいよ」って言ったけど、杉下が強引に三枚貰ってしまった。拝殿の左にある門をくぐって奥に進むと佐久佐女の森がある。木の根っこが網の目のように地面をはっている。やがて目的地の「鏡の池」に到着。
 そこには先客がいた。
 そう、まさに僕たちが会いたかった『マニア受けする』三姉妹だ。僕たちが近付いていくと、一瞬、不審者を見るような視線が向けられた。
 い、いや、決して怪しいものでは……

「こんにちは」
 声を掛けると、三人はきまりが悪そうな表情で池の面を見た。
 あ、そうか……恋占いの最中だもんね。変なタイミングで話しかけっちゃったかなぁ。何かその先に会話になりそうなことを探しながら、僕は彼らが浮かべたと思しきおみくじの和紙を見て、あ、と思った。さて、何と伝えたものか……
 逡巡していると、いきなり僕の脇から相川がボソッと言った。
「一円玉じゃ、なかなか沈まないと思いますよ」

 あ、言っちゃった。そう、彼女たちは何を思ったのか、十円玉とか百円玉ではなく、一円玉でチャレンジしていたのだ。これはまさにチャレンジだよね。
「やっぱりね。だから言ったじゃない」
「だって、もったいなから一円玉でいいって言ったの、ダメ美お姉ちゃんだよ」
「いいのよ。どうせ私たちは縁遠いんだから」
「だから五百円玉でしようって言ったのに」
「五百円玉はありえないよ」
「せめて五円玉……」
「だって、五円玉、財布になかったもの」
「やっぱり縁がないのよ、私たち。だって、もう一時間以上待ってるのに」

 口々に言いたいことを言い合っている。なんかいいなぁ。僕には兄弟がいないから、何となく羨ましかった。彼女たちの占いの紙に浮き出た文字は「金運にめぐまれる縁・北と東・吉」「信念をもて願いかなう・西と北・吉」「静かに待て運開く・南と東」と、それなりにいいことが書かれているものの、恋愛に関する言葉はない。
「じゃ、これどうぞ、使ってください」
 そう言って杉下が可愛い巾着から五円玉を出してきた。何だってそんなに五円玉があるの?
「お祖母ちゃんが数珠状にしてくれるんだもん」
 なんか、杉下のお祖母さんって雰囲気ありそう……

「でも、今さら、人からもらったお金を追加するなんて」
 次女って感じのちょっとかわいい子が(でも、多分年上だよね)遠慮がちに言った。
「金運にめぐまれる縁、ってそこに書いてあるからいいんじゃないでしょうか?」
「それにこちらにもメリットがあるんです。ぜひ、お願いします。多分これ、縁結びだから」
 杉下が追加した。あ、そうか。『マニア受けする三姉妹と縁を結ぶ』……指令にあったよね。なるほど、五円玉で縁結び、ってわけか。逆に、そんな程度でいいんだね……

 とか言っている間に、彼女たちの運命を占う和紙はいろんな方向へ動き始める。あっち行ったりこっち行ったり、これまで一時間の間にも随分彷徨ったのだそうだ。沈まないままで。
 すると、相川が五円玉三枚を杉下から受け取り、立て続けに見事なコントロールで三姉妹の占いの紙の上に五円玉を投げ重ねていった。
 紙は見事に沈んでいく。
 相川って、マジシャン?
 後からこそっと「すごいね、どんなコツがあるの」と聞いたら、「もうずいぶん経ってたから、紙は十分に水を吸っていたし、あとちょっとの刺激で沈むところだったんだ。だから特別なことは何もしていない」と事もなげに言ったけれど、いや、僕が言いたいのはコントロールのコツだよ。

「そう言えば、同じ旅館でしたよね?」
 あ、気が付いていたんだ。
「それだけじゃなくて、実はお城まつりの『半にゃライダーショー』の会場でもお見かけしました。あれ、そう言えばねこちゃんはどうされたんですか?」
「ヘブンは、あ、猫の名前ですけど、ねこちゃんファンの集いに参加してます。後で旅館まで送り届けてくださるそうで、しかも夜はナオキと満沢さんも同じ旅館に泊まられるそうですから、宴会になるかも……」

 そのうち彼女たちが興味津々で僕たちの占い用和紙を見た。あ、僕たちの占いが残ってるんだ。
 そんなガン見されたらやりにくいんだけど……と思いつつ、僕たちは注目を浴びながら、占いの紙を「鏡の池」に浮かべることになった。
 え? 結果はどうだったか? 杉下の紙には「開運のきざしあり」と出た。和紙は結構遠くへ行って、そこそこ時間が経ってから沈んだ。まぁ、高校生の紙がさっさと沈んだりしたら、それこそどうなのよって感じだと思うけれど。でも、僕のは「信念を持て、願い叶う」とあって、すぐ近くで、杉下のよりもかなり早くに沈んだ。

 えっと……相川の視線がちょっと怖い。
 実は、僕は彼の妹と仲がいいんだ。勉強を教えてあげたり、相談ごとに乗ったりしている。世間的に言うと、付き合っているということになるのかなぁ。噂は結構広まっているから、横で杉下が「ふ~ん」と意味深に僕の顔を見た。シスコンの兄貴に殴られないようにね、と言っている顔に見えた。

 で、問題の相川のは……
「あ、あれってイモリ!」
 本当だ。ちょっと季節が微妙だから出てこないのかと思ったのに、まさに相川の浮かべた紙の傍にやって来て、しばらくつついているように見えた。この池でイモリを見ることができたら、幸運が訪れるって話なんだ。
 浮き出た文字は「待ち人来る、大切にせよ」。
 彼は、誰を待っているんだろうか。ま、占いなんて、いいように解釈するだけなんだけれど。

「なんか、イモリが遊んでるみたいね」
 何が気になったのか、イモリが相川の紙を弄んでいるように見えた。そのせいかどうか、短い時間に紙はあっちいったりこっちいったりで、しかも驚いたことに、相当の短時間で沈んでいった。しかもかなり近いところで。
 相川は隣で無言。杉下も僕もあっけにとられていて、三姉妹は何か感心したように僕たちの方を見ていた。
 僕にはイモリが引きずり込んだように見えた。
 なんてのか、「こいつは誰にも渡さないぞ」的な外力をイモリに感じたのだ。考えすぎかな。

 夜の再会を約束して三姉妹とは別れた。
 杉下が気を取り直したように咳払いをして、あの「伝言の紙」を取り出した。今朝、ホテルのフロントで渡された紙だ。手触りも何もかも、さっき浮かべた紙と同じだった。
 杉下は僕たちの顔を見て、それから池に浮かべた。
 浮き出た文字は……ねこなわけないがや。
 な、なに? それだけ?

「どういう意味?」
「ねこのわけがない、ってことかな」
「あ、四人目のオッドアイのことかも。やっぱりそうか。じゃ、もう一人、オッドアイの人がいるってことかぁ。私たちが四人目は猫? なんて言ってたから、注意してくれたってわけ? なんか馬鹿にされてるみたいだけど」
「旅館再会率高そうだから、戻ってみる?」
 杉下と僕があれこれ計画を話し合っている時、相川がふら~っと僕らの傍を離れていった。杉下と僕は顔を見合わせ、慌てて後を追いかける。


「相川君、どこ行くの?」
 話しかけても返事がない。いつも通り無表情な感じで、ちょっと見たところいつもの相川なんだけど、意識がここにないみたいに見える。そう言えば、昼前から少し顔色が悪かったような気がしていたんだ。
「ね、バスの時間に遅れちゃうよ」
 それでも相川は僕たちの言葉を無視して歩いていく。
 神社の敷地を出て、集落の家々の間の細い道を、まるでよく知っている場所を歩いているようにすたすたと進んでいく。少し進むと道は農道のようになり、周囲の景色は畑や低い山並み、それに少し曇った空が手の届く場所のように見えた。
松江1
 杉下と僕はもう開き直っていた。僕たちの占いの紙に書かれた「吉」の方角は全て東。相川はその東の方向に向かっていた。道は車も通れないような道になり、やがて池の脇を通って、また少し集落の建物が見えてくる。杉下は冷静に地図を分析している。彼女は珍しく「地図の読める女」なんだ。男の僕の方が、むしろ勘に頼っている。
「神魂神社に向かってるのよ」
 距離にして約二キロメートル、二十分ほどで僕たちは問題の神社の入り口に立っていた。
松江2
 相川は立ち止まることなく参道の鳥居をくぐり、高い木々に覆われた階段を上っていく。僕たちは相川の後を黙ってついて鳥居をくぐった。口も利かないし、何かに憑りつかれているようにも見える相川だけど、ちゃんと手水舎で作法通り手と口をゆすいで身を清めた。


 神魂神社。かもす、って読む。本殿は現存する最古の大社造で国宝に指定されていて、伊弉冊大神(イザナミ)と伊弉諾大神(イザナギ)を祀る神社と言われているけれど、中世末期ごろからのことで、それ以前の祭神は不明だそうだ。
 この神社を造ったのは、大国主命に出雲大社祭祀をするようにと命じられた天穂日命と言われているけれど、『出雲風土記』にも『延喜式神名帳』にも神魂神社についての記載はないんだそうだ。隣にある出雲国造家の私的な斎場だったという説もあるし、もしかするともともとは土着の古い神様を祀る場所だったのかもしれない。

 観光スポットというわけでは無いようだけれど、その本殿は、いわゆる瑞垣に囲まれているわけではないので、すぐ傍に行って見ることができる。古い木で、よく朽ちることもなくここまでもっていたのだと思う。
 相川が作法通りにお参りをする傍で、僕たちも同じようにお参りをした。そう、少し相川の様子を心配しながら。
 横顔は白っぽく、唇だけが赤く見えている。耳にかかる髪が光で震えているようで、僕は思わず見とれてしまう。手の届かないものを遠くから見守っているような気持ちで、僕は手を合わせた。
 ずっと、友達でいれますように。

 その時、杉下が僕をこついた。
「何?」
「あのね、さっきからつけられてるのよ」
「え?」
 振り返りかけた僕を、杉下が鋭く制する。
「振り返っちゃダメ」
 僕は小声で確認する。
「どんな人か見たの?」
「ううん。何か視線を感じるんだけど……」

 と言っているうちに、相川が本殿を離れて境内の中をすたすたと歩いていく。見失っては事と、僕らはとにかく後を追いかけた。
 小さな社の奥に、不思議な場所がある。二本の木の間に竹と注連縄のようなものが渡してあって、結界を作っているように見えた。その中には、一段高くなった石の囲いの中に竹で編んだようなものがある。
「神籬だ」
「ひもろぎ?」
「うん。指令書にあったでしょ。神様が降りてくる場所」
「神籬を越えて、正義貫く猫に導かれて、洞穴に納める……」
 確かに指令書にはそう書いてあった。僕たちは顔を見合わせた。確かに奥の方に小さな洞穴がある。
「でも私たち、まだ納めるためのものを何も持っていないよ」

 杉下がそう言った途端だった。
 相川の身体が足元から崩れ落ちた。身体から力が抜けおちていく様子がスローモーションのように、僕の網膜に映っていた。
 僕が駆け寄ろうとしたその瞬間。
 僕たちの脇を突風が吹きぬけたみたいだった。大きな影が相川の方へ駆け寄り、彼を抱き止める。
「あ」
 思わず杉下が声を上げた。
 それは、「石倉六角堂」で会った、大和さんそっくりの金髪外国人だった。
 

 そして、四月八日夜。
 僕たちは玉造温泉に戻って、湯之助の宿・長楽園の宴会場にいる。一体何が何でここに至り、誰と誰が繋がってこうなってるのか、僕たちはほとんど訳が分からない。でも、何だか大盛り上がりなんだ。
 宴会場の金屏風の前には、大壺に活けられた桜の大きな枝。金屏風には、少し曇っていて見えにくかった月も、見事に写し取られている。

 注目すべきは、この宴会場にも猫用の席が設けられていることだ。一体どうなっちゃってるんだろう?
 最も態度のでかそうな目つきの悪い猫が、その席のボスのようだ。まるで牢名主のように見える。ああ見えて、意外にこの席を楽しんでいるのかもしれない。

 その中に「石倉六角堂」で出会った、相川そっくりの茶虎仔猫もいる。隣にいるのは『半にゃライダー』の役者猫・ナオキだ。やっぱりスターには風格がある。彼が被っているのはにゃんキャップ。スターであることを隠すためのお忍び用キャップだろうか。それに三人姉妹が連れていた白い猫。
 白い猫と茶虎仔猫は、番組スタッフから贈られたらしい半にゃライダーの半にゃ面を被らせてもらって、すっかりご満悦のようだ。
 友達ができて良かったな、と僕は茶虎仔猫を見つめる。その時、茶虎仔猫がこっちを見て「にゃん」と鳴いた。え、っと。まさかね、通じた?

 その傍にいるのは、今度医療系ドラマに主演するスター、『半にゃライダー』の満沢さん、こと、Dr.真田こみかど倫太郎さん。黙っていても笑っているような顔を変えることもなく、番組内では敵対する役の役者やスタッフと一緒に和やかに飲んでいる。
 あ、猫たちがナオキに連れられて満沢さんたちの方へ移動する。みんなにちゃんと紹介するってことかな。

 もちろん、ふてぶてしい猫はそのまま席に残っている。何故か残された彼のところへ、お酌をしに一人の男が寄っていったが、睨まれてすごすごと戻っていった。あの人、茶虎仔猫の絵をくれた美形画家さんの連れの人だ。
 お酌って……ミルクか何かな?

 三姉妹と杉下は何となく話が合うのか、合わないのか、割と仲良く話しているようだ。一番下の子が高校生で、僕たちと同い年っぽいから、話が合いやすいのかも。
「シジミ汁、美味しいね」
 何故か、地味にシジミ汁の話に花が咲いているようだ。

 そうそう、確かに、酒にシジミ汁って合うのかもね。いわゆる宍道湖七珍と言われる魚介類がふんだんに振る舞われていて、僕はもうお腹いっぱいになっていた。そう、特にこの季節はシジミとシラウオが旬で、抜群に美味しいんだって。
「うぅ、シジミ汁、飲み過ぎた」
「分かる。なんか、シジミの呪いみたいに『食ってくれ~』光線がでてるんだよね」
 相川はあまり食欲はないみたいだけれど、シジミ汁だけは美味そうに口にしていた。

 僕はまた宴会場を見回す。
 向かいに、お城で会った四人組の女性がいる。その中の一人は車を颯爽と運転していた、白髪に近いプラチナの髪の女性。オッドアイチームの一人で、敷香と名乗った。時々相川の方を見て、少し心配そうな顔をしてくれる。いい人なんだろうな。それにみんな仲が良さそうだ。

 その隣には、アメリカから来たと言っていた四人連れ。そのうちの一人と目が合って、僕は赤面して下を向いた。さっき露天風呂で見るともなしに見てしまった彼女のナイスバディを思い出してしまったのだ。それに今も、浴衣の袷から谷間がちょっと……
 ちらっと別の席の四人組の方を見ると、あの時僕に「ラッキーだぜ」サインをくれた稔さんが、もう一度僕に「俺たちほんとラッキーだよな」サインをくれた。

 アメリカからの四人連れの中に一人、男性がいる。日本人の女性の旦那さんらしいけれど、尻に敷かれている感じ。
 僕も結婚したら、あんな感じなのかな。鏡の池の占いでは、それはそんなに遠い先じゃないみたいな感じだったけれど。
 そうかぁ、葉子ちゃんと結婚したら、相川は僕の「お兄ちゃん」になるんだ。それも悪くないな。親友で義兄。うん、悪くない。って、気が早いか。まだ親友になってってプロポーズの返事ももらってないし。

 二組の四人組の中から女性二人が、妙に気が合ったみたいで、酒がものすごく進んでいる。あんなふうに、自然に友情を感じ合えるっていいなぁ。それに、女性って、やっぱり強いんだなぁ。あ、なにって、お酒だよ。
 それから、堀川巡り遊覧船で同舟だった、絵になるカップル。カップルなのかどうかわからないけれど、でも絶対、指輪を探しに行く映画とかに出ていそうなんだ。女性の方はオッドアイチームの一人になるわけだけれど、こちらもまた見事な白髪で、時折、ちらっともう一人の白髪女性を見る。オッドアイ同士、魅かれるものがあるのかも。
 あれ? 女性同士か。

 さらに、やや年配で上品な、でも時代がかった感じの異国の男女。どこか面差しが似ているから兄妹なのかな。静かに日本の風情を楽しんでいるようだ。あんなふうに歳を重ねられたらいいなぁ。
 そして、何と大収穫があった。もう一人、オッドアイの人がいたのだ。
 確かに「ねこなわけないがや」だよね。
 その人、言語は妙に訛っているのだけれど、日本語っぽいものを喋っている国籍不明なんだ。日本酒を飲んだら日本語が分かるようになったという話をしていたけれど、それってすごいなぁ。
 でも、いつかそんな時代が来るのかもしれない。いろんな国の人がちゃんと理解し合えるようなツールができて……でも酒の力となると、ちょっと怪しいけどね。

 美形の画家さんの隣にいるのは大柄で「かっこいい」という感じの女性。柔道でもやっていたのかな。すごくお酒が強そうだ。猫にお酌をしに行ってすごすごと戻ってきた男性も一緒に、何となく不思議な距離感で宴会を楽しんでいる。美形の画家さんは、小さなスケッチブックに何か描いている。
 なんか、ちょっと不思議だけれど、いい感じだなぁ。くっつかない三角関係、っていうのかな。
 で、僕らは? うん、多分、僕らだって結構いい感じの高校生トリオのはず。愛とか、そういうのにはまだ遠いけれど、恋したり、友情を感じ合ったり、そして仲間を思いやったり、そんな気持ちは沢山あるから。

 そして、湯上りの浴衣姿がまたたまらなく素敵な『すごい美人』の蝶子さんが、ふと相川の方を心配そうに見てから、僕に視線をくれた。
 ちゃんと守るのよ、と言われている気がした。
 僕は頷いて、そして手元にある髪の束を見つめた。四人のオッドアイを持つ人の神聖な髪。髪には霊力が宿るという。それを清められた和紙で包み、『すごい美人』の髪で結わえてあるのだ。
 問題は、ナオキに頼んで一緒にまた神魂神社に行って、あの神籬を越えて洞穴にこれを供えなければならないってことなんだけれど、どうやってナオキに頼めばいいんだろう?


 実は、僕たちを宴会に呼んでくれたのは蝶子さんだった。
 あの時、神魂神社で僕たちを、というのか相川を助けてくれたのは、茶虎仔猫の飼い主のタケルさんだった。なんか違和感があるけれど、相川の保護者である大和さんのそっくりさんだ。

 もしかして、僕らのことをつけて来ていたのかと思ったけれど、そういうわけじゃないみたいだった。
 神魂神社で僕らを見かけて声を掛けようとしたら、相川が急に倒れたんだって。彼は神社仏閣にある色々なものを修復する仕事をしていて(やっぱりこれって、おかしくない? 大和さんとあまりにも合致する要項が多いよ)、今日から出雲大社に行く予定だったみたい。今日は夕方から、出雲の方で打ち合わせと称した宴会があって、時間的に際どかったんだけれど、茶虎仔猫・マコト(こっちまで何で名前が一緒なんだ)をお城まつりの『半にゃライダーショー』に連れて行ってくれる人が見つかったので(「石倉六角堂」の人たちだね)、空いた時間を利用して、日本最古の大社造の本殿を見るために神魂神社にお参りに来たところだったんだって。

 本当のことを言うと、僕が相川を助けようと手を差し伸ばしたのに、彼が横から掻っ攫って行ったみたいな、変な気持ちだったんだ。
 そっくりな人にも僕は敵わないのかと、ちょっと悔しくて。
 でも、何はともあれ、意識を失っちゃった相川と僕たちを、松江の町まで車で連れて戻ってくれた。救急病院に行って、ただの脳貧血でしょうという診断を受けて、相川が気が付くまで付き合ってくれて、それから玉造温泉に送り届けてくれた。

 そこで、夜桜見物帰りの蝶子さんたちとばったり会ったんだ。
「あれ、どうしたの?」
 まさか向こうから声を掛けてくれるなんて。蝶子さんはタケルさんから事情を聞いて、すぐに旅館の人を呼んでくれた。
 タケルさんは、出雲の約束の時間には遅れたと思うけれど、明日は早朝から忙しいみたいで、旅館の入り口で茶虎仔猫と再会した時も、猫に向かって「明日夕方迎えに来るよ」と言って慌てて出ていった。
 猫はちょっとさびしそうに彼を見送っていたけれど、仲間ができたし、スターのナオキも一緒だったので、すぐに気を取り直したようで、ナオキ御一行様の看板を見て誇らしげに顔を上げた。

 蝶子さんはすぐにでも宴会に行きたかったに違いないのに、少しだけ僕らに付き合ってくれた。部屋まで僕らを送り届けてくれて、さらに旅館の人に布団を敷いてと頼んでくれたけれど、相川は大丈夫だから、と言った。
「ちょっと横になってた方がいいんじゃない?」
「いえ。本当にもう大丈夫です。それより、あなたに折り入ってお願いがあるんです」
「え? 私?」
 蝶子さんは僕らの事情を黙って聞いてくれた。もちろん、説明したのは杉下だ。一番理路整然と物事をまとめて話すことができるのは彼女だから。

 でも、この『すごい美人』が、まさかこの荒唐無稽な話を信じてくれるなんて、僕はその時全く思ってもいなかった。
「そうか。何だか妙なことが起こっていると思ったのよ。時代も、微妙に変だし」
 蝶子さんの理解と受け入れは無茶苦茶に早かった。宴会のメンバー、いつの間にか芋づる式に集まっているから、その中にオッドアイメンバーは沢山いるはずだし、私が頼んであげるわよ、とあっさりだった。
「だから、もちろん、あなたたちも参加よね?」
 まさか、単に宴会メンバーを増やしたいだけ、とも思われたけれど、こういうのを「渡りに船」って言うんだよね?

 宴会が始まるや否や、蝶子さんは僕らを連れてオッドアイチーム巡りをしてくれた。事情を説明しても、誰も「そんな馬鹿なことがあるか!」とは言わなかった。
 やっぱり、ここ自体がかなりおかしいんだな。そして、みんなおかしいと思っているってことなんだ。でも、少しの不安を抱えながらも、みんなこの時を楽しんでいる。
 そう、時々触れ合う不思議な『運命の輪』を。


 と、その時。また余興が始まったようだ。
 大道芸人メンバーが、各参加者から余興出演メンバーを募っている。稔さんが三味線を二丁、担いできて、相川を連れて行ってしまった。
 え? どうして相川が三味線弾けるって知ってるんだろ?
 太鼓役はさすがに素人には無理というので、旅館の仲居さんにお願いする。

 連れて行かれた踊りのメンバーは、大道芸人のヴィルさんとレネさん、アメリカから来たポールさん、猫に睨まれていた玉城さん、『半にゃライダー』キャスト・スタッフはみんなノリノリだ。手ぬぐいで頬かむりをして、鼻に五円玉で作った鼻当てをつけ(五円玉はもちろん、杉下の提供だ。どんなけ持ってるんだ?)、魚籠を腰に、ざるを頭に被って、中腰で尻を突き出しての登場となった。
 稔さんと相川の三味線が乗ってくると、踊りもノリノリになっていく。女性陣とにゃんこたちまで飛び入り参加だ。そしていつの間にか、三味線に重なるカラオケは、『半にゃライダー』のオープニングテーマ。相川と稔さんの三味線も、安来節からメドレー式に『半にゃライダー』テーマへ移っていた。

「きゃ~!」「きゃ~~!」
 はっと気が付くと、シジミ怪人に扮した小和田常務(あ、これは役名だった)が安来節の列に乱入、踊りに参加していたキャシーさんと洋子さんを人質に取ってしまった。
『半にゃライダー』ごっこの始まりだ。
 怪人の用心棒は、侍の被り物が似合うような似合わないようなヴィルさん。そこへ、にゃんこ親衛隊に囲まれたナオキが登場してシジミ怪人と闘う。

「シジミ怪人! お前の望みはなんだ!?」
 満沢さんが叫ぶ。
「全国の食堂の味噌汁を全てシジミ汁に替えてやるのさ! いーひっひ」
「なぜ味噌汁と共存できないんだ?」
「予算の都合だろう! とにかく、シジミはシジミ汁が一番なんだ!」

 あれ……?
 僕と杉下は顔を見合わせた。あ、僕はドジョウ掬いの恰好のままで、杉下はシジミ汁を口に運びかけたところで。
 どこかで聞いた話だ。
 僕たちの学校の食堂は、ずっとシジミ汁だったんだ。それが四月九日、つまり新学期から味噌汁になる(多分、シジミは入っていない)。
 相川の方を見たら、三味線を叩きながら、僕をじっと見つめていた。

 風が吹いたのか、地震のような地鳴りなったのか、一瞬視力が奪われたと思った後、ふと見ると、国籍不明のレイモンドさんと名乗った人と上品な感じの男女が消えていた。
 大きな風のようなものが宴会場を通り抜けていく。耳が引っ張られたみたいな気がする。
 その時だ。金屏風が巨大シジミになって、いきなり口を開けた。
 え? これ、なんかの演出? 撮影? 宴会の余興にしてはお金、掛け過ぎだよね。

「こっちにゃ!」
 その時、ナオキの声が聞こえた。杉下さんが弾かれたような顔をして、みんなから貰ったありがたい髪への、じゃなくて神への捧げものを掴んで、僕らのいる舞台の方へ走り寄って来た。僕は杉下さんと手を繋ぎ、相川の腕を取って、ナオキの声のするままに巨大シジミの中に飛び込んだ!


 ……まさかの、どこでもドア・シジミ版……?
 それとも、誰かが噂していた「龍王様の根の道」?
 そこはあの神魂神社の神籬の後ろの洞穴だった。というよりも、その時には僕たちはすでに洞穴の中の暗闇にいて、ぐらぐらに振り回され、何かに吸い込まれていっていた。
 シジミと神社が繋がっていたんだ……
 そして、もしかしたら、過去の僕たちの学院とも……
「またいっしょにあそぼうにゃ~!」
 最後に、茶虎仔猫マコトの声が聞こえたような気がした。


「それで、結局、食堂のシジミ汁はたった三日で復活したってわけ」
「予算の都合は?」
「うちの学院、島根県松江市にある学校と姉妹校になるんだから、きっと新しくパイプができるのよ。誰の口利きか、分からないけど」
「確かに、そうなれば食堂のメニューから松江の郷土料理を外すわけにはいかないものね」
「まさか、これって、シジミ汁の陰謀だったの?」
「え? シジミ汁が何をしたの?」
「メニューから外されるのが嫌で、学院をループの中に閉じ込めた。メニューから外される四月九日が来ないように。でも、復活が決まったので納得した……」
「えっと、夢を見てたんだよね。まさか、シジミ汁に意思があるなんて……」
「何言ってるの、富山くん。ここに戻って来た時、ドジョウ掬いの恰好だったじゃない」
「二枚目の指令書、どうして島根弁なのかと思ってたんだ」
「え~、シジミが手紙をくれたのかぁ~。しかも宍道湖のね。一通目は普通の文章だったよ」
「一通目もあんまり普通じゃなかったけどね。つまり、最初の指令書は頑張ってみたけれど、次までは緊張感が持たなかったという、小説によくありがちな『尻すぼみ』ってやつよ。気が緩んだら方言が出ちゃったのね」
 なんじゃそりゃ。

 そう、あの宴会の最中、シジミ版どこでもドアを介して、僕たちは突然、学院の食堂に戻ってきた。
 そして、食堂のメニューからシジミ汁が削除されているのを見て、僕たちはあの美味かったシジミ汁の味を思い出した。
 ダメもとで食堂係の先生(なんと小和田という名前なんだ)に掛け合ったら、僕たちの話を聞いてくれた。そこで、丁度姉妹校の話があってね、……なんてことになったのだ。

「そう言えば、八重垣神社で相川君、急に変な感じになったでしょ」
「うん。何かに呼ばれているような気がしたんだ。あの神籬の前に立った時、この場所を記憶して、よく頭の中に留めておくようにって、そういう声が聞こえた。多分、イメージがなければ、その場所に繋がらなかったんだと思う」
「シジミのどこでもドアが?」
 相川は少し微笑んだように見えた。
 そう言えば、あの人、大和さんに本当にそっくりだったね、と言いかけて僕は口を噤んだ。
 相川の恋占いのことも少し気になったけれど、あまり追求しないことにした。
 誰かを想っている。その気持ちは誰にも止められないから。

 でも、オッドアイの髪の毛は何の関係があったんだろ?
 そうか……『袖擦り合うも他生の縁』を繋いでくれたんだよね。やっぱり、人と人は胃袋(と温泉)で繋がっているのかもしれない。
 どこかから、茶虎仔猫の声が聞こえてきた。


 またいっしょにあそぼうにゃ~。

(オリキャラオフ会in 松江 了)



無事に閉幕いたしました、オリキャラオフ会。多分私がラストバッター、ですよね?
細かい点はもう無視してくださいませ。だって、真面目にプロットを立ててもいないし(あ、それはいつものことか)、辻褄が合わないところがそこかしこにあるに違いない。
えぇ、何だかわちゃわちゃと楽しかったということで、許してくださいませ。
いや、久しぶりに、行く先を考えずに「取りあえず書き始めて、次々にハチャメチャな展開にする」というリレー小説を思いだしました。皆様の書かれた部分に抵触しないように気を付けたつもりですが、何だか間違っていたらごめんなさい!

で、これは一体何の話だったんだ??
シジミの呪い?
だって、ループものですからね。うる星に倣えって感じです。
真ったら、シジミに憑りつかれてたのですね。リクの金魚といい勝負だ。
リクが今度、シジミに憑りつかれた少年の絵を描いていたら、それ、きっとこの時のスケッチに違いありません。
いや、もしかすると、イモリと化して見張りに来た某保護者に憑りつかれていたのか……
じゃ、リクがイモリに憑りつかれた少年の絵を描いていたら……(゜-゜)
でも、この鏡の池でイモリに出会えたら、ラッキーなんですって!

松江の『蔵』は以前に行ったことがあったのです。でも、松江の町自体の観光はせずに、レンタカーで通りかかってお昼ご飯を食べただけ……今度はぜひ神魂神社と八重垣神社に行ってみようかな。
風景は、Google mapから頂きました。
それから、よく考えたら、この旅行は「龍王様のツケ」で行けたんですね。ハリポタトリオ、ついつい財布を出しちゃいましたよ。でもまだ1万円札が福沢諭吉に変わっていることは気が付いていないかも。

「また一緒に遊ぼうぜ~」
チェッカーズのコンサートのラストは、いつもこの言葉でした。あぁ、本当に懐かしい。
夕さん、とても楽しい企画をありがとうございました!!
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Category: オリキャラオフ会@松江

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