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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【奇跡を売る店(2)】砂漠に咲く薔薇(1)~名前なき死体~ 

デザートローズ1
ふと、うちに転がってる石たちを見たら、「書け」と言われているような気がしたので、【奇跡を売る店】の第2話を始めようと思います。
これは京都を舞台に、『奇跡屋』という石屋で売られている石(貴石)たちがそっと誰かの人生に寄り添う物語です。
というと、流行のパワーストーンが絡むかっこいい話のように思えますが、実際には、失踪した伯父の探偵事務所の留守番探偵・蓮を主人公に、怪しい『奇跡屋』の婆さん(探偵事務所の大家)、蓮が面倒を見ている生意気な6歳児・和子(にこ)、そして、蓮がバイトをしているオカマバー『ヴィーナスの溜息』の愉快な面々、蓮の従弟で美青年だけど喧嘩っ早い舟、蓮の元婚約者で小児科医の海、蓮の元家庭教師で大原に住む仏師の凌雲、そのほか、かなり濃いキャラたちが京都狭しと動き回る物語であります。

私が『石紀行』でご紹介している、日本中を巡り歩いて出会う巨石たちとは大きさが違うものの、この物語でご紹介する不思議な石たちもまた地球のかけら。石たちの奇跡に出会っていただけるとうれしいです。

さて、今回のお話の石はデザートローズ。
スイーツみたいに美味しい薔薇じゃありません。dessertではなく、desert=砂漠のローズ・薔薇なのです。薔薇とっていも、植物ではなく鉱物。うちにあるのは3㎝位の小さなもの(上の写真)と9x6cm位の少し大きなもの。
この石にまつわる小さな事件をお楽しみください。
(1)のサンタクロース殺人事件を読んでいなくても、全く問題なく読めますので、よろしければ、お付き合いください。

(2016/9/14追記)
canariaさん主催の『carat!』に改めてこの作品を連載という形で載せさせていただくことにしました。
canariaさんの企画を目にしたとき、うちの石たちの話は「carat」にぴったりじゃない!と思ったんですが、何しろこちらは1話完結ものではないので、連載物は微妙かな~と思っていたのですが、この雰囲気だけでも楽しんでいただけたらいいなぁと。
シリーズなので第1話がありますが、読んでいなくても何の問題も無い作りになっていますので、京都の町の楽しいオカマバーを舞台に、あ、違った、探偵事務所と石屋を舞台に繰り広げられる物語、しばしおつきあいくださいませ。

bunner_carat.jpg

新作じゃなくてごめんなさい。でも放置しているものを救い出してやろうと(^^;)
今回の主人公(ヒロイン)は、栞那(かんな)。八少女夕さんの記事・『主人公とヒーローとヒロインと』に基づくと、こんなヒロインでいいのかって感じですが、彼女を軸に物語が進んでいきます。
ゆっくりの(3ヶ月に一度?)更新ですが、お楽しみいただけると幸いです(*^_^*)

登場人物などのご紹介は以下の記事をご参照くださいね!
【雑記・小説】自作を語るのはまだ早い(2)~奇跡を売る店~





「はるか、ねぇ、どうしたの?」
 栞那は友人の身体を揺すってみた。
 陽香は六畳間と台所の敷居を跨ぐように横たわっていた。手に伝わる肩の感触は、冷たくて硬い。まるで蝋人形のようだと栞那は思った。

 それとも栞那の手の方がおかしくなったのだろうか。そう言えば、冬の寒い日、病院に行っていつものように酸素飽和度を測ると、普段よりも五パーセントほども低い時があった。
 でも今はもう夏なのに。
 栞那はもう一度陽香の身体を揺すった。陽香はまるきり動かない。やっぱり硬い、と栞那は思った。

 陽香は朝見た時のままの恰好だった。着替える前だったから、ノーブラでピンクのキャミソールとブラウンのチェックのショートパンツだけ。ショートパンツからは白くて細くて長い足が伸びている。
 海に行って綺麗に焼きたいなぁと言っていた。どうして京都には海がないのとぼやいていた。

 え? 京都にも海はあるよ。
 琵琶湖のこと? あれは湖やん。
 違うよ。琵琶湖は滋賀。

 どうでもいいや、行けないもん、と言って陽香は綺麗に塗れなかったマニキュアに苛ついていた。自分の指を見て溜息をついていた唇も、今は渇いて黒ずんでいる。
 いつも綺麗に真っ赤な口紅を塗っていたのに、今日の自分の顔を見たら、陽香はがっかりするだろう。
 陽香はいつだって栞那の唇にも口紅を塗ってくれて、笑った。
 あはは。かんなは赤いの、似合わないなぁ。

 陽香は目を開けたままだった。薄暗くてよく分からないけれど、目は濁っていて、何も見えていないみたいだった。
 ぼんやりと死んでいるんだと思った。こういう時、普通の十八歳はどんなふうにするんだろう。きゃーって叫んで、慌てて携帯で誰かに連絡する? 病院? 警察? 親か友だち? どうしようとか、怖いとか、悲しいとか、もっと何かしなくちゃいけないことがあるはずなのに。
 でも栞那は何もせずに、陽香の見えない目が見上げている天井を、自分もただ見上げてみた。

 六畳一間と台所だけの古いアパートの部屋だ。その天井にぶら下がっている古くて四角い照明器具の傘には、薄いオレンジの布をかけてあった。ちょっと焦げたみたいに変色している。一応不燃性だって書いてあったから大丈夫、と陽香は言っていたっけ。
 こうしたら古くてぼろっちいのが見えなくなって、ちょっとお洒落なバーみたいじゃない? ゲンジツトウヒってやつ?

 本当だ。まるで何もかも、現実じゃないみたいだ。今この時も、これまでの数か月間も。
 一体、陽香は何から現実逃避していたんだろう。親とか、社会とか、そういう枠みたいなものから? それとも陽香自身から? そうだ、もしかして誰かに連絡したくても、例えば救急車を呼んだって、私は何て言えばいい? ゲンジツトウヒをしていた陽香なのだ。栞那は彼女のことをほとんど知らない。一緒に数か月間、同じ部屋で暮らしていたけれど。

 名前は?
 そう聞かれたら、陽香、としか答えられない。名字はアパートの表札に出ていたから矢野、というのだろう。誕生日は七月四日。この間一緒にお祝いしたから知っている。でもそれだけだ。年齢は栞那よりひとつ上だと言っていたから、十九歳。仕事は、よく分からないけれど、男の人にお金をもらっている。
 そうか、私は陽香のこと、何も知らないんだ。友だちだけど、それだけだ。

 扇風機が回る音が少しだけ煩い。風が時々こっちへ吹いてくる。陽香の着ているピンクのキャミソールが、風で皺の形を変える。
 陽香はいつもとてもお洒落な服を着ていたのに。それなのに、よりにもよって死ぬときにこんなつまらない格好で死ななくちゃならないなんて。五歳くらい年上に見られた方が、男の人に声を掛けてもらいやすいし、それに後からもうちょっと歳が若いのだと分かったら、たくさんお金がもらえることがあるんだ、と自慢げだったのに。

 栞那はふらりと立ち上がった。台所と和室の間の敷居に膝が当たっていたので、ちょっと痛いなぁと無関係なことを考えた。
 一畳分の押入れをクローゼット代わりにしていた。襖を外して、青い布を目隠しにして洋服や靴や、お洒落な小物を飾った。栞那自身のものはごく僅かだった。栞那が痩せっぽっちだということを除けば、二人の体格は大体同じだったので、陽香が服を貸してくれた。

 栞那はクローゼットから服を選んだ。陽香のお気に入りはこの淡い紫のワンピースだ。
 既に柔らかさを失った身体から服を脱がすのは、結構骨が折れた。
 ショートパンツは比較的容易に脱がせることができたが、陽香は失禁していた。そう言えばそんな臭いがしていた。病院生活が長かった栞那には、時には全く気にならない臭いだった。

 洗面器に水を汲んできて、下半身を拭き、下着を綺麗なものに着替えさせた。勝負パンツだと言っていた、Tバックの黒いレースのショーツにした。
 キャミソールを脱がすのは少し手こずった。面倒くさくなって肩のひもを鋏で切った。やはり、ワンピースは上手く着せてあげることはできなかった。腕が硬くて上手く曲がらなかったからだ。仕方がないので、少し肩のあたりを切って、安全ピンで留めた。
 ごめんね、綺麗に着せてあげれなくて。

 それから、鏡台から真っ赤な口紅を持ってきて、黒ずんだ唇に塗ってあげた。いつも化粧が下手だと陽香に言われていたけれど、我ながら上手くできたと思った。
 その時、ふと異質な臭いを感じて自分の手を見ると、乾きかけた血がついていた。身体にはどこにも怪我はなかった。栞那は陽香の頭を見た。頭の後ろに傷があった。
 頭を打ったのだろうか。

 ふと見ると、床に置時計が倒れていた。時代物の四角くて大きな置時計だ。この部屋には異質なものだったが、陽香は捨てなかった。こんなところに置いていたら危ないのに。
 そう考えてふと思い出した。

 今朝、陽香と喧嘩をしてこの部屋を飛び出した。その時、陽香は栞那の手を強く掴んだ。何か言われたような気がする。その言葉は鋭いナイフのように栞那の心臓を貫いた。栞那は思い切り陽香の身体を突き飛ばした。
 陽香は後ろへ倒れて、それから……大きな音がした。
 もしかしたら、私が陽香を殺しちゃったんだろうか。

 栞那は立ち上がり、狭い部屋を見回した。六畳の部屋の中にあるものは、二人で一緒に眠った低いベッドと、ラグの上の置いた小さな丸いテーブル、それに鏡台と、倒れた置時計だけ。白く丸いテーブルはどこかから友だちが拾ってきたと言っていたっけ。
 不意にものすごい違和感が襲ってきた。

 ここはどこだっけ?
 陽香の部屋? それとも私の部屋? 私たちの部屋? 大人たちに見つからないように隠れてきた秘密の居場所。
 それが突然、消えてしまった。

 この部屋には何も必要なものは残っていないと思った。陽香がいないのだから、ここは空っぽだ。栞那は何となく自分の仕事が終わったような気がした。
 ばいばい、はるか。
 栞那は部屋を出て、数か月前にもらった合鍵で施錠した。
 アパートの階段を降りると、湿気が地面から昇って来た。

 部屋の中では陽香の白く濁った目がまだ天井を見つめていた。
 木目の丸いテーブルの上に、小さな石ころのようなものが転がっていた。三センチくらいの土色の球体で、多数の白っぽい筋がでこぼこと色々な方向に走っている。
 天井のオレンジの灯りの下で、その石はまるで砂漠に咲いた薔薇の花のように見えた。

 

「はぁ~、蓮、のど乾いたわ~。ビール頂戴」
 ソノコさんが大きな体でカウンターに倒れかかってきた。カウンターのいつもの席に座っていた常連のゴロウちゃんが、笑いながら身体を少し引いて、ソノコさんの場所を作ってくれた。
「オシャカちゃん、水でええで。ソノちゃん、まだステージあるんやから」
「そうよ~、だからビールでガマンしてるわけなのよ~」
 野太い声でソノコさんがゴロウちゃんに返事をする。

 カウンターの内側にいた蓮は、小ジョッキに生ビールを注いでソノコさんの前に出した。
「え~、蓮、ちっさいわよ~」
 確かにソノコさんの大きな手に納まると、小ジョッキは小さなグラスのように見える。
「ゴロウさんの意見と俺の意見の折衷案です」

 蓮はソノコさんたちショーのステージに立つ「ホステス」たちの酒の量をそれとなく監視していた。誰かに言われたわけでは無い。ただ、蓮なりに、いつの間にか大きな家族のようになっている店の連中の身体のことを心配している。
 もちろん、一見誰よりも豪快そうでいて、よく周りを見ているソノコさんは、蓮のそういう気遣いにはちゃんと気が付いている。だから、それが水であっても、決して蓮の出すものを否定しないで受け入れてくれる。

「セッチュ~ア~ン。蓮、あんたはもう、どうしてそう難しいこと言うの~」
 そう言いながら、ソノコさんは小ジョッキを一気に空にして立ち上がり、それから気合いを入れるように両手でパン、と腹を叩いた。
「んじゃ、者共、であえ~」
 ソノコさんの掛け声で店中から拍手が起こった。メンバーは皆、客とハグを交わしたり、投げキッスを送ったりしながらステージ裏に引き上げていく。
 本日二回目のショータイムの準備だ。

 ここは四条川端の北東の角から二筋ほど入った場所にある、オカマショーパブ『ヴィーナスの溜息』だ。
 客は老若男女問わず、ホモセクシュアルであろうがバイであろうがヘテロであろうが、下品で悪質な客以外は誰でも受け入れる。働いている「オカマ」たちも、真面目なゲイもいれば、ただ女装してショーをするのが好きだというのもいる。ただし、芸のレベルは相当のところを求められるし、そのあたりのママの審美眼、演出能力はかなりのものだ。
 ショーのレベルは高く、近畿圏でも人気の店だった。

 ショーは、踊りあり、音楽と歌あり、漫才やショートコント、時に寸劇あり、手品あり、客との掛け合いありの約一時間。平日は一日二回、週末は一日三回のショータイムは満席だった。チークタイムもある。音大出身のユリウスのピアノ生演奏付きだ。それに、ママの手相とタロット占いはよく当たると評判だ。人生相談をしたいなら、店で一番頭の切れるシンシアや、人生酸いも甘いも知っている真正ゲイのミッキーがじっくりと話を聞いてくれる。

 釈迦堂蓮はこの店のホール係だ。
 前の仕事を辞めると同時に、女の子を引き取る破目になって困っていたところ、この店のママに雇ってもらった。蓮の以前の仕事のことは、ママと一部の人間しか知らない。もしもまだ知らない誰かが聞いたら、蓮のことを胡散臭い奴だと思うだろう。

 だが、この日、ショータイムまであと十分、ショーまでに酒の注文を済まそうとする客が多くてホールが最も忙しい時間に、蓮よりもさらに胡散臭い男二人が店のドアを開けた。
 二人の男はカウンターのママのところへまっすぐ歩いていき、何事かママに話しかけた。蓮は、いつの間にか筋肉が鍛えられた腕でトレイいっぱいのグラスを持ち、テーブル席に向かうところだった。
「失礼、釈迦堂蓮さんですね」
 男たちが見せたのは警察手帳だった。


 思い当たることならいくつもある。
 蓮のもう一つの顔は、釈迦堂探偵事務所の留守番探偵だ。
 本物の釈迦堂探偵、蓮の伯父である釈迦堂魁は失踪していて、行方が分からない。伯父はもと京都府警の刑事だった。

 何かの事件に巻き込まれた可能性は高いが、伯父は何の手がかりも残していなかった。警察も蓮も、捜索が行き詰まるとともに、自発的な行方不明ではないかと疑うようになっていた。もちろん、そう思う背景は別だ。
 警察はただ「日本には現実から逃げ出して身分を捨てて生きる人間はいくらでもいる」と考えるだけだが、蓮は別のことを考えていた。
 伯父は几帳面な性格だった。調査の記録や日誌は詳細につけていた。その伯父が失踪しあまりにも手がかりが無いということは、伯父が自分で手がかりを消したとしか思えないのだ。

 蓮は引き取った和子(にこ)という保育園児と一緒に、西陣にある昭光寺という寺に居候している。朝、無愛想で懐かない和子をママチャリの後ろに乗せて、保育園まで送り届け、そのまま四条河原町から東へ一本、高瀬川の手前を南へ下ったところにある『奇跡屋』の鍵を開ける。釈迦堂探偵事務所は『奇跡屋』の二階を間借りしていて、玄関を共有しているのだ。
 昼間は滅多に客の来ない探偵事務所の留守番をして、たまに客があれば依頼を受け、仕事をする。夕方は和子を保育園に迎えに行き、一度昭光寺まで送っていき、六時頃には『ヴィーナスの溜息』に出勤だ。

 どうしても蓮が探偵の仕事で店を抜けなければならない日は、ママが何とかやりくりを考えてくれている。始めこそ、あまりあてにされていなかった蓮だが、今や蓮は店にとって最高のホール係だ。蓮がいないと頭が爆発するわ~とママがぼやいてくれる。
 もっとも、釈迦堂探偵事務所が忙しいなんて日は滅多にないのだが、それでも時折、ややこしいことに巻き込まれる。

 その大半が、伯父の一人息子、つまり蓮の従弟にあたる舟のことだ。
 そんな言葉がもう似合わない歳ではあるが、有り体に言うと、グレている。あちこちで喧嘩をし、男女問わず「恋人」と切った張ったの揉め事を起こす。警察沙汰になったのも、一度や二度ではない。

 今日もまた舟のことだろうと思ったが、その日『ヴィーナスの溜息』に現れた刑事たちは、意外なものを蓮に見せた。
「これを見たことがありますやろ」
 それは、如何にも証拠品、というように小さなビニール袋に入れられていた。
 蓮は目の前にぶら下げられた小さな球体をひったくるように手に取り、じっと見つめた。

 このデザートローズは。
 どうしてこれをこの刑事が持っているのだ。

「覚えがあるんですな。石屋の婆さんが、自分は知らん、蓮が知ってる石やろと仰るんでね」
「店に同じような石がごろごろしてるから、そんなもん、見分けがつくんかと聞いたら、婆さん、あんたら、人間の顔はちゃんと区別がつくんか、と聞く。当たり前やと答えたら、石も一緒や、みんな顔が違うと言う。私らにはどの石も同じに見えますがな」
 蓮は、ビニール袋に入った石を刑事に返した。

「一体、何があったんです?」
「アパートの部屋で女性の変死体が見つかったんですわ。ところが、名前は偽名、アパート契約の保証人は保証人ビジネス、携帯電話の契約も同じく、部屋を調べても身元が分かるものは何もない。部屋の中で異質なものと言えばこの石くらいでしてね。刑事の勘、とやらを振りかざす上司に、石のことなら高瀬川の『奇跡屋』に聞いて来いって言われましてな」

「女性の変死体? 歳は?」
「心当たりがあるんですな」
「その女性の胸に傷があるなら」
 刑事たちは顔を見合わせた。
「ちょっと、署まで来ていただきましょか」




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Category: (2)砂漠に咲く薔薇

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