12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02

コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・記念】ブログ3歳のお誕生日 

ブログのお誕生日は2週間以上も過ぎてしまったのですが(2013/1/14)、一応区切りなので、今更ですがご報告とお礼のための記事をアップします(何とか1月中に滑り込み)。
思えば去年、2周年の時はブログ2歳のお誕生日と100の質問なんてのをやって、えらく疲れたことを思い出しました。
バトンも結構やっていると、内容が似通って来るし、面白いバトンを探すのはバトン大臣・TOM-Fさんにお任せして、今回は地味~に語ってみようと思います。

でもその前に。
始めた頃は、これはいつまで続けられるのかしらと思ってもいたし、1年続いたらいい方かなって感じでしたが、一応3年続いたということは、やはり交流してくださる皆様方のおかげだなぁとしみじみ思っております。
ただ小説をアップしても、それだけでは何だかな~ってところを、やっぱり読んでいただいて色んなコメントを頂いて、時にはキャラ同士も交流いただいて、世界が広がっていくというのが嬉しいですよね。もちろん、中にはコメントはしないけれどそっと楽しんでいてくださる方もいらっしゃるかもしれず、時々その気配を感じるとやっぱり嬉しいなぁと思います。

以前から書いておりますが、私の書いているもの、特に小説は、あんまりブログ向きでもないし、人気ブログさんの書かれるとっつきが良くて、読みやすくて、内容も素敵で、なんて質の高いものでもないので、この3年間、訪問してくださる方がものすごく増えるということもなく(この先も増える見込みはなさそうですけれど)、とにかく続いているという状況ではあります。

でも、時々あちこちのブログさんのリンク先などを覗いてみると、長い間記事を更新されている気配がないブログさんも多くて、あぁ、続けるだけでも大変なんだなぁとしみじみ思ったりします。もちろん、実生活に余裕がないと更新は滞るのは当たり前で、そんな中で変わらずに続けておられる方々、そして自分のブログのだけのことではなく、あちこち訪問してコメントもしている・くださる方々の存在は、すごく大きいなぁと思うのです。

だから、ちょっと私も、3年経っても辺境の辺境のブログだけれど、そしてあちこちのブログさんのコメントや拍手やアクセスを見ると、うちと違っていいなぁなんて思うこともしょっちゅうあるけれど、もうそれはそれで仕方がないか、何より続いているだけでもえらいもんだ、と思っている今日この頃。

そんなこんなで、ここまで続けていられるのも、ひとえに訪問してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます m(__)m
そして……どこまで続くか未知数ですが、これからも引き続きよろしくお願いいたします m(__)mm(__)m


さて、以下はちょっぴり宣伝も兼ねて。
このブログの目玉のひとつ・【石紀行】
巨石の魅力を、今まで全く石に興味なんてなかったわという人たちに無理やり押し付けるというコンセプトのコーナー、となっておりますが、この記事に一番満足しているのは私かも。というのも、このブログが無かった頃に訪れた石の記憶って、一部曖昧な部分もあるのですが、記事に載せるようになってからは、自分の書いた記事で記憶が簡単に蘇って、その場所をふと思い出すきっかけになっています。

でも本当は……アクセス困難な場所はともかく、身近な磐座をひとつでも皆様に訪れて欲しいなぁって思ったりもしています。きっと自分の町や隣の町にありますよ。巨石・磐座、そして古墳。その場所に立ってみて初めて感じる力は、書かれた言葉や平面的な写真では語り尽くせませんよね。地球を感じるひと時。それが石との対話なのかもしれません。
あ。古墳は私もともとの旅行テーマだったのですけれど(今も行きます)、すっかり巨石に押されちゃったなぁ……また時々記事にしたいと思います。

現在は福島県の巨石をご紹介している途中ですが、ブログ開始前に訪れていた巨石たち(初期の方はそういうものが多いです)の中にはまだご紹介できていないものもあります。しかし、写真を発掘するのも大変で(何しろネガのままってのもありますし)、こうなったら再訪して写真を撮りに行くしかないなぁなんて思ったりもしていて。
こうしてブログでご紹介するのも原動力になって、その後たくさんの石たちを訪れることになりましたので、記憶が曖昧になっているのもあるし(石は覚えていてもアクセスを忘れたり)、もしかして今の視点で昔訪れた石を見たら、また新しい印象を受けるかもしれないし……まだまだ記事が追いついておりませんが、この先もどうぞよろしくお付き合いくださいませ。
鹿島大神宮・ペグマタイト
こちらは次回ご紹介予定の何とも不思議な岩……ちょっと暗くなっちゃって分かりにくいのですが、実物は白っぽい岩です。その正体は、次回を乞う御期待。
北山公園2
西宮の越木岩神社から北山公園の巨大磐座も改めてご紹介予定です。ちなみにこの岩もやはりボルダリング中の人々が……う~む、身ひとつで岩登りってのもほんと、すごい世界です。まず地面から体を浮かすのも大変そうですもの。

それにしても、巨石って写真にすると地味で、行くにはちょっと面倒な場所にあることが多くて、これを参考にしてどうこうしようなんて人はほとんどいないだろうし、皆さんはこんなのを読まされて面白いんだろうかと心配することもあるのですけれど……巨石にまるきり興味ないって人が読んでくださっても、読み応えのある記事になるように、これからも頑張ろうと思うのでした。
あ、でも、このところ検索キーワードを覗くと、ほとんどが巨石絡みなんですよ(九州方面と中津川が多い)。それはちょっと嬉しい(*^_^*)


そして、小説です。
【海に落ちる雨】
ついに最終節の半ばまで来ております。しかも大きな山場を越えて、後は壊れちゃった主人公が立ち直る(のかな?)過程のみ。そして、この長い長いお話は、ただあの人にこの一言を言わせるためだけに書いていたという最後の台詞まで、あと4章。終章があるので、正確にはあと5章なのですが、いずれにしてもあとちょっとですね。
このシリーズが最も「とっつきが悪い」原因を作っているのですが、本当にごく少数の付き合って下さる読者さんにはもう感謝も感謝、足を向けて眠れません……
最後にどんな風に感じていただけるか、それが今から楽しみのような、ちょっと怖いような。
相変わらず、誤解を招きそうな主人公二人の関係ですが(誤解? 理解?)、それについても足蹴にせずに温かく見守っていただいているようで、嬉しいです。たくさんの事件・人間関係が多重構造で起こっていて、でも実はそれぞれどこかでピタゴラスイッチ風に絡んでいて、そんな話を書いてみたいといういう謎のコンセプトで始まったこの物語。事件は収束するのか、それとも、新たなピタゴラに繋がっていくだけなのか……

というわけで、終章の名場面をひとつ、チラ見していただきましょう!

「お前は俺を殺す気か!」
 思わず大きな声を出していた。
 お前こそ、俺を殺す気か! そんな急に大きな声出したらびっくりするじゃないか。大体、そんなでかい図体でのしかかるなよ。潰れるじゃないか。俺はお前より、ずっとちっこいんだよ。俺だってこんなとこでくたばる気はないぞ。重いからどけって言ってんだよ、あり得ねぇよ。


一体何のシーン??と思われたでしょう。もう一言、聞いてみましょうか?

「お前」呆れたようにジョルジョは真に話しかけ、まだひっくり返ったままの真を助け起こした。「猿でももうちょっとましなことを考えるぞ。あんなとこによじ登れるとでも思ったのか。走っている裸馬に飛び乗れるくらいだから、お前の反射神経が猿並だってのは認めるけどな、馬の背中から落ちるのとは訳が違う。この下は城壁の断崖絶壁のようなもので、羽根でもついていない限りは、落ちたら間違いなく天国だ。このやかましいチビがあそこから落ちてくるよりもずっと悲惨だ。だいたい、普通、人間という種は、もうちょっと頭を使うものだ」

怒ったらくどい男だなぁ……いや、でもこのシーン、自分でも名場面のひとつ? と思っているのですけれど(バカバカしくて)、これだけでは何のことか分かりませんね(^^) サル扱いされている真……ぜひともお楽しみに!

小説のことではまだ中途に置いているものがいくつかあって、それを終わらせるまでは企画ものは手を出さないと決めているのですが(あ、八少女夕さんのscriviamo!には滑り込みたい)……何とか次のゾロ目にはリクエスト受付できるくらいにはなりたいと思っています。
えっと、白状しますと……(反省の意味を込めて)

 【死と乙女】
何しろ、原文の5倍くらいに膨れ上がっているので、ちょっと大変。何よりもクラシック音楽頭になっていないと書けないという代物にグレードアップしちゃったために、自分で自分の首を絞めている?という気もしますが、時間がある時にゆっくりと取り組みたい作品。いえ、頑張ります……
これはウィーンが舞台の、音楽学校に通う青年の青春物語。初恋と友情と、そんなお話、かな?

 【人喰い屋敷の少年】
あとちょっとなのに……あ~、頑張らねば。
少しレトロな昭和時代(いや、3丁目って時代じゃなくて、1970年代くらいでしょうか)の雰囲気をお楽しみくださいませ。

 【百鬼夜行に遅刻しました】
こちらが季節的に一番早めにアップ予定。あと2話……
キョウトに棲む鬼たちの物語。テーマが生死なので、ちょっと重い部分もありますが、小鬼のウゾくんと一緒に悩んでやってください。季節の花と共にお送りいたします。

 その他、連載ではありませんが、単発で気になっているものは、詩織のところに引き取ったミクのその後ですね。休止しているものがあと2作品ありますが、こちらはもともとだらだら作品なので、落ち着いたら再開。【海に落ちる雨】の連載が終わったら……かなぁ。手直ししながらの続き、なので。
おぉ、こうして挙げてみたら、大変なことになっていました。途中で忙しくなりすぎたりすると、集中力がなくなるんですよね。そんな自分を反省して、4周年にはすっきりしているようにしたいものです。

あ、これからもしもこちらを読んでくださろうという方がいらっしゃいましたら、この3作品を読みかけてくださると嬉しいです。これまでの部分も短いし、そんなに遠からず続きがアップされるはず(だ!)。


最後に企画もの。
今年もやりますよ! オリキャラオフ会
マコトが今からワクワクして夏休みのカレンダーを見ています。いつも一人ぼっちでおるすばんのマコトには、皆様とのひと時が嬉しくて仕方がないらいしいです。
いつの間にか夕さんから引き取らせていただいたこちらの企画(無理矢理もぎ取った?)。6月頃に公示予定です。オリキャラ持ちでなくても、本人参加もあり? なので、是非とも今年もご参加を!

この企画の最大のコンセプトは……「行ったことがなくても無理くり日本再発見!」ということで、その地域の観光大使になった気持ちで応援もするっていうところ、でしょうか。結構、地理の勉強にもなりますよね。松江浦河……次はどこに行こうかな。ね、マコト。
 にゃん!
 そう言えば、2月22日は何の日か知ってる?
 にゃんにゃんにゃん!
 さすがに知ってるね! さて、なんか企画するかな~、どうしようかな~
 にゃう~ん!!(訳:SHOCKに行くからって、さぼろうとかなしだよ!)


……これもそれも、皆さまがかまって下さるおかげです。
どうぞ4年目も、引き続き、よろしくお願いいたします!!
スポンサーサイト

Category: 小説・バトン

tb 0 : cm 18   

2016年1月のつぶやきコーナー 

<Twitter代わりのつぶやきとお知らせのコーナー>
【石紀行】38.福島市の巨石(1)五輪石・金華山立石・岩谷観音
通常の記事は、もうひとつ下から始まります


2016/1/31
1月ももう終わり……あっという間でした。
『真田丸』……う~ん、時代の面白さはあるものの、この作品としての萌え所がまだ見つからない……そろそろ脱落しそう。洋ちゃんの使い方も、なんか間違ってるんだよなぁ。いや、真面目な洋ちゃんは洋ちゃんでいいのですけれど、それでも何か違うんだよなぁ。
わがPC……Cドライブの容量が少なくて、特にPower Pointの動画編集とプレゼンに困っていて、本日ようやくCドライブとDドライブを統合してもらいました。とは言え、今のPCは500GBくらいあるんですよね。うちのは足しても150……要らないものを消してあれこれ整理しても、何かが更新されるとすぐに重くなる。でもまだ使えるので、もう少しこれで行く予定。
毎日英語学習30分の誓い……は微妙なところだなぁ。頑張ろ。
と言う間に2月です。今月の目標……胃カメラと婦人科検診。そんな目標でいいのか?


古いつぶやきは、続きを読むにあります。
-- 続きを読む --

Category: つぶやき

tb 0 : cm 26   

【雑記・旅】六甲縦走・須磨アルプス~高所恐怖症だけど頑張った!~ 

六甲全山縦走路は全行程56km、須磨浦公園から宝塚まで、とにかく上がったり下がったり、の道を行きます。健脚の人なら12~15時間で全行程行くそうですが(夜明け前に出発して夕方着?)、いや、もちろん、私の場合はちまちま分断して10回くらいに分けて行こうという感じです。
で、今回はpart2ということで(part1は高倉台~須磨浦公園~高倉台。何故か往復しちゃった)、よく(車で)通りかかっていたものの、決して挑戦しようとは思ったことのなかった心臓破りの階段?からチャレンジ開始。
カメラを忘れちゃったので、携帯(ガラケー^^;)で撮った写真、あんまりぱっとしませんが、見てやってくださいませ。

実はスポーツジムのインストラクターさんに「正直、お勧めできません」と言われた『馬の背』という難所があるのです。いや、私にとって、ということなのですが……山・岩登りの大好きな人にとっては楽しい場所なんでしょうね……でも私はもう涙目(;_:)
だって、まさかそんなところとは……しかも「この先の須磨アルプスは風化が激しく、とっても危険です」とか何とか書いた看板があるし。でもここまで来て言われても……(涙)
巨石巡りで結構山の中に入っていくのですが、これまで3度ほど滑り落ちたりして、酷い捻挫などで車椅子や杖のお世話になっていたこともある右足。やっぱり冬になると結構痛むのです。だからあんまり長い距離は無理。でも巨石紀行を続けるために、時々はトレーニング……でもやっぱり険しい場所では辛いんですね。そして、何より、高所恐怖症……
何はともあれ、まずはこの階段ですよ!
階段
400段あると言われていますが……実はよく通る道(もちろん車道を車で)からしばしば見上げていた階段。「誰がこんなとこ登るんや」と思っていたけれど、登っています^^;
いや、ここを一気に登る若さがもうないわ~。何度休んだことか。
しかも振り返ったら……(泣) なので、途中から振り返ることなく、ひたすら登ります。
頂上の櫓
下から見て「てっぺんになんかあるなぁ」とずっと思っていたのはこれだったか。木の櫓。そもそもこの木の櫓の階段さえ、「高いとこ怖い」私はビビりながら登るわけですが……今日は天気があまり良くなくて、景色は今ひとつでしたが須磨の海が見渡せる場所です。
花崗岩
足元は例のごとくよく滑ります。この花崗岩が崩れて土になっているのです。山の尾根はウバメガシの木が無かったら、もっと崩れているだろうと思うような道。足元注意で参ります。
ちなみに、この栂尾山をいったん降りたら、次はまた結構な登りで横尾山。
横尾山からのながめ
横尾山頂からの眺めです。切れてきた雲の隙間から海に降り注ぐ光と、明石海峡大橋、そして淡路島。
景色を楽しんだのもつかの間。
最初の難所
だんだん怪しくなってきました。鎖のことは聞いていたので、ここかぁと思いながら降ります。お尻をつきながらでないと降りれない場所もあるような急斜面。でも、ここはただのプロローグ。
上の写真の途切れたように見える岩の先を通り抜けて、木々が開けたときの私の「わわわ」(←喜びじゃなくて恐怖)をご想像ください。
その時見た景色はこれ↓
馬の背遠景2
まさかのあの尾根を歩くってことか! 「馬の背」とはよく言ったものです。
(いや、馬の背ってもっと幅があるぞ、と後になって思った……これじゃ、ガリガリの馬じゃん!)
実は見てからヤバそうだったら引き返そうか、どこかに退避路(TDLのスペースマウンテンみたいに「怖いですよ? 本当に行きます? 無理そうだったらこっちから出てもいいですよ」ってやつ)ないかしら、と思っていたのですが、正直引き返すのも同じくらい大変だし、自然はやはり厳しく、そんな退避路は用意してくれていません。
馬の背
行くしかない(;_:)
馬の背2
そこに至るまでに、このものすごい階段を下りて行きます。いったん降りて、向かいに見える岩場を登るのです。いや、これはほぼロッククライミングですよ。実は400階段を登り切った辺りで小さい子供を2人連れた家族に会ったのですが、「なめてかかってましたがすごいとこですね」なんて会話を交わして……他に道がないってことは、あの家族連れはこの道を通ったわけですね。いや、びっくり。
ここを文字通り走っていく人もいるのですよ。途中すれ違った人の中には、一人で杖をつきながら歩くおじいちゃんとか、いらっしゃる。いや、おじいちゃん、すごい健脚の人が多いので、来られたんだと思うのですけれど、万が一のことを思うと一人は危ないのでは、と自分のことを棚に上げて思っちゃうのでした。
馬の背4
降りてきた道を振り返ると、これですよ。思えばあのてっぺんから降りてきたのか……
あまりの怖さで写真も沢山は撮れなかったのですが、少し脇にも同じような尾根が見えていて、ここはツィンギか!ってので(相当言い過ぎです)、気分はカンムリキツネザル(ツィンギに住むキツネザル)……
馬の背難所
あともうちょっとってところで、最大の難所です。えっと、ここを歩くんですよ。両脇、崖です。どちらにも落ちることはできません。30cmくらいしか幅のないところもあったような(怖くて記憶が曖昧)。風が吹いてくるし、もう瞬間を狙ってカンムリキツネザルになるしかない、とか、頭は真っ白になりながら……何とか「馬の背」攻略。
とにかく、次の一歩を置く場所だけ見るようにして、左右も、その先も、見ないようにして歩きました。そこへ風が……こわいよ~おかあちゃ~ん、の世界でした。写真を撮ってる時も、手が震えちゃって、渡り切った後は膝もがくがく。周囲の写真を撮る余裕はありませんでした。
強風の日は絶対に行っちゃいけません。

しかし、ここで終わりではありません。何しろ、この先にまだもう一つ東山を登らないといけません。ほっとするまもなく登る。頑張って登る……そして、次は頑張って降りる。降りる。結構登ったから、降りるのも大変ですが、なだらかな降りではなくて、割と急勾配で降りていく感じでした。膝が笑うのなんのって。
で、もうひとつ山(高取山)を登るかどうか迷ったけど、やめました^^; 軟弱な私。

この記事を書きながら、『日本二百名山ひと筆書きプロジェクト』(田中陽希さん:日本の名山、100ずつx2を北から南まで徒歩など身ひとつで回ったというすごい人)の番組を見ていたら、「たかが一歩、されど一歩、辛い時もあったけれど、あの一歩が無かったら今の自分はない」と仰っておられました。
うん、この一歩。
(しかし、あの番組、考えてみたら一緒に山を登っている、カメラを担いだスタッフがいるってことよね。それがまたすごい)

いつも車で通る見慣れた道でも、歩いてみたら景色は変わる。車で通りぬけるのに1分もかからない道を、10分、20分、あるいはもっとかけて歩いたら、一歩がとんでもなく大変だったりもする。山道では一歩の場所を間違えると、こけちゃったりするし、「その一歩」をいつも考えながら進むんですよね。
はぁ~、でも、とっても怖かった……(;_:)

今回わかったこと。巨石ならば、少々高いところに登っても平気なのに、こんな山道の高所はダメ。似たようなもの? いや、やっぱり私にとっては「そこに巨石があるから」と思えるのとそうでないのとでは、覚悟も違うようです?(何の覚悟?)

亀の子なので、part3はいつになるのやら。そもそもこれは石紀行ためのトレーニングですから。

Category: 旅(あの日、あの街で)

tb 0 : cm 0   

[雨163] 第34章 交差点(3)王子の友情と秘め事 

【海に落ちる雨】第34章その(3)です。
この章の孫タイトルは酷いなぁ。えっと、作者の目印ですので、お気になさらず^^;
北条の屋敷に預けられている真のところに、親友の富山享志が海外出張から戻ってきます。さて、まだ泥沼を這っている真が這い上がるきっかけに……なるかな。
途中「何?」と思うような展開があっても、笑って読み流してください。享志は大まじめだけれど、作者はからかっています。

 登場人物などはこちらをご参照ください。
【海に落ちる雨】再開に向けてのキーポイント
【海に落ちる雨】登場人物
-- 続きを読む --

Category: ☂海に落ちる雨 第5節

tb 0 : cm 6   

【イラストに物語を】白狐の逆襲~limeさんのイラストに寄せて~ 

いつも素敵なイラストで物書きたちの妄想脳をくすぐる小説ブログ「Door」のlimeさん。
今回の作品はちょっぴり(?)お色気を醸しだす半人半狐がテーマです。
えぇ、私の書いたものは、ものすご~く、つまらない作品(とも言えない、お目汚し)です。
limeさん、ほんと、毎回ごめんなさい!(先にあやまっとこ)


その森には美しい白狐が棲むという。
遥か昔、宇宙から落ちた光。その光に森の奥深くまで誘い込まれた勇敢なる狩人は、光をそのまま束ねたような輝く尾を持つ白狐に出会った。
運命に導かれし二人の間に恋心が芽生え、やがて玉のように美しい姫たちが生まれた。
姫たちは成長し、森の奥で静かに時を待つ。
彼女たちの奇しき力を頼り、救いを求める声に応えるために……

limeさん狐

「先輩、やっぱり日曜朝のお子様時間帯に、このお色気キャラはまずいんじゃないすか? Rぎりぎりっすよ。てか、基本的にアウトじゃないすかね」
「いや、これでいいんだ。あの『半にゃライダー』に対抗する裏番組を任されたんだぞ。生半可なものでは太刀打ちできないだろ」
俺は尻込みする後輩に笑いかけてやった。
「いいか。コンセプトは、平日仕事で疲れたお父さんたちに、日曜朝の癒しの時を与えることなんだ。妻と子供にチャンネル権を奪われた父親が、目の保養ができるように、ってのが俺の狙いなんだよ」
「でも、子どもには見せられないじゃないすか。休日の朝となると、子どもは絶対見るでしょ」
「近頃のテレビ業界は過剰に気を遣いすぎなんだ。隠したって子どもはどこかでそういうものを見てしまうんだから、むしろこうやって、日曜日の朝から家族みんなで、ちょっぴりエッチなお色気たっぷりのヒロインアニメを観る方が健全だろう?」
「いや、絶対、企画会議のプレゼンで、一瞬にして却下されますって」

しかし、時代は新しいヒロインを待っていた!
映倫のハードルを妖しい狐目光線で破壊し、世間の母親たちの厳しい批判をものともせず、ついに……日曜の朝っぱらから世のお父さんたちに鋭気をお届けするちょっぴりエッチな新番組子どもたちに夢と希望の扉を開き、愛と友情とお色気の素晴らしさをお届けする新番組のスタートが決定!

大人気番組『半にゃライダー』の裏番として今春から放映予定の、ヒロインアニメ『プリンセス・クズキュア』。
奇しき力を持つ美しい母・白狐のクズノハが産み落とした、半人半狐の5人の姫たち、キュアセイリュウ、キュアスザク、キュアリクゴウ、キュアテンクウ、キュアビャッコ。絶望に閉ざされた世界を救い、夢と希望を取り戻すための、彼女たちの闘いが、今、始まる!


企画スタッフの責任者・安倍晴正は、プレゼンのために用意したイメージキャラクターの絵の前で静かな闘志を燃やしていた。
……猫に日曜朝8時のプラチナタイムを奪われたままにしておくものか。
そのために一千年の時を待っていたのだから。

そして、『半にゃライダー』と『プリンセス・クズキュア』の視聴率合戦の裏側で、猫と狐の熾烈な戦いの幕も切って落とされようとしていた……


ひたすら可愛さで押しまくるにゃんと、お色気まいっちんぐでハートを鷲掴みにするこんこんの戦い?
もしくは化け猫VS化け狐? でもどちらも、神様のお使いですしね(^^)
クズって「屑」じゃなくて「葛」ね……^^;
しかし、今の時代、テレビはモバイルでも見れるし、チャンネル権争いなんてあんまりしないのかもしれませんね……

狐と言えば、やっぱり安倍晴明の母君。いや、きっとウゾさん辺りがこれで来られるに違いないと思ったのですが、やっぱりそうですよね。発想が一緒だった(*^_^*)
でも……ファンタジックで素敵なイラストなのに、私の頭にはこの四角がプレゼンテーション用のスクリーンに見えてしまい……遊んじゃいました(..)
limeさん、5人の姫はきっとそれぞれ違う色の尾っぽなんですよ……(゜-゜)
えっと……タイトルからしてふざけてますね。本当は『白狐の覚醒』にしようかと思ったのですけれど。
あ~、お叱りは甘んじて受けます……(>_<)

@『半にゃらいだー』:日曜朝8時のヒーロー番組。半人前の猫が主人公。猫たちにも絶大な人気があり、高視聴率を叩きだしている。
@キュア戦士たちの名前は、安倍晴明が式神に使っている十二天将から取りました。ってことは、12人までいけるってことだな。え? プリンセスらしくない名前? そもそも『ふたりはプリキュア』が始まった時のコンセプトは、ヒロイン番組ではなく女の子が主人公のヒーロー番組だったんだとか(^^) う~ん、まぁ、こちらの狐さんの性別、いささか不明ではありますけれど、それに狐の葛の葉が産んだと伝説に語られる安倍晴明は男性ですが(多分?)、しかも5人も12人もおりませんが……やっぱりヒーロー番組の裏はヒロインでなくちゃ!
@今更ですが、イラストの著作権はlimeさんにあります。

Category: イラストに物語を

tb 0 : cm 18   

[雨162] 第34章 交差点(2)仇の死体はどこにもない 

【海に落ちる雨】第34章その(2)です。
北条の屋敷に預けられているマコト、じゃなくて、真(いや、にゃんが預けられていたら、襖や畳が大変なことに……でも、北条東吾はマコトを可愛がりそう)。
まだまだ闇の中を這いずり回っているようです。
覚書にしかならない孫タイトル、ちょっと変なことになっていてすみません……

 登場人物などはこちらをご参照ください。
【海に落ちる雨】再開に向けてのキーポイント
【海に落ちる雨】登場人物
-- 続きを読む --

Category: ☂海に落ちる雨 第5節

tb 0 : cm 8   

【石紀行】38.福島市の巨石~五輪石・金華山立石・岩谷観音~ 

2016年最初の巨石紀行は、引き続き福島市内の巨石たちを巡ります。
まずはオリンピックイヤーに相応しい、その名も『五輪石』からご紹介いたします。
 五輪石稲荷神社~オリンピックイヤーにはぜひ注目したい巨石~
五輪石5
目にした途端に「おぉ~」と声を上げたくなる巨石です。アプローチは比較的(車なら)容易で、国道4号線を南下してから富岡海道に入ると、途中に案内の看板を見つけることができます。そこを曲がってから、神社の入り口を見つけるのは少し迷いますが(あまりにも民家の傍に唐突にあるので)、曲がり道でちょっと覗きこむと、この赤い木の鳥居が見えます。
五輪稲荷神社鳥居
手作り感あふれる木の鳥居ですが、赤くしっかりと塗られたペンキが新しいところを見ると、地元では大事にされているのでしょうか。由緒も何も書かれいませんし、無人の神社ですので、細かなことは分かりませんが、ひとつだけわかっていること! オリンピックイヤーにはぜひ注目を集めて欲しい巨石だということです。
この鳥居を潜って、右手を見上げると。
五輪石
山の斜面にすぐにこの巨石の重なりが見えます。地震でよく崩れなかったというのか、崩れなかったのなら崩れないだけの理由があるんでしょうけれど、見事な五輪塔、と言ってもいいのではないでしょうか。
近づいて見に行きます。もうひとつ、同じような鳥居があり、これを潜って行きます。
DSC_0516.jpg
どう五段と数えるのか少し難しいですが……じっと見ていると、どうやら下の3段は明らかに自然の造形のようですが、上の2段は、たまたまどこかから落ちてきてこの形に留まったのか、あるいは敢えてこの形に重ねたのか、興味が尽きません。
五輪石6
五輪塔とは、古代インドにおいて宇宙の構成要素・元素と考えられた 五大(空・風・火・水・地)を象徴するもの。上から空輪=宝珠形、風輪=半月形、火輪=三角形(または笠形、屋根形)、水輪=円形、地輪=方形です。
五輪石2
下から見上げると、こんな感じの迫力です。
お稲荷さん
小さなお社の中にお稲荷さんが祀られていました。文字や布の感じから、決して放置されているのではないことが分かります。地元の人が立ち寄っては手を合わせていく、そんな祈りの場なのかもしれません。
ちなみに、見上げると、上のほうにも行けないのかと気になってきたので、ちょっと山を登ってみようと思いましたが、道はなく、さらに車で背後の山に登ってみましたが、お寺と駐車場らしき場所があるものの、石の上に出ることはできませんでした。
fukusimasi.jpg
この駐車場からは安達太良山や磐梯山が見えるようです。残念ながら曇っていて天辺は見えませんでしたが、雄大な景色ですね。裾野の広い山は雄大で、みている方も気持ちが大きくなるような気がします。
五輪石9
この迫力ある五輪石に別れを告げ、今度は市内の少し北側に行ってみます。

金華山・立石~ご婦人向きではありません?~
目的地は信夫山。西側の羽山(湯殿山)、中央の羽黒山(谷山)、東側の熊野山(金華山)の三山(信夫三山)の総称です。
そう、古今集にも登場する、源融(とおる)の「みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに乱れむと思ふわれならなくに」で知られている「しのぶもじずり」の「しのぶ」なのです。信夫文知摺石というのは、その石に布をあてがって、その上から忍草などの葉や茎の色素を摺り付けて模様を出したという石のこと。その石が文知摺観音にあるのですけれど、今回は時間の都合で割愛。
あ、【物語とか雑文とか】のしのぶもじずりさんの由来の石……?
信夫山道
信夫山は周回道路のようなものがあるのですが、かなり細い道で、車道に車を停めておくことはできません。幾つか駐車場があるので、そこに車を停めて少し歩きます。山自体が岩場のようです。この信夫山にはいくつか名のある石があるようですが、今回は金華山の立石を目指します。
立石登り口
ここが登り口。
立石看板
以前、どちらかのブログで拝見した時はもっと古い看板に「(急斜面なので)ご婦人・子どもには向きません」って書いてあったのを拝見したのですが、綺麗な看板に代わっていて、「急な坂道ですので気を付けてください」となっていました。「ご婦人には出来ない」なんてのは、男女差別みたいで現代的ではないってことになったんでしょうね。しかもこういう場所は子どもには恰好の遊び場でしょうから、子どもこそ楽しく登っていたりするのかもしれません(震災後は簡単に外で遊べなくなっているのでしょうけれど……この信夫山も例外ではないようです)。
立石登る2
でも確かに、結構急な階段を登って(一段の高さが高い)、更にかなりの急斜面を上がります。
立石登る
坂道は急だけれど、5分ほどで頂上へ。
立石1
写真で見る印象よりも、かなり立派な立石です。斜面に立っているので、少し登って高い側から見ると、石の印象ががらりと変わります。
立石2
上から見ると、半分くらいしか地上に顔を出していないので、ちょっと小さい石に見えちゃう。
立石4
少し回っていくと、岩肌の質さえも少し違って見えます。
立石5
ひとつの石なのに、色んな顔に見える。だから、できる限り巨石を見る時は360度、其々の顔を見ようと思って周りをうろうろ回ってみたり、時には上に登ってみたりするのです。
立石7
もう一度下に降りてきて、少し横へ回ってみます。足場は悪くなるので、360度と言うわけには行きませんが、やはり下から見ると迫力があります。
立石8
横顔を見てから、もう一度正面の顔。人の顔も色々ですが、石の顔もひとつじゃないよ。だから一つの方向からだけ見ていたら、その人(石)の本当の魅力は分からないんですよね。って、思いながら、いつも石を見ているわけですが、こうして見ているとひとつひとつの石に愛着が湧いてくるのです。それにこの立石は肌の色合いもじんわりと湧き出してくるようで素晴らしいですね。
立石9
こちらで見た看板によると。
『このあたりは立石山という。切り立った巨石が連なり、丸子口から登拝する人の修行場であった。昔のこと、信夫山の神々が不思議なこの立石の形を作ったとして、山上の山の神を祭り、このあたりを聖地とした。
ここから北の方角を見ると、松川、摺上川を越して西根郷(にしねのさと)といった伊達市の西部を見渡すことができる。
江戸時代の初め(1630年頃)に西根堰を掘るために、ここの立石のひとつから見通して測量したと伝えられている。』
立石3
この立石の周辺にも多くの石たちが見られますし、また福島市の景色も……う~ん、雲がかかって残念ですが、素晴らしい。
立石からの眺め

岩谷観音~民衆が育む信仰の地~
岩谷観音看板2
磨崖仏7
どうでしょうか、この柔和な表情。ふと、大分の臼杵の石仏たちを思い出しますね。
残念なのことに、この地の石仏・磨崖仏は随分と風化しており、その姿を完全に留めているものは少ないのですが、それでも崩れながらも信仰の形の原型に近いものを残しているような気がします。だって……
磨崖仏8
何ともユニークな愛嬌のある表情のお不動さん。ここにある石仏・磨崖仏たちは、かなり完成度の高いものもありますが、中にはその辺の人が彫ったんじゃないかと思われる、ちょっと下手っぴぃな出来栄えのものもあるのです。修行者が高い信仰心を持って、そして厳しい修行の中で彫り出した石の仏たちも凛として素晴らしいけれど、こうしてもう少し市井の民衆がちょっと現世にまみれながらも彫り出した仏たちもまた素晴らしく、ごく身近な信仰の形を感じることができます。
さて、ここは信夫山の麓です。車で小さな疎水を渡り、小さな駐車スペースに車を停めて、見上げるとこんな階段。
岩谷観音階段
これを登るか、脇に九十九折の道があるので、そちらを選ぶか。
岩谷観音登る
何はともあれ登りましょう。
岩谷観音看板
こちらには看板があります(クリックすると拡大します)。桜の季節にはさぞ美しいことでしょう。
岩谷観音
登り切ると、観音堂と石に彫られた仏様が迎えてくれます。
観音堂。説明によると……
『平安時代の末に、飯坂の大鳥城に居城を構えて信夫郡一帯を支配した佐藤庄司基治は有名ですが、その叔父と伝える伊賀良目七郎高重は、ここ五十辺に館を構えていました。この子孫である春顕が応永23年(1416)10月に先祖伝来の観音像を本尊として建立したのが観音堂の始まりと伝えられています。』
うぅ、有名かどうかわからないのですけれど、そういう御由緒のようです。
磨崖仏1
この上に古峯神社と書かれた碑がありますので、古い時代から山の神様を祀る場所だったのでしょう。ここにも、原始から巨石を核とした信仰の聖地があり、後に磨崖仏も彫られるようになったという流れなのかもしれません。
磨崖仏3
全体像をお見せするのが難しいのですが、アンコールワットやボロブドゥールの仏教遺跡の原始版をイメージしていただくといいかもしれません。この観音堂のある層が第一層。
磨崖仏2
磨崖仏群についての説明によると。
『西国三十三観音本尊像をはじめ、60体に及ぶ供養仏がありますが、宝永2年(1705)の聖観音像、同7年の巳待供養弁財像が年紀の分かるものとしては古いものです。三十三観音像もおおかたこの頃から彫られたと思われますが、西国の札所名と本尊の御姿が正確で仏像の儀軌に通じた修行僧が敬虔な鑿を振るったものと思われます。』
思えば、西国三十三観音とは関西の霊場。ここ東北・福島の人々が、西国の霊場詣でに憧れ、とは言え、遠くてなかなか行けないので、そのミニチュア版を作って信仰の対象としていてくださったわけなんですね。
岩谷観音3
雨宿りもできそうです。
そして、少し階段を登ると、第二層に上がることができます。
岩谷観音2
第二層目にも、素晴らしい磨崖仏が彫られています。
磨崖仏6
磨崖仏5
一部崩れかけているようで、近づけない場所もありますが、ほとんどが間近で見ることができます。
岩谷観音からの景色
ここからもまた市内を見下ろすことができます。

内容は少し重なっていますが、看板に書かれていた岩谷観音の説明を載せておきます。
『古くから「岩谷観音」の名で親しまれてきたこの地は、民衆の素朴な霊場であります。
それは平安末期から鎌倉期にかけて五十辺の「館」に居館を構えてきた豪族・伊賀良目氏が持仏の聖観音を安置した「窟観音」に始まるものと思われますが、遠い都の貴族たちの三十三観音巡拝の風が地方の民衆にまで普及するにつれて、西国三十三観音の磨崖仏が彫られ、現在の「岩谷観音」が形成されました。その時期は宝永6~7年(1709~10)前後と思われます。
ともあれ、市内唯一の磨崖仏であり、かつ三十三観音の他60体にも及ぶ供養仏が群像を成している偉観は他に類例が少なく、そのできばえも素直で美しく、民衆の信仰の敬虔な心をよく伝えております。
桜の花時や新緑の風薫る季節、はては松林に紅葉をめでながら眺望するもよく、半肉彫りの仏像群を排し歴史をしのびながら遊歩するにたる史跡および名勝地として指定しました。』
立ち枯れあじさい
立ち枯れの鮮やかな色合いの紫陽花に見送られて、この地を後にしました。

さて、次回も福島市内~(一部)二本松市の個性豊かな石たちをご紹介していきます。

Category: 石の紀行文(写真つき)

tb 0 : cm 2   

[雨161] 第34章 交差点(1)姫君の覚悟と騎士の欺瞞 

【海に落ちる雨】第34章「交差点」です。孫タイトルがまるでファンタジーの世界になっているけれど……思えばこのお話は『人魚姫』の焼き直し、しかも竹流と葉子の関係は『かぐや姫』の月の姫と無理難題を押し付けられた求婚者。ある意味、究極のファンタジーかも。
さて、ものすごい勢いで書いた怒涛の31~33章が終了し、ここからは再生の巻、です。まだ地獄の底のようなところにいる主人公ですが、ゆっくりと這い上がってきてくれるはず(かな?)。
新年は、北条仁のカッコいい啖呵から、お楽しみください。

 登場人物などはこちらをご参照ください。
【海に落ちる雨】再開に向けてのキーポイント
【海に落ちる雨】登場人物
-- 続きを読む --

Category: ☂海に落ちる雨 第5節

tb 0 : cm 8   

【雑記・あれこれ】2015年ありがとうございました!2016年よろしくお願いします! 

みなのしゅう~、あけましておめれとうでござる!
きゅうねんちゅうは世話になったでござるよ。本年もよろしくお世話してたもれ~
(タケル:今年は武士っぽくする? え? 『真田●』を観るつもりだって? 今年はヒーロー番組を卒業して大河に挑戦なのか? いや、『半にゃライダー』も観るんだね。じゃあ、日曜日は忙しいなぁ~)←ちょっと安心するタケル(何で?)

今年のおしょうがつは、ぼく、よなぐに島にいるんだよ。
えっとね、タケルがぼくのために、ねこ用だいばー服をつくってくれました。
それでね、タケルといっしょに海にいきました。

海はね、ほんとはちょっときらい。まえにおぼれかけたことがあるの。
(参考文献:【迷探偵マコトの事件簿】(9)マコト、行方不明になる
でも、ほうらいセンパイに教えてもらった、いめーじトレーニングをいっぱいしました。
(参考文献:【迷探偵マコトの事件簿】(12)ぼくらの秘密基地
ほら、おさかなといっしょにおよぐんだよ。

それに、おさかなだけじゃないんだ!
よなぐに島の海のそこには、すっごいおおきなイセキ(かもしれない)があるんだ。
(⇒与那国海底遺跡
ね、すごいでしょ~、ぼく、タケルといっしょにうみにもぐったんだよ!

それにね、ホッカイドウとちがって、オキナワはあったかいね~。
でも、ぼく、ちょっとだけホッカイドウのほうが好き!
だって、じいちゃんがいるんだもん。

でも、オキナワもたのしいね!
いろんなとこに、ねこがいるの。
ぼくはナワバリに入ってきたヨソモノだから、ちゃんとごあいさつしなくちゃ。
「せっしゃ、うまれもそだちもツキジ。セイはヤマト、名はマコト、人呼んでメイタンテイのマコトともうしますでござる。せっしゃ、フシギなエンをもちまして~、えっと~、タケルのおうちにワラジをぬぎやした~」
(タケル:マコト、なんでシーサーに向かって話しかけてるんだ?)
si-sa-.jpg
(うちのシーサー、左下はうちの母作、右下は大海作)

海にもぐったあとは、毎日えんかい!
オキナワにはいっぱい、おばあと、おじいがいるんだよ!
ちんすこう、しーくわーさー、さーたーあんだぎー、おそば、おでん、えっと~、ぶたさん!
でも、ぼく、ぶたさんより、おさかながいいなぁ。
いらぶちゃ~、ぐるくん~、みーばい、まくぶ~~~!!
(タケル:数は覚えられないのに、魚の名前だけはよく覚えるなぁ)

「ほら、こっちきていっしょにおどるさ」
わ~い。
いっぱいたべて。
それから、おどります!
口笛ふいて、へびさんのさんしん~。
ぼくもおどるよ!
ちゃんちゃっか、ちゃんちゃっか~~
おじいと、おばあと、ワになっておどろお~
ちゃんちゃっか、ちゃんちゃっか~~~
おさかなもいっしょに、ワになっておどろ~
ちゃんちゃっか、ちゃんちゃっか~
ちゃんっ……ちゃっかぁ……
ねこイラスト3
(大海、絵の練習中。新聞に出てた写真の何かのネコちゃんモデル)

おさる
(昨年末、仲間入りしたおさるのぬいぐるみ)

皆様、明けましておめでとうございます。タケルです。
マコトは踊りながら寝ちゃいました。夢の中でも踊り続けているみたいですね。
さて、今年もマコトの訳の分からないご挨拶で始まりましたが、初めての沖縄で、海にも潜って疲れちゃったみたいです。え? 今年は飲んでいないかって? さすがに泡盛はヤバそうなので、警戒して近づけないようにしました。
今年も、またマコトがあれこれお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。

サルの絵馬
(実家の近所の神社に展示されていた、近隣の学校の美術部の方々が描いた絵馬)

大海です。皆様、旧年中は本当にあれこれお世話になりました。
と、まずは、年末のご挨拶も端折らせていただいちゃった上、新年のご挨拶も遅くなりまして、すみません。
今年は休みが短くて、仕事と片付けとあれこれでいっぱいいっぱいになってしまっておりました。4日が月曜日から始まるって、ほんと、辛いですよね……
それから……アルファポリスさんのブログ大賞の応援ありがとうございました!
皆様のおかげで、出だしだけはちょっと良かったみたいでしたが、思い切り右肩下がりで、消え去っていきましたが、応援してくださった皆様には心からお礼申し上げます。さすがに、読んでくださる方が増えるまでも行きませんでいたが、ごく少数ながらも初めてさんにも来ていただいたようで、有難かったです。いや、石なんて、世の中に興味を持っている人がほとんどいないということもよく分かりましたが、それでもこれからも、巨石紀行、しつこく続けていきたいと思います!

さて、実はブログのお誕生日(1/14)が近いので、所信表明(?)はその時にしたいと思います!
何はともあれ、今年もよろしくお願いいたします!! 

Category: あれこれ

tb 0 : cm 22