FC2ブログ
04 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 06

コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨182] 終章 結晶(九年前の返事、二十七年前の答え)(1)(軽く18禁) 

そして、終章です。長いので半分に切っています。
前半は一応18禁、かなぁ? それほどでもないかなぁ。何だかよく分からなくなっちゃった。
ここは始章に呼応して、「竹流」ではなく「ジョルジョ」になっています。

「返事なら9年も前にしたよ。あんたが聞くのが遅い」
第38章で真が言っていた「9年前の返事」です。でもこの言葉、ちゃんと届いたのかなぁ? 結局お互いに「はっきり言えよ!」ってことなのですけれど。でもマコトにしたら、じゃない、真にしたら精一杯、ですね。
それにしても、マコト、最近、登場回数おおいなぁ……(にゃん?)

実は2人がこういう関係にあったのは、真の大学入試~その後のイタリア旅行の間のわずか1か月ほどの間の事なのです。本人たちは、その時自分たちは熱病にかかっていたと思っていたんでしょうね。
でも、その後の「身体は求めないけれど、存在を求める」関係の方が深いんですけれどね……
この終章の前半(というより大半?)はそのイタリア旅行の間のこと。

旅の前分は気分良く過ごしていたのですが、ローマに引き戻されちゃってヴォルテラの屋敷に入った途端(捕まっちゃったのね)、竹流はちょっとお酒が過ぎました。真に当たりちらして、真はえらい目にあって。
ジョルジョの方は我に返って「なんてことしちゃったんだ」と思ったら、逃げ出しちゃった(ダメな男なんです)。で、酒場に入り浸っていたら、屋敷から「連れが熱出して寝込んでる」って噂が流れてきて、あわてて迎えに行ってアッシジに逃げたところでした。
どうしても御屋敷にいると荒れちゃうんですね。この頃、ジョルジョは「この家を継ぐのは自分じゃない」と逆らっていましたから。
200px-Giotto_-_Legend_of_St_Francis_-_-15-_-_Sermon_to_the_Birds.jpg
この聖フランチェスコの『小鳥への説教』の絵を見上げながら真が涙を流していたというシーン、竹流がいたたまれなくなるのも仕方ありませんね。そして……鳥つながりの笑えるシーンもあり、まだまだお楽しみいただけるはず?(鳥シーンは次回だけど)

 登場人物などはこちらをご参照ください。
【海に落ちる雨】登場人物
-- 続きを読む --
スポンサーサイト



Category: ☂海に落ちる雨 第5節

tb 0 : cm 8