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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・小説】自作を語るのはまだ早い?(3)~『人喰い屋敷の少年』 

 【雑記・小説】自作を語るのはまだ早い?(1)~『死と乙女』
 【雑記・小説】自作を語るのはまだ早い?(2)~『奇跡を売る店』


『自作を語るのはまだ早い?』シリーズ?の第3回目。
今となっては、連載中に時間が経ってしまっている作品のおさらい会みたいになってしまっております。粗筋だけ書いてあるものの、細かい確認が終わっていなくてまだ穴だらけなのでとてもアップできないでいる間に、眠れないくらい忙しい日々が続いて、時が過ぎ……数少ない読んでくださっていた方ももう忘れておられるだろうなぁ~。
というわけで、自分もおさらいです^^;

まずは真シリーズの短編・中編について。
本編がかなり文字数も多くて長いので、とても読んでられないわ、と思われているでしょうし、広く興味を持ってもらえるような話でもないので、もう少し短い話をいくつか書いて、このシリーズの登場人物たちに興味を持ってもらおうと始めた短編ですが、結局私が書くと長くなるということを暴露しただけでした。

短くきゅっと締まった話を書きたいんだけれど、ついついその人物の背景とか考えていたらそれが楽しくなっちゃったりして、必ず予定より長くなる悪い癖。きっと物書きのプロもしくはプロに近い人たちは、そういう枝葉をすべて払って、シャープでクールな物語を作り上げるんだろうなぁ、とアマチュアの下の下の私はしょんぼりすることばかりですが、楽しく書くこと、登場人物たちのいろんな側面を知ってもらうことが大きな目的の1つと割り切っておくことにします(って、開き直りか??)。
limeさん
さて、この『人喰い屋敷』ですが、もともとは8888Hit企画で小説ブログ「DOOR」のlimeさんが「このイラストに小説を」とリクエストをくださったのでした。
(申し上げるまでもありませんが、この絵の著作権はlimeさんにあります。無断転用はご遠慮ください。)
わ。すごい前の話だ!

さて、今回は、登場人物たちを整理してご紹介することで、物語を思い出していただこうという、ちょっと姑息なな記事です(@_@)

登場人物
相川真>大学を中退し、唐沢調査事務所に勤めている私立探偵見習。子どもの頃の遊び相手はコロボックルという不思議青年。3年ほど前に崖から落ちて生死の境をさまよってから、ますます霊感に磨きがかかっているという噂もあり。
本編ではすでに自分の調査事務所を経営しておりますが(唐沢が詐欺その他余罪で逮捕されたため独立)、この時はまだ雇われ探偵。共同経営者の柏木美和に尻に敷かれている真もいいけど、唐沢のおもちゃにされているようで頑張って躱している真も楽しんでいただけたらと思います(*^_^*)

カグラ>真の上司・唐沢が出入りする三畳酒場の女主人。本人がホラーのような存在。店にはカウンターしかなく、安い酒しか置いていない。
『奇跡を売る店』の玉櫛よりもさらにたちの悪いばあさんかも。ファーストシーンはこの酒場でした。「誰にも存在を認識されなくなったら、すなわち存在していないことになるのか」なんて話題で盛り上がっていたのですが……

「作家」>カグラの店の客。本当に小説家かどうかは不明。真を観察して小説のネタにしようとしているらしい。
「教授」>カグラの店の客。何の教授か、本当に教授か不明。おっとりとした声で理屈を言うのでそう呼ばれている。
「窓さん」>カグラの店の客。いつも酔っ払っているサラリーマン?
飲み屋でいつも顔を合わせる「知人」のこと、どれくらい知っているかなぁ? ということからこの3人が登場。いつも会っているのに、家も知らない、職業もよく分からない、でも結構いろんな話をしていて、よく知っているような気がしている。ブログの世界もちょっとそんなところがあるかも。

松岡綾>真の依頼人。7年前に失踪した夫・松岡圭吾の生死を知りたいという。「死んでいたらそれでいい」という言葉の中に秘められた彼女の想いとは?
自分は人を殺した、と主治医(精神科医)に言ったりもして、どこか壊れているように見えるかもしれないけれど、実は結構したたかな女かも?

ルカ>「人を喰らう屋敷」で真が出会った、白い猫を抱いた少年。児童養護施設に住んでいる。死んだ人が見えるらしく、真とはちょっと通じるものがある?
かつて、一度「門倉」という家に引き取られたことがあるが、施設に戻ってきた。引き取られている間のことは何も話さない。limeさんの絵の中の猫は「シャーロック」。ルカ曰く「あの子」がそう呼んでいた、と。
limeさんが描いてくださった少年ですから、特殊能力持ちにしてみよう! と思って書いているけれど、やっぱり特殊能力者はlimeさんにお任せした方がいいなぁとしみじみ思うのでした。私が書くと、どこかしぶといキャラになる^^;

唐沢>真の勤め先『唐沢調査事務所』の所長。戦時中は十代、その後アメリカにも長く住んでいた、傭兵あがりのおっちゃん。ギャンブルと酒と女が好き。ちゃらんぽらんだが、どこか憎めないところもあるが(ないかも?)、その中身は「深い井戸」。そこに何かがあるような気がするので、気になるから下まで降りてみたけれど、何もなかったって感じのおっちゃんで、金にはあざといのに、養護施設からの依頼はほとんどただで受けている。

三上>真の勤め先『唐沢調査事務所』の先輩。真のいいアニキ分。唐沢と同じ戦災孤児で、もともと養護施設の先輩後輩の腐れ縁。唐沢は三上にとって「捨てられない親のようなもの」。今回は、養護施設を抜け出してはどこかに行っている(『人喰い屋敷』に?)ルカの行き先を確認して欲しいと依頼を受けていた。

田代>7年前、綾の夫・松岡圭吾の失踪事件を調査した班の元刑事。若くして警察に嫌気がさし、今は喫茶店をやっている。
真田>綾の夫・松岡の元同僚の刑事。松岡は、綾と真田の関係を疑っていた。

こんな人物たちがうごめいている物語ですが、最終話まであと少しです(のはずです^^;)。
誰かが幸せになる話でもないし、華やかさもない話ですが、町の片隅に、普段通りかかってもとてもドアを開ける気がしない店があったり、隣り合っていても中で何が起こっているのか知らない家がたくさんあったり、生きているけれど誰からも存在が認識されていない人もいるのかも……そんな都会の街が、もうひとり(ひとつ?)の登場人物なのかもしれません。
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Category: 小説・バトン

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