


2017/3/23
思わぬ贈り物
3連休に富山まで大先輩の退任祝賀会に行って帰ってきたら、郵便受けにエアメールが。エアメール?? なんか変なものを注文した覚えもないし?? と思ってよく見たら、なんと
『憩』のけいさんが本を送ってくださったのです。なんとも不思議な物語2つ。絵本に「で?」ってツッコミながら拝読しました~
けいさんのお手紙によると「和子ちゃんに読んであげて」ということなので、いつか勝手にコラボで使わせて頂きたいと思います!
けいさん、PC大事件で大変なときに、ありがとうございました!!
もうひとつの驚きは、
『scribo ergo sum』の八少女夕さんが、コメントで「お誕生日おめでとう!」のお言葉をくださったこと。
なんと、私自身が忘れていたに等しい誕生日にコメントをくださるなんて……そうか、3月生まれ率高しって話をしていたんだっけ。あれ?
本当にありがとうございました!
皆様、あれこれあって、かなり遅れていますが、またコメントにお伺いいたしますね!
2017/3/13
大河ドラマと大河ファンタジーこのところ、書類シーズンで(+最近画像担当にもなっていて)、仕事でPCを触っている時間が長くて、毎日夜中まで格闘していると、目が疲れちゃって、ちょっと目眩気味なので、ゆっくり記事を書いたりコメントを書いたりできていなくて済みません(;_;)
読み逃げになっておりますが、ちゃんと読ませて頂いておりますので、またそのうちゆっくりコメにまいりますね。
さて、今日の話題はダブル大河。
ファンタジーなるものは、ほとんど読まないし書かないといっている私ですが、このところちょっとNHKのドラマに嵌まっています。
実は出張先のホテルで、夜中の番組でシリーズ1のダイジェストを見ちゃって、始まったシリーズ2は録画して休日の楽しみにしています(あ、放送自体も土曜日だった)。PCよりテレビ画面の方がまだましなのですね……
それは上橋菜穂子さんの『守り人シリーズ』のドラマ化。で、さっそくAmazonでシリーズ全部、クロネコさんにご迷惑をおかけしつつ(ほんっと済みません!でも再配達を依頼したらちゃんとその日には受け取ってるんだけど。私としては再配達料金上乗せでもいいんだけどな)購入しましたよ。まだ、読んでないけど。
しかも、出てくる出てくる、NHKに好かれているらしい役者さんの数々……これがまたかなりツボっているんです。みんな顔がなかなか良くて(それっぽいという意味。最近、NACSメンバーもかなり好かれているような気がする)。
でもこれだけでは私も嵌まらなかったのですが、実は今年はまだ大河ドラマについて行っているのです。去年は洋ちゃんが出ていたにも関わらず途中で投げ出しちゃったのに、今年の『おんな城主直虎』はまだついていっている。えぇ、世間で言う、子役で1ヶ月引っ張られた作戦にまんまと嵌まった一人です。
その最初の私の一言「わ~、チャグムがいる~」(チャグムというのは『精霊の守り人』に出てくる新ヨゴ皇国の皇太子)
で、おとわ(直虎)と鶴丸(政次)と亀之丞(直親)の三角関係(一応、おとわと亀は許嫁、でも結果的におとわは出家したので、亀は別に嫁をもらって、今や四角?)を、幼少期からあんなにみっちり描かれたら、もうどこに嵌まるって、ちょっと不遇な鶴じゃないですか。え?幼少期は亀の方が不遇? いやいや、やっぱりあの家臣の立場ゆえのどこかに悲哀や卑屈感のある鶴が、もう私のど真ん中です。しかも、もしかして自分にもおとわといっしょになるチャンスが、と思った途端、(事情があって)逃亡生活をしていた亀が帰ってくるし。
幼少期を演じていたのが、シリーズ1でチャグム役もやっていた小林颯くん。美形じゃないんだけれどなぁ、ちょっといじけて拗ねた顔とか、いいんですよ。ひねくれているの私だけ?と思ったら、結構ツィッターでも鶴派が多いみたいで。
しかも、鶴の父ちゃんで井伊家の家臣ながらちょっとヒール役の小野政直を演じている役者さん(吹越満)が、『精霊の守り人』でも新ヨゴ皇国内で敵対する立場の聖導師見習い役で登場していて、ますますデジャヴ感(これって、狙ってるの? 「この人、こっちのテリトリーにいるけど信じちゃダメよ」印?)。
『おんな城主』では、直虎(次郎法師)がいるお寺のちょっと武闘派な?先輩僧侶・傑山(市原隼人)が異様にかっこよく、『精霊の守り人』では皇帝が皇太子を暗殺しようと放っている狩人の二人(モン=神尾佑・ジン=松田悟志)が渋くてかっこよくて、これはまた立場が違うけれど、主人公との距離感・立ち位置が何となく似ているので、どこかで被っています。
「大河」というのはやたらめったら登場人物が多いってのが特徴だけれど、白状すると、ファンタジーや海外ドラマのカタカナ名前も、歴史大河のよく似た名前の羅列(有名どころはともかくとして)も、実は覚えるの苦手で。でも役者さんの顔で区別しているのですね。平将門→加藤剛とか(古い!)
役者とムードで何となく被っている今年の大河2つ。NHKのドラマって、時々嵌まっちゃうなぁ。でも、完全な創作物語と違って、歴史大河の怖いところは、気に入った登場人物が出てきても、次の回には消えてて、気がついたら死んでたってことがよくあること。人生は多少いじれても、生死まではいじれないから仕方ないけど(今回も今川義元の扱いがそれだったな)。
え、っと、大陸に渡ってジンギスカンとかにはなってないし。
大河ドラマは最初の気力が2月まで持つかどうかで決まるんだけれど、今年は見そうだな。
『守り人』のほうは、小説も読んでみようと思っています。ファンタジーだけど、上橋菜穂子さんは文化人類学者でもあって、物語に出てくる国同士の関係や、その風土・気候・人種・社会の在り方などは現実の世界にとても近くて、さらに、不思議な力や神のような存在は出てくるのだけれど、あくまでも民俗的なニュアンスが強くて、何かを一網打尽にして解決するような魔法とかは出てこないので、私などでも取っつきやすい印象です。
小説から入るのと、ドラマから入るのではずいぶん違うと思うけれど、個人的にはそれぞれの面白さを楽しんだらいいんじゃない?って思うし、ドラマの方では主人公のバルサを演じる綾瀬はるかもなかなかいい感じで、特にくっつきそうでくっつかない関係(最後は連れ合いになるようですが)の薬草師のタンダ(東出昌大)との間合いがこれまたツボ。それにロケに使われていた青森の仏ヶ浦でまたツボっています。
って、知らない人にはなんの面白みもない記事を書いちゃった。
今日(あ、昨日か)はNHKスペシャルで福島の原発の12日間の膨大な音声記録を解析した番組を見て、唸っていました。あの混乱した現場で起っているあまりにも膨大な出来事に対処するには、人が少なすぎたんじゃないの、いや、人が対応できる範囲を越えた何かが起るようなものを抱えていく恐ろしさを感じるし、人類としてどうあるべきかという根本のところに立ち返るべきだろうって、改めて思いました。現場の疲弊と本社のやりとりがあまりにも温度差があるようで、ちょっと居たたまれない思いだったけど、これはやっぱり見ておかなくちゃと思っていました。しばらく考え込んじゃう。
2017/3/11
大切な日もう6年経つのですね……まるで昨日のことのようなのに。でも、6年経っても行方不明のままの人の数を思うと、「まだ」6年。その数以上に、帰らぬ人への思いに揺れ動きながら過ごしている人がいる。2016年3月11日の行方不明者数2561名、2017年今日の行方不明者2553名。身元不明のご遺体69名。小さな1の数字の重みを感じます。
遠くにいて思うだけの私ですが、忘れないようにしたいと思うのでした。
そして、この6年の間にもまた別の大きな災害がありました。明日は今自分がいる場所で起こってもおかしくない、そんな地球の地面の上に生きている私たち。一所懸命、生きていかなくちゃいけませんね。
今年もまた、福島に行きたいな。去年は滞在中マイコプラズマ肺炎を発症してしまって、味が分からなかった福島市内の旅館の美味しいご飯も心残りだし。今年は熊本にも行かなくちゃ。毎年行っていたのに、去年は忙しくて行けなかったんですもの。
その場所に行って感じてみること。それもまた私にとっては意味のある行いなのです。
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