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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【旅2017・スペイン】(6)サグラダ・ファミリア(2)~ガウディの建築を巡る・その2~ 

ガウディさん
サグラダ・ファミリアその2のトップ写真はガウディさん。サグラダ・ファミリアの地下博物館にお墓がありますが、結局、彼は人生の最後、1910年から1926年に亡くなるまで、この教会と共にあり、今もここに眠っておられるのですね。大変健康には気遣っておられたそうですが、残念ながら路面電車に轢かれて亡くなられたとか。健康よりも電車に気をつけていただきたかったけれど……不慮の事故ならば致し方ないのでしょう。サグラダ・ファミリアの設計図はまだ大方、ガウディさんの頭の中にあったようですから、この教会の地下には、今もひたすらガウディさんの頭の中を探り出すべく模型ばっかり作っている研究室みたいなところがあるのです。
模型造り
そして、この模型製作所の横に、例の「ざっぱな力学」の正体が……
模型さ
これを目の前にして、私たちは思わずつぶやいたのです。「天才と何とかは……ってほんとにね~」
これはガウディさんの頭の中にあった「コロニア・グエル教会の吊り模型」なのです。写真では分かりにくいかもしれませんが、要するに、砂か何かが入った袋をいっぱいぶら下げてあるのですね。
逆さ模型
アップになった写真を発見。まぁ、アップにしたからって「わかった!」って代物でもないのですが。
「ガウディが建築家としての生涯にわたって貫いた方針は、構造以前に原理に重きを置くというものでした。それは徹底した自然観察の結果でもあるのです。」と説明にあるのですが、う~ん? 要するに、重力のままにバランスを取れるものは、これをひっくり返した場合にもバランスが取れる、ということなのでしょうか。で、この「ざっぱな力学」がサグラダ・ファミリアにも引き継がれているというわけのようです。
考えても私には理解できないので、諦めてサグラダ・ファミリアの内部のご案内にもどりましょう。
サグラダファミリア内部観光客あり
石化した森を表現したような柱、その周囲のステンドグラスです。これは塔のエレベーターに上って降りてきてから撮った写真なので、結構観光客が増えていましたが、朝一番で入ったときは結構がら~んとした感じで良かったですよ。
オレンジ~赤がメインになっているのは受難のファザード側。
ステンドグラスオレンジ
入った時間帯(朝一番)にはこちらのオレンジ側からの光が最も綺麗でした。あれ? でもこちらは西側のはず。いずれにしても、入る時間帯を変えたら、また違う光を感じることになるのでしょうね。でも、そう何回も行くことはないだろうなぁ。というのか、2度目はなさそう。
ステンドグラスオレンジ縦
アップにしてみると、モザイク状になったガラスが分かりますが、何かの文様というのでもなさそうです。
向かいになっている生誕のファザード側のステンドグラスは青系統。といっても、完全に統一されているわけでもなくて、規則性があるようには思えません。そう言えば、イタリアのモザイク職人が「敢えて不揃いにする。そこに色や光が生まれる」ようなことを言っていました。揺らぎのあるところに心に響く何かが潜んでいるのですね。
ステンドグラス青観光客あり
柱や壁が白っぽいので、光の加減、立つ位置によってはその反射があって、余計に色彩が深く見えます。
ステンドグラス青
そう言えば、側面が全部ステンドグラスですね。じっと見ていると何かの絵柄にも見えなくはないのですが、どこを見ても、これは何かの場面を意匠的に描いたものでもなく、ただ光をどのように遊ばせるか、そしていかにこの空間に立ったときに「深い森」にいるように感じるかと考えたもののように思えます。
ステンドグラス1
側廊に立つと、中央部よりは光が近くて遮るものもないので、柱や天井が光の色彩に染まっているのが分かります。
サグラダ・ファミリア内部脇廊
こうしてみると、何だか椰子の林にいるみたいですね。そう、これは殉教のシンボルであるシュロの木をモチーフにしているのです。きっと私のような異教徒には何のこっちゃ分からないけれど、やはりここは教会なんですね。
サグラダ・ファミリア内部脇廊2
ここに居ると麻痺しちゃいますが、この柱って思えばすごくシンプルで飾り気がありません。模様もないし(でもなぜか迫り来るものがある)。これはこの光を遊ばせるための空間なのですね。
ステンドグラス反射
少し暗くなってしまいましたが、このバルコニーの手すり、教会の手すりじゃないですよね。これって、カサ・ミラで見たような。
ステンドグラスはいつまで見ていても飽きませんが、実は、じっくり写真を撮ったのは、エレベーターで塔に上がった後でした。何しろ、朝一番のエレベーターを予約していたので、早速行っとかないと、遅れると上らせてもらえません。
ファザードエレベーター
エレベーターは塔の中を上がっていくのですが、何しろ狭いので一度に数人しか乗れないのです。だからやむを得ず人数限定になってしまうのですね。コインロッカーもあって、大きな荷物は置いていけるようになっています。
生誕のファザードからの眺め
さぁ、あの生命の樹の鳩のところに上がってきました。バルセロナの街が見渡せます。高所恐怖症の私ですが、とりあえず頑張って写真を撮りました。でもほんとのことを言うと、さっさと降りたかった……でもせっかく上ったし、レポートいたしますね。
この生命の樹がどのあたりにあるのかは、前回の外観写真をご確認ください。
生誕のファザードからの眺め-池
サグラダ・ファミリアの前には池があるのです。この池がもうひとつの見所でもあるのですが、それはちょっと置いといて。
生誕のファザード側には生命の躍動感溢れる彫刻があれこれ見られるですが……
生誕のファザード果物
これって、確か日本人がデザインしたものでしたよね。なぜ果物担当? 果物がいっぱい集まっているので、どれもブドウみたいに見えるけれど、それぞれ違うみたい。
生誕のファザード果物工事中
工事現場を間近で見ながら、螺旋階段を降りていきます。
生誕のファザードこわい~
途中、こんな風に飛び出したバルコニー風のところがあるのですが……一番端っこは人ひとりが立てる程度の大きさ。もちろん、この上に立つなんて恐ろしいことはできませんので、写真を撮っただけですが、一応上の方は見上げてみました。生命の樹からずいぶん降りてきています。
生誕のファザードから空を
塔の中を降りる螺旋階段は、途中から狭くなって、最後はこんなくるくるの階段になります。ひとり通るのがやっとな階段。みんな一生懸命誰もいないシーンの写真を撮りたいと頑張るのだけれど、常に誰かの手や足が写るのですね。私としては足のひとつもあった方が大きさ比べになっていいと思うのですが。
ファザードを降りる階段
エレベーターは2つあって、ひとつはこの生誕のファザード側、もうひとつが受難のファザード側です。チケットを買うときにどちらかを選ぶようになっています。私たちは生誕のファザード側に行ったので、受難の方がどうなのかは分かりませんが、基本的にはどちらも同じような造りみたいです。もちろん、身近に見える彫刻は違うのでしょうけれど。
受難のファザード入り口床
受難のファザードを見ようと建物をいったん出ます。ちなみに地下博物館はこの受難のファザード側から入るようになっています。
生誕のファザードの対側は受難のファザード。ステンドグラスではオレンジ~赤がテーマだった側で、西側を向いています。文字通り、キリストの受難と死がテーマで、こちらは非常に冷たい感じのする石が剥き出しの彫刻です。
受難のファザード入り口
前回の生誕のファザードと比べてみてください。何とも寂しい受難の光景です。これを見て、最初にミラノにあるミケランジェロのピエタと思い出しました。ヴァチカンにあるのは(破壊されたことのある)綺麗で繊細なピエタですが、ミラノにあるのは、石から彫り出しかけのように無骨で未完成にさえ見える、ミケランジェロ晩年の傑作。ミケランジェロの手紙のどこかに「もうこれ以上彫れない」ようなことが書いてあったような記憶が(間違ってるかも。中学校の時、芸術家の手紙シリーズを読むのが好きで、結構嵌まっていました)。身に迫る作品と言えば、ミラノのピエタの方じゃないかな。
この受難のファザードの彫刻担当はスビラックス氏。ガウディの意思をよく理解されていたのでしょう。
受難のファザード彫刻1
ユダの接吻。後ろに数字が16こ書かれたものがありますが、これは縦・横・斜め、どの方向に足しても33になります。キリストの亡くなった年齢を表しているのだとか。
受難のファザード彫刻2
キリストの裁判。右にいる考える人みたいのは、ローマ総督ピラト。
受難のファザード彫刻3
中央部分には聖布を持つ聖ヴェロニカ、そして左側の人物はガウディだと言われてます。ヴェロニカの顔が彫られていないのは、彼女が持っている布の上に移しとられたキリストの顔が強調されるように、ということらしいですが……でも、他のどの彫刻の顔も、十分に無表情なのですけれど。そういえば、この後ろの仮面をかぶった兵士みたいなの、カサ・ミラの屋上にもいました!
受難のファザード入り口3
最後に、塔の上から見たあの池の効能?を。
朝一番に行ったら、ちょっといいことがあると書いたのは、この美しい逆さサグラダ・ファミリアです。あ、これは決してガウディの逆さ模型ではありませんよ。
逆さサグラダ・ファミリア朝2
確かめていないので分かりませんが、現地の日本人ガイドさん曰く(こちらのガイドツアーはまた後日ご報告を。夜のタパスツアーに行ったのです)、朝一番と夜は、水が澄んでいて、鳥もいなくて濁っていないし、水面が凪いでいるので、綺麗な逆さサグラダ・ファミリアを見ることができるのだとか。ちなみにこの池、もしかして逆さサグラダ・ファミリアを見るためだけに作った、ってことはない、ですよね?(未確認)
逆さサグラダ・ファミリア朝1
しかし、頑張ってみてもこれで精一杯なのです。何って……池との距離の問題です。そう、でかすぎて(かつ近すぎて)、富士山みたいに、本物と池に映ったのと、両方は画面に収まりません……広角レンズが要りますね。
夜の逆さサグラダ・ファミリア? もちろん、抜かりはありません。ばっちり、美しい姿をカメラに収めてきました。でもその写真はまた後日、夜のツアーご報告でアップしたいと思います。

次は、建物ばかりも飽きるので、先にグエル公園にご案内いたします。大海のソウル・メイト:トカゲくんに会いに行きました。え? オオサンショウウオ? 実はそういう噂もあるのですが、いや、私の知ってるオオサンショウオはあんなのじゃないけど。トカゲは、あんな色のがいるけど……それに色だけじゃなくて、形態的にオオサンショウオには見えないけどなぁ……
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【旅2017・スペイン】(5)サグラダ・ファミリア(1)~ガウディの建築を巡る・その2~ 

サグラダ・ファミリア外観3
今回から2回に分けてサグラダ・ファミリアのご紹介です。
サグラダ・ファミリアの景色と言えば、まさにこの「工事中」ですよね。こちらは現在メインの入り口になっている生誕のファザード側から見た姿です。着工は1882年、信者からの寄進で税源をまかなうという「贖罪の教会」であったため、資金難でなかなか工事が進まなかったといいますが、ついにガウディ没後100年の2026年の完成が宣言されているようです。
完成しちゃったら、今やサグラダ・ファミリアの代名詞と言ってもいい、この工事現場風景は見られなくなるって事なんですね。
完成した暁に一番高くなるのは、画面の右奥あたりに見える、途中ですぱっと切られた大根みたいになっている部分。あの上にまだ積まれて、170mになるそうです。
サグラダ・ファミリア工事中一番高くなる予定
大根、アップにしてみました。手前に見えているのは生誕のファザードの4つの塔のうち2つ。手前の塔が大体100mくらいなので、まだ全然これからですよね。生誕のファザードの4つの鐘楼ができあがったのも、ガウディの死後4年目(ガウディは1926年亡くなりました)。その上、スペイン内戦(1936年)で破壊されたこともあるので、未完と言うだけではなく、破壊という歴史も背負っている。思えばすごい建造物です。
手前の塔は100mくらいだから、あの大根の上が高さ170mになるというのがどういう感じか、想像してみましょう。ね? これってできあがってしまったら全然違う景色になってしまいますよね。もうその時には今のサグラダ・ファミリアは無いのですね。
前回に書きましたが、行く前は「ガウディ何様?」とあまり気合いの入っていなかった私でしたが、力業で迫ってきました。有無も言わさず「すごい」と言わされてしまった気分。
サグラダ・ファミリア生誕のファザード外観
生誕のファザード側から見てみます。真ん中に見えるのは「生命の樹」、腐敗しないものの象徴として糸杉がモチーフになっています。白いのは鳩。4つの塔はそれぞれ12使徒の誰かに当てはまっています(今は8本だけれど、3つのファザードに4本ずつ、合計12本になる予定)。
生命の樹の後ろに少し弓なりになった渡り廊下みたいなのが見えますよね。
サグラダ・ファミリア生誕のファザード外観アップ
ちょっとアップにしてみます。渡り廊下の上に転落防止の網が見えます。あそこ、歩いたんですよ! 高所恐怖症の大海が……これがどの部分になるのかは、1枚目の写真と比べてみて頂いたら分かると思います。
塔の文様が斜めの螺旋になっているのが分かりますね。ひとつひとつの凹みは窓(灯り取り)になっていて、内部は螺旋階段になっています。もちろん、階段で上るなんて無体なことはありません。
その前に、まずはサグラダ・ファミリアの中に入らねばなりませんね。
サグラダ・ファミリア入り口
サグラダ・ファミリアに入るためにはもちろんチケットが必要なのですが、よく考えたら、入るだけで18€、エレベーター代はプラス13€、ちょっと麻痺していましたが、4000円! 
積み上げている煉瓦1個分くらいは私が寄付したんだと思うことにしましょう。
あれこれ情報収集して、ここは外しちゃならないと、日本から予約していきました。朝9時1番のチケットをゲット。お勧めです。何よりも混む前に入れます。そして、少し早めに行ったら、もうひとつ良いことがあります。その話は後にするとして、ここが生誕のファザードの入り口。9時少し前にたどり着いたら、既にかなりの人が集まっていました。荷物チェックを受けて並んで時間を待ちます。
待っている間にこのごちゃごちゃ~とした彫刻を見上げます。
サグラダ・ファミリア2
生誕のファザードですから、マリアとヨセフの婚姻から始まって、受胎告知~イエス・キリスト生誕、少年時代(大工として働く)などの場面が描かれた彫刻が見られます。下は「受胎告知」の場面。
サグラダ・ファミリア彫刻とげとげ
写真を撮ってアップで見直して初めて分かる……彫刻の上にトゲトゲがいっぱい。そうか、鳩よけですね。作り物の鳩は群がっていてもいいけれど、本物の鳩が群がると糞だらけになりますものね。
しかし、何よりも目を引くのは……やっぱりガウディというこんな彫刻ですよね。
サグラダ・ファミリア彫刻とかげ?
カメレオン? ちょっとユーモラスで可愛い。こういうのを見ると、あぁガウディって感じだなぁと、まだこの時点では見ていないグエル公園のトカゲに思いを馳せていたら……いよいよ入場です。
サグラダ・ファミリア内部柱メイン
入った瞬間、何が見えたかというのはよく覚えていないのですが(側廊から入る感じになるので、柱までは少し距離があるのですが)、多分この柱がで~ん、と見えて、さらに何とも言えない色彩が感じられたのです。写真で見ていたイメージよりも、幅も高さも奥行きもずっと大きい空間に、色づいた光が浮かんでいるというのでしょうか。「やられた」と思いました。
最近は何かを見たときに「解説」から頭に入ってくることが多くなっているような気がします。タイトルや内容を理解する方へと頭を使っているというのか。ネットで音楽のコメントとか見ると「一体この語りを入れているのは何者?」みたいなものが溢れているし(でもネット上では言葉を駆使するしかないというのも分かるんですけれど)、溢れる解説や感想に左右されすぎてしまうし、でも何だか身に迫ってこないというのか。
でも、ここには解説は不要でした。これは「心情」を揺さぶる空間です。鳥肌が立つような感じ。あぁ、ガウディさん、見くびっていてごめんなさい、です。ここは確かに教会なのですが、教会の一般的なイメージとは一線を画しているような、それでいてやっぱり教会のような。
サグラダ・ファミリア内部観光客あり
これを見て『風の谷のナウシカ』のシーンを思い出しました。あのお話に、私が最も好きなシーンが2つあるのですが、そのうちのひとつが腐海の底、地下空間です(もうひとつはナウシカの実験室)。腐海では菌類が毒を吐きまくっているのに、その底では新しい清浄な空間が生まれている。実は腐海の菌類は、汚れた空気や水から毒素を吸い取って、その地下で浄化しているという下り。
あの場所と似ているなぁと。この柱も、そして空気感も。実際、ガウディはこれを「森(石化した森)」と表現していたそうです。
ここは、空間に祈りが込められているような気がします(これを爆破しようとしていた人がいるなんて。もしかして神の鉄槌が下ったのかも)。
では、しばらく、この柱と柔らかな光の色彩をお楽しみください。
サグラダ・ファミリア内部1
サグラダ・ファミリア内部柱と天井
上は前方、下は後方を見たところです。後方は、栄光のファザードで、現在は開けられていないのですけれど、一番大切なファザードになるそうです。将来はこちらが入り口になるのかな。
一体どういう頭脳を持ってしたらこういう柱の設計ができるのか、ですよね。これって、あれこれ考えたらかえって作れないんじゃないかと。解説書によると緻密な計算をしたような話になっているけれど、やっぱりこれは昔の大工の棟梁のように直感と信念と経験? 
ただ、よく見ると場所によって柱の色が違っているじゃないですか。石の性状が異なっているようなのですね。ということは、石の硬さ・強度は計算に入っているということなんですよね。う~む。
この詳しい解説は他に譲るとして(というのか、私の頭ではついて行けないし)、とりあえず、いつもに比べてサイズアップの写真で攻めることにいたしました。
サグラダ・ファミリア内部前方
前方に見えるあたりは、多分聖母マリアの塔の辺りになるのでしょうか。中央部分から上に、光が「溜まっている」ように見えませんか。
サグラダ・ファミリア前方アップ1
他の部分は、ステンドグラスでもっと色彩豊かなのですが、ここは光の入り込む部分が高いからか、光そのものの色に見えます。その上方には不思議な幾何学模様の天蓋のようなものがあります。
サグラダ・ファミリア前方アップ2
あまり偶像的なものはないし、キリスト教的というよりも、イスラムの幾何学模様を思わせます。アップの写真を見ると、金や銀に彩られているので、まさに光をためる装置なのかもしれません。
今度は天井を見上げてみます。
サグラダ・ファミリア内部天井2
この、先になると枝分かれしている柱は、まさに自然の造形「木」です。でもやっぱり、「本当に大丈夫?(天井支えてる?)」って聞いちゃいますよね。
サグラダ・ファミリア天井

長いので2回に切りました。次回はステンドグラスと受難のファザード、そして「ざっぱな力学」について、です。

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