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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【2017誕生日】『玉置浩二、すげ~!』と春の花と内田康夫さん 

たまきこうじ
行ってきました。初・玉置浩二・生です。
別に誕生日だからというのでもなかったのですが(正確には当日ではありませんでしたが)、以前から気になっていたナマ玉置浩二に行ってみたわけです。たまにね、ファンではないけれど、観に行きたい・聴きに行きたいってのありませんか? 私にとっては玉置浩二がその一人でした。ナマで聞いて外れのない歌手といえば、真っ先に名前の挙がる歌の上手さらしい、と。
実は、1枚だけCDを持っていたんです。
安全地帯の『出逢い』……火曜サスペンス劇場のエンディングに使われていた曲なのですが、大好きで。

実はこれ、以前に記事に書いたことのあるシンフォニック・コンサート(オーケストラバックにポピュラーの歌手が歌う)のひとつ。
【フミヤさんのシンフォニックコンサート】
いや、聴き応えありました。低音部はかなり低いところで押えながらもずっしり(ちょっとだみ声っぽいのに)、そして何より高音部の声の分厚さ。
高音部が分厚いってことは、ファルセットじゃなくても地の声であそこまで上がっていて出ているって事ですよね。ぽんって、あの高さの正確な位置に駆け上がれる声は、やっぱりすごい。いや、ファルセットの時も綺麗なんですけれど。

分厚さを特に感じたのは、『夏の終わりのハーモニー』……井上陽水はもちろんいませんが、ハモりの部分で物足りなくないんですよ。それどころか、一人でハモってるんじゃないかと思うような厚み。
しばしばマイクを外して歌っていたけれど、気にならないほど通る声で……いや、すごい。
しかも、この人の歌い方って、語ってますよね。
折しも、先日書いたお話の中で「歌は語りのように、語りは歌のように」って言葉があったのですが、これ、多分、なんかのコンクールの時に審査員の人が言ってたんですよね(たぶん、というよりも私が聞いているんだから、ほぼ間違いなく民謡関係)。
あぁ、ほんとだ、語ってるわ。歌なんだけれど、語っている。だから、届く。
上手いというのは、この表現力のすごさもあるんだろうなぁ。ただ正確に歌うというのではなく。

1970年代(1975かな)にポピュラーミュージックのコンクールに出た旭川出身の安全地帯。
この時、優勝したミュージシャンが「安全地帯という恐ろしい中学生バンドがいたのを覚えている」といっていたそうな。
その優勝者というのが、中島みゆき。どんな時代だったんだ……

私、最近気がついたのですが、いい声の歌・唄を聴くと、なんかにこにこしちゃうんです。民謡のコンクールでも、好みの声に出会ったら、勝手に頬が緩んでにこにこにたにたしているという(端から見たら、ちょっと気持ち悪いかも)。
最近では、IL DIVOがそれでした。もうコンサート中、勝手ににやにや……
だから、今回もなんかにこにこしちゃって。

仕事終わってから大阪まで行ったので、ちょっと遅れてしまって数曲聞きそびれてしまったのですが、お目当ての『出逢い』は聴けて、ここではじわ~と涙目になっておりました。
この曲、今数えたら、たった107文字なんですよ。ツイッターより短い!
(連絡はないけど 元気でいますか……うぅ、泣ける。そして、「あなたを、あいしてる」で必ず泣く……単純な言葉なのに、やっぱり「語り」なんですね)

最近の曲って、歌詞が過剰な気がしますが、大事な事って少ない文字で伝わるんですね。
そう言えば、今年の津軽三味線の大会で、審査員長の講評で「音が多すぎる」って言っていたなぁ。もっとシンプルに、一音一音、大事にしろって事なんだろうな。
(夕さんのところでコメントにも書いたのですが)上手い人ってね、普通の何気ないところで上手いんですよ。難しいことしていないのに、その差は歴然としている(三味線なら、糸合わせ=チューニングだけでも分かる)。ついでに、難しいこともさら~っとやっちゃうので、難しいことしているように聞えないんですけれどね。
でも、基本は、音締め・音澄み、という音の美しさ、ですね。それがナマで聞くと本当にすごくよく分かる。

ほんとに堪能いたしました。
3階で遠くから見ている状態だったのですが、なんか、姿が神がかってましたよ。
でもMCが全然無かったんですよ。黙って歌だけ聴いてくれ、ってことかな。欲を言うと、ちょっとくらいしゃべって欲しかったな。
あと、オケにもっと冒険させて、アップテンポの曲をもうちょっと増やして欲しかったかなぁ……『田園』のラスト部分、しびれましたし。

東大赤門
話は変わって。
昨日は日帰りで東京でした。東大で研究会だったんですが、何度か行っているし、親しい友人が東大生だったのに、なんとこの度初めて赤門を見ました(^^) ほんとに赤い……
東大構内
構内のベンチ。ベンチまで哲学してる……どこに座るか、かなり迷います。
こぶしと桜2
そして、こぶしとサクラのコラボです。
こぶしとサクラ1
東京の桜の開花宣言もありましたしね。でも、うちのはまだようやく彼岸桜が咲いたところです。
サンシュユ1
うちのサンシュユもだいぶ大きくなっていますが、こちらは見事な木。
サンシュユ2
うちの家では、春の花は一番が赤いマンサク。二番がサンシュユと黄色いマンサク、そしてボケと梅。
これからしだれ桜が咲くまでは、春の花が順番に咲いていく、贅沢なひとときです。


追記

さっき、知ったのですが、内田康夫さんがお亡くなりになられたと……
そうかぁ、なんか、浅見光彦が永遠の33歳なので(一度34歳になったんだったっけ?)、作家さんまで若いように思ってしまっていたけれど、そんなはずはないですよね。それくらい、浅見光彦をこの世に送り出して、あれだけの作品を書き続けてこられたパワーがすごかったと言うことなんですね。
一時、新幹線の友は必ず浅見光彦だったのです。日本人にありがちですが、この水戸黄門の印籠にも匹敵する伝家の宝刀を抜くシーン(兄貴が刑事局長とばれる)が、ちょっと「きたきた!」って感じで(大阪の人間、よしもと新喜劇で次の笑いを予想して待っていますからね。しかも、ちゃんと予想通り来ないといやなんですよ)……それに何より、日本全国津々浦々、旅先の風物の描き方が本当に愛に満ちていて、私の中では探偵小説でもあり、旅ガイドでもありました。
それに、社会のひずみを織り込まれた作品も多くて、それを作品に取り込むことで、常に何かを教えてくださっていた気がします。
初めて『天河伝説殺人事件』の映画を観てから(今でも、私の浅見光彦は榎木孝明さん)もう随分経つんだなぁ。今でも、あの映像美とストーリーの美しさで、私の中の神棚に上がっている物語です。
ちなみに、ピアノも弾かれたんだとか。ほんとに、ダンディな方だったんですね。

あの世に行ったら、お会いしたい人がまた増えちゃったよ。
素晴らしい作品の数々を遺してくださって、ありがとうございました。
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Category: あれこれ

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