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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・花】我が家の桜とお馴染みの桜2018 

毎年恒例の『今年の桜』です。またまた例のごとく、山のように写真を撮って、選ぶのに難渋するという憂き目に遭っていますが、今回はちょっとテーマもありましたので、そのキィとなる写真を始めにお見せしたいと思います。
まずは、今年の目玉? 「如月の望月の桜」ですよ(^^)/
我が家の桜10
フラッシュはたいていません。庭に多少の外灯はあるのですが、かなり暗め。でも結構綺麗に撮れました。月をもっとアップにしたかったけれど、月をアップにすると、ぶれちゃうんですよね。というわけで、こんな感じで。
「如月の望月」というと、西行法師の歌。「願わくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」という有名な歌ですが、如月って2月ですよね。2月の桜? いやいや、旧暦ですので、現代の暦に当てはめてみると、3月始め~4月始め。でも、西行の時代は平安時代で、この頃にソメイヨシノはないんですよね。当時の桜と言えば山桜かな? 山桜だったら時期はもっと遅くなります。早咲きの桜があったのかな。
とりあえず、現代、桜の代名詞・ソメイヨシノと如月の望月のコラボは、なかなか上手くそろわない事の方が多いので(そもそも「望月」が月に一度ですものね、当たり前だけど)、少し早めに桜が咲いてくれた今年は上手くコラボしてくれました。
特にうちのしだれは、例年なら4月の2週目くらいなので、今年は本当に早かった。3月の末、桜と月、堪能いたしました。
さくら3
もうひとつは、自分では「発見」と思ったのですが、題して『桜花火』。
私が毎年、花見散歩に行く公園では、桜の木が立っている場所を少し上から見ることができるのですが、上から見た桜がこんなふうに、たくさんの花火が開いたみたいに見えたのです。
実は、昨年まではもう少し花が「ぼんぼり」みたいだった思うのですよね。少し木が年取ってきたのでしょうか。花数が減って、花火型になったのかも……
公園の桜ー朝2
この公園は、山の西側斜面にあるので、朝陽が遅いのですね。日が当たる前に公園に入ったので、少し暗い中から撮影がスタート、日が差してくるまでゆっくり散歩を楽しみました。
10年くらい毎年、同じところに桜を見に行っていると、その景色の変化に気がつきますね。ニュースで取り上げられていたように、日本で多くのソメイヨシノが植えられてから半世紀、そろそろ木の寿命の時が来ている。
一昨年くらい前くらいから、徐々に木に枯れた枝が目立つようになっていたのですが、こうして「朝まだき」の中で枯れかけた木を見ると、墓標のように見えて、ちょっとしんみりしちゃいました。
猫さん1
でも、そんなことはお構いなしに、猫さんたちは元気に木の根元を走り回っています。
山桜1
そして、山桜ですね。毎年書いているような気がしますが、山桜、好きなんですよ。ソメイヨシノもいいのですが、山を見上げたときに、ぽっと紅く火が灯ったみたいに見えるんですよね。花じゃなくて、この新緑の赤の色なのですが。
ユキヤナギ
桜が早いと、もうひとつ嬉しいのが、ユキヤナギとのコラボ。入学式頃にサクラが咲く例年の状況だと、ユキヤナギはもう終わりかけ。でも、桜が早いと、ユキヤナギも満開で、白とピンクが美しく咲き揃います。
公園の桜ー朝9
花はすこしまばらになっているのですが、こうして朝のすがすがしい空気の中で見上げてみたら、なかなか見事な景色が。
公園の桜6
子供たちが忘れていったボールも、ちょっといい感じです。

では、『続きを読む』から、例のごとく撮りすぎて選ぶのに難儀する桜の花たちを御覧ください(^^)/
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Category: ガーデニング・花

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【雑記・近況】沢田教一写真展と都会の花見 

沢田教一写真展1
怒濤の春休みが終わって、今週末はようやく脱力しています。
うちの職場は、お客様の都合上(?)、学校の長期休みになると、いつも吐きそうなほど働く羽目になるのですが、特に春休みは短いのに、夏休み以上に濃くて、しかも人事異動の時期で人では少ないし、毎日泣きそうになっていました。
しかも、これは自分で首を絞めたのですけれど、4月1日にちょっとした実家絡みのイベントを抱えてしまい、準備に結構時間を費やする羽目になって。

そんな中、こちらの写真展の開催を知り、終了直前に無理矢理行って参りました。8月に大阪に巡回してくるというので、そこまで待っても良かったのですが、なんかいても立ってもいられない気持ちになっちゃって。
京都に行くのって、もう最近は体力が持たなくて、すっかり新幹線に頼っていますが(ひどい…)、とは言え昔の住処。デパ地下で大学の同級生に会ってびっくりでした。

ご存知の方も多いと思うのですが(と信じたいけれど、行ってきたよ、と言っても、周囲のみんな「誰それ?」でした)、日本で戦場カメラマンというと、やはりこの人を置いてはいない。ピュリッツァー賞やロバート・キャパ賞を受賞している写真家・沢田教一さんです。もっとも本人は「戦場カメラマン」と言われるのを嫌っていたし、ピュリッツァー賞をもらった時も、写真の中の親子のことを気にしていたという優しい人だったと言います。
(そして、その後、彼らを探しにベトナムに行って、賞金の一部を渡している。常に生死の境にある人々の写真を撮ることへの疑問と戦っていたといいます)

今回、故郷の青森(!)時代の作品から、亡くなる直前までの作品を全て通して観ることができて、ようやく自分が憧れていた人の全体が分かったような気がしました。
憧れ? というのか、今私がこの仕事をしているのは(あ、写真の仕事じゃありませんよ。まさかね)、沢田さんの写真を見たからなのです。つまり、人生においてターニングポイントにあったのは、中学1年生の時に見た『安全への逃避』(上の写真の左上、ベトナム戦争の最中、川を渡る親子の写真)でした。

中学校から通い出したのは、クリスチャンスクールだったので(うちは、毎月お坊さんがお経をあげに来てくださる、めいっぱい浄土真宗の家なんですけれど)、聖書の授業があったのです。中学1年生の授業担当は院長先生。聖書の解説じゃなくて、いつも紙芝居とか絵本とか写真とかを持ってきてくださって、色々お話をしてくださったのです(中2からは聖書のお勉強でした……)。
そう言えば、私は演劇部だったので、指名されて絵本の朗読をさせて頂いたことがありましたっけ。毎日朝8時半から礼拝があったのですが、この院長先生は、いつもまだ誰も来ていない講堂で座って生徒が来るのを待っておられました。一度、むっちゃ早く行ってみようと思って8時前に講堂に入ったら、もう座っておられました。元々毎日新聞だったかの記者さんだったと記憶していますが、尊敬する先生でした。

この写真を教壇の机の上に出された瞬間のことは、なぜか昨日のことのように思い出せます。
もちろん、世界史の知識は皆無の中学1年生。その瞬間にベトナム戦争の写真だと分かったわけはありません。でも、瞬間から釘付けだったのです。
その時の気持ちが、この親子をなんとかしなくちゃ! だったのか、あそこに助けに行かなくちゃ! だったのか、何なのか、今でもよく分かりませんが、よく入信する人が雷に打たれたような、といいますが、そんな感じだったのかもしれません。
あの時、(たぶん)純粋だった中1の私が感じた使命?は半分も果たせていないけれど、少なくともそこから始まった道の上に今もいると、信じています。

そして、この度、多くの写真と年表を見て、ますます沢田教一さんを身近に感じました。
沢田さんが青森出身だということも含めて(え? っと、第二の故郷の気持ちなので)。そして、この『安全への逃避』の写真を撮られた年に私は生まれて、私が生まれた日は、自費でベトナム入りしておられた時でした。そして、いつか平和なベトナムを旅したいと願いながら、カンボジアで殉職されたのですが、もう戦場や最前線に行くのは止めようと、通信社からナショナルジオグラフィックへの転職を希望されていたといいます。
ナショナルジオグラフィック……実は日本版が発刊されてから今もずっと定期購読しているのです。もしかしたら、この雑誌で沢田さんの写真を見ることができたのかもしれないのに……
沢田教一写真展3
本も買い込んできました。何よりも、現場からサタさん(年上の奥さん。恋女房ですね。ご存命です)に送った手紙の数々も展示されていて、その文面からにじみ出るお人柄、あれこれに深く感じ入るものがありました。
戦場の写真はどうしても目を引きますし、中には辛い写真もいっぱいあるのだけれど、その中にいつも人々を見つめる優しい視線があって、その暖かさを、あの『安全への逃避』を見た瞬間にも感じたのかも知れないと、改めて思いました。子供たちの笑顔も不安そうな顔も、全てまっすぐに捉えている。
今回、沢山の市井の人々、子供たちの写真を見ることができて、本当に良かった。
大阪に巡回してきたらまた行くだろうな。
沢田教一写真展2
ベトナムの女性たち。私は、フェルメールの絵の世界かと思いました。

そして。その翌日、仕事絡みで大阪の中之島に行きましたが……なかなかこの辺りは交通が不便で、帰りはぶらぶら大阪駅まで歩いていたら、街中に見事なお花見スポットが。
大阪中之島の桜1
というわけで、『続きを読む』から大阪の街中の花たちをお楽しみください。
毎年恒例の我が家の桜といつも見に行くお花見スポットの桜は次回に(^^)
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Category: あれこれ

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