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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・本】7日間ブックカバーチャレンジ~ars longa, vita' brevis~ 

今、Stay Homeのために、ネット上では色んなイベント?が行われていますね。
その中でFace Book?で「7日間ブックカバーチャレンジ」というのをやっているようです(私はFace BookもSNSもしていないので、ブログで見かけただけなんですが)。
面白そうだなと思って、便乗することにしました。
ただ、そのルールは「7日間、好きな本を1日1冊、投稿する。ただし、ブックカバー(表紙画像)のみ、内容説明なし。その都度、誰かをこの企画に誘う」というもののようです。7冊という縛りはないみたい。

でも、いくつか記事を見せて頂いたら、「説明なし」でアップしてる人なんてほとんどいません。
みんな自分の好きな本に関しては一言、言いたいんですね。
というわけで、わたしもやってみようと思いました。
でも、7日間も毎日投稿するの面倒だし、一気にまとめていっちゃいます。
内容説明は極力なしにします。ミステリーはきりがないので選択肢から外しました。
そして、できるだけ自分の一番深いところで大事にしている本をピックアップしてみました。
ひとつに決められなかったので、全集でアップしちゃったものもあるけれど。


1.『鬼平犯科帳』…池波正太郎
鬼平犯科帳
『剣客商売』と迷いました。でも、やっぱり鬼平かな。昔から、海外旅行に行くときは数冊必ず持って行っていました。
でも、年を取ったのか、最近は『剣客商売』の小兵衛の渋みが心にしみるようになっています。
池波先生の本は、小難しいことを書かずに、さらっと小気味に要を付いてくる。やっぱり江戸っ子ですね。


2.『こころ』…夏目漱石
こころ
やっぱりこれは外せないかな。右は普段読んでいるもの。読み返す度に付箋が増える。
左は初版本の復刻版の表紙。もちろん中までそのまま復刻されているので、夏目漱石の「つぶやき」のような前書きとか、おもしろいんです。昔は本そのものが芸術品だったのですね。
こころ中表紙
この「こころ」初版本の中表紙には『ars longa, vita' brevis』なる版が印字されています。芸術(の達成には)は長く(時間がかかり)人生は短い……漱石自身が選んだ言葉でしょうか。
『こころ』と『それから』は私のバイブル。


3.『ジャン・クリストフ』…ロマン・ロラン
ジャンクリストフ
私をクラシック音楽に縛り付けた?本といってもいいかも。
これを読んで『Eroica』(ブログでは未発表のジョルジョ・ヴォルテラと相川慎一の親子葛藤…親子じゃないけど…の物語)を書き、私が最も愛するピアノ曲がベートーヴェンの『熱情』になったのでした。何しろ読んでいる間中、アドレナリンが出まくるという、なんかすごいテンション高く読んだ本でした。
しかし、今本を開いたら、このびっしりした文字に目眩が……


4.『戦争と平和』…トルストイ
戦争と平和
こっちのほうが字のつまり方が半端ない
実は、ものすごく夢中になって読んだのに、相変わらず最後の何ページかは読んでいないという。トルストイの説教? 歴史論? がちょっと面倒くさくなって^^; 何しろ、アンドレイ公爵が3巻の終わりで死んじゃって、4巻はけっこう読むのがしんどかったのもあります(『銀河英雄伝説』もヤン・ウェンリーが死んじゃったところから読むのが苦痛でした(@_@))。
この当時、映画の『ドクトル・ジバゴ』を見てロシアに夢中になっていたのでした。


5.『The Damon-Haunted World』…Carl Sagan
カールセーガン
セーガン博士の著作は、1冊だけ選ぶのはとても難しいので並べてみましたが、どれか選ぶならこれかな。
訳本では『人はなぜエセ科学に騙されるのか』という色気のないタイトルになっているけれど、科学の限界とその中にある希望、人類の来し方行く末について、考えさせるものでした。英語のタイトルの副題が気に入っています……Science as a Candle in the Dark……そうあって欲しい。
今ではこういう科学関係の本はあふれかえっていて、この当時よりもずっと情報も知識も増え進んでいるので、もう古典のような本かもしれませんけれど、そこに書かれた「(当時の)事実」よりももっと大きな「教え」がこうした本の中にありますね。
(以前は、科学者であり哲学者とか、2足のわらじ系の理系人間がもっといたように思うのですよね。)
たまに、ダーウィンの『種の起源』とかシュリーマンの『古代への情熱』(竹流の愛読書のひとつ。あ、そういえばこの人のもうひとつの愛読書が『鬼平犯科帳』だ^^;)を読み返したくなるのはそういうことだ。


6.ピアニストが語る!…焦 元溥
ピアニストが語る!
ピアニストへのインタビューの本。これを読むと、音楽が歴史とともにあったことがよく分かるのです。まさに事実は小説より奇なり、です。とくに、アジアのピアニストがヨーロッパ勢とはまるで違う環境下でどんなふうにクラシック音楽を学んでいったのか、そこにはまだ記憶に新しい戦争が絡んでいたりするんですね。亡命の話とか、本当に音楽の話じゃなくて、歴史の話ですものね。藝術はその時代の社会に大きく影響される。だからこそ、重みがあるのでしょうね。
そう言えば、これに関連して最近読んだ小説で面白かったもの。
革命前夜
私が亡命ピアニストをちょっと書いてみようと思ったネタ本。
これは、ドイツに留学してバッハを学ぼうという日本人の青年の物語でした。


7.網野善彦(全集)
網野善彦
私が全集で持っているのは夏目漱石(初版本復刻版)と網野善彦だけです。あ、メトロポリタン美術館全集もあるけど。
日本の歴史を通史として見直した歴史学者。歴史学と民俗学を分かつことなく語る視点が面白くて、嵌まりました。
日本の歴史を
文庫本などになっているのでは、これが一番読みやすいかな。


番外にちょっとだけ、小説を。
8.『星々の舟』…村山由佳、『霧笛荘夜話』…浅田次郎
霧笛荘と星々の舟
別にまとめて載せる意味はないんだけれど、スペースの都合上。
共通点があるとすると、どちらも関係性のある人物を順番に描いていくというパターン。ひとつは家族、ひとつは同じアパートに住む人々。こういうふうに人物を重ねながら物語を紡いでいくのって、ちょっと憧れていたりするのでした。
しかし、この作者さんのどちらも、私は別にすごいファンでもなく、他の本をほとんど読んでいないという(何冊かは読んだけど)。でもこの2冊は、私の本棚の特別コーナーに置かれている。


選びきれないので、このへんで。
えっと、他の人を招待するというルールはもう、おまかせで。
久しぶりに懐かしい本を手にとって、楽しかったです(o^^o)


チョ・ソンジンさんのライブが始まっちゃった(You Tubeで)ので、お開きです~(o^^o)←4/26(日)23:00
シューベルト『さすらい人幻想曲』中(o^^o) ライブと思うと嬉しい。このひと時を彼と共有しているのね。
5月の私のソンジンウィーク(年休とりまくってコンサート5つ行くつもりだった^^;)はCOVIDのせいで吹っ飛んだので(一部は12月に持ち越し)、楽しみます
ついにスマホの壁紙?もソンジンくんになっちゃった
(と思ったら、すぐ終っちゃった。くすん。もう1回聴こう! You Tubeっていいなぁ)
ソンジンくん、ベルリンから
ドイツグラモフォンの力か? You Tubeにしては音がむっちゃいい。そして、いつ見ても、見惚れる美しい手。やっぱりドイツグラモフォンの撮影技術か、ピアニストのあらゆる姿を余すことなく撮影? 横から前から上から、そして表情アップ、指アップ。いや~、全てに見惚れる。
ピアニストの手ってほんとに、美しすぎる。彼の『さすらい人幻想曲』、ほんとに素敵。一度ご覧くださいませ。

おまけに、といっても、元の曲知らないと楽しめないかもしれないですが(いや、そうでもないかも)、堂本光一くんの『家のかたまり』が素晴らしくて。
堂本光一くん『家のかたまり』
もとはすごくロマンチックなラブソング(『愛のかたまり』:作詞・堂本剛、作曲・堂本光一)なんだけど。
……うん、自粛しよう。ちなみにこの動画、光ちゃん、自分で録音・編集・文字入れしたらしい^^;
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Category: 本(ご紹介・感想)

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【雑記・近況】文章を書くということ 

うちのさくらと雲


何ヶ月も前のことですが(まだコロナがニュースに上がる前)、大學の同窓会がありました。
その時、10年近くも会っていなかった同窓生から、声を掛けられました。
「大海さん、といえば、『大草原の小さな家』とジュピターだなぁ」
え? なんの話? ですよね。

実は、身に覚えがありありです。でも、内容は自分ではあんまり覚えていませんでした。
なんのためにそれを書いたのかは全く覚えていないのですが、大学内に配られる某かにエッセイを書いたことがありました。

その内容が、『大草原の小さな家』のインガルス一家のリアル話について、だったのです。
現実にはあの後、一家は離散しており、あんなハッピーな物語ではない、そう考えたらがっかりだ、とか書かれた文章をどこかで読んだのでしょう。それをもって物語を貶めるような書き方をされていたのが気に入らなかった大学生の私。
(ちなみに、うちの大學は文学系でもなく、文系でもなく、大きな範疇ではばりばりの理系ということになるのでしょう。もっともサイエンスかというと、アートであるべき学問かも知れませんが)

物語が素晴らしいのは、人々のイマジネーションをかき立てるからであって、あの物語の価値は、その後の一家がどうであったかというリアル後日談によって下がるものではない、物語と向き合う我々にとっては想像力の豊かさと、そこに描かれた内容から何を得るか、ということこそ何よりも大事だ、とかなんとか、書いたらしい。

そこに登場したのが、ジュピター(木星)の話(なぜ? 思考回路がおかしいのは今も昔も変わらんみたい)。
たとえば、木星に生命体がいるとしよう。それが地球に存在する生命と同じようなものである、つまり我々がそれを生命と認識できるような形態をしているなどと思っているようではだめ。そもそも、木星はガス惑星。あのガスの雲の中に、想像を超えた生命体がいると想像する、それだけでどんなに楽しいか!
……ってな内容だったのかな。(多分、その時から私の思考は大して変わっていないだろうから。でもなんで、インガルス一家と木星がつながってたのか、やっぱり不明)

学年はたかだか100人ちょっとなので、話をしたことのない人ってのはいないんですが、すごく親しかった人というのでもないんです。でも、その人が、私の書いた文章を、しかも、我々の専門とする学問とはなんの関係もない、30年も前の短いエッセイを覚えてくれていたのが、なんか気恥ずかしくも嬉しかったのでした。
拙い文章だったとは思うけれど、気持ちが伝わっていたのがやっぱり嬉しい。
でも、大海=『大草原の小さな家』=木星のガスの中を漂うでっかいクラゲみたいな謎の生命体……ってのはどうなの…


 
話変わって。
最近、仕事絡みで、他人様の書いた文章(一応、理系文章ね)をチェックすることがあるのですが、内容はある程度納得できても、日本語がなっていないものがすごく多い。
かくいう私も、文章の専門家ではないし、大した文章を書いているわけでもないので、えらそうに言うべきではないと思いますが、それでも言いたくなる。

文章とは、他人に伝えるものなので、主旨が分かるように明快に書く、何が言いたいのか分からんってのは困る、起承転結のない、転んだまま終わったりするのはだめ、理系文章でも起承転結はあるのよ、いや、理系文章だからこそ明快な起承転結が必要なんだ、とか、あれこれ言いたくなるような文章もよくあるけれど、そこまで読めたらまだいいのかも。
そのずっと手前のところで引っかかって、まず「てにをは」からおかしいやろ!ってことがよくあるのです。

日本語の文章でも要旨だけは英語で書くことが多いのですが、明らかにへんちくりんな翻訳ソフトを使ったな、ってのがわかる英文もある。でも英語の文章だったら、「ちゃんと英語の分かる人にチェックしてもらいなさい」って突き返すわけだけれど、そもそも日本語の本文がなってなかったら、どうしたらいいの?

本当は突き返したい。
日本語がなっていません。文章の書き方を1から勉強しなさい。

海外の論文では「Method」のところを読んで、そこでもう判断されて突き返されるそうですが、日本は甘いのかなぁ。
私が甘いのかなぁ。あれこれ丁寧に「これは目の付け所はとても良いと思うのですが、こういう手法ではあなたの言いたい結論にはたどり着けないのです」……いや、それどころか「まずは、てにをはを見直しなさい。この文章は1文目から読む気がしません」って言いそうになる。

言いそうになるんだけれど、自分にも絶対の自信がないから、ちょっと立ち止まって考える。
(で、結局、やっぱりダメなのはダメ、と、ダメ出しを具体的にA4に5枚も書いたら、その論文を編集の先生がrejectしてくれました。でもなぁ、ほんとは、スタートラインの目の付け所は私にも興味あるところだったので、気を取り直して、ちゃんといい形に書き直して欲しいなぁ。そのことも書いたんだけれど、伝わったかなぁ)

我々の受けた教育では、理系だからって、国語をおろそかにしていたのかしら。
ジョブスのスピーチでもいい、TEDでもいい、人に伝えるためのテクニックをもっと学べるようにしてほしかったなぁ(今はやってるのかなぁ)。
でも、せめて日本語の文章をちゃんと書いてくれ! 内容はその後についてくるもの、だよね。
(えらそうに言っちゃってすみません。言ってる自分の文章が怪しいことは多々ある)

でも、文章って、こういうブログの文もそうだけれど、自分の手から離れて誰かのところに届いて、思わぬ形で残っていたりするんですね。自分がコロナでやられちゃった後も、このブログに書いたことは、ネットのデジタルな海もしくは宇宙を、クラゲのように漂うのか……う~ん。
できれば良い形で漂ってほしいものだけれど。

コロナにやられちゃうって、喘息状態の私には結構リアルな話で。
職場でもらわないとも限らないし。
で、最近、とりあえず家の片付けしとこう、とか、家族にどこに何があるか、書き残しておいた方がいいかなとか、真面目に考えているのは私だけではないはず

ねこさん7


関係ないけれど、先週末、新車の1ヶ月点検に行きました。
うちの駐車スペースの上は、枝垂れ桜(トップの写真は家の枝垂れ)。
嵐で花びらが散りまくり、新車のボディにくっつきまくり。
「今洗っても、まだ散ってくるので、散り終わってから洗車します」と言い訳する私。

で、点検が終わったら。
うちのチリテレ2号くん、ぴっかぴかになってました^^;
「洗っときました」
わ~、す、すみません(@_@) 
トヨタの整備のおにいちゃん、ほんっとにありがとう!
(新車にこの扱いはゆるせねえ、見過ごせねえ、ってことね(^_^;))

Category: あれこれ

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【雑記・花】2020年の桜~バーチャル花見?~ 

さくら2
花見も思うようにできない2020年春。いつも行く公園は、例年、早朝は釣り人と犬の散歩の人をたまに見かける程度なので、今年も早朝花見散歩をしてきました。
さくら1
大きな木は、枝振りが変わってきていて、年老いていくのも分かります。一方で、所々に若木も植えられていて、次の世代に受け継がれていくんですね。
魚釣り
今年は釣り人も少ないかも。
ねこ1
ねこさんも、いつももっと見かけるのですけれど、今年はこの子にしか出逢いませんでした。
桜花火
今年のBest of 桜花火。
桜キャンバス2
今年は、新しい遊び?を。題して「桜キャンバス」。サクラの枝で囲まれた部分をキャンバスに見立ててみる、という。桜キャンバスは四角とは限りません。太さも形も様々、額縁に桜が飾られていたり、額縁の中の世界がまた面白かったり。
桜キャンバス3
枝で囲まれた小さな宇宙です。
桜を撮る
桜を撮る人。
ひかり
光に透ける花。
空と桜
青に映える桜。
山桜2
そして、大好きな山桜。今年は花盛りが遅めだったのか、間に合いました。いつもソメイヨシノが満開の頃には少し盛りを過ぎているのですけれど。白の桜もあります。
山桜4

今年は、動画を作ってみました。
ちょっと画面が揺れる部分があるので、酔わないように気をつけてください(o^^o)
お楽しみいただけますと幸いです。


よろしければYouTubeに飛んで、もう少し大きめの画面でお楽しみください→sakura2020

Category: ガーデニング・花

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【雑記・近況】君と走った117371km 

君と走った117371km
「遅くなってごめんね」
「うん。今日もお仕事、お疲れ様」
「じゃあ、帰ろうか」
「安全運転でね」
元カレと私の会話は、毎夜、こんな感じだったでしょうか。

それが、今のカレときたら。
「おい、遅いやんけ」
「お待たせして済みません」
「さっさと帰ろうや」
「はい。すぐに」

元カレはちょっと渋い紺色でしたが、今のカレは真っ赤。
思った以上に赤いので、何だかイカツイ印象です。
あ、そうそう、カレとは車の話ですよ(o^^o)

元カレですが。
10万km越えそうになった時点で新車預金を始めたのですが、去年、それがそっくりグランドピアノに化けてしまったため、新車は数年後にお預けとなっていたのですが、去年の走行距離がほぼ2万km。職場が遠くなったのと、父の病院・実家との往復が頻繁だったのと、あれこれ重なったわけですが、考えてみれば、通勤だけで最低、月に1000kmは移動するので、それだけで結構な距離。
今年、車検予定だったのと、タイヤをそろそろ4本とも履き替える時期だったので、一応査定してもらったら20万は出るとのこと。
お金計算もあれこれあったけれど、何よりも、一部のみなさま、ご存知のように、愛着がかなりありまして……でも、次の車検まで待ったらそろそろ電気系統の交換しないといけないし、人生の逆算をしたりもして(この先、どのくらい車生活をするかってことね)、ここで売れるうちにと決心しました。
決めてからも随分長い間ぐずぐず思っていましたが。

私、ものにたいてい名前つけちゃうんですけれど、それって良くないのかも。
元カレはチリテレくん、ピアノはヤマハくん(でもYAMAHAではない)に大橋姫(鬼女伝説をもじったわけではない)、冷蔵庫は大野くん……などなど。
名前をつけると、なんか執着が生まれちゃうかもですよね。

ということで想い出に浸ります。
元カレ・チリテレくんと走った117371km。
チリテレくん、この車種の100万台到達記念特別色だったので、1年に何回かしか同じ色の車に出逢いませんでした。色が気に入って即決したというお気に入りの相棒。

新車になった翌日、友人親子と京都に行きました。
町屋の旅館に泊まって、翌日、志明院へ。新車になったので交通安全のお守りをもらいに行くためでもありました。志明院というのは、すごい山奥にありまして、道はほぼ舗装はされているものの、それなりの悪路。途中から携帯の電波は届かない。
それが、山を降りていく途中、いきなり「ば~ん! がらがらがら~」って!
なんといきなりタイヤがバーストしたのです。1日目の新車なのに?

JAFに電話~と思ったけれど、携帯のアンテナは立たない。
焦ったけれど、幸い10mほど歩いたら電波が繋がったので、何とかJAFに来てもらってスペアタイヤに替えてもらって、このまま高速に乗るのは危ないから京都市内でタイヤを履き替えなさい、と言われてトヨタのお店に。

見てもらったら、パンクと言うよりも、人為的にタイヤを切られたみたいで、それが山道をがたがた走ったのでバースとしたということみたい。宿には駐車場がなかったので、町の駐車場に停めていた夜の間にやられたみたいです。
志明院の不動明王が守ってくれたのでしょう。これがもし、高速道路でバーストしたら死んでたかも。しかも携帯通じるぎりぎりのところで。
そんな事件のおかげで一気に距離が縮まったチリテレくんと私。

岩屋巨石とちりてれくん2011-9
巨石紀行には随分付き合ってくれました。あまりにも遠い東北や九州に行くときは、さすがにレンタカーだったのですが、四国、山陰、長野あたりまでは一緒に行きました。最近の遠出は、ほとんど和歌山方面だったかも。
上の写真は、広島尾道の向島にある岩屋巨石の駐車場?なのか、山に登る私たちを待ってくれていたチリテレくん。

岩上神社とチリテレくん2016-2
こちらは淡路島のイワクラ巡りをしたとき、岩上神社の境内で待ってくれているチリテレくん。
でも、こんな小綺麗なところで待つってことは少なくて、巨石巡りと言えば、大概は道なき道を行く系が多いので、チリテレくんはいつも、藪の中とか、あぜ道とか、地面ドロドロの空き地とか、そんなところで待っていてくれたのでした。

淡路SAの君
お別れするのを決めてからもぐずぐず思っていた私。
納車の日、朝から淡路島にラストランに行ってきました。
そう言えば、今までの車も全部(チリテレくんは3台目)、なぜかストランは淡路島のSA。最初は父のマークIIをもらったので、14年目くらいでタイヤの車軸のボルトが外れたりして乗り換え。最後に淡路SAに行って帰ってきたら、確か往復で橋代(明石海峡大橋代)が5600円くらいしたのでした。往復割引ないんか~と叫んでいたものでした。
今は往復で2000円弱ですね。でも往復割引、ありません(;_;) SAで引き返してきても…

117371kmの最後の数km、高速の出口を間違えちゃって迷子になったりして。
それも、君と私らしい、よね。

君と見つけた光る石
そう言えば。
これは高知県の足摺岬の山道(唐人駄馬遺跡の近く)で、君と一緒に見つけたもの。
山道を走っているときに、視界の端で何かが光った!と思って、チリテレくんに待っていてもらって、山の中へ道なき道を入って行ったけれど、近づいてみたらただの苔むした石。
でもこのおかげで、確信できました。
真正面から光が当たったら、普通の石でもこんなふうに真っ白に光るんですね。やっぱり、古代には灯台の役目を果たしていた巨石もあったに違いないのです!

てるてるぼうず
チリテレくんに同乗してた相棒たち。
まずは姫路城からやってきたてるてる。この子のおかげで「大雨予報」だった夏至の日、伊勢の二見ヶ浦で、太陽は見えなかったけれど、明るくなった空は見ることができたのかも?
「えっと~、予報は大雨ですけど、晴れにしろとは、ちょっと荷が重いんですけど」
というように、よく後ろ向けになっちゃうんですけどね。

見守ってくれてありがとう
郵便局のマスコットですが、今はポスくまくんに変わっていて、もうこの子たち(3人いた)は販売されていないとか。あ、横にいるイルカは、今民営化で揉めている須磨水族館から来たのかな? たぶん。
郵便バックを抱えているので、ついでに志明院のお守り(毎年、訪ねています)も持って頂いています。
てるてるも郵便屋さん小僧も、一緒に新車にお引っ越ししました。淡路SAで、新しいお守りキーパーに猫バスを買ったんだけれど、なんか、結局そのまま……(o^^o)

(追記)3人合わせてポスティーズ、この子は真面目で物知り、お花屋さんのキミックといいます。タグを付けたままだったので確認できたけれど、すでに郵政のHPからも消えていました。

新しいカレは、上に書いたように、なんか厳つくって、とにかくうるさいのです。
いちいちぴ~ぴ~言うんだけれど、「今のぴ~、なに~?」ってことが多々あり、特に家の駐車場に入れるときにうるさくって。いや、そこ、絶対当たらないからって分かってるんだけれどね。
運転し始めの頃、父が横に乗っててあれこれうるさく言ってくれていた、そんな感じ?
しかし、9年経つと、モデルチェンジ2回の結果、安全性は格段に良くなっている。でも、人間が瞬時にそれに対応できてない^^;

まだ十分仲良くなれていないし、まだ元カレが懐かしいけれど、そのうち慣れるかな?
あ、今カレですが、結局、「チリテレくん2号」です

Category: あれこれ

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