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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【石紀行番外編】フランス南西部・美しい村(4)サン・シル・ラポピー 

「フランスの美しい村」のひとつ、サン・シル・ラポピーへご案内いたします。
サン・シル・ラポピー
ロット川から100メートルほど登った崖上にある、13-14世紀に建てられたままの姿が残されている素朴な村です。最も高いところに城壁の名残があり、そこからの眺めはなかなか美しいのですが……

何となくさみしい村に見えてしまったのは、この場所がアクセスの悪い場所だからでしょうか。
あるいは、不便な田舎町にありがちの過疎化のためでしょうか。
通り村の家3
訪ねた季節が、花咲き乱れ緑あふれる…というシーズンではなかったのも一因かもしれません。
しかしガイドさんのお話によれば、村には空き家がたくさんあって、貸出をしているのだとか。
そこに、この村の美しい景観に惹かれて芸術家の人々が集まってきているようですが、それでも空いた家が少なくはなく、人が住まない家が荒れていく例に違わず、少し寂れた雰囲気が出ているのかもしれません。
村の家1
売家
古い村を保存するためには、外観を変えずに守り、中を新しくしていくのでしょうが、維持するための費用は住む人持ちでしょうから、大変な『心意気』が必要だと思います。
京都の町屋を始め、日本にも同じような場所がいくつもありますよね。イタリアの古い村々でも同じような光景を見ます。サンジミニャーノの塔に住む人が話していましたが『ここに住むことを誇りと思っている』、そういう気持ちがないと、ただ不便で(塔の場合は、エレベーターなんかつけられないので、頑張って狭くて暗い階段を毎日上がるわけで)古臭いばかり。むしろ、不便を楽しまなくてはならないし(もちろん楽しめる人が住んでいるわけですが)、その上お金もかかる!
……大変だなぁ、と思います。
城壁の上からの村の光景。
村の家2
しかし、この村にはものすごくいいものがあります。
小さなお店で発見。食べちゃったので写真がないのが申し訳ないけれど、この旅行のお土産の中で最も喜ばれたもの。それはどっぷりとボルドーのワインに浸かった干しブドウをチョコレートでコーティングしたお菓子。
そのワインの濃厚な香りがチョコレートでそのまま閉じ込められているわけです。ワインそのものが閉じ込められている、とも言えるけれど、そこに干しブドウの甘みも加わって、どうとも表現しがたい美味しさ(#^.^#)
よく似たようなお菓子はあるかもしれないけれど、まさに似て非なるもの。
このお菓子を買うためだけに、もう一回あの村に行ってもいいと思えるくらいのものでした。
試食してあまりの感動に、母と私は店にあるこのお菓子、買い占めました^^;

で、結局何の話だったか……サン・シル・ラポピーの『ボルドーワインにどっぷり浸かった干しブドウチョコレートコーティング』
店の名前も忘れちゃったけど(フランサテムさんに尋ねてくださいませ(^^))、この村を訪ねたら、忘れずに大人買いしちゃってください。

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Category: 石の紀行文(写真つき)

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コメント


すこし交通の便が良くなりすぎて、街が近くなりすぎた嫌いがありますね。昔であれば、もっと地元に土着する人もおおくて寂びることもなかったんですけどね。古今東西、村が寂れていくのはさみしいものですね。

LandM #- | URL | 2013/08/14 22:49 [edit]


LandMさん、ありがとうございます(^^)

そうですね。行こうと思ったらよほどの秘境でない限りどこでも行けてしまう。そして、都会や町の暮らしの情報も簡単に手に入るようになって、それが別世界ではなくなってしまったんでしょうか。
このあたり、結構交通の便は悪くて、車でしか移動できないのですが、逆に言うと車があればどこへでも行ける。素敵な村なんですけれどね。仕事がなければどうすることもできませんよね。
あちこちに、For Sale(フランス語でなんていうのか忘れちゃった)と張り紙がありました。
いつもありがとうございます(^^)

彩洋→LandMさん #nLQskDKw | URL | 2013/08/15 02:09 [edit]

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