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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【石紀行番外編】世界遺産:フランス・カルカソンヌ 

さて、少し間が空いてしまいましたが、石紀行の番外編をお届けします。
フランスの城壁都市、世界遺産のカルカソンヌです。
全然関係ありませんが、こういう名前のゲームがあるんですね。しかも、まさしく都市を造るという。
むかし、シムシティというゲームがあったなぁと思い出していたんですが(古すぎる?^^;)、それ以来、ゲームには全く嵌ったことのない私には、まるで未知の世界……
街の全体像はどこでも見られると思いますので、割愛します(いつも大局は割愛^^;)。
でも、二重に城壁に囲まれた空からの写真は一見の価値あり。
守りが堅かったから、カール大帝も諦めたんでしょうね。

先に少し感想を。この町は、トゥールーズを拠点に旅をした、フランス南西部の美しい村々からすればずいぶん大味な印象。都市自体は大きく、近くに新市街があって、こじんまりとした旅をお望みの場合にはちょっとイメージに合わない町かもしれません。モン・サン・ミシェルに次ぐ世界遺産・観光都市というだけあって、人は沢山いるし…田舎好きの人には強くはお勧めしません。

しかし、世界遺産は世界遺産。
多分、夜、この城壁都市を外部から見たらすごくきれいなんだろうな…旅行案内とか見ていると…
カルカッソンヌ3
こんな汽車のような乗り物で、城壁の外を巡ることができます。
しかも、この汽車、優れもので、何か国語もヘッドホンで解説が聞けるようになっていて、日本語もありました。
外回りだけなのですが(3km)、歴史の解説もあり、よくできています。
カルカッソンヌ1
上は、城壁の外側からの景色。下は二重の城壁の間。
カルカッソンヌ2
城壁都市の中での見どころは、お城(コンタル城)と教会でしょうか。

お城からの眺めはなかなか良いです。でも、旅行案内書にありがちな写真よりも、最近は町の中のちょっとした景色を撮るほうが楽しい気がしています。
ただ、後で見て、どこの町だったか思い出せないこともあるのが難点。
必ず、目印になる写真も一緒に撮っておかないとなりませんね。
カルカッソンヌ8
カルカッソンヌ9
こうして町の屋根や、こっそり見える住まいの断片を見ていると、物語が生まれそうです。
八乙女夕さん(scribo ergo sum)の書かれる『大道芸人シリーズ』とか、こんな町のひとつひとつの小さな角で起こる物語が紡がれている……その光景を想像しながら写真を見つめちゃいます。

しかし、教会は素敵でした。
以前に、モン・サン・ミシェルのシンプルな、色を極力抑えた素敵なステンドグラスをお目にかけましたが、こちらはいかにもフランスの大きな教会の煌びやかなステンドグラス。
神様の世界を表すには、キラキラも必要不可欠。
【清明の雪】(拙作…すみません^^;)で竹流つぶやいていますが、そもそも仏教のお堂も極彩色のキラキラだったわけで、それは天国や極楽はたぐいまれなる美しさであるという人間の憧憬の気持ちが、この艶やかな色の中に込められているのですね。
足元、床に落ちた色彩の豊かなこと、これはもう言葉には尽くせません。
カルカッソンヌ5
カルカッソンヌ7
カルカッソンヌ6
カルカッソンヌ8

ついでに、お墓。城壁の外にあります。
カルカッソンヌ4
そう言えば、ヨーロッパに行くと、お墓って結構観光しますね。
(日本でお墓を観光すると言えば…変な感じだけど、高野山では結構お墓さがししたなぁ…徳川家康とか豊臣秀吉とか、別にそこに眠っておられるわけじゃないけど)
著名人のお墓を見たいからでもあるけれど(作曲家とか作家とか)、お墓のあり方が本当に『死者が住んでいる家』であり『死者と語り合うため』の場所みたいで…これは火葬と土葬の違いもあるのでしょうか。
日本では、私のお墓の前で泣かないでください~って歌詞がいかにもぴったりだけど、こういうお墓を見ると、そこにいらっしゃるって感じがすごくする。
お墓と言えば、ヴァチカンのヨハネパウロ2世のお墓詣りにも行きました。
そこは、その人と語りたい、という人々の気持ちがひしひしと伝わってくる場所でした。

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Category: 石の紀行文(写真つき)

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コメント


NoTitle

こんにちは。
おお、石だ石の話がいっぱいアップされている〜、と読んでいたら、あれ? どこかで見たような小説の話が……。ご紹介、ありがとうございます。

カルカソンヌ、まだ行ったことないんですけれど、そそられますねぇ。こういう狭い小路を登っていき、だれもこなさそうなところでお茶をしたり外の平原に見とれたり、旅の醍醐味ですよね。

観光用の列車は、いろいろな都市で見て、まだ乗ったことはないのですが、二階建てバスの方はしょっちゅうお世話になっています。はじめてその都市に行って土地感覚のない状態の時に無駄に歩き回るよりは、効率的に観光案内をしてくれるので、大体初日に利用します。

お墓、行くと名前に注目しますね。同じ墓地の中の豪華なお墓はたいてい同じ名前で、地方豪族の名字が想像付いたりして面白いです。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2013/04/07 21:06 [edit]


夕さん、ありがとうございます

いえいえ、とんでもございません(^^)
何だか、ヨーロッパの街並み、路地や石畳の道を見ていると、本当に大道芸人の世界って感じがして。
こういう世界を自然に書けるってのは、夕さんが肌で色々な町の風を感じておられるからなんだろうな、と思ったりしました(*^_^*)

きっと夕さんは南西部の小さな村々とか、気に入られるんじゃないかな、と思います。そう、本当に誰も来なさそうなところでお茶するって、いいですよね。
イタリアではあんまり観光列車は見かけなかった気がするんですが、フランスには観光用の列車が多くて、確かに便利でした。しかもフランス人は本当に観光好きなんですね。観光客に親切な気がします。そう言ったら、パリジェンヌ以外はね!とフランス在住の日本人に言われましたが…^^;

お墓観光、なるほど、その都市の歴史的背景とかも分かるのかもしれませんね……
うーん、夕さんとヨーロッパを回ったら楽しいんだろうなぁ。
大道芸人の旅みたいで…(^^)

大海彩洋 #XbDIe7/I | URL | 2013/04/07 22:31 [edit]

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