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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【死者の恋】(4)信じない 

【死者の恋】(4)をお届けいたします。
本当は一貫して真視点にするつもりでしたが、書きたいことがちょっと分かりにくくなってしまうので、女子高生視点を入れていくことにしました。
とは言え、まだまだ始まったところなので、よろしければ今からでもお付き合いくださいm(__)m

岩木山で女子高生・詩津が出会った足の悪いおばあさん。
そのおばあさんが詩津に渡した袋の中に入っていたという骨の入った小瓶。
そのおばあさんに骨を返したいというので、その人を探す依頼を受けた調査事務所所長・相川真。
ちょっとばかり、妖などが見えちゃう人ですが、それはまぁ、おいといて。
だが、詩津は嘘ばかりついているようなのだ…
どこまでが嘘で、どこからが本当?






 小さいころから詩津には家に居場所がなかった。

 もちろん、親に愛されていなかったという強い証拠があるわけでもない。自分の部屋もあったし、学校に持っていくもので不足するものはなかったし、ピアノや習字といった習い事にも行かせてもらい、小学校の頃はぐずったら何でも買ってもらえた。特別な事情がない限り、学校参観の日には母親か父親、もしくは祖父母の誰かが来てくれた。中学校に入ると、自分で買いたいものは買えるくらいの小遣いももらっていた。
 父親は製鉄関係の会社の重役で、ほとんど家にいなかったが、たまの休みには自ら家族旅行の計画をして、色々なところへ連れて行ってくれた。母親の家系について言えば、詩津の曽祖父は大臣になる一歩手前で急死したという代議士だったそうで、一家には地方の議員が複数おり、詩津自身は会ったこともなかったが宮家に繋がる人もいるらしいという。母親自身も才媛で、有名女子高から大学に進み、家系から初めての女性政治家が出るかと思われていたらしいが、大学で知り合った父親との間に子どもができてしまい、卒業だけはしたものの、最後の年は出産の準備で、自分自身の将来を考える時間もなかったようだった。

 その時、生まれたのが兄の祐一だった。
 詩津が生まれたのはその三年後だ。
 きっと今だったら、そんな年まで病気が発覚しないというようなことはないのだろう。詩津が生まれた年、兄の祐一が重症の先天性複雑心奇形であることが分かった。もともと少し顔色の悪い子どもだと思われることはあったようだが、身体もそれなりに大きくなっていたし、ご飯もよく食べていて、まさかと思っていたのだという。だが三歳になって近所の子どもたちと遊ぶようになると、みんなについて行けなかったり、急に座り込むことが多くなり、心配になって病院に連れて行くと、チアノーゼがあることが分かった。身体の中の酸素が少ないというのだ。
 すぐに入院、カテーテル検査という運びになって、まだ三ヶ月になっていなかった詩津のことは親戚に預けたり、近所の家に預けたりしながら、両親は兄の検査・手術の入院のために時間を割かざるを得なくなった。正確には、父親は仕事の方に時間を割き、母親は兄のために時間を割き、そして詩津は祖父母と過ごす時間が長くなり、いつの間にか上手く両親に甘える方法が分からなくなっていた。

 もちろん、両親は両親なりに、詩津のために時間を作ろうとしてくれていたのだろうと思う。祐一も入院しっぱなしというわけでもなかったし、家族で旅行に行く時間も作ろうとしていた。決して、詩津のことを忘れていたわけではないのも分かっていた。
 祐一の病気は、完全に治るものではないと説明されていた。何回か手術をしていたが、それもいわゆる姑息的なもので、チアノーゼも完全には取れなかった。時々、不整脈や感染症で入院をした。歩けないとか、寝たきりというわけではなかったし、それなりに学校にも行っていたが、高校一年生の時に不登校になり、学校を辞めた。気難しくなり、無口になった。

 詩津は中学生になっていた。
 ある日、昔の写真を見ていて、ふと気が付いた。
 毎年正月には家族で写真を撮っていた。それが母親の実家の習慣で、父親はあまり乗り気ではなかったようだが、もしかして何らかの事情で祐一が次の写真を撮る時にはこの世にいないかもしれないという可能性を考えると、拒否はできなかったようだった。
 写真の中の家族は、誰も笑っていなかった。緊張した顔というのでもないし、澄ました顔というのでもない。皆の顔が暗い影を持っていて、別々の方向を見ているような気がした。毎年撮っているどの写真も同じだった。
 その家族写真が薄気味悪いと思った。
 きっとそういうことはありがちな事なのだろう。父親は家の外に女を作っていた。母親は何となく知っていたのかもしれなかった。

 普通だったら、そこでもっと傷ついたり、父親を激しく憎んだりするものかもしれないが、詩津は何も感じなかった。始めからみんな一人一人ばらばらで、たまたま同じ屋根の下に住んでいるだけで、分かり合っている家族という気はしなかった。
 小学生の時は、それでも両親に期待されていると思っていたし、兄の命がどこまで続くのか分からない状況では、この島田家における自分の役割は大きいはずだと、子どもなりに頑張ってもいた。母親と同じ中高一貫の女子高に入り、あるいは母が果たせなかった社会での役割を担うようになろうとも、ぼんやりと考えていた。
 突然何か事件が起こったというわけでもない。
 ずっと我慢していた思いが飽和状態になって、零れ出してしまったのかもしれない。
 そう、始めて嶺の歌を聞いたときに。
 そして、いつの間にか詩津は家族と過ごす時間を避けるようになった。

「頼むぜ~、詩津ちゃん……」
 詩津は短くした制服のスカートが風でめくれあがっているのも承知で、屋上に大の字で寝転がっていた。詩津の視界いっぱいに、くぐもった東京の空が裾を切り取られたドームのように広がっている。そのドームのど真ん中に、煙草を咥えたままの嶺の顔が現れた。
 覆いかぶさるような嶺の表情は、陰になってよく見えなかった。
 嶺が屋上の秘密の場所に来てくれることは、ある程度計算していた。いや、気まぐれな嶺を信じることはもちろんできないので、もし気が向いたら探しに来てくれるというだけのことで、探す気になってさえくれたら、詩津を見つけてくれる。つまりは、他にどこにも行く場所のない詩津の居場所はここだろうということを嶺だけは知っているということだ。

 そもそもこの場所を教えてくれたのは嶺だった。
 新宿東口から歩いて十分もかからない場所にあるビル、そのビルの中に嶺のバンドが出演しているライブハウスがあって、本来なら戸締り厳重でなければならない屋上へのドアが一か所だけ鍵が壊れていることを、嶺が教えてくれたのだ。
 ま、行き場所がないんなら、ここで泣いたら?
 もしかしたら嶺もここで一人で泣いている時があるのだろうか。そんなところに出くわしたい。そしてもしも嶺を慰めてあげることができたら、私は嶺の特別になれる?
 もちろん、嶺にそんなことは通じないのは知っていた。
 この屋上が秘密なのは、嶺がここで時々葉っぱを吸っていたり、誰にも邪魔されずに曲作りをする時に使っているからだった。そして、もしかしたら、バンドのメンバー以外で嶺がこの場所を好んでいることを知っているのは自分だけかもしれない、他のファンの女の子たちは知らないかもしれないということを、詩津は期待していた。

「俺の顔を潰さないでよ」
 面倒くさそうな声で言い捨てた嶺が隣に座る。煙草を咥えたまま、首の後ろを掻いている。この間まで伸ばしていた髪を、嶺はバッサリ切っていた。時々気まぐれでヘアスタイルや衣装を奇抜なものに変えるのが嶺は好きだ。神から啓示が来るのだという。
 嶺がちらりと詩津の制服姿を見たのを感じる。女と見たらやることしか考えていないはずの嶺だが、すぐに目を逸らした。横には小さな旅行鞄が投げ出してある。
 嶺は大きく空に向かって息を吐き出した。
「言ったろぉ。あの人には迷惑かけないでくれって」

 ばっかみたい。
 本当は声に出して言いたかったけれど、嶺に嫌われたくなかった。
 嶺がどうしてあのおっさん探偵に頭が上がらないのか、それが詩津には理解ができない。嶺は何だってできるし、怖いものがないと言っているのに、あのへっぽこ探偵だけは怖いとでもいうのだろうか。
「旅行鞄まで持って来てたんなら、何で行かねぇんだよ。電話かかってきちまったんだぜ。せっかくミドリちゃんと朝もゆっくりやろうとしてたのによ、萎えちまったよ」
 嶺の手がスカートの中に入ってくることを詩津は期待していた。それなのに、このごろ嶺はしてくれようとしない。
 いや、嶺と寝たのはたった一度なのだ。

 ファンの女の子はみんな嶺と寝たがっている。だから嶺はボランティアだと言って片っ端から女と寝ている。特別に奉仕をしたら嶺が寝てくれるというので、女の子たちは一生懸命嶺にプレゼントをする。
 あの時、詩津はライヴの後、控室の前で嶺を待っていた。もちろん、控室の前で待つ権利を手に入れるまでに、毎日のようにライブに行き、たくさんの贈り物をした。靴とか時計とか、サングラスとか、外国の特別な煙草とか、お小遣いの範囲でできることは何でもした。他の子たちが売春をしてもっと高価な贈り物をしていることは知っていたし、もしかして自分もそれくらいのことをしないと嶺の近くに行けないのかと思い始めた頃、購入したメンバーの一人の誕生日ライヴのチケットの裏に、下手な字で『あたり』と書いてあったのだ。
 多分、まったくの気まぐれだったのだろう。

 その日、順番待ちみたいに女の子が数人、部屋の前で待っていて、中から複雑な声が聞こえて来ていた。話をしたり抱きしめてもらったりするだけではないのだということは分かっていた。
 最後に詩津の番が来たとき、ドアを開けた嶺が何故か舌打ちした。
 それから嶺は一度部屋に引っ込んだ。
 こんな貧弱な女、抱けないと思われたのかもしれなかった。詩津は高校生になったばかりだったが、背も大きい方ではなく、痩せていて、胸も大きくなくて、まだ中学生のようにも見られていた。
 しばらくすると嶺は出てきて、顎でついて来いというようにした。
 あの日、嶺が何を思ったのかは分からない。惨めで凍えているような詩津の様子を見て、初めてだということに気が付いたのかもしれない。そういうのは面倒だと思っているのかもしれなかった。
 この非常口のドア、鍵壊れてんだぜ。
 嶺がそう言ってこの屋上に連れて来てくれた。
 夏休み前で蒸した日だった。嶺は相手の女の子が初めてだということを気にしている様子はなかった。緊張と興奮と感激で記憶が曖昧で、痛かったのか怖かったのかも覚えていない。

 それからも嶺と二人きりでご飯に行くことはあったし、プレゼントも受け取ってもらっていた。身の上話も少しした。たまに、嶺は私を愛してくれているから、大事に思ってくれてあれからは寝てくれないのだという錯覚に陥ることもあった。だが、多分錯覚なのだろう。
 あんまり良くなかったのだ。他の女の子みたいに。
 でも、たまに嶺が会ってくれるのは嬉しかった。嘘でも何でも、嶺を楽しませるような話をした。だから、ふとあの骨の入った小瓶のことを話したのだ。
 ちょっとばかり深刻な口調で。

「駅には行った」
 詩津はちょっと怒ったような口調で言ってみた。そう、上野駅までは行ったのだ。嶺の姿を探したが、見つけることはできなかった。あの探偵は電話をかけていた。
「嶺、一緒に行ってくれるんじゃなかったの」
「オレ、そんなこと言わねぇよ」
「だって、ライヴがないから丁度いいって言ったじゃん」
 そう言ったら、何だか泣きそうになってしまった。
 嶺がいい加減な男だということは知っている。一緒に行ってくれるはずなどないことも知っている。でも、他に誰を頼ったらいいのか分からない。あんなよく知らない男と一緒に夜行に乗って、もう一度岩木山になんか行きたくない。
 そう、兄のことも思い出したくない。
「お前がオレらのライブがあったら行かないんじゃないかと思っただけだ」
 はぁ、と嶺は息を吐いた。
「勘弁してよぉ。あの人には世話になってんだからさぁ」
「変だよ。だって、嶺、誰も信じないって言ったのに」

 嶺はしばらく黙って煙草をふかしていた。やがてコンクリートの床でもみ消すと、まだしばらく黙っていたが、重い声で言った。
「信じないけどさぁ、あの人は、まぁ、なんてのか、ちょっと違うんだ」
 どこが違うというのだろう。確かに、探偵というイメージからは程遠い、一見のところ、何かを研究している大学院生みたいに見える男だった。話を黙って聞いていてくれたし、時々嶺のことを心配そうに見ていた気がするし、たいていの大人のように、若者がいい加減で何も考えていないなどとは考えていないように見えた。
 そう、大人たちは嶺のことを悪く言う。
 でも、あの探偵は帰り際に嶺に言った。
 嶺、たまには飯でも行こう。それとも、たまにはライブのチケットを回せ。
 普通に、特に心配しているわけではないけれど、友だちだから、友だちがどうしているのかたまに知っておきたい、そういう感じに見えた。
 俺と飯なんて行ったら朝まで飲んじゃうよ。あんた飲めないしさ、ダーリンが心配すんだろ。それに、あんたロックなんて聴かないだろ。
 階段で振り向いてみたら、嶺がひらひらと手を振る後姿をあの探偵はずっと見送っていた。嶺のことを心配しているのだ。きっとそうなんだと思う。

 でも、結局大人は誰も私のことなんか分かってくれない。
 大人だけじゃない、友だちだって、家族だって、誰も私のことを信じないし、私も信じない。
 あなただけが世界と戦っているわけじゃないのよ。
 学校の先生は呆れたように言った。でも、私は闘っているのだ。
 世界と。
 私一人で。

「違わない。変な男と二人で旅行なんていやだよ。真面目そうな顔してても、女見たら厭らしいことするに決まってる」
「あの人、男の恋人と一緒に住んでるんだぜ。お前を襲ったりするかよ」
 ちょっとびっくりして嶺の顔を見る。嶺はまた、はぁ、とため息をついた。
 余計なことを言ってしまったというような顔だった。その嶺の顔は、どことなく真剣で、何かを思いつめているようにも見えた。
 そうだ、何となく、この思いつめた顔が兄に似ていると思った瞬間があった。大好きな嶺と、大嫌いな兄の間に共通点があるなどと思いたくなかった。
 詩津はすぐに頭を振った。そして大の字に寝転んだ姿勢から起き上がる。
「もうあの気持ち悪い骨、見たくないし」

 正直なところ、忘れたかったのだ。ただ、忘れるための心の余裕がなくて、捨てるための努力をする時間もなかった。嶺に話したのは、嶺の気を引きたかったのと、誰かに話して楽になりたかっただけだった。あの探偵の手に渡してしまったのだから、もうどうでもいい。あの探偵も、自分一人で何とかしてくれたらいいじゃない。
 事情を上手く説明できなかったのは確かだ。話を聞いても具体的なところが掴み切れなかったのだろう。何しろ、もう詩津はあれこれ話したくなかった。だから、詩津のいい加減な説明を聞いた嶺が、適当に解釈してあの探偵に説明したのだ。
 迷惑なばばぁ、と説明したのは嶺だ。迷惑だったのかどうか、詩津はもうよく覚えていないし、どうでもよくなっていた。
 だが、あの探偵がいささか困った顔をしたとき、嶺が言った。
 一緒に行ったほうがいいよなぁ。
 嶺も詩津の代わりに自分で説明して、相手にはうまく伝わっていないことを感じたのかもしれない。それはそうだ。詩津は沢山、嘘を交えて話した。記憶が混乱していたせいもあるけれど、思い出したくないことは適当に補った。
 そうしてくれたら助かる。
 探偵は答えた。
 詩津はてっきり嶺が一緒にいてくれるのだと思っていた。

「祟るぞ」
 祟るって何よ。祟ったらいいじゃない。
 もうどうでもいい。
 なんで私が何かしたわけじゃないのに、私が悪いことになっているのだろう。
 もう一度、でかい溜息をついて、嶺が言った。
「行くか」
 詩津は訳が分からなくて嶺を見た。
「ライヴ、三日間ないしさ」
 詩津は不思議な気持ちで嶺を見つめていた。
 二人は新宿のビルの屋上にいた。空には星がたくさん瞬いているはずだが、よく見えなかった。代わりに地上の数多の光が、様々な方向から二人の上を行き交った。それでも二人のいるところは光が避けて通っているように見えた。

 兄は十九になっていて、もう三年ばかりほとんど外出をしなかったのに、ある時、岩木山に行きたいと言い出した。母は喜んだ。どこかに行きたいと兄の方から言ったことが嬉しかったのだ。父はいつものように、義務を遂行するために家族旅行を計画した。
 本当は詩津は行くつもりはなかったのだ。
 兄の部屋に朝食を持っていくのは詩津の仕事だった。嫌だったのに、それだけは何故か続けていた。惰性みたいなものだ。いつものように机の上にトレイを置いたとき、本が目に入った。
『二十歳のエチュード』
 紫色の表紙に白く綴られたエチュードの文字の中に、枯れ木と、零れたような絵具が染みのように広がっている。
 死ぬって決めて死ぬってのはどんな感じだろうね。
 背中に兄の声が覆いかぶさってきたような気がした。
 もう何年も兄とは口をきいていないし、兄の声も覚えていなかった。こんな澄んだ声をしていたっけ、と思って驚いた。
 そして、内容よりもその声が、詩津に旅行への同行を決めさせたのだ。

to be continued

二十歳のエチュード二十歳のエチュード2

古い、古い本です。
これをちょっと出してみたくて…
高校生の頃、大好きだった詩人の清岡卓行さんの後輩、20歳で自殺した原口統三さんの本。
これを読んでいたころ、私もそれなりに文学少女だったんでしょうか。
本を開くと、線だらけ、書きこみありで……その書き込みがまた、今読んだらわけが分からない^^;
あの頃と今の私は本当につながっているのかしら?と思うくらい…
召集され戦死するかもしれないと思いながら若い時代を生きていた人の感じ方、今の私たちは想像するしかないのですが……そして、終戦後間もなく『死ぬと決めて』自殺した一高生。
そう言えば、太宰治も死に至る病に取りつかれていて、過去の小説家たちが死んだ年齢を数え上げて、自分もそろそろなどと言い出し、5回も心中にチャレンジしてやっと実現した…
多分、自殺以外にも死ぬ理由がいっぱいあった時代……戦争にしても病気にしても。
これって、今の時代でもわかるって人もいるんでしょうか。
万が一分かるって言ったとしても、それはきっと時代背景の異なる中では違うものなんだろうな。
私は、やっぱり分からない…かな。今は……

ちなみに嶺が『男の恋人』と言っているのは、誤解です^^;



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NoTitle

顔にしても、フェロモンにしても、それは売れるんですよね。
年齢が関係しているんじゃなくて、そういうのは人をひきつける。
そして、金になる。
男も女も関係なく。
それが商売になるのなら、それで食っていくのも不可能ではないんですよね。風俗にしても、ホストにしても。その商売自体は罪でないですからね。

LandM #- | URL | 2013/04/27 18:57 [edit]


NoTitle

家族は普通でも、その中身が伴っているかは疑問がありますからね。幸せな家庭に見えても、その実、冷たい夫婦だったら、あまり愛情は伝わってこないですからね。夫婦は一番機能的な集団の形態であるだけに、それに拘っている人は結構多いですからね。親が死んでも悲しくない子どももいるでしょうね。

LandM #- | URL | 2013/05/01 20:29 [edit]


LandMさん、ありがとうございます

そうなんですよね。実は、このシリーズは、いっつも家族が問題になりまして……多分、主人公が血の繋がりのある両親との縁が薄いから、どこかでそれを再生しようとしているのかもしれません。
だから疑似親子、やたらと多いんです。
夫婦の場合は、関係の冷たい夫婦でも、一緒にい続けることに意味があるのか、そんな場合は一緒にいないほうがいいのか、家族は一緒にいるだけではだめで、もっと分かり合う努力をしなければならないのか…
それとも、どうせ分かり合うのは無理で、ある程度割り切るほうがいいのか…
夫婦はそもそも他人ですものね。でも、他人なのに他人以上になることが面白いところでもあり、そして他人同士にそれほど崇高なイメージを押し付けるのは無理難題という側面も持ち……
だから永遠のテーマになるのでしょうね。
真もいずれ結婚しますが、微妙に分かり合っているような、分かりあっていないような、少し距離のある夫婦だったような気がします。
それに、実の親については、まさに何の感情も持てないまま…だったかもしれません……死んでも、悲しいと思う基盤がないというのか…

軽く始めた話だったのに、悪い癖で、また重いところが出てきてしまいました。
ついつい、力が入ってしまって…
実は、病児を抱える家族の不安や混乱や、そしてとくに病児の兄弟の取り残されたような気持ち…これは私の小説のひとつのテーマでもありまして……
病気とか戦争って、本当に理不尽としか言いようがないですものね。
その中で、病児の兄弟って、本当にどういう気持ちなんだろうって考えてしまいます。
人と人との関係って、家族であっても、他人であっても、難しいですね。

たまにゆるゆるとお付き合いくださいませm(__)m
コメント、ありがとうございました(^^)

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/05/01 22:54 [edit]

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