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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

2013/5/7 津軽からの帰還(1) 

あまりこのブログで三味線のことは触れまいと思っていたのですが……
まずは、三味線の運び方から。
出発のご挨拶で、三味線を畳んで運ぶ、というのをお目にかけましたが、普段は下のようなケースで持ち運びしています。
かばん
畳むのは、竿が弱いので、衝撃でどうにかなったら困るから、なんですが、さすがに近隣の移動にいちいち畳んでいたら大変でして……
普段は、長いままで糸を張っております(多少は緩めることはありますが)。
一度畳むと糸を張りなおすことになりまして、しばらくの間、音が落ち着かないのです。
一曲も弾かない(叩かない)うちに、音がずれてきてしまう。
で、車の時は上の四角いケースで(肩にもかけれるんですけど、重い…)、電車移動の時はもっぱら下のリュック型を利用しております。
リュック型のはギターっぽいけれど、上の部分は糸巻の分だけ幅があって、下の部分はギターより細身。
ちなみに、一番気を使うのはやっぱり皮。
津軽は猫ではなく犬ですが、猫より野太いとはいえ、いい音を出そうとぴんぴんに張ってあるとすぐ破ける。
ぼこぼこに張ってあったら破れないけど、音は無残…です。
ちなみに、破れる前には妙にいい音が出る、という。断末魔??
ちょっと濡れたら一巻の終わりなので、よくカラオケの映像なんかで海辺で吹雪の中で弾いてるのとかありますが、絶対無理。ま、イメージは分かりますが(^^)
『吹雪の音を聞け~!』みたいな楽器ですから……

さて、津軽で仕入れてきた写真などを。
GWには青森、弘前、金木と、大会が目白押しです。
民謡の大会もあって、周囲は賑やか。でも、今年は桜が遅くて、北国にとってはちょっと寂しいGWになっていたようです。
クラシックのコンクールとかと違って、なんでも来い(来るもの拒まず)的なところがありまして、先着順の自己申告制。出ようと思えば出ることはできる、みたいな感じです。
もちろん、A級ともなると、そうそうたるメンバーが出ております。
半プロのような人ばかりで…とはいえ、この世界、どの人がプロでどの人がプロでないのか、よく分かりませんが……
三味線人口、近年は青森の人より、県外の人のほうが多くなっているという話もあります。
青森の中ではやはりいささか家元やら流派やらややこしそうで、若者が少し減っているかも、と。
県外の場合は、その辺少し緩やかなので、とっつきやすのかもしれません。
そもそも基本が唄付けの前奏部分が独立した即興曲、というのが大会では多いので、決まりごとが少ないのが魅力かもしれません(ないわけじゃないけど)。唄付けとなるとまた大変ですが。
でも、地元の高校生や大学生で部活やサークルなどで始める人はそれなりにいて、とてもいいことだと思います(*^_^*)
津軽のリズム、それはやっぱりあの方言の間合いから生まれてくるものですし。
私たちは、所詮大阪弁の三味線……
金木大会

こちらは五所川原にある民謡/酒場です。
だだん
だだん
弘前や青森にもいくつかあります。
ご旅行の際にはぜひ、訪ねてみてください。

あるいは、ホテルや電車の中(五能線の中!)、駅前でも聞くことができます。
鰺ヶ沢のホテルでも、ロビーで演奏がありました。
この方、すごいです。自分で唄って弾いて、なんと太鼓は観客にその場で教えて手伝わせる。
民謡なんてやったこともない人間の太鼓で、ってやりにくいとは思うのですが……
エンターテイナーでしたね。
グランメール
ついでに、五所川原市内では12時に三味線の演奏が流れます。時報代わりです。

次は、津軽のパワースポットへご案内です。

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コメント


NoTitle

おおお。
この記事は、私へのサービスですね。
なるほど。確かに畳むとまた調弦しなくちゃいけませんよね。当然だけど。
三味線はそんなに水に弱いのですか……。

実はですね。「大道芸人たち」の元になった話のヒロインはヴァイオリニストだったのです。
でも、コルシカフェリーの海上シーンではじめるために、フルート奏者に変更したのですよ。ヴァイオリンは、海の上なんて論外! とわかっていたので。でも、稔は弾かせちゃった……。まずい。

大会、入賞なさったんですね。おめでとうございます。
津軽三味線の団体って、迫力満点だろうなあ。聴いてみたいなあ。
成果がでて、素晴らしい方々の演奏も聴かれて、本当に充実したご旅行になったようですね。ブログで、時おり三味線談義を続けてくださると嬉しいです。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2013/05/08 04:20 [edit]


夕さん、ありがとうございます

はい、一応、持ち運び方を見ていただこうと(^^)
でも、以前、リュックサック(普通の)にお太鼓の部分だけ入れて、竿を頭の上に出したまま歩いている人を見たことがあります。
ちょっと怖かったですけれど…ま、何も起こらなければあれもありか、と。
水は大敵です。水がぶっかかるのは論外で、湿度の変動だけでも破れます。だから、梅雨はもう恐怖なのです。梅雨時は三味線やが儲かると言いますから…。湿度だけではなく、気温差もきつい。
裏は新聞紙でもなんでも、張ってあればいいという噂ですが(音は落ちるでしょうけれど…)、表は、いい音を追及するとぴんぴんに張って、しかもすぐ破けるのです。
破れたらまた張らないといけませんが、何しろ犬の皮でして…動物愛護協会におこられそうです。自力で張る人はなかなかいません。弘前には、自分で皮を張っておられる三味線奏者さんがおられますが、普通は三味線を作っているところで張ってもらいます。
しかも三味線って基本消耗品なのだとも言います。いい音が出る竿も、勘所(ツボ)のところをいつも押さえたり擦ったりしているので、木が削れてくるのです(勘べり)。で、竿を少し削って均す、何回かやると、音がダメになっていくみたいです。

「大道芸人たち」イタリアを出ましたよ(^^)
面白く読ませていただいています。夕さんの筆が、『樋水…』より踊っている気がして(つまり自由な感じ)、読ませていただいている方も楽しいです。キャラたちも個性的で面白い。
何より、予想していたより蝶子さんが輪郭のはっきりしたキャラ(エキセントリック?)で、楽しい!(摩利子さまに似た匂いが…)

海の上の三味線…確かに、湿度の問題がありそう、と思うのですが……ある程度の期間、破れずに持つと割と悪環境でも持つことがあるので(民謡/酒場などでは結構湿度高いけど、破れずに持っていることもあるし…音はくたってきますが…)、しかもヨーロッパは割と気候がドライですし…えーっと、どうでしょう…破けたらどうするのかはかなり気になりますが……^^;
三味線の話題、三味線チームに内緒のブログなので、ヒットしないように願いつつ、小出しにしてみます^^;

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/05/08 06:23 [edit]

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