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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【幻の猫】(2) 失われた少女 

真250
表紙の目印には、やっぱり嬉しくて、いちいちlimeさんのイラストをのっけております(^^)
アップバージョンの小さい版にしてみました。
さて、真を放り出して、竹流は女のところに……探偵気分で、竹流の行動を見張りましょう!
まずは物語をお楽しみください(^^)




シエナ

「いいえ、そんなはずはないわ。そんな馬鹿なこと……」
 竹流が通りに面した門を叩き、大きな扉を開けて現れた取次の女性に名前を告げた後、ほとんど待つこともなく、奥からそんな言葉と共に少し年を取った女性が現れた。小柄で、ほっそりとした印象を受ける上品な女性だが、声がよく通る。
 そして女性は、竹流の姿を見ると、目を見開き、大きく開けた口を両手で覆うようにして、そのまま固まってしまった。

「ベルナデッタ、やっと会えた」
 竹流が呼びかけると、女性は感極まったように涙を流した。
「あぁ、その声は確かにジョルジョ坊ちゃま。私は夢を見ているのかしら」
「まさか。長年の無礼を詫びに来たんだ」
 ベルナデッタは、ヴォルテラの屋敷に仕えていた女中だった。そして、大和竹流、すなわちジョルジョ・ヴォルテラがロヴェーレ家から養子に出されたとき、始めにジョルジョの世話をしてくれた女中であり、日常のあれこれの教育係かつ相談相手でもあった。

 ヴォルテラの屋敷に仕える者たちは、大概何代にもわたって仕えてきたものばかりであったし、ベルナデッタの家系もそのひとつだった。しかし、ベルナデッタ自身は、ジョルジョが神学校に入った年に血液の腫瘍であることが分かり、療養のために職を辞した。
 この時、当主のチェザーレ・ヴォルテラは彼女の病気治療のために、当時としては最先端の医療を受けさせるべく奔走した。そのかいあってか、ベルナデッタは寛解し、今も検査は必要であるもののこうして生きながらえている。
 ひとつの大きな不幸を抱えながら。

「何を仰いますのやら。いつも手紙や贈り物をしてくださって」
 竹流はベルナデッタに歩み寄り、その手を取り、まるで貴婦人相手にするように口づけた。ベルナデッタは慌てて手を引っ込めた。
「まぁ、いけません。坊ちゃま。私のようなものを相手に、そんなことを」
 そう言ってから、ベルナデッタはほうと息をついた。
「坊ちゃまは本当にお変わりではありませんのね。あの頃も、私たち使用人とあまりにも対等にお話し下さるので、立場を弁えるようにと随分と怒られていなさった。それなのに、よくこっそり私たちのところにやって来られては、下々の者たちの戯言話に付き合っておられて」

「ベルナデッタ、俺はもう坊ちゃまじゃないんだ。手紙にそう書いただろう?」
 とんでもないとベルナデッタは首を横に振った。
 ベルナデッタは中庭に面したテラスに竹流を誘い、先ほど取り次いだ女性に頼んでカプチーノを用意させた。

 高い建物に四方を囲まれた中庭には、午前中の光は十分には届いていなかったが、半分だけ真っ白に明るく染められていた。その中に、心穏やかな朝食のために用意されている比較的大きめのテーブルがある。
 中庭の半分はまだ太陽の恩恵が届かず、闇に沈んでいる。
 竹流はその陰の中に、木の椅子に座ってぼんやりと四角い空を眺めている老いた女性を見出した。椅子の肘掛には杖がひっかけてある。

「あぁ、グローリア、あなたもご一緒にいかが」
 ベルナデッタの声に、グローリアと呼ばれた女性がゆっくりと竹流とベルナデッタを振り返った。

 魂の籠っていないような無機質な瞳だった。あるいは大事な何かを失ったために、感情を一緒に持ち去られたような瞳だった。まるで人形のように静かで、そして乾いた様子で、彼女は闇の中に座っていた。
 綺麗に撫でつけられ結われた髪には飾りのひとつもなく、暗い影の中に沈んだブラウスとスカートのもとの色合いは分からなかった。首には古い石の入ったネックレスが、ようやく光の足掛かりになろうと揺らめいていたが、照らす光源がなくては輝く術もないようだった。

 竹流が気を利かせて、足の悪い女性がこちらのテーブルへ移るのを助けようと、一歩踏み出したとき、ベルナデッタがやんわりと止めた。
「明るい所を嫌がっておられるんですよ。私たちがあちらの小さいテーブルに参りましょう」
 そしてベルナデッタは、グローリアとは少し距離を取って、何も話さず、ただ優しい表情を浮かべて彼女を見守りながら、そして時折竹流に日本の話を聞きながら、短い午前中の時間を演出した。
 グローリアのいる闇に目が慣れてくると、その女性がそれほど歳をとっているわけではないことが分かった。何か悲しい出来事のために、髪も白くなり、身体も心も間違えて歳をとり急いでしまったかのように見える。

 その時、微かに、視界の端で何かがきらめいた。
「おや、ジョルジョ、お前、どこに行っていたの?」
 竹流は自分の名前が呼ばれたのかと思って、驚いてベルナデッタの視線の先を追う。

くろねこ
 猫だった。
 真っ黒で、尻尾の長い猫が、ゆったりと歩いている。首には金の首輪。すらりとしたしなやかな体つきは、小さな黒い豹のようにも見える。
「あぁ、坊ちゃま、ごめんなさい。この子はグローリアの猫なんですよ。その、坊ちゃまと名前が一緒なのは偶然で……」
 ちらり、と猫が竹流を見上げる。ゴールデンアイの、吸い込まれるような瞳は、光を失った飼い主の代わりに、世の中を見つめているかのようだった。
 やがてジョルジョ、つまり真っ黒の猫は、グローリアの足元に頭を摺り寄せ、グローリアはようやく何かから解き放たれたように猫を抱き上げた。

 カプチーノを飲み終えると、ベルナデッタは竹流を建物の中に誘った。
 建物の奥にはいくつかの個室があって、それはこの『協会』の目的のために使われていた。教会付属の婦人団体である『片羽根の天使協会』は、不思議な団体で、言ってみればご婦人方のネットワークを生かした人探しを主な仕事にしている。依頼人は女性に限るのだが、行方不明の人、探して欲しい人がいる場合、この協会が力になってくれるし、もしもの時には『慰め』をも仕事のひとつにしている。各地に支部があり、ここシエナの責任者がベルナデッタだった。依頼人は時には居場所のないものや遠くから来たものであったりするので、彼らが宿泊できるように小さな部屋がいくつも用意されている。
 全て教会への寄付から成り立っている完全なボランティア組織であり、健康も心も不安定となったベルナデッタを支えてきたのは、人のために何かをしているという充足感なのだろう。

 部屋のひとつがベルナデッタと幾人かの女性が共同で使っている事務所だった。机が四つと、真ん中に小さなソファ、それぞれの机の上には書類が積み上げられている。機能的とは言い難いが、彼女たちはその中のどこに何があるのか、完璧に記憶している。
 それぞれの机には、持ち主が誰であるのかがわかる写真が置かれている。どれもそれぞれ、ここで働いている女性の家族の写真だ。ベルナデッタの写真にも、小さな痩せた女の子と、まだ治療のためにやつれた顔をしていた頃のベルナデッタが写っていた。
 今日ここで仕事をしているのはベルナデッタ一人のようだった。

「あの方はね、ミラノからいらしたんですよ。二番目の娘さんが連れていらしたんです。お気の毒に、ちょうど一年前にシエナに五歳になるお孫さんと旅行に来られたんですが、そのお孫さんが行方不明になってしまわれて。彼女は自分がお孫さんの手を放してしまったことで、行方を見失ってしまったと言って、自分を責めておられるんですよ。警察にも直ぐに届けて、ずいぶん探されたんですけどね、結局何の手がかりもないまま時間だけが過ぎて、一時は精神的にも随分危ない状態になっておられたんですの……いえ、今もまだ心はここにはなくていらっしゃるのですわ」
「それは……気の毒だね。彼女はその時からずっとこの協会に?」
「いいえ、ミラノに二番目の娘さんと暮らしておられるのですけれど、丁度一年前の今日がお孫さんがいなくなった日ですから、もしかしてと藁にもすがるような思いで、一週間前にこちらに来られたんですよ」

 常識的に、一年も行方不明の子どもが、その丁度一年目だからと言って、ここで今見つかるとは思えない。哀れだが、子どもが無事である可能性は低いだろう。
「その子どもの母親は?」
「それが、家を出てしまわれたとか」
「なぜ」
 ベルナデッタは首を横に振った。
 事情を知っているのか知らないのか、あるいは知っていても部外者に話すことを躊躇ったのかもしれない。ヴォルテラの力は知っているだろうに、チェザーレやその息子には頼るわけにはいかない、という彼女の気持ちも分からなくはない。

「ベルナデッタ、もしかして少し手伝えることがあるかもしれないよ。もちろん、子どもが無事であるかどうかは保証できないけれど、少なくとも、いささか胡散臭い連中に事情を聞くことはできる」
 まるで感情を失ってしまったようなグローリアの瞳と、戦いを挑むような黒い猫の金の瞳が竹流の中で二重写しになっていた。
 旅行中に手を放してしまったために孫は行方不明、その母親も家を出て行ったというグローリアが気の毒だったし、それにもしかしてその子どもが犯罪にでも巻き込まれたというなら、自分にもいささか情報網の心当たりがなくもない。今更、探し当てられる自信はないが。

「結果的に、彼女に辛い事実を突きつけることになるかもしれないけれど、でもどこにいるのか分からないままでいるよりは、事実を受け入れる方が救いになるかもしれない」
 それから竹流はベルナデッタの手を握りしめた。ベルナデッタは俯いていたが、自分を握りしめた竹流の手を逆に両の掌で包み返した。
「坊ちゃま、確かにその通りです。時々、旦那様が何か協力できることがあるだろうと言って訪ねてくださるのですけれど、犯罪に絡むようなことは恐ろしくて調べることはできません。調べた結果は大概悲しく辛いものですから、知らないまま、もしかしてどこかで幸せに暮らしているかもしれないと信じている方が、救いになるかもしれない。そう思って、依頼人の方にはただ心穏やかでいて下さるように祈るしかなかったのです」

 竹流はベルナデッタの肩を抱くようにして、ソファに一緒に座った。叔父、チェザーレ・ヴォルテラが今でも一介の使用人であったベルナデッタの生活に気を配っていることを聞くと、何故か背中がうずくような気がした。いや、竹流はずっとその男に育てられてきたのだ。どれほどの悪事に手を染めていても、大事に思う人間の一人をも漏らさぬように思いやる、ヴォルテラの当主としての義務を叩き込まれてきた。
「ベルナデッタ、あなたはきっと他人の悲しみに自分の悲しみを重ねて、優しくなりすぎるんだ。大事な人を失った辛さは、あなたは誰よりも知っているのだから」

 もしかしてもうこの世にいないかもしれないが、その少女の足掛かりを探してやろう。長い間ベルナデッタに何もしてやれなかったことの償いにでもなれば。
「それなら、坊ちゃま、私の代わりに説明できる人がここにもうすぐ来られますわ。話だけでも聞いてあげてくだされば、幾らかでも救いになるでしょう」

シエナ
 やってきたのは、グローリアの娘だった。クラリッサという名前の艶やかな女性は、赤い髪に見事なグリーンの瞳を持っており、大学で地質学を教えているのだと言った。ベルナデッタが竹流を紹介する間、その賢明で揺るぎのない瞳で竹流を見つめていた。
 何かを訴えるような、力強い瞳だ。
 やがてクラリッサは挑むような目をふと緩ませて、話し始めた。

「そうですか。もう今さら、誰かに話して辛いとも恥ずかしいとも思わなくなりましたから、打ち明けますわ。いなくなったのは姉の娘で、フィオレンツァと言いました。その時、五歳だったのですが、ここシエナに来たのは、両親が不仲で随分と酷い喧嘩をしていましたので、私たちの母、グローリアがフィオレンツァを不憫に思って連れ出したのです。その結果あんなことになって、姉はそれから余計に夫と上手くいかなくなって、少しおかしくなっていたのかもしれませんが、家を出てしまったのです」
 竹流は思わずベルナデッタを見た。哀れな打ち明け話を聞かされるのだと思っていたのだが、あまりにも淡々とクラリッサが話すので、違和感を覚えたというのが正解だ。いや、彼女自身のことではないのだから当たり前なのかもしれない。 

「失礼ですが、不仲の理由は」
「よくある夫の異性関係ですわ」
「それで、あなたの姪御さん、フィオレンツァがいなくなったのはこのシエナのどこです?」
 竹流はクラリッサから目を離さなかった。いつも女性を口説くときには意識してその目を見つめる。まさに今も、この女性をベッドに誘い込むほどのつもりで見つめていた。そうしているうちに、この女性が本音を零してくれないかと思った。

「母はあのような状態なので、はっきりしたことは分かりかねます」
「あなたはその時、ご一緒ではなかったのですね」
「えぇ。失礼ですけれど、シニョール・ヴォルテラ、私は母に自分自身を取り戻してほしいと思っておりますが、フィオレンツァのことは正直諦めています。もう一年も前のことなのですよ」
 彼女の言葉に竹流は同意した。

 その時、かりかりとドアをひっかく音が聞こえた。
 ベルナデッタが扉を開けると、黒い塊のようなものが飛び込んできて、竹流の足元に来ると、ふんふんと匂いを嗅いだ。それから何か納得したように座り、竹流をそのゴールデンアイで見上げて、にゃん、と何かを訴えかけるように鳴いた。




さて、女のところにおりましたが、別に色っぽい理由ではなかったようですね(^^)
そうなんです、竹流は、あちこちにこういう老人(とまではいかない年の人もおりますが…男女問わず)がおりまして、決して礼を欠かさない。本当に老人に好かれる人でして。
本人も職人ですから、腕に覚えのある年寄りは特に好き。

でも、登場した妙齢の女性はちょっとヤバそうですね。
みんなでしっかり見張りましょう!って、何のことやら。

さて、limeさんの【白昼夢】を読まれた皆様はちょっとあれっと思われたかもしれません。
いえ、ぜんぜん関係ないとも言えますが、ちょっとだけもじってしまいました^^;
(limeさんへのお礼ストーリーですから!)
OEA(片目を閉じた天使)…という組織の裏バージョンみたいで…片羽根の天使協会。
しかもイタリア版おばちゃん探偵団!
何だかシリーズものが書けそうに思いますが……もちろん、書きません^^;

猫の写真は、イタリアで撮ったものですが、町はタルクィニアというところ。
エトルリア時代の墓を見に行ったのです。
丁度、黒猫!と思ってここに載せてみました。

さて、次回は(多分)いじけている真に会いに行きましょう!


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Category: ☀幻の猫(シエナミステリー)

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コメント


あ、やっぱり

片羽根の天使で、あ、似てるとにんまりしたのですが。
こんなところにも、大海さんの遊び心と優しさが^^
(すいません、きっと誰も白昼夢知らないと思うのに><)

竹流、やっぱり女性と会ってたんですね。
(真に、言いつけてやりたいわ)
色っぽくない訪問とはいえ、〈まさに今も、この女性をベッドに誘い込むほどのつもりで見つめていた。〉には、笑ってしまいました。
そんな目で見られたら、シリアスな話はできなくなっちゃいますよ。

それにしても、黒ネコ・・・ジョルジョ!
あなたジョルジョだったのね? 楽しくなってきました。
少女の失踪は悲しい事件だし、なにかいろいろ事情がありそうなのだけど。
真の見た幻は、もしかして、と思っちゃいます。

次回は、いじけてる真ですね^^
楽しみです!

lime #GCA3nAmE | URL | 2013/05/24 22:33 [edit]


limeさん、ありがとうございます!

すみません^^; limeさんに断りもせず、勝手に遊んじゃいました。
本当に、大阪の人間って、どうしても何か一捻りしたくて、虎視眈々……なんですよね^^;
こちらは、一応善良な組織。でもOEAもある意味では『善行』をしているという認識なんですよね。
似ているのは、かなり善意の押し売り的な組織であること?
しかも後から読んでみて、なんて中途半端な紹介なんだ…、と。
多分、たくさんの人が有名なlimeさんのブログはご存じだと思うのですが、もう少し丁寧に紹介しなさいって感じですよね……すみません^^;
でも、どこかでまたひと遊びしたいのですが……^m^

そして、はい^^; やっぱり女と会うんですね、この男は。
ハネムーン(しつこいけど、言い過ぎ…いや、そうでもない?)の最中なのに、野暮用とはいかに、という気もしますが、多分竹流にとって、いやジョルジョにとって10年ぶり?いや11年ぶりの故郷なので、いくらかはもう里心がついちゃってるのかもしれませんね……
せっかくなので、ベッド/インもあるかもしれません(そして多分笑いを取る^m^)……
お楽しみに!(ちなみにこのお話には18/禁シーンはありません^m^……例のごとく真のほうも一文で逃げさせていただきました…えーっと、(1)黒い尻尾の中の密かな示唆^^;) 

> それにしても、黒ネコ・・・ジョルジョ!
> あなたジョルジョだったのね? 楽しくなってきました。
はい。もう、ジョルジョだろう、と^m^
でも猫にはまだまだ謎がいっぱい…って大したことないのですが。

> 少女の失踪は悲しい事件だし、なにかいろいろ事情がありそうなのだけど。
> 真の見た幻は、もしかして、と思っちゃいます。
はい、もう、大海大得意のこてこてをできるだけ排除して、シンプルにシンプルに、と念じながら話を作ってみました(^^)
久しぶりにプチプロットづくりをしましたよ。
なんて、えらそうに言ってみましたが、最後にその用意したプロットの落書きを公開しますね。
多分、びっくりされると思います……\(◎o◎)/!

> 次回は、いじけてる真ですね^^
> 楽しみです!
はい、頑張ります(*^_^*)

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/05/24 23:53 [edit]


NoTitle

ここにいたかあ、黒猫ジョルジョ! こう、「清明の雪」の再来みたいですよね。「雨」では今までのところ、そういうのがない感じなので。けっこう嬉しい。

私は動物は飼わない主義なのですが、あちこちに馴染みの子がいて、「あ、お〜い」って話しかけるのがとても好きなのです。で、隣家の黒猫トムが、なぜか私の帰宅する時にいつもそこにいて挨拶してくれるのですが、ここ数日「ジョルジョかい」と違う名前で呼んだりしています。

さて、竹流ですが、ハネムーンにお相手をほっぽり出してちゃ、普通はその後に待つのは痴話げんか! なんだけれど、真はいじけているんですね。いじらしいなあ。その感覚よくわかるなあ。異国だし。

あと、少女ですがフィオレンツァって名前が可憐ですね。なにやらこちらもミステリー色がでてきましたが、今後どうなるのか興味津々で待つ事にしましょう。

それから、こっちのお返事です。

>あ、それから…時代が違うのは承知の上なんですが、【シエナ猫】あ、ちがう【幻の猫】の最終回に、カンポ広場に大道芸人たち、呼んじゃってもいいでしょうか……

もちろんOKでございます。limeさんさえ許してくださるなら、こちらは諸手を挙げて大喜びでございます。

バーのお話も、楽しみにしていますね。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2013/05/25 23:52 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

【海に落ちる雨】はあやかし・物の怪の出演シーンがほとんどなくて(ごく一部に出てきますが……コロボックルが^^; それから【清明の雪】の和尚さんの生霊が……あと龍の幻と……でもごくごく一部^^;)、そうなるといささか寂しいので、真のせっかくの霊感もどきも、宝の持ち腐れみたいなので、今回はちょっと使っていただこうと思いまして。
いえ、単に年齢の問題ですね。【雨】はもう27の酸いも甘いも味わい尽くした小っちゃいおっちゃん時代ですから。
でも、私もあやかし顔出しシリーズ、大好きなので、嬉しいです。

しかも、トム君をジョルジョ君と呼びかけてくださる……(*^_^*)
トム君には迷惑な話でしょうが、嬉しいです(*^_^*)(*^_^*)…って、あ、そうか。もしかしたらジョルジョの霊が……猫は霊感強いし、神がかりになることも…トム君にジョルジョが乗り移って…って勝手に話を進めている場合じゃありませんでした。
ちなみに、私もあちこちの猫に勝手に話しかけています。
むこうは、へっと思っているでしょうけれど^^;

> さて、竹流ですが、ハネムーンにお相手をほっぽり出してちゃ、普通はその後に待つのは痴話げんか! なんだけれど、真はいじけているんですね。いじらしいなあ。その感覚よくわかるなあ。異国だし。
いやいや……照れますね…ハネムーンの痴話げんか。こうやって文字で読むだけでも照れちゃう。
(そして成田離婚…って違うか。いや、でも実はそれに近いことが…でも別にほっぽり出されたからではないのですが。これはまたのちの話で。)
そうですね、確かに、言葉の通じない異国でほっぽり出されたら、結構衝撃ですね。
すっかり頼って旅行しているのですから。
でも、仕方がないかな、と思ってるし、何より女みたいなことはしたくない・言いたくないというのが真の本音でしょうか……だから、いじける。って十分女々しいですね^^;

> あと、少女ですがフィオレンツァって名前が可憐ですね。なにやらこちらもミステリー色がでてきましたが、今後どうなるのか興味津々で待つ事にしましょう。
はい、ありがとうございます(^^)
っても、大して凝った話じゃないので、さらりと、さらりと、読んでくださいませ。
読後感は……悪くはないけれど、微妙な話かもしれませんが……

それから、お返事ありがとうございます!
ではでは、大道芸人さんたち、お招きしたいと思います。嬉しいなぁ。
でも、蝶子と竹流……危ないかも??????? ^^;^^;^^;

> バーのお話も、楽しみにしていますね。
えへへ……(何を照れてる?)
でも、少なくとも、時間に縛られないなら、そのバー(真の行きつけ、まではいかないけれど、彼の晩年の友人の行きつけの店、新宿西口にある実際のバーをモデルにした店)の話は書きたいかも……
ちょっと練ってみますね(^^)
そして、その禁断の物語、これを書いて私が某カテゴリへの参加はあきらめたという、最初で最後の○○小説、う~ん、ちょっと読み直してみます^^;

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/05/26 09:17 [edit]


これぞ小説という感じですね。学ばせて頂きます^^
なにやら複雑な人間関係と展開が待ち受けていそうですね。

青井るい #- | URL | 2013/08/03 17:15 [edit]


るいさん、ありがとうございます(^^)

え~、いやいや何をおっしゃいますやら。
るいさんの世界、ちょっとSF風味の不思議な世界観は、私にはまねのできないものです。
しかも、この【幻の猫】は小説というよりバラエティ?
楽しめるようにエンターテイメント性を重視してみました(って、そんないいもんじゃないけど^^;)。
ブログのお友達のところの登場人物も巻き込んでの、ぶっちゃけごったまぜです。
写真も、懐かしいので、いっぱい載せてみました。
何より、私が海外で最も愛する町、どこよりも滞在回数が多い町(除くローマ)、シエナのカンポ広場をご紹介できたのが嬉しいです。ついでに、サン・ガルガノの美しい景色も、併せてお楽しみくださいませ(^^)
コメント、ありがとうございました(*^_^*)

彩洋→るいさん #nLQskDKw | URL | 2013/08/04 04:15 [edit]


丁寧なコメント返信ありがとうございました!
そうなんですよね、小説って読む人と書く人に
別れちゃうのか、
あまりコメントって私も貰わないです。
寂しいです…(´;ω;`)ブワッ
一方、私はなんでも書くのが好きなので、
とりあえず読んだ作品には全て拍手とコメントを付けます。

竹流さんの優雅な感じが素敵です。
それも当然、おぼっちゃまだったのですね。
あれ、黒猫ジョルジュ……。
真がジョルジュと呼んだ黒猫とおなじなのでしょうか。

ああ、そうそう、私も大の猫好きです。
一度、愛猫を亡くしてから、
もう悲しくて飼っていませんが…。
(あ、マンションに引っ越したということもあります)
黒猫もかってましたよ~。
神秘的で優雅でいいですよね。
また読ませにこさせてもらいますね。

あ、宣伝ですが(笑)
私の短編にも霊が見える大学生が出てくる物語があります。
http://dreambox0430.blog.fc2.com/blog-entry-212.html
今のところ1作ですが、続きを書いてみようかなと思ってます。

Sha-La #41Gd1xPo | URL | 2013/11/04 00:00 [edit]


Sha-Laさん、ありがとうございます(^^)

コメントを書くのって、結構むずかしいですよね。
特に小説は、自分の好きなように読んじゃっているけれど、背景とか作者さんの想いとか、何か勘違いしていないかしらと思ったりして、躊躇っちゃうのかもしれません。
私の場合、読み逃げになっちゃう理由は、読んでいる環境で書き込みがしにくいので、じっとパソコンの前に座っている時はすぐコメントを書けるのですけれど、そうでない時はあとで帰ってから書こう、と思っていても、つい忘れてしまったり、睡魔に負けたり……です。
あと、初めてのところにコメントを残すときは、いつも構えちゃうのもあるかなぁと思います。
でも、応援はしているのですけれど^^;

> 竹流さんの優雅な感じが素敵です。
> それも当然、おぼっちゃまだったのですね。
はい^^; お坊ちゃまと言っても、家は高貴でいて実はマフィアより怖い家ですけれど^^;
お育ちはパーフェクトに近いお坊ちゃんです。
そして、猫たちは……実体と幻が入り乱れています。
猫の活躍、ついでに幽霊の活躍?も楽しんでいただければと思います。

> ああ、そうそう、私も大の猫好きです。
> 一度、愛猫を亡くしてから、
> もう悲しくて飼っていませんが…。
そうなんですね! 猫好きの人に悪い人はいない!というので、何だか嬉しいです。
ねこさん、亡くなると本当に悲しいですよね。次の猫を飼うのが辛いの、とてもよく分かります。
うちもずいぶん昔飼っていたのですが、今は面倒を見れないので(ほとんど家にいないので)、ブログの中でマコトを飼っています^^;
(マコトは、真が猫だったら…・の発想から生まれた猫。ツンデレの茶トラです。昔飼っていた茶トラ猫がちょっとモデルでもあります→【猫の事件】というカテゴリの中におります)

> あ、宣伝ですが(笑)
> 私の短編にも霊が見える大学生が出てくる物語があります。
そうなんですね。また読みに伺いたいと思います。
コメントありがとうございました(*^_^*)

彩洋→Sha-Laさん #nLQskDKw | URL | 2013/11/04 02:39 [edit]


二話読みましたー!
竹流さんと真くんはこの時期はラブラブ?なんですね。でも色々複雑なようで……。人間関係って難しい(´ε`;)ウーン…

猫ちゃん本当にジョルジュって名前だったんですね(笑)
竹流さん、大人のジェントルマンです(*´ェ`*)でもこんな姿見たら真くんがまたヤキモチやきそう(笑)

クラリッサさん…なんだか怪しいですね…うーん、何か隠しているな?(見当違いだったりして(^_^;)
この事件?がどう動くのか楽しみです!

たおる #- | URL | 2015/02/16 23:11 [edit]


たおるさん、ありがとうございます(^^)

たおるさん、読んでくださって、そしてコメントもいただいて、嬉しいです。ありがとうございます。
何だか、自分がどんなのを書いたのか、ちょっと忘れかけてて、ちょびっと読み返したら、なんて分かりにくい話だ~とがっくり。でもでも、このシエナのホテル、そしてシエナの広場は本当に素敵なので、写真だけでも楽しんでいただけたらと思います。
そうそう、このお話では禁18になるようなシーンは全く出てきませんので、ラブラブ?でも安心して読んでくださいね!って、何でいちいち「?」が付くんだってことになりそうですが。
そうそう、人間関係って難しいのですね。くっつけばくっつくほど、気持ちが逆に離れちゃったり、理解が及ばないと思ってしまったり。近づいたからこそ、自分の知らない相手の世界や側面に、不安になったりするのですね。
真のそんな複雑な気持ちを読み取ってくださって、嬉しいです。

> 猫ちゃん本当にジョルジュって名前だったんですね(笑)
> 竹流さん、大人のジェントルマンです(*´ェ`*)でもこんな姿見たら真くんがまたヤキモチやきそう(笑)
ははは~。猫の名前、本当にジョルジョで……でもこうでもしなければ、一生呼べない名前ですから。まぁ代わりに真の息子が、いずれちゃんと彼をジョルジョと呼んでくれるので、いいことにしましょう!
竹流は女性には基本、優しいのです。年齢は問いません。でも、だからこそ、全ての女性は彼の本心を測り兼ねる、という構図で……博愛ってことは逆に誰のことも真剣ではない、ってことになりそうで。この人は、大人なのに、ちょっと甘えん坊。これに女はやられちゃうようです。
クラリッサは……怪しいような、怪しくないような……他にも怪しい人がいるような……いないような……
何よりもシエナの街の空気感が伝わったら嬉しいです。
コメントありがとうございました!!!

彩洋→たおるさん #nLQskDKw | URL | 2015/02/18 23:17 [edit]

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