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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨49] 第8章 ある代議士の事情(2)/ ブログの文字数 

元傭兵・田安隆三の死に反応したのは、真だけではなかった。澤田顕一郎、与党の代議士である。
真の父親(相川武史:某国国家組織の雇われ暗殺者)の大学時代の先輩でもあったという澤田。真に、君の安全を保障してやりたいから自分のところで働かないかともちかけてきたのは、どういう理由があったのだろうか。
田安の葬儀の現場へ乗り込んでいった真はそこで……





 朝食を済ませると、真は一旦事務所に行ってから、久しぶりに自宅に戻り、喪服に着替えて田安の葬儀に出掛けた。
 梅雨の晴れ間というのか、空はすっきりと冴えて、青々としている。

 何ともしっくりいかない違和感を覚えたまま、葬儀の場に行くと、多少は予想していた通り、とても代議士が執り行っている葬儀とは思えない参列者の面々を目の当たりにした。参列者の数自体はそれほど多くはないが、一人一人の存在感を掛け合わせると数百人級の葬儀場の気配だった。その上、報道陣の数が半端ではない。
 町の中の比較的小さな寺の境内は、多分今日のこの時間の日本のどの場所よりも、異様な重力を持っているように思えた。

 真は特に報道関係者と思われる人間たちとは目を合わさないようにして、テントの下の受付に進んだ。受付にはいかにも事務的な顔をした男たちが三人並んでいて、真が香典を差し出そうとすると、それを丁重に辞退した。記帳だけは勧められたので、それを済ませて焼香に進んだ。
 淡々と進んでいく焼香の列はそれほど長くもなく、真の順番は直ぐにやって来た。読経の声は、空気の湿りを裏切るように乾いて淡々と響いていた。真正面に立って、白い菊の中に埋もれるような田安の遺影を目にしたとき、やはり何とも言えない違和感が襲ってきた。

 真は実のところ田安がどんな顔をしていたのか、はっきりとは思い出せずにいた。あの水死体があまりにも強い記憶を残したからなのか、遺影を見ていてもその人だという確信が持てない気がした。その上、哀しいのかどうかも分からなかった。
 実際に遺体を見たときは、苦しくて吐き続けていたのに、今は干からびた感情が筋のようになって残っているだけだった。

 焼香を済ませて、本来なら遺族が並んでいるところに来ると、澤田が会葬者に丁寧に頭を下げていた。威圧感があり堂々としたムードを持つ澤田が、そこまで丁寧にひとりひとりに頭を下げている姿自体も違和感があった。真はただ彼に一礼をしたが、澤田のほうも特に何の感情も見せずに、真に一礼を返してきた。
 何かを確かめに来たつもりだったが、確かめるどころか疑問だけを膨れ上がらせたようなものだった。早くここから抜け出してしまいたいのに、足は重くて思うように進めない。何かに足を引っ張られるような気がして、一度だけ振り返った。

 読経の声の中に不意に、パイプの煙の匂いと一緒に田安の声が混じって聞こえたようだった。
 お前は優しい人間だ。
 顔は思い出せないのに、あの時の声だけははっきりと耳に残っていた。その声のトーンも響きも、穏やかで慰めるような優しさも。

 だが、優しいということは何の力にもならないことがある。第一自分の本質が本当に『優しい』とも思えない。むしろ何に対しても、自分自身に対してさえ、執着し熱くなることは少ないし、時折自分が恐ろしく冷酷な人間であるような気がする時もある。その上、自分の力では何も超えられない弱さは、背中にぴったりと張り付いている。
 あの事故以来、ずっとそうだ。いや、あるいはもう、生れ落ち、両親に捨てられたその時から。

 視界の隅に澤田の姿が入った。澤田は後ろに立つ嵜山に何か耳打ちしているようだった。
『その人、こんなふうに澤田の後ろに立ってた』
 美和が言ったことが本当なら、何故澤田の関係者の息子と思しき人間が、今竹流と関わっているのだろう。澤田は誰を探しているのだろう。そして竹流は、どこでどうしているのか。

 いつの間にか視界の中央に澤田がいて、その中央から嵜山が真っ直ぐこっちに向かって歩いてきた。嵜山の視線の正面にいるのが自分であるということに気が付くのに、それほど時間はかからなかった。
「ご会葬、有難うございます」
 真は反射的に頭を下げた。
「澤田から、今夜お食事を御一緒に、とのことです」
 真は嵜山を無遠慮に見つめた。
「いえ、今日は夜行で新潟に発つ予定ですので」
「では、五時半に事務所にお迎えに上がります」

 完全に真の言うことを無視して澤田の言葉を伝える義務をなし終えると、嵜山は引き返していった。真はその後姿を、呼び止めることもせずに見送ってしまった。あまりにも有無を言わせない気配に、人に仕えることに命を掛けている人間に共通の融通の利かなさを見た気がした。

 気が付くと、背後で何やらざわめきが起こっていた。振り返ると黒塗りの大きなベンツが数台連なっていて、門の前の狭い道で停まった。助手席のドアが開き、スーツ姿の男が一人出てきて、後部座席のドアを開けている。車から降りた和装の大柄な男を見て、さすがに真も驚いた。
 大東組という暴力団の三代目だった。年は七十を過ぎているようだが、未だに組を仕切って若い者を制している。三代目は堂々と歩いていって、札束のような香典袋を受付に出している。断ろうとした受付の男に全く有無も言わせず、そのまま記帳し焼香へ進んでいく。

 皆がその様子を言葉なく見守っていた。張り詰めた空気の中では、全ての音が凍りついている。焼香を済ませた三代目が澤田に会釈をすると、澤田は他の会葬者に対してと全く変わらない礼をした。そして、三代目の手に香典袋を返す。
 三代目が何かを言っているようだったが、澤田は落ち着いた表情を崩すこともなく、それに答えていた。だが、三代目が一度手元を離れたものをもう一度懐に戻すことなどあり得ないと真は思った。

 三代目は澤田に次の言葉の隙を与えずに、車のほうへ引き返してきた。真はまだ門の近くに突っ立っていたので、思わず一歩後ろへ下がったが、三代目と目が合ってしまった。
「あんたも来とったか」

 不意に静止画像が流れ始めたようだった。
 真は、この男が次の代までには解散すると宣言していて、それ以来内外から命を狙われているのを知っていた。関東のその系列の組では五本の指に入る大所帯で、ここが解散すればバランスは崩れて、いわゆる『失業者』が多く出る。時々真も、社会にはこういう吹き溜まりをやり過ごす場所が必要であると思う事がある。その澱み処には、もしかすると大東の三代目のような人間が必要なのかもしれない。
 それでもヤクザはヤクザだ。肯定する対象ではない。

 三代目を囲む五人ばかりの屈強な男たちの視線を受けながら、真は開き直るしかない、と諦めた。背中の報道陣の視線も痛い。
「えぇ」
「この間は、うちの若い者が世話になった」
「いえ、別に世話をしたわけでは」
 単に、犯罪に関わらないと分かったので、人捜しを手伝っただけだ。
 三代目は祭壇のある本堂の方を振り返った。
「田安の爺さんはこんな湿っぽい葬式なんぞ必要とはせん。流れ流れて、わし等、地獄の針の山に座って宴を楽しむさ。あんたは来ちゃいかん」
 笑いながら三代目は人々が避けて作った道を真っ直ぐ歩いて、車に戻った。

 とっさに長居しないほうがいいと思って、真は駅への道を戻ろうとしたが、ここぞとばかりに報道陣の一部に追われた。
「故人と澤田代議士の関係をご存知ですか。大東組との関係は?」
 真は返事をせずに、心持ち歩を速めた。
「あなたは故人のお知り合いですか? それとも澤田代議士と? 大東組の三代目とは?」
 真は、走り出したい気持ちをかろうじて踏みとどまらせて、できるだけ悠然とした態度で歩こうと思っていたが、実際には自然に足は速くなっていた。
「故人は、本当は何をしていた人か、御存じなのではありませんか」

 やはり冗談じゃない、と思って結局、歩を速めてみたが、相手は諦める気配もない。その途端、横からむんずと腕を摑まれた。何するんだ、と思ってその相手の顔を見た。
「井出ちゃん」
 新聞記者の井出がぼさぼさの天然パーマの頭に、例のごとく冴えないジャンパーとジーンズといういでたちで真の顔を覗き込んでいた。

「だめだねぇ、素人は」
 井出は真の耳元に小さな声で呟いて、後ろの報道陣には大きな声で言った。
「この人、追いかけても無駄だよ。同業だからね」
 井出はあっさりと後ろをかわすと、真の肩をぽんぽんと叩くように促して、一緒にどんどんと歩いてくれた。報道陣はさすがについてこなかった。

「あのね、真ちゃん、あんたは一応澤田の『愛人』の『愛人』なのよ。こんなとこに来ちゃ駄目でしょ」
「井出ちゃん、取材か」
 井出はあまり取材のふうでもなく、まるで通りかかっただけだという格好だ。もっとも、井出の格好はいつでも無頓着の極みのようなところがある。その服装の趣味の悪さと、天然パーマと幾分か出っ張った顎と無精髭を除けば、背もあるし、立ち姿などのシルエットは決して悪くない、というのが美和の見解だった。
「まぁね。それにしても、何で大東の親分と知り合いなのさ」
「知り合いなものか」
「大東さんがあんなふうに話しかけてくるなんて、あんたに一目置いてるってムードだったね。真ちゃんって、どっか危ないなぁ」
「冗談じゃない、こっちは何もしてないのに」
「それが危ないの」
 そう言ってから、井出は真の耳に囁きかけた。
「そこの公園で煙草でもどう?」

 新宿で生きていくためには、あの手の連中ともたまにはギブアンドテイクがあるというだけのことだと真は考えていた。
 それに、真に事務所を提供してくれているのは、そもそも寛和会という関東一円でシマを張っているヤクザの傘下にある仁道組の組長の息子だ。古い仁義を重んじる系統のヤクザで、最近ではむしろまっとうな処世を試みているのではないかという気配もなくはないのだが、組長の北条東吾は、義理と人情を絵に描いたような寛和会最大の春日組の親分から可愛がられていて、結局は盃を受けて組を持たせてもらうことになったと聞いている。そもそも北条家は華族で、戦時中零落れて闇市を仕切ることで生き延びたというのが、ヤクザ稼業に足を突っ込むきっかけだったという。
 確かに、真自身、北条東吾には公というより私の部分で随分可愛がられている。ヤクザに可愛がられているという事実について、本来、世間的には褒められたことではないはずだが、真の例の平等感覚はこういう時にろくでもない活躍を見せてしまう。

 ヤクザを肯定するつもりはない。麻薬を流したり、女を転がしたり、恐喝を働いたり、彼らのしのぎの道に共感できる部分はほとんどない。それでも、弱いものから金を掠め取るような仕事を、堅気が全くしていない、とは言えないのも事実だった。この大都会の中で、ヤクザよりも性質の悪い銀行や大企業の人間を、真はどれくらい見たかしれない。しかも、法律や日本の国が作り上げてきたシステムによって、そういう大っぴらな悪事に、一般の人間はむしろ気が付かないように上手く取り繕われている。いや、悪事は大きければれば大きいほど、一般人には気付き難いものとなるのかもしれない。
 もちろん、もしも大多数の人間が気が付いて何とかしようとしてしまったら、国は崩壊するだろう。あるいは人々も、それが分かっているから、行動を起こさないのかもしれない。

 そう考えると、何が正しいのか間違っているのか、真はいつも分からなくなってしまう。真のしていることは、結局は、大きな力に逆らいきれずに波に呑まれている哀れな男女が、あるいは子どもが、少しだけ波から顔を上げることができる時間を稼いでやっているだけのことなのだろう。

 道沿いの小さな公園には、近くの寺の葬儀の気配を感じてか、誰も出てきていなかった。大きな楡の木の下で光が斑に揺れている中に、年季の入った木のベンチが一つ、浮かんでいる。
 真は井出と一緒にベンチに座って、煙草の火をつけ合った。
「この間の、新津って雑誌記者の話」井出がひとつ吹かすか吹かさないうちに言った。「あの千惠子って娘のことだけど」
「施設に預けられたとかいう?」
「そうそう。あれから俺も気になってさ、ちょっと調べようと思って、その施設を捜してみたんだけど、地上げでなくなっててさ、当時十人ばかり子供がいたみたいだけど、みんなどこかへ引き取られたそうだ。もう今更分からないかもしれない」
 真は煙草を手に持ったまま、暫く考えていた。

「少なくとも姉夫婦が引き取ったんじゃないことだけは確かだけどな」
 井出が煙草の灰を落としながら、吐き捨てるように言った。
 井出の感情の中に、その姉夫婦への怒りや不信を見出すことは難しいことではない。真は、こういう井出の青臭い正義感が、この男を記者という仕事に繋ぎとめているのだろうと思っていた。人は、自尊心と自負心がなければ、誇りを持って仕事を続けていくことは難しい。もしも、その仕事を続ける上で最も大切なものが失われたら、人は、特に男は、どうやって命や人生を繋いで行くのだろう。

 それでも、その一方で、おそらくは弟の脅迫と自殺というスキャンダラスな事件のあおりを喰らった姉夫婦の不幸も、理解できなくはなかった。もうその件には触れて欲しくない、と思いながら、世界の片隅でひっそりと時間を潰している家族がいることは、どうしようもなく事実なのだろう。
 だが、取り残された子どもは、僅か八歳という心と身体をどうやってこの世に繋ぎとめているのか。それとも、すでに失われたものの重みを抱えきれずに道の半ばで倒れてしまっていないのだろうか。

「その施設、どこにあったんだ?」
「新潟」
 真は思わず井出の顔をじっと見つめた。
「新潟?」
「新津って記者は新潟の出身らしいよ。記者になって東京に出てくるまでは向こうに住んでたようだし」
 真はしばらく地面を見つめていた。蟻が忙しげに列を作ってどこかへ向かって進んでいる。この世界がどういう状況になっていようとも、蟻はただ彼らの世界の中で巣を造り、餌を運び、生命体の塊として子孫を育んでいる。
 低い空をヘリコプターの音らしい大きな飛行音が横切っていった。

「新潟に行くんだ」
「誰が?」
「美和ちゃんと、今日、夜行で」
 井出は不可解なものを見るように真を見つめていた。
「それって、名探偵の勘?」
「冗談だろ。竹流の件で、手がかりがありそうだから」
 井出は真を見つめて言った。
「もうちょっと手の内、見せてくれてもいいんじゃないの」

 真は暫く考えていた。それから徐に井出の方へ顔を上げた。
「協力してくれるか」
「もちろんよ」
 井出は明らかに面白いネタを見つけた記者の顔になる。
「取材と称して新潟県庁に入りたいんだ」
「県庁? 何だよ、それは」
「県庁の会議室に架かっている絵が見たい」
「絵?」

 井出はさすがに記者らしく、見返りは何かと聞いているように思えた。
「贋作だと鑑定された絵だ」
「真ちゃん、絵を見て贋作かどうか分かるのか」
「分かるわけないだろう。でも」
 真は次の言葉は飲み込んだ。新津圭一の脅迫事件でも自殺事件でもない、澤田や河本が関わっている大層な事件でもない、竹流の側から見れば絶対に絵以外の何の事件でもないはずだった。彼に繋がっていると思えるのは、今はそれしかない。
「大和さんとその絵に何かあるんだな」

 真は答えなかった。
「それが何で新津圭一と関係があるんだ?」
「わからない。竹流は、新津圭一の自殺の記事を俺に残していた。彼は新津圭一を知っている。新津圭一が自殺した頃、彼は新潟で贋作と言われている絵画のことで仕事をしていた。新津圭一が絵と関係があるかどうか分からないけど」
「真ちゃんが見ているのは、大和さん側の視点から、ってわけだ。彼が絡むということは、絶対に間に絵か、美術品が介在している、っていう」
 真は吸わないままの煙草をようやく咥えた。相変わらず、味を感じない。

「愛だねぇ」
 井出はしみじみと言った。真はどうとでも言ってくれ、と思っていた。自分の心の中にあるとてつもなく重いものを、他人が量れるとは思えない。
「真ちゃんは別に新津圭一の事件をひっくり返したいわけじゃない、単に大和さんを捜したいだけなんだよな。それってやっぱり愛だなぁ」
 二度繰り返して、井出は何かに納得したようだった。

「よし、俺も愛には協力するか。事務所に名刺、届けとくわ」
 そう言って去りかけた井出の後姿が、ふと停止した。井出には珍しく、たっぷり数秒は躊躇った後、真のほうを振り返った。
「あのな、口を利けなくなった新津圭一の娘のことだけどさ」さらに数秒、井出は時間をとった。「公表はされなかったけど、病院に運び込まれて、婦人科医の診察を受けたって、噂があったんだ」
「婦人科医?」

 井出は、真にはわからないか、という顔をして右手を上げるとそのまま去っていった。
 その言葉は、井出が何かを伝えようとしたのだろうが、真には半分解るようでわからなかった。考えていると嫌な汗が噴き出してくるようで、真は振り払うように歩き始めた。それから手元の煙草の吸殻を、そのまま律儀に駅の吸殻入れまで持っていって捨てた。

第7章 あらすじ
自分の父親の正体を知る元傭兵・ジャズバーの店長・代議士澤田顕一郎の育て親である田安隆三が水死体で発見された。彼の死体を見た真は、行方不明の竹流の身を案じながら、不安で押しつぶされそうになっていた。
一方、女刑事・添島麻子から、新潟の贋作鑑定事件というヒントを与えられた美和は、真と一緒に新潟に行くことを決めたが、事務所の仲間である宝田や賢二から、真と竹流の事情などを聞きながら気持ちが揺れ動いている。
そんな時、事務所に真の実の父親・相川武史が訪ねてくる。訪問の理由は明かさないまま、そして真との間にある深い溝を埋めようともせずに、ただ警告のような言葉だけを残していった。

「彼はずっとここにはいられない男です。ヴォルテラが跡継ぎを諦めることはないし、実質ヴァチカンの懐刀であるヴォルテラが、あの子たちの関係を認めることもない。たとえそれが恋人同士ではなく、きわめて親密な親子のような関係であっても、です」




畳み記事は文字数についてです。


悩み相談室、ではありませんが、1記事における文字数について。

実は以前、【清明の雪】がブログで読むには1記事が長すぎると友人に言われて、【海に落ちる雨】を始めるときに反省して、1回分を短くしたのですが……
咽喉元過ぎれば何とやらで、また最近長めになっています。
いやもう、どこで切ったらいいのか分からなくて……

あれから新たに色々な方のブログを覗かせていただいて、本当に色々だなぁと思いました。
でも中に、コメントで1記事の文字数が多いと読みにくいよ、と書いておられる方もいらっしゃって。
本当にその通り!と思う反面、1シーンがぶちぶち切れると読みにくい面もあり。
私自身は、クリックが面倒くさい人。
でも、スクロールが面倒という話もある。
きっと主にPCで読んでいる人と、スマホなどで読んでいる人でも、イメージは違うんだろうなぁ。

そもそも私の書いているものが、ブログ向きではないということが最大の問題、ということは分かっているのですが、かといって今更それは変えられない。
本当を言うと、印刷された文字で読んでいただきたいけれど、そればかりはどうしようもない。
となれば、もっと読みやすく、描写を簡潔に、一文を短く、などブログ向き小説風に改定すればいいのだけれど、それでは多分何かが伝わらない……

さらりと読んでいただけるような形だったら、もう少しとっつきやすいのだろうけれど……
う~ん、と今日も悩んでいるのです。

ちなみに今回の文字数は6700くらいです。
悩むなぁ……
でも、もう突き進む?という気もしなくはありません……^^;
皆さんはどうされているのでしょうか。
このテンプレは、比較的長くても読みやすい、というのが売りかしらとも思っていたのですが。
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Category: ☂海に落ちる雨 第2節

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コメント


NoTitle

 こんにちは。
大丈夫ですよ!!! 大海さんの書かれる文章は こなれていると言うか 文章を書き慣れている方の
文章と言う感じで 読みやすいですよ。
此れは 八少女さんの文章とは 少し趣が違いますが 御二方の文章は 奇を衒うのではなく 
文章力で勝負をかけていて 老若男女の区別なく好感度の高そうな文章ですよ。

僕は 読み難さ満載の文章ですからねーー せめてと 文章と文章との間に 空白を多くして 
読みやすくとしているのですが…
いかんせん 元々が読み難いので 何ともです。

ウゾ #- | URL | 2013/05/26 11:07 [edit]


ウゾさん、ありがとうございます(^^)

そう言っていただけると、とてもとても嬉しいです。
そもそも頭が単純なので、あまり難しい言葉も内容も書けないのですが……^^;
もう少しひねったりしたいと思うのですが、なかなか難しい。
昔、文章教室で、ひたすら比喩をしまくるって訓練をしたことがありましたが、使い古された言葉くらいしかなかなか思い浮かばなくて、頭が剥げそうになったりしました^^;
ウゾさんは本当に言葉をたくさん知っておられますよね。
それを駆使して、短い中にギュッと凝縮された文章を書かれるので、短くてもインパクトがあるんですよね。
だから記事も短くまとめていらっしゃる……空白があっても行間に色々考える要素が含まれているのですね。
私もそれができたらいいけれど、これは個性…なんだろうなぁ。
うん、まぁ、誰かからまたダメ出しをもらったら再考しようかなぁ……
と開き直ったりして^^;

励ましのお言葉、ありがとうございました(*^_^*)

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/05/26 15:03 [edit]


NoTitle

こんにちは。

本編の感想はまた別に書きますけれど。

私の場合はですね。
一回で完結してしまう場合は、5000字程度なら一つの記事にします。
連載の場合は、ものすごい変な切り方なんですが、私が校正しているiBookに表示されているページ数で12ページを基準に分けたり、一度で更新したりを決めています。具体的字数でいうと3250字程度です。だから「樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero」で章を書けたり分けなかったりしているわけなのです。プロの作家で新聞連載などだと、毎日きっちり同じ長さにするなんて事もあるでしょうが、私の場合は適当に書いているので、長い章と短い章があるのです。

それと、私の場合は毎日更新しているので氣をつけている事があります。読む方の趣向によってスルーできる記事と読んでくださる記事のバランスを考えるってことです。小説に興味のない方と小説にしか興味のない方、文の好きな方と写真の好きな方といろいろいらっしゃるし、さらにお忙しい方もいらっしゃって週に一度しかチェックしないなんて場合もあるので、同じシリーズの小説をたくさん更新しすぎないようにしています。読者の方のためってこともあるんですが、「離脱者」を出さないようにするための予防だったりもします。

基本的にメイン小説は週に一度しか更新しません。水曜日です。Stellaは第四週の日曜日、これはいまはなあなあになっていますが、最初にスカイさんがそう定められたので、なんとなく。急ぎやリクエストでそれ以外に小説を更新する事もありますが、週三になるとあきらかに「読んでくださっている」という手応え(全体数)が減ります。

熱狂的なファンがいるアイドルのような存在だったら、こんなことに悩んだり姑息な方策を練ったりしないんですけれどね〜。

ちなみに私は、どのように更新なさった場合でも彩洋さんの小説は読みにいくし、その他の記事もチェックしますけれどね〜。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2013/05/26 22:54 [edit]


夕さん、ありがとうございます!

文字数、更新の仕方、色々と教えていただいて、ありがとうございますm(__)m(^^)
すごく参考になりました。
毎日更新、というのはなかなかハードルが高くて、しかも私ときたら、逆にできる日にしとかなきゃと気合を入れてしまいがちで……結構ムラのある更新をしてしまっておりました。でも、さすが夕さんは、ちゃんと読む人のことを考えておられるんだなぁと、すごく反省しました。
確かに、何か自分なりのルールを決めて、宣言しちゃうのって、読んでくださる人にとっても分かりやすくて、いいのかもしれないんですね。
文字数のあれこれも参考になりました。何となく5000字くらいがめど、というのが現実的なのかもしれません。数えてみたら、大体6000~7000字くらいになっているんですね…
多分、私が書くものは1シーンが長くて、どうしても書いた本人が途中で切るのが気持ち悪くて、結果的に長くしてしまっていたのですが……合間の時間にでも読んでもらえるように、工夫しなきゃダメなんですね。
夕さんのブログが読みやすいのは/見やすいのは、あれこれと夕さんが決められたルールがあって、ちゃんとそれにのっとってやっておられるからなんだと、改めて分かりました。
小説のブログなんだから、小説だけを、というのでもいいのか、あれこれ色んな方向からバラエティに富んだアプローチがされている方がいいのか、についても結構迷うところがあります。でも、夕さんのようにいろんなことが書かれてる方が楽しいなぁと思うし。
私の中では【雨】はもう終了しているお話なので、さっさと載せてしまいたいという気もしなくはないし、でも読んでくださる方のことを考えるとどういう更新がいいのか、これもまだ悩んでいたのですが、一応自分の中では、1週間で1章の計算をしておりました。それでもあと32週間かかる計算……^^;
うーん、ペースを落とすほうが確かにいいのかもしれない、とは思いつつも、小説は後から読むのあり、なところもあるし。

「離脱者」を出さないようにするための予防……読んでいただくための色々な工夫……まだまだ勉強することが多そうです。まだまだこれからも夕さんには色々教えていただきたいです。
何か自分でルールを決めたらいいんだなぁ……うーん、少し考えてみたいと思います。

> ちなみに私は、どのように更新なさった場合でも彩洋さんの小説は読みにいくし、その他の記事もチェックしますけれどね〜。
わぁ、ありがとうございます(^^)
とても嬉しいです。でも本当に夕さんは沢山のブログさんを訪問されて、ちゃんとコメントも残されて、すごいなぁと思います。頑張りすぎない範囲でついていこうと思っています。

とにかく、本当にありがとうございます(^^)

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/05/28 00:29 [edit]

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