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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

FC2トラックバックテーマ 第1681回「あなたに起こったホラーなできごと」 


FC2トラックバックテーマ 第1681回「あなたに起こったホラーなできごと」




初めて、トラックバックに反応しました。
というよりも、トラックバックが何かわからないままやっています。

ホラーというようなものではなく、スピリチュアルな話かもしれません。
思い出すと、大事にしたいと思う出来事なので。


ななかまど
(ナナカマド)


中学生・高校生の頃、日常茶飯事的に金縛りにあっていました。
金縛り自体は科学的に証明されるようになっているけれど、当時の私には結構恐怖。
金縛り中には、よくいろんなものが見えます。
これも科学的には当たり前、ということなんだけれど。
一番怖かったのは、黒い塊みたいな生き物が胸の上に載っていて、しわがれた声で歌を歌っていたこと。

ところが、ある出来事をきっかけに、一度も金縛りに遭わなくなりました。

それは祖父が亡くなった日のこと。
お通夜の夜、自分の部屋で寝ていたのですが、突然ドアが開いたのです。
光の中に、祖父が立っている。
祖父はいつも粋な帽子をかぶっていたのですが、その帽子とちょっと首をかしげたような立ち姿は、間違いなく祖父だった。
実は、私はドアに背を向けて寝ていたような気もするのですが、よく分かりません。

祖父は、部屋に入ってきて、布団をめくり、私の背中を撫でていきました。

翌日、亡くなった祖父に添い寝をしていた祖母が、親戚で集まって話をしている時に言い出したのが……
「夕べ、おじいさんに、背中撫でるのやめてやって頼んで寝たら、大丈夫だった」
祖母は、昔、姑さん(祖父の母親)のお通夜の日に、添い寝をしていて、布団をめくられ背中を撫でられたそうです。その時、あまりにも怖かったので、祖父にそのように頼んで眠ったのだと。

祖母の背中を撫でることができなかった祖父は、私のところに来たのでしょうか。

その日を境に一度も金縛りに遭わなくなりました。
ぴたりとやんだのです。

ただ、一度を除いて。


その後遭った『たった一度の金縛り』。
それは、福井の永平寺で起こりました。

大学生の時、友人と一緒に、永平寺の宿坊に泊まったことがあります。
だだっ広い部屋に友人と二人きりで寝ていました。
その朝方、あまりのにぎやかさに目を覚ましました。

頭の上を行列が歩いているのです。
あたりは一面真っ白な感じで、まばゆかった。
そのうちの誰かと目が合い、揺り動かされ、「一緒に行きましょう」と言われました。

ところが、その日その時だけ、金縛りになっていたのです。
「すみません、動けませんので、お先に行ってください」
明瞭に返事をした自分の声も耳に残っています。


後日、実家の村のお寺の奥様に聞いたら、お寺では朝方、よく亡くなった方々の行列を見かけるのだとか。
奥様などは慣れっこなので、特に何も思わないとおっしゃるのですが、「ついていかなくて良かったね」と言われました。

全く因果関係のない出来事とは思うのですが、その時一緒に永平寺に泊まった別の友人が、その後しばらくして事故で亡くなり、時々、その人のことを考え、手を合わせています。


占いは信じていないのですが、何かの折に一度だけ、姓名判断+手相に行った時に、あなたにはおじいさんがついていると言われました。
その言葉は多分占いの常套手段だったと思いますが、自分に関してはその通りだと思っています。

その後、やはり一度も金縛りにあっていません。



……とても真摯な気持ちで記事を書いています。
このことは心に仕舞っていて、あまり人には話さないのですが、私たちはみんな、目に見えない力によって生かされていると思いますし、私にとっては命の意味を考える出来事でしたので、伝えたいと思いました。

あじさい
(実家の紫陽花)


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Category: あれこれ

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コメント


NoTitle

こんばんは
お祖父さんが守ってくださっているのですね。
なんだか感動致しました。
実は私も昔は良く金縛りに遭いました。
最近は皆無なのですが・・・
すっかり穢れてしまったのでしょうか(^^
追伸・・リンクさせて戴きまーす。
不都合等ありましたらご連絡ください。
宜しくお願い致します。

かぜっぷ #- | URL | 2013/06/15 03:30 [edit]


かぜっぷさん、ありがとうございます(^^)

金縛り…今ではすっかりレム睡眠と分かっていて、脳が起きているのに体が動かないものだから、脳が勝手に自分の体を押さえつけている幻想を作って納得しているのだとか何とか…ということのようですが、しかも寝不足やストレスがかかっている時(旅行中のその一つだと)に起こりやすいという話だとのことで。若い時は寝不足になれるくらい起きていられたから、なんでしょうか?
歳を取ると、もう起きていられないので、あまり睡眠不足にならない→金縛りになりにくい?
つまり、穢れたのではなくて、単に若くない、のかも…(;_:)
いやいや、今も十分睡眠不足ですが……なぜか幸い金縛りにはあっていません…
睡眠の問題って、考えれば考えるほど面白いですね。

でも、起こったことはともかくとして、おじいちゃんは近くにいてくれているようです。

> 追伸・・リンクさせて戴きまーす。
> 不都合等ありましたらご連絡ください。
> 宜しくお願い致します。
私もリンクさせてください。こちらこそよろしくお願いいたします。

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/06/15 05:17 [edit]


NoTitle

 おはよう御座います。
金縛りーーーー 友人が金縛りにあい 何かが体の上に乗っている 何と薄らと目を開けると 
巨大な鍋が乗っていたとか…
本来ならば 凄く怖い筈の話なのですが… 皆で大笑いした事あります。

僕も小学校時代 金縛りよくあっていました。
金縛りであり 繰り返す夢の様であり 只管怖かったのですよ。
そして 此れも夢だったのか 何なのか… 眠っている 自分の枕元に 蠅の二倍程度の大きさの 
形も蠅っぽい 真っ赤な虫が一匹 枕の上にいて…
何故か 其の虫が 金縛りの元凶のように思い 怖いと言うよりも コノヤロー 
今まで酷いめにあわせやがってと 手で ガンガンと叩き潰したのですよ。
それ以来 金縛りにあわなくなりましたね 単に 精神的に落ち着いただけなのでしようが。
でも 其の赤い蠅の様なモノを叩き潰した夢から覚めて もちろん 枕元には 赤い蠅なぞ 
落ちていないのですが 何故か 右手の腕に 人の手で握られていたような 手の型が残っていました。

そして 一つ前の記事の贋作の話。
僕の家にありますよ 真贋はっきりしないモノが…
結構と言うか 超有名処の浮世絵画家の作品なのですが…
浮世絵ではなく 超初期の真筆。
作品自体は 其の人物の特徴が出ていて おそらく本物ではと…
でも 押されている 判子の年代が 少しずれている。
先に書いて置いて 後で判子押したのだろうか と 微妙なラインの作品ありますね。   

ウゾ #- | URL | 2013/06/15 08:43 [edit]


NoTitle

金縛りってどっちかというと若いときに起きるのですかね。
私も若いときには時々、経験しました。

昔のことで記憶がごっちゃになってしまっていますが、金縛りに遭ったときにすでに亡くなっていた祖父が出てきて、「いかん、これは霊や。いかんいかん」と言って守ってくれたような。

大海さんの想い出もお祖父さまだということで、私も似た経験があったのを思い出しました。
生きすれてしまったせいか、最近はとんと金縛りはありません。
怖い夢を見て目覚めたときに、手がしびれていたり心臓がばくばくいってたり、ってことならありますけどね。

あかね #- | URL | 2013/06/15 15:47 [edit]


NoTitle

おじい様が大海さまの金縛りを持って行って下さったんですね。
おばあ様は大丈夫だとご承知されていたので、お孫さんを助けに来て下さったんですよ。
優しいおじい様ですね。

キャサリン #LkZag.iM | URL | 2013/06/15 22:42 [edit]


ウゾさん、ありがとうございます!!

お返事が遅くなって、すみません!
土曜日朝から出張に出ておりまして、今戻りました。タブレットでブログを見ることはできるのですが、コメントを書くのはとても大変で、帰ってきてやっとPCの前に座って、お返事が今になっております。

さてさて、鍋ですか!
それは面白いかも。何でも、脳は、金縛りという理不尽なもの、つまり自分は起きているのに体が動かないなんて理不尽だ!と思って、何かが乗っかっているからだと理屈付けをするそうです。
そして私の場合は、その理屈付けがロード・オブ・ザ・リングのゴラムみたいなので(当時SF大好きっこだった)、そのご友人は鍋!
きっと鍋に何か特別な思い入れがあったのではないでしょうか!?
それにしても、ウゾさんの場合のはなんでしょうね。自分で自分の手首を握りしめていたんでしょうか?
人間の脳って、やっぱり変ですね。自分で自分をどうにかしてしまうこともできるのだと思うとおっかないけれど、鍋はやっぱりユニークで気に入りました。
ちなみに私の友人、天井の隅から、ひろみちゃ~ん、って呼ばれたそうで。それも怖い。

それから、ウゾさんちの浮世絵作家の絵!
気になります。なんでも鑑定団に出してほしい~。
奈良県から浮世絵が出てきたら、もしかして…とか思いつつ楽しんでしまいそう^^;
でも、真贋含めて、絵画って本当に底が深いですよね。
贋作を巡っての物語、うちにはこの手の参考文献がいっぱいいありますが、まさに事実は小説より奇なりの世界です。
にしても、こんな隅っこの記事をいつも見つけてくださって、ウゾさんにはいつも感謝しております(*^_^*)

コメントありがとうございました(*^_^*)

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/06/16 21:43 [edit]


あかねさん、ありがとうございます!!

お返事が遅くなって、すみません!
土曜日朝から東京に出張に出ておりまして、今戻りました。タブレットでブログを見ることはできるのですが、コメントを書くのはとても大変で、帰ってきてやっとPCの前でお返事を書いています。

そうなんですよ!
私も、若い時の特権かしらと思ったりもしています。
脳の働きが活発で、レム睡眠になりやすい……ってのは若さゆえではないかと。年取ると、脳の働きが落ちて、レム睡眠もできない? 脳がお休みしやすい? 危ないですね~~
ポケモンけいれんも、若い脳にしか起こらないし、熱性痙攣も基本的には子どもにしか起こらないし、子どもの脳が錯覚を感じやすいのはもう証明されていることなんですよね……
年取った脳には、幻覚を見る能力が落ちてしまうのでしょうか。
で、死の時だけは何かまばゆい幻覚によって幸せな気持ちになるのかなぁ…って、何だかとんでもないことを考えてしまうのでした。
怖い夢でばくばくで目が覚める、は私もよくあります!

おじい様の思い出が似たようなお話で、何だか親近感を覚えました。本当に、私たちは誰かの思いに支えられて生きているんでしょうね。頑張って生きていかなくちゃと思いました。
コメントありがとうございました(*^_^*)

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/06/16 21:51 [edit]


キャサリンさん、ありがとうございます!!

お返事が遅くなって、すみません!
土曜日朝から東京に出張に出ておりまして、今戻りました。タブレットでブログを見ることはできるのですが、コメントを書くのはとても大変で、帰ってきてやっとPCの前に座っています。

祖父は、実は子供が女ばっかり5人で(母は3人目で跡継ぎ)、もう女はいらん、と思っていたところへ、後継ぎの母の最初の子どもである私が女で、結構つまらなかったそうです。
弟が生まれた時は無茶苦茶喜んだそうですけれど……
で、ひいおばあさんやおじいちゃんに弟はむちゃ大事にされていて、私はちょっと『はみこ』状態だったのですが、頭が悪くて、長男との扱いの差には気が付きませんでした^^;
でも、なぜかおじいちゃんは私の守護霊。しょうがね~な~、という気持ちでいてくれているのだろうと思っています。
もう一人のおじいちゃんは、書いた本しか残っていなくて、顔も知らないのですが、どちらのおじいちゃんも守ってくれている気がしています。
コメントありがとうございました(*^_^*)

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/06/16 21:58 [edit]


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このコメントは管理人のみ閲覧できます

# |  | 2013/06/18 01:15 [edit]


鍵コメHさま、ありがとうございます(^^)

歳を取ってすれてしまったのか?今はもう、あまりこういう直接的な経験はなくなってしまいましたが、私も今でもこういう世界があることを信じています。
親しい人が亡くなると、あ、この人がいるのなら、あっちはそんなに悪い世界じゃないかも、と思ったりもします。いつかあっちであった時に、その人たちに、胸を張って報告できることを、少しでも積み重ねていけたらいいなぁと思います。
コメントありがとうございました。
そして、そうなんですね…O様の不思議体験、気になります。またいつか聞かせていただけたら……(^^)

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/06/18 06:28 [edit]

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