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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【清明の雪】あとがきとこれから 

 読んでくださってありがとうございます。
 勢いで最後までアップしてしまいました。およそ179000字です。何度も何度も推敲してるのに(それも一体何年かけているのやら)、いくらでも粗が目につきます。思い込みで書いていることやら、誤字脱字、文章の癖、視点(一応三人称を借りた真視点で書いています)の誤り……拙いお話でお恥ずかしい限りですが、どうしてもこれはあかんやろ~と思うことがございましたら、ぜひご指摘ください。よろしくお願いいたします。
 多分自分の好きな世界を盛り込めるだけ盛り込んだ気がします。
 殺人のない謎解き、歴史の中の出来事、伝承、神社やお寺(しかも私の心の隠れ家を出してしまいました。1年に数度訪れる、京都の普通の観光地図からはみ出ているお寺です)、あやかしが普通に存在すること、人と人との密接な心の触れ合い、恋しいという気持ち(それは性別関係なく)、そして大好きな登場人物たち。
 カテゴリーを書けと言われて、とても困りました。
 ミステリーというにはおこがましい、推理小説でもない、ファンタジーのような部分もあるけどファンタジーでもない、恋愛小説とも言えなくもない、ちょっぴりBLっぽくもあるけどあんなに真剣に愛の物語一直線でもない、現代の世相を語るわけでもない。
 でも私の中ではお伽噺風ミステリー。物語は何でもミステリー、というスタンスでこれからも頑張りたいです。

 さて、この続き『海に落ちる雨』はいささかハードボイルド系です。
 大変申し訳ございませんが、18禁です。すでに完成はしていますが、やたらと長く、やたらと複雑で、やたらと人がたくさん出てきます。何とも解説しにくいので、もしもよろしければまたお付き合い下さいませ。

 その他、以下のような物語をいずれアップしたいと思います。
・高校生の真が修学旅行をさぼって、竹流とトレジャーハンター仲間のアラブ人アリと3人で伝説の砂漠の民の遺した黄金の剣を探しに行く物語。全く恋愛も18禁もなく、ほとんどインディジョーンズ。
・『海に落ちる雨』の続編『雪原の星月夜』を現在執筆中です。なかなか進んでいませんが……。お目にかかるのはいつのことやら。
・その他、いつか書くはずのお話:子どもを亡くして妻と別れた医師が青森の僻地に就職し、そこで出会ったフィリピン人女性(子持ち、夫は日本人で失踪中)やその姑(例のごとくじょっぱり)と触れ合いながら、亡くした子どもの冥婚の日まで頑張って生きていこうと誓うお話。織田信長に薬草園を任されていた娘が伴天連たちの陰謀と戦う話(これは必ずいつかお目にかかります。日本医療史~鎌倉から現代まで~が私の一つのテーマ)。
・真・竹流の物語があまりHappy Endではないので、自分の小説を二次小説にするのは変だけど、Happy End versionを京都を舞台に変えて書こうとしています。これは真その2(医者崩れ、ゲイバーと探偵事務所でバイト中)が病気の子ども(和と書いてにこ、という名前)を預かりながら頑張る話。竹流は?というと庵に住んで仏像を彫っている、まるで修行僧として登場します。それってやっぱりHappy Endにならない?

 いつまで頑張れるかわかりませんが、しかも私の書くものはブログ小説にはあるまじき長さと体裁になっておりますが(するりと読めないですよね……すみません)、よろしくお付き合い下さいませ(__)
 ついでに、ブログ初心者につき、まだあれこれと手探りです。ハッキリ言うと、正直ちんぷんかんぷんです。お作法も悪く反応が鈍いかもしれません。お気づきのことがございましたら、ご指導くださいませ。

 それから沢山拍手をくださった方、お礼申し上げます。
 お時間がございましたら、コメントなど残していただけましたら、とっても嬉しいです<(_ _)>

朝日

 お礼に、高千穂国見ケ丘からみた朝日です。
追記です。
そう言えば、わざとなんですが、まだ答えを書いていない呪文のような言葉(アイヌ語)。

カント オロワ ヤクサクノ アランケプ シネプ カ イサム

この言葉、覚えておいてください。【海に落ちる雨】の中で、言葉の意味が出てきます。
結構勿体つけているみたいですが、出てくるときは無茶苦茶あっさり出てきます。
大切な、大切な言葉です。

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Category: ❄清明の雪(京都ミステリー)

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コメント


読み終えました!!

素敵でした~~><。
この、重厚でありながら繊細で、愛情に満ちた物語に、なんと感想を書こう・・・と、思わず悩んでしまうほどです。

最初の方では、まだひととなりのわからなかった真。
彼は弄れているのでも突っ張っているのでもなく、ただ本当に幼子のように、自分の求める人を慕い、でも、素直に手を差し出せない純粋な子なんだなあと思いました。
まるで活性炭のように(たとえが変)周りの悲劇を吸収して背負ってしまうのでしょう。薄くのばしたガラス細工みたいで。放っておけない。
そして、竹流はもう、その雛鳥から目が離せない。
静謐な物語の中で、このふたりのあいだに流れる特別な熱が、なんとも心地よかったです。

やはりね、これは文学だと思いますよ。極上の。
和尚さんの言葉の中にも、竹流と真が交わす会話の中にも、なんとも心にしみる徳のようなものを感じました。
なんだか、今すぐ京都の寺をめぐって、座禅組みたくなるような・・・。
この和尚さんの言葉。本当に温かくて、心が救われますね。
これはきっと、和尚さんのことばであり、大海さんの豊かな人格の現れなんだろうな、と感じます。
好きなものを詰め込んだとおっしゃっていますが、それ以上の深いものが、まるで古都の地下水脈のように、豊かに流れているのを感じます。

そしてやっぱり、最終話。素晴らしかった。
絵師の愛情深いエピソードと重なる、ふたりの柔らかい笑顔が・・・もう、なんとも。
こんな仕掛けを最後に隠しておくなんて、やっぱりすごいな。

表現力、知識、構成、どれをとっても、ブログ小説には今まで見られなかったくらいのレベルだと思います。
ブログ小説で、ここまで書ける人に出会えて、本当に嬉しいです。

最初、自分の作品の傾向と、大海さんの傾向が似てるかも、とおもったのですが、とんでもなかったです。
私のは、子供の落書きだなあ・・と。

このあとの作品も、とても楽しみにしています。
まだまだ、かきたらないのですが、このへんで><
また、勉強させてくださいね^^

素敵な物語を、ありがとうございました!!

lime #GCA3nAmE | URL | 2013/04/23 18:15 [edit]


なんともったいない(;_:)(limeさんへ)

心温まるコメントを頂いて、本当になんと申し上げてよいのやら…感激しております。
もう本当に、ブログにあるまじき読みにくさで、友人からもダメ出しをうけているのですが、その読みにくさにも関わらず、読んでいただいて感謝カンゲキ雨嵐…いやいや、ふざけている場合ではありませんでした。本当に嬉しいです(/_;)
しかも、薄く延ばしたガラス細工などという素敵な表現でコメントを頂いて、どうしたらいいのやら…
さすがlimeさん、まるで太宰治のような表現力だわ、と思ってしまいました。
津軽の十三湖の光る湖面を見て『真珠貝に薄く水を張ったような』と言っていた太宰治…
しかも、申し訳ないことに、その『ガラス細工』が【海に落ちる雨】ではどんどんしぶとくなっているし…(いえ、根っこは繊細なのですが、頑張っているんです…そして、その次の【雪原の月星夜】ではまたガラス細工に戻っている…)

ちなみに、本当に知識なんて何もないんですよ!!
ただもう聞きかじっては、詰め込むという、行き当たりばったりな人間でして…お恥ずかしい限りです。
私のほうこそ、limeさんのお話には、本当に引き込まれて、ちょっとばかり美沙さんと春樹くんがマイブーム状態だったりもしたんですから…でも、このたび【雨猫】を読んで、うーんとうなっていたところなんです!(後でコメント書きに行きます!)

でも、京都のお寺に行って座禅を…ってのは、なんとも嬉しい、というのか、私も一緒に、というのか、いえもう、ただただありがたいです。これ読んで、お寺に泊まりに行きたい、なんて思ってくださる方がいたら成功だな、と思っていたのです…(^^)
お寺って、たまに『出ます』けれど…(実は、永平寺で出ちゃったんです…(;_:))

和尚さんは次作ではほんのちょっとだけ出てきますが、実は最も重要なことをしてくださったかもしれません。すでに寝たきりだったのですが、死に掛けた竹流を三途の川で救ってくれた…
次作は行方不明の大和竹流を探して頑張る真と、やたらめったら多い登場人物を楽しんでください。
ちなみに、次回作は本当に最後の台詞を竹流に言わせるためだけに【清明の雪】の5倍の長さかかったという、なんとも情けない話ですが…見捨てずにこれからもこの二人の微妙な関係を見守ってやってください。
あるいは微妙なだけでは済まなくなっているのが次作かもしれませんが…
まったく印象の違う作品でして、みなさんに、嫌わないでね…(;_:)と言わなくちゃ、と思っています。

何にしても、本当に本当にありがとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。

大海彩洋 #XbDIe7/I | URL | 2013/04/24 00:06 [edit]


ぁぁ… わかった!(唐突)
私、殺人のない謎解きって
大好きなんですよ^^
そして言うまでもなく
恋愛小説もファンタジーも。
しかも、この小説は
私の憧れである「雅」そのものですもの。

私の好きなものばかりが詰め込まれたお話だったんだぁ♪
って、後書きを読んで気づきました。

ぁ…遅いですね、ごめんなさい(>_<)

それと、コメントのお返事を読ませて頂いて
またまた納得…。(唐突その2)

私ッたら
「おまえはジェットコースターみたいな奴だなぁ」
って、言われた事があるんですよ。(笑)

どおりですんなりと真に入り込んでいけるわけだ^^
次を読むのがますます楽しみになりました♪

次いきまーす♪

ako #G5P3Ad7M | URL | 2013/04/27 00:25 [edit]


akoさん、ありがとうございます!

かなり嬉しいです。
ミステリーって、死体が転がってないと(あるいはそれに相当する重大事件がないと)本格的と言ってもらえないような感じなので、このお話をどのカテゴリに入れるか、かなり悩みました。
ファンタジーかと言われると、魔法使いも聞いたことのない王国も出てこないし(和尚は魔法使いかもしれませんが^^;)、恋愛小説とも言えるけれどどっちかと言うと親子みたいだし、BLに入れようかと真剣に思ったけれど、う~ん、違うなぁと。
うん、でも広義ならミステリーと言うことにしよう!という開き直りなんです。だからいろんな要素が入っていて、悪く言うと玉虫色過ぎて、受け入れてもらえないんじゃないかと。
でも、そう言っていただけると嬉しいです。
雅…はいささか褒めすぎです、akoさん。
かなりいい加減なお話ですので^^;

ジェットコースター^^;
本当に、ああ思ったりこう思ったり、の人なんで…
多分竹流のことも、ああ思ったりこう思ったり…
ややこしいけれど、また時々付き合ってやってくださいませ(^^)

実は少しばかり心配が…
この【清明の雪】と違って、【海に落ちる雨】は正直、かなり現実寄りで、痛いし、苦しいし、たまに人が死んでるし(ただし、殺人の謎解きメインではありません)、あちこち18…禁だし…
このファンタジーほのぼの系とは真逆の話でして…もう嫌になったら、さっさと読むのをやめてくださっても構いませんので…(;_:)
うぅ、でも、言いたいことを言うためには、これだけの舞台が必要だったのです…(;_:)

もしかして、ダメ出しになったら、おっしゃってくださいねm(__)m

大海彩洋 #XbDIe7/I | URL | 2013/04/27 08:55 [edit]

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