09 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【猫の事件】迷探偵マコトの事件簿(5) 

Stellaタグ →Stella/2013/9月号
月刊Stella 2013/9月号参加 掌編小説
2223Hit記念 八少女夕さんリクエストにお応えして……


遶ケ豬√→迪ォ・狙convert_20130629112022
(イラストは小説ブログ「DOOR」のlimeさん。limeさん、重ね重ねありがとうございます(*^_^*))

掌編小説ですが、今回はいささか力が入ってしまいまして、少し力作(長さだけ^^;)になってしまいました。
「竹流が性懲りもなく犬を連れてきた」というのが頂いたお題。
以前、猫のぬいぐるみを2回にわたり持ち帰り、マコトの怒りを買っていたタケルですが、今回は本物の犬を連れてきたようで……さぁ、どうする、マコト。

連作掌編ですが、これまでのものを読まれていなくても、なんの問題もありません。
さらに、あまりブンガク的なものでもありませんので、気楽に気楽に、お楽しみくださいませ。
なお、かなり地の文を端折っておりますので、想像力を駆使してご自由な世界でお読みください。

参考までに、これまでのお話は→【迷探偵マコトの事件簿】(1)~(4)

<登場人物>
マコト:一人前になりきれない、でもオトナだと言い張るツンデレ猫。大きくなったら豹になるつもり。
タケル:ちょっぴり(かなり?)Sなマコトの飼い主。趣味はマコトをおちょくって遊ぶこと。




【迷探偵マコトの事件簿その7.マコト、ちょっぴり切ない事件簿】

[Scene1] マコト、シュクテキに出会う

あ、タケルだ。お帰り!
……っと、ウカツにもお迎えに行くところだった。
ぼく、猫だもんね。それにちょっと大人になったから、もう嬉しがってお迎えなんかしないんだ!

知らん顔で寝とこ……ん? なんか、ニオイが……

ちらっ。(片目でチラ見カクニン……)

……?

……え?

え~~~~!?

ぼく、慌ててソファから飛び降りて、部屋の隅っこに逃げ込んだよ。
だって、タケルが、なんかでっかくて黒い化けものを持って帰って来たんだ!

う~~。

そいつ、なに?
何か、唸ってる?
何なの!? 睨んでる~~!

でも、タケルはそいつをヨシヨシしてるんだ。
そいつ、無茶苦茶目つきが悪いよ!
ね、タケル、そいつ、ぼくを狙ってるよ!

わん!

げっ!!
ぼくは慌てて逃げた!
タケルの後ろに回ったけど、そいつは追いかけてくる!
わ~~~、タケル、助けて~~

って、知らん顔ってどういうこと??

こ、こんな時に何だけど、こいつ、いわゆる犬ってやつ??
は、初めて見たよ~
時々、テレビで見る、ハンニン追っかけて捕まえる、あれ?
わ~、こ、こわいよ~~、追いかけてくる~~!!
ぼく、何もしてないよ~~~!

ぼくは必死で逃げ回んなくちゃならなかった……のに。
タケルったら、そいつを優しく抱き止めて、おフロに連れてった。
覗きに行ったら、綺麗に洗ってやってるんだ。
犬のやつ、ぼくに気が付いて、ギロって睨んだ~~!

その日から、ぼくと犬、いやシュクテキの戦いの日々が始まった!
タケルはいっつもそいつをヨシヨシって大事にするんだ。
サンポとかにもふたり(?)で行っちゃうし、ぼくは置いてけぼりだし。

夜も、タケルはそいつと寝るんだ。
なんだよ! あっち行けよ!

毛を逆立てて唸ったら、唸り返される。
飛びかかったら、捕まって、首を噛まれる。
ぼくはもがいて必死に逃げた!
タケル、ぼく、このままじゃ死んじゃうよ~

ついにぼくは切れて、そいつが寝てる時、胴体にジャンプして体当たり攻撃してやった!

と、思ったら!
わ~~~~~、追いかけてくる~~~~~!!!!!!!
怖い~~~~~~~~!!!!!!

あ……。

……う。

お、おもらししちゃった。

……

もう、子どもじゃないのに……
げっ。タケルが起きてきた。
ぼく、あわてておもらししたところを隠すべく、その上に座ってみたけど……

タケルに首根っこ、つままれちゃった。
……しゅん。
……ごめんなさい。

黒いお化け犬はまだ唸ってる。
タケルは犬の頭を優しくなでてやってる。
ぼくは首根っこ、掴まれたまま。

なんで、ぼくよりそのお化け犬、大事にするの?

ぼく、家出してやる。

……

……って、ぼく、自分でドアも開けられないんだった。

次の日。
タケルはそいつとサンポに出て行った。

……それで、タケルだけが帰ってきたんだ。


[Scene2] マコト、初めてのトモダチ

ぼく、ちょっと嬉しかった。
シュクテキがいなくなったんだもん。
タケルの横で寝れるしね。
あ、もう、おもらししないよ。

あ、タケルが帰ってきた。
……でも、お迎えは行かないもん。
ぼく、オトナなんだ。

……あれ?
また、変なニオイが……

ちらっ。

……

……

何だか、ずいぶんムードが違うけど、それも、やっぱり犬、だよね?

何だよ、また、別の犬、連れて帰ってきたの?

今度は、白、というよりちょっと茶色がかった汚い毛で、体に濃い茶色と、薄い茶色のブチのある、すごくおっきい犬。
タケルは、そいつをまたおフロで洗ってやって、それから毛をつくろってやって。
ごはん作ってやって。
何か、赤ちゃんのごはんみたいな、どろどろの。
それから、やっぱりヨシヨシしてやってる。

ぼくがいるのに。

……やっぱり、家出する~~~!
ぼくは玄関まで走ったけれど……あ、そうだった。
ぼく、自分でドアを開けられないんだった。
……家出もできないなんて。

……なんか、みじめ。

タケルが出かけてる間に、ぼくはそいつに唸ってみた。
でも、そいつは唸らないんだ。
チラって、ぼくを見て、それから寝ちゃった。

ぼく、そいつにちょん、って触ってみた。
でも、そいつはちらっと僕を見て、やっぱり寝ちゃった。

ぼく、そいつに飛びかかってみた。

わ、ぽわって、はねる。
ふかふかしてる!
ちょっとしょぼくれてて汚い毛だけど、あったかいよ。

そいつはちらっとぼくを見て、それからちょん、ってぼくの頭におっきな手を乗っけた。
ぼくはそいつのお腹の横に引っ付いてみた。
動いてる。
ふわんふわんだ。

今度は上に乗っかってみた。
わ、お腹が動いてる。
上がったり。
下がったり。
で、ぼくはその上でちょっと転がってみたり。

あ、落ちちゃった!

そいつはむくりと顔を上げてぼくをさがして。
それからぼくを見つけると、ちょっとほっとした顔をして……また寝ちゃった。

……
ぼくも眠くなっちゃった。
わぁ。タケルの横で寝てるみたいだね。

そいつはサンポに行かないんだ。
ほとんどずっと寝てるし、びょうきなのかな。
ごはんもあんまり食べないし。
ぼくのねこまんまの方がおいしいかもよ。
ちょっと分けてあげたけど……やっぱり、ねこのごはんはいらないみたい。

タケルはそいつのためにベッドを作ってやった。
ぼく、お手伝いしたよ。
タケルが木を切ってる上に乗っかって、押さえてあげたんだ!

タケルがいない間は、ぼくがそいつの毛づくろいをしてあげるんだ。
そのかわり、そいつはぼくをおっきな体の上に乗っけてくれる。
上がったり。
下がったり。

……上がったり。
……下がったり。

あ、落ちちゃった。

ぼくはよじ登る。
……上がったり。
……下がったり。

……下がったり。

……

上がったり……? しない?

……ね。
寝ちゃったの?

ぼくはそいつの顔を、おっきな身体の上からのぞいて見たんだけど……

……

……上がらないし、……下がらない!!

わ~~~~!!!!!
タケル、タケル、タケル、タケル!!!!!
どこ? どこ~~~!?!?
タケル~~、どうしよう、どうしよう、どうしよう!!!!

……

……それから、ぼく、あんまり覚えてないんだ。
タケルが帰ってきて、全然動かないそいつを大事に抱っこして、どこかに連れてった。
ぼくは、いっぱい引っ掻いちゃったドアのキズを見てた。
だって、ぼく、自分でドアを開けられないんだ。

開けることができたら、初めてのトモダチといっしょにおサンポにも行けたのに。
開けることができたら……もっと早く、タケルを呼びに行けたのに……

そうしたら、ぼく、トモダチともっといっしょにいれたのに。

……ぼく、……ぼくね……
あのね、タケル……、あのね……


[Scene3] シュクテキ、再び

またタケルとふたりぼっちになったよ。
もちろん、ぼく、うれしいよ。
ねこまんまもおいしいし。
夜寝る時は、タケルの横であったかいし。

タケルは一回だけ、でっかいぬいぐるみ(もうぼくはだまされないんだ! ニオイがなくて、動かないのはぬいぐるみ!)の犬を持って帰って来た。
でも、なんか、やなんだ。

色もよく似てるけど。
においはしないし……
上がったり下がったりしないし!

がぶっ!
がぶ、がぶっ! しゅぴっ!
ぼくは、なんかやっぱりイヤんなっちゃって、引きちぎっちゃった。

タケルは帰ってきて、不思議そうな顔してぼろぼろのぬいぐるみを見てた。

……トモダチ、いなくなっちゃったのに。
それなのに、よく似たやつがいるのはヤなんだ。
だから今日は、ねこまんま食べて。
オフロ入って。
それから、タケルといっしょにテレビを見るんだ。

いつも最後は崖にいく番組をやってる。
これ、けっこう好きなんだ。
海が映るから。お魚がいっぱいいる海。

……あ。
思わずむくって頭を上げちゃった。

シュクテキだ!
ぼくは戦闘態勢に入った!

タケルがまた不思議そうにぼくを見る。

あ、そうだった。この箱の中には誰もいないんだった。
ニンゲンも、イヌも、ネコも。
海も本物じゃなくて、お魚も泳いでないんだった。

……なんだ。ホンモノのシュクテキじゃないんだ。

……

……シュクテキ、どうしてるのかな。
トモダチと同じように、動かなくなって、遠くに行っちゃったのかな。

……

ぼくはその日、シュクテキに追っかけられる夢を見たんだ。
ぼく、必死で逃げて……おもらししちゃった。

次の日、タケルがぼくを抱っこして、真っ赤なクルマに乗った。
わ~、ドライブだ~~!
ぼく、ドライブ、好きなんだ~

タケルはもういっこ、ナワバリ、じゃなくて家があるんだ。
おっきい家だよ。
木がいっぱいあって、近くに大きい水たまりもあるんだ。
風が気持ちいいんだよ。

あ、家が見えてきたね!
……何か、黒いものが走ってくるよ!

って……
そこに見えるは……

わん!

わ~~、タケル、タケル、タケル!!
シュクテキと目が合っちゃった!

わ~~~~!!!!

わん、わん、わんわん!!

わ~~~~~~!!!!!!!

わんわん!!!

わ~~~~~~~~!!!!!!!!

わんわん、わん、……う~、わんわん!!!!!!

わ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!

……

その夜。
ぼくは鬼ごっこに疲れて、タケルがベッドにやって来る前にばたんきゅーだった。

シュクテキ、パワーアップしてた。

ぼくだって。
……明日は、ぜったい負けないぞ。

……

……

ねぇ、タケル。
ぼくはきっと、タケルより先にここからいなくなっちゃうと思うんだ。

……そうしたら、タケルはさみしい?

……ぼくね、今ね、ちょっとだけさみしいんだ。

夢の中なら、また上がったり、下がったり、ぼく、落っこちたり……
トモダチといっしょに遊べるかな。

……タケルがぼくの頭を撫でてくれる。
それから、ちょっとぎゅうって……
タケルの手、おっきくて、あったかいね。


……ぼく、もう寝るね。
今日はトモダチの夢を見るんだ。

……それから。
明日はまた、シュクテキとたたかわなくちゃ!





マコトは知る由もありませんが、タケルはおそらく保健所に連れて行かれる犬をもらってきたのではないかと思われます。
最初の犬は、シェパード。もとの飼い主に虐待されて、ちょっと尖っている設定。
マコトとウマが合わなかったので、タケルはマンションではなく奥多摩にあるヤマト邸の方へ連れ帰っていました。ここでは、執事さんがいるので、面倒をみてくれています。
次の犬は、もう老犬で、もうすぐ死にそうなのに、先に飼い主(多分一人暮らしのお年寄り)に死なれちゃったセントバーナードという設定。もうあとわずかで寿命なのに、死に場所が保健所というのは憐れに思い、もらってきちゃった設定。

マコトの事件簿にしては、ちょっと重厚だったかも?
(大したことはないけど^^;)

あ、そうそう。なぜか最後は崖に行く番組、とは2時間ドラマのことです。
(って、分かりますよね……^^;)
タケルが2時間ドラマ好きという情報はありません。
多分、タケルはマコトが崖のシーンを好きらしいと思っているようです。
で、きっと、この2時間ドラマの刑事もので、警察犬としてシェパードが出てきていたのでしょう。

テレビの中のシェパードを見てシュクテキと勘違いして、で、ちょっと心配するマコト……
少し大人になったと思うのですが、いかがでしょうか(^^)

なお、時代がいささか古く、多分テレビはまだアナログだったのかもしれません。
だから、箱^^;


お楽しみいただけたなら幸いです(*^_^*)




関連記事
スポンサーサイト

Category: 迷探偵マコトの事件簿(猫)

tb 0 : cm 15   

コメント


友達かあ・・・

楽しかったけど、ちょっとしんみりしてしまいました。
やっぱりマコトは、寂しいんですよね。猫の時も人間の時も。
意地張ってるだけで。
まあ、友達以上の相手と一緒に住んでるんだから、贅沢か^^
そして、これはマコトには言えないけど・・・やっぱり、大型犬と竹流のツーショットは、絶対絵になるね (*´∀`)

またぜひ、可愛いマコトを書いてくださいね。
たまには、メロメロに愛されちゃうマコト、なんてのも、見てみたいです^^
どんな反応をするんでしょう。

lime #GCA3nAmE | URL | 2013/09/03 07:45 [edit]


こんばんは
優しいお友達が動かなくなってしまったのは
とても残念でした。
竹流さんは優しいですね。
朝から心が温かくなりましたよ。
私も犬を飼っているのですが、
短命だからこそ一緒にいる時間を大切にしたいと思うのですよね。
なんて・・・人間も明日はどうなるか分かりませんから一緒ですかね(^^

かぜっぷ #- | URL | 2013/09/04 03:14 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

やっぱり、しんみり……になっちゃいますね。
ひたすら笑える楽しいお話を、と思ってスタートした猫のマコトシリーズ。
今回のお題を頂いて、なぜか老犬とマコト、という構図が浮かんできてしまって……
この話って、「降ってきたアイディア」が全てなので、一度降ってきてしまうと、ついつい書いちゃう…
書いているうちに、しんみり系に……^^;

そうですね、マコトはお留守番が多いですからね。
タケルは忙しいし、ねこの相手ばっかりしていられないだろうし。
人間の真はお出かけも一人でできるし、仕事もしているけれど、確かにいつもただ一人の人を想っているのかもしれません。
確かに、一緒に住んでいるから、あれこれ言うのは贅沢なんですけれどね!

> そして、これはマコトには言えないけど・・・やっぱり、大型犬と竹流のツーショットは、絶対絵になるね (*´∀`)
確かに。絵的には、大型犬がいいですよね!
ねこは……どうしても、腰が引けますね^^;^^;

> またぜひ、可愛いマコトを書いてくださいね。
> たまには、メロメロに愛されちゃうマコト、なんてのも、見てみたいです^^
> どんな反応をするんでしょう。
このシリーズ、思ったより長命になっています^^;
どこまで続くかは、アイディア次第(降って来るかどうか)なので、降ってきたらまた書いていきます。
でも今回分かったのは、お題を頂くと、比較的出てきやすいということかも。
ただ、メロメロに愛されるマコト……というのは、設定自体を揺るがす大事件ですね!
タケルがメロメロに可愛がる→マコトはちょっと気持ち悪い(シタゴコロがあるのでは、と思っちゃう)、という方向へいってしまう^^;
なるほど。もしかしたら、coming soon!かも????^^;
コメントありがとうございました(*^_^*)

彩洋→lineさん #nLQskDKw | URL | 2013/09/04 05:43 [edit]


かぜっぷさん、ありがとうございます(^^)

わぁ、かぜっぷさん、なんと、読んでくださったのですね!
ありがとうございます!

このセントバーナードも、明日死んじゃうかもしれないからもういい、と思った人もいるかもしれないと思うのですが、それを(きっとちょっと怒りを感じながら)タケルがもらってきたのは、確かにタケルの優しさなのかもしれません。
明日死んじゃうのだとしても、1日は1日。
その1日がとても大事ですね。
その1日に、この老犬がマコトに与えてくれたキモチって、とても大きなものだという気がします。
マコト、今回はちょっと大人になったみたいですし(^^)
でも、シュクテキと闘うことも大事だったりして(こっちは、生きている強さみたいなのが出たらいいなぁと)。
マコトの中では、シュクテキとトモダチは、同義語になっている気がします^^;

> 竹流さんは優しいですね。
> 朝から心が温かくなりましたよ。
実は、単なるSな飼い主、の設定だったのですが^^;
いや、愛のあるSの設定かな? 可愛いとつい、いじめたくなる系?の人なんですね。

> 私も犬を飼っているのですが、
> 短命だからこそ一緒にいる時間を大切にしたいと思うのですよね。
そうなんですね。かぜっぷさんに釣りに犬……何だか絵が浮かびます(*^_^*)
わんこさんはもしや釣りの友でもあるのでしょうか。

人間も、一日一日、大切に生きて行かなくてはなりませんね。
こちらこそ、温かいコメント、ありがとうございます(*^_^*)

彩洋→かぜっぷさん #nLQskDKw | URL | 2013/09/04 06:05 [edit]


わ〜い

こんなに早く、書いてくださってありがとうございました。
それも大好きなセントバーナードがトモダチだあ。嬉しいな。
ねこまんまをあげたり、ベッドづくりのお手伝いをしたり、マコトがトモダチのために優しくしてあげているのが微笑ましくて笑ってしまいました。

そうですよね。いずれは死んでしまうんですが、その一日一日をどんな風に過ごしたかって、その生きものにとってはとても大切な事だと思うんですよね。トモダチはタケルやマコトと一緒の日々に満足していたんでしょうね。

シュクテキも実はマコトを氣にいっているSのお仲間かも?

二時間ドラマを猫と一緒に見ている竹流の図に大爆笑です。「いや、マコトが好きみたいだから」とかいいながら、毎週崖の上を楽しみにしている?

素敵な作品をどうもありがとうございました!

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2013/09/05 02:05 [edit]


 こんにちは。
うんうん トモダチいいですね。
人にとっては一日でも 犬や猫にとっては 人生の中に占めるその一日は違いますからね。
たった十五年程度の人生 最期の数日 小さな無邪気なトモダチと過ごせた老犬 満足して眠れたかな。

あははっ 確かに昔のテレビは箱ですよね。
そして あれは猫にとって座り心地のいい 暖かい椅子でありベットであり…
薄型テレビは 猫にとって敵ですねーー座れないよーーと

ウゾ #- | URL | 2013/09/05 15:11 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

> こんなに早く、書いてくださってありがとうございました。
いえいえ、まだ500Hit記念が終わっていないのに……^^;
マコトの話は、アイディアだけなので、夕さんがお題を下さった時点で、すぐ「考える人」モードに入っていました。浮かんだアイディアがぱちんと収まるところに収まったら書くだけ、という、ある意味気楽な、でもアイディアですっこけたら終わりなので、ある意味怖い面もあるという、ほとんど勝負師的?世界でした^^;
でも、今回はちょっと長かったですね。
最近【死と乙女】を書き始めたせいか、物語の構成が曲みたいになっている……^^;
これも曲のテーマで言うと、A→B→A'という構成ですね。

> ねこまんまをあげたり、ベッドづくりのお手伝いをしたり、マコトがトモダチのために優しくしてあげているのが微笑ましくて笑ってしまいました。
ベッドづくりのお手伝いは、マコト的にはお手伝いのつもりですが、多分タケルにとっては単なる邪魔??
ねこにありがちな勘違い状態、あるいは確信犯?
でも、ねこまんまをあげているのは、自分としてもちょっとツボです(^^)
うん、このマコト、結構可愛いかも、と自己満足しちゃってました……

夕さんが、犬というお題を下さった時に、最初に浮かんだのが「死」の問題でした。
でも暗い話にしたくなかったのです。で、大往生でいいじゃないか、と思いました。
だって、トモダチは老衰ですからね! 生き切って死んじゃったのです。
きっと、大好きな元飼い主を見送って、ある意味それだけでも満足で。
でも、最後の最後に看取ってくれる人がいて。
一見怖いけれど優しいタケルと、ちょっと勘違いしてるけど一生懸命の猫と。
うん、きっととても満足して亡くなったと思います。

> シュクテキも実はマコトを氣にいっているSのお仲間かも?
そうなんですよ!
実は私の中では、シュクテキとトモダチはほぼ同義語。
今や、シュクテキ&マコト=トム&ジェリーと言ってもいいはず??
シュクテキはこれまで飼い主に虐待されてきて気難しくて誰も信じられない犬。
でも、新しい飼い主と新しいナカマ(?)に出会って、これから新しい人生・生活が始まるのですね。
トモダチが大往生という死の権化で、シュクテキは再生という生の権化。
そういうイメージで書いておりました。
生と死は隣り合わせで、両方がそろっていないと意味をなさないもの。
だから、シュクテキとトモダチは表裏一体なのです!
……って、そんな崇高な話だったのか!(自分でびっくり^^;)
で、結果的にSが2人(1匹と1人)残ったわけですね……
マコトを慰めてくれる優しいNEW TOMODACHIも探してやろうかな……

> 二時間ドラマを猫と一緒に見ている竹流の図に大爆笑です。「いや、マコトが好きみたいだから」とかいいながら、毎週崖の上を楽しみにしている?
うん、実はそうかもしれません!
最後の「犯人の告白シーン」を見ながら、あれこれ人生を模索していたりして。
もしくは、日本人の考え方の研究とかしてたりして……

> 素敵な作品をどうもありがとうございました!
こちらこそ、素敵なお題をありがとうございました(*^_^*)

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2013/09/05 21:23 [edit]


ウゾさん、ありがとうございます(^^)

ウゾさん、ありがとうございます(^^)
そうなんですよ。トモダチ、というとなんか白い被り物に目玉を思い出してしまいそうで、どうしようかと思ったのですが、マコトにはこれしかないだろうと。
マコトが無防備に頼れそうな相手って、やっぱり老犬だよな~と思いまして(^^)
人生の酸いも甘いも乗り越え、まさにもう最後の時を迎えている老犬。
かたや、今から大きくなって豹になりたいと思っている子ども猫。
何だかいい組み合わせですよね。
でも、彼らの人生は短いから、その2匹とも、タケルという人間よりは早くいなくなっちゃうんですよね。
マコトは、色々思うことがあっただろうな、と。
トモダチはきっと、最後はあんまり動けなかったと思うけれど、マコトを見守っていたのですね。
きっと元の飼い主との思い出もいい事ばっかりだっと思うし、最後の数日もいい思い出になって、本当に大往生であったと思います。
大往生。そうは言っても、マコトはすごく寂しいんですね。
で、シュクテキによく似た犬が2時間ドラマに出ているのを見ても、ちょっとシュクテキを懐かしがったり…^^;
どれもみんな、マコトにとっては素敵な1日。
トモダチやシュクテキにとってもかけがえのない1日、ですよね。

そう、テレビは、いい寝床だったでしょうね。
上に座っていたら、ねこも置物みたいで。
でも薄型は……^^; 時代が変われば、ねこの生活も変わるんですね。

コメントありがとうございました(*^_^*)

彩洋→ウゾさん #nLQskDKw | URL | 2013/09/06 05:38 [edit]


拍手コメK様、ありがとうございます(^^)

K様、ありがとうございます。
拍手のコメントに気が付かなくて、お返事が遅くなりました(^^)
確か、ソ連の記事の時にもコメントを下さいましたよね!
(って、違っていたらごめんなさい^^;)
はい。いつかマコトにも新しいトモダチができたらいいのですが、きっとタケルはマコトを箱入りにしているのではないかと思うのです。可愛い子に旅をさせず、猫かわいがり、どころかカンキン状態^^;
で、マコトはいつもタケルの帰りを待っているのですね……いつか豹になってやり返す?夢を見ながら……
でも、いつかトモダチができるかな?
実は、その第1候補はシュクテキではないかと思うのです。
きっとトムとジェリー状態で、鬼ごっこが楽しくて仕方がない域に入っていくのではないでしょうか。ランナーがいつかホノルルマラソンに出るぞ、と思いながら走っているうちに、走ることそのものが目的になる(ランナーズハイ状態?)、みたいな?
ソ連の記事も虎視眈々と?続きを考慮中です(昔、旅行直後に書いた文章が見つかったので(^^))。
また遊びにいらしてください。
もしよろしかったら、こちらからも訪問させてくださいませ……(URL?)

彩洋→拍手コメK様 #nLQskDKw | URL | 2013/09/07 08:31 [edit]


こんばんは~

あぁ。後書きとして解説を入れられていますが、それを読まなくても本文からマコトの心の動きや行動の様子が手に取るように読み取れますね。とても可愛くて微笑ましくて面白かったです。
……上がったり。
……下がったり。
気持ちよさそうでしたが、居なくなってしまうとは思わなかったので、ちょっとビックリしてしまいました。しんみり……です。
猫の語りの物を読んだのは「我が輩」以来です。
これからもStellaに投稿されるのでしたら、必然的に読む機会も増えると思いますので、とても楽しみにしています。
サキもStellaに投稿していますので、ここに投稿される作品を最優先に読んでいきますから。
サキは読書スピードが遅いのと、感想を書くのに結構時間を食ってしまうので、読書範囲をあまり広げられないんですよ。でも、これを機会に他の作品も読ませていただくかもしれません。
改めてよろしくお願いします。
サキ

山西 サキ #0t8Ai07g | URL | 2013/09/08 19:56 [edit]


こんばんは。

少ししんみりしてしまいました。
老犬の方は、拾ってきた犬なのかな、と思ったのですが、保健所だったのですね。
良い最期を迎えられた、のかな。
動物目線だと、全く違う見方になるから面白いですよね。
「死」についても、あまり理解していないのでしょうかね。

可愛くて、絵が目に浮かぶようでした。

とても楽しく読ませていただきました!
ご参加ありがとうございました!!

スカイ #- | URL | 2013/09/10 01:01 [edit]


サキさん、ありがとうございます(^^)

サキさん、ありがとうございます(*^_^*)
サキさんの投稿作品を拝読して、私のは何だか省エネ作品だなぁと思って反省いたしました^^;
でも、このマコトのお話は、もともともっと中身のない(!)シーンだけのお話だったのですが、どんどん長くなって。今回は初めて起承転結らしきものが生まれました^^;
かなり省エネ作品なのは否めませんが。

書く時には、言葉を切りまくる不安と快感が混じります。地の文を極力端折って、ねこの独り言でおかしくない範囲だけを残す……というのは、結構微妙な感じです。
「吾輩猫」みたいに賢い猫ではなく、ただそのへんにいる猫なので、この単語、ねことして知っていても不自然じゃないかしら?(いや、どっちにしても知らんやろ…と一人で突っ込みつつ)とか、妙なところで頑張っています。(海釣り編では、助手席と釣竿とパラソル。これはねこの知っている単語として微妙だな、でも、説明の文は鬱陶しい…えぇい、書いちゃえ、という感じで^^;)
そもそも私は書きすぎる(説明しすぎる)ことが多いので、こんなにバサバサ文を端折るのは結構不安で……あとがき解説などをしてしまいました^^;
読まなくてもマコトの心の動きや行動が分かるとおっしゃって下さって、本当にホッとしました。
ありがとうございます(*^_^*)
もっとブラックな猫のはずなんですが、なんだか可愛らしくなっていくマコト……
さびしんぼうなのですね、結局。
トモダチがいなくなったのは寂しいけれど、きっと、シュクテキと楽しくトム&ジェリーをする関係になると思います…去る者もあれば、また生まれてくるものもある…人間よりは短い寿命の生き物たちですものね。
少しの時間でも幸せに生きられたら、と願います。

> これからもStellaに投稿されるのでしたら、必然的に読む機会も増えると思いますので、とても楽しみにしています。
> サキもStellaに投稿していますので、ここに投稿される作品を最優先に読んでいきますから。
ありがとうございます。私もまた、少しずつ拝読してまいりますね。
サキさんの書かれる世界は、また独特のムードがあって、遠すぎない異世界の中に入っていく面白さがあります。ファンタジーとか、時々私には「遠すぎる世界」で、かえって入り込めない時が多いのですが…そんな隔絶感もあまりなくて。描写が丁寧でいらっしゃるからなのかなぁ。

> サキは読書スピードが遅いのと、感想を書くのに結構時間を食ってしまうので、読書範囲をあまり広げられないんですよ。でも、これを機会に他の作品も読ませていただくかもしれません。
私も、最近、感想を書くのにあれこれ考えてしまい、リアル仕事に振り回される時間も多くて、リアルタイムに感想を書けないことが増えていまして…
でも、私も、またお邪魔させてくださいね。
こちらこそよろしくお願いいたします(*^_^*)
コメント、ありがとうございましたm(__)m

彩洋→サキさん #nLQskDKw | URL | 2013/09/10 07:53 [edit]


スカイさん、ありがとうございます(^^)

スカイさん、ありがとうございます(^^)
そうなんです…少ししんみりさせてしまうようなお話になってしまいました。
そもそも、かる~い、あかる~いお話だったのですが、なぜかお題を頂いたときに思いついたのが、老犬の上で遊ぶマコト…老犬はでも結構歳を取っているイメージになってしまって。
この作品は、文章がどうというのはあまりないので、アイディア勝負になっていて、思いついたらもう進むしかない的書き方をしていて…老犬イメージが頭から離れませんでした…・・
マコトには可愛そうだったけれど、人間ほどには長生きしない猫なので、自分もいつかタケルと離ればなれになるんだという寂しさを感じて、でも一緒にいる今が幸せと思ったり、シュクテキと走り回れる若さ?を幸せと思ったり。
そんな感じが伝わったらいいなぁと思いました。
老犬は、タケルの知り合いの人の犬だったのでしょう。きっと孤独な老人が飼っていて、自分が死んだら誰も犬の面倒をみてくれないから、もし自分が犬より先に死んだら(逆なら自分が看取るけれど)、親戚が保健所に連れて行ってしまうだろうから、せめて最後の面倒をみてやってくれと。
なんか、そういうの、引き受けちゃう人なんですよね。
> 良い最期を迎えられた、のかな。
そうだと思います。きっと前の飼い主との思い出も、いい事ばっかりだったのですよ。だからあの世で元飼い主にあって、また一緒に暮らしていると思います。

> 動物目線だと、全く違う見方になるから面白いですよね。
> 「死」についても、あまり理解していないのでしょうかね。
多分、何となく、離れる、ってイメージだけなのでしょか。
マコトはトモダチが動かなくなってしまったことと、傍からいなくなってしまったことしか分かっていない気はします。だから、すぐシュクテキとの鬼ごっこに楽しみを見出したりして。
でも、心のどこかに何かが残っていて、トモダチがいないのによく似たぬいぐるみがいるのはイヤ、とか、トモダチの夢を見たいとか、自分もタケルの傍からいなくなっちゃうとか、あれこれ思う時もあって。
人間が主人公ならあれこれ書けるけれど、ねこだと、あまり書くと鬱陶しい気もしてかなり端折っています(^^)
あれこれ想像していただければありがたいです(^^)
最近、時々、頭の中で思い浮かべることがマコト調になっていて、はっと気が付く時が……^^;
>
> とても楽しく読ませていただきました!
> ご参加ありがとうございました!!
こちらこそ、参加させていただいてありがとうございます(^^)
本当は、ウゾくんのお話を先月間に合わせるつもりだったのに!
次回はウゾくん、書きたいと思います。

彩洋→スカイさん #nLQskDKw | URL | 2013/09/10 08:25 [edit]


Re:

失礼します
遅くなりましたが、読みに来ました

半分ほど読み干してから気づいたのですが、マコトって猫だったんですね。最初の注意書きをすっ飛ばしていきなり読み始めてしまったので、コイツ何の動物なんだろう……などと考えながら読んでいました(ただの不注意)

多彩なパターンの物語に、scene毎の感想を持ちました
面白くも有り、可愛らしくも有り、かと思ったら最後にちょっとだけ考えさせられたりと、マコトからの目線で書かれているこの話。ところどころに書かれていない情緒なども見え隠れしていて、人間らしくも見えました(猫なのに)

以上です。

篠原藍樹 #- | URL | 2013/09/15 12:16 [edit]


藍樹さん、ありがとうございます(^^)

藍樹さん、ありがとうございます(*^_^*)
そうなんです、謎の生き物ですみません^^;
そうなんです、ネコだったんですよ。猫を主役に書くって結構難しいんですね。
漱石の『吾輩猫』は、結構賢い猫で、猫の目ながらあれこれ知りすぎた猫(?)みたいですが、あんまり物知りな猫もイメージに合わなくて……人間の幼稚園児ぐらいの印象で書いてみました。

本当に、イメージ先行の、アイディア勝負のお話で、物語としての深みも何もないのですけれど、少しだけ、ちょっと心に引っかかることを残せたらいいなぁと思って欲張ってしまいました……
でも、少しだけでも楽しんでいただけたなら、嬉しいです(*^_^*)
マコトの、ちょっぴり寂しがり屋の、でもなかなか言えないところ、伝わったらいいなぁと思ったりしています。
よろしければ次作もお越しいただけましたなら、嬉しいです(*^_^*)
次は、マコトのXファイルです……

彩洋→篠原藍樹さん #nLQskDKw | URL | 2013/09/16 18:26 [edit]

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://oomisayo.blog.fc2.com/tb.php/312-f9d92666
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)