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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨82] 第16章 任侠の男(5) 

【海に落ちる雨】第16章最終話です。
竹流の足跡を求めて、新潟の豪農の館を再訪しようという真。
ヤクザに痛めつけられてすっかり身体はぼろぼろですが、頭のほうは冴えてきているようで……
少しは竹流に近づけるでしょうか。

最近、ちょっと真面目に小説ブログになっていますが……
たまには面白い事のひとつも書いてみたいけれど、なかなかネタもなく……
巨石紀行は今週末の三味線の大会が終わってからになるでしょうか。
あ、巨石紀行は別に面白くないのですけれど。しかも今回は、ほぼ蚊との戦い。
関係ないけれど、最近、ちょっと嬉しいこと。
トップ記事の拍手が地味に増えること……(*^_^*)





 夢の中だったのかも知れないが、『Unchained Melody』が流れていた。1955年以来何度もリバイバルヒットを飛ばしていて、映画の主題歌にも何度か使われている。竹流が珍しく歌っていた事がある曲だ。
 もっともカンツォーネなら何度か聞かされていたので、珍しいというのはアメリカの曲を歌っていたという点だが、その曲には竹流にも思い出があるようだった。詳しく聞いたことはないが、日本に来る前にニューヨークで一年ばかり世話になっていた人が、よく聞いていたのだという。
 竹流と音楽の繋がりはよく分からないが、彼が酔って陽気になると、調子のいいカンツォーネや、時には真の祖父母に教えられた日本の民謡を歌っていたのは事実だ。いい声で、女でなくても聴き惚れる。

 そうか、考えてみれば、あれは仁と一緒にあの店に行ったときだった。
 真が席を立っている間に、二人は何か賭け事をしていたようだった。何を賭けていたのかは、教えてもらえなかったので分からないが、その賭けは引き分けだったようだ。
 引き分けの結果、仁は明らかに射程範囲外の厳つい男を口説かされ、竹流は生バンドの前で歌った。ぞくっとするような唄声だった。身体に火をつけられるようなハイバリトンの声と共に、近くに座っていた年配の婦人たちのうっとりとした溜息を今も思いだす。

『負けたらどうなってたんだ?』
 返事をしたのは仁だった。
『俺が負けたら、美和を一晩貸すことにしていた。こいつが負けたら、お前を自由にしていいということになってたんだがな』
 こいつら何を賭けてたんだ、と思って竹流を見ると、ただ面白そうに笑っていただけだった。

 もっとも、仁が負けていたとして、実際美和を竹流に任せるなどあり得ないと思うし、万が一そうだとして、竹流が美和をベッドに誘うとは思わなかった。美和は葉子と同じで、可愛い妹みたいなものだ。それに、基本的に年上のやり手の女が好みの竹流の守備範囲からは、多少外れているように思う。
 もっとも、女は誰でも大事にするのが当たり前と思っている男だ。実際目の前に餌をぶら下げられたらどうなるかはわからない。
 反対の場合はどうだったのだろう。竹流は、真を仁に委ねるようなことはないと思いたいが、何とも言えない気がした。だが、仁は真が拒否すれば、無茶なことはしないだろう。
 いや、それ以前に、真も美和も、物でも猫の子どもでもないのだし、この男たちが自由にしていいわけがない。

 ナポリの港で竹流が歌っていた、恋人の窓辺で歌う甘い恋の歌。耳元で囁くような声。それが頭の中で『Unchained Melody』に重なっている。歌いながら、一瞬彼が自分を見たように思ったが、次の瞬間には一番前の席に座っていた髪の長い美人と視線を交わしていた。歌い終わった後にも、少しの間、彼女と何か話していた。女は男と来ていたが、あのカップルは多分あの日、揉めたことだろう。

 泣いているなどとは、自分でも思わなかった。
 不意に冷たい手が頬に触れて、真は驚いて跳ね起きた。
「可愛い奴だな、お前」
 車は停まっていた。ガラスの外を見ると、まだ雨は止んでいなかったが、空は幾分か明るくなっていた。駅前のロータリーのようだった。
「寝ながら泣けるってのは才能だな。かかってた曲が悪かったか」

 夢ではなかったのだ。レス・バクスターが歌っているという違いはあるけれど。
 車の時計を見ると、七時前だった。朝飯を食べることになって、駅前の喫茶店に入る。和食中心の朝定食屋で、仁はしっかり鮭定食を平らげたが、真は雑炊を何とか半分程度胃に流し込んだだけだった。
 まだ気持ちが悪くて、水分以外は胃の中で暴れまわるような気がした。
 仁がコーヒーはどうだ、と尋ねたが、さすがに限界だった。
 仁のコーヒーを待つ間、真は出された暖かいお茶の入る湯呑みを触りながら、ふと顔を上げた。

「タイ人はプロを雇ったと言いましたよね」
「あぁ」
「それは所謂、スナイパーですか?」
「そう聞いてるが」
「でも、田安さんは溺死したんですよ。少なくとも弾傷なんてのはなかった」
 仁は煙草の灰を落とした。
「じゃあ、ガセだったのか。それとも、別のプロが雇われたのかな」

 真はどこかで武史を疑っていたことに今、自分で気が付いた。だから、頭の中で田安が溺死だったことを確認して、どこかでほっとしていた。
 朝倉武史は優秀な工作員かもしれないが、所謂抜群の腕を持つスナイパーの一人だと聞いていた。もっとも、武史の仕事を本当のところはよく知らない。知りたいとも思っていなかった。

「しかしな、こういう世界じゃ、名の知れた誰かが死んだり殺されたとき、そいつを始末したのは自分だと名告りを上げることで、自分の存在を示す、所謂売名行為ってのがあるからな。そのタイのヤクザは新進気鋭、と言えば聞こえはいいが、かなりヤバい橋も渡ろうっていう連中だ。タヤスってのは、内戦なんかで雇われる傭兵の中じゃ伝説の男だからな。自分たちが殺った、しかも一流のプロを雇った、ってのは、つまり金と勢いがあるってことを示すいい宣伝だったわけだよ」
「でも、そうだとして、そのタイ人たちはどうして田安さんが死んだことを知ったんですか。かつては名の知れた傭兵だったとして、いまでは東京の片隅で暮らしている一介の老人ですよね」

「さて、そこだな。本当に、一流のプロを、誰かが動かしたのだとしたら。そして、誰かが、本当の目的を世間的にも知られたくなかったのだとしたら、誰かさんとヤクザの利害は一致する。でもな、真、お前は知らんかもしれんが、田安隆三はただの老人じゃない。さんざん人の恨みも買ってるだろうし、今でもあの人を頼る若手は多いと聞くし、傭兵の斡旋や所謂内戦国における情報の売り買いの中継地点みたいな役割は今でも十分果たしているんだよ。ただの傭兵上がりのおっさんってわけじゃないさ。お前さんに対して気の好い老人の顔を見せていたんだとしても、それは一面に過ぎんよ。お前が朝起きてマンションを出て事務所に辿り着くまでの間に、田安隆三が死んだってニュースが東京からタイの山奥に飛んだって別におかしくはないさ。なんせ、東京って街は、犯罪者にとっても安全で居心地のいいところらしいぜ。情報の中継地点になっていても、住民も政治勢力も、誰も気が付かない」

 真はしばらく、仁の指先の煙草の煙を見つめていたが、やがて息をついた。
 そうだ、誰も、信じるに値する顔だけを持って生きているわけではない。

 下の蓮生の主人に会うためには、蓮生千草に仲介をしてもらうのが一番良さそうだった。あの下蓮生の若旦那に会って頼むのは、ちょっとばかりぞっとする。
 その件を仁に告げると、既に仁は浮き浮きしているように見えた。美和ちゃんに言いつけますよ、と言うと、じゃあ口封じに襲うぞ、と巻き返された。どこまで本気でどこまで冗談なのか、時々分からないのが仁の不可思議なところだった。

 荒川に向かいながら、仁に蓮生の歴史について話した。仁は時々短い質問を挟んできた。
「何ともすさまじい話だね。その高貴なロシア人女性は、つまり遊女のようにされていたんだろう? そりゃあ、恨みも籠もって、跡継ぎもいなくなるかもなあ」
 真が『河本』が言ったことを伝える前に、仁はそう言った。やはり北条仁はただ者ではない。真には全く持てない視点だった。

「大方、その下の蓮生の当主が焼き捨てたかったのは、蓮生の負の歴史なんだろうよ。俺にはよく分からんが」
 仁はさすがに教養があるヤクザだ、などと感心している場合ではないが、視点を変えれば見えてくるものもあるのかもしれない。

「日露戦争で日本は形の上では勝利を納めましたが、賠償金は得られなかった。あの戦争はイメージ戦争という側面があります。実際の戦い以上に、メディアが大きく動いた時代だった。詩を始めとした芸術も、宣伝という意味での新聞の普及も、国際社会にイメージを売る手段も、ある意味娯楽に近いものがあった。否が応でも民族意識は高められて、次の戦争に走っていく土台を作ったわけです。しかも、あの戦争では胡散臭い美談が随分作られている。ロシア人捕虜に手を貸す日本人の話とか、処刑する前に敬意を示して握手を交わした、とか、敵味方なく援助する看護師の話とか。その陰でどんなことがなされていたのかは、誰も知らない。勿論、どういった事情で絵や女性が連れてこられたのかは分かりませんが、結果的にロシアはそのまま革命に突入してしまって、うやむやになったことも多いのだと思います」

「そりゃ、あいつの講義か?」
 北条仁は、真の中学高校時代の勉強のほとんどを見てくれていたのが、大和竹流であることを知っている。
「それと、うちの祖父さんと。あの二人は酔っ払っては一晩中歴史論議をしていますから」
「お前は、ぐれてた割にはいい教師に恵まれてたわけだ」

 仁の感想については、全くその通りだと思った。
 父と母には捨てられても、祖父は本当に大事に自分を育ててくれたと思っている。伯父の功には複雑な事情はあったかもしれないが、彼は『父親』になろうと懸命になってくれていた。叔父の弘志もそうだった。真が子どもの頃、まだ高校生だった弘志は、ぐれては家出を繰り返していたが、少し離れたところでいつも守ってくれていたのは知っていた。好奇の目で見られ、苛めにもあっていた子どもの頃、世界は神と人とあらゆる生き物との共存で成り立っていることを教えてくれたのは、アイヌの老人だった。そして、この世界で現実に生きていく方法を全て教えてくれたのは竹流だった。世界が美しく、学ぶべき事で満たされていることを教えてくれたのも、彼だった。

「さて、何が出てくるのかね」
 仁は半分楽しそうに呟いた。真としては楽しむ要素など微塵もなかったが、仁の好奇心を止めるのは無理な相談だった。
 荒川の上蓮生家に着くと、道路に何台もの車が停まっていて、客人もあるのか、仕出し屋の車らしきものまで見られた。近くにボルボを停めて見ていると、仁が口笛を吹いた。
「あれがお前の言う美人か」

 真よりも先に、仁が蓮生千草を認めたようだった。千草は青っぽい色合いの小紋を着て、仕出し屋と女中のやり取りに何やら口を挟んでいるようだった。小雨が降っているので、彼らは門の屋根の下に立って話している。
「法事か何かかな?」
「そのようですね」
 仁がボルボを降りたので、真も助手席のドアを開けた。車を出ようとして一瞬ふらついたのを、仁の手が支えてくれる。てっきり美人に見とれているのかと思えば、いつの間にか側にいる。北条仁が危ないのはこういうところなのだろう。

 車を出ると、途端に千草と目が合った。思わず会釈すると、千草は仕出し屋に声を掛けて、傘を広げると真っ直ぐボルボのほうにやって来た。
 こうしてみると、蓮生千草は背も高く、着物姿で見栄えのいい女性だが、日本人離れして颯爽として見える。仁の好みというよりも、竹流の好みに近い。
「きっともう一度いらっしゃると思っていましたわ。今日はお連れの方が違いますのね」

 その言葉を受けて、仁は千草に挨拶をした。
「関東寛和会仁道組組長代理、北条仁と申します。以後、お見知りおきを」
 さすがに真はびっくりした。いくら何でも初対面の女性に、ヤクザだと名乗る馬鹿がどこにいるのだろう。しかも、それにも増して驚くのは、千草の応対だった。
「上蓮生の主、蓮生千草と申します。こちらこそ、どうぞよろしく」
 肝が据わっているというよりも、ほとんど無謀に近い。千草は顔色ひとつ変えていない。

 口を挟むチャンスもなかった真の代わりに、仁が続けて聞いた。
「法事ですか?」
「いえ、親族会議ですわ」
 一旦、意味深な視線を屋敷に向けてから、千草は真と仁に向き直った。
「あなたは丁度良い日に来られましたわ。蓮生の家の者は、今日は皆ここに居りますから、邪魔が入らないでしょう。下蓮生の主人は、今一人です。近所の手伝いの女性が来ていますが、甘いものが好きですの。千草が言ったと伝えて下されば、問題はありません」

 どうして下蓮生の主人に会いにきたと分かったのだろうと、真は思ったが、千草は人の嘘も見分けられると言っていた。彼女なりの判断の結果なのだろうし、そう考えてみれば、仁が肩書きを偽っても直ぐに分かってしまったかもしれない。
「会議が終われば、下蓮生に連絡を入れます。こちらにいらして下さい」

 ボルボに戻ると、仁は、菓子だけじゃなくて薔薇も添えるか、と呟いた。真は仁に問いかけた。
「いくら何でも、いきなり名乗りますか」
「それもそうだな。けど、目が合っちまったんだよ。嘘言っても無駄ですよ、って目だ」
 確かに仁の外見からして、一般人とはかけ離れている。
「それに、同衾したら直ぐ分かっちまうからな」
「同衾、って」
 仁はボルボを発進させた。
「あなたって人は、懲りない人ですね」
 先を言いかけて、真は留まった。美和の名前を出すのは、多少気が引けたからだ。美和が俺の女だと言った舌の根も乾かないうちに、もう他の女に目をつけているわけだ。しかも、どう考えても口説く気でいる。





さて、竹流が辿った場所にようやく近づくことができそうです。
ボケた老人から、彼について何か聞きだすことができるのか。
次回から第17章『豪農の館の事情』です。
そして、仁の毒舌全開?
2人寄れば文殊の知恵(3人いないの……^^;)、2人の会話から出来事を整理していくと、何が起こっていたのか、見えてくるかもしれません。

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Category: ☂海に落ちる雨 第3節

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コメント


仁も竹流同様ハチャメチャな気がするのに
(特に女性関係において・・笑)
なぜか憎めない・・。
そして真と仁のやりとりが面白すぎる♪
仁の片思いのせいか(?)、真が対竹流よりも
何だか素直な感じがして楽しい♪
(・・って、おかしいかな?^^;)

第16章を読んで、ずっと感じてたことがあって・・。
「雨」は真なんだなって。
勝手にそう思った私です^^;

ako #- | URL | 2013/10/08 11:19 [edit]


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# |  | 2013/10/08 17:50 [edit]


ああ。

なんだか、仁さんと私の萌が、かぶるんですけど。

>「可愛い奴だな、お前」
ですよね。そこでそんなふうに涙ぐまれたらもう、仁さんつらい。その可愛さは、真の才能ですよね。本人、わかってないところが罪。
もし一緒に住んだら、武流よりも蛇の生殺し状態になるんじゃないですか、仁さん。美和がいて、良かったですよね。(なんでかわかんないけど><)

千草さん、生々しいほどの才女という感じがします。
洞察力もすごいけど、目で相手を制してしまうタイプ?
魅力的だけど、彼女にしたら、大変な女性かも。ほら、やはりどこか抜けてる方が、女性って可愛いし^^(抜けすぎると問題ですが)
武流の好みなのか・・・。真はよく、「武流が好きそうな女だ」というけれど、あれは、どれくらい当たってるんでしょうか。

仁さんが、すこっと素性を言ってしまったのは、笑ってしまったけど、ある意味かっこいいですね。映画だったら、すごく様になるシーンじゃないでしょうか。
了解しましたという、千草さんの目線も、想像できました。
さあ、仁さん、同衾できるのか・・・。(笑)

lime #GCA3nAmE | URL | 2013/10/08 19:36 [edit]


akoさん、ありがとうございます(^^)

確かに、女関係はどちらもいい加減すぎますね^^;
でも、それでも、まだ竹流の方がましかも^^;^^;
真と美和は、そういう意味でも同類意識があって、仲よくしちゃったのかもしれませんね(^^)
あ、これではまるで真と竹流がいい仲みたいだ……えっと、竹流にはちゃんとした「妻のような女」が……
(それが余計に悪い??)
でも、akoさんに嫌われなくてよかったぁ(#^.^#)

> そして真と仁のやりとりが面白すぎる♪
> 仁の片思いのせいか(?)、真が対竹流よりも
> 何だか素直な感じがして楽しい♪
やっぱりですか。実は私も最近そうかな、と思ったんです。
書いているときは気がつかなかったんですが、自然にそうなっているというのか。
なぜか、仁と話しているときのほうが、真はリラックスしています。
やっぱり、竹流にはぬぐい難いオーラが……
仁と真のやり取り、第17章ではさらに楽しめると思います。
ちょっと弥次さん喜多さん珍道中、みたいになっていますが、話が深刻なだけに、少し楽しんでいただければ、と思います(#^.^#)

> 第16章を読んで、ずっと感じてたことがあって・・。
> 「雨」は真なんだなって。
> 勝手にそう思った私です^^;
akoさん。本当に読みが深くていらっしゃいます。まさにその通りなのです。
そして、真も、もしかしてみんなも、私たちも、海に落ちる小さな雨粒なのですね。
でも、それでも……
これは本当のラストのラストで、この章に出てきた「真実の瞬間」=「アッシジの夜」の翌朝、ある教会のある絵を見ながら、真が呟いているのです……そのセリフは、お楽しみに。
(って、どんだけ先の話なのでしょう)
心からの深い愛の言葉、だと思います。あ、人間愛ね(*^_^*)
akoさんも体に気をつけて、そして、もしよろしければ、最後までお付き合いくださいませ。

彩洋→akoさん #nLQskDKw | URL | 2013/10/08 21:03 [edit]


鍵コメHさん、ありがとうございます(^^)

ありがとうございます!
巨石紀行……写真はただの山道と石ばっかりで、時々誰も面白くないような気がして不安になったりするのですが……・そう言っていただけると、無茶苦茶嬉しいです。
そう、素敵な教会とか建物、美味しいものの旅行記ならいいのですが、写真にしたら地味すぎて^^;
時々、木の陰で、埋もれていたり。
でも、このでっかい石に触れるとき、本当に心が穏やかになります(^^)
それが少しでも伝わればとてもうれしいです。
鏝絵も楽しんでいただけて何よりです。もっといっぱいあるみたいで、朽ち果てそうなものもあるけれど、それもまた良しとして、またチャンスがあったら残りも見に行きたいと思っているのです。
いやいや、Hくんのお写真みたいなのが本当は理想なのですけれど(^^)
ではまた、週末の石紀行をお楽しみに(*^_^*)

彩洋→鍵コメHさん #nLQskDKw | URL | 2013/10/08 21:09 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

> なんだか、仁さんと私の萌が、かぶるんですけど。
わ、被りましたか! 仁さん、美和の回想シーンにもあったように(って、第1節の……)、真の14の時の写真集から恋をしていたのですよね、この悪魔っこに……
初恋ではもちろんありませんが、そう遠くないところに置いておいて、手も出さず、虎視眈々と狙っている(って、狙ってるんかい!)。いやいや、美和ちゃんとの微妙な三角関係、今後ももう少し楽しめます(^^)
でも、仁さん、なんだかんだ言いつつ、美和ラブなんですよね。惚れっちゃっているんですよ。
真の「わかっていない罪」は、本当にいけませんね。これは息子(慎一)のほうが一枚上手だけれど。
真の場合、一部確信犯的なところもあるのかも?
でもこの二人の関係、実は先の先では結構のっぴきならないのです。
(ま、びっくりするくらい先の話ですけれど)

千草も、取り敢えずこの新潟で出番は終わりなのですが、最後の最後まで内容的には絡みます。
そういう人の絡みも、また楽しんでいただけたらと思います。
そう、誇り高い女を書きたかったのです。そして、この旧家の男たちとの対比が……^^;
仁さんと? その辺はもう、あの男のことですから、抜かりはありません。

> 武流の好みなのか・・・。真はよく、「武流が好きそうな女だ」というけれど、あれは、どれくらい当たってるんでしょうか。
う~ん、きっと、半分あっているようで、半分当たっていないようで。
でも、真は自分が中学生の頃、竹流のマンションに行ったら、しばしば女と鉢合わせていて、そのころ竹流が寝ていた女って、宝石商のやり手女社長とか、レストランオーナーとか、セレブ女性ばかりだったので、多分、それを好みなのかと勘違いしているかもしれません。
そのころ、竹流は半分ビジネスで女と寝てましたから……
でも、女がかわいすぎると、ちょっと理性が勝って、手を出さない(出せない)みたいですよ(*^_^*)
だから、美和と竹流が二人きりになっても、いい雰囲気にはならない。
多分、一晩中、しりとりでもしてそう(しかも無茶苦茶盛り上がりそう)。
あ、そうだ、美和もうわばみ系だから、飲み比べ大会しているかも。

> 仁さんが、すこっと素性を言ってしまったのは、笑ってしまったけど、ある意味かっこいいですね。映画だったら、すごく様になるシーンじゃないでしょうか。
いやいや、本当ですね。
でも実は、仁のシーンって全体的にそういう感じかもしれません(*^_^*)
最後の美和ちゃんとのラブラブシーンもお楽しみに。
でも、今は……千草と……^^;

そうか、こうして1話ずつコメントをいただくと、確かに、臍部のこだわりが面白いですね。
今回はやっぱり、仁の名乗りのシーンでしょうか(*^_^*)
寅さんみたいにすればよかった……(って、それは違うか)
また細かい突込みも、お待ちしております(^^)

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2013/10/08 21:29 [edit]


なんか意外だったです

この章全体の感想ですけれど。
私のイメージだと、でてくるまでは北条のダンナはノンケだったんですけれど。なんでだろう。ああ、美和を恋人にしているからか。両方を相手にするタイプの人の恋人とは、美和ってちょっと違う感じがあるんですよね。

しかし、このストーリーの人物たち、何かすごい大混戦だなあ。

千草姐さん、存在感がありますねぇ。うまく口説き落とせるんでしょうか。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2013/10/12 06:54 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

意外だったでしょうか……それはすみません^^;
そうなんです。北条仁って、そういう人でして……
一番のイメージは、人間好き・世話好きのちょっとこわもてのめ組の親分。
でも、確かに色恋では節操のない部分もありまして、それなのに美和に惚れちゃうという。
仰る通り、仁の周りにいる人間の中では、美和はかなり異質な存在なのですね。これが悲劇と言うのか、この【海に落ちる雨】では2人の恋はハッピーな感じで書いていますが(ちょっと揉めるけれど)、続編ではのっけから大変になっていまして、美和がちょっとしんどくなっています。
何だろうなぁ。仁にとっての美和は、まともな世界で生きていく可能性の最後のよりどころだったのかもしれません。それは次作では叶わないことになってしまうのですけれど。
美和は仁にほだされたんですよね。迷いは美和の方にもあって、だから真に……。
そう、2人のエピソードはこの先にまた美和の回想で出てきますので、ご鑑賞くださいませ(*^_^*)

> しかし、このストーリーの人物たち、何かすごい大混戦だなあ。
昭和ですからね。人間関係が今より濃いんでしょうか。携帯電話はないけれど、実際に触れ合う人と人との関係は濃厚だったかもしれません。
濃く触れ合った関係も、すれ違うだけの関係も、お互いに何か影響を及ぼしている。
それがテーマのひとつだったのです。
混戦していますが、結構みんな一途だったりしています。
まだまだ混線する(混戦?)と思いますが、呆れずにお付き合いくださいませ(^^)^^;(^^)^^;
(あ、変な意味の混戦はないと思うのですけれど……仁が間にいてあれこれ太鼓持ちしちゃっている面もありますけれど……^^;)

> 千草姐さん、存在感がありますねぇ。うまく口説き落とせるんでしょうか。
どうでしょう? 本筋にはあまり関係がないけれど、人物の心の動き的には楽しめた部分です。
あ、この蓮上家の事情は、かなり楽しんで書きました。
この先、またよろしくお願いいたします(^^)

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2013/10/12 08:21 [edit]

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