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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

NEWS 2013/10/18 たまには三味線の話でも 


結構どうでもいい話をつらつら……
たまにはそんな日があってもいいですよね。

今日、出張帰りに寄ったお菓子屋さんで見つけた和菓子。
何故か、微妙な気持ちになりつつ、ちょっと可愛いので買ってしまったです。
和菓子にまでハロウィーン? それなら、日本人としてはお盆にお化けの饅頭を売ったほうが?
といいつつ、お菓子屋の戦略に嵌ってしまったのでした。

DSCN2673_convert_20131018012625.jpg
さて、神戸の某所で毎年開催されているつがる三味線の大会です。
この大会、もともと長田神社で開かれていたのですが、雨天中止になるので、何年か前からこちらハーバーランドの某所に変わりました。

ここはホールではなくて、オープンエリア。
入場券を買わなくても、通りすがりに誰でも聴くことができます。
座るためにはお金を払わなくちゃならないけれど。

吹き抜けなので、数階分のバルコニー状のところから、色んな人が通りすがりに楽しんでいる。
これはある意味とてもいいことだなぁと思うのです。
たまたま通りかかった誰かが興味を持って、もしかして始めてみようかなぁなんて思ったりするかも。

毎年、10月の第2日曜日にハーバーランドで開催されています。
よろしければ覗きに来てみてください。(って、1年後じゃないの^^;)
えらい先生の演奏や唄も、タダ見タダ聞きができちゃいます。

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唄いながら三味線を叩き(唄ってるときは基本、アカペラですけれど)、時々、つがる弁で喋られる。
そのすべてが「つがる」なんですよねぇ。

今回は面白い人とお話をすることができて、民謡界の裏話!みたいな話題がぽんぽん……
(とてもここには書けません^^;)
さらに、うちの師匠もですが、昔、ストリートをしていたので、あれこれ色んな経験談も飛び出し……
と言うことで、一言。
音楽が素晴らしかったら、プライベートには目を瞑りましょう。

さて、明後日は師匠の関係で、ある演奏のお手伝いに行きます。
唄付け(伴奏)の演奏を聴いてちょっと憧れちゃってる先生の演奏会のお手伝い。

つがる三味線は、いわゆる曲弾き(独奏)の部分が脚光を浴びて(かなぁ?)、今では結構市民権を得たと思うのですが、そもそも三味線は唄の伴奏のためのものなのですね。
曲弾きは、唄までの前奏の部分が独立したもの。
そして、最近ある大会では、独奏だけではなく唄付けもできなければダメ、という総合得点を争うものも出てきました。

その某先生、民謡の大会(唄の大会)で、唄付けをされているのを何度か聴かせていただいているのですが、客席で思わず唄い出しそうになるんですよ。
唄えないのに……^^;
何だろう、乗せられる、というのか。
本当にすごい人が伴奏されていると、声が出そうになっちゃうんですよね~
民謡に限らないことと思いますけれど。

いつか唄付けがちゃんとできたらいいなぁ。それが夢。
ちなみに、うちの真くん、ばあちゃん(民謡歌手)の唄付けをやっています。もちろん、独奏もできますけれど。
唄付けができて始めて曲弾きができる、とも言います。
唄を知らなくちゃ、三味線の値打ちがありません。
もう少し、気分的に忙しくなくなったら、ぜひ唄のお勉強もしたいと思うのですけれど。

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つがるは、皮は犬です。だからあんな野太い音になるのです。
3本の糸は、一の糸と二の糸が絹、三の糸はナイロンかテトロン。三の糸は絹だとすぐ切れちゃうので。
つがるって、叩くので、糸は酷使状態。
最近は、二の糸もナイロンを使っている人もいるようです。曲の途中で切れないように。

撥は鼈甲。持つところは、木や象牙風や竹やあれこれ。私は今、贅沢に総鼈甲を使っています。
撥のお尻には錘が入っていて、ある程度重くしてあって、叩きつけるようにして弾きます。
でも、弱音では駒を指で押さえたり、あるいは音澄みといって、クリアかつ綺麗な触りがでるようにして弾かなければならない。
さわりが響くと、わんわんと空気が振動するみたいになって、ちょっと鳥肌ものです。
本当にすごい人は、どのツボでもさわりが鳴り続けている。
(本来そうあるべきなんですけれど……それがとても難しい)

唄と、三味線と、太鼓。これが揃って、やっぱりつがるだなぁと思う。
唄い手さんは、三味線と太鼓が下手だったら、唄えませんものね。

さて、またいつか、今度は唄の話でも。

あ、ちなみに次の大会は、大阪大会。
11月30日が民謡(唄)の大会、12月1日が三味線の大会です。
この頃、大会がものすごく増えている。
そう言えば、11月24日には滋賀でも大会があります(こそっと応援演奏に行きます)。
つがるなのに、北から南まで、あちこちで大会があるんですねぇ。ソーラン節とか、よさこいみたいな感じかしら。
でも、和ものがこうして日本全国に広まっていくのは、何だか嬉しい気はします。

追記には曲をいくつか挙げさせていただきました。よろしければお聴き下さいませ。


多分、今日本の若手でもっとも上手い奏者。大会での気合の入った演奏です。
大会ではほとんどの人が「じょんから節」ですが、彼はもう、越えちゃいましたね~
聴くたびに、見るたびに、上手くなっている。津軽小原節。


彼は実は三兄妹なのですが、こんなこともしちゃう、お茶目な人。
でもすごく礼儀正しい人で、人柄も含めて彼のファンは多いと思います。
しかも、三味線酒場で弾いている時、糸が切れたんですが、彼はしれっと弾き続けていました。
いや~もうどこまで行くの、まさとくん。


ストリート中の三味線奏者。この方もまた大会の優勝常連だった方。
もう大会は卒業されましたが、何気なく、普通に、上手い。
でも、あまりにも津軽弁でお話されるので、何言ってるのか分からない~ことも^^;


若手女性デュオ、輝&輝。
武田かなみちゃん、可愛くて、上手くて、実はちょっとファン。
白藤さんも本当に上手いし、最強デュオです。
誰かもっとプロデュースして売ってあげて欲しい~~~若いし、まだまだこれからですね。


この方のものすご~くファンです。
「これぞ、つがる」という演奏をする人。ぺらっぺらの撥でこの力強い演奏をする、実はすごい職人。
一緒に写真を撮ってもらったことがあるのですが、なぜか金ラメの服に着替えてくださいました??(*^_^*)
でも、もともと銀ラメの服、着ておられたんですけれど……^^;
三味線を持っていなかったら、その辺のあんちゃんなんです。でも、弾き始めたら、かっこよすぎる!


今回は、比較的若手ばかりを挙げてみました。
でも、他にも若手の上手い人、いっぱいいすぎて……ごく一例と思ってくださいませ。
でも実は、ロック並みに叩いて飛ばすだけがつがるじゃないんですよね。
枯れた演奏、たまらなく素敵なこともあります。
酒場のおじちゃんのよされ節が泥臭くて、つがるつがるしていて、たまらなく良かったりする。

ついでに演歌も(*^_^*)
これ、映像も綺麗ですよね。さわだ勝春先生の手が渋い。


そんなこんなで、挙げればきりがないのですけれど、とりあえず今回はここまで(*^_^*)
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Category: あれこれ

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コメント


三味線の皮

猫だけかと思っていましたら、犬も使われるのですか。
知らなかった。いろいろと勉強になります。

時々、歌詞がわずらわしくなって曲だけのインストゥルメンタルを聴きたくなります。図書館にはけっこうそのたぐいのCDが置いてありますので借りてきて、「インスト」というSDカードを三枚ほど作りました。

その中には純邦楽もあり、東儀秀樹さんだとか陰陽座だとか、陰陽師のサントラ(邦楽っぽい曲ですよね)とかもあり、三味線の曲も少々だけ入っています。

邦楽も好きなのですけど、はなはだ知識が乏しいので、なにを聴いたらいいのかわからないというのがあります。
大海さん、これからも教えて下さいね。
初心者が三味線のCDを買うとしたら、最初はなにがオススメでしょうか。

あ、それから、「取扱説明書」アップしました。
お時間があれば見てやって下さいね。
回答者は……大海さんもたぶんごぞんじのはずの彼です。

あかね #- | URL | 2013/10/19 00:59 [edit]


お早う御座います。
大海さんて凄いなー。
三味線の事、とても詳しく解説されており、興味深く拝見致しました。
三味線の皮は、「犬」を使う事があるのですね!
初めて知りました。
三味線の大会もこれから沢山開催されるみたいで、大海さんも行かれるのですね!
和物が日本中に広がるとは本当に良い事です。
私も、せめてお着物なんか着た方が良い年齢ですけれど(笑)。

最後に、おまんじゅうカワイイです。
和菓子もいろいろ工夫する時代ですね。

ペチュニア #- | URL | 2013/10/19 03:55 [edit]


そっか、犬……

未だに稔の三味線関係の外伝を書く野望を諦めていない私です。犬ですね、メモメモ。

象牙はもう新たには何か製品を作ったりできないでしょうけれど(だから象牙風なんですよね?)べっ甲はありなのですね。家元の息子だったらやっぱりべっ甲が自然ですか?

大会では多くの方がおなじ曲を弾くのですか。合唱コンクールなどでは重ならないように工夫したりするから、三味線も同じなのかと思っていました。勉強になりますねぇ。

日本全国でたくさん大会があり、さらに関西でもたくさんあれば、彩洋さんとしては忙しくも充実しますよね。

貴重な舞台裏、楽しく拝見させていただきました。

P.S. ハロウィンの練りきり、食べてみたいです。おいしかったですか?

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2013/10/19 06:11 [edit]


 おはよう御座います。
うん 和菓子屋さんって 結構イベントモノ作りますよね。
近所の和菓子屋さん 結構頑固者なのに… クリスマスには 可愛いツリー型の和菓子を バレンタインデーはハート型だったり…可愛いモノ作ってますよね。

うーーん 犬なのかぁーーー 犬でも色々とあるのでしようね。
皮に傷がついていては駄目だろうし 年齢による皮の硬さとか うーーむ。
ああっーーでもピアノで弦楽器と共演やってみたいなぁ…

ウゾ #- | URL | 2013/10/19 08:43 [edit]


大海さんの三味線話を実は待っていた。こちら、和太鼓なもので^^

動画、堪能させていただきましたよ。私は聴くと共に手元を見たい派でもあります。雅人さんすごいですね。26番の方の心中をお聞きしたかったり。アンサンブルも粋ですねぇ。ご兄妹でなんて、素敵ですね。路上の方の何気ない高スキルにびーっくり。表情に出さずにベンベンいってるよ。女性の方は、お互い一糸乱れぬところが凄いですよね。シンクロナイズドスイミングの同調となにかつながるものがあるとか思ってしまいました。三味線同士の共演にはいつもそう思ってしまいます。金ラメの君(きみ)、イケメンさんですね。てかうまいし。実力も保障つきですね。最後の振袖演歌にやられたー。この方、相変わらずかわいい系美しい方ですねえ。ってそっちか・・・ なんか、すみませんね、うだうだと。

日本に優秀なギターリストがたくさんいるのは、三味線の文化が背景にあるから、というのを聞いたとき、あながち伊達ではないと思ったものです。

唄付けについてのくだりも納得納得。太鼓もそうですから。お囃子に関しては、バランスの中でトンと小気味良く打つので、創作で派手にドコドコと叩くことしか経験が無いとなると、打てない、ということになるのです。

民謡は良いよぉぅ^^ とはむかしの私の先生のオヤジギャグ。

そうは言っても、やはりドコドコの方が派手だし迫力もあるし、練習にも力入っちゃうんですけどね。

とかいう私はなんちゃって奏者で、今は年に一度、盆踊りのお手伝いをする程度なのですが、うん、マインド的にはいつまでも大事にしたい思いです。思いだけね(^^;)

もっと喋りたいけど、またね^^

けい #- | URL | 2013/10/19 13:04 [edit]


おお~。

こうやって、ちゃんと演奏を聴いたのは初めてかもしれないです。確かに、かっこいい。
特に、最初の雅人さんのは、なんだか三味線を超えた三味線のような・・・・って、三味線のことを知らない私が言うのもおこがましいですが。
大海さんの話を聞くに連れ、その世界の奥ぶかさを感じさせられます。
(大海さんの、三味線との最初の出会いは、なんだったのでしょうか。気になります)
関西でもたくさん大会があるのですね。
これからも腕を磨かれて、いつかYouTubeで、その腕前を聴ける日が来ればなあ、なんて思います^^

lime #GCA3nAmE | URL | 2013/10/19 22:49 [edit]


あかねさん、ありがとうございます(^^)

ちょっとリアル仕事に追い回され、連日午前様で、コメん返が遅くなって本当にすみません(>_<)
帰ったらもう何のパワーも残っておりませんでした(/_;)
日曜日の三味線演奏も、頭がもうろうとする中、結構大きな舞台でビビりながら弾いておりましたが……冷や汗ものでした^^;
でも経験を重ねていくしかないのですよね……またガンバろっと。

さて、三味線の皮ですが……もともと、沖縄の三線(蛇味線)が本州に入ってきたときに、本州には蛇がいなかったので、猫や犬を使ったということのようです。
あまり動物さんのお話をするのは微妙で、さらりと流したい所でもあるのですが、猫は皮が薄く、大変繊細な音が出るので長唄やお座敷などの演奏にぴったり。逆に民謡や津軽、浄瑠璃では、猫では野太い音が出ないので、犬なのです。特に津軽は、弾くというよりも叩くという感じなので、猫ではすぐ皮を破れてしまいます。

確かに歌詞があると微妙なときもありますよね。仕事とか作業をしている時は、BGMならやっぱりインストゥルメンタルかなぁ。でも、民謡とか琵琶を聴いている時が多いかもしれません。
歌詞があっても、もうすでに馴染みすぎていたりするので、あまり気にならないし……
陰陽師のサントラって、映画の、ですか? 
実は私、時々寂しい時に「陰陽師」の映画をテレビで映像BGMみたいに流している時があります^^;
いえ、単に、好きなんです。萬斎さんと中井貴一さんが……

> 初心者が三味線のCDを買うとしたら、最初はなにがオススメでしょうか。
これは難しいですが……あれこれ入っているものがいいかもしれませんね。つがる三味線のCDは最近たくさん出ていて、色々な演奏者さんのものが入っているのがあります。ベスト盤としてあれこれ出ていますので、何でも手にしてみていただければ……個人の奏者のものは、好き嫌いがあるかもしれませんので、気に入ったらという感じでしょうか。若い奏者さんのアルバムも色々面白いものが出ていますが、やはり古典的な津軽民謡を聴いていただきたいです。

> あ、それから、「取扱説明書」アップしました。
> お時間があれば見てやって下さいね。
読ませていただきましたよ。またコメントを書きにお伺いしますね(^^)

彩洋→あかねさん #nLQskDKw | URL | 2013/10/22 23:48 [edit]


ペチュニアさん、ありがとうございます(^^)

ペチュニアさん、コメ返が遅くなって本当にすみません(>_<)
リアル仕事が唐突に忙しくて、バタバタしておりましたm(__)m
さて、三味線と民謡についてはもう、ペチュニアさんのマイセンなみに(?)、いくらでも書くことがあるのですが、ちょっとマニアックになりそうなので、ほんの入り口のみを書いてみました。
かく言う私、三味線など始めるとは思っていなかった昔、吉田兄弟のコンサートに行って、「犬です」と聞かされて、おぉ~と思っていたのを、思い出しました。
津軽、民謡、浄瑠璃など野太い音を必要とする場合には猫では役不足で、やはり犬でないとだめのようです。特に津軽は「叩き三味線」と言われることもあるくらいで、皮を打楽器のように叩きまくるので、猫だとすぐ破れてしまいます。
逆にお座敷ではやっぱり猫です。あの繊細で柔らかい音は犬では出ません。
でも、太鼓が牛、というところは可哀そう~という人も少ないのですが、さすがに三味線は……使っている方も微妙です。よく似た、いい音の出る人工皮があったらいいのに。
でも、実際には、本当に皮によって、張り方によって、三味線の音はびっくりするくらい違うのですよ……。

私はまだまだヒヨコなので、大会は団体の部にしか出ませんが、一応ソロ曲を作ったことはあり……
いやもう、本当に作曲って、つなぎが難しいです……
でも、ひとりで人前で演奏するのは、本当にき、き、きんちょう!しますので、団体でも吐きそうにあるときがあるので、精神的に大変だと思います。
時々着物で演奏することもありますけれど、結構大変^^;
普段がジーンズにTシャツなんて感じなので、着物だと叩きにくくて^^;
ちなみに先日は留袖でした。

> 最後に、おまんじゅうカワイイです。
本当に、和菓子ってもともと芸術っぽいですけれど、こんな風に時代に乗って表現が変わっていくものなのですね……
コメントありがとうございます。
またお邪魔いたしますね(*^_^*)

彩洋→ペチュニアさん #nLQskDKw | URL | 2013/10/23 00:30 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

すっかりコメ返が遅くなっており、すみません。リアル仕事に振り回されておりました。
皮のことは、なかなか書きにくいです。三味線をやっていると、その仲間の中で話している時はそれで当たり前なのですが、他の楽器の人たちからは、ちょっと残酷と思われているんだろうな、とか思ったりして。
いつか、無茶苦茶いい音のなる人工皮ができたらいいのに。
津軽や浄瑠璃、地歌などの野太い音を出すには、やはり猫ではだめで、犬なのです。しかも、津軽は叩き三味線とも言われ(高橋竹山のような弾きをメインにした三味線と、木田林松栄の流れをくむ叩き三味線があるのですが)、弦楽器というより打楽器。猫の皮だったらすぐ破れちゃいます。
でも、猫の繊細な音もいいのです。祇園のお座敷から聞こえてくるあの風情。どちらも素敵だと思います。

一方、撥ですが、鼈甲も入手が怪しくなってきていて、なかなかいいものが手に入りにくいようです。
もっとも、しゃもじでも弾こうと思ったら弾ける、というので、高橋竹山先生などは貧しい時代には三味線も撥も、びっくりするようなものを使っておられたとか。実際に練習用で木の撥も見たことがあります。
そもそも三味線って労働歌である民謡の伴奏楽器なので、唄があって、三味線がある、という位置づけなのです。北島三郎の『風雪流れ旅』にあるように、撥がなければ櫛で弾け、って感じ?
でも、まぁ、いい撥は、いい音を出せすし、なにより弾きやすいです(^^)
あ、ちなみに、撥の先の広がった部分は、津軽では基本的に鼈甲が多いです。
持つところ=手許は、象牙や、象牙風や、木、水牛、竹、などなど、色々あるようです。
象牙も、今のところ、全くないわけでは無いようで。

ところで、近年、三味線奏者が増えてきて、三味線のいい木や皮が無くなってきているのとか。
増えるのは嬉しい事でもあるのですけれど。
稔の外伝などが企画されているのですね。それは楽しみです。またいつかお目にかかれますように。

> 大会では多くの方がおなじ曲を弾くのですか。合唱コンクールなどでは重ならないように工夫したりするから、三味線も同じなのかと思っていました。勉強になりますねぇ。
う~ん、とこれはまた記事を書きますね。簡単に言うと、「津軽じょんから節」という曲はないのです。「じょんから」という節があるだけなので、100人の奏者がいれば、100通りのじょんから節があります。曲想がどうとかテンポがどうとかいうのではなくて、同じ曲ではないのです。
じょんから節は、4枚撥(後ろのほうで2回叩く、前のほうで叩く+すくう)で3本の糸を二上がり(C/G/Cなど)に調弦したら、極端な話、何を弾いても全てじょんから節なのです。
で、その中にいろいろな技を詰め込んでおくのです。
大体の決まりごと、構成はあるのですけれど、それも人によってまちまち。
でも、節的にはじょんからが一番迫力があるので、大体の人はじょんからを弾きます。
ここに唄が絡んでくると、また話が複雑に……(^^)
西洋の音楽と違って、そもそも楽譜もなく、師匠の手を盗んでいくという世界ですし、ほとんど「伝承」みたいなものなのですねぇ。
奥深いので、また記事を書いていきますね(^^)

> P.S. ハロウィンの練りきり、食べてみたいです。おいしかったですか?
それがですね。結構おいしかったです。期待していなかったのですが(^^)
コメントありがとうございました!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2013/10/23 01:41 [edit]


ウゾさん、ありがとうございます(^^)

そうなんですね。考えてみたら、和菓子って、そもそもお茶受けなわけで、季節を感じられるようなものが古来作られてきているわけですから、和菓子やさんって実はイベントものは得意なのかも。
それがちょっと和風から洋風になっただけなのかもしれませんね。
私も10年ほどお茶を習っていたのですが(真面目じゃなかったので、あまりものにはなっていませんが)、今でもお正月には必ず花びら餅を買ってきます。
でも洋風のイベントにも食い込んでいかないと、競争世界で負けそうですものね。
そう言えば、和菓子は「干し柿の甘さ」を目指しているのだとか。干し柿のあの不思議な甘さって、確かに砂糖でもないし、太陽の光や熱から引き出された甘みなんですよね。
このハロウィーン菓子もおいしかったです。

> うーーん 犬なのかぁーーー 犬でも色々とあるのでしようね。
> 皮に傷がついていては駄目だろうし 年齢による皮の硬さとか うーーむ。
う~む。あまり語れないこともあり~ので。でも仰るとおり、傷がついていてはだめなのですね……

> ああっーーでもピアノで弦楽器と共演やってみたいなぁ…
おぉ、これいいですね。最近は異種間共演もよくなされていますし、面白いですよね。
幻想即興曲に津軽小原節が合いそう??
コメントありがとうございます。リアル仕事が恐ろしい勢いで迫ってきて、すっかりお返事が遅くなってごめんなさい(^^)

彩洋→ウゾさん #nLQskDKw | URL | 2013/10/23 02:14 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

> 大海さんの三味線話を実は待っていた。こちら、和太鼓なもので^^
あ、やっぱりそうなのですね。なるほどそれで、和太鼓氏(?)が登場されているんだ……
まだ、十分追いついていなくてすみません。また続きを読みに行きたいのですが…ちょっとお仕事と三味線イベントに振り回されています(^^)
コメントのお返事も遅くなってごめんなさい!
動画にも沢山あれこれコメントを下さって、ありがとうございます(^^)
すごく吟味してピックアップしたわけではないので、しかも、投稿した人が必ずしも本人ではないので、演奏者さんの名前が出ているとは限らなくて、上手く探せていないかも……
まさとくんはもう、我々のスーパーアイドルですね(?)
毎回、本当に進化する彼を見てきましたが、本当にそのたびにその先が楽しみという若者です。
今はまだ若いから外連味のある演奏ですが、いつか無茶苦茶枯れた渋い演奏をするようになる日まで、応援したいと思っています。柴田三兄妹で売出し中。またどこかでチャンスがあれば、動画など見てあげてくださいませ。
そして、そうなんです。路上の方! 実はこの方のファンでもありまして、CDにばっちりサインを頂きました。笹川皇人さんといいます。この何気ないすごさに気が付いてくださるとは、さすがけいさん。そうなのです。何気なく、すごく奇をてらったことをせず、普通にすごいのです。難しい手をやたらとつかうということもされないのですけれど……何気なくすごい。青森県人はやっぱりすごいです。この方の後輩君もすごいんですよ。
輝&輝の女性二人も、大会の上位入賞者の常連です。女性らしい華やかさと、でも力強さもあって、すごいですよね。それに結構ヴィジュアル的にもいけてると思うので、売れて欲しいなぁ。
金ラメの君(!)は多田あつしさん。いやもう、この人のリズムは津軽ですよね、はい、津軽なんです。この何とも言えない間が、心地よすぎて。三味線持っていなかったら本当にその辺のあんちゃんにしか見えないのですけれど……今は後輩の指導に力を入れておられるようで、小学生とかの生徒さんもいっぱいおられるようです。
そして、長山洋子さんは、綺麗ですよね。三味線も力強くて。演歌では、実は三橋美智也さんが津軽三味線奏者としても有名。演歌の中で三味線がテーマに出てくるとちょっと嬉しい感じがします。

> 日本に優秀なギターリストがたくさんいるのは、三味線の文化が背景にあるから、というのを聞いたとき、あながち伊達ではないと思ったものです。
なるほど……でも、ギターの多様性はやっぱり三味線にはないですよね。もっとも、そもそもギターが三味線のママ?パパ?なので、いや、直接のママは蛇味線だそうですので、ギターはおばあちゃん? 親戚だから通じるものはあるのですねぇ。
ちなみに、全然関係ないけれど、私、某ポルトガルギター奏者さんとマンドリン奏者さんのデュオをちょっと追っかけていたこともあります(^^) ポルトガルやスペインのギター、本当に素敵ですよね。

> 唄付けについてのくだりも納得納得。太鼓もそうですから。お囃子に関しては、バランスの中でトンと小気味良く打つので、創作で派手にドコドコと叩くことしか経験が無いとなると、打てない、ということになるのです。
あぁ、これ、先日も青森生まれの三味線の先生が言っておられました。今、津軽はどんどん前弾き(曲弾き、独奏部分)が独立して、そこが有名になっているけれど、そもそもは唄の伴奏。唄う人に合わせてもらえてなんぼの世界ですから、昔は唄付けを先にして曲弾きに入っていったそうですから…
唄を知らなければ、やっぱりダメなんですよね。奥が深い……
> そうは言っても、やはりドコドコの方が派手だし迫力もあるし、練習にも力入っちゃうんですけどね。
これも分かります(^^)
私もなんちゃって奏者です。なんちゃってなりに頑張っています(^^)
細く、長く、続けて行きましょうね!
今度は、津軽の五大民謡など唄についても書きたいと思います。
またまたよろしくお願いいたします(*^_^*)

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2013/10/23 03:03 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

コメントのお返事がすっかり遅くなってしまってすみません。
演奏が終わったら、今度はリアル仕事に追いかけられています。
そして、limeさんも、三味線ワールドへようこそ(*^_^*)
津軽は曲弾き(前弾き:前奏部分)が独立して演奏することが可能で、叩きつけるような感じがロックっぽくもあり、若者に受け入れられてきて、最近少し市民権を得ているような感じです。他の楽器と共演したり、合奏をしたり、あれこれ使える気もします。
お暇でしたら、ぜひまたYou Tube探ってみてください。
このまさとくんの演奏はすごかったですね~。いやもう、気合の入りかたがいい緊張になっているようです……っても、彼はもうそんな緊張はしなくなっているのかもしれませんが…
やっぱり大会の演奏は、外連味がありますよね。僅か3分足らずの中に自分にできることをてんこ盛りにしてきますから、技のオンパレード。これから彼がどんなふうに変っていくんだろうと思うと、それも楽しみです。

> (大海さんの、三味線との最初の出会いは、なんだったのでしょうか。気になります)
う~ん、何だろう? 何となく?
和ものは好きで、普通に「できたらいいなぁ」と思っていて、たまたま実家の近くで教えてくれるところがあったので、門をたたいてみました。で、はまったと。
もともと和ものは好きで、そもそも鼓をやりたいと思っていたのです。
お能とか歌舞伎も大好きだったので。でもなぜか、民謡の方へ……流され~
人々が生活の中で唄ってきた唄。それはとても力強くて、ブルースと同じようなもの、とも言われていますが。
どうかな? ただ、腹に響くので、きっと好きなんだろうなと思います。
好きすぎて、真のばあちゃんを民謡歌手にしちゃいました。
でも、私はなんちゃって奏者なので、だめだめです……楽しんでいるのでいいかな、と(^^)
またまた次回、今度は津軽五大民謡の話題でも……・と思っています。
コメントありがとうございます。後半は、もう少しお待ちください(^^)

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2013/10/23 03:32 [edit]

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