05 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【石紀行】13.大分・八面山(1):箭山権現石舞台 


今回の舞台は大分県・八面山(別名:箭山)です。
どの方向から見ても同じ形に見えるため、このような名前となったとのこと。
そうですね、何だかテーブルマウンテンみたいな形の山。
ボルダリングと心霊スポットという検索ワードでも引っかかるようです。
耶馬渓の近くの山ですから、岩登りのできるところがあったりもするみたいですね。
ちなみに、今はあまり霊感が強いわけではありませんので……行ったときは別に何も感じませんでした。

昔は山岳信仰の霊地でもあったようで、山頂には神功皇后を祀る箭山神社があります。
八幡皇大神(応神天皇)御遊行の霊場で神功皇后(応神天皇の御母)の霊が大明神として出現した山でもあり、昔は堂社や仏閣が数十棟も建ちならんでいたそうです。

って、簡単そうに書いていますが、困ったのはその辺りを走っていてもどれが『八面山』かすぐには分からないし、カーナビに何を入れたらいいのかもわからず、適当に走っていたら、平和公園にたどり着きました。

昭和45年に日米戦没者の慰霊と世界平和を祈念し整備された公園。公園内の恒久平和の塔では、福岡県星野村の「平和の火」が分火され永遠に燃え続けていて、戦闘機も置いてあります。

さて、この山には突然、びっくりするような石があるのです。
まずご紹介するのは箭山権現石舞台です。「ややま」と読みます。
この山は車道が通っていて、石の真横まで車で行けます。
夏にはありがたいですね。今回の旅では、前半が山登りになったので、後半は楽をしちゃいました。
車を置いて歩くと……ちらりと見えていますね。
DSCN2353_convert_20131108224525.jpg

何、この妙なでかい石は!! と目に入った途端に大興奮状態に。
DSCN2350_convert_20131108224338.jpg
さて、行きましょう。

DSCN2310_convert_20131108222428.jpg
DSCN2309_convert_20131108222349.jpg

この石の周囲を回っていくことができます。
DSCN2311_convert_20131108222940.jpg
見上げればすごい石の存在感。
DSCN2313_convert_20131108223033.jpg
さらに回っていくと、光も降り注いできます。
DSCN2315_convert_20131108223108.jpg
DSCN2316_convert_20131108223139.jpg
周回路は坂になっていて、登っていく感じ。裏側は石の高さになっていて、簡単に石の上に出ることができます。
ここを登ります。
DSCN2318_convert_20131108223245.jpg
石の上は平坦になっていて、まさに名前の通り『石舞台』
石の上には2つに分かれた石が載っています。鬼が噛み割ったとされる石です。
DSCN2320_convert_20131108223402.jpg
左側のは、微妙なバランスで石舞台の端っこに引っかかっています。
DSCN2322_convert_20131108223734.jpg
右側のは、上に座って寛ぐのにとてもいい石。
DSCN2319_convert_20131108223326.jpg
ここからの景色は……素晴らしいですね。風が気持ちいい。
DSCN2331_convert_20131108223832.jpg
でも石の端っこまで行くと……結構怖い……
DSCN2321_convert_20131108223607.jpg
足利尊氏が京都を逃れ九州に下り宇佐神宮に詣でたとき、この石の上から箭山神社に武運長久を祈願したとも伝えられます。
また、慶長元年(1596年)、沖代平野一帯に大干ばつが起きた時、農民たちが箭山神社へ祈願し、この石を舞台にして田口地区に伝わる御子神楽や千歳楽を奉納したところ五穀豊穣に恵まれたといわれます。

石舞台の大きさは、縦19.3m、横13m、面積は250.9㎡、円周は57.7m。
降りて行きましょう。
DSCN2339_convert_20131108224108.jpg
DSCN2341_convert_20131108223916.jpg

振り返ります。
DSCN2347_convert_20131108224434.jpg
ぐるっと回って、上に登って、それだけで満たされる石です。
ちなみに、石舞台から見た駐車場です。
DSCN2312_convert_20131108224750.jpg

もしも耶馬渓に行くことがありましたら、近いので、一度足を運んでみてください。
この石舞台の上に立つと、この世界のこと、何かひとつ謎が解けるかもしれませんね。
DSCN2349_convert_20131108224214.jpg

次回は、山の上の方へ上がっていきましょう。
和与石。こちらもまたびっくりするような迫力ある石です。

関連記事
スポンサーサイト

Category: 石の紀行文(写真つき)

tb 0 : cm 10   

コメント


今回は、天然の舞台みたいになっている大きな石ですね。
この上で五穀豊穣なんかを祝う出し物が催されたんだ。
上に乗っかると、田畑やお天道さんが見晴らせるんでしょうね。
こんなオブジェを見つけたら、昔の人は、まず「祈り」だったんだろうなあ。
それで、穀物が実ると「お礼」の行事もやっていたんだろうなー。
今、この石にのぼると厳かな気持ちに成ると思います。

ペチュニア #- | URL | 2013/11/09 05:14 [edit]


でか

これは本当にシンボリックな巨石ですね。
ぐるっと回れるってなんだか、うれしいですよね。
まさにこの場所で、昔の人が祭り事をやったのかあ。
石に記憶というものがあったら、触って確かめてみたいですね。
よく霊山と伝えられる山がありますが、あれは何か特別な理由があるのでしょうか。
私も霊感はないと思うので、山に登っても何も感じないのですが。私の姉は、霊山はどうにも体が合わなくて、登れないといいます。
霊山と、そうでない山。何かあるのかな?

話は変わりますが、昨日からFC2、いろいろ不具合があるのですが、私のところだけでしょうか。
不具合があると、「なんか私、変なことやっちゃったかな!?」とドキッとします^^;

lime #GCA3nAmE | URL | 2013/11/09 08:21 [edit]


ペチュニアさん、ありがとうございます(^^)

はい。今回の石はまさに、見晴らし台ですね。
上が真っ平らなので、落っこちなければ楽しく遊べそうな場所ですが、端っこに立つと、あ、高さが20m近くあるのか、と実感します。上に置いてある(置いたというより、たまたま乗っていた)石の上がいい休憩場所です。
写真ではあまり大きく見えませんが、結構大きな石なんです。
見晴らしも大変良くて、風が気持ちいいですね。
きっとお天道様に祈りをささげていたと思いますし、雨乞いもしていたんだろうな。
素晴らしい場所です。
いつもありがとうございます(*^_^*)
次回もまた同じ山にあるでっかい石です。こちらは登れませんが……(^^)
お楽しみに。

彩洋→ペチュニアさん #nLQskDKw | URL | 2013/11/09 08:56 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

そうなんですよ。何だか、ビルがひとつ建っているみたいな大きさで、まさかまさかと思ってぐるりの坂道を登っていくと、ちゃんと石の上に上がれるようになっていて、しかも石の上に、まるで休憩所のように置かれた石。座るのにちょうどいいのですが、この石もかなりの大きさです。さすがに端っこに落ちそうな石には座れませんが、この石も高さが私の首くらいまではあります。
ちなみに絶妙のバランスで、落ちないみたいですけれど。

> 石に記憶というものがあったら、触って確かめてみたいですね。
おぉ、それはまさに、いつか『巨石探偵』シリーズを書こうかな、と思っていた「触ったら記憶が」みたいな話(^^)
考えが浅はかな私……書くかどうかは不明ですが。

> よく霊山と伝えられる山がありますが、あれは何か特別な理由があるのでしょうか。
> 私も霊感はないと思うので、山に登っても何も感じないのですが。私の姉は、霊山はどうにも体が合わなくて、登れないといいます。
> 霊山と、そうでない山。何かあるのかな?
う~ん、どうでしょうか。何となく、私も、石によってものすごく波長の合う石と、そうでもない石があるので、何か感じられる人は気持ち悪いものを感じたりもすることがあるのでしょうね。昔の人も、色々感じた山があって、これが霊山になったのでしょうか。
この八面山は山岳信仰の場だったそうです。

> 話は変わりますが、昨日からFC2、いろいろ不具合があるのですが、私のところだけでしょうか。
> 不具合があると、「なんか私、変なことやっちゃったかな!?」とドキッとします^^;
お、そうなんですか?
気が付きませんでした。今も、普通に動いているように見えますが、まだ開いたところ……
これからおかしくなるのかしら??

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2013/11/09 09:04 [edit]


 こんにちは。
うーーん 凄い 此処で歌い踊ったのかぁーーー
陽の光の下で歌い 月の光の下で篝火を焚いて踊る 厳かで賑々しい そーゆー歌聞いてみたいな。

霊山かぁーーー 此の山は事故が多いとか 経験則から この山は危ないと区別したのかな。
うーーん 不思議ですね 何故霊山と呼ぶのか…

ウゾ #- | URL | 2013/11/09 11:28 [edit]


ウゾさん、ありがとうございます(^^)

そうなんですよ。この石舞台の上、舞台というにふさわしい大きさです。
十分、踊って唄って、芝居のひとつもできちゃいそうです。
もしかしたら、変な時間に行くと怪しい影が舞い踊っているのが見られるかもしれませんね。
で、実はタヌキだった、と(平成タヌキ合戦ぽんぽこ?)。
この山、耶馬渓が近くにあって、国東半島や宇佐神宮にも近いのです。
昔は山岳信仰の霊地であったとしてもおかしくないですね。
でも、平和公園とかあるし、戦争絡みも関係してそうだし……
他の山、霊山は、やっぱり役行者さんの名残とか、でしょうか??
危険の多い山は確かに何かある=いると言われていたのかもしれませんね。
あ、今日、葛城山に行ってきました。今帰ってきたところです。これから難波に飲みに行きまする。
変なゆるきゃらがいましたよ。ごせんちゃん? 頭に注連縄の髪飾りしていました^^;
お、ウゾさんの奈良だ、と何となく感慨にふけっていました(って、奈良も広いだろうに)。

彩洋→ウゾさん #nLQskDKw | URL | 2013/11/09 16:28 [edit]


日本の大きい石ですね。
西洋と違って、植物と緑があるのが良いですよね。
別に西洋が悪いというわけではなくて。
趣があるというか。
なんというか。
その辺は日本らしさを感じますね。

LandM #- | URL | 2013/11/09 20:42 [edit]


管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

# |  | 2013/11/09 23:22 [edit]


LandMさん、ありがとうございます(^^)

はい。ここまで大きい石、しかも上に乗っかることができる石、まさに舞台というような石は、私も始めて見ます。感動的な石ですが、LandMさんのおっしゃる通り、周囲の山の中に溶け込んで、背景の木々があってこそですね。
例えば、ここを舞台に踊っていたとして、背景の山があってこその景色になるでしょうね。
これはいわゆる借景という感覚でしょうか。
でも、今回、山の中に入って思ったのですが、夏って日射しが強いので、余計に影も強くて、石と木々が同じ色に見えるのですよ。石の色と木々の色って、緑と茶色の狭間みたいな感じで、馴染んでいる気がしました。
これって、日本画の世界でしょうか。
いつもありがとうございます(*^_^*)
次回は、むしろ青空に映える石、です。ご期待ください(^^)

彩洋→LandMさん #nLQskDKw | URL | 2013/11/10 14:13 [edit]


鍵コメHさん、ありがとうございます(^^)

いつも暖かいコメントをありがとうございます(^^)
私もずいぶんと昔耶馬渓に行ったのですが(台風の後で、宿の1階が浸水していました^^;)、その時はこの石のことなど全く知りませんでした。どう考えても、観光地じゃないんですね^^;
でも、Hさんにも見ていただけて良かったです。

帯状疱疹! つい最近私もなったところでした。
お大事になさってください。そうなんです、つかれていると出てしまうのですよね。
私も自分ではそんなに、と思っていたのですが、身体は正直のようです。
これはサインだと思うので、身体を労わってあげてくださいね。
石のパワーが伝わったら嬉しく思います。
次回は、空に突き抜けるような石です。またまたパワーをお届けしたいと思います(^^)
いつもありがとうございます(*^_^*)

彩洋→鍵コメH様 #nLQskDKw | URL | 2013/11/10 14:21 [edit]

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://oomisayo.blog.fc2.com/tb.php/355-4bacfb4a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)