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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【石紀行】4.天草:矢岳巨石群(2) 

矢岳ドルメンを後にして、危険な山道を下り、車で少し車道を下りていきます。
車道に面してあるのが、境石。この石を起点にして、周囲にある石と線で結ぶと方向が決まる要の石です。
境石2
境石の上にはこんなふうに穴がたくさんあいています。棒を差し込んで何かをしたというのですが……方向を確認したのでしょうか。
境石3
この境石から矢岳神社は真北になります。そして春分・秋分の太陽の方向はこの太陽石です。
太陽石
それにしても看板は頼りになります。
ただ図がかなりデフォルメされているので、結局自力の部分が大きいのですが。
矢岳13
さて、どこかに「お祭り広場」があると看板に書いてあったのですが、入り口が見つからない。
矢岳神社からそれらしい道があったのですが、途中がけ崩れでもあったのか、私が行った時は、通行できないように縄が張ってあったのです。取り敢えず境石まで車で降りたのですが、地図的にはこのあたりの山の中だよねぇ、などとうろついていると…母が「大体こっちの方向」と言いながら、ぶら下がった木の枝を引っ張り、車道からいきなり道なき道をよじ登っていきました(ちょっとした低い崖…は言い過ぎですが、何か掴まないと登れない)。だんだん私よりも石に執着してきたように思えるわが母です。見ずして帰れません、というところでしょうか。
登れないわけではないのですが、石を見に来た人のために整備されているわけでもない、ほとんどけもの道。
道なき道
ところが、登って山の中を入っていくと、本当にありました「お祭り広場」。
とにかく石だらけなのです。周囲のほかの部分にはあまり大きな石がないのに、ここにだけ集まっているというのも、いささか人為的なものを感じますが……もう今さら古代の人には聞けないので、これは今となっては答えのないミステリーですね。
お祭り広場2
ストーンサークルのようなところもあります。
お祭り広場
人面岩まで。
人面岩
下の写真の右側の巨石に書かれた丸と線、これをしばらく覚えておいてください。
単なる偶然の傷かもしれません。しかしこれは、シュメール語で「蛇神」を意味する文字です。
実は、しっぽの向きが違うのですが、どの方向から見るか、というだけの問題。
蛇神
お祭り広場というのは、ここでおそらく様々な祭祀が行われたのではないかということからそう呼ばれているのですが、石たちの表情が実にいいのです。この場所にいるだけで湧き立つような気持ちになります。もしかすると、石たちが夜、こっそりお祭りを楽しんでいるのではないかと思ったりします。
さて、最後にこの山を振り返ります。小さくてごめんなさい。真中の山の上のほうに見える大きな白い部分、実は岩です。宇宙船石と呼ばれていて、境石からみて夏至の太陽の方向です。
矢岳全体

さて、ついでに少し天草観光を。と言っても、有名な天主堂などは観光案内書やサイトを見ていただいたほうがいいかもしれません。教訓は天草の広さをなめてはいけないということでした。「五足のくつ」さん、というよく雑誌で取り上げられている宿に泊まりました。
素敵な宿です。難点は、恐ろしく遠いこと。この巨石群は上天草にありますが、宿は下天草。天草の端から端まで移動する感じで、暗くなってから宿の場所を見つけるのはかなり困難でした。
でも中は素敵なバーやロビーがあり、アジア風のエキゾチックなムードを味わえます。
五足のくつ
翌日作っていただいたお弁当。
お弁当
天草~熊本は皇帝ダリアの花盛りでした。
皇帝ダリア
みかん
そしてこの不思議なミカンジュース。おじさんが本当に絞っている純粋にミカンです。とてもおいしい……天草に行かれたら探してみてください。

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Category: 石の紀行文(写真つき)

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コメント


NoTitle

写真を見て思いましたが、岩に穴が空いているっていうのはかなり不思議なことですよね。まあ、長い年月で穴が空く出来事があったってことですけどね。植物の年輪と石の年輪も変わらないということですね。

LandM #- | URL | 2013/05/30 20:32 [edit]


LandMさん、ありがとうございます(^^)

岩に穴があいている……こういった石たちを見に行くと、よくあるのですが、これが自然の造形なのか、あるいは人為によるものか、はっきり言ってよく分かりません。
多分、本物の石博士たちには区別がつくんだろうな、と思うのです。
ただ、その穴の位置にある長さの棒を立てると、日時計や暦の役割を果たすことが分かってたりするので、今はもうただ浅い凹みみたいになっているだけでも、その昔、この石はすごいコンピューター並みの働きをしていたかもしれない、と思ったりするだけで感動します。
石にも年輪!
まさにその通りです!!
感動的な言葉を頂き、とても嬉しいです(^^)
夏には、捻挫して山を下りてきた中津川の星見ヶ岩にリベンジに行きます。
昼間でも北極星が見える(見えた)という岩。楽しみで仕方ありません(^^)
またLandMさんに楽しんでいただけるような記事を書きたいです。

大海彩洋 #nLQskDKw | URL | 2013/05/31 07:44 [edit]

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