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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【石紀行】13.大分・八面山(2):和与石/ 鷹石巨石群 

さて、いよいよ2013年の秋、巡りに廻った九州の石、最終回です。
大分の八面山、そのメインとも言うべき和与石にご案内いたしましょう。
この山全体の地図は以下をご参照ください。散策コースもあり、見晴らしも良くて、駐車場もあちこちにあって、車でのアクセスも容易です。というよりも、そもそもこの山にたどり着くのに、車以外の方法はないような??
八面山MAP(中津市official site)

では、その和与石にさっそく迫ってみましょう。
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車道から、こんなずいぶんと手作り感あふれる看板が見えます。
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周辺は草木が刈り取られたのか、見晴らしはよさそう。この中を歩いていくと、見えてきます。
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これは車道側から歩いてきて石を見たところ。
二つに割れたみたいになっているのが分かりますでしょうか。
和与の意味は……『八面山縁起』によると、「大宝元年(701年)に八幡大菩薩が唐の国から帰り、英彦山にいた僧・法連と宝珠の授受について争ったのち、この地で和与(和解)したときに御座した巨石」だということ。
つまり絆が強く結ばれるというニュアンスがあるようですね。

下草が刈り取られているので、無理をしたら(?)山の斜面側に降りることができます。道なき道なので、お勧めではありませんが……最近は私よりも母の方が道なき道を突き進むようになりました。
これは斜面側に降りてから戻っていくところですが、足元に道があるわけではありません……
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では、しばらく、その斜面側から見た石の景色をご鑑賞ください。
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この一番大きく突き立っているのが和与石です。この石の下をぐるっと回ってみましょう。
……と簡単に書きましたが、足元は道ではなくて、多分人が通ることを想定していない山の斜面。
そろそろと岩に近づき、見上げてみたりして。
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確かに、すごい石です。周囲にも巨石が集まっていますが、和与石を中心にしてひとつの景色を作り上げているようです。
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この山には箭山(ややま)神社という神社があります。神功皇后、応神天皇、比売大神が祀られています。
この神社の御神体も巨石(鷹石と犬石)。神殿の南西にある八面山大池も御神体とされています。
この神社の近くは遊歩道のようになっていて、その道の名前は『天空の道』。
ちょっと歩いてみましょう。
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上は、天空の道の入り口。ピクニックもできるテーブルとベンチもあります。
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こんなふうに、道の脇には巨石が連なっています。道の反対側にはこんな景色が広がっています。
なるほど、常にこの見晴らしを楽しみながら歩けるので、天空の道というわけですね。
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石の傍を歩いて行きます。
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途中から森の中へ……森の中に入ると、蚊との戦いが始まります。くれぐれもみなさん、石を見に行く(ハイキングをする)時期は選びましょう。もしくは、蚊よけスプレーを持参くださいね。
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すると看板登場。神社の裏手、御神体側から入っていっているようです。
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岩が歩道に迫ってきます。
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見上げると……・お、落ちない??
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そう、これこそが御神体の鷹石です。
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もう一つの岩が、犬石。鷹に見えるような、犬に見えるような、見えないような。
でもこの鷹石は見事なバランスで岩にとまっている、まさに鳥のように見えます。
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ごめんなさい。反対から回ってきましたね。
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箭山神社でした。

石を巡る大きなワンダーランドのような山。
広大な庭にぽつんと突き出したようなイメージの石たちですが、石の上または石の傍から見下ろす景色も素晴らしく、機会がありましたら是非、訪ねてみてください。
大分県宇佐市。耶馬渓が近くにあります。

これにて、今年の9月に廻った九州北部の石たち、終了です。
お付き合いくださいましてありがとうございます。
次回からは、ゆっくりとマルタ島の石たちを紹介していきたいと思います。
(また先延ばしになっていてすみません……)

さて、ご興味ある方は、『続きを読む』から今回宿泊した旅館を覗いてみてくださいね。

さて、少し引き返して、せっかくですのでお宿をご紹介。
昨年、高千穂の夜神楽を楽しんだ後に宿泊した黒川温泉の黒川荘。何とも風情のある温泉ですが、実は今回泊まった大分県日田市の天ケ瀬温泉の天水さんは、その黒川荘の姉妹館だったのですね。
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せっかくなので、美味しいものをお見せしちゃいましょう。
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この色とりどりの八寸。そして下は例のごとく馬刺し。右下の白いのはタテガミです。こりこりしています。
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こんな演出も。でも、食べるものは左の包みの中で、火はもう通っているのですけれど。
この包みを開けたら、竹筒が入っていて、中にお料理が。

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そして、滝の見える露天風呂。
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大きなつくりではありませんが、館内の廊下も凝っています。
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泊まったのは一番安いお部屋ですが、こんな窓際で、素敵でした。
一応、小さな温泉町ですが、静かで落ち着ける場所です。こちらも機会がありましたら是非、訪ねてみてください。
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Category: 石の紀行文(写真つき)

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コメント


こんばんは
巨石好きの大海さんには
たまらない眺めですね。
温泉旅館と美味しそうなお料理も堪りませんね。
そうそう・・・
私の住んでいる山の奥にも奇岩スポットがありますよ。
内山峡という所なのですが、今にも崩れそうな岩がゴロゴロと・・・・
きっと大海さんもご満足戴けるレベルだと思います。
しかし・・・蝮が多いのが難点なんですよね・・・

かぜっぷ #- | URL | 2013/12/04 02:53 [edit]


 こんにちは。
うん 面白いですねーーー
此の 落ちそうで落ちない石って 結構 あちらこちらでありますが… 何故か ほんとうに落ちないですよね…
偶に 落ちる事 あるのかなぁ…

僕の近所には 屯鶴峯って奇石スポットがあるのですが なでか ミステリースポットとしての方で有名になっている…

うーーん 雰囲気のいい宿ですね。温泉も料理も素敵!!!!
たまらなく 美味しそうです。

弟が… うおーーー 石だぁーー と横で大騒ぎしています。 

ウゾ #- | URL | 2013/12/04 14:42 [edit]


かぜっぷさん、ありがとうございます(^^)

この山の石たちは、見晴らしの素晴らしい場所に鎮座していて、本当に自然の造形としても、そして祈りの対象としても心にぐっとくる石たちでした。
山の中に木々と溶け込むみたいに存在している石たちもいいし、こうして大空にそびえ立つような石たちもいいです。
かぜっぷさんのお住まいの近くにも石があるのですね! いつか訪ねたいなぁ。
そうなんですよ、石って、身近にもいっぱいあるのですよね。なのに、なぜか行かないままになってたり。
信州ならすごい石がいっぱいありそうですね(^^)
(でも、蝮かぁ……^^; 蚊よりいやかも)
本当に、一生かかっても日本の石たちを訪ね尽くせないわ…と思うと残念だったり、それだけの石があることを嬉しく思ったり。

コメントありがとうございました。
また遊びに来てくださいませ。あ、更新もお待ちしていますね(*^_^*)

彩洋→かぜっぷさん #nLQskDKw | URL | 2013/12/04 19:33 [edit]


ウゾさん、ありがとうございます(^^)

そうですよね、落ちそうで落ちない石、あちこちにありますよね。
でも落ちない……??
多分、落ちそうなことがあれこれあったのに落ちなかった結果として、この絶妙のバランスに落ち着いたんでしょうね。
でも形あるのも、いつかはまた変わっていくこともあるんだろうなぁ。地震とか風化とか、あれこれで。
それもまた地球の歴史の一コマとして刻まれるんですね(^^)

ウゾさんちの近所にも、あちこちに石がありそう。
こうしてブログで、石情報を頂いて、訪ねていこう企画をしようかなぁ。
その屯鶴峯にも行ってみたいですね。
奇石スポットがあるのですが なでか ミステリースポットとしての方で有名になっている…
そして、またどこぞかの温泉で楽しむ……(^^)

> 弟が… うおーーー 石だぁーー と横で大騒ぎしています。 
お、弟くんの目にこの石たちが止まって嬉しいです。
いつかこんなでっかい石を育てるかもしれない弟くん(^^)
でも、庭に置くにはでかすぎるかもしれないですね^^;
コメントありがとうございました。弟くんにもよろしく!

彩洋→ウゾさん #nLQskDKw | URL | 2013/12/04 19:44 [edit]


彩洋さん、こんばんは^ ^

彩洋さん、こんばんは^ ^
いつも素敵な石紀行をありがとうございます^ ^
月子、すっかり彩洋さんと一緒に旅行した気分になっちゃいます^ ^
石って不思議ですよね。彩洋さんの紀行を読むようになってから、結構意識して観るようになりました。諏訪、街中いたるところ石がありましたよ、湖畔にも大きな一枚岩がゴロゴロと。意味があって置かれているのか、年限とともに変化したのか、うーん、石の世界は深いです。マルタ島も楽しみです(≧∇≦)

高橋月子 #- | URL | 2013/12/04 20:56 [edit]


月子さん、ありがとうございます(^^)

わ、月子さん、いらっしゃいませ(*^_^*)
石紀行、お楽しみいただけたようで良かったです(*^_^*)
今年中にもう一か所(広島)行きたいけれど、叶わぬ夢状態になっています。
時間ができたら、以前に訪ねた石たちをまた紹介していきたいと思います。
スキャナーも修理から戻ってきたことだし……
私の拙い紀行文で、石を気にしてくださるようになっていただいたなんて、何よりもうれしいお言葉です!
石って、冷たいようで、あったかいんですね。すごく会いたかった石に会った時、ものすごく波長の合う石に出会ったとき、地球に生まれてよかったぁと思ったりしています(*^_^*)
しかも、その石に対して、古の人たちが祈りを捧げたり、何かの意味があったりすると、ものすごく感動したりしますよね。今となっては石は何も語らないけれど、想像するだけで楽しくなります(*^_^*)
もしも、どこかでお勧めの石に出会ったら、教えてくださいね!
鉄子さんの月子さんですもの……!
コメントありがとうございました(*^_^*)

彩洋→月子さん #nLQskDKw | URL | 2013/12/04 22:02 [edit]


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# |  | 2013/12/04 22:32 [edit]


鍵コメHさん、ありがとございます(^^)

いつもありがとうございます(*^_^*)
この旅館、お勧めです。そんなに奇をてらったところもないのですが、普通に山の中の温泉宿で、ひとつひとつが懐かしい感じの造りになっていました。黒川温泉の黒川荘もよく似た印象だったのですが、どちらも良かったです(*^_^*)
九州はやっぱり馬刺し。来年はきっと夜神楽に行くので、また黒川荘だなぁと思っています。その時に今回取りこぼした石たちを巡る予定です。
母は最近、わたしより「道なき道を突き進む名人」になってきています。え?そこ行けるの?みたいなところを、諦めずに。そのおかげで石の別の面を見ることができたりしています。有難いです。
拙いご紹介ですけれど、この記事でまた石を面白く感じていただけたら、何よりです。
マルタの石の神殿は、ここでご紹介するタイプの自然の形態の石とは違うのですが、どちらかというと年月を経て自然の姿に戻っていくという印象があります。また別の風情ですけれど、お楽しみに。
少し先になりそうですけれど…・・ゆっくりお待ちいただければ幸いです。
コメント、いつもありがとうございます(*^_^*)

彩洋→鍵コメH様 #nLQskDKw | URL | 2013/12/04 22:53 [edit]

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