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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

NEWS 2013/12/5 訛りに悩む…/ もうすぐ100 


津軽の全国大会in大阪が終わりました。
終わる度に課題しか見つからないけれど、勉強になります……
次の大会までは少し時間があるので、その間に曲弾き(独奏)を作るのと、小原節の唄をちょっと勉強。

実は先日、テレビでなまりうた大会、というものをやっていました。
世間に流通している歌を、自分たちで方言に置き換えて歌うという大会。
歌の技術がある程度以上であることはもちろん必要だけれど、それよりもいかに方言を歌詞の中に自然に組み込んでいるか、なまって歌うか、それによって訴える力があるかということに審査の重点が置かれていたようで。
秋田の青年が優勝したのですが、そもそも彼は標準語がしゃべれないとのことで……
歌も、普通にしゃべるのも、当たり前のように秋田弁。
それは言葉を方言に変える以前のことで、置き換えた言葉だけじゃなくて、歌いながらも普通の単語にまでも微妙な濁点がついていたり……確かにまさしく秋田弁の歌でした。

そう考えたら、民謡って不思議。
県にそれぞれ民謡というのがあるけれど、実はすごくなまって唄っているわけでもないんですよね。
歌詞は、これが定番というのはある程度あっても、自分流・即興で歌詞を作ったりってのもあって、別にすごく難しい言葉(他県の人にわからない方言)を使っているわけでもなくて……
昔の歌詞はわけ分からないものもあるけれど、最近作られた歌詞は特に。
でも、唄う人によっては、見事に津軽弁の唄。
大阪の歌手が唄うと……普通に民謡。

あれは何だろう?
津軽に生まれて、津軽で育って、津軽のものを食べて、津軽の空気を吸って、毎日津軽の言葉をしゃべってないと、そうならない。
リズムも、抑揚も、ちょっとした発音の方法、舌の動かし方までも、唄の中で何かが違う……
音楽は万国共通だけれど、実はやっぱり共通じゃないんですよね……(変な言い方だけれど)
血肉となった言葉・歌詞は、その唄い手によって味になるんだろうな。

でも、津軽の民謡が好き。江差追分が大好き。
津軽弁も北海道弁も話せないけれど。
三味線のリズムも、それとなく大阪弁だったりするけれど^^;
……唄や三味線のリズムが、津軽弁に訛りたくて悩む、妙な話なのでした。

DSCN2888_convert_20131204202715.jpg
素敵な民謡歌手の先生たち、伴奏の三味線の先生たち。
飲み屋ではただの酔っぱらいのオッチャンだったりしても、何でもいいと思える瞬間。


DSCN2875_convert_20131204203027.jpg
最近ちょっとワクワクしていること。
もうすぐ、【海に落ちる雨】が第100話になること。
トップ記事の拍手があとちょっとで100になること。
少数ながらも応援してくださる人がいるのは、とても嬉しいです。ありがとうございます m(__)m
【海に落ちる雨】はようやく第19章が終わりました。実は、終章を除くと、第38章(『そして、地球に銀の雫が降る』)までありますので、丁度折り返しなのですね。ある意味、感無量です(先は長いなぁという)。

こんなふうに、地味に、地味に、頑張っています(*^_^*)

埋もれちゃったけれど、【海に落ちる雨】第19章(4)もアップしています↓
よろしかったら覗いてやってください(*^_^*)
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コメント


訛りの話

ちょっと違うのかもしれませんけれど、私がドイツ語を習っているスウェーデン語を話せるスイス人に聞いた話です。
どんなにペラペラにスウェーデン語を話せるようになっても、ぜったいに外国人には出せない音があるんだそうです。それはそこで生まれ育った二代目でもダメで、孫の代になってようやく出せるようになる音なんだそうで、それを聞いてすぐにこいつは外国人ってわかるんですって。

秋田弁や津軽弁にも、実はそういう音があるんじゃないかなと。

もう一つ思い出した事が。スイス人は私がRとLを間違えまくるのをとても不思議に思うみたいなんです。全然違う音なのになんでって。それで日本語にはRもLもなくて別のラ行という音しかないと言語学を学んだ友人の受け売りの話をしたら驚かれました。そして、その時に隣にいたタミールの男性が「へえ。僕のところの言語には八種類のRがあるよ」と言われました。聞き分けられるらしいです。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2013/12/05 07:13 [edit]


 こんにちは。
色々な空港でも 其の国ならではの なまり英語のアナウンスが入りますよね。
あれって けっこう面白くて… 英語の筈なのにまったく 聞き取れない なまりがあったりして。

あっ そうそう 古代ギリシア語も 方言 色々とあったなぁ… そう言えば…

ウゾ #- | URL | 2013/12/05 15:15 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

絶対に外国人には出せない音があるのって、わかります!
舌とか咽頭・喉頭のつくりって、言葉をしゃべっているうちに培われていくもので、それが遺伝して初めてちゃんとその土地の言葉の発音ができるようになるんでしょうね。
特に舌の動きって、ものすごく複雑で、それは赤ちゃんの時にその音を出せるような必然性にぶちあたらなかったら、きっと正確な発音はできないままなんだろうなぁ。
外国語も、方言もそうですよね。東北の言葉は、イとエも区別がつかないし、でもその土地の人にはちゃんと区別がついているんだろうなぁ。
それが味わいになるんでしょうね。そして、何とも言えない文字と文字の間。これが三味線のリズムになるんですけれど……まねできないわぁ。仕方がないので、大阪弁でつがる三味線を弾いています。
なまった英語でもいい、という気持ちと同じで、なまった三味線で^^;
RとLも本当に困りますよね。でも、8つのR??
それはもう、ごめんなさいワールドですね。でも、Rと言って括ってはいけないんでしょうね^^;
全部違う音なんだ。それなのに、日本語って、橋と端と箸の区別もつかないなんて。
文脈から判断するしかないという、すごい曖昧な言葉。それがまた別の味わいにもなっているのですけれど^^;

面白いお話、有難うございました(*^_^*)

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2013/12/05 19:59 [edit]


ウゾさん、ありがとうございます(^^)

確かに、英語って万国共通語みたいになったからこそ、逆に国ごとの特徴があれこれ入り混じるようになったのかも。国際学会などでも、一応通じているような、通じていないような、という場面がよくありますし……。
やっぱりその国のオリジナルの言葉・発音がどうしても出ちゃうんですね。
だから、三味線も大阪弁になってしまう……ま、いいか。

方言が市民権を得た昨今、方言はもう野暮ったいものではなくて、しっかりアイデンティティを形作る要素の一つになっていますよね。
仙台のある劇団は、東北弁のみで芝居をしているそうですが、最近東京でも上演されるようになっているそうです。でも、見に来ている人は決して東北出身の人ばかりではないらしく。「何言っているのかわからないけれど、なんとなく心地いい」んだそうです。
面白いなぁ。
コメント有難うございました(*^_^*)

彩洋→ウゾさん #nLQskDKw | URL | 2013/12/05 20:08 [edit]


>唄や三味線のリズムが、津軽弁に訛りたくて悩む、妙な話なのでした。

そっかあ、そういうリズムにも、訛りが大切になってくるのですね。
ちょっと歌が上手いから、民謡も・・・というわけにはいかなのでしょうね。
大人になって津軽弁を話せるようになっても、ネイティブの人とは違うのでしょう。

私は関西に来て長いので、話し言葉はほぼ関西弁なのですが、本を音読するときは、イントネーションが標準語になります。関西弁のイントネーションが、まったく出てこない。これは、不思議なものですね。
言葉やイントネーションって、真似したくてもできなかったり、なおしたくても直らなかったり。
人の中に染み込んだ歴史のようなものなのかも。

ああ~。私は英語のRやLどころか、舌っ足らずなので普通の日本語も舌噛んじゃいます。
バイトの時「ありがとうございました」がうまく言えなくて困りました(笑)

lime #GCA3nAmE | URL | 2013/12/06 18:44 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

訛りを直したくて悩むんじゃなくて、訛りたくて悩むって、変な話ですよね^^;
でもこの言葉の微妙な間って、その地方の独特のものがありますよね。
皆さんのコメントを拝読していたら、そうそう国が違えば、母音や子音の数・種類までも違う。
そしてそれは、他の国の人、他の地方の人には出せない音……出せないどころか、聞きわけもできないなんて、本当に不思議ですね。
でも、ここに唄や音楽の味わいがあるんだろうなぁ。
民族楽器も、その言葉を如何に載せるかで種類や節があって……

私も中学生の時に演劇を始めた時、イントネーションを徹底的に直されましたので、limeさんと同じように本を読むときは完全に標準語です。しゃべったら、大阪弁と京都弁と神戸弁が入り混じりますが。
しかも、標準語が話せると思って、関東で仕事をしていた時、自分がいかに関西弁なのか、違いがよく分かりました(^^)
やっぱり直らないんですね。
> バイトの時「ありがとうございました」がうまく言えなくて困りました(笑)
「あ~りあとあんした~」って、まるでホストみたい^^;

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2013/12/07 12:13 [edit]

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