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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨94] 第20章 ローマから来た男(1) 

【海に落ちる雨】第20章です。
ついに、ローマからあの男、竹流の叔父であるヴォルテラの当主がやってきました。
竹流の身にとんでもないことが起きている、それを目の当たりにした真は、チェザーレ・ヴォルテラとどのように渡り合うのでしょうか。相手は、教皇庁の裏組織とも言うべき家の主。
でもその前に、九州にいる美和の行動を追いかけてみます。美和は大分に行って、澤田代議士と村野という亡くなった秘書のことを調べています。

少し長い章ですので、全6回でお送りします。
前半は美和の視点、後半は真の視点です。





「あぁ、それそれ、その椅子たい」
 美和をその古い建物の二階に案内してくれた男は、すっかり錆びかけて傾いたキャビネットが壁際に放置されたままの廊下で、やはり投げ出されたままの木製のベンチを指した。
 ベンチには、黒っぽいビニールの雨合羽かシートのようなもの、セーターのような布の塊、それに新聞紙か雑誌の束が放り投げられたままだった。
 狭い廊下には窓がほとんどなく、天井を見れば、蛍光灯が外れたままの長い電気フードが所在なく吊られているだけで、昼間でも夕方のように暗い。板の床には埃が降り積もり、元の色は分からなくなっていた。

「しかし、東京の学生さんとや? なしてまた、博多っとね」
「私、実家は山口なんです。高校生の時、時々博多には遊びに来てて、憧れの町だったんですよね」
 美和はいかにも田舎の中高生の行動範囲からは考えられそうなことを答えた。何のために使われていたのか分からない、足元のアルミ製の板のようなものを飛び越える。
「それに、澤田代議士のファンで」

 五十は出ていると思われる男は、豪快に笑った。恰幅がいいといえば聞こえはいいが、とにかく腹がしっかり出ていて、髪の毛は大方剥げかけている。
「若い時から、女心を摑むんは上手かったけん。ばってん、こんな若い娘さんさい、たらしこむたぁ、やっぱり澤田さんは隅に置けんばい」

 博多駅からまっすぐ伸びた大通りを一筋入って、九州日報が入っていた古い五階建てのビルに美和を案内してくれた男は、陸井と名乗った。
 戦後のジャーナリズムを研究している学生で、博多を卒論のテーマにしているのだと言って、図書館や役所で協力を求めたら、さすがに大手の地方新聞社だっただけあって、資料だけは山のように出て来た。いちいち礼を言いながら、とにかくもともと新聞社のあった場所に行ってみたいと言ったら、地図を出してきて説明してくれた。

 そのビルと隣り合った古いマンションの管理人が陸井と言って、もともと九州日報で働いていた男で、もうすぐ取り壊しになるビルの鍵も預かっているはずだという。
 やけにスムーズに答えが出てくると思ったら、その辺り一帯が再開発の対象になっていて、役所でも調査中だったらしく、陸井とも何度か会っていた人がいたようだった。

「ばってん、こうして見っと、この椅子にあの子が座っていた日のこつが昨日のことように思い出さるぅばい。その先のことはともかく、あん頃は、可愛らしい、いっつも涙さい溜めたぁ目ぇして、澤田さんの帰りを待っとったけん」
 美和は木製のベンチに降り積もった塵や埃を手で払った。窓から射した光が、美和の手が舞いあがらせた塵を乱反射させ、やがてまた沈んでいった。
「澤田さんは精力的に仕事をしてなさったけん。取材で飛び回ってて、恋人ばほったらかし、まぁ、あの子も寂しさに耐えられんかって、村野さんに靡いたんごたぁね。村野さんは大金持ちだったけん」

 澤田顕一郎にも若いころ日々があり、恋があり、そして苦しい思いをいくつも乗り越えて来たはずだ。そしてその恋人にも、若さゆえの情熱や、我慢のならない寂しさやらがあったのだろう。
 過去のどこかでは、その重さがこの木のベンチの上に載っていたのかもしれないが、今ここに降り積もるのは、払えば浮き上がる軽い塵だけだった。
 今、街頭や記者の前、国会で力強く質問し演説する澤田顕一郎が、このベンチで彼を待っていた若い恋人を思い出すことがあるだろうか。

「そうそう、名簿たい」
 陸井は美和を隣のビルに案内してくれた。
 ビルの階段に向かって一歩足を進めた時、ふと何かが視界の隅で光ったような気がした。
 美和は思わず視線を向けたが、駅に伸びる道の上にある雑多なもののうちの何に関心を向ければいいのか、結局わからなかった。陸井が促すように、階段の途中で足を止めている。

 一階はコーヒー専門店とラーメン屋、薬屋が敷地を分け合っていて、特にラーメン屋は賑わっていた。三階から上が1DKの部屋が並ぶ住居で、二階には貸事務所が幾つか並んでいる。
 陸井が管理人室兼事務所を構えているのはその一部屋で、隣は空いていて、その向こうには名前からだけでは何の事務所かわからない部屋が幾つか並んでいた。人の気配はない。

 事務所と言っても、陸井以外の従業員はいないようだった。
 陸井は、本棚に並べられることもなく段ボールの中に仕舞い込まれたままの、今は無き新聞社の遺物を探し始めた。そして、美和が思うより早くに陸井は目的の冊子を取り出してきた。もしかして陸井の中では、九州日報のことは昨日のことのように明瞭なままなのかもしれない。

 美和は手渡された冊子の黄ばんだページをめくった。
 名簿はあいうえお順ではなく、入社した年ごとに名前が並んでいて、住所と電話番号、生年月日、最終学歴と出身地が記されていた。
 澤田顕一郎の華々しい最終学歴の下に、控えめに地方高校の名前が記されている。その行を辿っていくと、村野耕治の名前があった。

「あれ」
 美和が声を上げると、陸井が覗き込んできた。
「澤田さんとこの人、同じ村の出身ですか。この人って確か澤田さんの秘書をしてらしたんじゃ」
「あぁ、村野さん」
 陸井はちょっと微妙な表情をしたように見えた。美和の思い違いかもしれない。陸井は段ボールの発掘に戻り、アルバムを探し出して、そこから一枚の写真を取り出してきた。
「これがその同期の連中の入社んときの写真たい」

 若く理想に燃えた男たちが八人、並んで写っている。少し黄ばんだ白黒写真のどの顔も緊張気味に見えたが、その中でも澤田顕一郎はやはり目を引いた。
 もう何十年もたっているのに、今美和が見ても男ぶりがいい。しっかり七三に分けられた短い髪も、切れ長でやや大きな目も、くっきりと顔にインパクトを与えている眉も、引き結ばれた意志の強そううな唇も、どのパーツを取っても明確な印象を植え付ける。

 その横に美和は、ずっと昔、子どもの頃に澤田顕一郎と握手をした時、澤田の後ろに立っていた地味な顔の男を認めた。
「こん人ばい。村野さん。澤田さんの横に立っとうと目立たんばい。ばってん、大金持ちやったい、九州日報の大株主で、澤田さんの後援会の会長で、そのまま秘書になったてぇ人たい。優しいものの言い方する人やったばってん、なんとなし何考えとうのか分からんとこがあったばい。ばってん、金の力はすごかね、女もいつの間にやら澤田さんから村野さんに乗り換えとったばい」

 この写真を少し借りれないかと聞くと、陸井は気前よく了承してくれた。怪しまれないように、卒論用として他にも幾つかの資料を借りて、できるだけ早く送り返すと約束したが、陸井は別に用がないからいつでも構わないと言った。
 陸井と別れてから、美和は博多駅に戻り、時刻表とにらめっこをしてみたが、どう知恵を絞っても今日中に澤田顕一郎と村野耕治の出身地である国東半島の村に辿り着くのは無理そうだった。何しろ、博多駅から列車を乗り継ぎ、ついでにバスを二本ばかり乗り継がなければ辿り着けない場所だという事が判明したわけで、その段階で美和は諦め、今日のところは駅前のシティホテルに泊まることにした。

 最近ようやく、ビジネスホテルの狭いベッドとユニットバスに慣れてきたところだった。
 美和の実家は博物館にでもしたくなるような古い日本家屋だったので、建物が古いことには何の抵抗もないのだが、狭い場所が苦手だった。
 だが、真と一緒に仕事に出ると、いつも大概はビジネスホテルに泊まることになり、もちろん部屋は別々なのだが、窓を開けても隣の建物の壁しか見えないということに、始めのころはもの凄い圧迫感で参ってしまっていた。
 北海道育ちの真も同じはずだと思って、窮屈に感じないのかと聞いたら、馬小屋の中と思えば気にならないと言われたので、変に納得した。結局、美和の方もいつの間にか慣れてしまったのだが、今日は何となく狭苦しいところに入りたくなくて、贅沢にツインの部屋を頼み、そのまま部屋にこもった。

 いつもの美和なら、一人でも駅前の居酒屋に入って、若い女の子が一人でカウンターで堂々と飲んで食べるという姿を好奇の目で見る他の客たちを背に、いつの間にかカウンターの中のマスターと楽しく会話を交わしているはずだった。
 真に、危なっかしいからそういうことはやめた方がいいと説教されたこともある。まったくあの人は本当に煩い兄貴だと思うが、酔っぱらった自分については確かに多少自信のないこともあって、一人の時は酒の量だけは減らすことにしていた。

 それでも今日は飲む気にもなれず、鞄を隣のベッドに放り投げ、ベッドカバーを外さないままのベッドにぱたんと倒れ込んだ。後で、ルームサービスくらいは頼もうと思ったが、今は電話も億劫だった。
 あれから真は糸魚川に行って、香野深雪の生まれた場所に立ったのだろうか。
 嫉妬しているつもりではなかったが、何だか落ち着かなかった。大和竹流が相手では、分が悪いことは分かっている。だから諦めたつもりでいる。

 しかし、真が深雪の故郷だから一人で行きたいと言ったとき、失恋を認めたはずの心がかき回されたような気がした。真はやはり、どこかで香野深雪を大事に思っているのだ。
 それが悔しいと思うのは、まだ真のことを諦め切れないからなのか、それともただ、恋愛ではないと断言しておきながら、真のはっきりしない態度が許せないからなのか。
 やっぱり何だか悔しい。
 美和はうつ伏せになり、そのまま目を閉じた。

 目が覚めたのは明け方で、結局、ベッドカバーも取らないベッドの上で意識を失って一晩が過ぎてしまった。今更だが、取り敢えず服を脱いで、チェストに入っていた浴衣をひっかけて、一度もベッドに入らないのはもったいないという理屈で、シーツの中に潜り込んだ。二度寝を試みたが、結局はよく眠れなかった。

 六時にはシャワーを浴び、駅に向かった。
 それでも、大きな町を出て、脇から倒れ込むような木や草の枝に車体が当たりながら進まなければならない田舎道に入り込み、目的の村に着いた時には、昼はとっくに回っていた。
 集落と言っても、バス停から見回す限りでは家が並んでいるというわけではない。バス停のある場所は少し開けていて、道路脇に朽ちかけた舞台がある。奥に社が見えているのだが、どうやら廃寺のようで人の気配はなかった。

 どの方向に歩くのかは賭けのようなもので、いささか冒険かもしれない。バス停の雨よけになっている木枠の屋根付きベンチに鞄を置いて、ため息をつく。
 タクシーで来るなどして帰りの手段を確保しておかなかったことを美和が後悔し始めた時、目の前を自転車に乗った、中年というには申し訳ないくらいの年齢の女性が通り過ぎた。目が合ったものの、話しかける瞬間を摑み損ねてしまい、さてどうしようかと思ったとき、自転車の女性が戻ってきた。

 旅行者が来るところではないのに、いかにも異邦人、という顔つきで立っている若い娘が気になったようだった。
「誰かを訪ねていらしたの?」
 綺麗な標準語だった。
 美和は救われたような気持になり、卒論の研究で、という嘘をここでも繰り返した。気が向いて澤田顕一郎の生家のある村を訪ねてみようと思ったんですけど、というと女性はいかにも楽しそうに笑った。
「こんな何にもないところに放り出されるとは思ってもみなかったでしょう」

 女性は村役場の職員で、敷島清美と名乗った。一人暮らしの老人の様子を見に行った帰りだという。
「そう、澤田先生のファンなのね」
 うふふ、と含むように笑った女性は、化粧をしていなかったが、少し飾れば都会にいても十分通用する顔立ちに見えた。
「実は私、澤田先生の選挙事務所を何年もお手伝いしてたの。あなたと同じ、澤田先生のファンで」

 女というのは総じておしゃべりが好きなものだが、共通の興味や疑似恋愛対象があると会話の温度は断然高くなる。美和が、私は小さいころ澤田顕一郎と握手したことがあって、それ以来のファンなのだと言うと、敷島清美は自転車を降りて、美和と連れ立つように村役場へ歩き始めた。
 お茶くらい出すわ、という言葉に、美和は素直について行った。

 敷島清美は、東京生まれの東京育ちだというが、高校生の時に母親が離婚して出身地のこの村に戻ったので、一緒にここについて来たのだという。だが、田舎を嫌って東京の大学に進学し、それなりに苦学生でもあったらしく、アルバイトを幾つか掛け持ちしている中に、母親と同郷の澤田顕一郎の事務所での選挙活動手伝いがあったようだ。もちろん、大分に戻ってのアルバイトだったわけだが、その事情の中には母親の病気もあったという。
 東京でも澤田の事務所の手伝いをしていた時期もあったが、結局は母親の介護のためにこの村に戻り、その後村役場の職員として勤めていた時に同僚と結婚したという。もともと政治を学ぶつもりで東京の大学に進学した時には、女性とはいえ、それなりの野心もあったのだと語った。

「理想が追い続けれらなかったことに対するちょっとした悔しさみたいなものはあるけど、何より、今はもう若い時ほど体力がないのね。こんなものかな、こんな人生も悪くないな、という気持ちかしら」
 あなたはジャーナリズムの世界を目ざしてるのね、と聞かれて、美和は一応頷いた。
「仕事を続けるって、女には難しいことですか」
「うん、どうかしらね。女って興味が多いし、もしも家庭や出産・育児というものが絡んできたら時間的制約も受けるし、大変ではあるけど、続け方の問題じゃないのかしら。もちろん、金を稼ぐっていう切羽詰まった事情のある女性もいるでしょうけど、金銭的目的については男性ほど切羽詰まった人は多くない気はする。切り替えは上手だし、なにより社会的地位を強く求める人も少ないし、忍耐というのか継続力はあるし。続けていけば何とかなるって思うわよ」

 私の場合はそういう問題じゃないな、とふと美和は気が付いた。
 仕事における女性の権利とか義務とかいう問題以前の問題があるんです、実は恋人がヤクザの跡継ぎで、などとはさすがに言えないが、一般論としては先人の話は聞いておく意味がある。
 それに、敷島清美は、美和の人生相談相手という立場が、いささか気に入ったようだった。

 敷島清美の東京での住まいが、美和の女子大の近くだったこともあり、話をしながら村役場まで歩いている間に打ち解けてきた。酒好きだというところまで一緒だというので盛り上がってくると、いつの間にか敷島家に泊まる話になっていた。
 清美の方も、この村のでの淡々とした暮らしの中に飛び込んできた異邦人を、多少の嘘の入った話をどこまで信用していたのかは分からないが、歓迎していたことだけは間違いがなかった。

 敷島家は夫婦と中学生になる娘、来年小学生になるという息子、清美の夫の母親が一緒に住んでいた。清美は美和について、大学の後輩で澤田代議士の事務所の後輩でもあり、フィールドワークに来ていたが今日帰る足が無くなってしまったので泊めてあげたい、と皆に説明した。誰一人、異を唱える者はいなかった。
 皆が寝床に入ってからも、清美と美和は酒を飲みながら居間で話し込んでいた。地酒のお蔭もあったのかもしれないが、意外にも話すことは沢山あった。年は二十以上も違うのにね、と二人は笑い合った。





酒があれば誰とでも打ち解ける美和ちゃん。
澤田と村野の関係を聞きだし、そして二人と三角関係にあった女の話を聞きだします。

ところで、いまでこそ「おひとり様」の女性は珍しくありませんが、この時代はまだまだ物珍しかったでしょう。
この元気印の美和ちゃん、発展的というよりは、何で女一人で飲んでちゃだめなの?という単純な気持ち。
本当に、いつもいつも思う。真はどうしてこの子と結婚しなかったんだろう??
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Category: ☂海に落ちる雨 第3節

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コメント


行動力すごい。

美和ちゃん、やっぱり行動力ありますね。
すごく憧れるなあ、こんなふうに、どんどん一人で行っちゃう性格。
私は集団行動を邪魔くさがるくせに、一人だと寂しくて、ふらっと旅行なんて行けそうにないです。(まだ、そこまで行きたい場所がないからかも・・・。美和ちゃんのように、誰かの為なら、行けるのかもしれない)

ここで新しい女性も出てきましたね。敷島さん。
チョイ役なのかもしれませんが、ちゃんとディテールを描いてしまうところ、やっぱりすごいです。
メインキャラ以外もちゃんと存在感を持たせることで、物語に深みが出る。長編になるのは、それだけの理由があるんですよね。私の好きな作家さんの本は、そういえばみんな、そうだなあ・・・。
美和ちゃんが、何を掴むのかも、楽しみにしています。

・・・うん、ほんと、なんで美和ちゃんと結婚しなかったんですか。美和ちゃんと結婚してたら、もしかしたら、真、長生きしてたでしょうか・・・。

lime #GCA3nAmE | URL | 2013/12/11 19:43 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

limeさん、この埋もれた【海に落ちる雨】の更新を見つけてくださってありがとうございます(^^)
美和ちゃんは元気印がポイントのキャラですから(少なくともここでは)、この子がいて、この話は無事に進んだようなものです。
私ももう長くツアーたるものに行っていませんが、思い出してみると、集団行動がしんどいのは興味の対象が普通とずれていたからかもしれません。でも、私も昔は一人で危険なところにも行っていたけれど、もう年も歳で無理っぽい^^;
美和ちゃんに代わりに行ってもらうことにしましょう!
敷島さんは、はい、おっしゃられる通り、まさにチョイ役です。
それなのに、詳しい設定要りませんよね……私ったら、どうでもいいこと書きすぎなんですね、きっと。
いや、きっとこれは書いておかないと作者が気持ち悪い、それだけの理由なんでしょうね。
ここでのポイントは実は……
博多弁を書くことに疲れたのです。でも美和ちゃんと会話をして、澤田と村野のことを教えてくれる人が必要→標準語の会話に戻したい→この女性が標準語を話す理由を書かないと違和感が……というそれだけのことだったりするのでした^^;
はい、ここでは、澤田と村野関係が分かればいいという話です。そしてこれから色んな人たちが、彼らと緩いつながりがあることが分かってきます。その辺りをゆっくりお楽しみください。
まるで、ちょっと横溝正史^^;

> ・・・うん、ほんと、なんで美和ちゃんと結婚しなかったんですか。美和ちゃんと結婚してたら、もしかしたら、真、長生きしてたでしょうか・・・。
長生きしたかどうかは……だけど……・
これいつも思い出すのが、limeさんも私も好きな、柴田よしきさんの例のシリーズ。
理子は中年の刑事(名前忘れちゃった)と付き合っていたじゃないですか(不倫でしたよね)。で、あとがきに「どうして理子は麻生とくっつかなかったんだろう」って書いてあって……
そりゃだめよ、麻生は練さまのものですもん、と即刻思ったのはおいといて。
そう、こういう組み合わせなら結構上手く行ったんじゃないの、と思うカップルにならないから、物語が生まれるんですね、きっと。
いや、でも、作者もいつもそう思うのです。どうしてなんだろう? 上手くいかないなぁと。
いつもありがとうございます(*^_^*)

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2013/12/12 00:05 [edit]

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