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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【図書館の手紙】(1)清明の候、君を想う 

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【8月の転校生】に続く第2弾、中学生の富山享志が語る学園の七不思議シリーズ(掌編)です。
いつの間にシリーズになったのか……本当に七つ続くのか……全て行き当たりばったりです。
今回はよくある、本の間に手紙を挟んで恋文をやり取りするという、今じゃあり得ないロマンティックな恋物語の不思議を紐解きます。

実は、季節はただ今『清明』なのです。
いえ、実は今年の二十四節気の『清明』は4月5日。
桜の記事に舞い上がっていて、記事を出す日を間違えちゃいました。
しかも、毎年3月に京都の山奥にある志明院に行くのですが、今年はちょっと遅れそうです。
せっかくなので、境内に数多植えられた石楠花の季節に訪れてみようと画策中。

そう、毎年1度、【清明の雪】を宣伝する日になりました(*^_^*)
志明院はその【清明の雪】にも登場する京都の最果てのお寺。
折しも、春なのに寒波の来る今日。
京都に降る春の雪を背景に、古寺に伝わる消える龍の謎、鈴を鳴らす不動明王の謎に触れてみませんか?
→→【清明の雪】を始めから読む

……それはさておき、こちらでは天然ボケの級長・亨志が活躍する(かな?)掌編をお送りいたします。
全3回、2週間以内に終了の予定。ぜひ、お楽しみください。
ちなみに、完全に独立したストーリーなので、初めてさんでも大丈夫です。よろしくお願いします。
(前回同様、中身は大したことがありません^^;)

≪登場人物≫
富山享志:私立幹学院に通う中学生。責任感は強いが、面倒なことを押し付けられやすい級長。
相川真:中学2年生で幹学院に編入した帰国子女。一人でいるのが平気な元苛められっ子。
杉下萌衣:クラスの図書委員の女の子。急性虫垂炎で入院して、図書館の謎を亨志に託す。




どうしてそういう面倒なことを引き受けるんだ。
彼の目は明らかにそう言っていた。
僕だって別にそうしたいわけじゃないんだ。ただ、何かの仕事が降って湧いて、誰も手を挙げない時は、ついつい名乗り出てしまう。級長としては、ここで名乗りを挙げなかったら、卑怯だと思われそうだし。
そう、彼に出会うまでは、僕は明らかに体面を気にしていたと思う。高校生になってからは、上手くクラスの連中を「使う」ことを覚えたけれど、中学生の僕は、きっと皆にいい格好を見せたかったのだと思う。

ただし、その突然の面倒な仕事は一人では無理だろうと言われた時、級長の権限を発動したことは誰も知らない。
そう、彼に、協力を依頼したのだ。依頼というよりも、命令に近かったかもしれない。
彼はいつものように、表情一つ変えなかった。承諾したのかしていないのかも分からない顔だったけれど、少なくとも拒否はしていないことは確かだった。
だって、これでもう貴重な春休みの三日間、仕事自体は春休み前から始動していたので正確にはすでに一週間、彼は毎日午後から僕に付き合ってくれているのだから。

四月からは中学三年生になるという春休み。
夏にアメリカから帰国した彼、相川真は、その外見もあるけれど、人付き合いを全くしようとしない態度と性格も災いして、一緒につるむ友人はひとりも持たなかった。クラブにも在籍していなかったし、そもそも編入して半年たった今でも、「相川って日本語喋れないんだっけ?」という奴がいるくらい、多くの級友にとって彼が会話をしている姿は、ネッシーくらいに霧のベールに包まれたままだった。
だから、この春休みに友だちと遊ぶ予定は入っているわけがない。
「春休み、予定ある?」
「ないけど」
これで決まりだった。

僕らが通うこの学院は、中高一貫教育の私立校で、欧米の学校をモデルにしたクリスチャンスクールだ。
広い敷地内には、いわゆるパブリックスペースのようなものが数多点在している。
毎朝の礼拝のための講堂、その脇のチャペル、中央に小さな噴水を配し歴史感漂う洋館に囲まれた芝生の中庭、カフェテリアのような広い談話スペース、中身も充実した購買部、茶室と畳敷きの広間がある書院造の建物。
そして院内でも最も古い建物のひとつである図書館。

この図書館は通常、夕方六時まで開いている。司書が数人常在していて、教員は夜の八時まで使用可能だ。生徒でも、試験勉強や研究などで遅くまで使用したい場合は、保護者と学年主任の許可があれば使うことができる。
休みの日は、院外の人間も許可証があれば使用可能だ。創設者が無類の本コレクターで、貴重な古書が数多く収蔵されていて、研究のために許可申請をする大学の学者もいるという。

この出入りの多い休み期間の図書の整理には、クラスの図書委員とボランティアが駆り出される。この春休みは、新中学三年生と新高校一年生がその係だった。
面倒くさい仕事ではあるけれど、たまには貸出や閲覧が禁止されている貴重な本に触れることもできるので、好んで図書委員になる生徒もいる、というわけだった。
僕のクラスの図書係は、杉下という眼鏡の似合う小柄な女の子で、黙々と面倒な仕事をこなしてくれる、まさに縁の下の力持ちだった。

ところが、この春休みを前にして、杉下が突然虫垂炎で入院した。我慢強い彼女は、長期休み中の図書係の仕事を他人に押し付けられないと思って、腹膜炎一歩手前まで痛みに耐えていたようだった。
誰が代わりに休み中の図書整理係を引き受けるか、突然、クラスに大問題が降って湧いた。当たり前のことだが、休み中の予定は皆もう決まっていて、動かせないと主張する。
結局、終業式を数日後に控えたホームルームは、しばらく沈黙に支配された。
僕はこういう沈黙が苦手だった。だから、例のごとく言ってしまったのだ。
「じゃ、僕がやるよ」
実のところ、杉下から託された『秘密』があったのだ。
だから、どちらにしても毎日図書館には寄らなければならなかった。

相川はほとんど何も言わない。黙々と、書棚を整理し、返却された本を元の書棚に返すという単純業務を繰り返している。
僕らは午前中の補習を受けている。希望者だけ、英語と数学と国語の補習があるのだ。
相川は朝一番の英語の授業には来ない。帰国子女でもあり英語の家庭教師がついている彼には、まるで必要がないからだ。本当は数学だって必要ないんじゃないかと思うけれど、それは何故かじっと授業を聞いている。満点以外のテストを返されたことはないらしいのに。逆に国語は劣等生で、古典の教科書などはいっぱい書き込みがされている。ある時覗きこんでみたら、授業のノートではなく物理の何某かの計算式だった。つまり授業を聞いていないのだ。
僕は午後からバスケットボール部の練習に出る。午後一番から図書室の仕事を引き受けてくれている彼に合流するために、早めに練習を切り上げて図書室に向かう道のりでは、何となくデートに向かう少年の様に浮き立った気持ちになる。

相川はどちらかというと小柄なほうだ。僕らの多くがそうであるように、まだもう少しこれから伸びるのかもしれないし、あるいはかなり華奢な体つきなので、そう見えるだけなのかもしれない。
彼が何も言わないので本当のことは分からないけれど、異国の血が混じっていると思われる明るい髪の色に、左右の目の色が違う、いわゆるオッドアイの持ち主だ。
肌の色は白い方だけれど、決してひ弱な美少年には見えない。
それはその碧の目の印象のせいだった。
獲物を狙っている山猫。
図書館で図鑑を見るたびに相川を思い出して、僕は何となく息をついて夢想する。

なんて言うと、まるで僕が彼に恋をしているみたいだけれど、決して僕はそういう趣味があるわけじゃない。逆に、女の子に興味がないわけでもないけれど、今はクラブの男子とつるんでいる方が楽しい。背負ったことをいうわけじゃないけれど、級長としても、広くクラスの皆を気に掛ける立場にある。個人的に誰かと付き合ったり友人関係を結ぶということもあまり考えていなかった。
でも、何て言うのか、男女関係なく、憧れとか尊敬とか、そういう感情が恋愛とは別の次元で成立している年ごろなのだ。疑似恋愛のようなものかもしれないが、そこにはその先の気持ちなんてまるきりない。

僕が図書館に辿り着いて相川をさがすと、本棚の間をゆっくりと確認するように歩く彼を見つける。この仕事を効率よく果たすために、図書館のどの位置、本棚のどの位置にどのような本があるのか、その法則を確認しているのだという。
手元に仕事がない時は、物理学や天文学の本がある場所にいて、じっと背表紙を見つめている。
書棚の間から差し込む光に、彼の姿は影になってしまうのに、髪だけが淡く溶けてキラキラと光を返す。

僕が交替に現れたと知ると、相川は待っていたというようにその本棚から一冊を取り上げ、夕方まで図書室の片隅で一心に読んでいる。物理学の本だ。
「科学者になるの?」
いつも返事なんてしない相川が、その問いには答えた。
「多分」
と言っても、はっきりとした声じゃない。何となく頷いただけのような感じだった。
相川は閉館まで本を読んでいるので、結局、僕たちはいつも一緒に図書館を出ることになった。
彼が僕を待ってくれていたとは思わない。それでも、書棚に本を戻しながら、横目で図書館の隅に彼の姿を確認すると、何だかほっとした。

朝の冷えた空気が温められた後も、中庭に面した陰に残された清明の空気は一日中清浄なままだった。午後になって初めて光が届く場所は、何時間か後には傾いた赤い太陽に染められる。
窓の外の桜の木が、時々風に花びらを零していた。
相川の横顔にも夕陽が落ちている。一心不乱に本の世界に入り込んでいた彼が、何かに気が付いたようにふと顔を上げて窓の外を見ている。
もっとみんなと話したらいいのに。
僕はその横顔を見ながらいつもそう思っていた。

こうして時々彼の姿を視界の端に確認しながら、僕は図書館の業務を遂行する。
併せて、杉下から頼まれていた『秘密』を確認した。
その本は詩集のコーナーにあった。貴重な初版本も並んでいるが、字も本も古めかしく、研究者でなければ手に取ってみようとは思わないような古い詩集が並んでいる。
僕は、土井晩翠の『天地有情』を手に取った。明治三十二年に刊行された、晩翠の第一詩集だ。

え。
僕は思わず声を出してしまった。
昨日まではこの本に『秘密』は挟まれていなかった。

学院には『図書館の手紙』という不思議がある。
昔、家同士が結婚を認めなかった悲恋の恋人同士がこの学院に通っていた。詩が好きだった二人は、図書館にある詩集の本を利用して手紙のやり取りをしていたが、やがて学徒出陣で男子生徒が戦地に赴き、二人の恋は散ってしまったという。
結ばれなかった二人の想いが今も残っていて、その二人が交わしていた手紙が、時々、図書館の本に挟まれているのが見つかると伝えられていた。
だが、これまでは誰もその手紙を見た学生はいなかった。

本当のところ、僕は杉下に担がれているのかもしれないと思っていた。エイプリルフールの手の込んだ悪戯で、四月一日には「嘘だよ。この手紙は私が書いたの」とでも言われるかもしれないと思っていたのだ。
でも、杉下は今、入院中だ。昨日はここになかった手紙を、挟みにこれるわけじゃない。
僕は誰かに見られているような気がして、慌ててポケットに手紙を突っ込んだ。

帰り道、僕は知らずに雄弁になっていた。
「英語の草加先生、入院が長引きそうだから、四月から代行の先生が来るんだって」
「……」
「あの先生のブリティッシュな英語、好きなんだけど、若い先生ならアメリカ英語だよなぁ」
「……」
「そう言えば、草加先生ってさ、英語の先生なのに、何とかっていう詩の同人誌に投稿していて、結構有名なんだって、知ってた?」
「……」
「そういや、杉下の見舞いに行こうと思ったら、もう明後日退院なんだって」
「……」
「一週間くらいは自宅療養が必要だとしても、始業式に間に合うな。良かったよ」
「……」
「四月からクラブとか、入ってみない?」
「……」
「何だったら、バスケ、一緒にしないか?」
「……」
「あ、確か、剣道やってたんじゃなかったっけ? 剣道部、入らないの?」
「……」

会話になっていないかもしれないけれど、僕は結構これでも満足している。相川が少なくとも、僕と並んで歩くことを拒否していないからだ。
僕は何も話さない相川の反応を引き出したくて、あれこれと頭の中、鞄の中、ポケットの中にあるものを思い浮かべる。
相川の興味を引くものが何なのか、とにかく思いつくものを順番に口にしていきながら。

「あ、そう言えば」
ポケットの中のことを考えているうちに思いついた。
相川もこれに巻き込んでしまおう。
僕は立ち止まり、制服のポケットに突っこんだままの手紙を取り出した。
何も話さないままの彼が、同じように立ち止まり、僕の手を見る。

折り畳まれた一筆箋。少し黄ばんでいるものの、丁寧に端を合わせて折ってある。それなのに、くしゃりと握りしめたような跡が残っていた。
「持ってきちゃった」
彼はまだ不思議そうにその一筆箋を見つめている。
「手紙?」
彼の声を聞くのは久しぶりのような気がする。
僕は一筆箋を開いた。そこには、青い万年筆で丁寧な文字が書かれていた。

≪先日の東海沖での地震、新聞ではほとんど報道もされておりませんでしたが、諏訪市におります叔母からは疎開を受け入れられない旨の連絡が参りました。そのため、少なくともこの冬は東京に残ることになります。再びの空襲は恐ろしくもありますが、あなた様のお手紙を受け取れるかもしれないと思うと、心が慰められます。≫

女性から男性への手紙のようだが、宛名も署名もなかった。日付だけは昭和十九年十二月と読める。
「君は、その、僕がまた偽善者ぶってこの面倒な仕事を引き受けたと思ってるだろ。実はさ、杉下には心配していることがあったんだ。で、本当はどうしても彼女自身がこの手紙の謎を解きたいと思っていたはずなんだ。でも入院してしまって」
僕はじっと手紙を見つめ、彼、相川に提案した。
「明日、杉下のところに行ってみようよ。彼女にこれを見せなきゃ」
「謎って?」

実は僕は期待していなかったのだ。でも、彼が意外にも興味を引かれた様子なのに驚いた。
「手紙だよ」
僕はまず、学院に伝わる『図書館の手紙』という七不思議のひとつを説明した。
もっとも、学院に本当に七不思議が揃っているのか、よく知らない。
「杉下によると、彼女は今、四通の『図書館の手紙』を持っているんだ。だからこれは五通目になる。宛名も署名もない手紙。思い合った男女が心を通わせるために本に手紙を挟んでやり取りするとか、それを現代の人間が発見して謎解きをするなんて、ありがちな話だろ。でも、自分が遭遇することはなかなかないと思わないか?」
相川がちょっと笑ったような気がした。いや、それは既に暗くなった駅までの道に灯る、オレンジの街灯が見せた幻の笑顔だったかもしれないけれど。

幸い明日は僕たちの図書館出張は休みだった。僕たちは杉下の入院する病院に行くことを決めた。
学校外で相川と会うのは初めてだ。何だかデートみたいで嬉しくなっている自分自身に、僕はちょっと呆れた。
変な趣味はないんだ。でも、好きな友だちと出かけるのって、楽しい。
あ、好きって言うとやっぱり誤解されるかもしれない。ただ、あまりにも彼の方から何も言ってこないから、気になって仕方がないんだ。
まるで他人には興味がないみたいに思える彼が、この手紙には珍しく興味を示しているような気がした。

一緒に謎解きをする。
これって、友情の芽生える素晴らしいきっかけになると思わない?





今、気が付いた。実は亨志の一人称になっていた……(前回は一応、三人称)
次回もお楽しみに!
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満開近い枝垂れもお楽しみに(*^_^*)
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Category: (2)図書館の手紙(完結)

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コメント


こんばんは。

学院の図書館という舞台がいいですね。
そして不思議な手紙ですね。
でも昭和44年ですか?
東海沖の地震?
疎開?
空襲?
よく分かりませんが、どんな謎が隠れているんだろう。
わからないと言えば富山享志と相川真の関係ですね。
只の友人を超えているようではありますが、あっちの方は享志が頑なに否定するし、まだまだ不安定な年代なんですかね。
でも相川真もそうとう不思議な妖しい感じの人物ですから、色々とイレギュラーな事はありそうです。
杉下萌衣とのトリオでとのようなお話しが展開するのか、読ませていただこうかな……と思ってます。
この作品単独で読んでも大丈夫なのかな。

山西 サキ #0t8Ai07g | URL | 2014/04/06 21:37 [edit]


清明の雪の時期だったのですね

確かに、そうでしたね。

ところで、S44年に空襲はないよなあ……。もう生まれていた私はもちろん、真にも亨志にも即わかるから引っかけの謎でもなさそう……。

誰がはさんだのか、という問題もあるけれど、ミステリー系なのかオカルト系なのか……。何枚か揃うとヤバい事になるなんて 話だと怖いですよね。ま、少なくとも男性は二人ともずっと後まで生きている事は確かだから、そっちの心配はいらないのかな。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2014/04/07 01:39 [edit]


サキさん、ありがとうございます~~~!!^^;^^;(^^)

す、すみません。こちらはまるきり「謎」というほどの謎は隠れていなくて……^^;
妙に期待させてしまっていたらすみません^^;^^;
単に【清明の雪】の宣伝を、毎年1回やろうという企画だったのですが、なぜかおまけ小説がついてきました。
正確には、1年に1度、3月には必ず訪ねる京都のお寺があって(【清明の雪】に登場する)、毎年そのお寺の訪問記を書く、という企画だったのです。清明の頃の京都が一番好きで……

わざわざ断っていませんが、この物語の「現代」自体が1960年代なのです。
だから携帯もありませんし、メールもできません。若者たちはちょっと背伸びもしていました。
私自身よりもさらにお兄さんお姉さんの時代ですが、その時代の人たちは私たちの教師的存在でもありました。
そして、本に挟まっていた手紙の時代は1944年~1945年。
と、ここまで書いていて気が付きました!!!!
そうなんです、サキさんの「?」、まさに「?」にさせちゃってすみません!!
実はぼ~っとしていて、間違えてました。最近、下2桁で年代をいうことが多くて、頭は完全に西暦でした。頭の中ではしっかり昭和19年だったのですが。
すみません!!!!
こっそり直しておりますが、スルーしてやってください(わわわ、この時点ですでにこっそりではない^^;^^;)。
ということで、つまり、あの、気楽に~読んでください。本当に大した話じゃないのです(^_^;)
登場人物は、まるきり知らなくても問題がないように書いていますので、はい、このお話単独でも何の問題もありません!

要するに、ミソは「学校七不思議物語」なんです。
ホラーになりそこなったホラ話=【8月の転校生】に始まり、次の謎が【図書館】
学校にあるちょっと気になる場所を巡る、学校ツアー的要素も入っています。
それぞれ独立した短いお話なので、ほんとに、サキさんにご満足いただけるような代物ではありませんが、よろしければ続きも読んでやってくださいませ。
(でも、しょうもないです^^; すみません^_^;)

> わからないと言えば富山享志と相川真の関係ですね。
> 只の友人を超えているようではありますが、あっちの方は享志が頑なに否定するし、まだまだ不安定な年代なんですかね。
> でも相川真もそうとう不思議な妖しい感じの人物ですから、色々とイレギュラーな事はありそうです。
はい、でもこの関係性は特に問題なく、ただの友人です。
というよりも、享志の「押し掛け親友」という関係性なのです。天然ボケの人のいい級長は、できの悪い転校生の面倒をみる羽目になって、いつの間にか「相川真の親友」を自称するようになる、という。
年代も年代で、私などが演劇部に憧れの先輩(女子校だったので同性)がいたり、下級生からファンレター貰ったり、同級生にもスターっぽい憧れの人がいたりしたのと、感覚的には同じなのです。
なので、あまり怪しい要素を心配せずに読んでやってくださいませ^^;
イレギュラーな事件は起こらないと思います(【海に落ちる雨】はイレギュラーだらけですが)。
亨志がうだうだ言っているのは、単なる若者の自己分析ですね。
そして真は、享志から見ると「妖しい」のですが、実は「しゃべるのが面倒くさい」=「日本語は北海道弁しかしゃべれないので、あまり話したくない」というだけのヘタレに過ぎないのです。
(書いてしまうと、身も蓋もない……^^;)

> 杉下萌衣とのトリオでとのようなお話しが展開するのか、読ませていただこうかな……と思ってます。
ありがとうございます(*^_^*)
彼女は別にレギュラーでも何でもないのですが、丁度書いている時にテレビで『相棒』がかかっていたので、杉下という名字になっちゃいました。小柄でお茶目な名探偵、かもしれません。
あ、名探偵は真なんですけれど。(マコトは迷探偵^_^;)
コメントありがとうございました(*^_^*)

彩洋→サキさん #nLQskDKw | URL | 2014/04/07 01:41 [edit]


夕さん、ありがとうございます~~~!!!^^;^^;

しまった! 夕さん、見逃してください。1944年の間違いでした。
何でだろ、頭の中ではしっかり昭和19年だったのですが、書く時にボヤ~んとしておりました。
危ない、危ない。
最近、平成になってからもこの間違いをよくやるんですよね。
西暦で下二けたをいうことが多くなっていて、わけ分からんことに……
こっそり直しておきます(って、もうこの時点でこっそりじゃないけど^^;)

そもそも、真が1952年生まれですから、昭和44年といえば(1969年)、まだこの舞台となる年よりも未来^^;
今この人ら、14歳のはずですから……きゃ~~~~~~~!!!
寝不足がたたっていますね。誤字脱字、文章はチェックしたのに^^;(^^)^^;

> 誰がはさんだのか、という問題もあるけれど、ミステリー系なのかオカルト系なのか……。何枚か揃うとヤバい事になるなんて 話だと怖いですよね。ま、少なくとも男性は二人ともずっと後まで生きている事は確かだから、そっちの心配はいらないのかな。
いえ、これは何のオチもない、ただのエピソードなのです。
しかも何の謎もない……【清明の雪】の宣伝のおまけに過ぎない。
ちょっと学園ものを書きたいだけの自己満足でした^^;
本当は【死と乙女】をアップする予定だったのに^^;^^;^^;

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2014/04/07 01:50 [edit]


清明の頃♪

彩洋さん、こんにちは~♪


記事を読んで「清明の頃」の京都を思い出しました。
本当にこの時期の京都は花々に彩られ、匂い立つほどに美しいのですよね。
遠い九州にいると、なかなか思い立って京都まで出かけていけないのが残念です。大宰府に流された菅原道真公の気持ちがわかるような気がしますよ(笑)

名残が欲しくて、「清明の雪」をもう一度パラパラ……。
ああ、やっぱり、彩洋さんが描かれる京都ははんなりとして美しいですね。真と竹流も、なんとなく若くて(笑)初々しい♪
またゆっくり訪れて、読み返させていただきたいと感じました。

というところで、今回は久しぶりの学園小説。実にテンポよく、楽しく読ませていただきましたヽ(*´∀`)ノ
学園の謎、と銘打つだけでなんだかワクワクしちゃいませんか?
それがとくに、学園より謎めいた(笑)真と、オトボケなくせ自分から難題を呼び寄せてしまっているような亨志のカップルもといコンビが通う学園でしたら尚更です。

しかも、図書館で見つかった戦時中のラブレター、なんてときめく題材が揃ったら、私の胸までときめかずにはいられませんよ!!

次回の更新をまた楽しみに待たせていただきますね♪
いつも素敵なお話を読ませて下さり本当にありがとうございます(*^_^*)

三宅千鶴 #- | URL | 2014/04/07 10:28 [edit]


あ、一人称

なんだか新鮮ですね、大海さんの一人称。
でも、この物語には合ってますよね。テンポがいいし、享志くんの性格がよく分かって。
このシリーズ、いいですね。学園ミステリー^^
そこに中坊の真がいるっていうのが、新鮮です。
本当に彼・・・しゃべらなかったんですね。
なんか、リクを見てるようで(笑)やっぱりちょっとシンパシー^^
こういう軽いタッチで学園ものを書いてみたかったんですが、未だ実現せず。
私の場合、ポップに書こうとしても、絶対死者が出そうで。
このあと中坊探偵、どんな仕事を見せるのか、楽しみにしていますね^^
7つ、コンプリート希望です!

lime #GCA3nAmE | URL | 2014/04/07 22:41 [edit]


千鶴さん、ありがとうございます(^^)

清明の頃の京都、私も一番好きな季節でした。
京都に住んでいる時、冬が終わりかけ、少し空気に光が感じられるようになって、でもまだ寒い、そういう時に哲学の道を歩いて桜の木に触れると、まだ全然咲く気配もないのに、何だかもう花の準備をしているような命の気配を感じて……
何せ、寒いですからね~((+_+)) 京都の冬。
(しかも夏の暑さは、半端ないし)
あ、千鶴さんは九州の方なんですね!
って、そこに食い付くことでもないのですが、私、心の故郷が京都以外にあと4県ありまして。
(って、そんなにあるんかい)
真の故郷・北海道、津軽三味線の故郷・青森、そして高千穂のある宮崎、くまもんのいる熊本。
くまもんは冗談ですが、熊本は将来住んでもいいなぁと思っているくらい、ちょっと嵌っています。
九州率高い!んです(^^)

そんなことはともかくとして……いつも優しいコメントをありがとうございます。
自分の書いたものの中では、あれこれありますが、『清明の雪』は思い入れが強くて。
中身はあまり洗練されているわけでもないのですけれど、好きなものをてんこ盛りにした、自分の好きなワールド、だからかもしれません。>
> 名残が欲しくて、「清明の雪」をもう一度パラパラ……。
> ああ、やっぱり、彩洋さんが描かれる京都ははんなりとして美しいですね。真と竹流も、なんとなく若くて(笑)初々しい♪
ありがとうございます! パラパラでも、一気にスクロ~~~~~ル!でも、見返していただけるのは、とても嬉しいです。
真と竹流、本当に初々しい^^;
いや、別にカップルではないのですけれど……^^;

今回はただの遊びです。
本当に、謎なんて何もないのに、大きく打って出てしまったと反省。
中身は超しょうもないんですよ。でも3回は続きそう。
この話の醍醐味は、一生懸命しゃべる亨志と、全然しゃべらない真の凸凹コンビ。
真って、真視点で書くと、結構喋っているみたいに見えるけれど、他人から見たらこんな程度か、という(>_<)
しかも中学生の頃って、「君、二語文しゃべれるっけ?」ってくらいの……
自分的に書いていて受けたのは「相川って日本語喋れないんだっけ?」の下りでした^_^;

ちょっとだけ時代が古いので、私の学生時代、蔦の絡まるチャペルを思い出しながら、あの時代の匂いが伝わったらいいなぁと思っています。
でも中身はないんです!(って、何を主張する??)
でも、お楽しみに!!
いつもありがとうございます(*^。^*)

彩洋→千鶴さん #nLQskDKw | URL | 2014/04/08 08:10 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

あ、そう言えばそうですね。確かに新鮮かも!
一人称って、あれこれ書かなくてもいいから楽なんですね。
こういうあまり中身のない話であれば……って限定つきですけれど。
謎解きとかミステリーなら、叙述トリックとやらに絡めて練るんだろうと思いますが、幸いこの話はまるきり中身のない、マコト並みにどうでもいい感じなので、あってるかも!
そもそも亨志が裏表なさすぎの人物なので、一人称の語り手にはいいのかもしれません。
でも実は、本当に自然に一人称になっていたんですよ……なんでだろ?
私の一人称……マコトと亨志だけ……どっちもおとぼけのおバカちゃん^^;

中坊の真、あまりにもひどいですね。
今回のミソは、途中にある会話。
真は「……」のみなんだけれど、亨志は会話をしていると思っている辺り。
一応、真も「……」としゃべっているのかも?????
> なんか、リクを見てるようで(笑)やっぱりちょっとシンパシー^^
あ、言えてるかも。そうなんですよ。多分ですね、真って年代によって似ている人が違うのかも。
そうそう、中坊の真、リク系(なんだ? N700系のぞみ、みたいなことになってる^^;)だったかもしれません。

> こういう軽いタッチで学園ものを書いてみたかったんですが、未だ実現せず。
> 私の場合、ポップに書こうとしても、絶対死者が出そうで。
> このあと中坊探偵、どんな仕事を見せるのか、楽しみにしていますね^^
> 7つ、コンプリート希望です!
limeさんの軽いタッチ学園もの、いいですね~
でも、ちょっとうさぎさんシリーズ、じゃなくて宇佐美さんシリーズがそれに近いかも?
死者……でそうですね^^;^^;
中坊探偵、大したことはしません^^; でも、中学生のちょっと一生懸命さが出たらいいなぁ。
7つ^_^; 何も浮かんでいない^_^; 次は真夜中に1段増える階段か??
コメントありがとうございました!!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2014/04/08 08:21 [edit]


こちら読みましたー!
図書館の手紙、私の学校ではなかった七不思議です。学校によって色々あるんですね。

享志くんの淡い恋心(?)が可愛いです♥
思春期にはまだ自分の恋愛感情が定まらずに同性に対して「これは恋?」みたいな時期あったりしますよね(*´ェ`*)それに真くん美少年だし!これは惚れても仕方ない!ここはそのまま突き進め!(おい
大丈夫。人生長いんだ。一度や二度同性好きになっても問題ないさ!(本当か

しかし杉下さん盲腸になってるのに我慢してたって本当我慢強い子ですね。
盲腸なったことないんですがものすごく痛いとか……。
食中毒なった時、既に死にそうだったんできっと盲腸はもっと痛いに違いない…。
はてさて、この手紙を杉下さんに持って行ったらどうなるのか。次のお話も楽しみです((o(´∀`)o))

たおる #- | URL | 2015/09/23 11:37 [edit]


たおるさん、ありがとうございます(^^)

わ~い、ありがとうございます(*^_^*)
七不思議、学校や色んな場所にありますよね。あ、うちの学校の七不思議がこんなのだったわけでは決してありません。こちら、全部創作ですので、あくまでも「お話」として楽しんでくださいね(*^_^*)
しかも、時代がちょっと古いので、かなりレトロなお話になっていますが……昭和な雰囲気も味わっていただけたら嬉しいです。

享志は中学生時代、本当に「ええとこのぼんぼん」丸出しだったので、天然ボケ一直線? でも自分の感情に素直で、さらに人のことを思いやることのできるいい子です。母親には甘やかされて育ったのですが、父親がいい具合に厳しくて、しかも祖父母が苦労人で厳格だったため、幸いダメぼんにはならなかったみたい(^^)

> 思春期にはまだ自分の恋愛感情が定まらずに同性に対して「これは恋?」みたいな時期あったりしますよね(*´ェ`*)それに真くん美少年だし!これは惚れても仕方ない!ここはそのまま突き進め!(おい
> 大丈夫。人生長いんだ。一度や二度同性好きになっても問題ないさ!(本当か
「君が好き!」という気持ちも、恋愛でも友情でもあんまり区別がついていなかったんでしょうね~
うんうん、若い頃ってそんな時ってありますよね。私も、別に恋愛じゃなくても、クラブの同性の先輩にものすごく憧れていた時代がありましたが、なんかそんな感じかな。
いや、たおるさんの仰る通り、彼は突き進みましたよ! だって、真の妹にプロポーズした時、「君を守りたい」じゃなくて「君たち兄妹を守りたい」と言ったという。しかも妹の方も「あ、それなら」って納得したみょうちくりんな夫婦です(^^)

盲腸に耐えた杉下さん。そうそう、本当はそんなことをしていたら腹膜炎になっちゃうのに! でも盲腸炎もみなが激痛というわけでもないみたいで、じわじわと痛いのが続くこともあるみたいです。で、あまりにも治らないの病院に行ったら……ということもあるんですね。
食中毒は私もあります! そうそう、あれこそ緊急事態ですよね!!

> はてさて、この手紙を杉下さんに持って行ったらどうなるのか。次のお話も楽しみです((o(´∀`)o))
この先もじっくりお楽しみくださいませ! 昭和版高校生ハリポタトリオの誕生です(^^)
コメントありがとうございました!!

彩洋→たおるさん #nLQskDKw | URL | 2015/09/23 13:32 [edit]

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