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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・小説】創作裏話バトン 

TOM-Fさんが回しておられたバトン: 『創作裏話バトン』 、拾わせていただきました(^^)
裏話、と改めて言うほどのことって実はあまりないのすが、他人様のを拝読していて、感心することもあったので、自分も書いてみようと思った次第で。
皆様のバトン回答はこちら→TOM-Fさん八少女夕さんサキさん

私の方は、やはりあのシリーズに話の重点が偏りますが……よろしければどうぞ(*^_^*)



1. キャラクターの名称


大和竹流の本名はジョルジョ・ヴォルテラだが、当初、母親がドイツ人という設定で、ミドルネームに(というよりも母親の主張により)ラインハルトというのが入っていた。しかも、彼の物語『Eroica』(ノートにして8冊ほどになる)は『ラインハルト』という名前で書かれている。この名前は没にしました。ちなみに、現在の設定では母親はスウェーデン人。
DSCN4659_convert_20140526080824_convert_20140526230828.jpg
(証拠写真:「ラインハルトは……」となっている。ちなみに枠外に描かれているのは「うわばみ」……下の方の小さい黒いものは羊らしい。「うわばみってとっても険呑だろう。ねぇ、羊の絵を描いて」? 何の因果でここに……)


『清明の雪』を書いたのは、10年近い執筆のブランクの後で、その時、1か月ほどの間、『竹流』の漢字が『尊琉』だった。キラキラネームに憧れてちょっと凝ってみたくなったけれど、しっくりこなくて、没にした。


真がバイトで勤めていた唐沢調査事務所の所長は唐沢正彰という。名前をつけてから「唐沢寿明」にそっくりだと気が付いたけれど、何だかもう自分の中でしっくりきちゃっているので、そのままになっている。
ちなみに、同事務所の助手は三上司朗というが、何となく「三上博史」に語感が似ている。芸能人コンビなのね。


そう言えば、真の自称親友・享志のフルネームは「富山享志」……実は大元の名前は声優の「富山敬」さん。こちらの読みは「とみやまけい」→まんまだといけないので「たかし」と読み替え、長い間そのまま「敬」という字を使っていた。ブログにアップすることを決めた際に、字を変えたのでした。


昔ファンタジーを書いていた。その時の登場人物の名前は無茶苦茶だった。友人と共作していた物語の主人公はアンケセナーメン(ツタンカーメンの嫁)で、天上界の三兄弟の一番の実力者(末弟)は天照狼(もちろん、天照大神をもじった^^;)だった。
そう言えば、主人公の女の子がスペインからアステカにタイムスリップする話では、恋人はケツァルコアトル(蛇の神様)だった。あれ? その頃から例に漏れず、神話系、好きだったらしいです^^;


総じて、名前の付け方がいい加減だと最近反省しています……でも、あまりキラキラな名前は付けない。

名前で一番のお気に入りは、『奇跡を売る店』に出てくる和子(にこ)。この名前は、ずっと以前からあっためていた。


2. キャラクターの性格


大和竹流はもともともっとかっこよくて、何でも受け入れてくれる心の広い神のような人だった。今では、すっかり暴君になっているし、打たれ弱いことも判明した。そして、実は彼の設定はもともとルパンのような怪盗さん(美術品専門)だった。


相川真の嫁・はもともと悪妻の設定だったが、その後、大和撫子の代表のような、しとやかで芯の強い女ということになった。そして、現在、もう一度「比較的悪妻」に戻っている。
ちなみに「優しくて芯の強い理想的大和撫子」の性質は、竹流の女房・珠恵(タエ)が受け継いだ (腹に一物あるかどうかは不明です)。このタイプはまさに竹流の好みだと思ったから。
真はどうも「悪女系」にひっかかる傾向にあるので……


真シリーズは非常にオッチャン率が高い。各種おじちゃんを楽しめる物語といってもいいかも??


3. キャラクター以外の名称


今のところ、あんまりエピソードになりそうなものはないです。基本、現実界のお話なので、地名は現実にあるものだし、お店などもモデルがあったりする。


この間書いた『迷探偵マコトの事件簿』の半にゃライダーの話で、怪人軍団の隠れ蓑となっている見世物小屋の『触蚊屋』、は遊んだかも。


4. 設定


相川真の職業の選択肢に、①サラリーマン、②科学者、③剣道の師匠、というのがあった。小学生の時に彼が現れた始めから仕事は私立探偵だけれど、結婚を機に職業を堅気に変えようかと思った、ことになって……でも、真は他人に合わせられないので①は直ぐに没。②は今の物語の中でもそうなるはずだったのが、ある事情で大学を中退してしまったし、今さら難しい。③は、結果的に結婚後、お寺に居候して子どもたちに剣道を教えている時期があるので、これは成立しているかも(でも、ボランティア)。


ちなみに、真―竹流関係は、明智小五郎―怪人二十面相が原点^^;


真シリーズの最後のストーリーは、オードリー・ヘップバーンの『麗しのサブリナ』(シンデレラを下敷きにしたストーリー)の焼き直しのようなお話。竹流の曾孫♂と真のやしゃ孫♀が駆け落ちして大団円……
こんなにも複雑なひどい話を書いておきながら、最後は甘々なのでした。

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日本地図に喧嘩を売ったような設定をしたこともある。


5. 背景


真シリーズの時代は昭和20年代から始まっている(彼は1952年生まれ)。読む人があまり時代が気にならないようにと、現代に置き換えても通用するように書いているけれど、陰では、当時なかったものを書かないようにかなり気を付けています。携帯など分かりやすいものはいいのですが、公衆電話の緑はなかったよなぁ、とか、缶ビールや缶コーヒーはどうだったかとか、ビデオやラブホテル、風俗産業など。100円ライターはいつから、とか。車の車種とか。
焦ったのは、竹流の愛車・フェラーリのテスタロッサの販売が、この時代よりも後だったこと。だからモデル車ということにして、ヴォルテラの御曹司のための特別仕様車にした。


何とか時代を現代に持ってこようとしてみたことがあるが、父親が冷戦時代のスパイであることを変えたくなかったので、結果的に元のまま。平成の今は真の息子・慎一が30歳くらいで現在とオン・タイム。この物語が完結する真のやしゃ孫の時代は一体何時?という未来。


6. 人称


基本的に、三人称。但し視点は一人称と同じ。つまり三人称を騙った一人称みたいなの。なので、その人物の心の声は出てくる。但しワンカットで心の声が複数は出てこないようにしています。不器用なので、複数の人間の感情を同時に書けない。そう、いわゆる神の視点が難しくて。
1つの作品を同じ視点で通すようにしている場合(中編とか)と、シーンごと(章ごと)に動かす場合(長編はこっち)があります。


一人称は短編でやってみた。……最近の話。ブログを始めるまでは一人称のお話は一切なかったです。一人称は、「面倒くさいところは端折れる」ことに気が付いた。


7. 没ったキャラ


割と面倒見がいいので(?)、一度生まれたキャラはどこかで使う。
中学生くらいの時に相川真シリーズの第一話を書いたけれど、この時から『高遠賢二』という人物はいて、少年探偵団のリーダー格だった。つまり、彼は竹流よりも古いキャラ。その後、少年探偵団はないよな~と思ってこの立ち位置はなくしたけれど、今彼は真の助手として残っている。……って感じです。


8. 没ったストーリー


大学時代だったか、真面目に『イエス・キリストの生涯』を書き始めた。中高6年間、どっぷり聖書の勉強をした知識と、彼は砂漠の国の民族指導者であるという立場から、歴史的に(歴史の中の奇跡・軌跡として)物語を書くつもりだった。
ノート半分くらいまで書いたのだけれど……もう知識が頭の中からなくなったので、書けない。使徒の名前も全部言えたのに……どんな人かも知っていたのに……


異世界を舞台にしたスペース・ファンタジーを複数、書いていた。
中でも、「全く自分からは何もしない主人公」でどこまで物語になるかやってみたことがある。前市長の息子で、現市長の愛人で、超美少年という設定で、何にも(自分にも)興味がないという冷めた人間。こうなると周囲が熱くなりすぎて、バランスが悪くなり、没った。
これもノートに半分は書きました。友人が挿絵を描いてくれていた。主人公はラリストラ、という名前だった。
昔から言われる、主人公は熱血であるべき(動くべき)という法則は正しいと思った。
ただ、この何もしない人物と、周りにいる熱血革命家などの人物のイメージは、どこかで使いたいと思っている。
……でも、もしかすると、この性格の一部、真の中に残っているかも。


9、バトンを回す
まだの方で、やってみようかなという人はぜひ(*^_^*)

読んでくださいまして、ありがとうございます(^^)
ところで、先週から高1の姪が我が家に転がり込んでいて、あれこれ大変です。
しかも高校の勉強に付き合わされております……もう思いだせないよ~(;_:)
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Category: 小説・バトン

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コメント


バトンの受け取り、ありがとうございます。

おお、ラインハルトさまですか~。常勝の英雄(エロイカ)ですね。
芸能人&声優トリオ、おもしろいですね。富山敬さんといえば、ヤマトの古代くん、銀英伝のヤン、それにちびまる子ちゃんのおじいさんでしたっけ、有名な方ですよね。
エジプトの王女さまに、日本の神様に、アステカの神様まで登場とは、豪華キャストじゃないですか。なんか、すごく贅沢なファンタジーですね。
『触蚊屋』とか、よく思いつかれますね。一瞬意味がわからず、すぐに気がついて笑っちゃいました。
「当時なかったものを書かない」というのは、たしかに気をつけますね。私も古代日本を扱った作品では、当時なかったものや価値観を書かない事とともに、横文字を一切使わないようにしましたが、かなり苦労したことを憶えています。普段から、安直に横文字に頼りすぎなんですよね。
『イエス・キリストの生涯』も「全く自分からは何もしない主人公」のお話も気になります。とくに後の方は、書きにくそうですよね。ボツってもしかたないか(笑)

創作の裏話って、語り出すとどんどん出てきますよね。とても面白い回答を読ませていただきました。

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2014/05/27 20:21 [edit]


『触蚊屋』・・・あ!今わかりました><上のTOM-Fさんのコメを見ながら(笑)
名前の発想と言い、ノートのらくがきと言い、学生の頃の大海さんって、やっぱり奇想天外でユニークな方だったんですね。いや、薄々気づいてはいましたが。
あの地図には何が書きこまれていたのかな?
このノート、じっくり見たくなりました。

昔ファンタジーを書かれていたとか、真シリーズの最後が結構甘めだったとか、意外な話がたくさん^^。
何より、物語の構築の仕方が、ひとによって全く違うのだなあと言うのが分かって、とても面白かったです。
人に歴史あり、創作ノートに歴史あり。
真シリーズは大海さんの歴史の一部なんだな~と、しみじみ。
中高の生活やそこで学んだ知識って、大海さんの中ではとても大きなものだったのですね。
キリストの話を書こうとされていたそうですが、あの竹流の始章には、しっかりその宗教観が出ていて、圧倒されました。
あれを読んだ時にはほんと、「私なんて小説書いてますなんて言えないほど未熟だなあ」と思いましたもん><
若い時に得た宗教観って、やはり大きいんだなあと感じました。
私の宗教観は・・・もしかしたらリクに反映されているのかなあと、最近思います。
(自分で感じたことしか信じない、我が儘で不良なところとか・笑)

このバトン、とっても面白いけど、私には語れる裏話がまるでなく><今回は皆さんの制作秘話を、楽しく読ませていただくだけにします^^
また、楽しい裏話を思い出したら教えてくださいね。

lime #GCA3nAmE | URL | 2014/05/27 22:25 [edit]


一番意外だったのは、スペースファンタジーを書かれていらしたことかな。巨石好きということは古代文明もきっとお好きだろうし、ケツアルコアトルやキリストの生涯(これは知っていたこともあるけれど)は、そんなに意外じゃなかったんですけれど。

真は52年生まれか。うちの連れ合いの兄ちゃんと同い年。ううむ、あの歳にはならないんだろうけれど、そうなるイメージも出来ない。もっとイメージできないのは「サラリーマン真」かな。ペコペコしながら車売っている図とか、順調に年功序列で課長になった図とか、想像できません(笑)

一人称、おっしゃるように面倒くさい所も端折れるし、都合の悪い所も隠せる。長編だと難しいですが短編だとかなり便利だと私も思います。

日本地図に喧嘩を売ったというのは、どこなんだか、今ひとつわかっていない私。地図上では二センチメートルでも、実際に行こうとすると五時間ぐらいかかるというのも、子供の頃はわかっていなかったので、ありえない話を書いていたという経験は、私もあるかも。

姪御さんとの同居、慣れないでしょうが楽しいでしょうね。ブログのことはお氣になさらずに! リアルの生活を優先してくださいね。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2014/05/28 05:07 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

いつも面白いバトンを発見・披露していただいて、ありがとうございます。
本当に、バトンの神?だなぁ、と勝手に崇拝しておりますv-13

> おお、ラインハルトさまですか~。常勝の英雄(エロイカ)ですね。
そうなんですよ~。銀英伝を読んだとき、私も思いました!
ラインハルトって、きっと英雄・君主・超美形のイメージを髣髴させる名前なんだなぁと。
いやぁ、残しても良かったんですが、設定に無理があると気が付き、やめました。
ちなみに『銀英伝』では私、ヤンに惚れておりまして、彼が亡くなった時、ショックのあまりしばらく続きを読めませんでした。嫁にもらって欲しいと思っておりました。

> 芸能人&声優トリオ、おもしろいですね。富山敬さんといえば、ヤマトの古代くん、銀英伝のヤン、それにちびまる子ちゃんのおじいさんでしたっけ、有名な方ですよね。
そうそう、そうなんですよ。私の時代では、もう古代進、と言えば、って感じで。
その方がヤンの声をしてくださるというので、自分では小さく盛り上がっておりました。
ちびまるこちゃんのおじいちゃん、ってのもまたいいのですよね~
有名人の名前って、頭のどこかに残っていて、いつのまにか語呂でつけちゃっているんですね。
気をつけなくては、と思いました^^;

> エジプトの王女さまに、日本の神様に、アステカの神様まで登場とは、豪華キャストじゃないですか。なんか、すごく贅沢なファンタジーですね。
本当に、当時は色んなものを冒とくしていたんですね。
若さゆえの過ちということで、赦していただきたいと思います^^;
このアステカの話は、将来考古学者になりたいと思っていた当時の色んな思いを詰め込んでいたようですが、実はこれだけは書いたノートが見つからないのです。冒頭も登場人物とストーリーもかなり練ったことを思い出します。
仕事をリタイアしたら書こうかな……でも、中身は結構乙女なラブストーリーも絡んでいました。

> 「当時なかったものを書かない」というのは、たしかに気をつけますね。私も古代日本を扱った作品では、当時なかったものや価値観を書かない事とともに、横文字を一切使わないようにしましたが、かなり苦労したことを憶えています。普段から、安直に横文字に頼りすぎなんですよね。
これは、畠中恵さんが「時代ものを書く時に一番大事なことは?」という質問に対して言っておられたのですけれど、私もまったく同じだったので、やっぱり大事なことだとしみじみ思った次第です。
でも、これって、言葉は簡単だけれど、ものすごく難しいですよね。
そうそう、TOM-Fさんの古代もの! 本当に大変だったろうなぁと思いました。
あれはすごい下調べがあったんだろうなぁ……

> 『イエス・キリストの生涯』も「全く自分からは何もしない主人公」のお話も気になります。とくに後の方は、書きにくそうですよね。ボツってもしかたないか(笑)
これはもう、本当に書けませんね……キリストの生涯は本当にまじめでした。
ナザレという砂漠の中のオアシスのような村の美しさを書きたかったのですね。
後者は……いやぁ、もう、主人公が動かないと、周りばっかり熱くなっちゃって……書いていて、疲れました^^;

> 創作の裏話って、語り出すとどんどん出てきますよね。
本当ですね。こんなに面白いバトンをいつも探してきてくださるTOM-Fさん。
回答しながら楽しませていただきました(*^_^*)
コメント、ありがとうございました!!

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2014/05/28 05:14 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

> 『触蚊屋』・・・あ!今わかりました><上のTOM-Fさんのコメを見ながら(笑)
そうか、やっぱり分かりにくかったんですね!
最初は『触過』にしようかと思ったんですが、触り過ぎるって……まずいな、と思って^^;

> 名前の発想と言い、ノートのらくがきと言い、学生の頃の大海さんって、やっぱり奇想天外でユニークな方だったんですね。いや、薄々気づいてはいましたが。
> あの地図には何が書きこまれていたのかな?
つまり、火山帯に沿って地下水脈があって、北海道のどこかからどこかの洞窟へ誰かが流れ着いた的な……(冷や汗v-12)
いや、若者の発想は、我ながら理解が及びません^^;
これらのノートを捨てられないのは、友人の書き込みがあったり(ブログで言うと、コメント)、自分の日記みたいな感じで、読んだ本の感想とか書き抜きがあるからなんです。
本文は……いや、ほんとにひたすら冷や汗^^;

> 昔ファンタジーを書かれていたとか、真シリーズの最後が結構甘めだったとか、意外な話がたくさん^^。
真シリーズも探偵もの+ハードボイルド+ホラー要素あり、って感じのミステリーもどき、でした。
こちらも冷や汗ものです。

> 何より、物語の構築の仕方が、ひとによって全く違うのだなあと言うのが分かって、とても面白かったです。
本当ですね。私もいつもlimeさんの創作過程には感動しています。
でも真似をしようと思ってもできないのですよね。これはもう正しいとか間違いとかじゃなくて(より良いか悪いかはありそうだけれど)、癖というのか、自分なりのやり方でないとやりにくい、ってものなのでしょうね。

> 人に歴史あり、創作ノートに歴史あり。
> 真シリーズは大海さんの歴史の一部なんだな~と、しみじみ。
本当に、これだけ変遷している話も少ない……けれど、主人公の名前と大筋の性質だけは変わっていない。
その大筋の性質とは……「放っておくとずっと一人でいても平気なので、ひとりで自然・野生の世界に取り残されそうなので、誰かが憐れみを感じて構ってしまう」という。
あ、やっぱり「あまりにも何もしない主人公」路線だったか……
このラリストラ、きっとlimeさん受けするだろうなぁ、とふと思ったのでした。
(なぜならリク系だから?)

> 中高の生活やそこで学んだ知識って、大海さんの中ではとても大きなものだったのですね。
> キリストの話を書こうとされていたそうですが、あの竹流の始章には、しっかりその宗教観が出ていて、圧倒されました。
ありがとうございます m(__)m
宗教って、自分が信じるという点ではどの宗教も正しいと思います。
でもそれを他人に強要するとなると、突然間違ったことになるもの、と思うのですよね。
キリスト教の大元はやっぱり砂漠の宗教。じめじめした日本の風土にはやっぱりアニミズム。宗教は生まれる土壌というものがあると思ってキリストの生涯を書きはじめたのですが^^;
私にとってはキリスト教もアニミズムも仏教も、比較的同等の重みがあります。真シリーズは煮詰めていく中で、ヴォルテラの家の事情が固まって、そうすることで絶対神のいる世界(この象徴が竹流)と自然(じねん)を神とするアニミズムの世界(真)との、いかにも相容れないぶつかりになっていきました。
あの始章は、その竹流側の世界観だったのです……
ま、うちは浄土真宗で……結構浄土真宗のお経、好きなんです……親鸞さまの生涯にも手を出しそうになるこの頃ですが、うちの母の方が詳しい……

> 私の宗教観は・・・もしかしたらリクに反映されているのかなあと、最近思います。
> (自分で感じたことしか信じない、我が儘で不良なところとか・笑)
やっぱりきましたね、リク。そうそう、これはもう、リクと真の共通点に繋がること、ですよね!
やっぱり彼らはどこかに同じ匂いが……
(「放っておいたらずっと一人でいても平気なので……」(以下略)^^;)

> このバトン、とっても面白いけど、私には語れる裏話がまるでなく><今回は皆さんの制作秘話を、楽しく読ませていただくだけにします^^
> また、楽しい裏話を思い出したら教えてくださいね。
裏話が多すぎるのもどうかって気がしますが……^^;^^;
limeさんのように緻密に作り上げている人はやっぱりすごいんですね……う~む。見習いたいです。
でも、そのうちきっと、溜まっていくに違いない。だって、limeさんには「漫画時代の裏話」結構あるのでは、なんて思ったりします(^^)
コメントありがとうございました!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2014/05/28 06:55 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

> 一番意外だったのは、スペースファンタジーを書かれていらしたことかな。巨石好きということは古代文明もきっとお好きだろうし、ケツアルコアトルやキリストの生涯(これは知っていたこともあるけれど)は、そんなに意外じゃなかったんですけれど。
あ。そう言えば、そんな気もしますね。
多分私たちの世代、『宇宙戦艦ヤマト』と『スター・ウォーズ』が突然(でもないのかもしれませんが、私にとっては突然)現れ、あのインパクトがすごかったんだろうと思います。なんて世界なんだ!って感じで。
自分がそれをじっくり見ていなくても、それにあおられた物語・アニメ・映画がどんどん生まれて、目にするようになる。
だからあの頃、海外のSFを読みまくりました。それにきっと漫画の影響も……大きかったのは竹宮恵子さんの『地球へ…』と萩尾望都さんの『百億の昼と千億の夜』(こちらは原作があるけれど)でした。
そこに神様系や古代文明系が絡むのはもう、お約束みたいなもので……^^;
時代の影響、大きいのかもしれません。

> 真は52年生まれか。うちの連れ合いの兄ちゃんと同い年。
おぉ……(絶句)。
> ううむ、あの歳にはならないんだろうけれど、そうなるイメージも出来ない。
実はそれが大きくて、早死にしています^^;
でも息子(慎一)は長生きするイメージが始めからあって。彼がこの物語を、連れ合いの女性(元バレリーナで親子ほども歳が離れている)と共に俯瞰できる位置にいます。
> もっとイメージできないのは「サラリーマン真」かな。ペコペコしながら車売っている図とか、順調に年功序列で課長になった図とか、想像できません(笑)
あはは~~~、本当だ。セールスマン真はないなぁ。絶対話しているうちに「実はこの車にはこんな欠陥があって、ぼくもそれはどうかと思う」とか言い出しそう。いや、そもそもそんな会話ができない……せいぜい、ペットショップのオーナーか……。
年功序列で出世……これ、地味に笑えます(#^.^#)

> 一人称、おっしゃるように面倒くさい所も端折れるし、都合の悪い所も隠せる。長編だと難しいですが短編だとかなり便利だと私も思います。
そうですよね。私も書いてみて初めて気が付きました。
あ、楽だって。
三人称を装った一人称タイプでは、とはいえやっぱり三人称なので、あれこれ描写を多くしなければならないけれど、一人称ならその人が認識したことがメインなので、適当に端折れる……
もちろん、締まりが無くなるのと紙一重、という怖さはあるように思いますが。
だから短編向きなのかもしれませんね。

> 日本地図に喧嘩を売ったというのは、どこなんだか、今ひとつわかっていない私。地図上では二センチメートルでも、実際に行こうとすると五時間ぐらいかかるというのも、子供の頃はわかっていなかったので、ありえない話を書いていたという経験は、私もあるかも。
うふふ。えっとですね、あの地図、実は火山帯が書きこまれているのです。
で、火山帯に沿って地下に水脈があって、その地下水脈に沿って、北海道のどこかから本州のどこかの洞窟まで人が流されて……的な(書きながら冷や汗v-12 )
ハリウッド映画も真っ青なものすごい設定でした。
いや~、真シリーズにも恐ろしい過去が~~~~

> 姪御さんとの同居、慣れないでしょうが楽しいでしょうね。ブログのことはお氣になさらずに! リアルの生活を優先してくださいね。
家に子どもがいるというのは久しぶりなので、もうてんてこ舞いです。
楽しいというよりも、正直仕事にならないことが多くて、いつもなら持ち帰る仕事を持って帰ってもできなくて……うちの職場の男たちが家に帰らないわけが分かりました。家よりも仕事場が落ち着くんですね、きっと。
何よりも、試験期間というのもあって。うちの姪、本当に自分で考えるのが面倒くさいらしく、超他力本願。私も忘れてるってのに。でも一応理系の私。それなりに教科書を読めば理解できるのですが、私が勉強してどうするって感じです。……さて、どうなることやら^^;
コメントありがとうございました!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2014/05/28 07:19 [edit]


すごいにゃあ

私も凝ってると言われますが。
小説を書いているとキャラクターの親兄弟や友人、友人の恋人のいとこの配偶者、なんてところまで設定してしまったりということもあり。
脇役に愛着が湧いてきてその彼か彼女が主役になる物語を書いたり。

という、脱線体質なので、物語が枝分かれしていくのですね。

しかし、大海さんの描かれる物語のディテールの詳細さは、私ごときでは足元にもおよびません。
私はよく、過去のことをあとから書いて、あ、矛盾が……なんてこともあるんですよね。本人が矛盾に気づいてないってこともあります。
大海さんはそんなこと、ありません?

たとえばふっと出てきた脇役が、丸顔だとか特徴的な帽子をかぶっているとか、そういう外見的な描写をするのもストーリィにふくらみをもたせるといいますよね。

内面を掘り下げて描写し、どんどん細かい部分も埋めていく、大海さんの手法は一種の大河ドラマ的ですよね。

スペースファンタジーまで書かれていたのですね。
宇宙もの、私も昔は書きましたよ。友達とリレー小説でスペースオペラを書き、同人誌にして私の手元にも残っています。
タイムトラベルものも書きました。
なつかしい。

大海さんは同人誌では、どういったジャンルをやっておられたのですか?
私はSFとファンタジーの同人誌で、いまだに続いています。
いくつかは大海さんとは共通点もありますよね。

あかね #- | URL | 2014/05/28 11:43 [edit]


管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

# |  | 2014/05/28 21:00 [edit]


「まったく自分からはなにもしない男」を主人公にした長編小説では、半村良先生の「岬一郎の抵抗」が頭に浮かびます。ハードカバーの分厚いのが上下巻です。ものすごく面白い超能力者ものSF小説です。

中学生のころ、図書室でとっていた毎日新聞の連載で読んでました。毎日が本当に楽しみでした。夏休みが終わり、一カ月前に盛り上がったあそこからどうなるんだろう、とわくわくしながら図書室に向かい新聞を開いたら、新連載「秀吉と武吉」が始まっていました。

……単行本が出るまでがほんと長く感じられたものです。とほほ。

ポール・ブリッツ #0MyT0dLg | URL | 2014/05/28 21:59 [edit]


あかねさん、ありがとうございます(^^)

いえいえ、あかねさんの足元におおよびません!
あ、でも、ふと思ったのですけれど、あかねさんの場合は枝別れが横へ横へと広がる系。
私の場合は、どちらかというと、縦に伸びていく系、のような気がするのですね。
だって、あかねさんのとこのように、すごい関連付けでいっぱい人物が湧き出してくるってわけでもないので……多分、登場人物の多さでは『源氏物語』に対抗できるのではないでしょうか。
それだけの人物を俯瞰するのは、私にはさすがに無理かなぁ。
だから血縁なら大事にするかというので、物語が縦に伸びているのです……^^;

> しかし、大海さんの描かれる物語のディテールの詳細さは、私ごときでは足元にもおよびません。
> 私はよく、過去のことをあとから書いて、あ、矛盾が……なんてこともあるんですよね。本人が矛盾に気づいてないってこともあります。
> 大海さんはそんなこと、ありません?

それはしょっちゅうあります(^^)
もっとも、人物はあかねさんちに比べてずっと少ないので、人間関係やお互いどこまで知り合いかって話などでは矛盾することはないし、外見なんかもそれほど異なる描写になることは少ないのですけれど、こういうミステリーもどきでは、振りまいた枝葉の謎を拾い忘れていることはしばしばあります。
焦って書き加えたり、理屈をこねたり、よくやっています^^;
それが後から読んだ人に不自然ではないようにと願っているのですけれど^^;

> 内面を掘り下げて描写し、どんどん細かい部分も埋めていく、大海さんの手法は一種の大河ドラマ的ですよね。
はい。そうなんですよ。基本的にはこのシリーズは大河ドラマみたいですね。
多分「親戚関係」が沢山出てくるとそうなるのかしら。
それと、比較的古い時代は戦争とか冷戦とかが絡むので、時代の影がちらちら見える辺り……
でも、大河ドラマって、結構気になる人物が出てきても、主人公と関わらなくなったら出てこなくなって「あの人どうなったの?」「あのエピソードのオチは?」ってことがありますけれど……それはないように拾いたいと努力しております^^;

> スペースファンタジーまで書かれていたのですね。
> 宇宙もの、私も昔は書きましたよ。友達とリレー小説でスペースオペラを書き、同人誌にして私の手元にも残っています。
あはは~~。同じです。一番長ったらしいスペースファンタジー、そのアンケセナーメンが主人公の話は、友人と2人で合作していました。同人誌、なんてかっこいいものではないので、ただのノートの回し書きですけれど。

> 大海さんは同人誌では、どういったジャンルをやっておられたのですか?
同人誌自体はやっていないのです。
高校を卒業してから、友人たち10数人で、近況報告と小説のコピー本を毎月作っていたというだけで、これは内輪のものですし。
同人誌、面白そうですけれど、私も気紛れなので、続かないと思うのです……

色々と楽しいコメントありがとうございました!

彩洋→あかねさん #nLQskDKw | URL | 2014/05/29 07:07 [edit]


鍵コメH様、ありがとうございます(^^)

そうなんです! 名前を考える時って結構一生懸命なのに、何だか最終段階で結構いい加減になっちゃう私……
たまに凝るけれど、凝りすぎても読みにくかったり、しっくりこなかったりしますよね。
うちのメインキャラの真は苗字も名前もシンプル。でも、彼は数十年来の友人なので、もう名前を変えることは花からあり得なくて。

そうか、HMさんはブログのタイトル!
確かにいつも洒落ていますよね。
タイトルって、本当にセンスが出るし、世界観がにじみ出るんですよね。
でもさりげなくハートを掴むタイトル、いつも違和感なく自然で、でもアトラクティヴだなぁと思っておりました(*^_^*)

> 和子(にこ)、良い名前ですよね!私も好きです。
わわ。ありがとうございます!
昔、NHKの夜遅くにやっているドラマで『ニコニコ日記』というのがあって、そこに出てくる女の子がニコという名前で……カタカナだったんですよね。それで漢字を当てはめて、いつか使おうと置いてあったのです。
やっと使う時が来た!と喜んで使いました(*^_^*)

いつもありがとうございます!

彩洋→鍵コメH様 #nLQskDKw | URL | 2014/05/29 07:15 [edit]


ポールさん、ありがとうございます(^^)

> 「まったく自分からはなにもしない男」を主人公にした長編小説では、半村良先生の「岬一郎の抵抗」が頭に浮かびます。
あ、やっぱりそんな物語があるのですね。
う~む。作家さんってさすがにあれこれやってみるものなのですね。
私の場合は、試みというような上等なものじゃなくて、単にそんな話成立するのか?って興味だったのですが、きっと作家さんは面白く書かれるでしょうね~~
素人が書くと、やっぱりつまらなくなるのだわ。
(いや、それなりに面白かったのではないかとも思うのですが、書く自分が疲れる……^^;)

連載物、私、結構読めない人なんです。新聞の連載も、数日休みの間に忘れちゃう……
ドラマも、できればまとめて見たい系。
夏休みで1か月も空いたら、きっと大変だぁ((+_+))
でも、図書館に行って……てのは素敵の思い出ですね(#^.^#)

コメントありがとうございました!

彩洋→ポール・ブリッツさん #nLQskDKw | URL | 2014/05/29 07:24 [edit]


創作裏話、楽しいですね。
大海さんの脳内見学希望の私としては、少しだけ垣間見れたような感じで嬉しいです。

キャラも設定も膨大ですね。そこから文字に起こされたものが氷山の一角だとして、その膨大さといったら、どうなっちゃうのでしょうか。

一度生み出したキャラの面倒は見る、というところがすごく素敵です。
大海さんのもとに生まれた子たちは幸せだなあ。

本編以外のオフショット、また見せてくださいね^^

けい #- | URL | 2014/05/29 19:33 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

> 創作裏話、楽しいですね。
> 大海さんの脳内見学希望の私としては、少しだけ垣間見れたような感じで嬉しいです。
けいさん、読んでくださってありがとうございます(^^)
脳内見学……あまりにも枝葉が多くて、しかもあちこち枯れていて、びっくりされることと思います(>_<)
何でこことここが繋がるの、ってシナプスがあったり^^;

> キャラも設定も膨大ですね。そこから文字に起こされたものが氷山の一角だとして、その膨大さといったら、どうなっちゃうのでしょうか。
実際に書いた量は少ないのですけれど(書くことから離れていた期間の方が長いので)、頭の中ではあれこれいつも考えていたかもしれません。でも、パターンって似てきますよね~~^^;
いつも微妙に熱血ではない主人公ってのが私のパターンらしくて、あまりに主人公がぼーっとしている時があるので、たまに脇に浮気するという(竹流とか、享志とか?)感じかも^^;

> 一度生み出したキャラの面倒は見る、というところがすごく素敵です。
> 大海さんのもとに生まれた子たちは幸せだなあ。
いや、でもあとから考えたら、頭の中では生きていても、世に出ていないということでは不遇には違いないですね~。下手に期待だけさせて、かえって始末が悪いかも。
けいさんは大事に書いておられますよね。あちこちで密かに絡んでいたりするし。
でも、実はこっちの話のこの人と、あっちの話のこの人が……っての楽しいですよね(*^_^*)

> 本編以外のオフショット、また見せてくださいね^^
は、はい(^^) シーンはいっぱい浮かぶのですけれど、これをお話にまとめるのってちょっと気合が要ります。でも頑張ります!
いつもありがとうございます。
あ、リクエスト、もうちょっとお待ちくださいね。
姪が私の執筆活動を妨げておりまして……『彼女』をお借りしますね(*^_^*)

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2014/05/30 11:09 [edit]


裏話系、好きなので、興味深く拝見しました。
(↑本編を先にちゃんと読まないと…と深く反省中…)

人称については、私も基本、三人称でワンカット一人の視点から書いている(というかちゃんと書けるようになりたい…)ので、ぜひ大海彩洋さんの作品で勉強させていただきたいと思います!

私はどうも情景描写・心理描写などの描写力不足なので、
知人のプロの作家さんから「一人称の方が書きやすいですよ」との
アドバイスを受けたとき、
さり気なく私の三人称描写を否定されたような気がしています…。
読切系や、「ケータイ小説」サイトの軽めの小説は一人称で書いたりしますが
やっぱり、ぶっちゃけ、一人称の方が楽ですね(笑)

イエス・キリストの生涯はぜひ読みたいです!
一応、私は自称クリスチャンで(洗礼を受けたわけじゃないんですが)
聖書も一通り勉強しているというか勉強中なので
すごく興味があります。

私は、劇団四季が好きなんですが、
劇団四季の「ジーザス・クライスト=スーパースター」という作品も大好きで。
これ、ジーザスやユダの苦悩を描いているんですが
(ユダはジーザスのためを思って裏切ったという考え)
例えば、ジーザスが囚われる時、剣を持ったペテロが兵士の耳を切り落としたとか
そういう些細なところもちゃんと再現しているんですよ。
(知らずに観ている方には気づかれていていない一瞬のシーンですが)
新約聖書に詳しい人が見たら、すごく辻褄の合うミュージカルです。
今年、全国公演もありますので、もしお近くで公演されればぜひ。
http://www.shiki.jp/navi/news/renewinfo/025109.html
(ってどこの回し者だ)

遠藤周作の「イエスの生涯」などもありますが(家にあるけど読んでない…)
小説として読んでみたいので、機会があれば、没にせずにぜひ書いていただきたいです。

あ、なんか、コメント欄で長々語ってすみませんでした…。

Sha-La #41Gd1xPo | URL | 2014/05/31 00:03 [edit]


Sha-Laさん、ありがとうございます(^^)

Sha-Laさん、体調の方はいかがですか?
そんな中、ご訪問くださってありがとうございます!
確かに「裏話」って面白いですよね。本編を読んでないと面白くないんじゃないかとも思って書くのを躊躇うことも多かったのですが、他人様のを拝読すると、知らなくても結構面白いものなんだな、と思いました。
本のあとがきみたいなもの、なんですね。

> 人称については、私も基本、三人称でワンカット一人の視点から書いている(というかちゃんと書けるようになりたい…)ので、ぜひ大海彩洋さんの作品で勉強させていただきたいと思います!
いえ、これはもう私などではだめですよ~~。世間様のちゃんとした小説でぜひ……
Sha-Laさんもその辺り気を付けていらっしゃるんですね。だから文章が読みやすいのかな。
これは昔、テスト問題みたいなので「一人称の中に混ぜてはいけない気が付かない三人称表現」(逆もあり)
ってのがあって。あぁ、本当に難しいんだと思いました。で、難しすぎると思って結果的に私は開き直ったのですが、「読む人がそのシーンである人物の視点に立って、最低限不自然じゃなければいいや」と。
でも読み返しては、しばしば書き直しています。

> 私はどうも情景描写・心理描写などの描写力不足なので、
> 知人のプロの作家さんから「一人称の方が書きやすいですよ」との
> アドバイスを受けたとき、さり気なく私の三人称描写を否定されたような気がしています…。
> 読切系や、「ケータイ小説」サイトの軽めの小説は一人称で書いたりしますが
> やっぱり、ぶっちゃけ、一人称の方が楽ですね(笑)
情景描写も心理描写も難しいですよね。
私は今でも「情景描写ってねんやねん!」って思うことがしばしばです。
「悲しい時に悲しいと書かずに、登場人物の目に映る世界を描写して……云々」?
でも、あんまりやっているとごちゃごちゃするし、話は前に進まないし。
最近、短編では一人称ありだな、と思うようになりました。
シーンのカットで済むから、かな。
でも長いお話は一人称ではなかなか持たなくて、どうしても二時間ドラマ風に画面の切り替えが必要ですよね。ミステリーって一人称だと、ドキドキ感が出なくなってしまうんだと思うのです。
一人称だけだと「あぁ、間に合わない! ○○(主人公)、早く! 頑張れ!」って気持ちにならないから……
でも、どんなお話、どんな人称でも、引っかかりなく読んでもらえたら、それが一番ですよね。

> イエス・キリストの生涯はぜひ読みたいです!
> 一応、私は自称クリスチャンで(洗礼を受けたわけじゃないんですが)
> 聖書も一通り勉強しているというか勉強中なので
> すごく興味があります。
おぉ……これはですね、多分もう無理だと思うのです。
私の今の聖書の知識(旧約・新約とも)は全盛期(高校生の頃)の10分の1以下だと思われます。
とても物語を書ける頭の状態ではないのですよ……
でも、キリスト教ってのはあくまでも砂漠という厳しい気候や風土の中から生まれてきた宗教だなぁと思うのです。その中でナザレの村のイメージをば~ん、と出せたらなぁと思っていたのですが……いや、本当に無謀だったですね~
でも冒頭(ナザレの描写とヨハネからの洗礼)を書きながら「これぞ再生の物語だ」と思っていたなぁ。
ただ、このお話、ノートの下段、3分の1が確か解説だったのです。それくらい、1行を書くのが大変だったです……(゜゜)(遠い目……)
キリストの時代はただ民族宗教だったものが、ペテロたち使徒の力と戦争の勢いで広がっていって世界宗教になった……きっとキリスト自身はただ自分の民族のために戦ったのじゃなかろうか、と歴史の中の存在意義を感じます。マホメッドだってキリストの信者だったのに、後世の解釈が原点の印象を変えているような気がしています。良し悪しは別にして。
でも、面白いですね。アニミズムや仏教は世界宗教にならない……何故って、気候が暑くてじめじめの国に似合っているから?? 気候と宗教、これは紛れもなく一塊のものと思います。

> 劇団四季の「ジーザス・クライスト=スーパースター」という作品も大好きで。
> これ、ジーザスやユダの苦悩を描いているんですが
> (ユダはジーザスのためを思って裏切ったという考え)
> 例えば、ジーザスが囚われる時、剣を持ったペテロが兵士の耳を切り落としたとか
> そういう些細なところもちゃんと再現しているんですよ。
そうですよね。そういう些細なことを再現している物語、とてもいいですよね。
ペテロって、自分こそがキリストを裏切った(3回知らないと言った)と思っている、自分が全くの善人ではないというところから出発しているので、人々が「心の弱い人間でも神に認められるんだ」ということを理解でしたのかも。あの人の力がキリスト教の意義を世界的なものへ押し上げたように思うのです。
「キリストと同じでは恐れ多い」と言って、逆さ磔になったというエピソード、この人の方が余程肝が据わっているんじゃないかと思ったりしました。

> 遠藤周作の「イエスの生涯」などもありますが(家にあるけど読んでない…)
うちにもあります。昔読んで、遠藤周作さんのイメージが変わったことを思い出します。
実は細かい内容は覚えていないのですけれど……

> あ、なんか、コメント欄で長々語ってすみませんでした…。
いいえ、とんでもありません。コメント、嬉しかったです。
ありがとうございます!
またお邪魔いたしますね(*^_^*)

彩洋→Sha-Laさん #nLQskDKw | URL | 2014/05/31 09:39 [edit]


連続コメントすみません。
私のコメントに丁寧にお答えくださりありがとうございました!

いろいろ、なるほどなあと勉強になったのですが、
イエスの生涯の物語、
>ノートの下段、3分の1が確か解説だったのです
というのは、あーうーなるほどー…。と納得してしまいました。
確かに、時代背景やイエスと直接繋がらないエピソード(イエスを洗礼したヨハネの死とか=別の物語になってしまう)など解説を入れないと分からないですよね…。
そう考えると、劇団四季のミュージカルは2時間弱の短い中に12使徒やマグダラのマリアのみならず、
「カヤパ、アンナス、ヘロデ王、パリサイ派の人、ピラト(ヨハネも名前だけ出てくる)」なども登場させて
上手くストーリーを完結させているなあと思いました…。
(原作がイギリス人なので、「知っているのを前提」に書かれたのでしょうが)

なんだか、私も、イエスの物語を書いてみたくなりました。
1話完結で、1つのエピソードを物語化とか…。
「イエス」とは表現せず、「神の子」としてファンタジー的にも書けそうです。
あ、全部ただの思いつきで言ってます(笑)

今は、典子さまと千家さんのご婚約から
「太古の神を祭る神官とその神の末裔or娘である姫」を
ヨーロッパ的な架空の地を舞台としてファンタジー的に何か書けないかなといろいろ考えております。
神道も奥が深いですね。

Sha-La #41Gd1xPo | URL | 2014/05/31 19:48 [edit]


Sha-Laさん、ありがとうございます(^^)

Sha-Laさん、再びありがとございます(^^)
物語の解説って、書いている時は、書いている本人はちょっと悦に入っているのですけれど、後から見たらちっともよくないのですね。門語りを純粋に楽しむことを阻害されてしまうというのか。一方、それを文中にくわえると、小説じゃなくて解説本になりそうなページがあったりして。
若いながらに悩んでいた記憶があります。
でも、これは海外のキリスト教文化にならされた国では必要のないことなんですよね。絵画もそうですが、私たちは絵画上の宗教的意味を見ただけでは理解できないけれど、その国の人たちは暗黙の了解として分かっていたりして。

あれこれ大変だったのですが、若いからチャレンジできたというのはあるのかなぁと思います^^;
それにあの頃は、宗教のことも、人生のことも、あれこれ、若いなりに思うところもあったような気がしますし。
ミュージカルとかでは分かる人には分かる人なりに、分からない人にもわからない人なりに面白い、という造りになっていますよね。小説はとっつきが悪いと読んでもらえないという面があるので、きっと表現方法としての問題があるのかもしれません。
そういう意味ではダヴィンチコードなんてのは、上手くエンターテイメントに仕立てていましたよね。賛否両論はあるでしょうけれど。

> なんだか、私も、イエスの物語を書いてみたくなりました。
> 1話完結で、1つのエピソードを物語化とか…。
> 「イエス」とは表現せず、「神の子」としてファンタジー的にも書けそうです。
> あ、全部ただの思いつきで言ってます(笑)
それは面白いですね。短いものでしたら、とっつきも悪くないかも。
起承転結をどうしていくかは難しいと思いますけれど、アレンジするのは意義のあることのような気がしました。
思いつきですか^m^ ぜひ、チャレンジしてみてください!

> 今は、典子さまと千家さんのご婚約から
> 「太古の神を祭る神官とその神の末裔or娘である姫」を
> ヨーロッパ的な架空の地を舞台としてファンタジー的に何か書けないかなといろいろ考えております。
> 神道も奥が深いですね。
あ、こういうのもいいですね。
現実の出来事などがSha-Laさんのイメージ世界を膨らませてくれて、新しい物語が生まれるのが楽しみです(*^_^*)
再度のコメント、ありがとうございました!!!
またこちらもご訪問させていただきますね。
週末出張で休みなく平日の通常業務なので、ちょっとばたんきゅーな大海でした^^;

彩洋→Sha-Laさん #nLQskDKw | URL | 2014/06/02 06:28 [edit]

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