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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨119] 第23章 喪失(6) 

【海に落ちる雨】第23章最終話です。
これにて、蓮生家の話はいったんおしまいです。後日談が最後に少し出てきますが、それは後のお話として。
この蓮生家のエピソード、明治の終わりから大正にかけてのちょっとレトロな時代を引きずった、横溝正史か江戸川乱歩かって昭和なイメージを感じていただけたら、と思っております。

ここに、話好きのおばちゃん(でもどこかに排他的な内面も隠し持っている)が少女の頃に隠し読んでいた雑誌の話が出てきます。外見的イメージは竹久夢二の表紙絵だけれど、このエピソードのイメージは、退廃的・耽美的な世界を追及していたかの雑誌なのです。家の押入れの中に潜ませていたあの雑誌、などをイメージしていただければと思います。




 目覚めは境界線を明らかにしてやってきた。
 珍しく夢も見ずに眠ったようだ。隣の部屋で、草薙はまだ鼾をかいている。
 真は部屋から直接廊下に出て、風呂に行き、ゆったりと湯に浸かった。喉の奥で、会津磐梯山は宝の山よ、と歌ってみた。耳の奥に反響する声は、真自身の声ではなく、以前その歌を歌っていた男のものだった。
 真が部屋に戻った時、草薙は浴衣のまま煙草を吸って、テレビで天気予報を見ていた。
「久しぶりにいい天気のようだが、夕方にはまた降るらしい」
 その声には、複雑な要素は何も残されていなかった。

 朝食を済ませ、仁に倣って甘い菓子を買ってから、真は吉川家を訪ねた。
 草薙は蓮生の昔話になど興味がないといって、近くの酒蔵に日本酒を味見しに行ってしまった。
 その後姿を見送りながら、真は改めて、何故彼が自分に付き合ってここまで来たのだろうと不思議に思った。
 自分自身の父親のことには興味がないと言った。竹流の依頼を受けたことはあったにしても、損得を抜きにしてアフターケアをするなんてのは契約に入っていないとも言っていた。それなのに、あの男に簡単に死んでもらっては困ると言い直し、真に付き合ってここまで来た。
 こうして少しの時間だが共に過ごしてみると、真や竹流に対する敵意があるようには思えなかった。もっとも好意であるという保証もないのだが。

 不思議な男だと思った。人は細胞に刻まれた遺伝子の神秘よりも、己の力で生き抜いてきたというエネルギーによってこそ、姿も心も決まるものなのかもしれない。
 草薙は、ナンニという黒人の子どもを国に帰さずに面倒をみている。法に適ったことをするならば、その子どもを、本国へ強制送還された両親の元へ戻してやるべきだろう。だが、飢えて病気になって死ねというのか、と真に言った草薙の目には、深いところから込み上げる叫びが込められていたような気がした。
 親はあの子どもを日本に連れてきたものの、足手まといになったからか、見捨てたようだと言っていた。子どもは両親の元に帰るよりも、草薙の手元に残ることを選んだのだろうか。ナンニという少年の目には、あの違法とも思える暗いバーの闇の中でも、恐れがなかった。

 真が登校拒否でまともに学校に通えず、行ってもしばしば気を失ったり逃げ出したりしていた小学生の頃、叔父の弘志が真を養子にしたいと言っていることを聞いた。
 もともとは、真が『蕗の下の人』を弘志に紹介した時に、このままでは危ないと思った弘志自身が、真を東京にいる長兄のところへ送り込んだようなものだった。弘志は、その結果として真が慣れない都会暮らしにさらに心を病んでしまったのだと思い、責任を感じていたのだろう。
 アイヌ人の女性と結婚した弘志は、結婚当初は自分たち自身の子どもを持つことを躊躇っているような気配があった。彼ら夫婦の間にどのようなやり取りがあったのかは分からないが、彼らは自分たち自身の子供を持つよりも、真を養子にして北海道に引き取ることこそ、自分たちの役割であると決めたようだった。

 一方で伯父の功は、真が北海道に戻ることに強く反対していた。牧場に戻れば真は再び自分だけの世界に閉じこもってしまう。馬や犬、目に見えない伝説の小人とばかり話し、社会と折り合うことを辞めてしまうと心配した。
 真は、自分が東京での生活にも学校という環境にも馴染めないことが原因で、東京の伯父にも、北海道の叔父にも迷惑をかけているのだと感じて、混乱した。
 夏休みに北海道の牧場へ戻ると、親戚たちが真のために色々と心配して、どうすればこの子どもに一番良いのかと話し合い、心を砕いてくれていた。だが、真は大人たちが心配すればするほど不安になり、自分が無力だと感じ、耳を塞いで蹲りたくなり、また一方でひどく苛立っていた。

 夏の終わりに、伯父の功に誘われた竹流が牧場にやって来た。
 竹流は例のごとく、巧みな話術で皆を引きつけ、初対面であろうとも誰に対しても優しく親しげに心を配った。問題児である真の処遇を巡って袋小路にはまり込んでいる大人たちは、ようやくほっとしたようだった。
 竹流は彼らを安心させる一方で、真の様子に対しても敏感だった。
『生きていたら、幸せなことと苦しいことと、どっちが多いの』
 牧場の端まで馬を駆って辿り着き、彼方に海の見える崖の近くで馬たちを休ませたとき、真は隣に立つ男にそう尋ねた。

 竹流は真の方を見て、至極当然、という表情で答えた。
『苦しいことに決まっているだろうが。俺が見たところ、人生の時間の九十パーセント以上は苦行に費やされるものだ。だが、自分でその道を決断し誠実に進むなら、幸福や喜びはどうとでも感じることができるはずだ。たとえそれが人生の一パーセントの時間であっても、無限の時間になり得る。お前が子どもだからといって、自分にとって本当に必要な道を選び取る能力がないなどとは思わない』
 竹流は、長一郎やおじ達が何を相談しているのかを知っていたのだろう。
 結局、東京で功と葉子と生活を続けることを選んだのは、真自身だった。選択した道はある意味では悲惨な部分もあった。それでも後悔していないのは、あの男がまだ子どもだった真の目を真っ直ぐに見て話してくれたからだ。

 ナンニという少年の目を見たとき、あてもない闇に取り残されたはずなのに、真っ直ぐに世界に視線を向けているのを感じた。それは、あの子どもが、あの時の真と同じように、信頼できる大人を常に身近に感じているからなのだろう。
 草薙という男は、人情に厚いとか優しいとかいう言葉は似合わないが、彼自身や他人が思うよりも人好きなのかもしれない。
 竹流が残した言葉を思い出した。彼は誰も信じるなと言っていたが、あるいは、信じる相手を間違えるなと言いたかったのかもしれない。信じなければ前に進むことができないことなど、彼自身はよく知っているはずだった。

「まぁまぁ、よくお越しくださいましたね」
 吉川弥生は本当に話好きの女性だった。真を座敷に通す間も、真が聞きもしないのに、あれこれと昨夜の旅館のことを話した。旅館の経営者は弥生の遠い親戚ということだが、真が聞いた印象では、血縁と言ってもほとんど無関係に近い縁戚のようだった。
 座敷の机の上には、古い雑誌が幾冊も積まれてあった。

 弥生が茶を淹れに席を離れている間に、真は古い座敷の中を見渡した。
 北前船を扱っていた蓮生家の番頭の家というのは、一般から見れば十分に格式のある家柄なのだろう。古いが、天井や床の間の柱に使われた木々にも風格が感じられた。欄間には、波を乗り越える千鳥があしらわれている。朝の光で、白い壁に小さな千鳥が細長い影となって写し取られていた。
「遠慮なさらずにご覧下さいね」
 弥生は、真が持ってきた菓子と茶を盆に載せて戻ってきた。

 真は礼を言って、雑誌を取り上げた。
 A五版サイズの雑誌の表紙には、昭和の始めを思わせるレトロな少年や少女の絵が描かれている。元々は抑揚のない派手やかな色だったのだろうが、今ではセピアに沈んでいた。いずれもまだあどけない子どもたちが、時には猫や鳥といった愛玩動物と一緒に描かれている。
 試しに一冊を広げてみると、中は意外にも小さな文字が詰まっていて、印刷の擦れも手伝って、極めて読みにくいものだった。

「今だから平気で広げられますけどね、子どもの頃は恥ずかしかったですよ」
 真は意味が分からずに弥生を見た。
「恥ずかしい?」
「大人の世界をのぞき見るっていうんですかね。ちょっといけないものを読んでいるという興奮があって、夜こっそり布団の中で電気をつけて読んだものでしたから。嫁に来るときにも、実家に残して誰かが見たら恥ずかしいんで、長持の奥に忍ばせて持ってきたんですよ。捨てるのも惜しい気がしましてね」
 弥生は、平然とした顔で艶話をしていた北条仁と真を同類と思っているのだろう。無遠慮に楽しげに話している。

 表紙からは子ども向けの本に見えるが、実際には何かをカムフラージュしていたのかもしれない。どの時代にも、特定の時期の子どもたちの成長に何某かの意味合いを添える種類の本があるものだ。
「でも、ここに書かれているのは、民話や伝承だと言っておられませんでしたか?」
「伝承って、結構艶っぽいものが多いんですよ。夜這いの話も随分入っていましたからね。昔は、どこそこの子どもは土地の違う血が入ってるなんて、当たり前みたいに噂になっていたりもしましたしね。ここに書かれた話が、誰か知っている人の話だとか想像すると面白かったものですよ」

 確かに、盆踊りもそもそも夜這文化の一つの表れだともいうし、民謡も色気のある唄が多いのは事実だ。夜這文化の中には、夫婦二人の子どもを残すということよりも、村という集団の中に強い血を入れることのほうが重要だと考えられた可能性が示唆されているともいう。現代と違って、人の行き来が困難であった時代には、生物学的な種としての生存の可能性を真剣に探る必要があり、古い時代の人間たちはそういう必然を、本能的に選び取ってきたのだろう。
 こうした物語の中に、蓮生家の話がゴシップ的に混ぜこまれていたのだろうか。

 真は雑誌をめくり、所々にある挿絵を頼りに物語の内容をつかんでいった。
 挿絵は、表紙の可愛らしい少年少女の絵とは、趣が違っていた。あまり漫画風ではなく、時にはかなりホラーがかった絵も混じっていた。それに、ポルノとまでもいかないが、幾らか際どい絡みの絵まである。挿絵の幾つかはかなり手が抜かれていたが、一部には奇妙に丁寧に描かれたものがあった。そうした写実的な絵のほとんどは、怪奇的なものか艶っぽいものだ。
 子どもというものは、こういう際どい何かを少しずつ自分の中に取り入れて、消化していく必要があるのだろう。学校で教えられる表向きの学問とは別に、人生を渡って行くための指南が必要なのだ。

 ふと、自分の心も体も持て余していた中学生の頃を思い出して、背中が冷たくなった。愚かなことに身売りまでしてやろうと思ったのは、つまり男が女や子どもを買うという事実を知ったのは、真を呼び出しては殴っていた連中のたまり場で見た写真や雑誌だった。彼らは真にその本を見せて、お前もこういう格好似合うんじゃないのか、お前なら男を誘えるんじゃないか、とからかった。屈辱的だと思う半分で、そういう本が存在しているということ自体には幾何かの興味を感じたのも事実だった。

 ポルノ雑誌とはその後しばらく縁がなかったが、唐沢調査事務所には、食傷気味になるほどにその手の雑誌が積まれていた。時に真が事務所のソファで寝ていると、唐沢が雑誌とティッシュケースを真に渡して、若い男が健全に寝ているなんて勿体ない、社会勉強だからちゃんと読んで正しく使用するようにと言った。
 少年の頃にあった羞恥は、大人になってしまうとほとんど消えてしまったが、あるいは形を変えて心の中に居座っているのかもしれない。
 今、この雑誌を見ていると、そういう羞恥のようなものが、つまり子どもが大人になる瞬間に味わった痛みのようなものが蘇ってくる気がした。

 そして、真の手は、思わぬ挿絵のページで完全に停止した。
 その挿絵は、怪奇ものでも艶絵でもなかったのに、奇妙に精巧に描かれていた。もちろん、精巧だから手が止まったわけではなかった。それが、幾度も見た絵と同じ構図で同じ女性が描かれていたからだ。
 線のみで描かれた少女は、レースを編んでいた。手は丁寧に描かれ、まるでそこだけが実際に生きて動いているようにさえ感じられる。真は思わず息を飲み込み、その挿絵の物語の最初のページを探した。
 文字は古い字体で、随分読みにくいものだった。

「あら」
 弥生は真の手元を見て、それから少し間を置いてから付け加えるように言った。
「それは面白いお話でしたねぇ」
「覚えておられるんですか」
「娘の頃は、そういうありそうな陰謀物語に惹かれましたからね。女学生の頃は、こういうものを読みながら大人に近づいた気がして、友達同士で哲学者や作家気取りになったこともありましたっけねぇ」
 最初のページには物語の題名が、本文よりも幾らか大きめの字で書かれていた。
 真は思わず弥生の顔を見た。弥生はその真の顔を、説明を求めているのだと思ったようだった。

「日露戦争の後、ロシアは革命の時代になりましたでしょう。殺されたはずの皇帝一族や有力な貴族たちの末裔が、いつかは自分たちの繁栄を取り戻そうと願いつつ、虎視眈々とチャンスを窺いながら生きながらえているなんて話は、ワクワクするものでしたからね。ほら、源義経がジンギスカンになって生きていたなんて話みたいで」
『青い血』
 題名にはそうあった。これがどういう取材の元に書かれた物語なのか、少なくとも弥生やその時代の少年や少女たちは、これがただのお話と思って読んでいたことだろう。いや、今でさえ、ありそうな歴史小説のひとつとして捉えているのかもしれない。

「皇女の一人が遠い異国に匿われていて、必ずその血を存続するようにという使命を与えられていた。お姫様が国を逃れたとき、一枚の絵を持っていたんですよ。その絵にはレースを編んでいる女性が描かれていて、その女性が編んでいるレースの模様に光を当ててよく見ると、宝の地図が浮かび上がるっていうんですよ。いつか自分たちが再び権力を握る日のために、財宝のありかを書いた地図を潜ませた絵が世界中あちこちにあるんだってことでしてね。でもお姫様は故郷や家族が懐かしくてずっと泣いていて、しかもお国のほうはもう大変なことになっていて誰も彼女を迎えになどやって来ない。お姫様を匿っていた人は、お姫様の相手になるような人をたくさん連れてきて、血を残そうとするんですけどね、お姫様はずっと使命を果たせなくて、結局異国人の子どもを産んで、そのまま亡くなってしまって、古い家の地下に埋められてしまう。お姫様が持ってきた絵は、そのままどこかに消えてしまうんですけどね、物語の最後ではその絵が隠されている場所から、時々、すすり泣くような声が聞こえるんだっていうんですよ」

 弥生が物語のあらましを話している表情を、真は緊張して見つめていた。
 弥生の頭の中で、この物語が蓮生家の蔵の下から見つかった白骨死体と結びついていない、とは言えないだろう。もしも、『絵』というピースが彼女の想像の中でかみ合ってしまえば、物語が真実であったい可能性を詮索したくなるに違いない。
 だが、真の緊張を察したのかどうか、弥生は話好きで気のいいのおばさんの域に留まっていた。
 彼女にはあくまでもこれは『物語』なのか。この女性が、県庁の会議室にかかっている絵を見るチャンスは、恐らく生涯ないだろうから、彼女が真実に気付く可能性は薄いのかもしれない。

 いや、この女性は知っているのかもしれない。
 蓮生家の歴史は吉川家の歴史と重なっているのではないか。昨日真が雑誌の話を持ち出したとき、弥生は一瞬返事を躊躇ったような気配だった。彼女は歴史の証言者となることを拒否しているのかもしれない。
 仁ならば上手くかわすか、それともあっさりと相手の内側に入り込んで、弥生の気持ちを聞きだすのだろう。だが、そういうことは、真にはできそうにもなかった。
 弥生は『青い血』の物語からあっさりと離れていき、他の面白そうな物語を紹介してくれた。
 真は話を合わせながら彼女の心情を読み取ろうとしてみたが、一見開け広げに見える女性の内側はまるで次々と打ち寄せる波のようで、核心は全く見えなかった。

 そして何冊目かの本を広げたとき、黄ばんだ古い新聞記事が押しつぶされるように挟まっているのを見つけた。もう二十年近くも前の記事だ。
 弥生もそれには確かな記憶があったわけでもないようだった。真と一緒に記事を覗き込み、複雑な顔をした。
 日露戦争勝利の裏で密かな取引、さる新潟の旧家と軍部、ロシアの関係、と見出しされた小さな記事。ロシア皇帝から託された宝はある家の蔵に隠されたが、事実は闇に葬られようとしている。
 詳しいことは何も書かれていない。そしてもう一枚はその一か月後の小さな訃報だった。

 下蓮生の当主の焼身自殺。
 この記事に書かれた、自殺をした当主というのは、年齢からは恐らくあのボケた老人の父親なのだろう。「父親が何か四角いものを預かっていた」と老人が話していたその人は、火に焼かれて死んでいた。
 あの老人は、もしかして自分の父親を焼いた火を見ていたのだろうか。父親の死で語り手を無くして隠された蓮生家の秘密。だから、今回もまた、蓮生が封じ込めているものを、火の力で焼き払ってしまえると思ったのか。

 想像力豊かだった少女の弥生の頭の中で繋がっていたかもしれない二つの新聞記事。
 しかし、彼女はそれを記事としては残しても、記憶の中には残さなかったのか、あるいはこれは継げていはいけない符号だと感じて、静かに雑誌のページの中に閉じ込めてしまったのかもしれない。
 弥生はその二つの記事については何も言わず、お茶が冷めましたね、と言って席を立った。真はその後姿を見送り、その日付をもう一度確かめた。どちらも、澤田が記者を辞めた後のものだった。
 途中で何冊かの雑誌の最後のページを見た。
 奥付けの編集者の名前の中に、村野耕治の名前があった。真はまるで親しい知人の名前を新聞記事の中に見つけた時のように、しばらくその名前に見入っていた。

(第23章 了)






<第24章予告>
「竹流が、今どこにいるのか、知っているのですか」
「いいえ。彼とは佐渡で別れました」
「佐渡に何をしに?」
「契約の手形を受け取りに行ったまでです」
「契約?」
 真は呟いて、それからようやく浮かしかけていた腰を椅子に戻した。
「一体、この一連の出来事の中で、あなたの役割は何なのですか」
「あなたの推理を聞いてから、お答えしましょう。全て話すのは面倒な部分もありますから」

いよいよ竹流の足跡に近づく真。
その前に、もしかして忘れられているかもしれない、もう一人行方をくらましている真の恋人(一応)・深雪の足跡も明らかになります。
核心に近づく第24章『宝の地図』、お楽しみに!

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Category: ☂海に落ちる雨 第4節

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コメント


うーん、ここではこの古い雑誌がとても重要な鍵を握っているようなんですが。
すみません、まだ、何がどう絡んでるのか、分からなくて><
最初、真がなぜ弥生の家の古い雑誌をわざわざ読みに来ようと思ったのだろうと、根本的な部分を忘れてしまっていて、少し遡ったのですが、見つけられず・・・。きっとなにか、引っかかる部分があったのですよね。

そのロシアのお姫様のお話、まるであの家の過去の出来事を綴っているような……。でも、雑誌ですもんね。あの家のはずはないけど・・・。うーん、分からない。
私にはやっぱり事件は解決できない(;_;)
竹流を見つけられない (*ノд`)・・(誰も、期待してないから)

……と思ってたら、最後に編集者の名が。
ああ、そうか。ちょっと繋がった!
だけどやっぱりまだまだ霧の中。

次回は24章に入るのですね。
何か、少し真の推理が聞けそうな予感。
楽しみにしていますよ。真が頼りです!

私じゃ竹流を見つけられない (*ノд`)・・(だから誰も期待してないから)

lime #GCA3nAmE | URL | 2014/08/07 23:39 [edit]


大正浪漫♪

彩洋さん、こんにちは♪

第23章のラストは、まさしく大正浪漫の香り漂う描写が素敵でしたね。
横溝正史か江戸川乱歩の小説世界を感じさせる、どこか退廃的な雰囲気にどっぷりはまり、読みながらゾクゾクしてしまいましたよ~(*´∀`*)

弥生さんに見せてもらった古い雑誌が意味するメッセージはもどかしいように感じ取れるのですが、まだ明確になってきません。
私も謎解きは真に一任して(笑)、そこに至るまでの過程を読みながら楽しんでいきたいと思います♪

話は余談の部類に入るのでしょうが、ここで語られた草薙さんの人となりが私はとても好きでした。

『人は細胞に刻まれた遺伝子の神秘よりも、己の力で生き抜いてきたというエネルギーによってこそ、姿も心も決まるものなのかもしれない。』という短い文章だけで、草薙さんの内蔵する生きるエネルギーの強さが感じられますよね。
自分の生き方を確立させた大人の男を彼に見た気がして、ますますファンになってしまいましたよ(笑)

次回からは新しい章が始まりますね。
いよいよ竹流に近づいていけるのか、ちょっと忘れかけていた(笑)深雪はどんな役割を担っているのか、その辺の謎解きを楽しみに次の更新を待たせていただきます。

ではでは、いつも読み応えのある作品を読ませてくださり本当にありがとうございます♪
酷暑が続きますので、お体に気をつけてお過ごしくださいね(*^_^*)

三宅千鶴 #- | URL | 2014/08/09 12:03 [edit]


あれかしら。わすれちゃったようなフリをしながら教えている?
だって、つながりに思い当たっていないなんて、いくらなんでもわかりが悪すぎる感じがしますものね。でも、わかってやっているとしたらこの弥生さん、ものすごいタヌキ……。氣がついていないのだとしたらとんでもない天然?

よく考えたら、草薙がなぜ一緒にいるのか、全然理解していなかったかも。真にも竹流にも借りも貸しもなさそうだし、自分に都合のいい動機も口にしていませんでしたよね。惚れたはれたともかんけいなさげだし。でも、ただの親切にしては、面倒見がよすぎる。まさか各地の日本酒を飲みたいだけなんて事もなさそうだし。

そして、いよいよ竹流の居場所がわかるんでしょうか。
大人しく続きを待つ事にします。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2014/08/10 02:49 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

やっと風が収まって落ち着いてコメ返ができます。お返事が遅くなってごめんなさい!!
いや~、やっぱりlimeさんは物語の構築を丁寧にされている方なので、本当に私が危ぶんでいる部分にしっかり引っかかってくださって、まさに恐れ入ります、と思いました。
はい。どう絡んでいるのか、わからないですよね。
分からないのは当然なのです。実はこのエピソード、奇妙に浮いていますよね~

これはきっと私の筆力の問題なのですね。
真は竹流の行方を捜しているのですけれど、それと同時にこの絡まった事件全体の成り立ちを追いかけているのです。これが真の性なのかもしれませんが、気になったことは竹流の行方のことだけじゃなくても確認しておきたくなっちゃう人なんですね。
真は、竹流をさらった奴が「ろくでもない野郎ども」だということはもう分かっているのです。でもそこに繋がる糸は絡み合っている。今真が知りたいことは何よりも(1)実際に竹流がどこにいるのか、そして(2)そもそも彼がこれに巻き込まれた事情は何だったのか(それが分からなければ竹流が見つかったとしても彼が納得しないだろうから)。
この部分、直接竹流の行方とは関係ないのですが、真はどうしても引っかかっていることがあるのですね。それは澤田のこと。どこかで澤田とその秘書だった村野、そして村野の関係者が何かこの事件の最初の球を転がしているんじゃないかと思っていて。
蓮生家はただ巻き込まれたみたいなものなのですが、その原因はしっかり作っている部分もある。そして実はこの家、「預かりもの」をしやすい家のようで。実はロシアからやってきた女の人や絵だけでなく、本当に大事なものも預かっているのです。
うふふ。それはラストで紐解かれると思います(^^)
村野ってのは何がしたかったのか、実は「太陽がまぶしくて」その太陽を真っ黒にしたかっただけのようですよ。他に楽しみがなかったんかいな。そして、竹流の事情にも絡んでくる心情なのかもしれません。
あはは。もう、真に任せといてください!(って、さっきから、いちいち「マコト」に変換される。マコトに任せたらえらいことに……)

> 次回は24章に入るのですね。
> 何か、少し真の推理が聞けそうな予感。
> 楽しみにしていますよ。真が頼りです!
> 私じゃ竹流を見つけられない (*ノд`)・・(だから誰も期待してないから)
はい。もう寄り道はありません。伏線は張りまくっているので、そろそろ本筋に帰って、最後に伏線全部紐解けるはず、です(多分!)。
いつもありがとうございます。
ややこしいお話にお付き合いいただいて、ほんと、ありがとうございます!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2014/08/10 16:07 [edit]


千鶴さん、ありがとうございます(^^)

何だか分かりにくい部分ですみません。
このお話、本のように流し読みできるなら、するするって頭の中で取捨選択しながら読み進めることができて、ここはまぁ大筋とは関係なさそうだな、伏線部分だなって分かると思うのですが、いかんせんブログのむずかしさですね。そもそもブログ用に1話1話を切った作りじゃないので、本当に毎回どこで切ろうかと悩みます。そして皆さんを混乱させてしまって。これもただただ私の筆力の無さが問題なのです……が、ここで断言!
はい、竹流の行方とは関係はありません。でも竹流が関わっていた出来事の大元がここにある、という造りなのです。あぁ、何だかこんなところで力説しているのが情けない。
でも、最後まで我慢していただければ、この伏線の意味も出てくると思われます^^;

でも、ここは、はい! 大正浪漫ですよね。
いや~、ちょびっと古い時代を懐かしむ部分でもあります。私の中学生頃って、まだその残り香がありました。きっとそれが江戸川乱歩や横溝正史の作品だったのですね。今のように、色んな作品・作家さんが、誰が誰やら把握できないほどに現れる時代じゃなかったし。
この中高生が読むには妖しすぎる、でも大学生が読むには幼稚な部分もある、って種類の雑誌、あれはいったいどんな世界だったんだろと、そういう昔懐かし思い出のオマージュ、って部分であったりするので、その世界観を楽しんでいただくといいかなぁ。
そう、これ、中島梓さんとか竹宮恵子さんが関わっていた某雑誌をイメージして書きました。まさに耽美の世界ですね。真は全然耽美じゃありませんが^^;

そして、草薙のこと、気に入ってくださってありがとうございます!
実は、この話、いろんなタイプの男が出てきます。それもあんまり若くない、オッチャン率超高し、ですが、その中でも草薙は私のお気に入りの一人でもありました。物語に大きく関与するわけじゃないけれど、色んな人が自分の人生を背景に背負って登場し、何かを投げかけていく(良いことも悪いことも)、そういう物語運び、大好きなんです。
この話、書き方を変えて、ベースでは竹流をずっと探しているけれど、単回ごとの物語では登場人物ごとに別枠になっている10話分くらいのドラマ仕立てにしたら分かりやすかったのかなぁ、と思ったりもして。
アメリカの歴史じゃないけれど(大統領ごとに時代を覚える……まるで将軍ごとに覚える江戸時代みたいですね)、人物ごとにドラマあり、って感じかしら。

> 『人は細胞に刻まれた遺伝子の神秘よりも、己の力で生き抜いてきたというエネルギーによってこそ、姿も心も決まるものなのかもしれない。』という短い文章だけで、草薙さんの内蔵する生きるエネルギーの強さが感じられますよね。
> 自分の生き方を確立させた大人の男を彼に見た気がして、ますますファンになってしまいましたよ(笑)
わあ、ここ、取り上げてくださってありがとうございます。
真に言い聞かせてやっているのです。遺伝子の神秘、実はでかいんですけれど、でかいからこそ、何かほかの力で乗り越えて欲しいです。
深雪も、ほんと、忘れかけていると思いますが、またちらっと思いだしてやってください^^;
彼女は真の女ではありますが、それ以上に、澤田顕一郎との関係でドラマがあります。
澤田も「あるタイプのオッチャン」の一人ですが、白状しちゃうと、主要な人物ですが、基本いい人なのでつまんないかも。それに比べると、悪人はなんて面白いんだろう。草薙みたいにどこか足を悪い方に突っ込んでいる人を書くのが楽しくてやめられません(オッチャンの話じゃないんだって!)。第5節ではまだまだ悪人、出てきます! お楽しみに(^^)
いつもありがとうございます!!!

彩洋→千鶴さん #nLQskDKw | URL | 2014/08/10 16:40 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

弥生さん、ある意味謎ですよね!
夕さん、奇妙な人に目をつけて下さいました!
実は、この弥生さん、ゴシップ好きの興味津々おばちゃんの反面、田舎的排他的感情や旧家の「他所様には関係ない」って感覚もしっかり持った人。それでいて、学生時代は結構乙女でして、あやしい雑誌を隠れ読みしていたりして、普通のおばちゃんなんですよね。
天然な部分もあるし、確信犯的な部分もあるし、もしかしたら自分で分かっていない部分もあり。
> だって、つながりに思い当たっていないなんて、いくらなんでもわかりが悪すぎる感じがしますものね。でも、わかってやっているとしたらこの弥生さん、ものすごいタヌキ……。
でも、タヌキ、が多分正解、と私も思います^m^

この新潟でのエピソード、真にしても竹流にしても仁も草薙も、古い時代には澤田や村野も「まれ人(旅人、よそから来た部外者)」の役割を果たしています。
真の側から見たら、自分たちが果たした役割は分からないかもしれないけれど、蓮生家にとってはまれ人の力により、ひとつの時代が終わっていくのかもしれません。

草薙はですね~、多分興味津々+寝覚めが悪いんですよ、きっと。
だって、毎日毎日酒場の切り盛りで荒くれ野郎どもの面倒を見ていて、たまにこんな刺激が飛び込んできて、面白がって参戦(竹流からはいくらかもらっているかもしれませんが)。
草薙が関わっていた理由は(すみません、間が空きすぎて忘れられている…)113話(http://oomisayo.blog.fc2.com/blog-entry-451.html#451)にあるのですけれど、要するに、竹流は自分が仕事をさせていた御蔵皐月という女(またも登場のトンデモ女)のことをちょっとだけ心配していて(っても、我儘勝手な女だったのですけれど)、遺伝学的にはアニキである草薙に探させたりしていた関係なのですね。

草薙は自分の妹には興味もなかったんだけれど、竹流には興味もあるし契約関係。色っぽい事情は何もありませんが、背景の面白い男だということは知っている。裏社会を生きる同士で義理を通しているだけで、今回は単純に竹流が草薙を協力者として雇っていただけなのです。
草薙は別に他意はなく、深入りするつもりもなかったんだけれど、ちょっと関わってみたら「トンデモナイ連中が絡んでいた」ので、竹流には忠告したんですよ。あんまり深入りするなって。「トンデモナイ」っていうのは「理屈が通用しない」ってことで「話しても分からない連中」ってことなんですね。
草薙は修羅場をくぐって来てるし、君子危うきに近寄らず、という技ができる人だけれど、竹流ときたら、修羅場をくぐってきているようでいて、お坊ちゃま。「本当に危ない奴ら」がどういう連中か、分かっているようで分かっていない。どこかでまだ「話せばわかる」と思っている。

草薙からしたら、勝手に深入りした竹流がとんでもない目に遭っているだけでも寝覚めが悪いのに(半分は自業自得と思っているけれど、自分の馬鹿妹が関係しているのは何だか寝覚めが悪い)、彼を捜している真や美和まで向こう見ず。馬鹿な連中だと腹の中で思いつつ、「義理や人情」にはちょっとほだされちゃったりする人なのかも。
と思いながら、書いておりました。
言葉足らずの上、ずいぶん間が空いているから忘れちゃいますよね~
す、すみません m(__)m

> まさか各地の日本酒を飲みたいだけなんて事もなさそうだし。
うむ。これは実はあるかも? いやいや^^;
この話、まれ人と道祖神で成り立っている……のかも。
あれこれややこしい伏線はもうおしまいです。あとは最後に紐解かれる伏線の絡みはそのままに、真っ直ぐ竹流のところへ……見え隠れしていたとんでもない連中のしっぽを踏んづけに参ります。
いつもありがとうございます!!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2014/08/10 18:13 [edit]


今回は我慢ができず、’章’読み^^
指輪~! とか、オヤジ、真に何を~! とかあるのですが、蓮生家話に落ち着く。

竹流探しから出会う草薙ですが、出会って良かったですね。
こいつはお前のことをこんな風に言っていた、それを聞く、というシチュエーション、好きなんです。
そんなことをこの人に言っていたのかと意外に思うのと、相手のことがより深く理解できる場面だと思います。自分も「夢叶」で試したことがあって(私のはただのお試し ^^:)。

意味深な雑誌(?)が良いですね。そうそう。昔話って、ファンタジーのようで、実は実際にあった話を元に、かもねとよく思います。
作者不明でもその語り部のイマジネーションは凄いですよね。語りを起こさせる元の実話の方も凄かったんだろうなあとも。

真がぐっすり眠れたあ・・・オヤジのお陰で・・・
思いもよらぬ解決策?? いあ、見るとこ違うでしょ・・・(-_-;)
すみません。こちらも運動続行^^

けい #- | URL | 2015/07/11 12:01 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

我慢ができずに章読み、ちょっと嬉しいです(^^)
ということは、何かがけいさんのツボにはまってくれたのかしら? まさかの草薙? いえ、草薙って書いている時はすごく楽しく書いたので、どなたかが気に入ってくださったらいいなぁ、なんて思っていたのです。でもあんまり誰にも注目されず? 確かに、他に濃いキャラがいて、埋もれてしまったかも^^; 
あ、「オヤジ、真に何を~!」ということは、逆かぁ^^;
この人の場合、状況・立場がマイナス→でも反社会的ながら信念に基づきプラスに生きている。唐沢の場合、状況・立場は自分からマイナスにして→適当に反社会的にプラスに生きている……あ、ちょっと何となく似ていた! と後から反省。
でも、やっぱり草薙は真面目だけれど、唐沢はふざけてるなぁ。

> こいつはお前のことをこんな風に言っていた、それを聞く、というシチュエーション、好きなんです。
あ、そうか! 確かにそういうシーンですね。ここはあんまり意識しておりませんでしたが、たまに真を第三者から見たシーンを書きたくなるのは、似たような理由かもしれません。でも、それは真が何かを想うわけじゃなくて、書いている私と読んでくださる人が「あ、真ってこんなやつ」って思って下さるといいなぁ、というシーンでした。
あぁ、でも、こういうシーンって、嫌味じゃなく感じてもらえるように書くのって実は難しいですよね。
うん、でもリアルでも、後から誰かに「あの人がこう言ってたよ」ってのは(いい話なら)嬉しさ2倍ましですよね。滅多にないけど。

このおばちゃんの「昔の雑誌」逸話は、物語の中では結構「余談」になるのだけれど、ここも自分ではかなり楽しみながら書いたのでした。モデルとした雑誌はいくつかありますが、気持ちの中ではJUNEとかあの辺りのイメージ。でもこの大正から昭和の微妙な時期の「怪しさ(妖しさ)」って、ネット社会になった今では少し様相を変えているかもしれませんね~
そして、明治や大正、あるいは歌舞伎のネタだって(心中ものとか)、現実の出来事をお話にしてやっていたんですものね。神話だって、歴史の証言かもしれませんしね。
で、ここは「村野」という男の陰のイメージ、悪意を表現するために出してきたエピソードなんですが、ここも書きながら楽しんでしたのでした。ほんと、寄り道の多いな話ですみません。でも、この寄り道・枝葉がこのお話のミソでもあるのですけれど。

> 真がぐっすり眠れたあ・・・オヤジのお陰で・・・
> 思いもよらぬ解決策?? いあ、見るとこ違うでしょ・・・(-_-;)
> すみません。こちらも運動続行^^
運動続行、ありがとうございます!
そうそう、思いもよらぬ解決策で……爽やかな青春を描かれているけいさんには申し訳ないシーンですみません^^;
でも、これはまぁ、ありかなぁと……(^_^;) 
またまたこの先にもいくつも悶着ありですが、お楽しみいただけたらと思いまする。
この先もよろしくお願いいたします(*^_^*)
コメントありがとうございました!!

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2015/07/12 11:45 [edit]

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