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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

NEWS 2013/1/28 プロットって… 

小説談義でネタにするには、自分の中であまりにも深みがない話題なので、雑記程度に…
「小説はプロットが大事です」「あらすじがちゃんと書けなければ、中身は大したことがない」
もう本当に、おっしゃる通りなんですが…

プロットを真面目に書いたことがありません。
たとえば拙作で申し訳ありませんが、『清明の雪』
これはどこが出発だったかというと、ラストで竹流がつぶやいた万葉集の歌なんです。
この歌を何かの本で読んだとき、ぶわっと物語が湧いて出た。
よし、これを天(天井)に飛ばす!
ラストのキラキラのシーン(と私は思っている)さえ浮かんでしまえば、あとは書き始めてしまう。
ただただキラキラシーンに向かって書くのです。
いつものように、花さか爺さんのごとく謎(伏線)を振りまき回り、後で回収に奔走する……
水晶(のエピソード)を拾い、指輪を拾い、螺鈿を拾い、龍を拾い、不動明王(怒れる神像)を拾い、和尚さんの茶杓を拾い、鳴神(歌舞伎)を拾い、弘法大師を拾い…
拾いまくってお話ができる。

私が短編を書けないのはこんなやり方をしているからですね。
文章教室でよく言われたものです。
詰め込みすぎ。
返す言葉がありません。

でもある時、かの有名な光彦さん(はやっぱり榎木孝明さんだよね~いつの間にかお兄ちゃんになってるけど)シリーズの作者様が、「プロットなんて立てませんよ、僕は浅見ちゃんと一緒に謎解きを楽しんでいますから」
とおっしゃったではありませんか!
(ちょっと言葉が違うかもしれませんが、大体そんな内容でした。記憶違いだったらごめんなさいm(__)m)
(一緒にするなって言われそうですが…)
しかも、私が敬愛する今市子さまも、とりあえず書き始めちゃうから(エピソードの)収拾に困るんですよ、てなことをおっしゃった!
なんだ、「取りあえず振りまく→回収に奔走」ありなんだ!

……なんて、安心してはいけません。
プロはちゃんと頭の中でプロットを作っているのです、あなたのようなど素人が真似をしてはいけません。
とはよくわかっておりますが、今日も私は、振りまいた謎=伏線を拾いまくってお話を作っています。

その集大成のようなのが『海に落ちる雨』……恐ろしいほど振りまき、回収しました。
もう何か落としていても気が付いていません。
書いているほうはただ楽しかった。

詰め込みすぎ。
まさにその通りのお話です。
今回のキラキラシーンは……ラストの『I Love You』です(第38章ですよ!)。
この一言に向かって突き進んだのです(しつこいけど、38章!)。
正直、彼がこんなに手ごわいとは思いませんでした。
こんなけ(38章分!)お膳立てをしてやらないと言えんのか!と何度思ったことか。

ラストシーンで大泉洋さまに『愛してるよ~』と叫ばせるためだけに舞台の脚本を書いた、という方がおりました。
まさにそんな感じです。

そして今日も私は、文章教室で習ったことなど完全に棚に上げて(教科書ってそんなものですね)、伏線をばら撒いているのです。
たぶん一生、プロットを真面目に作らない人のまま……
いやいや、一応、頭の中では私だってちょっとだけ筋は立てているのですけど……
こんな私ですが、いつでも素敵なストーリーテラーになりたいと思っているのです。

あら、雑文が長かった…
ほらね、やっぱりプロットがないから、長くなるのですよ。
と天の声が聞こえそうです。

ちなみに私がグループ旅行に行けないのも、同じ理由です。
すぐ脇道に逸れ、石があると座り込んでぼーっとしてしまう。
ローマで1週間居ついていた時も、毎日ただただローマを歩き、路地やら教会に捉まりまくり、有名な観光地を半分も見ないまま帰ってきたら、みんなに1週間もいて何してたの~と言われ…
ローマ郊外の田舎町に出かけた時も、帰りのバスの時間を見ずに行ってしまい、何もない荒れ地をさまよっていたら、現地の人に保護され…
愛するタルコフスキーの映画に出てきた教会を見るためだけに電車を乗り継いで田舎町に行き(帰りの航空券を落とし^^;)、2日間、教会に通い続け、ただ地下の礼拝堂でぼーっと至福のひと時を過ごし…
そんな私ですが、生き残って今日に至っております。

ここまで書いてわかりました。
やっぱりプロットは大事ですね!

でも、ラストのキラキラシーンに向かう情熱は、やっぱりもっと大事なんです!
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Category: 小説・バトン

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コメント


こんばんわ

どうも、熊野鮭です。
私もプロットは真面目に書くことがあまりありません(笑)
と言うか「プロットを書いている暇があったら先に書き進めるわ」と言ったような考えに至ることが多々あって、結局はめんどくさがっているわけです(汗)
人よりも記憶力が壊滅的に無い私にとってはプロットは小説を書く上での生命線ともいえるべき存在だと思うのですが、一方では「所詮忘れる程度のアイデアなんだ」と言って割り切ってしまう人もいるようなので、やっぱり人それぞれなんだなぁ……と。
とは言っても自分に何があっているのかまだ答えを出せないままでいる方には、とりあえずプロットを書くことから始めた方がいいのかなと思います。
めんどくさがってやらないってなんか聞こえが悪いですしね(笑)(上から目線で申し訳ありません。何せ語彙力までもが壊滅的で……)

長文失礼しました。これからも応援しています。

熊野鮭 #- | URL | 2013/01/29 22:19 [edit]


コメントありがとうございます

熊野さん、それとも鮭さん、遊びに来ていただいてありがとうございます。
しかもコメントを残していただいて、嬉しいです。
実は、こそこそと(なわけないんですが)ブログにお邪魔しておりました。
まだ他のお話は全部catch upできていないのですが、【創成者の街】を楽しく読ませていただいております。
何だか自由でいい感じだなぁ、と思いながら……
とても読みやすくてするりと入ってくる文章で、うらやましいなぁと思いながら……

プロットへのコメント、ありがとうございます!
そうねんですね、面倒くさい……わかる気がします。
書き出してしまうことで勢いがつくタイプの人っているんですよね(言い訳ですけど)。
で、そういう人はプロットを書いている間に情熱が萎えちゃうのが嫌なんですよね…
書き進めるためのエネルギーは失いたくないし…
もちろん、後で痛い目に遭うこともざらなんですが。
でも、そんなことで情熱が萎えたりしないのがプロなんでしょうね……
所詮アマチュアの私は、後で必死に伏線を拾っているんですが、結構そんな自分もえらいなぁ、と思って自己満足しています^^;
よく言われることですが、「小説を書くのは筋トレと一緒、プロットを立てるのは怪我をしない骨格づくりの基本」……怪我しまくりながらも前に進めるのも、結構楽しいですよね!(開き直りですけど^^;)

これからもお互いに頑張りましょう!
私も熊野鮭さん、応援しています!

大海彩洋 #- | URL | 2013/01/29 23:42 [edit]


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# |  | 2013/02/01 22:52 [edit]


コメントを下さったKさんへ

Kさん、ありがとうございます!
やっぱりうまくコメントのお返事が送れていないような気がするので、さしあたって、お返事ここに書きます。
私のこっそりの小っちゃい足跡を発見していただいて、感謝しますm(__)m
お察しの通り、ブログのリンクを辿ってお邪魔させていただきましたm(__)m
BL作家志望さん方はみなさん、楽しそうでいいなぁ、といつも思っているのです。
何より、みなさんの情熱が素晴らしいし、個性があって勢いもあって、明るい感じが素敵です。

昔から小説を書いて1人楽しんでいて(結構、自分の書いた世界が好きなもので、自己満足で十分だったのですが)、友人の勧めでブログにチャレンジしてみたわけですが…
困ったのは、自分の書いているもののカテゴリーが分からなかったのです。
で、一番近いのはミステリーかと勝手に思うことにしました。
もともと信条は、物語は何でもミステリー、そこに謎があるから書く、そして読むのだ、と思っているので、ミステリーでいいことにしちゃおう、と。そもそも一応、主人公は探偵だし。
とか何とか、言い訳を考えて、ミステリーにしといちゃった、という感じなので、きっと本当のミステリーファンの人は怒っているんじゃないかと、いささか不安です。
とりあえず、ミステリー風お伽噺型長編小説、というカテゴリーでしょうか^^;
なので、あまり感心していただくことでもないのです。ミステリーというのはあくまでも自己申告でして…
本当にお恥ずかしい限りです^^;^^;

読んでいただいたらわかると思いますが、プロットをちゃんと立てないから、話があっちいったりこっちいったり、本当に申し訳ありません…
でも、アマチュアの特権だろうと思うことにしています。
振りまいて回収、などとかっこいいことを書いてみましたが、実際は本当にいい加減です…
とはいえ、後で読み返して、落とし物を拾うスリルも味わうという、作者冥利につきることをやりながら、楽しく書いているわけなのです。

実は、ほんのちょっと、カテゴリーをBLにしようかと思ったりしたことも……
一応、彼ら(主人公二人)、ある意味では(文字通りでも)『できて』るし……
でも、尊敬するMさんのBL論を読んで、目が覚めました。
そうか、BLってこういうものだったんだ!なるほど!私には無理だわ!と。。

何より、応援団メンバーが複数であることが分かって、かなり嬉しいです(#^.^#)
またブログにお邪魔しに行きますね。

無茶苦茶長文で失礼しました。
本文も長くて済みません。ブログ不向きなんです……
自分がクリックが面倒くさいので、みなさんにクリックしてもらうのも申し訳なくて、1ページがやたらと長い…本当にすみません(>_<)
苦痛な文面に懲りずに、うちの可愛い?二人の物語も、楽しんでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします(#^.^#)

大海彩洋 #XbDIe7/I | URL | 2013/02/04 01:40 [edit]

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