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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨121] 第24章 宝の地図(2)弥彦の美術愛好家 

【海に落ちる雨】第4節第24章(2)です。
竹流の姿が最後に目撃され、彼の身に何かとんでもないことが起こっていることを確認した新潟の地。
蓮生家と関わりを持つ人間の中に、この事件に関わった者がいるはずだった。
そして、竹流が姿を消す前に訪れていた村上の酒蔵で、竹流が「弥彦に行く」と言っていたことを聞いて、真はその人物を特定した。
ではご一緒に、弥彦に参りましょう。

その前に、真の独白にある「月が綺麗だと呟くシーン」を抜粋。
第1節の第1章に出てきた短い真の回想シーンでした。

 時々、真が気になってテラスに出ると、同居人は何も言わずに五角形の空を見上げている。そして、他人行儀な口調で、今夜は月が綺麗ですね、と言う。真が意味を理解できずにガーデンテーブルの向かいに座ると、同居人は木の椅子に深く背を預けた。ぎっと、木の合わせが擦れあった音がする。
『I love youって何て訳すか知ってるか?』
 また下らない薀蓄を話し始めるのだろうと、真は返事をしなかった。
『明治時代の日本では『愛している』という訳はなかったそうだな。夏目漱石は、月が綺麗ですねとでも訳すか、と言ったらしい。あなたなしでは生きていけない、と訳した詩人もいたそうだ』
 月が綺麗だなんて言われても、聞いたほうに想像力がなかったら聞き流してしまう、と真が言うと、同居人は真の方を見ないまま、僅かに微笑んだように見えた。
 珍しく真剣な恋でもしているのだろうか、それとも昔の叶わなかった恋でも思い出しているのだろうかと思ったが、追求してもまともな答えが返ってくるとは思いがたく、真は月を見上げる。
 五角形の空に、ひと際大きく、月が輪郭を浮きたてるように香っている。


何故今このシーン?
真は本当は「俺にだって多少の想像力はある」と思っていたんですよ(*^_^*)
でも、思えば夏目漱石の「月が綺麗だ」は使い古されてますね。ま、いいか。


【海に落ちる雨】登場人物紹介はこちら→【登場人物紹介】





 草薙とは新潟駅で別れた。さすがにこれ以上、あの店の危ない連中を放っておくことはできないということだろう。
 草薙は、あとは別の道案内人を捜せ、と言った。
「何遍も言うようだがな、自分の遺伝子がろくでもないなどとは思うなよ。大和竹流が見つかったら、一緒に店に飲みに来い。特別に手厚い出迎えをするように、店の連中に言っておいてやる。おまえさんはきっとナンニのいい話し相手になる」

 草薙が手を上げて、人ごみに吸い込まれていく後姿を見送りながら、真は、例の『手厚い出迎え』をかわせるほどに竹流が無事であってくれればいいと思った。

 深雪の行く先は気になったが、今は何より弥彦に行きたかった。真は心のどこかに居場所を作ってしまった香野深雪という女性の存在を行李の底に押し込めるようにして、今は素直に感情の求めるままの先を急いだ。
 一人になると、いつもあの男のことを考えていた。
 何を思い出したのかと言えば、ろくでもないことばかりだった。魚を捌く手つきや、器用に野菜の形を整える包丁の扱い、だしの味を確認している姿、なぜか料理をしている時の手元ばかりを思い出した。

『料理ってのは科学的計算と根底は同じだ。つまり、材料の比率が味を決める要素のひとつだ。匙加減だよ。お前はあれだけ細かい物理計算をしていたんだから、料理ができないというはずはない。つまりやる気がないってことだな』
 あんたが作ってくれるのに、何で俺が料理を覚える必要があるんだ、と言うと、それ以上、竹流は何も言わなかった。

 確かに、砂糖や醤油、塩を入れていく作業は、大学生の頃にしていた実験と変わらない気はした。だが、包丁捌きは全く別だ。あの器用な手つきだけは、真には全く真似のできないものだった。
 それに食材を見分ける能力。根本的に真にはそういう類の才能は備わっていない。それに実際は、味付けをしていく作業とて、季節の左右される人間の感覚や他の料理との兼ね合いで変えていかなければならないのだ。
 そんな微妙な舌は真にはない。

 弥彦までの道の半ばで、空は暗くなってきた。時刻のためもあったが、時計の針が進むよりも早くに雲行きが怪しくなっていたからだった。途中、車を道の隅に停めて、一本だけ煙草を吸った。
 深雪の過去を思い遣ってやらなかった後悔は確かにあった。しかしそれよりも、竹流が真と深雪の事を、寄り添うべき一組の男女として考えていたのだと知って、動揺していた。

 それなら何故、雑誌のインタヴューであんなことを言ったりしたのだろう。それに何故、月が綺麗だと呟いたりしたのだろう。俺にだって多少の想像力はある、と言ってやればよかった。そして何故、指輪を捨てたりしたのだろう。
 今、スラックスのポケットから指輪を出して見つめる気になどならなかった。捨ててしまいたい衝動は確かにあった。捨てるなら場所は決めてあった。大体拾ってきてしまったことに後悔がないわけでもなかった。

 煙草を吸い終わると、少しだけシートを倒して目を閉じた。昨夜はそれなりによく眠ったと思っていたが、身体は興奮したままだった。まだ夜にはなっていないものの、既にヘッドライトを灯した車の光が視界の隅を貫き、すり抜けるような振動が身体に響いた。アスファルトの地面にのめり込みながら転がっていく車のタイヤ音は、幾らか湿り気を帯びて聞こえた。

 もう遅いよ、と真は喉の奥で呟いた。俺は神と契約を交わしたのだ。
 草薙の父親も、寺崎の父親も、そして真の父親も、息子にとってはろくでもない親かも知れないが、あの男だけは違う。息子のために、時には戦争も厭わないだろう。そういう直接的なやり方が正しいかどうかは別の問題だった。
 あの男は息子を愛しているのだ。そしてその息子は、叔父だと信じている父親を、どのように思っているのだろう。

 休むことは諦めた。真はエンジンをかけて、弥彦への道を急いだ。くすんだ空から雨がフロントガラスへ振りまかれて音を立て、真は視界が保たれている間はワイパーで跳ね除けることもせずに、ただ光の行方を睨みつけていた。


 弥彦に着いたのは既に定時を二時間ばかり過ぎていたが、江田島道比古はまだ村役場に残っていた。
 真を見ると、特に表情を変えることもなく、もう少しで仕事が片付くので待っていてください、と極めて事務的な声で言った。真は役場の待合で、座り心地の悪い長椅子に身体を預けた。

 狭い役場には江田島の他には誰も残っていなかった。静かで、時折江田島が紙をめくる音だけが、空気に含まれる湿気の位置を変えているように思えた。

 以前、取材のふりをして江田島に会ったとき、会うまでは絶対にこの男が怪しいと思っていたが、実際に会うとただ実直な役人で、美術のことをこよなく愛している部分に関しては幾らか狂信的な面があったとしても、それほどの悪人には思えなかった。
 その後で、蓮生の親戚である時政家の息子と恋愛関係にあると聞いて、印象が変わった。そういう性的嗜好を持っていることが問題なのではなく、その相手が蓮生と関りのある人間ということで、再び疑いの気持ちが持ち上がった。
 だが、こうしてもう一度目の前に会ってみれば、それほど悪人でも善人でもないただの一人の男に見える。

 真は両膝の上に肘をついて、組んだ両手に額を乗せ、自分の手が異様に冷たいと気が付いた。それともアドレナリンが分泌され過ぎて熱でもあるのかもしれない。睡眠不足の身体にありがちな、重さと浮遊感が纏わり付いている。
 いっそ、全て幻想であって欲しいと願った。もしかして今マンションに戻ったら、同居人はそこにいて、当たり前のように魚を捌いているかもしれない。真が台所に入れば、いつものように、帰ってきたんなら手伝え、と言うかもしれない。不意に、魚のにおいが運んでくる築地の海の匂いが蘇った。

 記憶の中の匂いなのか現実のにおいなのか、区別がつかない。記憶とにおいは脳の同じ部分に仕舞われて、それぞれが刺激となって幻影を呼び起こすのか。
 その幻影の彼方から、足音が近付いてきた。止まった時、現実に引き戻される。
「お待たせ致しました。夕食、まだではありませんか。私もこれからなので、おつき合いください」
 真が断る隙も作らせず、江田島はそう言って、先に歩き始める。

 真の車で駅前まで行き、一軒の料理屋に入った。駅前、と言っても申し訳程度に店がかたまっているだけで、九時も過ぎれば灯りは全て消されてしまうのだろう。江田島は書類鞄を空いた椅子に置いて、さて、と言うように真を見た。
「少し飲みますか?」
 真が断ろうとすると、江田島は、今日はもうフェリーには間に合いませんよ、と言った。真は、耳と脳の間でしばらくその言葉を行き来させなければならなかった。

「何故」
「寺崎昂司から連絡があったんですよ。あなたを案内しても構わない、と」
「どういう意味ですか」
 意味が摑めないまま、真は江田島の顔を見ていた。
 ここに来て、何故誰もが謎解きを始めたりしているのだ、と不愉快で気分が悪くなった。これまでは誰も真実を真に教えてなどくれなかった。今になって皆が真には処理しきれない情報を提供してくれようとする。それは、竹流の身がよくない状況にあるという意味ではないのか。

 真はやはりアルコールを断った。
「竹流は今どこに? あなたが、彼がフェリーで佐渡に渡ったときに、フェラーリに同乗していた男だったんですね。あなたは彼の仲間か、もしくは情報提供者だと言うんですか。それなら何故、僕が前にあなたに会ったときに、そのことを教えてくださらなかったんですか」

 江田島は注文をとりに来た年配の女性に、手際よくビールと料理を幾つか頼んで、ようやく真の顔を真正面から見た。
「矢継ぎ早に質問されると、どれから答えていいのか、困りますね。大和竹流と一緒に佐渡に行ったのは事実です。だが、私は彼のお仲間というわけではない。ただ、寺崎昂司とは父親を介して知り合いではあります。何故、あなたに教えなかったのか、というのは多少複雑な事情があって、うまく答えられません」

 真は江田島を睨み付けていることに、自分でもようやく気が付いた。江田島は運ばれてきた二杯のビールの一方を真に勧めた。真はそれには応える余裕などなかった。
「竹流が、今どこにいるのか、知っているのですか」
「いいえ。彼とは佐渡で別れました」
「佐渡に何をしに?」
「契約の手形を受け取りに行ったまでです」
「契約?」
 真は呟いて、それからようやく浮かしかけていた腰を椅子に戻した。

「一体、この一連の出来事の中で、あなたの役割は何なのですか」
「あなたの推理を聞いてから、お答えしましょう。全て話すのは面倒な部分もありますから」
 真はもう一度勧められて、今度はビールを口にした。固形の炭水化物よりは咽を通りやすいと思うことにした。

「あなたはパリに留学していた時に、フェルメールの本物がまだどこかにあるという噂を耳にしていた。それも、かなり具体的な話だった。持ち主はキエフの皇族血縁の元貴族の老人で、その貴重な本物は、割と簡単に贋作と判るような絵の下に隠されている、という。あなたはもしかしてキエフの老人を訪ねたのではありませんか。しかし、絵はそこにはなかった」

「そうです。日本人に売ったと。ガラクタのような絵ばかりだったので、高い金を出しそうな日本人に売ってやった、と言われました。だが、実際には売ったというほどの金を受け取っていないことが分かった。妙な気がしました。彼は売った先までは言いませんでしたが」
 真は、この男が『青い血』という秘密結社とやらを知っているのかどうか、フェルメールらしき同じ構図の絵が何枚もあることに気が付いているのかどうか判らなかったので、その話題を避けた。

 細長い店はテーブルが縦に並び、それぞれのテーブルの間には柱が立っていて、入り組んだ形の個室のように作られている。洒落たデザインを目指したのではなく、何やら建築上のやむをえない事情によって複雑な形になってしまっただけのように見える。厨房は少し奥になっていて、今真と江田島が座っている一番出入り口に近いテーブルの会話が他人に聞かれる可能性は低いように思えた。

「あなたはやむを得ず弥彦に帰って役所勤めをするようになってから、蓮生の家から鑑定を頼まれたんですね。蓮生には戦前も戦後も含めて、何度かソ連から絵が持ち込まれている。絵だけではない、蓮生はいつの間にか大事な預かり物をするようになっていた。今の下蓮生の当主の父親の代までは、自分たちの役割を知っていたかもしれませんが、今存命の蓮生家の人たちは、多分歴史の中で蓮生が果たした役割を知らない」
「そうでしょうね」

「あなたが欲しかったのは、面の絵の下に描かれているフェルメールの本物ですか」
「欲しい? それは少しニュアンスが違います。私という個人があのような素晴らしい絵を所有して何になりますか。私は夜毎自分のコレクションを眺めては満足しているような連中とはわけが違うのです。私は、いえ、私が、その絵を見つけ出したかった。もうフェルメールの本物は見つからないだろうと言われている、それをこの新潟で見つけたのが私だと、美術史に足跡を残したいと願っているだけです。そして、もうひとつ大事なことは、あの絵がこの日本から出て行くことを阻止したかった」

「功名心、ですか」
「何とでも。私には美術作品を生み出す才能もなく、あなたの同居人のように修復技術を持つわけでもない、だがこよなく愛したもののために生涯を燃焼させたいと願っていました。しかし、現実には父が死に、パリからこの田舎町に戻って来ざるを得なかった私のような人間に、そのような野心は全く絵空事でした。ところが、神はチャンスをくれた。この絵を世間に知らしめ、私の名を知らしめるのが、私の生涯の仕事と思えるようになったのです」

「蓮生家から鑑定を頼まれたとき、寺崎孝雄の会社に東京までの運搬を頼まれましたね。あなたは寺崎孝雄と親しかったのですか。あの男が、つまり悪い噂を持っていることをご存知だったのでは」
 江田島はビールをゆっくりとグラス半分ほど飲む間、何も語らなかった。
 真は辛抱強く待ちながら、もう一度店の中の気配を窺った。
 店内には数組の客がいたが、それぞれ自分たちの話に夢中のようで、やはり他のテーブルの会話に聞き耳を立てている気配はない。それでも、電車の通る音がはっきりと聞こえるほどに、辺りは静かだった。

「相川さん、寺崎孝雄の会社は美術品輸送のプロです。この業界では大変良い仕事をしている。悪い噂など問題にはなりません」
「だが、わざわざ関西に拠点を移していた会社に頼まなければならないものでしょうか」
 真が問い詰めると、江田島は微かに笑ったように見えたが、返事をしなかった。

「僕にはよく分かりません。あなたの功名心も、何がしたかったのかも、そのために寺崎孝雄のような男と手を組んだのも。第一、本当にあなたの言うとおりなら、あなたは正規の手順を踏んで鑑定の手配をしたはずです。あなたは、やはり絵を掠め取るチャンスを残しておきたかったのではありませんか。だが、実際には簡単にいかない事情があった。『フェルメールのような』絵は何枚かあった。あなたはどうしても東京に絵を運ぶ必要があったんです。どの絵の下に『貴重な本物』が描かれているのか、弥彦や新潟では調べることができなかった、もしくは調べるにあたって、あなたに都合のいいように事を運ぶことができなかったからです。だが、例えば赤外線で調べてみても、実際には『貴重な本物』はどのフェルメールらしい絵の下からも出てこなかった。絵は蓮生の若主人が一部を県庁に寄贈した後で、恐らくあなたが鑑定をした時には『貴重な本物』は竹流の手元にあった。あなたが蓮生の絵に興味を持っていることを知って、竹流があなたに接触してきた。もしくは、あなたのほうから竹流に近付いた。違いますか? 僕が初めてあなたにお会いしたとき、あなたは直ぐに大和竹流の名前を出した。確かに、彼の名前があなた方の世界でそれなりに有名であったからかもしれませんが、ただ修復師というなら、他にも、もっと表で仕事をしている立派な肩書きの人がいたはずだ」

 江田島は真が語るのを興味深そうに聞いているように見えた。真が、江田島の善良かつ実直そうな表情の向こうの何かを読み取ろうとしても、まるでそれを拒否するかのような鎧を感じる。
「さて、それで、私の非はどこにあるということになるのでしょう」
 真は息を継いだ。

 年配の女性が料理を次々に運ぶ間、真は次の会話のきっかけをつかみかねていた。江田島は真に料理を勧め、彼自身は淡々とした気配で食事に取り掛かる。真は箸を取り上げることもせずに、その様子を見ていた。
「あまり怖い顔をされていると、おかしな客だと思われますよ。ここは田舎町で、あなたのような人はただでさえ目を引くのですから」
 真はようやく箸を取り上げた。

(つづく)



さて、この江田島、もとから怪しかったと思いますが、やっぱり怪しかったですね。
でも、怪しさの正体は、もう少し別の事情があったようです。それは続きで。
このシーン、まだまだ続きます。そして、物事の核心に近づいていきます。

「私の家に来て、家捜しでもなさったらどうですか。もしかすると、大和竹流を匿っているかもしれませんよ。いや、彼を座敷牢にでも閉じ込めて、夜な夜ないたぶり尽しているかもしれませんからね」
え??
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Category: ☂海に落ちる雨 第4節

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コメント


ふと思ったんですけれど。舌に限定してだと、真、竹流と暮らしても宝の持ち腐れ?

なんか、ようやく美術の方の話が頭の中で形をとってきました。そっか。本物のフェルメールでお金が欲しい人と、名前が欲しい人と、それから純粋に美術を愛する人がいて、全然動機は違うけれど、蓮生家やその地域を舞台に色々と蠢いちゃっているわけなんですね。

それとは別に、殺人事件だの児童虐待だのが絡み合って、真相が分かりにくくなっているってことなのかな。まあ、いいや、ミステリーを解くのは苦手なので、ぼーっと読んで結末で種明かししてくれるのを待とう。

「月がきれいだね」の件ですが。色々な事情や想いがあってのことと思いますが、お互いに言動が一貫していないと、なかなか辿りつきませんよね。どんなケースでも。こういうのって、とてももどかしいけれど、プロローグの二行で通じちゃう長編小説はありませんよね……。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2014/10/25 19:03 [edit]


怪しいけど

この江田島、大きな核心に迫るほどの人物ではないのかな、とも。
だいたいここに出てくる人皆怪しいので、感覚がマヒしています(笑)
私はミステリーは好きなはずなのに、筋道を辿って推理するのはまったく苦手で、だから登場人物がたくさん出てきた段階で、推理することを諦めることにしています。
結局、そのほうが楽しいんですよね、ミステリーって。

この江田島さんも癖がありそうなので、楽しませてもらいます。
本当にこの人が竹流を囲っていたのなら、まだ安心なんですが…。

真、推理を始めるととても饒舌になって、攻めの体勢になるのがいいですね。きっといい目をしてるんだろうな。
緊迫シーンなのに、そんな表情を見ていたい、そんな気持ちになりました。

lime #GCA3nAmE | URL | 2014/10/25 20:24 [edit]


いよいよ核心へ♪

彩洋さん、こんばんは♪

お忙しい毎日が続いているようですが、お身体の調子は大丈夫ですか?
体調を崩しやすい季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛されてくださいね(*^_^*)

さて、今回は忘れかけていた江田島さんの再登場で、フェルメールが重要なキーワードであったことを思い出しました。
色んな人物や色んな事件に翻弄されてきたせいか、先行きが霞がかって見えなかったのですが、この、また癖のありそうな(笑)人物が話を進めに出てきてくれたおかげでいくつかの展開予想を胸に描くことができましたよ。

その一つでも当たっていれば嬉しいのですが、ここから始まる魔法使いのような彩洋さんの筆さばきにまたもや翻弄され、すべて外れてしまうような予感もしています(^_^;)

怪しい江田島さんと真の攻防はまだ続いていくのですね?
真がどこまで牙を剥いてくれるのか、どこまで江田島から核心部分を引き出してくれるのか、今後の展開を楽しみに次回の更新を待たせていただきます。

いつも心躍る小説を読ませてくださり本当にありがとうございます(*^_^*)

三宅千鶴 #- | URL | 2014/10/25 23:13 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

あはは。本当ですね。真の食べ物への感覚って「腐ってるか、腐ってないか」って程度なのです^^;
竹流がどんなに美味しいものを作っても、あんまり分かってなかったかも……でもね、いつもおいしいものを食べてて、ある時、不味いものを食べたら、「あ、今まで無茶苦茶美味いものを食べてたんだ!」って気が付くかも^^;

> なんか、ようやく美術の方の話が頭の中で形をとってきました。そっか。本物のフェルメールでお金が欲しい人と、名前が欲しい人と、それから純粋に美術を愛する人がいて、全然動機は違うけれど、蓮生家やその地域を舞台に色々と蠢いちゃっているわけなんですね。
はい。まさにその通りです! うん、夕さんはやっぱり設定を読み取ってくださいましたね。こんなに時間が空きながらアップしているのに、こうして把握してくださるのは本当に嬉しいです。直感の成せる技?
そう、まさに、絵の方に関しては蓮生家は「舞台」だったんですね。あるいは様々な人物を結びつけるキーポイントというのか。怪しい人はいっぱいいますが(いや、全員?)、核心の周りで蠢いているだけで……

> それとは別に、殺人事件だの児童虐待だのが絡み合って、真相が分かりにくくなっているってことなのかな。まあ、いいや、ミステリーを解くのは苦手なので、ぼーっと読んで結末で種明かししてくれるのを待とう。
いや、もう、降参ですね。そうそう、まさに、真相が分かりにくくなっている^^;
もう十分「ミステリーを解いてくださって」いますよ。あとは流れを楽しんでください(としか言いようがない^^;)

> 「月がきれいだね」の件ですが。色々な事情や想いがあってのことと思いますが、お互いに言動が一貫していないと、なかなか辿りつきませんよね。どんなケースでも。こういうのって、とてももどかしいけれど、プロローグの二行で通じちゃう長編小説はありませんよね……。
そう、すぐに通じちゃったらお話になりませんよね。すぐに通じちゃったら書く必要がないしってことになるし。
あ、でも、夕さんも、かなりもどかしいお話を書いておられましたね(^^♪
もどかしいくらいでちょうどお話になる。もどかし過ぎたらちょっと問題?? 最後がくっつきようがある男女間の恋愛の話ならいいのですけれど、男女でもないし、恋愛でもないし、ハッピーな大団円が待っているわけでもないし。
え~っと、これはなんと申し上げたらいいのか……でも、人と人との結びつき、心の問題は書いても書いてもまだ続きが生まれてきます。

1人ずつ、それぞれの事情を抱えている、それが浮き彫りにできたらと思っています。
コメントありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2014/10/26 21:58 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

> この江田島、大きな核心に迫るほどの人物ではないのかな、とも。
わわわ。もう、limeさんたら、ほんと、同じようにミステリーを組み立てている人は侮れません^^;
そうそう、小者感がどこからともなく湧き出しているのですよね……信夫と同じ??
でも、この話、小者ばかりかもしれません。小者のくせに、みんな余計なことをする……
「妙に大物が動く割には起こっていることが小さい」んですよね。大物は秩序を乱すものを予防的に排除しようとするので、一瞬ざわめいたわけですが……まだざわざわしている大物もいます。
> だいたいここに出てくる人皆怪しいので、感覚がマヒしています(笑)
まさに、麻痺させるのが作戦??

> 私はミステリーは好きなはずなのに、筋道を辿って推理するのはまったく苦手で、だから登場人物がたくさん出てきた段階で、推理することを諦めることにしています。
> 結局、そのほうが楽しいんですよね、ミステリーって。
わわわ(その2)。登場人物をたくさん出して、核心をぼやけさせて攪乱する作戦まで見抜かれていましたか……う~ん、わたしもまだまだだなぁ。

> この江田島さんも癖がありそうなので、楽しませてもらいます。
> 本当にこの人が竹流を囲っていたのなら、まだ安心なんですが…。
えぇ。小者ですからね! この人の事情もちゃんとあるので、そちらお楽しみに! って言っても、あんまり楽しめないかも。limeさんが自作に対してよく言っておられるように、みんなに引かれるかも……
結構勝手なことをしていた蓮生千草みたいに、また勝手なことを……って話になるとは思いますが、許してください。はい、ほんとに、どうしようもない人間ばかりしか出てきません……(あ、これもlimeさんと傾向が似ている??)

> 真、推理を始めるととても饒舌になって、攻めの体勢になるのがいいですね。きっといい目をしてるんだろうな。
> 緊迫シーンなのに、そんな表情を見ていたい、そんな気持ちになりました。
はい。この人、ほんとに言葉が上手くないくせに、謎解きになると「雄」になります。
そのギャップも楽しんでいただけたら、嬉しいです(*^_^*)
コメントありがとうございました!!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2014/10/26 22:22 [edit]


千鶴さん、ありがとうございます(^^)

いつもありがとうございます(^^)
そうそう、「忘れかけていた江田島」ですね! 本当に、このお話、これから沢山忘れかけていた人が出てきます。ひとりひとりの人生を、多分ろくでもないものばかりですけれど、少しずつ触れていっていただけたらと思います。そう、ろくでもない奴らばかりなんです。でも、このどうしようもない辺りが、このお話の主軸なのかも。『清明の雪』はいい人ばっかりでてきましたが、こちらは悪い奴らばっかりでてきます……いや、いっそ悪いならいいんですけれど、どうしようもない、が正解です。
忘れかけていたフェルメールも思いだしていただけて、良かったです。いや、本当に、忘れかけていることが沢山あるのは、私のアップのタイミングがだれだれ過ぎるからなんですけれど、多分これからエピソードを拾っていきますので、思いだしがてら楽しんでいただけたらと思います。

> 色んな人物や色んな事件に翻弄されてきたせいか、先行きが霞がかって見えなかったのですが、この、また癖のありそうな(笑)人物が話を進めに出てきてくれたおかげでいくつかの展開予想を胸に描くことができましたよ。
わ。そうですか(汗)
う~ん、千鶴さん、ハードボイルドな展開、お得意ですものね。読まれている、かも……^^;
えぇ、後はもう、怒涛の世界をお楽しみいただけたらと思います。でもあんまり……ドンパチじゃないんですよね。手に汗握る展開にしたかったのに、まだるっこしいお話のまま展開していくのかも。
あまり「意外~」なんて話じゃないのですけれど、お楽しみいただけたら嬉しいです。

> 怪しい江田島さんと真の攻防はまだ続いていくのですね?
> 真がどこまで牙を剥いてくれるのか、どこまで江田島から核心部分を引き出してくれるのか、今後の展開を楽しみに次回の更新を待たせていただきます。
はい。まだ続くんです。この辺り、何だか楽しんじゃいました。登場人物的には魅力的とは言い難い奴らばかりですが、興味深いと思っていただけたらと思って書いておりました。
まだしばらく続く攻防、お楽しみいただけたら幸いです。
コメントありがとうございました!!

彩洋→千鶴さん #nLQskDKw | URL | 2014/10/26 22:38 [edit]

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