10 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 12

コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・あれこれ】シンプルがいちばん~Life is Beautiful~ 

ある日の夕陽
今日、NHKを見ていたら、昔の少年シリーズの解説番組をやっていました。私がリアルタイムで見たことを覚えているのは『七瀬ふたたび』だけで、後は年代によっては何となく見たことがあるような、無いような。
『時をかける少女』を原作とした『タイムトラベラー』や、『ねらわれた学園』などを原作とした『未来からの挑戦』など、当時同年代の少年少女を惹きつけたドラマが多く放映されていたのですね。
今では、これがアニメなど別の作品になっているのだと思いますが。

今日の番組はその中でも『未来からの挑戦』を取り上げていました。
勇気ある現代の少年と未来から来た少年が、もともとは敵同士だったのに、心を通わせてより大きな敵と闘う、ついでに女の子(紺野美沙子さん)との仄かな恋もあり、というお話。
あらすじ書いちゃうと、「なんだ、それだけ?」で終わる……昔読んでいた・見ていた少年少女向け物語って、ほんと、単純明快過ぎて。
でも、その紹介番組を見ながら思ったのです。

単純な方が伝わる。

未来から来た少年が、最後はもちろん未来に戻るのですが、当然のことながら、現代の少年は「どうしても行くのか?」ってな話になるわけですね。
彼が去ってから、彼が残していったペンダント?から声が……
「それぞれが生を受けた時代で精一杯生きよう」

なんだよ、それだけかよ、なんですけれど……じーんと来ちゃいました。

そう言えば。
山下達郎さんの『クリスマスイヴ』はAメロとBメロしかない。同じフレーズを繰り返して歌詞を乗せているだけ。
先日ご紹介した藤井フミヤさんの『TRUE LOVE』。フミヤさん、初めての作曲だったのでものすごく簡単なコードしか使えなかった、と。
でも、どちらもメガヒットです。
私が大好きな村下孝蔵さんの『夕焼けの町』。故郷を歌っているのだけれど、「すべて貧しいけれど 美しい」という歌詞がある。「美しい」なんてありふれた単純な言葉なのに、胸に響く。

小説を書くときには、「美しいものを、美しいと書いてはいけません。描写をして、美しいという言葉を書かずに美しいということを伝えなくてはならない」。これが小説のお作法、なんでしょうけれど……
本当にそうなのかな。いや、もちろん正しいんだろうけど、描写が過剰になってもけばけばしくなるだけで、かえって伝わりにくくなってしまうことも。

加減の問題かもしれません。でも決め台詞は結構単純だったりする。
『海に落ちる雨』……相当に複雑で、どうやってこの絡まった糸を解くんだ? って話ですが、解いて最後に残った台詞はごく単純で「○○○○○」。
この一言を言わせるためだけに、よくもまぁこんなに長い話を書いたなと、自分でも感心。
(逆に、某キャラには言いたい。こんなにお膳立てをしなけりゃ、言えなかったのか、と。)

そう言えば、家を建てる時に、積水ハウスの人が言っていた言葉。
床の色とか壁の色は「迷ったら明るい方にしなさい」。
これも単純な真実だなぁと、今しみじみ思う。(あれ、関係ないか……)

シンプルで分かりやすい言葉で、奇をてらうことなく伝える。
なぜなら、大事なことは結構単純だから。
でも、ついつい、捻っちゃうんだよなぁ。
だって、「人生は少しばかり複雑な方が面白い」んだもの。ね。
だから、ここぞという時に、シンプルで力強い言葉をぶつける。
それが大事なのかもしれませんね。

以下は、自作絡みの呟きなので、読み流してくださいませ。

二代目真
「人生は少しばかり複雑な方が面白い」
これは、実はうちのキャラ・真シリーズの素っ頓狂姫、真の従妹の葉子の台詞。
アニキ(実は従兄)の嫁になりたかったけれど、どうやら彼には想い人がいる、それならアニキの親友と結婚して、アニキの想い人とは親友になっちゃえ! って、話をややこしくしてくれた。で、こんなことを言うんですよ。

本編の中にはものすごい数のエピソードが入っていて、もう収拾がつかないように見えていますが、その入れ子式?展開には、一応それぞれに意味があって……
「袖擦り合うも他生の縁」
これが物語の真実です。言ってみたら、これも単純な言葉なんだけれど、物語に起こしてみたら複雑。

今回も、短く終わるつもりが、予定していた内容(もとはシンプルだったのに)を書くだけでも話が膨らんでいくのを止められず、長くなっている『人喰い屋敷の少年』ですが、シンプルどころか、登場人物の数の分だけ複雑になっていく……
そうか、短編では登場する人物の数を少なくしなさい、って言われたことがあったなぁ……だって、袖擦り合うも他生の縁……とか言ってたら、どんどん長くなって短編じゃなくなる……

八少女夕さんのscriviamo!に、複雑の権化みたいな真シリーズの子孫たちの恋物語の続編を書いた。その物語はそもそも単純なシンデレラ物語だったのに、夕さんちの物語の舞台やキャラを絡めさせていただいたら、またどんどん複雑化の気配が……
自分で複雑化のドツボを踏んでいるのだけれど。
このラリーのような競作(共作?)の複雑さはある意味歓迎でもあるのだけれど、発起人の夕さんが大変そう……

そもそも、可哀相な世紀のカップルは、身内に一番の難関を抱えていて(花嫁のパパ)、簡単にくっつきそうにない。くっつくためにはこのパパを懐柔しなきゃならない。
でも、今回、絡んでくれそうな山西サキさんのところのミクは、また困ったことに(困ってないか…・・)、この花嫁のパパと同じ歌手。
花嫁のパパ=2代目真はロック~ポップス歌手ですが、まさにポップスとクラシックの融合でボーカルグループにも属していて、ただ今ツアー中でもうすぐローマにやって来る。何しろすごいおじいちゃんっ子で、その影響でもともと遊びでオペラなんか歌ってたりしてたんです。Nessun dorma~……なんちゃって、ロックコンサートの最中に。
しかも、花嫁のひいおじいちゃん(【死と乙女】の慎一)はそこそこ有名だったピアニスト→指揮者で、もう80代後半のはずですが、非常勤ながらもまだ現役の音楽学校の講師(ローマ在住)かつ若い歌手を育成する歌劇団の支援者。
何だ、この「待ってました!」的な流れは……
と思ったら、またまた妄想が走りだしちゃったよ……
(ちなみに……芸は70からですからね! 朝比奈隆さん・桂米朝さん・13代片岡仁左衛門さんが言ってました……しかも慎一には一代目真の分も長生きしてもらわなくちゃ!)

しょうがないから、もう一度言おうかな。
「人生も物語も、少しばかり複雑な方が面白い」
え? シンプルな方がいいって話だったんじゃないの?
う~ん。
人生の話を書くと、こうなっちゃうんですよね。

何はともあれ、話をまとめますか。
そう、単純でも複雑でも、「Life is beautiful !」
(フミヤさんの歌のタイトルでした(*^_^*))
あるいは、マコトがよくやる手でもいいな。
「何か分かんないけど、なんとかなってるから、ま、いいか!」
マコト1

*文中のヘタな人物イラストは、20年以上も前に描いたらしい、その花嫁のパパ・二代目真。若いころですね。
*最後の可愛いマコトのイラストはlimeさんから頂いたものです(^^) かわいい~
関連記事
スポンサーサイト

Category: あれこれ

tb 0 : cm 12   

コメント


うんうん

こんばんは。

「シンプルな方が伝わる」
真理ですよね。
「人生も物語も、少しばかり複雑な方が面白い」
これまた真理です。

わからないですけれど、伝えるためだけだったら超シンプルにしたほうがいいけれど、それだと物足りないなんてこともあるんじゃないかなあ。

子供の頃に想像したお話だと、「善良で欠点のない少女が、完全無欠で優しい王子様に一瞬で見初められて末永く幸せに暮らしました」とシンプルこの上ないけれど、「そりゃ、人生じゃないわ」って思いますものね。

作品を愛せば愛するほど複雑になるっていうのもあります。彩洋さんのところの真シリーズは、まさにこの典型なんでしょうね。

ま、特に愛していた記憶はないけれど、いつのまにか複雑な泥沼にはまってる「マンハッタンの日本人」みたいな事例もありますけれど(orz)

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2015/02/16 04:37 [edit]


わかります

そう、よく言いますもんね。物語はシンプルな方がいい。
私もそう思います!
でも、複雑にした方がもっと面白い。それも同感。
大海さんと夕さんの意見、そのままだけど^^

本当は、あらすじにしたときに2行くらいにまとめられるストーリーがいいんだろうな、なんて思っていました。
その中で、どんどん膨らませていくと、主題は崩れない。

私は思考回路が単純で、あまり複雑な事を考えられないもので、極力登場人物を少なくします。4人とかが多いかな(笑) よくそれでミステリーを書くな・・・とか^^;突っ込んでください。
多くなるとそれぞれの心情が混ざり合って主軸の物語から逸れていくし、それぞれの人物の生い立ちから考えていくともう、いろいろ縛られてしまって・・・。
だからきっと自分には、ばさっと答えの出るミステリーしか描けないんだろうな、と思います><
私のお話のように、設定が浅いと、読みやすいけどすぐに忘れられてしまう。
そんな気もします。

本当は大海さんや、夕さんのようにそれぞれのキャラの生い立ち、過去の人間関係、そんなものをじっくりと設定したうえで、人間ドラマを展開していきたい。きっとそのほうがセリフ一つ一つにも重みが出るんだと思うし、・・・・。
でも、ブログ小説書きに徹してしまうと、なかなかそれが出来なくて。><
これは本当にジレンマです。(ぐるぐる)

大海さんが、いつか歴史ものを書いてみたいと思うように、私もいつか大海さんの真と竹流の物語の様な、深くて壮大なお話を書いてみたいです。
ああ、あと100年くらい生きられたらなあ・・・。涙。

lime #GCA3nAmE | URL | 2015/02/16 07:35 [edit]


深いですね

俳句と源氏物語、ってところですかね。って、微妙にイミフだなぁ。
少しばかり複雑な人生を、できるだけ単純な言葉で描く。単純にして、芳醇。
目指すところは、そこでしょうか。
ゴテゴテした文章が好きな、自称デコレーション・ノベル作家の私としては、まだまだ遠い境地です。
いや、目指してもたどり着けそうもありませんけど(笑)

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2015/02/16 20:35 [edit]


こんばんは。

サキが知っているのは「七瀬ふたたび」と「時をかける少女」ぐらいかな。
けっこうドキドキワクワクして読んだ記憶がありますので、きっと面白かったんだろうと思います。テレビは見てないですね(あたりまえか)
シンプルが一番、シンプルイズベスト、分かるような気はしますが、おっしゃるようにこれが難しいです。
でもサキの場合、彩洋さんほどのたくさんのキャラクターは扱えませんからまだ混乱は少ない筈なんですよ。ところがですね、サキには(先も含めて)処理能力が彩洋さんほどありませんので、キャラが少なくてもそれなりに混乱するんだろうなぁ、これが・・・。
たくさんのキャラをぶれなく運用するのは相当難しい、そういうことのようです。
「美しいものを、美しいと書いてはいけません。描写をして、美しいという言葉を書かずに美しいということを伝えなくてはならない」
あ、これサキがけっこう無意識にやっていることかもしれません。でも語彙が少ないので中途半端になっていることが多いんです。
そんなことなら「美しい」の一言で単純に表現した方がましかも・・・これは考えどころですね。

さて、ローマへ向かったミクですが、なんだか皆さんが手ぐすねを引いて待っておられるご様子。
こんな「待ってました!」的な流れは全く予想外でした。すごく嬉しいのですがドキドキしています。
全てをお任せしますのでよろしくお願いします。
次はまた夕さんだし。(サキは他人任せのひどい奴です)

山西 サキ #0t8Ai07g | URL | 2015/02/16 21:49 [edit]


シンプル大好きです。
10の技を駆使しても、一つの基本をびしっと身につけている人の繰り出す技にやられる、みたいな(?)(単なる格闘技好きか -_-;)
パスタの種類はいろいろあるけれど、結局はベーシックなトマトソースがいちばんうまかったり(?)(好みだよね -_-;)
何千種類のカクテルがあるけれど、結局はジン・ライムを飲んだり(?)(それ、自分 -_-;)
そうそう、スポーツの人がやっているトレーニングって、ホント簡単なことだったり・・・(そこからとてつもない記録が・・・)

お話の世界ではどうなんですかね。
そんなのを探るのも面白そうな難しそうな・・・(^^;)

デジタル化にラブコールです^^
(↑うるさくてすみません。けど・・・)

けい #- | URL | 2015/02/16 22:53 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

夕さん、コメ返が遅くなってすみません(>_<) 
……これは自戒のために書いた記事でして。でも、書いたら、言い訳の記事になっちゃった^^;
ほんとうはね、「人生も物語も、少しばかり複雑な方が面白い」とか言って、すぐにストーリーをややこしくする自分を戒めておりました。ご都合主義というのが苦手で……そうならないようにするためにはあれこれお膳立てが必要で、お膳立てしていたらややこしくなっていくというパターンで。夕さんはいつも物語の設定をかなりしっかりなさっているので、ややこしくても「ご都合主義的」ではないのですね。それが羨ましいです……
皆様の作品を拝読すればするほどに、う~む、と唸ることの方が多くて。
やっぱり、シンプルなお話を書くほうが愛されるんだなぁと(そういう意味では、積水ハウスのおにーさんの発言は素晴らしいのですよね……迷ったら明るい方へ! 人生にも言えることですね)。
でも、結果的には自分のスタイルは変えられないし、で、ぐるぐるした結果が……「ま、いいか!」
どうやら、脳がマコトに侵されているような気がしてきました……

> 子供の頃に想像したお話だと、「善良で欠点のない少女が、完全無欠で優しい王子様に一瞬で見初められて末永く幸せに暮らしました」とシンプルこの上ないけれど、「そりゃ、人生じゃないわ」って思いますものね。
ほんとですね~。「いつまでも幸せに暮らせると思ったら大間違いよ!」ってのが、すっかりひねくれた大人になった私……^^;
でも、夕さんも書いておられましたが、子どものころに書いたお話はまさに超シンプルで身も蓋もない。でも、それに肉づけをして、すごい設定を加えて、今素晴らしい形で書かれている夕さんが素晴らしい!

> 作品を愛せば愛するほど複雑になるっていうのもあります。彩洋さんのところの真シリーズは、まさにこの典型なんでしょうね。
うぅ。でも、これって本当に自己満足ですよね。気をつけなくちゃ、と思うのですけれど、でも、人生は触れ合うたびに複雑化の一途を……^^;
でもやっぱり総合すると「ま、いいか!」なのかなぁ。
> ま、特に愛していた記憶はないけれど、いつのまにか複雑な泥沼にはまってる「マンハッタンの日本人」みたいな事例もありますけれど(orz)
あはは~。いや、でもあの美穂のグルグルには、身をつまされるものがあります……しかも、ポールもジョゼフもぐるぐる……みんな同心円状態で、交わりそうにない……(#^.^#)
それもまた、人生でしょうかね~
コメントありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2015/02/18 01:21 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

コメ返、遅くなっていてすみません(>_<)
そうそう、大きな筋はシンプルな方がいいに決まっていますよね。テーマもはっきりするし、まさにlimeさんの仰る通り、「あらすじにしたとき2行くらいにまとめられるものがいい」んでしょうね。シンプルな方が王道で好まれるし、分かりやすいし、テーマとか主題もぶれないし、万人受けするし……
でも、世の中とか人生とかを書いていくと「そんなにお話みたいに上手くはいかないよ」ってことになるし、「うまく行かないのにはこういう事情があってね」と説明し始め、そして「うまく行かないけれどね、こんなにいいこともあったりして、もちろんそれは自分が望んでいた最高の結果じゃないかもしれないけれど、こんな結果も悪くないと思うわけ」ってのを延々と説明したくなり……例えばうまく行く話であっても「うまく行ったけれどね、実はこんな裏事情もあってね、主人公も実は結構嫌な奴なのよ」と成功者を卑下し始めたり……
そんなすべてをひっくるめて「Life is beautifulなのよ~」となる。
いや、シンプルは一体どこへ…・・・・でもね、葉子の言うとおり、少しばかり複雑な人生の方が面白いんだろうな。あの子は自分でややこしくしているし……

> 私は思考回路が単純で、あまり複雑な事を考えられないもので、極力登場人物を少なくします。4人とかが多いかな(笑) よくそれでミステリーを書くな・・・とか^^;突っ込んでください。
いやいや、ミステリーは人数で決まるものではなく……たとえばひとり語りのミステリーもありかも、だし(^^)
でもね~、ミステリーってのはやっぱり答えが必要じゃないですか。あ、あの人が犯人だったのね、こういうことだったのね、という。そうなると、目くらましのキャラはともかくとして、あんまりたくさん登場人物がいると、自分でも混乱しちゃいますよね。分かります。
でも人生には答えがないし、だから、『雨』はミステリーでもかなり異質。答えがあると言えばあるし、無いと言えばない……あぁ、すっきりしないラストなんだろうなぁ~……自分でも二度とあんなややこしいものは書けないと思うし……^^;

> 私のお話のように、設定が浅いと、読みやすいけどすぐに忘れられてしまう。
> 本当は大海さんや、夕さんのようにそれぞれのキャラの生い立ち、過去の人間関係、そんなものをじっくりと設定したうえで、人間ドラマを展開していきたい。きっとそのほうがセリフ一つ一つにも重みが出るんだと思うし、・・・・。
> でも、ブログ小説書きに徹してしまうと、なかなかそれが出来なくて。><
> これは本当にジレンマです。(ぐるぐる)
このあたりのぐるぐる、よく分かります……逆に私はごてごて書いてしまうので、ブログで読む読者さんには申し訳ないし、とっつきも悪いし、limeさんが羨ましいなぁと思うのです。というのか、limeさんは読者さんのことを考えて、文字数を考えて、そして文章とかもちゃんと過不足なく書かれているじゃないですか。それに、設定は、私以上にされていると思うし……短い言葉の中にもちゃんと重みがあります。俳句と和歌みたいなものですよね。行間どころか、文字間を読め、みたいな。
うちは……人間ドラマって言うとかっこいいけれど、要するにごてごて。やっぱり物語は、フレンチのコースのようにちゃんと手順があるのですよね。うちのはごった煮、どころか、闇鍋^^;
其々のスタイルがあって、其々の味があるんですよね。なによりも私はlimeさんの読者さん想いと、洗練された物語の流れ、とても好きです(*^_^*)
コメントありがとうございました!!

> ああ、あと100年くらい生きられたらなあ・・・。涙。
……うん……でも、あんまり長いと退屈するかも^^; あの世でも語り合いましょうね!
(って、どんな後ろ向きなコメント……)

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2015/02/18 07:42 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

> 俳句と源氏物語、ってところですかね。って、微妙にイミフだなぁ。
う~む。私もそんなふうにもたとえようかとも思ったのですけれど、何だか合っているような合っていないような。俳句って短い中にものすごく凝縮された世界観があるので、シンプルなのかどうかよく分からなくなってしまって。源氏物語は、うん、合格ですね。

> 少しばかり複雑な人生を、できるだけ単純な言葉で描く。単純にして、芳醇。
> 目指すところは、そこでしょうか。
そうなんですよね。単純な言葉で、しかも単純で明快な展開で、ストーリーを複雑化せずに描く。物語って単純でいいんだ、という境地にはなかなか立てませんね。それをやると、どこかで聞いた・読んだ話だ、で終わっちゃいそうで。一体個性ってどこで出るのかしら、とか悩んじゃいます。ベストセラーとか見ていたら、あんまり個性的なものよりも、「え? その展開でいいの?」って思うくらい「どこかで読んだ話」の方が皆に親しまれているような気がしますよね。いや、もう「物語は語られ尽くした」と言われるくらいですから、そうした物語が好まれるのは、他の要素なのかもしれませんね……
あぁ、わからない。

> ゴテゴテした文章が好きな、自称デコレーション・ノベル作家の私としては、まだまだ遠い境地です。
> いや、目指してもたどり着けそうもありませんけど(笑)
おぉ。この辺り親近感を覚えます。そうそう、デコレーション・ノベル……いい表現ですね~(^^) うちも酷いデコレーションだなぁ。美味しいデコレーションならいいんだけれど^^;
いつかどこかにたどり着きたいけれど、それがどこか、まだ見えません……でも、彷徨いながら、何かをつかめたらいいなぁ。お互いに精進ですね(*^_^*)
コメントありがとうございました!!

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2015/02/18 21:04 [edit]


サキさん、ありがとうございます(^^)

> サキが知っているのは「七瀬ふたたび」と「時をかける少女」ぐらいかな。
あ、サキさんも「七瀬ふたたび」はご存じなんですね。「時をかける少女」は後の尾道三部作で有名になりましたが、「タイムトラベラー」の時はどのくらい原作が注目されていたのでしょうか??
あ、そうか、サキさんが御存じなのは小説の方ですね。あの頃、少年少女の未来もの、筒井康隆先生とか眉村卓先生の作品は、憧れの対象だったような気がします。いかにも自分の傍にありそう(かもしれない)で、ちょっと手の届かない世界。そんなものに憧れていた時代が懐かしい……いえ、今でも憧れているのかも。

> たくさんのキャラをぶれなく運用するのは相当難しい、そういうことのようです。
うん……本当にそうですね。書いている間にキャラが少し様相を変えていくことってありますが、数が多いと、誰が誰だっけ?みたいに書いてる方がなることもあるのかも……うちは、これを防ぐために、かなり老若男女を取り混ぜています。だから逆に学園ものとか、年齢が近い人間ばかりが集まる作品は難しい……
でも、沢山のキャラが本当に上手く扱えるなんてのはないのかもしれませんね。『源氏物語』ではものすごい数の登場人物が出てきますが、同時進行はそれほどないので、混乱は少ないのかも。確かにキャラはみんな個性的ではありますが。
少ない人数でも、きちんと書き分けることができたら、多分もっと多くの人を書き分けることはできるのではないかと思うのです。

> 「美しいものを、美しいと書いてはいけません。描写をして、美しいという言葉を書かずに美しいということを伝えなくてはならない」
> あ、これサキがけっこう無意識にやっていることかもしれません。でも語彙が少ないので中途半端になっていることが多いんです。
> そんなことなら「美しい」の一言で単純に表現した方がましかも・・・これは考えどころですね。
うん。実は物書きはみんなこれを一生懸命やっているのですよね。これこそが物を書く醍醐味なのかもしれません。でも本当に、描写というのは難しいですね。私もこう言われて、かなり一生懸命描写をしてみようとしたことがありますが、やりすぎると、逆にゴテゴテになってしまって。
「美しい」と一言で片づけられるのは、歌の歌詞だから、なんですよね。
物書きはやっぱりひたすら努力するべし、ですが、加減は難しいです……
自分で納得できる描写って、いつか、あるいはたまに、自分の望みどおりにいくことがある、それを目指していきたいですね。

> さて、ローマへ向かったミクですが、なんだか皆さんが手ぐすねを引いて待っておられるご様子。
> こんな「待ってました!」的な流れは全く予想外でした。すごく嬉しいのですがドキドキしています。
> 全てをお任せしますのでよろしくお願いします。
ほんとですね~。いや、全くの偶然です。真と竹流の話を書く一方で、一時期、かなり一生懸命、真の息子・慎一(ピアニスト→指揮者)、真の曾孫・二代目真(ロックバンドのヴォーカリスト、ポップスのシンガーとして活躍)の話を書き続けていたのです。ローマが舞台になるのは、慎一と詩織(真のやしゃ孫)の時代だけなのですけれど、ここで役に立つ「ローマ」……PにRってのがまた、良いですね(*^_^*)
あれこれ始末をつけなければならないものが多いので、少しお時間を頂きますが、ミクが無事に手術を受けられるように考えてみます(^^)
コメントありがとうございました!!

彩洋→サキさん #nLQskDKw | URL | 2015/02/18 22:18 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

うんうん。けいさんは基本的にシンプルで力強い路線を貫いていますよね。
いや、私もね~目指しているのですけれど、書いたら複雑になっていくんですよ~勝手に^^; こりゃ人生と一緒なんですね。何で簡単にはいかないんだろう。このごろ、うちの家族を見ていても、人生って最後の最後まで惑うものなんだな、平穏な老後なんてないんだな、とか思うことが多くて……
だから、シンプルがいちばん、と書きながらも、そうは簡単じゃないんだよ、って思ってる。
そうですよね、職人はひとつのことにかけてやっているからこそ、職人ですものね。
色んな道のプロフェッショナルは、惑ったら基本に帰る、って感じだし。千利休も言っておられましたね。十まで習ったら、また一に帰るって。あれ? これは原点回帰であって、シンプルという話とは何となく違うのかな?
あぁ、そんな境地に立てる日がいつか来るのかなぁ。でも最後の最後まで、ぐるぐるするのですよね。でも私の場合は、このぐるぐるがなければ、創作への気持ちも湧いてこないのかも……シンプルがいちばんだけれど、人生はやっぱり複雑だわ~^^;
でもまぁ、マコトがまた「にゃん!」ってぶった切ってくれるのかもしれません……前途多にゃん、でも、まぁ、いいか!って。

お話の世界は色んな形があるからこそ、素晴らしいのかもしれませんね(*^_^*)
多分、全てがシンプルでもつまらない、全てが複雑でもつまらない。あれこれあって、楽しいんだにゃ~。ね、マコト。
(にゃん?)

> デジタル化にラブコールです^^
> (↑うるさくてすみません。けど・・・)
うふふ。ありがとうございます。他に抱えているものが多すぎて、今のところあんまりあれこれ手を出さないようにと思っています。でも、また気が変わるかも……詩織ワールドが思ったよりも刺激されているので……^^;
コメントありがとうございました!!

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2015/02/18 23:04 [edit]


ふむふむふむ、と感心しつつ読ませていただきました。
私にも昔は野望はあったのですけどね。
……。

それはそうと、大海さん、イラストもお上手ですよぉ。
多才で多趣味な大海さんはうらやましいです。

「時をかける少女」は原作を読みましたが、ザル頭の私はほとんど覚えていません。
七瀬って名前が好きだったな、程度しか記憶にないので困ったものです。

あかね #- | URL | 2015/02/24 01:59 [edit]


あかねさん、ありがとうございます(^^)

おぉ、あかねさんにも野望が……私は野望というほどのものもなくて……せいぜい将来の夢的なもの程度だったような。でも、友人の「野望」を聞いて、ちょっと私も頑張ろかな、と思いました。
イラストは……いや、これはですね、もう20年近く前に描いたものでして……今描いたら線が震えると思います^^; しかも、何だか構図もいい加減だし、いや、何よりもこういうものは精進が必要ですよね……
私はあかねさんの創作パワーが羨ましいです。あのスピードでエピソードを生み出していかれる力が本当に羨ましい……

> 「時をかける少女」は原作を読みましたが、ザル頭の私はほとんど覚えていません。
> 七瀬って名前が好きだったな、程度しか記憶にないので困ったものです。
あ、実は一緒です。私も、かなりのざる頭で、読んだ先から忘れていきます。
ミステリーでも、途中まで読んで「あ、私、この犯人知ってるわ」ってこともあったり^^;
七瀬も、多岐川裕美さんの若かりしときの印象しか覚えていなくて……^^;
本当に人間の記憶力って(というよりも私の記憶力って)、情けないものですね。時々びっくりするようなことを覚えている人がいますが、私には驚異的なものに見えます。
コメントありがとうございました!!

彩洋→あかねさん #nLQskDKw | URL | 2015/02/24 06:35 [edit]

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://oomisayo.blog.fc2.com/tb.php/568-bb0aefa0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)