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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・旅】そうだ、京都、行こう。(4)~2015春の特別公開・その2~ 

さて2日目の京都です。今回は西方面を攻めてみることにしました。
京都でもなかなか行きにくいお寺というのがいくつかあって、その理由が「やたらと広いので何を目指していったらいいのかよく分からない」系のお寺なのです。多くの塔頭が立ち並んでいて、どこからどこまでなのかよく分からないという……それが妙心寺や大徳寺、相国寺といったあたりでしょうか。しかも、何だか妙に広くて、どこかの寺院のお庭を見たような気がするけれど、よく覚えていなくて、あれ? ここにも龍がいる(法堂が似たような感じ)、ってなことになって。
そんな妙心寺と、近くにある仁和寺、大徳寺にも特別公開の場所があったので行ってきました。
仁和寺金堂
まずは仁和寺です。光孝天皇・宇多天皇により完成されたこのお寺は、後に宇多天皇が退位・出家し住房とされたので、お住まいとなった御殿(御室御所)があります。出家してもこんな御殿にお住まいとは……(あぁ、下々のつぶやきですね)
春には御堂桜が綺麗です。

今回の特別公開は、こちらの金堂と経蔵。
金堂(国宝)は応仁の乱で焼けてしまった金堂を再建するために、慶長年間造営の御所大内裏の紫宸殿を、寛永年間に下賜され移築したもの。特別公開では内部の阿弥陀三尊を拝することができます。この建物自体が宮殿建築ですので、少し寺院とは趣の違うところがあるようで、なかなか興味深く拝観することができます。例えば、蔀戸(しとみ)などは、いかにも御所の宮殿という感じですよね。
仁和寺金堂_0002
こちらは特別公開の場所で頂ける新聞からお借りした写真です。阿弥陀三尊の背部の壁にも浄土図が描かれていて、仏像に残る色彩からも、元がどれほどに極彩色の空間であったかがうかがい知れます。
ところで、京都の人が「戦後」という時、第二次世界大戦ではなく応仁の乱を指す、という話があります。京都の中にいると本当にそんな感じがするときがあります。「何かが焼けた」のは、ほとんど応仁の乱ですものね。

そして経蔵。文字通り、お経を仕舞っておく書棚のある図書室のようなものでしょうか。
仁和寺経蔵
中身を見たいでしょ? 写真はNGですが、今年の特別拝観のちらしはこちらの内部がアップで写っていました。
特別拝観ちらし_0002
真中より上方のあたりに、昔の薬屋さんの薬入れみたいに四角い箱みたいなのがいっぱい並んでいますが、それぞれお経を仕舞う引き出しのようになっているのです。そこには「いろはにほへと」ならぬ漢字がひとつひとつ書かれていて(意味はあまりないのかも。夫とか婦、悪、羊、何でもありでした)、目印になっているよう。
これは二人がかりで回すことができて、ひと回しするとここに収められたお経を皆唱えたのと同じ功徳があるとされているのです。が、こちら、これまで回されたことがないとか(そういう儀式がこのお寺には伝わっていないから?)。ついでに、引き出しの中も謎らしい……(開けてみたい、と思う私の横で、やはり庶民な参拝客が見張りに立っているお姉さんに「誰もいない時にちょっと開けてみたくならない?」って聞いていました^^; いや、共感するわぁ、庶民の下世話な勘繰り)
堂内の壁にも何やら物語が描かれています。

あ、ところで、値段が見えました?
そうなんです。特別公開、高いんですよね。1か所で800円。今回6つ回ったので、それだけでも結構な額になります。でも、昔1000円だったような気がするんです(バブル時代?)。文化財保護のためのカンパだと思うことにしました。
いつも巨石ばかり見ているので(タダ)、何だか久しぶりにお金使う旅行だね~と母としみじみ。
仁和寺御殿
仁和寺の御殿は、平安絵巻を髣髴させるような渡り廊下が素敵です。

さて、車で行くほどの距離でもないかとてくてく歩いて妙心寺へ。
でも考えてみたら、妙心寺の中が広くて、結構な距離でした。
妙心寺三門
こちらが特別公開の三門(裏側、本殿から見たところ)。またまた梯子のような急な階段をあの上層まで登るわけです。
三門の中に上がれるのはとても有難いのですけれど、何よりもこの階段がちょっとスリル^^;
内部はやはり極彩色の世界。観世音菩薩と十六羅漢が並び、飛天、鳳凰、龍が描かれています。こちらの十六羅漢中で羅睺羅(ラーフラ、お釈迦様の実子で弟子)だけが振り返ったような姿となっていますが、これは背後にある本殿、すなわちお父様がおられる方を見ているのだとか。
妙心寺・三門

ところで、こちらの法堂にも有名な龍が描かれています。狩野探幽が描いたとされ、どの方向から見ても自分を見ているように見えるのですね。以前に見たので、今回は時間の都合で端折らせていただきましたが、実はこの龍が『清明の雪』の発想のもとになったのです。

次に、大徳寺に向かいます。
大徳寺
こちらにも三門(金毛閣)があるのですが公開はなし。こちらの山門は、かの利休切腹の原因となったことで有名ですね(利休がこの楼上に自分の木像を置いて秀吉の逆鱗に触れた。秀吉が潜る門の上に乗っているということで。私の脳内イメージは、あくまでも秀吉は労働者=庶民、利休は武士、なんですよね。精神的な意味で)。
ちなみに、後ろから見たら大徳寺の三門と妙心寺の三門の外観がものすごく似ているので、何だか写真を見ていたらどっちがどっちか分からなくなっちゃった。

今回の特別公開は本坊。修行生活の場ということで、入った途端に竈がずらっと並んでいる台所仕様。襖絵84面は全て狩野探幽の筆。狩野派は工房的な絵の描き方をしていたので、探幽一人で描いたというのは大変珍しいとのこと。
大徳寺方丈
もちろん、撮影NGなので、戴いたパンフレットからです。そう言えば、大徳寺って時代劇の撮影によく使われていますよね。こういうのを見ていると趣がありますね。しかも入口(勝手口)から方丈に至るまでの板敷の間などは雰囲気がありました。
目玉は唐門です。このお庭の向かいにあるのですけれど、反対側からじっくり見ることができます。
日光東照宮にもありますが「日暮らし門」です。日暮らし門、というのはあまりの美しさに眺めているうちに日が暮れてしまう、という意味ですが、本当に美しいですね。この一番下に足と羽根の先だけ見えているのですけれど、屈んで覗き込んだら、見事な孔雀が彫り出されています。龍に鯉、獅子など色も鮮やか。
大徳寺唐門_0003
折り目が残っていてごめんなさい。頂いた新聞の写真が一番綺麗だったので……
そしてもう一つの見どころが、法堂の天井の龍。
大徳寺法堂2
こちらも狩野探幽筆の見事な龍です。鳴き龍ではないそうですが、それにしてもこういう天井の龍は本当に見事ですよね。どうやって描いたんだろうと、そのシーンを想像しては感動しちゃいます。システィーナ礼拝堂の絵を描いたミケランジェロも、自分の顔の皮が後ろに垂れ下がるような思いをしたと書いてありましたっけ。

さて、本当は東福寺三門にリベンジしたかったのですが、三門って「みんな違ってみんないい」とは思うものの、1日にいくつも見ると、どれがどれだったっけ? という感じになってしまって分からなくなる、というのでまたの機会にということにしました。
で、目的のひとつ、志明院へ。毎年こちらでは交通安全のお守りとキーホルダー用のお守りをお返しして、新しく戴いてきます。
丁度石楠花の季節だったので、今年も昨年のような素敵な景色がと思ったのですが(⇒【そうだ、京都、行こう。(1)】)、なんと今年はあの桃源郷の石楠花はひとつも咲いていないとのことなのです。
うちの家でも、昨年主役だった花が、今年はほとんど咲かないなぁということがあります。志明院のある山は岩山で、土が薄くて栄養が少なく、大きな木が育たないので、比較的低い木が優勢になります。特殊な植生になるのです。そういうことが関係しているのかどうか分かりませんが、人の手が加わらない自然の植生であるからこそ、年によって違う顔を見せるのかもしれません。逆に、時折この世のものとは思えない景色を生み出すのですね。

それでも、毎年ご訪問してお参りして、自然の舞台(清水さんよりずっと小さいですが、この自然の中にある舞台は素晴らしいですよ)で風の匂いを嗅いで、鴨川の源流と言われる水の音、鳥の声を聴いて、奥さまや住職さんとお話をしして、また来年の再会を約束する、不思議で有難い時間です。
そうそう、今年はご住職さんのエッセイを読ませていただきました。
ご住職さんは、その昔、まだ小学生の時に奥深い雲ヶ畑のお寺にご家族で引っ越してこられました。小学校までは遠い道のり(車ではそれほどでないのですけれど、確かに集落までものすごく離れている)で、木々に覆われた道は昼間でも暗い。ちょっと遅くなったら、まさに魑魅魍魎が出没しそうな道を歩いて帰らなければならないのです。
ある時、お寺に「お兄さん」が泊まっていて「小学校まで遠いのに偉いなぁ。でも頑張っていれば必ず良いことがある」(というようなこと……記憶が不鮮明でごめんなさい)と言ってくれたそうです。
この「お兄さん」こそ、若き日の司馬遼太郎先生だったと。

司馬遼太郎先生は『街道をゆく』の中で、この雲ヶ畑と志明院のことを書いておられますが、その中に「この橋から先は、まさに魑魅魍魎の住まう世界」(すみません、こちらもうろ覚えで)と書かれている、その橋を渡るとき、いつも私は「またこの橋を渡った。ここからは人智の及ばぬ世界」と思ってしまいます。司馬先生はこの世の不思議を愛する敬虔な心をもって「魑魅魍魎」と呼ばれたのですね。

あ。文字ばかりになりましたね。では、最後に八起庵さんをご紹介いたします(⇒八起庵HP)。
こちらのお店は鶏料理の店。私がまだ学生の時から、時々お邪魔しているお店です。とはいえ、学生の時はたま~に贅沢したくなってランチを食べるのが精一杯でしたけれど(あの頃、ランチは2300円でした)。
まず、鶏のスープ! これが絶品なのです。ひとつひとつの料理もとても美味しいのですが、何より最後の鴨南蛮と、これ以上食べれないよと思っても「別腹」の卵かけご飯が、もう……(^^♪
鴨南蛮
お土産に買って帰った鴨南蛮セットです。九条葱に細麺。お店で出てくるのは少し小さめの器で、山椒のピりリ感がたまりませんが、家で食べてもおいしい(*^_^*)
わらび餅とアイス
卵(有精卵)と新発売のたまごアイスも購入。三年坂で購入したわらびもちも美味しかった。

というわけで? 1泊2日の京都小旅行記事、文字ばかりになってすみません。
特別公開は5月10日まで。お時間がありましたらぜひお訪ね下さい。もちろん、冬でも、来年でも。特に三門はお勧めです。ひとつでも是非!
最後までお読みくださって、ありがとうございます。
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Category: 旅(あの日、あの街で)

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コメント


龍がいいなあ

こんばんは。
とても濃厚な、いい旅でしたね。
京都に住んでいながら、私がこの中で行ったのは東寺と清水寺だけなんですが。
(そう、二年坂三年坂でお店に捕まって清水は、またでいいか、とか思ってしまう奴が、ここに・・・)
そう言えば、9年前に京都にぶらっと行った時に撮った「写ルンです」が、未現像で出て来たんですが、現像したほうがいいと思いますか?(なぜ訊く)

泊まられたお宿も、風情があって素敵です。宿選びのセンスが毎回いいなあと思っていたんです。私ならついついビジネスホテルに泊まってしまいそうです。
そしてやはりお寺巡りですよね。
日暮らし門って、綺麗ですね~。そして天井の龍が、なんとも見事。
やはり名のある方の作品なのですね。すごいなあ。
これ、やっぱり上を見ながら描いたんでしょうか。床に置いて描いて、あとから貼り付けたのかと思っていた><
首痛めそう・・・。
ご住職さんのお話も興味深いです。
なんと、司馬遼太郎先生が。ああ、やっぱり若い時から先生は先生だったんだなあ。やっぱり作家さんってすごい。
私なんかがいう魑魅魍魎とは、また違う思いで魑魅魍魎を想像されてるんでしょうね。
ちょっとその橋(道?)を渡ってみたくなりました。・・・怖がりですが。
そして・・・わらび餅が食べたくなりました。^^

趣のある京都めぐりレポ、堪能させていただきました。(それなのになんかおバカなコメになっちゃった><)

lime #GCA3nAmE | URL | 2015/05/05 21:50 [edit]


 こんばんは。
ああっーーー そうですよねーー 今は寺と言えば わびさびの風情ですが 出来たばかりの頃は極彩色で極楽を描き出していたのですよね。
京都って どうしても日帰りで行けるから… なかなか京都の宿に泊まる事ってないのですよね…
ああっーー 風情のある宿で ゆっくりと趣のある料理と器を楽しみ 夏の夕風に吹かれる 憧れるなぁ。
ああっーー 魑魅魍魎かぁ… あのみうらじゅんの見仏記に 鳥居って魑魅魍魎の為の結界なのではないだろうかと 言った類の事書かれていて 妙に ああっーそうかもと思った事あります。
京都の土地には 其の類が似合いますね。

ウゾ #- | URL | 2015/05/05 22:16 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

いや~、何だか動き回っちゃいました。大体昼ご飯を食べすにうろつくという、いつも通りの強行軍。お寺とかって早く閉まるのでこうなっちゃうのですね。
お、limeさんの清水寺もうちの母と同じだったのですね! そうかぁ、やっぱり二年坂と三年坂が悪いのですね。あそこで何だかつかまっちまうのですね。確かに、京都って食べるのとお買い物も楽しいんですよね。ビンボー人は着倒れすることはありませんが(^^)

> そう言えば、9年前に京都にぶらっと行った時に撮った「写ルンです」が、未現像で出て来たんですが、現像したほうがいいと思いますか?(なぜ訊く)
え? え? そ、それはいささか恐ろしいものがありますが(何で?)、ぜひ現像してください! ってか、なぜそのままに? あ、でもフィルムを使いきっていないうちに…・・ってこともありますよね。いつの間にかデジカメになっちゃって。もしかして「○○現場」とかが写っているかもしれませんから、取扱いは慎重に!(って、どうしてミステリーにしたい?)

宿泊は、最近少し選ぶようになりました。仕事でビジネスホテルばかり泊まっているので、旅行の時はちゃんと気分を盛り上げてくれるお宿を選ぼうと……基本、温泉があれば温泉! 
京都は片泊まりの宿が多くて、しかも旅館となるとびっくりするようなお値段のところも多くて、う~む、だったのですが、なかなか素敵なお宿を発見できてよかったです。確かに京都って外食で十分で、片泊まりもいいなぁと思うのですけれど。最近は町家を少し手を入れて1棟貸しってのも多いですね。一度泊まってみたいけれど、泊まるだけなのに結構なお値段。人数がいればいいのかもしれませんね~
そしてお寺。この特別公開って、あ、こんなところもあったんだという発見になっていいですよね。
天井の龍は、どこの法堂にも三門にも描かれている(ような気がする)のですが、写真を見ても、あ、これは○○寺のだ、ってなかなかわからない私……いや、どの龍も迫力があります。これを見て『清明の雪』の構想を思いついたのだった……(って、しつこい^^;)
limeさん好みの龍がどこかにいるに違いない(って、どれも同じに見える?)
どこかで、上を見ながら描いたってのを聞いた気がしたのですけれど、どうなんでしょうか。下に置いて描いたのかなぁ? そう言えば、どこかの龍は布か何かに描いてあるって聞いたので、後からはっつけたのかなぁ?
ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂はミケランジェロの手紙に書いてあったので、間違いないと思うのですけれど……ミケランジェロは顔の皮が後ろに垂れ下がるって書いてましたね。

司馬遼太郎先生のお言葉、小学生のご住職さん(その時は住職ではないけれど)にとっては神の声?だったでしょうね。でも、後から、あ、こんなに偉い人だったのか!でしょうけれど……
司馬先生は作家というのか、もう別格、別次元の方ですよね。魑魅魍魎を感じることでその世界の深さを追及する、そう言えば『梟の城』はこの志明院・雲ヶ畑を訪れたことから構想を得られたのだとか。
うん。limeさんもぜひ一度、この橋を渡ってみてください! 車がないと行けないので、息子さんかご主人におねだりして!(あ、もくもく号という第3セクターのめったに来ないバスを利用するという手も……^^; でも、橋から志明院まで歩くことになって、これも結構大変^^;) 何か結界を越えた気がしますよ(橋は結界といいますものね。安倍晴明いわく、一条戻り橋もあの世とこの世の結界……)
わらびもちは、はい、美味しかったです! きな粉の中に八橋の味がするんです(あ、ニッキですね)。
長いレポ、読んでくださってありがとうございます!!
コメントありがとうございました!!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2015/05/05 23:50 [edit]


ウゾさん、ありがとうございます(^^)

うんうん。そうなんですよね。時々タイとかのお寺のキンキンキラキラを見て、いや~それは風情がないよ~って思うこともありますが、あれ? よく考えたらもともとはキンキンキラキラだったんですよね。天国=極楽は類稀なる美しさであると、それを表すものだったはずで。
その「うわ~」って感じは知恩院さんの三門に上がった時に感じたのですが、どのくらいキラキラだったのか?あんまり記憶が定かではありません。今じゃCGで本当のキンキンキラキラな感じを見ることもできるようになりましたが、いや、その中に入ったら本当に「うわ~、これなら死ぬのも悪くない」って思えるくらいなのかしら(いやいや、そんなことを若いウゾさんに語ってどうする……^^;)。
奈良→京都はより一層近いですよね。絶対泊まりませんよね。いや、私も奈良なら通うかなぁ。でもそうなると行かないのですよね。近いと行かない、ってのはほんと、不思議ですよね。でも泊まってみたらまた違う景色が見られるかもしれません。特に朝の鴨川はいいですよ~。そうそう、町に風情があるのが京都のいいところです。私も鴨川を出勤時に朝、渡る時、結構幸せだな~って思っていました(*^_^*) 夕暮れもまたいいですしね。

> ああっーー 魑魅魍魎かぁ… あのみうらじゅんの見仏記に 鳥居って魑魅魍魎の為の結界なのではないだろうかと 言った類の事書かれていて 妙に ああっーそうかもと思った事あります。
うん、そうそう、鳥居はここからは神様の区域(でもまだ人が入れる)って境界ですよね。人間側のためのものか、魑魅魍魎さんのためのものか……あるいは両者を分けるものか。
法隆寺の門は真中に柱が立っていて、梅原猛さんが「隠された十字架」ではあれは聖徳太子の霊が出て来ないように(祟りませんように、って)しているのだと書かれていましたが、あの当時としては画期的な本でした。どこかの神社には鳥居が二重になっていて、少しずらして真中に柱が来るようになっているとか。それはもう「とうせんぼ」にしか見えないそうで。
> 京都の土地には 其の類が似合いますね。
いや、もうまさにその通りです。そもそも怨霊スポットが多いのも京都。まさに魑魅魍魎には事欠きません。でも、そういうものと共存している、不思議な世界ですよね。私も京都ではあれこれ……?
だからこそ、この町では物語が多く生まれているのかもしれませんね~
ウゾさんお好みのスポットが沢山ありそうです。
コメントありがとうございました!!

彩洋→ウゾさん #nLQskDKw | URL | 2015/05/06 00:14 [edit]


うおう

京都かぁ、いいな、いいな。
花が多い時期の京都って、あまり行ったことがないので、今回の記事も楽しませていただきました。
近いのでついつい日帰りしかしませんけど、泊まりもアリですよね。京都の街中の宿屋に泊まるという贅沢、一度味わってみたいです。雰囲気も良さそうだし、お料理も上品で美味しそうだし。惹かれるわ~。
仁和寺の雰囲気、いいですね。この渡り廊下、これだけでもう平安スキーな私には、たまりません。
毎年行かれるという志明院さん、こういう「場所」があるというのは、ほんとうに素晴らしいことだと思います。司馬遼太郎と出会っていたとか、なんかすごい縁ですね。はっ、まさかあの「住職」のモデル?(失礼しました)

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2015/05/06 18:57 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

はい、京都、行ってきましたよ。何だか遠出をするのも面倒になってしまって、じゃぁ、ここは一発、絶対泊まりではいかないところに行こう!というので京都にしてみました。
って、基本的にはほとんど既知の場所ではあるのですけれど、だからこそ再発見もあって。しかも泊まると、また別の風情がありますね~
花の季節ですが、さすがに桜ほどの込み具合でもなく、新緑をゆっくり楽しむことができました。いや、ちょっと暑かったのには参りましたが、とは言え、湿気がましなので助かりました。これ、夏だったら壊れてたかも。
今回、宿を吟味するにあたって、迷ったのは町家の一棟貸しだったのですが、思った以上に高くて、これ家族とか仲間内とか4~5人で来たら割安かもしれないけれど、2人だと割高だわ、と思いました。でも何だか面白そうですね。それで仕出しなんかを取って。
あとは街中の料理旅館・老舗旅館も魅力的なところがあるのですが、値段との微妙な駆け引きが……よく考えたら、交通費がかからない分、奮発してもいいんですよね。あぁでも、1人1泊5~6万は、勇気が出ないです。今回泊まった晴鴨楼さんはそこそこリーズナブルで良かったですよ(^^) お料理も美味しかったし、雰囲気もあって。それから京都のお宿、お風呂はあんまり期待できないのですが、こちら、そこそこ良かったですし。

仁和寺、確かにTOM-Fさんがお好きな雰囲気かも。普段御所の内側には近づけないけれど(濠とか塀に近づいたら警報が鳴るし)、こちらは普段から御殿は公開されていて、ミニ御所的な感じでなかなか素晴らしいと思います。廊下は絶対何か撮影に使ってますよね。

志明院さんは、そうですね~、こうしてご紹介していますが、これって遠すぎて、たどり着くのが難しいからきっとほとんど誰も行かないわ、と思っているからこそご紹介しているのかも。本当はこっそり隠しておきたい場所だったりもするのですよね。
思えば初めて訪れた理由も、司馬遼太郎先生の『街道をゆく』を読んだのと、歌舞伎・能の鳴神の舞台だと聞いたからなのです。え? あの住職のモデル? いえいえ、そんな(^^) あんな狸のような怪しい方じゃありませんよ(^^)
コメントありがとうございました!!

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2015/05/06 22:12 [edit]


あ、京都の「先の戦争」の話ですね。京都以外の人は第二次世界大戦を指す事が多いのですが、京の人にとっては応仁の乱のことだというのはサキも聞いています。第二次世界大戦ではあまり攻撃を受けていないからですかね。この言い回し、「シスカ」で使わせてもらってます。
あ、やっぱり素晴らしいお天気だ。充分に楽しまれた様子が伝わってきますが、暑かったのかな?ほんと、仁和寺の渡り廊下が素敵ですね。
でもやっぱり食べるものにいってしまいます。鶏のスープ!これ絶対美味い。
そう思います。

山西 サキ #0t8Ai07g | URL | 2015/05/07 22:02 [edit]


サキさん、ありがとうございます(^^)

そうそう。そうなんですよね。最初は冗談かと思うけれど、結構真面目にそう言っている人たちがいるのだとかいないのだとか。都市伝説かもしれませんが^^; ま、京の町が焼けたのは「応仁の乱」で「第二次世界大戦」じゃありませんものね。でも、そんなふうに「京都はね」って他と区別してしまう身勝手で奥深い京都魂、私は嫌いじゃありません(*^_^*)
あら、シスカにそんな言い回しがありましたか。私がまだ拝読していない部分かしら。それとも忘れちゃったのかしら。何はともあれ、続きを読まなくちゃ! あぁ、GWにできなかったことのひとつです。
お天気はすごく良かったのですよ。旅行で晴れるのは有難いですね。京都は降っていても風情がありますが、やっぱり断然動きやすいですから。でも暑かったぁ~。もっとも、京都の夏をどっぷり知る者としては、なんてことはないって感じでしたが。
仁和寺の渡り廊下、全体にとても雰囲気がありましたよ。こちらは特別公開じゃなくていつも開いているところなので、サキさんも機会がありましたら是非。
そして、そして、やっぱり鶏のスープですよね。そうなんですよ、本当に美味いんです! 色んな所で鶏のスープを飲みますが、ここのはもう、濃度といい塩加減といい、何もかも100点満点です。日本人で良かった~の瞬間。いつかサキさんと先さんにも味わっていただきたいですね(*^_^*)
コメントありがとうございました!!

彩洋→サキさん #nLQskDKw | URL | 2015/05/08 00:24 [edit]

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