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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨132] 第27章 ずっとここに(1)集中治療室 

【海に落ちる雨】第4節・第27章『ずっとここに』 (1)です。
6年前、竹流と一緒に「消える龍と不動明王の鈴の謎」を解くために訪れた京都・東山連山の北の限りにある龍泉寺。その場所で、ついに竹流を見つけ出した真ですが、彼の生死ははっきりとはしていません。
しかし、次に真が目を覚ましたのは……
この章は短いので、2話限りです。竹流の消息を確認してください。そして、滅多に見られない、ちょっと可愛い?真を見ることができるかもしれません。

【海に落ちる雨】再開に向けてのキーポイント
【海に落ちる雨】登場人物



 意識が自分の居場所を認識したとき、頭は割れるような痛みを訴え、胃袋は捻りあげられて中身をぶちまけようともがいていた。身体中が痺れていた。硬くなった細胞の全ては、悲鳴を上げながら軋んでいる。
 真は跳ね起きた。

 辺りは薄暗く、真が狭い箱のような部屋の四隅を確認できた時、一瞬、どこからどこまでが悪い夢だったのか、認識できずに喘いだ。真は手を開き、動くことを確かめた。そしてズボンのポケットに手を入れ、そこに指輪がないことを知った。
 指輪どころか、財布も鍵もなかった。ズボンはともかく、シャツは真には大きすぎるくらいで、そもそも見覚えのない服だった。

 鉄の臭いと、食べ物が湿気たような臭いと、更に糞尿の臭いが微妙に入り混じっていた。真は薄い布団の上に立ち上がった。身体はどこも拘束されていなかったが、明らかに狭い部屋に閉じ込められているのだ。真は鉄の扉に歩み寄り、鉄格子の窓から外を覗いたが、ぼんやりとした明りが長い廊下を照らしているだけに見えた。
 冷たい鉄の扉に手が触れた途端、真は狂ったようにその扉を叩いた。

 直ぐに周囲は明るくなり、幾人かの男の声が交錯した。異様な姿の鳥が、太い声で気が狂ったように叫んでいるようだった。うるせぇ、という内容の言葉だとはどこかで理解していたが、それに対応する頭の部分はまともに動いていなかった。
 がしゃがしゃと鍵を開ける音が振動した。
 扉の向こう、明かりの灯った廊下に立っていたのは、制服プレイとかいう悪い冗談でなければ、警察官のように見えた。


「死体がひとつに、ほとんど死体がひとつ」
 真は黙って、向かいに座る目つきの悪い年配の男の顔を睨んでいた。
何を聞いても相手はまともに答えてくれなかった。代わりに、例の如く性質の悪い目つきで、「自白」の強要をしてくる。自白も何も、何を求められているのか分からなかった。
 相変わらず、真の頭は裂けそうなほど痛んでいた。

「お前がやったんやろ。もうええ加減、白状せんか」
「生きているんですか」
 男は厭味にも思えるねっとりとした態度で、真の目を覗き込んでくる。
「殺人。もう一人も死んだら、死刑やな」
「お願いですから、会わせてください」
 真には自分の置かれている状況などどうでもよかった。

 意識がはっきりとしてから既に丸二十四時間以上は経っているはずだが、ずっと同じ会話が繰り返されているだけだ。
「死体にか? あんな残酷な殺し方しといて、もう一回じっくり見てみたいんか」
 真はそれでも最初は辛抱強くなろうと努力していた。だが、数時間の休憩を挟んで再度この部屋に戻されて約一時間、途中から目の前の男が何を喋っているのか分からなくなってきた。そのうちに、呼吸の方法を忘れてしまいそうになり、肩を上下させなければ息ができなくなってきた。

 取調べの刑事は顎で後ろの若い刑事に合図をした。若い刑事はまだ背広さえ馴染まないような年齢に見えた。彼はファイルのようなものを持ってきて、そこから写真を数枚出して、年配の刑事に渡した。
 年配の刑事は、厭味なほどゆっくりと写真を真の前に並べていった。
 最初の一枚には、滴った血が背景を分からなくしてしまっていたものの、明らかにあのフェルメールの絵が写っていた。「あの」とは言っても、どの『あのフェルメール』なのかは分からない。

「これが死体の足下に置いてあった」
 真は顔を上げて年配の刑事を見た。すがるような気持ちだった。「死体」はその絵の上に吊り下がっていた女の方なのか、それとも横たわっていた男の方なのか、刑事は明言しなかった。
「一見、何とか言うオランダの画家の絵に見えるけど、芸大の先生に言わせたら、なんやにせもんらしいな。悪意を持って描かれたのかどうかは分かんけどな」

 二枚目の写真。白い着物を着た女が、細い手を頭の上に上げて縛られ、木の枝から吊り下げられていた。真が濃い色の着物だと思ったのは、その白が、ほとんど血の色に染められていたからだった。真は思わず目を逸らし、息を幾つか繰り返した。
 その目は、生きている人間のものではなかった。
「自分がやったんでも、じっくり見たら怖いんか」

 真は首を横に振った。写真になってしまうと、恐怖よりも白々しさが目につくくらい、女の死体は芝居がかって見えた。豊かな乳房が着物の袷からほとんどはみだしかけていた。その乳房の真上にナイフが突き立っている。
 もう一枚、年配の刑事は写真を並べた。女の顔が大写しになっていた。
「付き合ってた女とちゃうんか、え?」
 知らない女だった。だが、厚めの唇はある見知った女の顔を連想させた。

 そして、ゆっくりと刑事はもう一枚の写真を机に並べた。
 その瞬間、真は立ち上がり、そのままその場から出て行こうとした。慌てた若い刑事と記録係の刑事と、そして年配の男の三人に床に押さえつけられるまで、ただドアに向かって足掻いた。会わせてくれと、何度か叫んだが、自分でもわけが分からなくなっていた。

 その時、ドアが開き、複数の人間の足が真の視界に入ってきた。真を押さえつけていた刑事たちも一瞬、手を緩め、それから真の頭のずっと上の方で、事情を確かめるような会話が交わされていた。
 ようやく拘束から解放されて、真は立ち上がり、そして二人の新参者の向こうに、見知った顔を見つけた。
「同席していただいても差し支えありません」

『河本』は淡々と所轄の刑事に告げ、さっきまで年配の刑事が座っていた椅子に座った。真も若い刑事に促されて、『河本』を睨んだまま向かいの椅子に戻った。
「相川さん、今度ばかりは私もあなたを助けて差し上げる気にはなりませんでしたが、どう見てもこの犯罪はあなたには不可能ですし、警察が冤罪事件をでっち上げるのを見過ごすわけにも行きません」

 さっきまで真に自白を強要していた年配の刑事の眉がぴくりと動いた。
「その上、添島麻子刑事が辞表を持って私のところにやってきた。女性にあれほど気風の良いところを見せられて放っておくとなると、さすがに私も寝覚めがよくありません」
「父が、何かまた言ったのですか」
「いいえ、あなたの父上は頭がいい。今回は何も言わなくても、私があなたのために一肌脱ぐと思われたのでしょう」

 刑事たちは面白くないという顔で、『河本』と名乗った内閣調査室の幹部を見つめていた。
「竹流は……」
 声は上ずり、掠れてしまった。
「条件があります。今度こそ、二度と、奇妙な秘密結社や寺崎孝雄の絡む事件に首を突っ込まないこと、そしてもしも大和竹流、いえ、ジョルジョ・ヴォルテラの意識が回復したら、彼をチェザーレ・ヴォルテラに返して、今後二度と関わらずに生きていくこと。よろしいですね」

 真はぼんやりと視界の中心にある『河本』の顔を見ていた。それは何とか言うスペインの画家の暗い自画像にも似ていた。『河本』はわざとらしい溜息をつき、付け加えた。
「もっとも、恋人同士が別れを惜しむ時間を取り上げるほど、私も無粋ではないつもりです。ただし、現状では、それが全く別の意味での別れにならないとも限りませんが」

 真は宙に彷徨ったままの意識をどこに集中させればいいのか、分からないまま口を開きかけ、そして歯がかみ合わなくなるのを感じた。

「落ち着いて、冷静にお聞きください。大和竹流は今、市内の病院の救急センターの集中治療室です。出血性および何らかの薬物のショックではないかという診断です。肺炎とうっ血性の急性心不全のため、肺に水が溜まっていて、自分で呼吸はできません。心臓は動いていはいますが、一時は何らかの外科的な処置も考えなくてはならない状態だったようです。今も、生命維持のためには血圧と脈拍を維持するための薬が必要です。左脚は捻られたような力を加えられたようで、複雑骨折をしています。切断は免れましたが、意識が戻らないまま血行も悪くなれば、どうなるか分かりません。感染の徴候も強く、気管や他の粘膜から出血傾向があります。特に肛門の粘膜は酷く傷つけられていて、未だ出血が止まりません。今は、ずっと輸血が必要な状態です」

『河本』が何を言っているのかわからなくなってきた。
「相川さん」
 呼びかけられた言葉に反応ができなかった。机の上に載せた両肘は震えて、指が折れるほどの力で組んだ両手は唇にがたがたと当たっていた。真は親指に我知らず、噛み付いていた。
「相川さん」
 二度目の声と同時に腕を摑まれて、真は我に返った。

「お会いになられますか。意識は全く戻っていませんし、直接面会できる状態かどうかは分かりませんが」
 真は今度こそ、すがるような思いで『河本』を見つめた。

『河本』が京都府警の上層部と話をしている間、真は一人で取調室の机の前に取り残されていた。
 記憶をもう一度辿ってみても、何がどうなったのかよく分からなかった。強烈に脳の奥に刻み込まれた映像には、ぶら下がった女の姿と、五芒星に重ねられた血の気を失った大和竹流の姿だけが浮かび上がっていた。晴明神社で寺崎に会ったところまでは、確かに現実だったと思う。それからタクシーに乗ったはずだが、あれは実在するものだったのか。

 いや、もしかすると、古代の陰陽師が操った式神という鬼に会ったかもしれなかった。自分自身の力で、六年前のあの寺に辿り着けたとは思えない。
 気持ち悪くなってきたが、吐けそうにはなかった。真は小刻みに身体が震えているのを感じながら、止める術もなく、机に突っ伏した。

 やがて戻ってきた『河本』に付き添われて、真は京都府警を出た。建物の外に出ると、空は薄っすらと白く曇っていて、町が動き始める気配を漂わせている。
 この町には、現実に見えている世界に重なる、もう一つの別の次元が常にそこにある。時折、その別の町がふわりと見え隠れする。特に夕闇と朝まだきには、もう一つの世界のほうがまるで現実であるかのように現れて、人を惑わす。

 真がぼんやりと空を見上げていると、『河本』は着ていた上着を脱いで真に掛けてくれた。意外な行動に真は『河本』のほうを見た。『河本』はいつものように、小役人の皮を被った無表情のままだった。
促されて車の後部座席に乗り込んだ。

 車が動き出すと、『河本』は鞄から真の財布と鍵を出して、真の膝の上に載せた。そして、更に証拠品のように小さなビニール袋に入れられた指輪を出してきた。
 真は膝の上の指輪を暫くただ見つめていた。以前は持ち主の身体の一部であった指輪も、こうして無機質な袋に入れられていると、ただの物質に過ぎなかった。

「龍泉寺の僧侶が早朝のお勤めの準備を始めた時に、裏の山で鳥が狂ったように騒いでいるので、何事かと見に行ったそうですよ。あなたはほとんど正気ではないようで、意識のない男の身体を揺さぶっていた。傍には木に吊り下げられた女の死体。その状況では、あなたが殺人犯と間違えられても仕方がないようですね」
「ご住職は」
 ぼんやりとした明りは、まだ真の網膜の隅で揺れていた。

「あそこのご住職は、今年の初めに倒れられて、今は病院で意識が戻らないまま寝た切りと聞いています」
 それから『河本』は軽く肩をすくめた。そんな表情のある表現をするのは珍しかった。
「その日の早朝、僧侶は読経の声で目を覚ましたそうです。一体誰がと本堂に行ったら、入院中で寝たきりのはずの住職が座っていたと。大方、寝ぼけていたのでしょうが」
 驚く機能はもう働かなくなっていた。

「亡くなっていた女は、御蔵皐月ですか」
『河本』はそれには答えず、淡々とした声で言った。
「もう関わらないようにと、お話しませんでしたか」
 正直に言えば、女が御蔵皐月であろうと、楢崎志穂だろうと、どうでもいい気持ちだった。それが美和でなく、深雪でさえなかったらそれでよかった。

 車は早朝の道を渋滞にも巻き込まれず進み、僅かの時間で真を病院の白い建物に運んだ。
『河本』に促されて車を降りると、途端に身体が重くなった。病院は中央分離帯を間に挟んだ大きな通りに面していて、通り自体は、重厚感のある歴史的な建物に遮られて、すぐ先で行き止まりになっていた。押しつぶされるような圧迫感は、決して建物や町自体の構造によるものではない。真は動かない足をどうすることもできずに突っ立っていた。

『河本』は真の肩を一度軽く叩くようにして、先へ促した。足は『河本』の手に命令されたまま、素直に一歩ずつ前へ出て行った。真自身の意思ではなく、『河本』の意思で動かされているかのようだった。
 病院の受付はまだ閉ざされたままで、待合は薄暗かった。『河本』は何も話さずに真の腕を右の手で摑んだままだった。迷路のような一階の廊下を辿り、やがてエレベーターで三階に上がると、更にまた迷路を進んで、『河本』はガラスの開き扉の前で立ち止まった。一旦、真の顔を確かめるように見てから、『河本』は右脇のインターホンを押した。

 案内された扉の奥は小さなロビーのようになっていて、その先にもうひとつ扉があった。ロビーに並んだベンチに、真は見知った顔を幾つか認めた。
「先生」
 最初に立ち上がったのは美和で、美和はそのまま真の傍に走り寄ってきた。真の顔をじっと見つめてから、悲しげに目を伏せ、真の腕を強く摑んだ。真は反射的に美和の肩に手を置いて、それからゆっくりと顔を上げた。

 ベンチから立ち上がったまま真を見つめていたのは、北条仁と葛城昇だった。真は自分が他人の顔を見分けることができていることで、頭がまともなことを自分自身に納得させていた。
 奥の開き戸が開いて、看護婦が出てきた。看護婦と『河本』は何かを確認しあっているようだった。真はまだ仁と昇を見ていた。それから、美和を促すようにして仁のところへ戻らせる。美和は不安そうに真を見上げた。

「ご家族の方なら構いませんが……」
 看護婦が言った言葉が、真ではなく昇を刺激したようだった。
「こいつは病人の『ご家族』どころか、捥ぎ取られた半身みたいなもんだ。ごちゃごちゃ言わないで入れてやれ」
 看護婦は、昇の言葉の深い意味を摑み損ねているようだった。真は暫く昇の顔をぼんやりと見ていた。昇が何を言っているのか、真にもよく理解できなかった。
 その整った男の顔は、外国のアニメーションの映像のように白く、輪郭が奇妙に鮮明だった。

 真の頭は感情の域値を彼方に上げたきりで、今、何も感じていなかった。ただ、みんな何故こんなに青白い顔をしているのだろうと思った。看護婦の顔も綺麗な西洋の人形のように見える。
 一旦中に入っていった看護婦は、次には責任者らしい別の看護婦と一緒に戻ってきて、まだ『河本』と何か話していた。やがて『河本』は振り返り、真のために履き替えのスリッパを準備して、自分も履き替え、看護婦の説明に従いながら、手を洗ってガウンと帽子を身に付けた。真は『河本』に促されるままに彼のすることを倣った。

 奥の扉の先は広い詰め所のフロアで、その向こうに幾つものベッドが並んでいる。全てのベッドに静かに人間が横たわっている。
 労働している人の足音と、モニターの音が重なっていた。時々短いアラーム音が響いては消える。呼吸器が立てている音なのか、空調の音なのか、空気が送り込まれるような震えが伝わってくる。
『河本』は看護婦に従い、真は『河本』についていった。看護婦は遊園地の乗り物に乗っているように、決められた導線を淡々と辿りながら奥へ進んでいく。

 目に入る病人たちは半数以上老人のようだが、どの人も作られたマネキンのようにベッドに縛り付けられていた。
 個室の開き戸の脇にはモニターが置かれていた。脈拍は大人のものとしては随分と速く、その下で赤い線が百のスケールを越えることなく上がったり下がったりしていた。さらに下にある青い数字は時々九十台の前半に落ち、赤いランプが点滅してはアラームを鳴らしている。

 開き戸は静かに開けられた。
 中には看護婦と医師が一人ずつ立っていた。何かを話しながら看護婦は点滴を確認している。開き戸が自然に閉まると、急に静かになった。
 どうぞ、とまだ若い医師が患者の傍に寄ることを許可した。真は何かに操られるように、『河本』の脇をすり抜けるようにして患者の頭のほうへ進んだ。
 足は床の感触を全く伝えてこなかった。





現在では看護師と呼ぶのが一般的ですが、この物語は昭和50年代後半なので、当時の呼称「看護婦」とさせていただきました。

<次回予告>
 医師は真を見つめ、もったいぶって最後通牒を突きつけるようにゆっくりと言った。
「今何が起こってもおかしくない、危ない状態です。覚悟はしておいてください」
『河本』が、真が倒れるのではないかと思ったのか、真の腕を強く握った。
「何を、言ってるんですか」

次回、第27章『ずっとここに』後篇。お楽しみに!!
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Category: ☂海に落ちる雨 第4節

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コメント


こんばんは。

まずは少なくとも竹流がヤツらの手から離れて病院にいることにホッとしました。
あれは本当に竹流だったのだということが一つ。死なないことは知っているので、この時点で安心できました。
でも、あのぶら下がっていた死体は、幻覚ではなかったのですね。
ううううう。

河本って、ずっと『』ついていましたっけ?
内閣調査室がやってきて、相川パパやヴォルテラパパや竹流の仲間たちも後ろで暗躍していて、これからそちらが反撃や復讐をはじめるのでしょうか。
事件の解決は、これからですものね。

そして、真はようやく竹流の元へ。次回、竹流の意識が戻るのかどうかはわかりませんが、真がどんな風に竹流と逢うのかを楽しみに待たせていただこうと思います。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2015/07/05 01:13 [edit]


やっと・・・

あれが何かの幻影で無くて本当にホッとしました。
何かの幻影を見たのだとしたら真はそのまま本当に狂ってしまったかもしれないから。
和尚さんだけはきっと、魂だけが来てくれて導いてくださったんですね。

今回は『河本』がいつにもまして心強く感じました。いつもはちょっと胡散臭かったんだけど。あそこで冤罪だなんてことになったらちゃぶ台ひっくり返します(誰がどこのw)

そして私も夕さんと同じ。竹流があそこから助け出され(?)たことにまずホッとし、真がまだ少しは冷静に病院内にいるという事に安心しました。
自分の正気を確かめながら、ただ一生懸命あるく真が健気><
次回はついに・・・なのですね。
そわそわしますが、じっくり待っています!

lime #GCA3nAmE | URL | 2015/07/05 09:52 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

はい。病院におります。この辺り、もうあれだけいじめちゃったから、さっさと助けてあげようモードで書いていたのですが、それでも、なかなかすんなりとはね~って感じです。もっとも怪我だけなら復帰も早いのでしょうけれど、いわゆる薬剤性心筋症状態なので、少し回復に時間がかかります。しかも、相当弱っていますので、これからまだまだ一悶着。その間に、真と珠恵の揺れる心、竹流の状態の変化などもあって、ますます真は「ヤバい」ムードに。
でも、実際は次章は、切ないことは切ないけれど、サービスシーンは満点かもしれません(^^) なんだよ、もういちゃいちゃするんならやっちゃえよ、ってかんじで(禁句)。
本当に、絶対死なないと分かっているって大事ですよね。私も、あまりにも悲しい話の時は、最後の方でその人が生きているかどうか確認してから読んだり、スポーツでも結果を見てから中身を見ることもあります。面白くないじゃん、って人もいるかもしれませんが、ビビりなんですよ~
ぶら下がっていたのは幻覚ではありませんでした。そう、「奴ら」は猟奇的ビデオを作っているヘンタイたちですから……でも、そのおかげで助かったのかも。もしも「さっさとやっちゃえ系」なら、あの場所まで連れてくる前にトドメを刺していたでしょうから。それから時間も味方したんですよ。夜が明けかけていた。

> 河本って、ずっと『』ついていましたっけ?
あ、はい。これはあの、単に「本名ではない」モードなんです。二つの名前を使い分けていますので(本名は香月、と言います)、それだけの理由です。それから、なんか覚えてもらいやすいタグって感じでもあります(^^)
そして、夕さんの仰る通り、真もヤバいけれど、バックにいる連中はもっとヤバい連中ですから……竹流の仲間は頑張ってるけど所詮大物ではない、でも、ヴォルテラパパは怖いですよね……目には目を、歯には歯を、です。相川パパの立場は、最後の最後に分かりますが、かなり微妙です。そして、内調は……実は別のものを守っているんですよね。このヤバい連中の顧客リストにはトンデモナイ大物の名前がありますから、事態収拾の方に躍起になるはず。本当はそっとしていおいて欲しいんですよ、きっと。別にネタバレじゃないのでこそっと言っちゃうと、『河本』、この事件の責任を取って内調を辞職します。えぇ、切られちゃうんですよ。でも、所詮小役人なので……このお役所人間、美味しくて、次作も登場なんですね(^^)
真が何をやらかすのかは、まだまだお楽しみに!
> 事件の解決は、これからですものね。
まさに、その通りです(@_@)

> そして、真はようやく竹流の元へ。次回、竹流の意識が戻るのかどうかはわかりませんが、真がどんな風に竹流と逢うのかを楽しみに待たせていただこうと思います。
あ。確かにそうですね! それがですね、えっと~~
そこが恋愛ものとは違う、あっさりというのか、書いていないというのか、えっと、書いているけれどはっきりしないというのか、何だかちょっと楽しみ度はないかもしれませんが……というのも、竹流、まだ朦朧としているので、何が何だか分かってない状態からスタートなのです。でも! サービスシーン満載なので、次章は是非、ご期待ください!
コメントありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2015/07/05 12:33 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

はい。幻影ではなくて、ほんとの「死体と、ほとんど死体」でした。この話は、私の話には珍しく死者がそれなりに出てくるのですが、この事情もこの先にあれこれと分かってきます。ここでは、今では珍しくないけれど、当時としては「録画する」って技術はまだまだ一般的ではなかったので、「やばいビデオ」を作っている連中が犯人であるってことが大きな意味を持っているのです。でも、まぁ、そんなことはいちいち書いてはいないのですけれど。
真が「怒り心頭」になるのも、実はまだ先なのですよ。だって、とりあえず「生きて帰ってきた」ことが大事で、「何があったのか」は想像の域じゃないですか。真がヤバい方向へ走るのは「見る」からなんですね。ほんとに、これを書いた時には思ってもいませんでしたが、思えば今のネット社会は恐ろしいものがあります。三猿じゃないけれど「見ざる・言わざる・聞かざる」にもいるの真実がありますね。「真実を知ること」はもろ刃の刃。

> 和尚さんだけはきっと、魂だけが来てくれて導いてくださったんですね。
はい! 和尚さんのグッジョブ、はまだこの先もう少しある事実が珠恵の口から語られますが、えぇ、この瞬間出演ですごいことを成し遂げてくださいました。そして、まだまだ「もっとすごいこと」をしていたんですよ。多分、三途の川で。それを聞いた真は、もう、涙、涙で(泣いてないけれど)。
そして、『河本』……胡散臭かったですか。良かった!(何で)
いや、このおっさんたちの胡散臭さ、もう楽しくて楽しくて書いておりました。で、『河本』って、なんかスネ夫系人物で、なんだよもう、って思う面もあるけれど、この人なりに、尊敬していた先輩の息子を守ろうとしていたと思います。……あの時代ですから、尊敬にはちょっと愛も入っていたかも。いえ、もちろん、ホモっぽい話じゃなくて、「女と世話になった先輩とどっちを取るか」と言われたら「先輩」って感じの体育会系ノリです。
でもね、普通に「いい人」は書きたくなかったんですよ。この中で澤田顕一郎だけは結構いい人なんですよね。だから、周りに胡散臭い(大海好みの)おっちゃんを散りばめたというわけです。
あ、いつもでちゃぶ台、ひっくり返してやってください!(^^)

> そして私も夕さんと同じ。竹流があそこから助け出され(?)たことにまずホッとし、真がまだ少しは冷静に病院内にいるという事に安心しました。
> 自分の正気を確かめながら、ただ一生懸命あるく真が健気><
今のところは、真、冷静というよりも「何も考えられない」状態なんではないかと思います。頭真っ白、というのか。次回はちょっと爆発しますので、そちらも見守ってやってください。
うふふ。そして、この物語の中で一番可愛い真は、次回、ちょろっと見られますので、お楽しみに!
滅多に可愛くないので、相当可愛いと思います。でも、気が付いてもらえるのかどうかの、たった1行ですけれど……^^;

> そわそわしますが、じっくり待っています!
はい。本当は一気にアップしようかと思ったくらいなので、早々にアップいたします(^^)
コメントありがとうございました!!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2015/07/05 12:51 [edit]


あう

更新、お疲れ様です。

真、また捕まったのか、こんどはどこ? と思ったら、K察でしたか(笑)
それにしても、現場は凄惨ですね。凄惨だけど、なんかちょっと美的なものも感じてしまいます。歪んだ感性の持ち主なもので。
さて、なんとかかんとか、竹流は生還したわけですが、こりゃタダでは済みませんね。あちこちで、血の雨が降りそう。ゴッドファーザー的な?
『河本』が守っている超大物も気になりますが、まずは竹流の容態が心配です。もう、ちゃっちゃと回復させてやってくださいな。
って、そういうわけにはいかないんですね。

次話、楽しみにお待ちしています。

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2015/07/07 00:44 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

はは。本当に、よくつかまります(^^)
でも、今回はね、死体と一緒でしたから、仕方ないですよね。しかも本人も正気を失っていましたから。
多分、K察に連れて行くかB院に連れて行くかは、見つけた人も迷ったと思いますが……いや、一応「犯人かもしれない」のでKでしょうか^^;
そして、そうなんですよ。現状は凄惨ですね。うんうん。でもって、言われて気が付きました。そうだ、どこかで見た! TOM-Fさんちのエーデルワイス! と思わず膝を打っちゃいました。
しかも、さすがです。「ちょっと美的なもの」というのは大当たりです。歪んでるかも? でも、これはまぁ、お話なので。こちらの歪んだ連中もそれを狙っていたのでしょう。「歪んだ美」を撮るのに夢中だったことだと思いますから。
でも、こんなゆがみがあるから、竹流はギリギリで解放されたのであって、もしも歪んでなかったら、ちゃっちゃとやられちゃって埋められていました。ここは、「彼」の手柄です。歪んだ連中の歪んだ趣味を理解していましたので……

> さて、なんとかかんとか、竹流は生還したわけですが、こりゃタダでは済みませんね。あちこちで、血の雨が降りそう。ゴッドファーザー的な?
はい! はい! 降りますね。でも、まずは真です。これで納得するタマじゃありません。今はまだ、生きてた~ってので、感激しているだけかもしれませんが、今後、「奴ら、ただじゃおかん!」ってことになります。もちろん、彼がそうなるには「誰かが油を注がなくちゃ」ならないのですけれど、またそういう奴らがいるんですよ。こちらもぜひ、お楽しみに!

> 『河本』が守っている超大物も気になりますが、まずは竹流の容態が心配です。もう、ちゃっちゃと回復させてやってくださいな。
『河本』はただただ、政治経済が混乱しないように、って思っているのですが、彼も中間管理職ですから、本当は辛いですよね。でも小役人なので、それなりに生きていきます。
そして! TOM-Fさん、鋭い!「もうちゃっちゃと回復」させます。これいつまでも書いていても、物語的には美味しくないので、ちゃっちゃと回復させて、口きけるようにしないと! そして、真と珠恵との三角関係、次章じっくりお楽しみくださいませ! いや、ちゃっちゃと、というようには簡単にはやっぱりいっていないかぁ……^^;

> 次話、楽しみにお待ちしています。
ありがとうございます。コメント、ありがとうございました!!

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2015/07/07 08:17 [edit]


けい@追いつきそう、けど、勿体つけてる、です。ども。
真、コスプレ劇場でお目覚めとは気分悪いよね。ちがーう(すみません -_-;)

まだまだ、あれ、の状態ですが、とりあえず病院で治療を受けているというところに安心。してはいけないの? まだ?

早朝のお勤めの皆さんはさぞかし驚かれたことでしょう。
常識的な行動をとって救ったのは彼らだな。

とりあえず、真のご対面。やっと・・・

けい #- | URL | 2015/07/29 20:22 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

「けい@追いつきそう、けど、勿体つけてる」さん、ありがとうございます!
はい、真、コスプレ劇場で……って、ちがーう^_^;
いや、でも、意識がはっきりした瞬間の真の感覚は、まさにそんなところだったかもしれません。はい、常識的な行動を取ったのは龍泉寺のお坊さんですね。書いておりませんが、実は、この助けた僧侶ってのは、あの【清明の雪】の時に出会った坊主たちの誰かだったんではないかしら、なんて想像しております。あの時お寺に預けられていた小僧たちの全員が仏門に入ったとは思えないけれど、誰か一人くらいは……
この場所になぜ捨てられていたかは、またいずれ事情の説明がありますので、少しお待ちくださいね。
そして、うんうん、まだまだ「あれ」ですね。帰還したと言っても、まだ生きて喋っている竹流ではありませんから、実感がないと思われます。もう少し先の状況をお待ちくださいませね。

あ、本当に、追いつかれちゃいますね。うん、こうして皆さんが追いかけてくださるので、本当に今はハッピーです。まだかなり先は長いのですけれど(時間的にはそうでもないけれど)、これまであまり書かれていなかった竹流の心情が怒涛のように押し寄せる30章とか、真!お前なんてことするの!という31章とか、その先はもうノンストップです。ぜひとも追いついて追いかけてくださいませ(*^_^*)
いつも本当にありがとうございますです。コメントも、いつもありがとうです!!

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2015/07/31 18:07 [edit]

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