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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨134] 第28章 恋歌(1)復讐の権利 

【海に落ちる雨】第4節・第28章『恋歌』 、スタートです。
大和竹流の意識が回復しています。しかし、まだ朦朧としている彼は、現実と夢の区別も上手くついていないようです。
でも、ただ一人、「あの男」だけは彼を正気に返す魔法を知っているようです。
ここからは、真の心は大波に揺られる小舟状態。
人間関係の妙をお楽しみください(って、大袈裟だった……)。

【海に落ちる雨】再開に向けてのキーポイント
【海に落ちる雨】登場人物



 意識が戻ったとき、竹流はしばらく、自分が誰かということさえ分からないようだった。看護婦の介助にも時々わけも分からず叫びを上げて、何度も鎮静剤を必要とするような状態だった。
 錯乱した記憶の中身は誰にも分からないままで、時には魘されたまま、薬のために眠りから逃げ出すことができずに、じっとりと冷たい汗を搾り出しながら、涙を流していた。
 弱った全身の臓器を弄ぶように、竹流の身体は熱くなったり、冷たくなったりを繰り返した。点滴のポンプの数は時間と共に加速度的に減っていったが、それと同時に別の戦いが始まろうとしているように見えた。

 真は、大和竹流が意識を取り戻してからは、実際にはずっと病院に居ることはできなかった。
 半分以上の理由は、傷ついた彼の姿を直視できなかったからであったし、そもそも、いつまでも事務所を留守にしているわけにもいかなかった。東京に戻っても落ち着かないのは分かっていた。だから、高ぶった精神を抑えようと、情報の整理を始めた。
 しかし、寺崎孝雄の行方はようとして知れなかった。あれから『河本』からも何の音沙汰もなかった。北条仁も連絡を寄越さなかったし、暫くの間は葛城昇も同様だった。

 美和だけが時々むすっとした顔のまま事務所に座っていた。
 それもそのはずだった。北条の若い衆が二人、いつもべったりと美和の傍を離れなかった。トイレも行けない、と美和はぼやいていた。宝田と賢二は竹流の見舞いに京都に行きたがったが、竹流の様子を一度なりとも見ている美和が口を噤んでしまうのを見て、それ以上何も言わなくなった。

 警察は何度か大和竹流の様子を見に来ていた。だが、被害者の心理的被害のあまりの酷さに、何もせずに帰っていくばかりだった。
 真にも竹流にも、あるいはヴォルテラのファミリーにとってもとてつもない大事件は、こうして日本の片隅で消えかかるように見えていた。寺崎孝雄という男について、警察が必死で捜査を進めている気配はまるでなかった。新津千惠子という女の子を保護しようとする動きなど無論感じられなかった。

 真は何度か村上の渡邊酒蔵に電話を入れた。詩乃が千惠子の様子を細かく伝えてくれたので、そうしているうちに、真は千惠子の保護者の一人であるような錯覚に陥っていた。
 深雪の店にも何度か足を運んでみたが、店は暫く休業するという張り紙だけが、何度同じことを言わせるのだ、と真に文句を垂れるように重い扉に張り付いているばかりだった。
 楢崎志穂はその後、姿を見せなかった。
 澤田顕一郎には何度か面会を申し入れたが、嵜山ではない別の秘書が出て、多忙のため時間が取れない、と断られた。

 まるで待っていたように、建設会社の談合事件といくつかの経済問題が新聞の一面を飾り始めた。
 事件が迷宮入りするのは、こういう状況、すなわち時の流れや関係者の関心が薄れていく事態を止められないからで、その状況を速回しで見ているような気分だった。
 こうして一部の人間を取り残して、時間が流れた。


 意識を取り戻して一週間ほどたってから、竹流はようやく周りの人間を少しばかり識別できるようになったようだった。医師や看護婦の言うことにも、ほとんど是非の返答のみではあったが、返事を返すようにはなってきた。
 もっとも、まともな意識状態なのかどうか、よく分からなかった。看護婦や医師は問題がないような口ぶりだったが、真が見る限り、以前のままの大和竹流なのか、それともやはりどこかが壊れてしまっているのか、どうとも言いかねる状態だった。

 血行動態が安定したので一般病棟の個室に移ったと聞いてから二日後、真は三日ぶりに京都の病院を訪ねた。
 葛城昇が事務所に電話を掛けてきて、少しは会話らしい会話が交わせるようになったらしいと言ってきたからで、真が病院に着いたとき、昇は玄関口で真を待っていた。

「どうなんですか」
 真が聞くと、昇は、まだ会ってない、と言った。
「姐さんに聞く限りじゃ、脈絡のないことを言ったり、急に暴れて叫んだり、誰と分からないで話しかけたりしてるみたいだけどな」
 彼らが病室をノックしたとき、丁度医師が診察を終えて出ていくところだった。
 軽く会釈を交わしてから、昇の方が先にベッドの脇に近づいた。

「俺が誰かわかるか」
 真は、昇の背中と、青白いままの竹流の顔を見ていた。
 竹流の表情は乏しく、時々錯乱している以外、一見は元の大和竹流に見える。医師は、鎮静のために相当量の精神安定剤が必要なので、そのせいもあって少し反応が鈍いのではないかと説明していた。

 竹流は昇の顔を見ることもなく、少し間を置いてから頷いたように見えた。
「そりゃよかった。この間は誰が誰やらって感じだったが」
 昇は横の椅子に腰掛けて、少し躊躇ってから、もう一言、言った。
「本当は一発殴ってやりたいところだ。事情はわかってるよな」
 竹流は、今度は反応もしなかった。

「個人的な事情だったとは思わない。俺達の間にはルールがある。それを曲げてもらっては困る。たとえ、寺崎が一緒だったとしても、何故誰にも情報を漏らしていかなかった?」
 返事はなかったが、寺崎という名前に、竹流は僅かに眉を動かしたように見えた。
 昇のほうは竹流が答えると思っているわけではないようだった。

「まぁ、それは百歩譲るとしても、あんたの同居人にはちゃんと謝っとけ。ほんとに、見てるこっちが気の毒になるくらい参ってたからな。というより、壊れてたって感じだったよ。お陰でこっちは泣きそこなった。こいつも多少落ち着いてみたら気恥ずかしい気もして、今更あんたに泣きついたりはしないだろうけど、せめてあんたの方から優しい言葉はかけてやったほうがいいぞ」

 昇は言いたいことは言った、とばかりに立ち上がって、真の肩をぽんと叩くと、俺は先に姐さんのところに行ってるよ、と言い残してさっさと病室を出て行った。
 真は取り残されてどうすることもできず、その場に突っ立っていた。
 竹流は天井を見たままだった。瞳は全く動きもせず、時々焦点が遥か彼方にあるのではないかと思わせた。
 彼はまだ一日の半分以上を朦朧とした状態で過ごしていて、周りで何を言われても、事の重大性を本人自身が認識していないように見えた。

 真は何も言わずに脇の椅子に腰掛けた。
 その時、竹流が包帯に半分くるまれた左の手を真の方に差し伸ばした。
 真は反射的に彼の手を包み取ったろうとしたが、竹流はそのままその手で真の頬に触れ、ただまっすぐに真を見つめた。いや、実際に真を見ていたのか、その更に向こうを見ていたのかは分からなかった。
 何か話しかけるでもなく、真は彼を見つめ返した。今はどんな感情も言葉に載せることができなかった。

 唐突に、竹流は口を開いた。
「愛している」
 それは、彼が意識を取り戻してから初めて真に対して発した、意味のある言葉のようだった。
「お前だけだ」

 言葉は一音一音を確かめるように、ぎこちなく綴られた。
 真は答えることも忘れて、代わりに目を閉じ、自分の頬に触れていた竹流の手をそのままただ握り返した。
 やがて、また例の不可解な睡魔がやってきて、不意にその左手も意識が零れ落ちるように力を無くした。

 今、竹流は意識を持って言葉を話しているのかどうか、全く信憑性もなかった。誰が誰かということを確信できているのかどうか、怪しいばかりだった。昇に叱られたので、取り敢えず何か言ってみただけのようにも思えた。
 やがて竹流はそのまま、また眠りに落ちた。あるいは、少し多めに投与されている鎮痛剤などの影響もあるのかもしれない。
 真は彼の手を掛け布団の中に戻し、ひとつ息をついてその髪を撫で、立ち上がった。

 今の告白が、この状況では何の意味もなく何の保証にもならないことを、よく分かっていた。
 分かっていたのに、本当にそうであればいいと心の奥底で思っていた。

 真は直ぐに病院を出る気にはなれず、喫煙コーナーを探すと、煙草を一本吸った。
 相変わらず、味を感じない。真の味覚もついに狂ってしまって、元に戻らなくなっているのかもしれなかった。
 煙草を吸い終わると、日課のようになっている電話を数本掛けた。
 ひとつは澤田顕一郎の事務所だったが、例の如く返事は変わらなかった。もうひとつは村上の渡邊酒蔵で、その日は初めて千惠子が電話に出た。

 真は思わず受話器を握る手に力を入れていた。
「深雪お姉ちゃんのお友だち?」
 声は消え入りそうに小さかった。千惠子は真にではなく隣にいるであろう詩乃に語りかけているようだった。少しの時間を置いて、千惠子はこんにちは、と言った。
 そのまま抱き締めたくなるような、健気で不安そうな、可愛らしい声だった。真もこんにちは、と言葉を返した。

 その瞬間、真は、古い家の縁側に座って、庭で遊ぶ千惠子を見ている自分自身の幻を垣間見た。
 穏やかな光の中で、下ろした艶やかな黒髪を後ろで束ねた深雪が、真の傍に座っていた。同じように千惠子を見つめていた深雪が、ふと真の視線に気が付いて、真の目を見返し、そして本当に優しく綺麗に微笑んだ。
 真はその幻を消したくなくなって、静かに目を閉じた。

 詩乃が、千惠子が数日前から少し話すようになったと言った。父親が亡くなって以来、口をきかないのだと聞いていた。遠からず会えるだろうかと真が聞くと、詩乃は多分大丈夫だろうと答えた。

 もう一本の電話の相手は、三上司朗だった。
 三上は彼自身が下半身不随という不自由を抱えている分、煩いくらいに竹流や真のことを心配してくれていて、真は話すことがなくても一日の出来事を彼に伝える義務を背負わされた。

 毎日、真は尋ねられるままに竹流の様子を三上に話した。
 五体満足な人間の言う「大丈夫、きっと良くなるよ」という言葉には何の根拠もないような気がしたが、三上が言うと説得力があった。三上が聞いてくれる事で、真の精神はようやくバランスを取っているようなものだった。

 真は電話を済ませると、竹流のいる病棟の待合室まで戻った。病室にもう一度戻って彼の顔を見たいという気持ちと、冷静に見ていることができないという気持ちが半分ずつ、真の身体の中で湧いては消え、そのまま静かになった。
 いつかすっかりまともに戻ってくれるのか、それともあのままなのか、誰も説明してくれないし説明もできないのだろう。
 ちらりと廊下の向こうの竹流の病室の方を見たが、傾いた夕陽に染まった廊下は、現実のものとも思えなかった。

 結局、そのまま帰ろうとしたときだった。
「病室はこちらですか」
 真は反射的に頷き、相手の無言の強要を感じて、一緒に病室に戻ることになった。

 一瞬周囲を見回したが、あたりには誰も、少なくともこの男の関係者と思われる人物は誰もいない。
 供の一人も従えずこのような場所を歩いているなど、あり得ないはずの男だ。それなのに、男はただ一人でこの場所に現れた。
 それが何を意味しているのか、真には瞬間に理解できてしまった。いつかはここに戻します、と言ったあの声で、男は反応できない真に諭すように話しかける。

「少し会話ができるようになったと聞きましたので、様子を見に来たのですが」
 真は答えなかった。会話ができるとはいえ、それが大和竹流の人格全てとしての言葉なのか、よく分からないと思った。第一、しばしば脈絡のないことを口走っている。

 隣を歩きながら、真は身体が冷えて固まるような気がした。
 がっしりとした身体を持ち、強い意思を湛えた瞳を持つ男は、力強く一歩一歩を踏みしめていた。そのイタリア人の妙な冷静さが、真の腹の奥に潜んでいた種火にさえ水をかけ、凍らせるようだった。
 この男は、怒っているのだ。
 真にはその気配が突き刺さるようだった。

 だが、病室に入って竹流の顔を見た瞬間、チェザーレ・ヴォルテラは何とも言えない表情をした。
 真はその横顔を見て、一瞬にいたたまれなくなった。
 チェザーレはベッドの傍らに立ち、例のよく使われた人間的で綺麗な手で、眠っている竹流の頭を撫でた。そして、両手で頭を包み込むように抱き、その額に随分と優しくキスをした。

 チェザーレの横顔に夕陽が落ちていた。
 そして真は、チェザーレの左手の薬指に、竹流と同じイエス・キリストの指輪を見いだした。
 この男は、本当に息子を愛しているのだ。真がこの男に全く関わりもなかった頃、いやそれどころか、遥か過去から受け継がれた尊い血のゆえに、離れている時もまるで変らない深い想いを抱き続けているのだ。

 そこに、真が入り込む場所があるはずもなかった。 
 真のスラックスのポケットの中で、微かに竹流の指輪が音を立てたような気がした。
 その時、竹流がゆっくりと目を開け、チェザーレを見た。その顔は相変わらず、半分以下の意識しか持たないような表情だった。
 それでも、真はこの場にはいられないような気持ちになった。

 真はそっと病室を出た。待合の長椅子に座って一瞬胸ポケットの煙草を探ってから、ここで吸うわけにはいかないことに思い至った。もう一度喫煙コーナーに行こうかと迷ったが、何故か立ち上がることもできなかった。
 両手を組み、真は額を預けた。
 程なく、真は自分のすぐ傍で止まった足音に顔を上げた。

「迷惑をかけますが、今はあれについていてやってください」
 真は、この男が今、相川真に求めているものが何であるのかよく分かっていた。お前にはまだ十分な覚悟がないのだろうから、黙って彼のそばにいればいい、復讐は自分の仕事だと言っているのだ。
「このことが片付いたら、彼を帰国させます。あなたに覚悟ができたなら、一緒にいらっしゃい」

 真はただ黙っていた。何とも返事のしようがなかった。
 やはり、どうしても煙草が吸いたいと思ったが、さっき吸った煙草が最後の一本だった。
 結局、チェザーレの言葉に逆らいきれないような気がして、真は病室に戻った。

 竹流はまた、瞬きもせずに天井を黙って見つめていた。表情は乏しかったが、頬に微かに赤みがさして見えていた。
 竹流が戻ってきてから初めて、彼の皮膚に血が通ったのを見た気がした。竹流は突っ立っている真のほうを見ようとはせず、ただほんの少し笑いを含んだような表情になった。
「嫌になるな。怒られている小僧のようだ」

 まともな会話ひとつできなかった竹流が、チェザーレに会っただけで、すっかりこの世に戻ってきたように見えたことで、真はいくらか動揺した。
 本来なら、真こそ傍に居て、彼をこの世に引き戻す魔法を使うべきだったのだ。
「何を言われたんだ?」
「こんなことは二度と許さない、だと。昔からあのひと睨みで俺を脅すのさ。悪戯をするといつもあれなんだ」

 真は、竹流がもし本当にまともだったら、こんな昔話はしないということに気が付いた。
 いや、むしろこんな状態だからこそ、心の奥の深いところから真実の言葉が漏れてきているのかもしれない。
 今、彼はまさに、父親に怒られている子どもに戻っているのだろう。竹流の声は、悪戯を見つかったかのように無邪気に聞こえた。

 真は胸が締めつけられるように思った。
「愛しているんだよ」
「哀しいことを言うな」
 意外なほどに早くに返ってきた言葉を、真はただ繰り返した。
「哀しい?」
「俺が、親の愛を理解できない馬鹿息子のようじゃないか」

 竹流は、それだけ言うとまた目を閉じて、うつらうつらとし始めた。真は側の椅子に座り込んだ。
 何となく離れがたくなってしまった。チェザーレに、ついていてやってくれと言われたからなのか、イタリア人の復讐の気配に真の方が気圧されてしまったのか、あるいはただ傍にいたかったのか、よくわからなかった。

 こんな状態のこの男に告白を受けても、まともに受け取ることはできない。
 それでも、さっきの告白にはほんの少し感動さえ覚えた。愛している、などと正面切って言われたのは何年ぶりだろう。
 いや、そのように明確な言葉は聞いたこともなかったかもしれない。たとえ嘘でも、意識が狂っているのであっても、お前だけだ、と言われると悪い気はしなかった。
 もっとも、同じようなことを何人の女に言っているのか、分かったものではない。
 それに、他の誰かと間違えているだけなのかもしれない。いや、多分そうなのだろう。

 時々、看護婦がやってきては、病人の状態を確認した。真が何も言わないで病人を睨みつけるようにして座っているのを見て、大丈夫ですか、と尋ねてきた。
 真はただ頷いた。
 看護婦が出ていってからは、ただ無遠慮に、月の光に照らされた竹流の顔を見つめていた。

 こうして傷ついていても、彼は美しい顔の作りをしていた。
 神が彼を愛でるあまりに、間違えて取り上げてしまないでよかった。馬鹿げているがそう思った。

 結局、側を離れられなかった。竹流の意識がかなりいい加減で、本当にこのままもとに戻ってくれるのかも定かではない状態で、もう真は全てがどうでもいい気持ちになっていた。
 だが、もしここに彼の恋人のひとりでもやって来たら、自分は今どう思うのだろう。

 涼子はきっと竹流を心配して眠れない夜を過ごしているに違いない。彼女に竹流が無事であることを知らせてやるべきなのは分かっていた。
 だが東海林珠恵という女性を見てから、真は自分の居場所がいかに脆いところであるかということを、はっきりと告げ知らされたような気分だった。この状態で、涼子を思い遣る余裕など、真のほうにはまるでなかった。

 ぼんやりと、チェザーレはどうするつもりだろうか、と考えた。『河本』は寺崎孝雄がどういう人間か分かった上で、手出しをするな、というムードだった。それは、寺崎孝雄の顧客の誰かが、『河本』の上層部の誰かに圧力を掛けているからなのか、あるいは、すでに復讐を引き受けた男と何らかの取引を交わした後だったからなのか、その中で、多少の痛み分けを決めたのか、よくわからなかった。

 第一、どういう圧力がかかっていたとしても、小さな子どもに対する性的虐待などという卑劣なことが許されていいはずがなかった。真は、チェザーレか、もしくはアサクラタケシが、寺崎孝雄を断罪してくれたら、とさえ思った。
 そこには理由も理屈も要らないはずだった。
『河本』のような立場の人間には理由が必要なのだろうが、チェザーレやアサクラタケシにあるのは結果だけだろう。
 真は、自分が今、理由など要らない世界に足を突っ込みかかっている自覚があった。竹流にこのような傷を負わせた人間に対しては、容赦する部分はこれっぽっちも見い出せなかった。

 翌朝、まだ眠っている竹流の顔を暫く見ていたが、昇と珠恵には会いに行こうと決めて、一晩ほとんど眠らずにいた椅子から立ち上がった。
 やはり、誰かに復讐の権利を譲るわけにはいかない。チェザーレやアサクラタケシが真の代わりに寺崎孝雄に復讐してくれたら、などと生ぬるいことを考えている自分にも腹が立ってきた。

 真は、自分こそ彼を守れる人間であるべきだと思った。





本当はかなり深刻な展開の28章。でも、竹流がかなりボケているので、書き手としては(そして多分読んでくださる方にも)、美味しいシーンや会話が沢山出てきます。でも、いま彼は「ボケて」いますからね。話は30%程度に聞いてやってください。

<次回予告>
「なぁ、あいつはずっと苦しんでいたかもしれないけど、多分、苦しい状況を自分なりに受け止めて、やり過ごしていたんだと思うよ。それどころか、どこかでその苦しみを楽しんでいたかもしれない。お前を抱きたい時もあったろうけどさ、それよりも、もっと深いところでお前を大事に思っていたんだと思う。やらせてくれ、って何度か俺のところに来たけど、結局一人で勝手に飲み潰れて、子どもみたいに眠ってたよ。あいつの寝顔を見ながら、俺はそれでも幸せだった」

次回、葛城昇が語ります。お楽しみに!
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Category: ☂海に落ちる雨 第4節

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コメント


こ、濃い

こんばんは。

巨石紀行にコメントしようと思ったら、こっちがアップされていることにいま氣がついてしまいました。
うわ。うわ。うわ。の三連発でした。すごい回。

最初のひと言がそれか。
演技するような、もっと言葉を選ぶとすると「相手を慮って何かを言う」余裕なんてないでしょうから、心からの本心なんでしょうけれど。すごいな。
いや、これ、他に誰もいないとか、いても拓人みたいに全部行きずり、なら「ああ、そういって当然よね」なんですけれど、珠恵姐さんというお方もいるんですよね。その上でのこの発言は、すごいですね。そして、嬉しい一方、こんな究極の愛の言葉に「誰だかわかって言ってんのか」と考えざるを得ない真の想いにも、単純な恋愛ものとは全く違うなと思ってしまいました。

そして、イタリアパパ登場。なんかね。ツボでした。ありがちな作品だったら、竹流の精神正常かのスイッチを入れるのも何もかも「愛される主人公」なんだけれど、違うんですね。ここに、結局は竹流がイタリアに戻ることになるヒントみたいなものもあるのかなと思いました。

そして、最後。いや、真。きもちはわかるけれど、あなたは何もしない方がいいと思うけれど。余計なことをするとまた……。

次回も早めにお願いします。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2015/07/12 23:59 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

あ。予約投稿のボタンを押し忘れて、公開になってしまっていました。
でも、もういいや。なんか、ちょっと寝ぼけてました……(@_@)

> うわ。うわ。うわ。の三連発でした。すごい回。
そうですか! えっと、夕さんにそんなふうに反応していただけるなんて、かなりうれしいです(^^)
予告通り、「美味しいシーン」満載の第28章ですから、ここはまだ序の口かも?(いや、誇大広告かも?) だってこれまらまだまだ三つ巴、見る側は楽しくて仕方がない三角関係の展開がありますから!
って、別にBL書いているわけじゃないのですけれど、真はまぁ、多少その自覚がありますから、これはこれでいいことにしてやってください。

でもって、この「愛している」は、どの程度の「愛している」か分かったものではありません。
そもそも、相手を間違えているかもしれません。真が東京にいる間、多分珠恵が病院にいたと思われます。となると、竹流は珠恵がいると思ったかもしれません。もしかすると、イタリア人の挨拶代わりかもしれません。あるいはちょっと言葉が不自由になっていて、「あいうえお」から練習していたのかもしれません^^;
だからここはまだ、心からの本心とは言い難いのかも……少なくとも真にとっては。

竹流の方は、何が何だか分かってないんでしょうね~。残念ながら……。
しかも、この後、珠恵さんとのラブラブなシーン(って、言葉だけですが)まで出てきて、この男! 大丈夫か! って感じになると思いますが、呆れないでやって下さいね。きっともう、どうすることもできないのだと思います。今、自分をコントロールできないって部分もですし、そもそも、珠恵を思う気持ち(大事な女を思う気持ち)と真を思う気持ち(子供の面倒を見ている気持ち?)のどちらかだけを取るなんてことはできない、だからこそ問題になっているのですけれど。
そう、ここで振り出しに返ります。
そもそも、あのインタビューだったのですよ。この人、とんでもないカミングアウトをしていましたよね……

実はこの部分(台詞)、ちょっとジャブをかましているのです。本物のKOのストレートは最後までお預けです(*^_^*)

あ、瑠水じゃないけれど、マイアでもないけれど、この章は真もかなり「ぐるぐる」です。第一、竹流は「女しか抱かない」とかあれこれ、真に宣言していますので、真はもうはなから「自分は対象外」と思っていますし、えっと……あれ? これ何の話だっけ? いや、別に竹流と真のラブラブな話を書いているわけではないのでした。
そう、ポイントは……「復讐するは我にあり」なんですよ! (思い出した!)

そして、はい、イタリアパパ登場しました。
真じゃね、気付け薬の仕事はできません。このパパでなきゃ。王子はお姫様のキスでは目覚めません。こわ~い魔王を見てびっくりしている状態でした^^; 
> ここに、結局は竹流がイタリアに戻ることになるヒントみたいなものもあるのかなと思いました。
お。そんな先のことまでも感じてくださってありがとうございます。うん、まさにその通りかもしれません。血は水よりも濃い。叔父ということになっていますが、そしてチェザーレと、ジョルジョの父親ということになっている人は、一卵性双生児なので、DNA的には証明できませんが、竹流にとってはチェザーレが唯一自分を確実に愛してくれる父親であり(もっとも、彼自身は知りませんが……知らないことになっていますが……)、絶対的な神であり、それに比べたら、真なんて本当は路傍の石なのかも……(でも、気になって気になって仕方がない、路傍の石)。始めから比べるものでもありません。
でも、チェザーレの本当に怖いところ(真が太刀打ちできないところ)は「じゃ、この山猫も連れて帰ろう」ってところ。包容力なのか、何なのか? 真ごと取り込むなんて、朝飯前って感じのでっかい懐です。
いや、山猫は野生なので、そんなイタリアパパに飼われるなんてもってのほか!と思っていますけれど。

> そして、最後。いや、真。きもちはわかるけれど、あなたは何もしない方がいいと思うけれど。余計なことをするとまた……。
あ、余計なこと……わわわ、えっと、余計なことで第5節は成り立っています。えらいこっちゃ。
でも、一応、お楽しみに^^;
> 次回も早めにお願いします。
はい。ありがとうございます! 一応、悩める山場をアップしてしまったので、気持ちはかなり楽です。一生懸命週2を目指して更新しようと思います(*^_^*)
コメント、ありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2015/07/13 01:10 [edit]


ううう~

ここは、なんだか今まで以上に胸が苦しいですね。
今まではただがむしゃらに、竹流を取り返すことに全神経を集中していたマコトだけど。
今、目の前にいるのは、命こそ助かったけど、自分や世界を把握しているかどうか分からない、大切な人。
あの「愛している」は、私的に、今まで聞いた中で一番辛い「愛している」でした。
その言葉を、うわ言のようにここで言ってほしくなかった~><

そしてチェザーレさんの登場も、なんだか辛かったです。
竹流、やっぱりチェザーレさんによって大きく変化してるみたいですもんね。100%じゃないけど、うわ言でもない、真に見せなかった本心の一部みたいな・・・。

この章は、深刻なんだけど、今まで見せなかった竹流の内面とか、チェザーレさんとの関係とか、真自身も気づかなかった自分の本心とか、見えて来そうで、楽しみです。

竹流~~。早く本来の竹流に戻ってほしいけど、一度壊された心って、なかなか戻るのに時間がかかりそうですよね。
戻った…と思っても、実はまだ大きな膿を残していたりするし。

寺崎孝雄にはとにかく相当な仕打ちをしなくては・・・。
いや、でも、まだまだこの後何かがあるんですよね。真が夜叉になるのもこの章なのかな・・・?

lime #GCA3nAmE | URL | 2015/07/13 18:43 [edit]


おいしいところを

今回は、仰る通り、いろいろと美味しいシーンが多かったですね。

捜索中も大変でしたけど、生還したらしたで、竹流をめぐる人間関係の濃さがはっきりしますしね。真、たいへんだ。

しっかし、なんですか、いきなり「アイシテル」って。まあ、イタリア人だから、誰彼かまわず言ってまわっているんでしょうけど……って思ったら、「お前だけだ」って。あえなく、撃沈されちゃいましたよ。
意識朦朧だから、とか予防線張ってますけど、真は嬉しかったでしょうね。ほんに、罪つくりな御方だわ。

そして、お供も連れず、パパ登場ですか。しかも、おいしいところをかっさらっていきましたね。さすがゴッドファーザーです(ちがうか)
竹流の「俺が、親の愛を理解できない馬鹿息子のようじゃないか」という台詞、重いですね。だからこそ、竹流は苦しんでいるのかな。

真の心に、暗黒面が……。いつ真が切れちゃうか、楽しみ……もとい、心配です。

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2015/07/14 00:31 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

やっと昨日、ひとつ仕事を終え、でもみんなで飲みに行ったら、ばたんきゅ~でした^^;
えっと、何はともあれ、コメ返遅くなってすみません~!!

はい、ちょっときゅ~っとする部分に入ってきました。
真? あれ? マコト?
> 今まではただがむしゃらに、竹流を取り返すことに全神経を集中していたマコトだけど。
あ、マコト! そうだったのか! マコト、頑張ってるんだな! ってちが~う^^;
まこと、と打ち込むと、うちも半分はマコトになり、ちが~う!って一人で叫んでおります(^^)
えっと、そんなことはさておき、この章での竹流は、本当に当てになりません。
もう何をいってもやってても、本気なの? ぼけてるの? どっち? って感じなのです。だから翻弄されまくる真。
一方、珠恵はそんなことどうあってもいい、と思える懐の深さを持っている。というのか、始めから、自分が一番とは思っていない、「結婚できないし約束もできない相手」であることを分かったうえで今の立ち位置にいるので、もう超越しているのです。もちろん、心の中では色んなことを思っていると思いますが。
だから、振り回されているのは真1人かもしれません。
まだまだ「なんだよ~」と思うシーンや台詞が出てきますので、お楽しみに!

> あの「愛している」は、私的に、今まで聞いた中で一番辛い「愛している」でした。
> その言葉を、うわ言のようにここで言ってほしくなかった~><
はい。これ、実はジャブなんですよ~。ストレート、そのうち来ますので、まだまだ先をお楽しみに。
でもその前に、おバカな真が復讐に走っちゃう、第5節がありますが……
竹流は、多分、マコトには、じゃない、真には見せない、見せたくない、自分の反面があるのですね。だから、まともならうまく隠すのだけれど、こういう事態になるとぽろりと出てきてしまう。で、真はあたふた、という感じで、また気持ちが揺れ動く。
あれ? これは恋愛小説ではないはず。
そう思いながら書いているのですけれど、書き終わった後、なんだ、結局ラブラブなのか!って一人でツッコんでいたことを思いだします^^;

> この章は、深刻なんだけど、今まで見せなかった竹流の内面とか、チェザーレさんとの関係とか、真自身も気づかなかった自分の本心とか、見えて来そうで、楽しみです。
はい、まさにその通り! この章が長くなったのは、その辺りが面白すぎたから?
事態は深刻なのですが、ちょっと楽しめるシーンも満載です。

> 竹流~~。早く本来の竹流に戻ってほしいけど、一度壊された心って、なかなか戻るのに時間がかかりそうですよね。
> 戻った…と思っても、実はまだ大きな膿を残していたりするし。
うん……そうなんですよ。ここはこのお話だけでは完結しないので、次作に続く、の部分もあるのですけれど、今回はまだ壊れているだけ、その後、ちょっと暴力夫になっておりますし、その後はものすごく強い力で自分で抑制をかけてしまうので(この辺りの話が【雪原の星月夜】です)、まだまだ先に続きます。
でも、ここでは一応の決着はしますので、とりあえず見守っていて上げてください(*^_^*)

> 寺崎孝雄にはとにかく相当な仕打ちをしなくては・・・。
> いや、でも、まだまだこの後何かがあるんですよね。真が夜叉になるのもこの章なのかな・・・?
うんうん。チェザーレも黙っていませんしね。
真が夜叉になるのは第5節なんです。第4節は、この「ぼや~ん」とした竹流としばらくお付き合いいただき、そして、ついでに竹流の独白もお聴きください(*^_^*)
いつもありがとうございます!! この先もよろしくお願いいたします。

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2015/07/17 08:17 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

TOM-Fさん、コメ返遅くなってすみません(>_<)
レインボーブリッジを見ながら、お返事です(^^)
はい、今回は美味しいシーン、満載です(*^_^*) お話的には深刻なことがいっぱいあるのですけれど、読むときにちょっとドキドキしたり、ワクワクしたりするシーンや台詞、心の動きってのがある、そのシーンなんですね。まだまだ畳みかけますので、この先もお楽しみください!
そう、本当に「今まで真は知らされていなかったけれど、彼にはあんなことやこんなことや、いっぱい事情があって、そもそもそんなこと全て真に話す必要もなかったし、話したくないこともあったし」って状態なわけです。で、このことをきっかけに、その「隠していたことが全て公になる(マコトにとって、じゃなくて、真にとって)」ことになったわけですね。
だからみんな、あれこれいっぱい語るわけですよ(*^_^*)
真は翻弄されることになりますが、そこが男女の恋愛ともBLとも違って、「ち、何だよ、そういうことかよ。ちょっと俺、微妙に勘違いしていたかもしれないけれど、まぁ、俺に話すことでもないのはよく分かったよ。ただ、俺って、ものすごく世話になってて、恩返しを何もしていないじゃないか。よし、俺が何とかする」って感じになるだけで……^^;

> しっかし、なんですか、いきなり「アイシテル」って。まあ、イタリア人だから、誰彼かまわず言ってまわっているんでしょうけど……って思ったら、「お前だけだ」って。あえなく、撃沈されちゃいましたよ。
> 意識朦朧だから、とか予防線張ってますけど、真は嬉しかったでしょうね。ほんに、罪つくりな御方だわ。
あはは~。そ、そうですね。えっと、多分、この時はまさに「だれかれ構わず」状態だったと思います。そこに珠恵がいても、良子がいても、添島刑事がいても、同じことを言っていたはず。だから、真も振り回されちゃけないと思っていたのでしょう(^^)
「お前だけだ」……どこまで本気でしょうね^_^; この点では、この男をあてにしてはいけませものね。

> そして、お供も連れず、パパ登場ですか。しかも、おいしいところをかっさらっていきましたね。さすがゴッドファーザーです(ちがうか)
> 竹流の「俺が、親の愛を理解できない馬鹿息子のようじゃないか」という台詞、重いですね。だからこそ、竹流は苦しんでいるのかな。
おぉ、TOM-Fさん。そうなんですよ。ここはね、解釈なのですけれど、竹流は実は彼が実の親だと知っているのかもしれないんです。でも、一生、誰にもそのことを話したことがありませんし、実は知っているんだっていう竹流の独白を書くつもりもないのです。うん、作者としては知っていたかもと思いますが(甥を可愛がるレベルを超えているので)、一方で、竹流はチェザーレのゴッドファーザーぶりを知ってもいるので(自分の懐にある者に対しては、血縁じゃなくても大事にする)、勘違いかも、とも思っているようで。
この辺り、あの『ゴッドファーザー』のアル・パチーノが、息子の死に立ち直れないんじゃないかと思うくらい涙して、と思ったらもう復讐は残忍、なイメージをそのままに書いていたのです。
ゴッドファーザー、最後まで目を離さないでくださいませ。何せこの話、最後の一言で落としてくれるのは、この男なのです。

> 真の心に、暗黒面が……。いつ真が切れちゃうか、楽しみ……もとい、心配です。
うん。そうそう。って、TOM-Fさんとは何かS的に繋がりを感じます^^;
え? 楽しみにしてくださっていいのですよ。何しろ、ヤマネコですから、今、牙を磨いています。
火に油を注ぐ奴の登場まで、あと2章。
コメントありがとうございました!! 続きもよろしくお願いいたします(*^_^*)

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2015/07/17 08:39 [edit]


ふふふ。さすがイタリアン。言葉にする~^^
意識の薄い中でする言葉は、本物なのです。
意識のあるところからは絶対に出てこない心の言葉。
だからこそ、本当の言葉のような、本当の言葉ではないような。
いえ、ここは言葉を見ても聞いても解釈してもいけないのです。
これを通して、心のうねりを感じるところなのだと思うのです。
信じるとか信じないとか、そういうところの話ではないので。ね。

チェザパパ~(@@) 何しに来たん?
いあ、親なんだから、来るのは当たり前ね。
ああ、竹流を取り巻く面々が、みんな違うこと考えているような同じこと考えているような・・・
ここはお互いにコミュニケーションが上手く取れるように祈っておりまする・・・

けい #- | URL | 2015/08/03 20:34 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

いや~、ここで何を言う、って感じでしたね。書いている時に思っていたのは、これは多分、昇に怒られたので、何か言わなくちゃということで取りあえず言った!みたいな感じだったんだろう、と。何しろちょっとボケてましたから。
実はこの男はイタリア人のくせに、「本気になると何も言えない」(竹流の従兄……実はアニキの言葉)。
だからボケていることをいいことに言ってみたのか? う~ん。それは謎です。この辺りはもう、本当に適当な男だとも思えるし^^; 「意識の薄い中でする言葉は、本物」……そうだったらいいのですけれどね~
なんだか皆様が思った以上にここに反応してくださったので、私としてはちょっとびっくりしたり焦ったりしておりまして(^^)
ま、ボケたこの男が言う言葉は適当に受け流しておいてください(^_^)/~

> いえ、ここは言葉を見ても聞いても解釈してもいけないのです。
> これを通して、心のうねりを感じるところなのだと思うのです。
> 信じるとか信じないとか、そういうところの話ではないので。ね。
うん。そうそう。って、書いた本人は「竹流、何ボケてんだよ~」って突っ込んでただけなのに、けいさんがこうして考察してくださったら、うんうん、そういうことなのよ、なんて便乗しちゃっております。
で、チェザーレは……あはは~、何しに来たん?と聞かれてしまいましたね。いや、これは単にお見舞いに来たわけじゃありません。もちろん「釘を刺しに」来たのですよ。しかもここぞという時に最も適切な言葉で。彼の目的は最初から最後まで一貫しています。あのトンデモナイインタビューを全てなかったことにして、甥っ子(ま、子ですけど)に縄をつけてローマに連れ帰るために来たんですからね。怖い怖い……

> ああ、竹流を取り巻く面々が、みんな違うこと考えているような同じこと考えているような・・・
> ここはお互いにコミュニケーションが上手く取れるように祈っておりまする・・・
いや、これはもう、みんな違うことを考えている、かな? でも、ゆる~い連帯で、これからも頑張る!かな?
ほんと、うちのはどうも天邪鬼ばっかりで。「みんなで仲良くしようね~」なんて、絶対にならないのでした。でもゆる~く、ね(^^)
コメントありがとうございました!!
引き続き、よろしくお願いいたします!!

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2015/08/05 00:01 [edit]

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