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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨145] 第30章 巷に雨の降る如くに(3)退路は断たれた 

【海に落ちる雨】第4節・最終章(第30章)『巷に雨の降る如くに』 その(3)です。
小鳥に説教する聖フランチェスコ2
今回登場する回想シーンに、アッシジのサン・フランチェスコ聖堂が出てきます。真は高校3年生、大学入試の後に家庭教師(=大和竹流)におねだりしていたイタリア旅行に連れてきてもらって、アッシジを訪れた時のことです。
サン・フランチェスコ聖堂の中には、聖人の生涯がフレスコ画で描かれていますが(ジョット画)、その中でも最も有名なのがこの「小鳥に説教をする聖フランチェスコ」です。真はこれを見た時、言葉が分からないはずの小鳥にも分け隔てなく(そして辛抱強く)説教をする聖人に竹流を重ね(まともに日本語!を話していなかった、いや、他人とまともにしゃべれなかった自分に言葉を授けてくれたのは彼だと思っていますから)、自分はその中の一番小さな小鳥だと思ったようです。
「あんたの国の神様は優しいね。屋根を外して、鳥も虫も一緒に教会に棲めるようにしたり」
このシーンはまた竹流視点で出てきますが、この物語全体の最後にも前後関係を含めて登場します。
*真がここで言っている屋根のない教会はシエナ郊外の田園地帯に建つサン・ガルガノ教会です。

【海に落ちる雨】再開に向けてのキーポイント
【海に落ちる雨】登場人物



 アッシジ。
 聖フランチェスコの壮大なる寺院の堂内には柔らかな光が充ちていて、ほんのりと足元を照らしていた。
 真の魂は、異国の聖堂の中で返るべき場所を見出したかのように静かだった。つい二日前までは身体は凍ったり、炎に包まれたりを繰り返し、落ち着く場所が全く見出せなかった。今は北海道の森の中を歩いている時のように、穏やかな空気に包まれていた。

 まさに自然の営みは非情だった。太陽がその温度を天体の命の時間として保つ限りは、光は暖かく優しく真の周囲に溢れた。
 今まさにこの瞬間、この地球の上で、真は時の偉大な流れの中に偶然居合わせていて、それをどうすることもできないのだという、不思議な安堵感に包まれていた。生きるということは、意思の力でどうするものでもない。ただお前は今、そこに在るべくして在るのだと、そこに神の力を説く聖人も、ただ非情を説く仏も、同じことを真に伝えている気がした。

 聖堂の壁には聖フランチェスコの生涯が描かれていた。
 聖フランチェスコは、小鳥や動物たちの前に立ち、話しかけるように説教をしている。
 この高潔なる聖人の前で、小鳥や動物たちはその説教が終わるまで、ただの一羽も飛び立たず、ただの一匹、一頭もその場を立ち去らなかった、という伝説を竹流が話してくれた。
 真は、黙って立ちすくんだまま、涙を流した。

 ホテルの広いベランダから、果てまで広がる緑の田園。地球という天体を包み込みながら吹き渡る暖かく偉大なる風。そこには感情はなく、ただ自然の法則にのみ従い吹き包むという、そのことの有り難さを真の身体中の細胞が感じていた。
 石畳の道を寺院とは反対の方向に歩きながら、時々路地を見やると、猫が眠たげな目をこちらに向けている。猫の脇の壁の上から、重たく撓った枝を投げ掛ける白やピンクの花。花に群がるように、子孫を残すための営みを続ける小さな虫たちの羽音、全てを包み込む空の青。

 この世界は何と美しいのだろうと、真は当たり前に感じた。
 崩れかかった城壁の危なげな小道を上がっていくと、イタリアの小さな街の優雅な風景が目の前に広がる。そこには、人の手の温もりと自然の雄大さが、半分ずつ心地よく交じり合っていた。この美しい世界の中で、人間もまた、産み出し破壊しながら非情な時の流れを漂っていた。その現実に是も否もないことに、真はただ安堵した。

 竹流は何か真に話し掛けながら、風の向こうの景色を指さした。
 その時、真は、この是非のない世界の中で自分の存在を支えているものが何かということを、一瞬にして心に受け止めた。それはまさに理解ではなく、降り注いできた天啓のようなものだった。
 竹流は心配そうな顔で真を見て、それから黙ったまま隣に座った。
 ずっと、ここにいてもいい、ローマにも東京にも帰らないで、ずっとここに。
 真は彼の耳に届くか届かないかの小さな声で言った。彼に届かなくても、自分自身が今了解したという事実だけがあれば、それでよかった。

 パレルモからナポリ、ローマを素通りしてピサ、シエナとトスカーナの小さな町々を巡っていた彼らの旅は、ある時点でローマに引き戻された。そしてそれまで本当に聖人のように優しかった竹流の態度が、その時点で豹変した。
 真は、その時初めて、この男のある一面に出くわした。

 それは、竹流自身がどうしようもなく持ち合わせてしまった、傲慢な支配者の側面だった。何かに対して思い通りにならない感情を持て余した男が、その代償を自分の側にいる一番立場の弱い者に対して求め、ある種の暴力を振るおうとした。
 ローマのあの屋敷で、真に当たり散らすことで何かから逃れようとしていた竹流の不可解な内情。それは、ある面痛々しいほどの想いを真に抱かせた。傍から見れば理不尽な扱いを受けていると見えたはずだが、真自身は、かつていじめを受けていた時のように、耳が聞こえなくなって気が遠くなったり、身体が痺れたりもしないことに気がついていた。自分は、このことを受け止めているのだと思った。

 あまりにも真に辛く当たりすぎている事は、当の本人が一番よく分かっていた。
 分かってしまうと、この我儘な支配者は逃げ出すことを選んだ。真は、風邪のせいなのか三日も高熱を出しながら、異郷の地で一人放りだされて、さすがにしばらく呆然としていた。放り出されて心細いよりは、たとえ暴力であっても構ってくれる方がましだと馬鹿なことを考えていたら、突然戻ってきた暴君に今度はローマから連れ出された。
 アッシジは、その後にやって来た街だった。
 それでも真には、竹流がどんなにローマを、あの家を、そして彼の上に君臨している父親を愛しているのか、痛いほどに伝わった。

 アッシジに着くと、また別人のように竹流は優しかった。そして、真は、彼の立場も背負ったものも何も知らされないままで、この男の存在自体をほぼありのままの形で受け入れてしまった。
 だから、あの時、そう言ったのだ。
 ずっとここにいてもいい、ローマにも東京にも帰らないで、ずっとここに。
 それは、ただ地名のことではなかった。
 そして今も、あの時と何ら変わらないことを、真はよく分かっていた。


 その夜から、竹流の熱は下がらなくなった。
 医師は薬物性の肺炎のようだと言った。医師の説明は全部理解できるわけではなかったが、あまり好ましい事態ではないということは十分伝わった。
 東京に戻る予定だった享志が、早朝に病院に寄ってくれた。葉子は珠恵や和枝と一緒に食事の用意をしていて、後から弁当を持って来るということだった。女同士で打ち解けていると聞いて、少しだけほっとした。

 享志は、真の疲れ切った顔を見て、随分と心配した。
「大丈夫か、おまえ」
「あぁ、わざわざ寄ってくれたのか」
「うん、何かお前が心配で」
 享志は真を詰所の向かいのロビーに誘った。
「彼、調子が悪いのか」
「昨日お前らが帰ってから熱が下がらなくなって、今朝になって咳込んで呼吸も苦しそうになって」
「それって、ほんとに大丈夫なのか」
 真は首を振った。自分にはよく分からない、としか言えなかった。

「お前、本当に大丈夫か」
 享志は、葉子を連れてくるんだったと、後悔したように言った。
「数日以内には病状が分かるだろうという言い方だったよ」
「どういう意味だ?」
「医者って、状態が悪い時は曖昧な言い方をするんだ」
「今すぐどう、というのではないんだろう?」
 真は答えなかった。

「お前、少し休んだほうがいいよ。昨日も寝てないんだろう。その前の夜だって一睡もしてないって顔だったし」
 そう言われてみると、もう何日も竹流の側にひっついていてほとんど眠れていないことに改めて気がついた。それはそのまま竹流の病状を反映していた。つまり、竹流がまともに会話ができる時間が増えていくのと同じ勢いで、外からは見えない彼の身体と心の内側では、重い苦難が膨れ上がって来ていたということなのかもしれない。
 本当なら時間と共に良くなっていくべきなのに、ここ何日か状態が足踏みをしているようだったのも、その前兆だったのだろう。
「お前が倒れたら話にならないよ」
 享志の声は優しすぎて、真の神経のどこかを逆撫でしそうだった。
「俺は気が立ってるだけだ、心配しないでくれ」

 その時、享志が真の腕を摑んだ。医師が彼らのところにやって来たのだ。俯いた真の視界に、医師の足が見えていた。まるで地獄からの使者がやって来たようだと思った。本当は、医師は何度か病状を真に説明しようとしていたのだろう。真が聞きたくなかっただけだ。
 享志に促されて、真はゆっくりと立ち上がった。
「少し病状をご説明したいのですが」

 真はその一瞬、突然の不安に襲われて享志を見た。頼るような視線を向けてしまったのかもしれない。享志は黙って真を見たが、直ぐに医師の方に向き直り、真が返事をしないので、彼が、お願いしますと答えた。医師は享志が何者か確認した。
「身内です。一緒に話を聞きます」
 享志の理屈では、真と竹流が葉子の兄貴分なら、自分は葉子の夫なのだからやっぱり身内だということになるようだった。

 真は享志と一緒に、分かっている事実の量に比べると長すぎるくらいの医師の説明を聞いた。
 享志は、竹流の病状についていちいち確認しながら、結局これまでのところ分からない事が多すぎるのじゃないかと、真の代わりに問い詰めた。医師は、何しろ新手の危険な薬物の影響のようですから、といった。昨日の採血の結果も、肝機能がもう三桁後半ですよ、と言って享志に見せた。医師も、享志のほうが余程しっかりしていると思ったようで、話す相手を真から享志に振り替えたようだった。

 今のところかろうじて大丈夫なのは腎機能くらいですが、少しずつ数字が上がっています。白血球と血小板もえらく下がってますしね。これからかなり強力な抗生物質も投与しなくてはならないでしょうから、腎機能も安全というわけではありません。それからこれが今朝の胸部レントゲン所見ですが……
 真は何かに押されるように一瞬顔を上げ、シャウカステンの白い光の中に浮き上がる写真を見たが、すぐに目を伏せた。
 医師の説明は、だからどうなるのだ、ということまでは明言してくれなかった。だが享志が食い下がると、ようやく核心に触れるような言葉を言った。
「いつどういうことになるかわかりません。つまり急に悪くなるということもあります。しばらくはどなたかが必ず院内にいらしてください」

 享志は、昼までに東京に戻るという計画は諦めたようだった。明日から海外じゃないのか、と帰京を促したが、いや今日最終で帰る事にしたから一緒に病院にいる、と言った。
 享志がここにいてくれるというのは有難かった。真自身がどう抗っても、心の内で膨れ上がる異常な不安は、真の身体を食い破りそうになっていた。医師ははっきりと言いかねていたが、つまり覚悟はしておけ、ということを伝えたかったのだろう。恐ろしくて聞き返せなかった。

 真は享志に感謝の気持ちを言葉で伝えることもできず、ただ享志の腕を握った。長年触れたことのない友人の腕は、真の知らないうちに太く重みを増していた。
「俺、ここについてるから、お前、珠恵さんのところに戻って、少しの時間でも休んで来たほうがいいよ。昼までには葉子も来るだろうから」
 その申し出は断った。葉子が来るころには、少し酸素飽和度が下がっていると言って、医師は酸素マスクを準備した。意識が比較的しっかりしていた病人はそれを拒否した。
 真が何を言っても病人は聞き入れなかったが、享志の冷静な説得で、かろうじて口元の近くに酸素を放流させることは納得したようだった。そうこうしているうちに、ほとんど意味のある会話ができなくなっていた。少しずつ荒くなる呼吸と、黒ずんでゆく唇の色が、真をゆっくりと追い込んでいった。

 葉子は、昨日あんなに泣いていたのに、今日はもう随分としっかりしていた。この病人が東京に帰るどころではなく、かなり状態が悪いのだということを受け止めると、彼女なりに開き直ったように見えた。彼女はこれまで自分や兄が竹流から受けてきた恩恵を、ここで目一杯返すときが来ていることを、真以上に認識しているように見えた。昔、真が北海道で崖から落ちて生死の境をさまよっていた時に、彼女の中でこういった状況への覚悟ができてしまっていたのかもしれない。葉子は当然のごとく、これが竹流の女たちではなく、家族としての自分の仕事だと思ったようだった。

 葉子の様子を見ながら、こういうときには、男の方がはるかに情けなく当てにならないものだと真は思った。
 享志は夜の新幹線で東京に帰って行った。
 珠恵にはこの状況が伝わっているはずだが、その日は病院に姿を見せなかった。
 葉子は兄がもう長い間ほとんど眠れていないことを知っていたが、敢えて休むようにとは言わなかった。どうせ言ったところで聞くわけがないことを知っているのだ。気を使った看護師が、夜になると待合からソファをひとつ運んできてくれて、せめて横になるようにと奨め、薄い布団も貸してくれた。その時だけは葉子も、お兄ちゃん、少しだけ横になりなよ、と言った。

 真は確かに限界だと思っていた。横になると、眠ることはできなかったが、一瞬にして感情ごと深く沈むような感じになった。
 葉子が何も言わずに布団を掛けてくれる。真は身体中を何かが這い回っているような嫌な感じを拭いきれずに、身体を強張らせたまま横になっていた。
 酸素がチューブから吐き出される音が、耳の中の細かな毛を震わせている。虫が耳の中に入り込んで羽音を立てているような不快感を覚えて、真は耳を摑んだ。
「お兄ちゃん、大丈夫?」

 真は答えなかった。ずっと昂ぶっていた神経が、今また受容器の域値を下げてしまった。そうなると、竹流の事だけでなく、色々な後悔や不安が溢れ出しそうになった。葉子が結婚する前に言った言葉が、側頭葉の引き出しから零れ出した。
 葉子は、本当はおにいちゃんのお嫁さんになりたかった、と言った。
 真も同じように思っていた頃があった。だが、それを留めたのは、真の心のうちに納得できない何かがあったからだ。それを吐き出す先がなくて、我を忘れて小松崎りぃさにのめり込み、結果として葉子や享志を苦しめた。
 彼らがそれについて、真を責めたことは一度もない。

「葉子」呼びかけると、葉子は何、と小さな声で答えた。「ずっと、謝らなければと思っていたんだ」
 葉子は何のこと、と尋ねた。真は答えなかった。心拍を数えるモニターの音が、何時になく速く感じる。時々アラーム音が響いて、直ぐに消えた。それらの音が、真の脳からアドレナリンを枯渇するほどに放出させている。
「享志にも」
 後悔していたわけではなかった。そうでなければ、真自身があの時どうすることもできなかった。
 先を言い淀んだ真の逡巡を断ち切るように、葉子が明瞭な声で言った。
「享志さんは、お兄ちゃんが間違って一緒に死んじゃわないで良かったって、そう思ってるよ」
 真はもう何ひとつ、言うべき言葉を見つけられなかった。

 夜中になり、竹流はますます熱と咳と喘鳴に苦しめられるようになっていた。夜半を過ぎるとアラームの持続時間は徐々に長くなり、昨日まではむしろ妙に気を使って病室への出入りを極力避けていた看護師も、何度も様子を見に来るようになった。
 時間の経過とともに医療者たちの出入りが頻回になり、集中治療室に移したほうがいいと相談している声を、真は頭の隅のほうで聞いた。医師はそのうち病室からほとんど出て行かなくなり、看護師に指示を出しながら、何度か点滴から薬を注射していった。看護師も一時間に何度も血圧や熱を測りに来た。

 病人はもう受け答えが叶わなくなっていた。高熱が彼の身体を苦しめ、呼吸は時々喘ぐようになった。医師たちが採血と血圧モニターのために動脈ラインをとり、数時間おきにデータを確認しているのは、集中治療室に戻すタイミングと呼吸器を装着するタイミングを計っているからのようだった。
 モニターの数字は種類が増えていき、血圧を示すと思われる赤い数字は、しばしば点滅し始め、それと共に点滴のポンプが増えていった。医師は、太い点滴のラインが必要だからと真に断って、ついこの間抜いてもらった肩の辺りからのラインをもう一度挿入する処置を始めた。

 一晩が過ぎると多少は状態が安定したようにも見えたが、それはいい方向に向かったというよりも、改善の気配のないまま低空飛行を続けているような様子だった。そんな状況が、昼とも夜ともつかず、丸二日続いた。病人は経鼻チューブで酸素を吸うようになり、酸素が嫌だとか言う力はもう何も残っていないように見えた。それどころか、意識さえも曖昧で、数時間毎に何か予期せぬトラブルが起こっては、何とか乗り越えるというぎりぎりの状態が続いていた。
 真は葉子と交代で起きていたり、横になっていたりしていたが、全くといっていいほど眠れなかった。時々、葉子に断って煙草を喫いに行ったが、あまりにも強張った顔をしていたからか、喫煙コーナーの一時的な友人たちは誰も声をかけてこなかった。

 和枝が真と葉子のための食事を運んで、何回か岡崎とこの病院を往復した。しかし、珠恵は一度も姿を見せなかった。その理由が何か、真はよくわかっているような気がした。そしてその答えを、真もただ待ち続けている。真の体の中では、何か得体の知れないものが膨れ上がってきていた。
 やはり俺は人殺しの息子なのだ。その血は身体のうちで沸騰し、今はただ吹き出す先を探しているだけとなっていた。そして、真はもう自分が引き返せないところにやって来ていて、それでも何ひとつ後悔していないことを感じていた。

(つづく)





チェザーレはもう息子を懐柔していたようです。しかし、真が納得しないことは、もう皆様、お気づきですよね……

<次章予告>
 お前の苦しみも罪も身体の不自由も、何もかも、全て私が引き受けよう。何があっても私がお前を愛し、守っているのだよ。だから戻ってきなさい、ローマに、お前を愛して慈しんでくれたエウジェニオの魂の眠る場所へ。お前の悪いようにはしない。お前の望むものは私が全て手に入れてやろう。ジョルジョ、予言された新しい教皇は、お前に会うことを楽しみにして下さっている。
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Category: ☂海に落ちる雨 第4節

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コメント


なるほど

更新、お疲れ様でした。

イタリアの新婚旅行……もとい修学旅行は、いろいろとハードだったんですね。
アッシジの宗教画を見て、またイタリアの街を眺めて、竹流との関係を理解するのではなく、受け入れてしまった真に、なんども語られてきた二人の結びつきを改めて考えさせられました。そこまで深い一体感というか、結びつきって、なんかすごいなぁと。
そして、あの一文なんですね。二人の居場所は、二人がいられる場所であって、それはローマでも東京でもない、と。
それがあるからこそ、後半の竹流の容体の悪化と、真が追い詰められていく姿が、しっくりときますね。
いざというとき、女性はけっこう肝が据わってますよね。葉子も、たぶん珠恵も、いま自分がなにをするべきなのか、見切っている。たくましいですねぇ、二人とも。
ああ、真がフォースの暗黒面に……次話は、ベイダー化した真が見られるのでしょうか。楽しみです。

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2015/09/23 18:45 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

あ、そうそう、えっと……修学旅行ということで(世間の声は新婚旅行?)^^;
そうなんですよ。竹流はそもそもローマに(まだ)帰る気はなかったし、パパ・チェザーレとはまだ冷戦状態(って、心はアツアツなんじゃないの?とは突っ込まないでやってください^^;)だったのですね。それなのに、真にせがまれて(真はせがんだつもりはないけど)、仕方ないなって感じで……(いや、結局自分は帰りたかったんだろうってことなんですけれど)
帰ったら帰ったで、始章にあったように、まだ修復師の師匠の死に納得がいっていなくて、精神状態不安定。真につらく当たっちゃったんですね。これが女相手なら「無視」程度で済んだんでしょうけれど、何しろあれこれ複雑な心境ですから(その辺りは竹流の怒涛の独白をお待ちくださいませ)、身体的暴力に出ちゃった。
でも、根が素直なボンボンなので、すぐに反省して迎えに行ったら、熱出して寝込んでいるし。でももうそんなこと構わずに連れ出して行きついた先がアッシジ。この町を選んだ理由は、あのサンフランチェスコ聖堂の壁画と城壁からの景色でした。あの壁画を見た時に真は自分の存在を支えているものが何か、分かっちゃったんでしょうね。まさに身も心も捧げちゃったらしい……(以下、略^^;)

> そして、あの一文なんですね。二人の居場所は、二人がいられる場所であって、それはローマでも東京でもない、と。
うん。この言葉は彼らの関係の要でもあります。でも、他にもいっぱいあれこれ言葉がありまして、それはもう終章までお待ちくださいね(*^_^*)
そして、女たちは……ハイ、総じて逞しいです。特に葉子はもう「あのね、お嬢ちゃん、一応世間的にはね、それはまずいのよ」って説明してやらなければならないような面がありまして、もうこの辺りでは「真を止めて~」と言いたくなるのですけれど、けしかけとるという^^; でもまぁ、竹流を見ていたら、みんなフォースの暗黒面に支配されちゃいますよね。
真のベイダー化は第5節をお待ちくださいませね。その前に竹流の怒涛の独白が……
いつもありがとうございます!! 次回もよろしくお願いいたします(*^_^*)

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2015/09/23 20:23 [edit]


思い出した

アッシジ 良かったなあ。
見渡す限りに土しか見えない荒野に、ぽつんと小山があって。
その小山にすがりつくようにアッシジの町が出来ている。
そうしててっぺんに教会がある。
人間は、何かにすがりついて生きているんだなあという感じがしました。
ジョットの絵を見に行ったはずなんですけどね、絵以外が印象的な所でした。
地下水を汲み上げているというナチュラルウォーターが、美味しかったです。

小説の感想じゃなくて、すいません。

しのぶもじずり #em2m5CsA | URL | 2015/09/24 15:46 [edit]


しのぶもじずりさん、ありがとうございます(^^)

あ、しのぶさんもアッシジに行かれましたか! うんうん、あの土っぽい荒野の丘の上の中世の町。町から見下ろす光景が何とも言えませんよね。教会を見上げても、教会から見下ろしても、ここが世界の全てだと思える。
トスカーナの丘陵地はもっと田園地帯って感じですが、しのぶさんの仰る通り、アッシジのあたりは荒野のイメージですね~。そのおかげでよりあの町が神様のいる場所って感じがします。

> 人間は、何かにすがりついて生きているんだなあという感じがしました。
あ、いい表現。うん、本当に、そうですね。
イタリアの町の風景、自然の中で古い町がこうして古い形のまま残っていて、お互いを少し牽制しあいながら共生している感じがとても好きです。お水も美味しいですよね(*^_^*)

> 小説の感想じゃなくて、すいません。
いえいえ、とんでもございません(^^) 何でもありです(^^)
コメントとっても嬉しいです。ありがとうございました!!

彩洋→しのぶもじずりさん #nLQskDKw | URL | 2015/09/25 08:29 [edit]


だんだんと真の決意が・・・

前半の回想は、今現在の真が、苦しい現実の狭間でふっと思い返したものなんでしょうね。
あの場所で過ごした記憶が、この二人の絆そのものなんだろうなあ。

宇宙も自然も人も、何かの意思によって存在するのではなく、目的や価値が与えられるものでもなく、そこに在るべくして在る・・・。きっとそれが真理なのですよね。
無になった時に魂が引き合った二人ですもん。これはもう、引き離すことはできないんですよね。理屈じゃなくて。

真はそれこそすべてを手放した状態で竹流を受け入れることができるのに、竹流の方はいろんなしがらみに憑りつかれてて、そのしがらみもまた、振り切ることができない。
真への暴力って、その苦しみ故なんですよね。

真は、最初から何も持っていない子なので、その分、ブレがないんでしょう。もし、竹流に殺されるような目に遭っても、それも良しとして受け入れてしまうような気がするなあ。
ものすごく弱い面と、恐ろしく強情な部分の二面性が、真の魅力なんですよね。

で・・・、ここで真の強情な部分が出て来ちゃいましたね。
やると決めたら、やっちゃう男なのですよね、よくも悪くも。
ここはもう・・・無事に戻って来る事を願いながら、見守っていきたいです。
・・・無事に済めばいいんだけど・・・。

lime #GCA3nAmE | URL | 2015/09/26 00:22 [edit]


出逢ってから始まる、これを再度意識しました。
出逢ってから積み上げてきた時間と経験、これが重なって、がっちりと絡み合って・・・
相手に語るように言う、けれどもそれは自分への語り。まさに生きた言葉ですね。

さて、現況はよろしくないようで。
病状というか、症状というか、感覚のようなものがお互いに連動しているよう(?)
竹流の体はここにあるのかもしれないけれども、脳と心は今いづこに、そして何を感じているのか。
色々とインプットしておいて、ずっと後に来るのであろうアウトプットに備えまする~^^

けい #- | URL | 2015/09/27 09:54 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

お忙しい中、ありがとうございます(^^)
うん、ここの部分、前回部分と一緒にアップされていると、流れで「あ、真の回想なんだな」と分かりやすいのですが、文字数の関係でここで切ったので、何となく分かりにくくいきなりの回想になっちゃいました。でも、そう、そうなんですよ。limeさんが書いてくださったとおり、「今現在の真が、苦しい現実の狭間でふっと思い返したもの」なんです。
ここから、2人の感情が(ちょっとばかり悪い方向へ?)、過去の出来事をないまぜにして高まっていくことになります。思い出せば思い出すほどに怒りが込み上げてくる真と、だからこそ「お前を行かせるわけにはいかない」って竹流と。でももう、境界線は過ぎちゃいましたからね。

> 宇宙も自然も人も、何かの意思によって存在するのではなく、目的や価値が与えられるものでもなく、そこに在るべくして在る・・・。きっとそれが真理なのですよね。
> 無になった時に魂が引き合った二人ですもん。これはもう、引き離すことはできないんですよね。理屈じゃなくて。
うぅ。ありがとうございます。あれこれと読み取っていただいて感謝です。うちの言葉だけではなかなか表現しきれていないのですが、やっぱりこうして読み取って頂くと、本当に嬉しいです。これは、そう、「そこに在る」お話なのです。何とか頑張ろうぜ!なんて前向きな話じゃなくて申し訳ないのですけれど、新潟のクリスチャンの女性が言ったように「人は誰かの言葉や行いではなく、その存在に救われる」って話ですよね。だから一番恐ろしいのは「喪失」。そしてその「喪失」を生み出したかもしれない原因に対しては、真の怒りは多分簡単には収まりません。
どんどん「おい、主人公、なにするんだ!」って展開になりますが、見守ってやってください。

> 真はそれこそすべてを手放した状態で竹流を受け入れることができるのに、竹流の方はいろんなしがらみに憑りつかれてて、そのしがらみもまた、振り切ることができない。
> 真への暴力って、その苦しみ故なんですよね。
ほんとにね~。もっとかっこいいキャラを書けよ、と自分でも思いますが、ほんと、ただの暴力男と野生のくせにMなやつ。ま、残念な人物を書くのが信条なので、いいことにしましょう! あ、limeさんもたいがい残念な人物を書いておられて、そしてそんな人の魅力を出そうと頑張っておられると思いまする(勝手に断言)。だからここは、うん、仲間として頑張りましょう(魅力を引き出せたらいいのですけれど^^;)。

> 真は、最初から何も持っていない子なので、その分、ブレがないんでしょう。もし、竹流に殺されるような目に遭っても、それも良しとして受け入れてしまうような気がするなあ。
> ものすごく弱い面と、恐ろしく強情な部分の二面性が、真の魅力なんですよね。
わ~ん(;_:) こちらもありがとございます。そうそう、そうなんですよ。真はね、何も持たずに生まれてきて、何も持たずに死んでいく、そういうイメージです。でも竹流は多くのものを与えられて生まれてきてしまった(それは必ずしもいいものばかりではなかったのですけれど)。そしてそれに対して責任も想いもある。
そして真は本当に「この男に殺されても別にいい」と思っています。繊細なんだけれど、超強情ですね^^; ほんと、ダメな子。いやこの先のこの人、さらに大胆さを増していきますが、もうね……どうしたらいいのか……そう、やるとなったら何でもやっちゃうから困ります。

> ここはもう・・・無事に戻って来る事を願いながら、見守っていきたいです。
> ・・・無事に済めばいいんだけど・・・。
ありがとうございます。もう遠くから、見守っていてやってください。ほんと、仕方のない子ですから。そう言えば、limeさんちの主人公たちもこんな感じですよね。「おい、どこへ行く?」って感じ。でも、必ずどこかにたどり着くはず。
この先もよろしくお願いいたします。
コメント、ありがとうございました!!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2015/09/27 13:46 [edit]


ううむ

おはようございます。

彩洋さんの記事が目白押しで、全部にコメントの遅れている私は、どれからしていいのかわからずに完全にデッドロック。とにかくこれだけしておこう。

回想場面の話で申し訳ないんですけれど、自分のやりたいことが思い通りにならない時に、身近にいる一番弱いもの、本当は自分が守ってあげたい存在に暴力的になるのって、ごく普通の感覚で言ったら理解できない……なんでしょうけれど。

でも、それをも受け入れてしまうほどの深いつながりがある二人を、ただの「それって DVじゃん、離れた方がいいよ」みたいな、画一的な物差しで測るのは間違いなんだよなあ、というところまではわかります。まさか、珠恵さんまで殴っていないでしょうね。

アッシジ、実は私の初海外旅行先でした。はじめて行ったヨーロッパ、少し枯れはじめたどこまでも続くひまわり畑の先に少し霞みながら見えてきた中世の街。あの頃の、海外に対する初々しい憧れはなくなってしまったけれど、特別な思い入れがあることには変わりない街ですね。

竹流が見つかるまでも、とても不安で辛かったと思いますけれど、こうやって苦しみがいつまでも続き、よくなる兆しもないのって、愛する人たちにはとてもつらいでしょうね。たぶん珠恵は真よりずっと強いんじゃないかな。ライバルたち(真や葉子も?)が、彼の側にいる権利をとってしまい、側にいたいのも我慢して、目的に邁進している。ちょっと切ないです。

真の場合、確実ということでいったら、自分の立場を利用してパパ・ヴォルテラとアサクラパパを頼って、なんとかしてもらうことだと思うんですよ。探偵はプロかもしれないけれど、復讐も殺人も素人なんだし。真は、でも、自分でやりたいんですね。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2015/09/27 16:49 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

> 出逢ってから始まる、これを再度意識しました。
うん、ありがとうございます(#^.^#) 出会うべき運命とか、出会った瞬間にビビッときたとか、そういうのはあまり信じないんです。でも時を重ねるうちに運命に変わっていく、そういうのが好きです。彼らもまた、時を重ねる中で魂の半分の存在を感じたのではないかと思います。そもそも出会った頃って……真から見た竹流は「父(伯父)に復讐しようとしてるかもしれない怪しい外国人」だし、竹流にとっての真は「野生動物みたいないけ好かない小学生」でしたから……^_^;
でもいつの間にか噛み合って(がるる……って、その噛むじゃないんだって!)、そして運命になっていく。
真はどんな目に遭っても、今まで彼がしてくれたことと天秤にかけても大したことはないと思っていたと思います。彼にとっては体の痛みなんかよりも、心の痛みの方がずっと辛かったのですから。
この言葉、きっと独立して「泣かせる台詞」ってわけではないと思うのです。でも、本当に、命の籠もった言葉として書いています。ま、お洒落な言葉じゃありませんけれど(^^)

> さて、現況はよろしくないようで。
はい。ま~、この辺はいかに真を追い込むかってので書いている方も必死だったという^^;
だって、あのまま病院で2人がいちゃいちゃしてたら「何の話?」ってことになりますしね。いや、そのほうが良かったりして? でもそれじゃお話になりませんので……いやいや、作者も結構つらかったのですよ。うん!
まだまだ気持ちの揺れが続きますが、お付き合いくださいませ。いつもありがとうございます(#^.^#)
そして、コメントありがとうございました!!

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2015/09/27 17:36 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

> 彩洋さんの記事が目白押しで、全部にコメントの遅れている私は、どれからしていいのかわからずに完全にデッドロック。とにかくこれだけしておこう。
す、すみません(>_<) 1週間以上も放置していきなり頑張っちゃダメですね(@_@)
いや、頑張っているというよりも、石紀行は忘れないうちに書いておかないと、と思うと力が入ってしまって^^; 本当はだいぶ前に行ってまだまだご紹介していない石もあるのですけれど、そこまで手が回らないなぁ~とか思いつつ、せめて最近行ったところは写真がごちゃごちゃにならないうちに書いてしまいたくて、書いたらアップしたくなって……いや、本当にすみません。よりにもよって夕さんがお忙しい時を狙ったようにこそこそアップしてたみたいになっちゃった^^;
コメントはもう、気になさらないでくださいね! 巨石は、コメなしで写真だけでも楽しんでいただけたら、もうそれで十分です!(何しろ、今回、力が入りすぎて、あれこれくどくなってるし)

> 回想場面の話で申し訳ないんですけれど、自分のやりたいことが思い通りにならない時に、身近にいる一番弱いもの、本当は自分が守ってあげたい存在に暴力的になるのって、ごく普通の感覚で言ったら理解できない……なんでしょうけれど。
うん……本当は大昔?の設定では竹流は仏かキリストのような人だったのです。でも、なんか違うなぁ~と思っていて、そのうち私も世間の荒波にもまれ?人間ってそんなに何もかも「善い」ものではないらしいと学び……やがて竹流の造形が変わってきたように思います。
彼は表があまりにもパーフェクトな人だけに、裏面の闇の部分も深いんだろうな~と。でも、珠恵には絶対に手を上げません。というよりも、女にはまず手を上げないでしょう(手は出すけど)。ただ一人、えらいことしちゃった相手がいるけれど、それはまぁ、仕方がないかも……(その話は、この章に出てきます)。
表のパーフェクトな部分は、意識してやっているのではないと思うのです。自然にそうなっちゃう。その分、しんどい部分も多いのかなぁ~。ま、DV男を肯定する気はさらさらありませんけれど。しかも、この男、真以外の人間にそんなことしたことないと思うのです。じゃ、なぜ真は?
うん……もうね、全てを思い通りにしたいんですよ(愛が深すぎて? そう言えば、ジョルジョの従兄のリオナルドが言っていました。「本気で愛したら迷惑な奴」って……)。でもならないんですよ。だって相手はどこまで行っても自分自身じゃありませんから。理屈では分かっているんです。自分でも自分が信じられないんですよ。だってこの人、生まれた瞬間からもう教皇に祝福された特別なクリスチャンですから……何でこんなことになっちゃってるんだ、オレ??ですよね。真が悪いわけじゃないんですけれど、でも、真にしかあたれないんですよね。でも、真だからこそ、表も裏も全てぶちまけられる、というわけでもあります。
ほんと、もう、どうしようもなくDNAの二重螺旋ですね。時折、自分自身を破壊するような遺伝子まで持ってしまう。

> アッシジ、実は私の初海外旅行先でした。はじめて行ったヨーロッパ、少し枯れはじめたどこまでも続くひまわり畑の先に少し霞みながら見えてきた中世の街。あの頃の、海外に対する初々しい憧れはなくなってしまったけれど、特別な思い入れがあることには変わりない街ですね。
そうだったんですね! うん、アッシジ。私もシエナとローマの次に特別な想いのある町です。大きな地震がありましたよね。あの前後で行ったのですが、何だか気持ちが入り込んじゃいました。そしてあの景色を見た時に、これを見ながら二人がこの話をしたのかと、何やらすとんと腑に落ちたというのか。

夕さんが珠恵に思いを馳せてくださるのが嬉しいです。
実はあまり珠恵の側からの描写はないのです。多分この先も書かないと思います。この人って「秘めてる」のが一番いいので。それに実は、竹流が絶対自分を見捨てないと知っている。どれだけ彼が自分を愛していて、自分も彼を愛しているか分かっている。独占するのが無理な男だということも。でも、他のどの女よりも自分が愛されているのは知っているから、何も言わない。その辺り、実は結構したたかだったりします。弱そうで、一番強い人かもしれない。彼女自身がすでにもう荒波にもまれた後ですから。そうそう、彼女の別れた夫がDV男でしたね。
でもね、もしかして彼女の視点からの物語を書いたら、結構どろどろだったりして(@_@)
彼女の事情はまだこの先出てきますので、お楽しみになさってくださいませ。

> 真の場合、確実ということでいったら、自分の立場を利用してパパ・ヴォルテラとアサクラパパを頼って、なんとかしてもらうことだと思うんですよ。探偵はプロかもしれないけれど、復讐も殺人も素人なんだし。真は、でも、自分でやりたいんですね。
いつも確実路線をコメントしてくださってありがとうございます! いや、そうそう、そうですよね。ほんとに、意地とか何とか言ってないで、人にやらせたらいいのにね。でも、マックスたちの時代と違って今は「何でも自分でできちゃうと勘違いする」時代かもしれませんね……いや、単に、この話は真が自分で何とかしようとしないとお話にならないってのもあるのですけれど……
あ、でも、アサクラパパはだめですね。だって、真はあの人を信頼していませんから。そしてヴォルテラパパは……意外に頭のイカれた、しかもヤクザのように組織的ではない下劣な連中を探し出すのは慣れていないかも。ローラー作戦は得意でも、ピンポイントで一本釣りをしなきゃなりませんから。

いつもありがとうございます! この先もよろしくお願いいたします。
コメント、ありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2015/09/27 18:38 [edit]

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