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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

[雨146] 第30章 巷に雨の降る如くに(4)意識と無意識の狭間 

【海に落ちる雨】第4節・最終章(第30章)『巷に雨の降る如くに』 その(4)です。
前回ご紹介したサン・フランチェスコの絵ですが、うちに当時(○十年も前!)アッシジで買った手のひらサイズの絵本があります。ちょっと可愛いでしょ(*^_^*)
サンフランチェスコと鳥2
でも、ほのぼのしている場合じゃありませんね。物語の中では、少しずつ追い詰められていきます。
他のお話もアップしたいのですが、この章の終わりまであと少しなので、5日おき更新を頑張りたいと思います。あ、気が向いたら、人喰い屋敷(これは幽霊屋敷の間違いだったなぁ~)の続きをアップするかも、いや、奇跡を売る店かな(優柔不断だ…・・)。

【海に落ちる雨】再開に向けてのキーポイント
【海に落ちる雨】登場人物



 循環動態は安定したものの、病人の呼吸は苦しいままで、またひどく魘され、時々わけもわからなくなって暴れるようになった。時に真や葉子の腕を捕まえては、行くな、と言い、そして自分から摑んだ相手の腕を、恐ろしげに突き放したりした。
 身体の中で得体の知れないものが育っている間に、時々煙草を吸って戻ってきて葉子を見ると、彼女はただ静かに、まるで微笑さえ浮かべて真を見ていた。葉子は何も言わなかったが、彼女もまた真と感情を共有しているに違いなかった。

 真は、この娘がいつの間にか真の知らない大人の女になり、そして真を取り残すように高潔で逞しい精神を身に付け、女性たちが本来持っている本性のままに男たちを包み込む戦士になったのだと思った。真が守ろうとしてきたお姫様は、いまや男たちを守ろうとさえしている。
 葉子は「お兄ちゃん、もう少し休んだほうがいいよ」と何度も言った。真は返事をしなかった。真が部屋の隅にある小さなローテーブル脇の椅子に座っている間にも、葉子はもう看護婦のように手馴れた様子で、竹流の汗をふき取り、時には検温を手伝い、氷枕を換えている。忍耐強く義務を果たしながら、彼女もまた何かと闘っているということは、真にもよくわかっていた。

「結婚前に」真がそれだけ言って言葉を止めると、葉子は竹流の傍に座って真に背を向けたまま、少し背中を緊張させたように見えた。「竹流と何か話したのか?」
「話したって、私が? 享志さんが?」
 葉子の声は落ち着いている。
「享志が、何を?」
 葉子は背中を見せたまま、少しだけ息をついたように肩を落とした。

「お兄ちゃんが美沙子さんと別れた時、私はちょっと嬉しかったかな。仕事が休みの時はコンサートにも映画にも連れていってくれたし、横浜とか、秩父の山奥に星を見にドライブに連れていってもくれたし。でも、お兄ちゃんがりぃささんとあんなことになったとき、どうしてお兄ちゃんは美沙子さんと別れちゃったんだろう、あの人ならもっとちゃんとお兄ちゃんを大事にしてくれてたのに、って思った」
 真は、葉子を連れて秩父の山奥に流星を見に行ったときのことを思い出した。美沙子と別れた後のことだった。あの時なら、葉子の手を享志に渡してしまわずに自分のものにできたかもしれない。その最後の機会だったのだ。

 だが、真はどうしても葉子の手を取ることができなかった。
 理由は幾つもあった。葉子は赤ん坊だった真の首を絞めた女の娘だったし、一方で真にとって穢すことのできない高貴な姫君でもあったし、それにやはり誰よりも幸福でいて欲しい女性だった。結局、真にはその権利も自信もなかったのだ。そしてまた、全ての理由は、どれひとつとして言い訳以上の価値はなかった。
 バージンロードの真紅の絨毯の上で、享志の手に葉子の手を預けた時、真自身がどれほど安堵したかということは、言葉で表しきれるものでもない。そして同時に、どれほどわが身を悔やんだかということも。

「どうして他の女の人じゃなくて、りぃささんだったの、って何度も思ったけど、本当は誰かという問題じゃなかったんだよね。たまたま、あの時のりぃささんは苦しんでいたお兄ちゃんを一番理解してくれる人だったのかもしれないね」
「葉子にも、享志にも本当に迷惑をかけた。悪かったと思ってる」
 真が言うと、葉子はようやく真の方を振り返った。
「りぃささんとお兄ちゃんが会っちゃったのは仕方がないことだよ。あの時のお兄ちゃんとりぃささんの気持ちは、きっと仕方のないことだったんだと思うよ」

「何の、ことを言っている?」
 真は葉子の言葉の意味をつかみかねた。葉子は息を吐き出し、そして目を伏せた。
「どうして竹流さんはお兄ちゃんを摑まえておいてくれなかったんだろうって、ずっと思ってた。高校生の時から、お兄ちゃんはずっと竹流さんのことを好きだったでしょ。ううん、多分もっと前から。お祖母ちゃんだって知ってたもの。大学入試の後、一緒にイタリアに行ったから、ついにそういうことになったんだ、私も覚悟を決めようと思ったのに、帰ってきてから全然会ってる気配もなかったし、享志さんも私もどうなっちゃったんだろうって心配してたの。その後、お兄ちゃんは崖から落ちて。あの時、美沙子さんが帯広までお見舞いに来てたの、知らなかったでしょ。美沙子さんは、お兄ちゃんが記憶が混乱して、他の誰のことも分からなくなるほどに錯乱していたのに、竹流さんのことだけはちゃんとわかってるのを見て、お兄ちゃんを諦めたんだと思うよ。それなのに、竹流さんはその後も中途半端な態度ばっかりとってたし、お兄ちゃんだって美沙子さんと中途半端なまま付き合っていて。享志さんはすごく心配してた。だから享志さんは私にこう言ってプロポーズしてくれた。……君たち兄妹を一生守りたいって」
 真は葉子の顔を見つめたまま、何も答えることができなかった。

「だから、私もお兄ちゃんを諦めたの。竹流さんとはちょっと違うかもしれないけど、私は享志さんもお兄ちゃんを好きなんだって思ってた。享志さんは、初めてお兄ちゃんに会ったとき、見たこともない綺麗な野生の生き物が目の前にいるような気がして、本当にどきどきしたって言ってたけど、それは私も、多分お兄ちゃんの知らない、お兄ちゃんの隠れファンの女の子達だってそう思ってたと思う。写真集のことだって、享志さんは他の人みたいに非難することもなくて、ただあまりにも綺麗でびっくりしたんだって、そればかり言ってた。だから享志さんがそう言ってプロポーズしてくれたとき、本当に嬉しかった。きっとこの人はその言葉通り、私たちを一生守ってくれるって、信じることができた。それに私たちが結婚したら、お兄ちゃんもきっとちゃんと竹流さんとも向かい合うことができるんだろうって思ったりしてたし。享志さんはたまに、私がお兄ちゃんと竹流さんの事をあまりにも当たり前に受け入れているって、複雑な顔をするけど、私はずっとお兄ちゃんを見てたし、お兄ちゃんが誰と付き合ってて誰と何をしてたって、いつもお兄ちゃんの気持ちの先に竹流さんがいるのはわかってた。他の相手だったらきっと嫌だったと思うけど、竹流さんなら仕方ないって思ったの。変かな? でも、それで私も誰とも離れなくて済むんだったら、嬉しいなって。竹流さんもずっとこの国にいて、享志さんもお兄ちゃんもずっと近くにいてくれて。それに、私は竹流さんのことも、もしかしたらお兄ちゃん以上に知っていることがあるかもしれないよ。それに享志さんだって」

「君と享志は、何でも話すんだな。竹流とも」
 奇妙な部分で気持ちが引っ掛かった。葉子は真に話せないことでも、享志や竹流には何でも話してきているのだ。それは恋ではないかもしれないが、深い信頼の証だと思えた。
 葉子は、真の問いかけには答えなかった。
「でも、お兄ちゃんはりぃささんと出会ってしまった。りぃささんにしてもやっぱり同じだったんだと思う」
 真は、葉子のことをただ物語に出てくるような可愛らしい姫君なのだと思い込んでいたことにやっと気が付いた。そして、真が見ていた事実は半面分でしかなかったことにも。

「りぃさが、どうしたって」
 葉子は一度口を重く閉ざしたように見えたが、やがて決心したようだった。
「りぃささんが亡くなったとき、お義母さんが笑ってたの。やっと安心して眠れるって。笑ってたけど、苦しそうだった。あの女は昔、何度も享志を殺そうとしたんだって、やっと死んでくれて良かったって、そう言ってた。お前のお兄さんも浅はかで馬鹿で穢れた女を好きになったものだけど、一緒に死ななくてよかったんじゃないか、って」

「……享志を、殺そうとした?」
 葉子は小さく首を横に振った。
「享志さんは何でも話してくれるけど、りぃささんのことだけは話してくれない。でも、多分そういうことなんだと思う」
 真はただ葉子の顔を見ていた。
 りぃさと享志の間の事など、真は一切考えたこともなかったが、今この一瞬、初めてりぃさに会った日の光景が蘇った。

 葉子と享志の結婚式の二次会で、ワインのお替りをもらうといって歩き去るりぃさの後姿を見送っていた享志の横顔を、不意に思い出したのだ。
 その顔は側頭葉の隅のほうに捨てられていて、もしかすると一生思い出すことのない記憶だったのかもしれないのに、今鮮やかに、あのレストランの照明の色、暖かなざわめき、楽しげに交わされている祝福の会話、胃袋を刺激するような美味しそうな食べ物の匂いまで一緒に蘇ってきた。
「享志さんも、きっとどこかに辛い気持ちを押し込んでる」

 真は葉子から一度も目を逸らすことができなかった。享志を、ただの天然ボケで人が良いばかりのお坊ちゃまだと思っていた。それを、真が姫君だと信じていた女性の言葉で打ち壊されるとは、思ってもいなかったのだ。
「竹流さんだって、きっとお兄ちゃんに伝えきれない思いを持ってるよ。お兄ちゃんは、時々残酷なくらい他人の気持ちに鈍いと思う」
 葉子はそう言って、喘ぐような呼吸を繰り返す竹流のほうに向き直り、そっとその手を握った。
「でも、私はお兄ちゃんを止めないよ。お兄ちゃんが何をしても、私も享志さんもずっとお兄ちゃんの味方で最高の助っ人だからね」
 真は、もう一本煙草を吸いに行ってくると言って、その場を離れた。

 肝心なところで鈍い、という言葉は、昇からも仁からも投げつけられている。そしてそれはきっと本当なのだろう。
 高校生のとき、知らない下級生からラブレターをもらった。胴着と一緒に押し込んであったのを忘れたまま家に帰り、葉子が洗濯をしようとしたとき、その手紙が床に落ちた。
 拾い上げて封筒に書かれた丸文字の差出人の名前を見つめている葉子の手から、手紙をもぎ取ってゴミ箱に捨てようとしたとき、葉子が烈火のごとく怒った。
 その子はきっと悩んで苦しんで一生懸命に手紙を書いたんだよ、それを読みもせずに捨てるなんて、あんまりにも酷い、と言って涙を目に滲ませて真っ赤な顔で怒った。

 真は、受け入れることのできない思いを知ることのほうが苦しいと思ったし、葉子に他の女の子からもらった手紙の存在を知られることにも抵抗があり、知られた以上は葉子に、兄は妹と恋人以外の女性の誰にも興味などないと示してやるほうが誠実であると思ったのだ。
 竹流の想いに対しても、俺は鈍いというのだろうか。
 だが、竹流には珠恵という全てを受け入れてくれる女性がいる。俺が竹流にしてやれることは、せいぜい復讐くらいだ。

 真が煙草をゆっくりと吸い、病室に戻ったとき、葉子が珠恵から病院に電話があったことを伝えた。一度岡崎の家に戻ってきて欲しいという内容だった。真は葉子の顔を黙って見返し、それから苦しい呼吸の下で眠っている、意識も曖昧な男の顔を見つめた。
 この男の復讐をするのは俺だと、真はもう一度思った。そしてふと葉子の顔を見たとき、葉子も同じことを思っているのではないかと感じた。
「お兄ちゃん、気をつけてね。竹流さんのことは私に任せて」


          * * * 

 竹流は、喘ぎ声しか上げることのできない自分の咽喉の奥に詰まっている何かを、手を突っ込んで掻き出したい衝動に駆られた。だが、身体はやはり動かすことができなかった。もう彼の肺は駄目になってしまって、まともに酸素を吸い込むことができなくなっているのだ。

 意識はずっと朦朧としていた。もしかしてまだ佐渡の隠れ家の祭壇の前にいるのかもしれない。
 竹流が祈りを捧げ続けてきたあの場所で縛り付けられ、悲しみを共にするはずの救い主の苦悩の顔の下で、死へと誘う媚薬を身体に注ぎ込まれ、皮膚を裂く痛みを受け入れた。逃げるにも一切身体を動かすことができず、声ひとつ上げることができなかった。声を上げたとして、誰にも届かない場所だった。それから竹流の身体は血を流しながら何処かに移され、激しい振動を伴う狭い場所でずっと縛り付けられていた。指ひとつ動かしても激痛が走り、際限なく続く痛みという単純な苦痛に、生まれて初めて絶望を覚えた。

 狂い始めている網膜には、セピアの映像がからからと回り始めた。
 あれこそ竹流を苦しめている元凶だった。次々と入れ替わる獣の身体の下で、ぼろぼろにされている碧の目を持つ青年の顔。その顔が恐怖と混乱に狂ったようになりながらも、少しずつ苦痛を受け入れ快楽との区別がつかなくなっていく様子が、竹流を錯乱させていた。

 真はそういう種類の快楽を本質的に是として受け入れる素因を、身体の奥深く、細胞の核の内に持っている。故国を旅している間に、何度かたまらなくなって一日中真を抱いていたことがあった。それまでの竹流の人生の中で、身体の欲するままに求め、抑制が利かなくなったことなどなかった。鍛えられた知性は十分に彼の感情も欲情も支配してきたのに、あの時だけはどうすることもできなかった。

 それでも汚らわしいとも、恥ずべきことだとも思わなかった。竹流が自嘲気味に、猿に自慰を教えるとあまりにも気持ちよくてずっとやっているらしい、と言うと、真は不思議そうに竹流を見て、わからなくもない、と言った。竹流ではない他の誰に求められても、やはり真は同じことを言うのかもしれない。
 そして、屈辱的な辱めを受けても快楽として受け入れるような、その不快な場所へ真はまた向かって行こうとしている。

 竹流は時々、リズムを刻む機械の音に我に返った。意識と無意識の間は異常に狭く、その間を行き来しながら彷徨った。意識のほうへ進むと、呼吸は乱れ咽喉は果てしなく痛み、肺は酸素を求めて喘いだ。無意識のほうへ進むと、網膜に蘇る碧の目が、竹流を追い込み喉元を締め上げた。
 理解のための細胞がほんの微かに活動すると、竹流はあの碧の目を探した。傍にいるはずの真はそこには見当たらず、竹流は、自分が心から信じ何ひとつ隠し立てする必要のない女性の手を、ただ力任せに摑んだ。身体が熱く、目が痛んだ。

「真は、どこにいるんだ」
 葉子は大丈夫、とだけ答えた。
 竹流は嘔気を覚えた。そして、ただ咽喉の奥に引っ掛かった異物を吐き出そうとするように、しわがれた声で唸った。
「真に、行かないで、ここにいてくれと、言ってくれ」
 言葉は一言一言がやっとだった。葉子はしばらく竹流をじっと見つめていた。そして、決意を表明するように、静かに諭すように呼びかけた。
「竹流さん」
「あいつを、行かせないでくれ」
「竹流さん」
 葉子はもう一度呼びかけた。そして、半分泣き声のような、しかし強い意志のこもった声でゆっくりと言った。
「駄目だよ。お兄ちゃんを止めることなんてできない」

 竹流は葉子をしばらく呆然と見ていた。そして次には歯止めが利かなくなった感情のままに暴れて、身体に差し込まれた管を無茶苦茶に引きちぎった。機械たちは彼らの義務を果たせなくなったことで狂ったように叫びを上げ始め、その悲鳴に看護師や医師が駆け込んできた。竹流はただ逃れようともがいた。頭が火の玉のように膨れ上がっている気がした。

 お前の苦しみも罪も身体の不自由も、何もかも、全て私が引き受けよう。何があっても私がお前を愛し、守っているのだよ。だから戻ってきなさい、ローマに、お前を愛して慈しんでくれたエウジェニオの魂の眠る場所へ。お前の悪いようにはしない。お前の望むものは私が全て手に入れてやろう。ジョルジョ、予言された新しい教皇は、お前に会うことを楽しみにして下さっている。

 チェザーレが、いつかのように苦しむ息子の髪を撫でながら、全て引き受けると言ってくれたのだ。それなのに、何故あいつはわざわざ危険な場所に飛び込んで行ったりするのだ。
 竹流は腹の中で叫び続け、その記憶は果てしなく軋み、混乱を続けた。

(つづく)





次回から、竹流の怒涛の独白となります。単純な割り算でも4回分くらいあります。それで30章は終わり、つまり第4節が終わります。そして第5節は……今度は怒涛の復讐劇?
もう本当に、なんて話を書いてるの!って、見捨てないでくださいね。
しかもちょっと18禁かも……あ、予告は笑えるかもしれません。だって、微分の式を見て感動している真に欲情しているってシーン? いや、それはちょっと言い過ぎかぁ……

<次回予告>
 本を読んでいる時に真は、文字や計算式の数字の中に無限の何かを感じ取って、ふと恍惚に陥るような瞬間があった。その横顔を見た時、突然襲い掛かってきた欲望に、竹流は狼狽えた。それはあまりにもはっきりとした欲情だった。
 真はその時、竹流の視線に気が付いて不思議そうに彼を見た。説明を求められていると思ったのだろう、困ったような声で答えた。
『何か、一瞬見えたような気がしたんだ』
 竹流が聞き返すと、真は幾分か照れたような表情で俯いた。
『あんたが言っただろう。微分ってのは、果てしなく変動するものを一瞬止めて、その瞬間を切り出そうとすることだ、その法則を数式に表しているんだって。何だかその一瞬が、形になって目の前に浮かんだっていうのか』
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Category: ☂海に落ちる雨 第4節

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コメント


うぬぬ

竹流、苦しんでますね、いろいろと。心配の中心は、やはり真のことなのか~。
結局のところ、周囲の誰が何をしようと何を言おうと、竹流と真はお互い以外には必要なものはないのかもしれませんね。
でも、それにしてもこの二人、ものすごく深いところで繋がっているくせに、ものすごくわかりやすい部分でコミュニケーション不足ですね~。
まあ、だからこそ、事件が起きるんでしょうけど(笑)

岡崎の姐さんが動き始めましたね。そして、爆発寸前の真も。これは目が離せません。

享志とりぃさ、まるで接点がなさそうなんですけどねぇ。二人の間になにがあったのか、なんか気になっちゃうじゃないですか~。
それにしても、葉子はすごい子だな。こりゃあ、真も竹流も頭が上がらないですね。

次話からの竹流の怒涛の独白、気合を入れてお待ちします。

TOM-F #V5TnqLKM | URL | 2015/09/28 19:49 [edit]


そうかあ~

享志サイドでも、真の知らないゴタゴタがあったのですね。
享志って、真をちょっとでも不安にさせるようなことは言わないんでしょうね。
なんか享志って、意外にかっこいいなあ(意外にって・・・)
葉子は竹流にとってはやっぱり可愛い姫なんだろうけど、すごく必死で愛する人たちの事を守ろうとしてる聖母でもあるんでしょうね。
真も複雑ですね。あの時本当に手放してよかったのか。
葉子と真が結ばれてたら、一体どんな展開なんだろう。うう……想像ができない><なぜだ~。

竹流はやっぱりこのあと真が取る行動を、肌で感じ取ってしまってるんでしょうね。
葉子がここで「大丈夫、どこにも行かないよ」って言ってあげてたら・・・とも思ったんですが。
やっぱり嘘なんて結局役立たずの張りぼてなんだろうな。
これはもう、行くところまで行くしかないのですね。
次回、竹流が今までの謎の部分を語ってくれるのでしょうか。
こんがらがってた事件(?)の真相も、語ってくれると嬉しいけど。
・・・私のポンコツ頭で理解できるかがちょっと不安ですが、竹流、お願いしますね!!

lime #GCA3nAmE | URL | 2015/09/28 22:25 [edit]


あらら

こんばんは。

「肝心なところで鈍い」というのは真理かもしれませんね。
もちろんに真は彼のことを想うからこその行動なんだけれど、竹流にとっては一番やってほしくないことなんですよね。それも、それをやるならヴォルテラパパに嫌々自分が身売りした(?)の無駄じゃん、みたいな。
でも、「肝心なところで鈍い」は竹流もおあいこだから、こうなるんだろうな。この界隈、愛情の配分を間違えている人たちが多いなあ。
珠恵も葉子も、すごい立派な女性たちだけれど、そういう風にすごくなくてもいいのになあ。どいつもこいつもガソリンかけて火をつけるだけで、誰か止めてくれないのか、このお話では。

享志とりぃさにも、何かドロドロがあった?
享志って、ドロドロとは無縁な方かと思っていました。少なくとも学園の七不思議ではそんな感じ皆無ですよね。

八少女 夕 #9yMhI49k | URL | 2015/09/29 05:56 [edit]


TOM-Fさん、ありがとうございます(^^)

> 竹流、苦しんでますね、いろいろと。心配の中心は、やはり真のことなのか~。
うん……苦しんでいますね。心配の中心は、そう、真が結構「拘ったら突き進む」タイプなのを知っているので、余計なことをして危険な目に遭わないか、なのですね。多分、珠恵などは自らの身を危険にさらすような危ない真似はしないと分かっているんでしょうね。でも、真は「わが身が可愛いので何もしない」ってタイプじゃない^^;
結論……バカな子ほどかわいい……

> 結局のところ、周囲の誰が何をしようと何を言おうと、竹流と真はお互い以外には必要なものはないのかもしれませんね。
うん……そうなのかもしれないし、そうでもないのかもしれないし。いや、多分、マコトがタケルさえいればいいように(え? そんな例え?)、真も竹流がいればいいんでしょうけれど、竹流はそういうわけにはいかないのかも……
実はこの話の後、しばらく二人だけで(ちょっと語弊があるなぁ)いたりするのですけれど、そうなると上手くいかないんですよ。そうそう、駆け落ちした恋人同士って、駆け落ちした時は情熱的だけれど、いざ現実と向き合うとそうでもなかったりするじゃないですか。そういう感じ?
本当に、人間同士って難しいですよね。

> でも、それにしてもこの二人、ものすごく深いところで繋がっているくせに、ものすごくわかりやすい部分でコミュニケーション不足ですね~。
> まあ、だからこそ、事件が起きるんでしょうけど(笑)
た、たしかに^^; はい、コミュニケーション不足ですね! そうかぁ、これはコミュニケーション不足の話だったのか! 何だか妙に納得。確かに、一番大事なことを何も言っていない人たち。真は語彙不足だけれど、竹流は……しがらみが多すぎるのかな(しがらみ=女??)。
物語は人間関係の隙間があってこそ生じるものですしね、うん!(何の開き直り??)

> 岡崎の姐さんが動き始めましたね。そして、爆発寸前の真も。これは目が離せません。
はい。岡崎の姐さんは、今回自分では動きません。というよりも、この先に出てくるキーパーソンが、彼女のことをある意味では大事に思っていて、決して自分を巻き込まないのを知っているからです。で、真が行く……と。
でも、珠恵にはもっとあれこれ事情がありまして。これも第5節の大事なエピソードです。ぜひ、お楽しみくださいませ。

> 享志とりぃさ、まるで接点がなさそうなんですけどねぇ。二人の間になにがあったのか、なんか気になっちゃうじゃないですか~。
> それにしても、葉子はすごい子だな。こりゃあ、真も竹流も頭が上がらないですね。
えへへ。あ、りぃさは享志の従姉なんですよ。でもその話は次回、享志自身が語りますので、お待ちくださいね。いやいや、享志って、意外な奴だったのかも?
そして、葉子。えぇ、この子の設定は「可愛い顔してとんでもないことを言う(する)お嬢ちゃん」なので(まさに姫君)、ほんとに、男たちを完全に手玉に取っている? みたいです(^^)

> 次話からの竹流の怒涛の独白、気合を入れてお待ちします。
はい。えっと……いささか引くシーンもあると思いますが、目をつぶって通り過ぎてくださいませね(^^)
いつもありがとうございます。この先もまたよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました!!

彩洋→TOM-Fさん #nLQskDKw | URL | 2015/09/29 07:02 [edit]


limeさん、ありがとうございます(^^)

> 享志サイドでも、真の知らないゴタゴタがあったのですね。
> 享志って、真をちょっとでも不安にさせるようなことは言わないんでしょうね。
> なんか享志って、意外にかっこいいなあ(意外にって・・・)
お! そこに気が付いてくださいましたか! そうそう、意外にカッコいい(ことがたまにある)玉ちゃんみたいなものでしょうか。基本は癒しキャラだけれど、やるときはやる、でも誰にも気が付いてもらえない? なんて。今度、玉ちゃんと「残念そうに見えて意外とカッコいいキャラ」同盟を作ろうかなぁ。
でも、うん、りぃさのことは享志の中では複雑な部分なので、こういうことになっているのだと思います。そして、この人、多分3人の中で一番騎士道精神にあふれた人。プロポーズで「君たち兄妹を守りたい」って、あり? なんですけれど、大まじめだったと思います。次回、享志が自分で語りますので(あ、次回じゃないか)、またお楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

> 葉子は竹流にとってはやっぱり可愛い姫なんだろうけど、すごく必死で愛する人たちの事を守ろうとしてる聖母でもあるんでしょうね。
いやいや、この姫、多分このお話の中で最もしたたかな娘だと思われます。だって、結果的に「3人とも手放さなかった」んですものね。その辺りも女の勘で計算していたでしょうし。真と結ばれていたら、享志は去って行っただろうけど……でも享志と結婚したら、真は「私を誰よりも心配しているお兄ちゃん」で竹流は「お兄ちゃんの彼氏で(え?)私のナイト」って構図は永遠に崩れない。しかも「お兄ちゃん、もしくは竹流さんが誰か他の女とくっついたら、私たちの素敵な四角関係(もしくは三角の中に姫様が鎮座している関係?)に余計な女が入り込んでくるから排除。そのためにはお兄ちゃんと竹流さんをくっ付けとかなくちゃ!」って……無茶苦茶な理論だけど説得力あり(って、ほんと?)。
けど、この無茶苦茶な理論を通すために、自分は何もしないんじゃなくて、「いざとなったら姫も先頭切って闘う」ってタイプ。無謀さは兄妹で一緒ですね(従兄妹だけど)。
> 葉子と真が結ばれてたら、一体どんな展開なんだろう。うう……想像ができない><なぜだ~。
いやいや、これはまぁ、なかったですよね、うんうん。

> 竹流はやっぱりこのあと真が取る行動を、肌で感じ取ってしまってるんでしょうね。
> 葉子がここで「大丈夫、どこにも行かないよ」って言ってあげてたら・・・とも思ったんですが。
あ、ほんとだ。そのほうがかっこよかったのに! でも、下手に安心させてもしょうがないしね。現実は現実で、そしてそれがあってこそ、怒涛の独白が始まる……^m^(なんてSな展開)
それに、きっとこの姫、嘘をつくのは得意じゃないと思うんですよね。珠恵などは嘘も隠し事も生涯守り抜くと思うけれど、このお姫様は現実で勝負型。竹流も、だから葉子のことを「俺の唯一の親友」というんだろうなぁ。姫で親友。

> 次回、竹流が今までの謎の部分を語ってくれるのでしょうか。
> こんがらがってた事件(?)の真相も、語ってくれると嬉しいけど。
> ・・・私のポンコツ頭で理解できるかがちょっと不安ですが、竹流、お願いしますね!!
あ~~、えっと~、あぁ、そうかぁ ←何なんだ^^;
いや、この独白、全くもって今起こっている事件の話じゃありませんでした^^; 今起こっている事件の「謎」(なんて言うほどのものじゃないですが)はこの先、ある人物が語ってくれますので、第5節までお待ちくださいませ。
竹流の独白はもう完全にマコトとの、じゃない、真との過去回想です(にゃあ(=^・^=)……マコトはあっちに行ってて、今で出てくるとややこしいから!)。これって、実は今まで竹流視点で語られたことがないんですよね。こっちから見ると、どんなことになっていたのか、ほんとにね~。
というわけで、何も「謎解き要素」はありませんので、気持ちよく萌えてくださったらと思います。あ、気持ちよくないか。なんてこと!と思わないで、お付き合いいただけると幸いです。あ、笑ってもいいです(^^) おい、竹流、お前、それはないよ! って……(*^_^*)
ということで、本当にいつもありがとうございます。この先もよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました!!

彩洋→limeさん #nLQskDKw | URL | 2015/09/29 07:24 [edit]


夕さん、ありがとうございます(^^)

> 「肝心なところで鈍い」というのは真理かもしれませんね。
> もちろんに真は彼のことを想うからこその行動なんだけれど、竹流にとっては一番やってほしくないことなんですよね。それも、それをやるならヴォルテラパパに嫌々自分が身売りした(?)の無駄じゃん、みたいな。
はい。もうこの人、野生の勘で分かることについては鋭い癖に、複雑な人間関係とか感情を目の前にすると「混乱するから目を瞑っちゃう(逃げ出しちゃう)」タイプなんですよね。つまり、食べ物が腐っているかどうかは分かるけれど、その食べ物の味が高級かどうかはよく分からん、という人(って、どんな例え? いや、例えにもなっていないか)。
それにね、何度も書いているように、ここで真が「じゃあ、ヴォルテラのおじさん、後はよろしくお願います」って言って、後は竹流とイチャイチャしているだけだったたら、お話にならない~^^; というわけで、はい、言うことを聞かない主人公だからお話になっております。有難いです(@_@)
竹流とは、前出の会話にもあるように、噛み合っていませんしね^_^;
竹流の方は、肝心なところで鈍い、のは事実だけれど、実は確信犯的な部分も結構あるんですよね。今回はちょっと「愛する女の事情に目がくらんで手の出し方を間違えちゃった」んですけれど(あ、これはもしかしてネタバレか? いや、ばれるほどのネタはないか)、基本的には計算高いところもある。ただ、真のことは計算外なので、いつも彼の予想外の展開になっちゃうんですよ(時々、それが彼のアキレス腱に……)。
愛情の配分、難しいですよね。うん。

珠恵は実は、少し後悔もしているのですけれど、誰がキーパーソンか分かっているのに何もしないのは辛いって立場。しかも疎もキーパーソンは絶対珠恵を危険な目には遭わせない人物なので、自分が出て行っても絶対に教えてくれないのも知っている。それなりにはちょっと辛いんです。でも、そもそも事の発端に自分自身が絡んでいることを知っているので、誰かに動いてもらって、自分はじっと懐に刀を抱いて、万が一の時は生死を共にしようとまでも覚悟する、戦国の女みたいな……ガソリンをかけているけれど、自分も一緒に被っているんですよね。
でも葉子は? いやいや、この子は実は自分も怒っているんですよ。「私のナイト=竹流さんになんてことすんのよ!」でも姫ですからね、一応は後宮に控えていて、で、もしも戦士がみんなやられちゃったら「私も戦う」って出て行くタイプ。あ、でも女ですから、ちょっと計算高く「私が先に出て行く」はしない^^;
誰も止めてくれないけれど、いつも夕さんが止めてくれようとするので? 有難いです。でも、誰も言うことを聞かなくてすみません……ま、お話にならないと困るし^_^; (じたばた……)

> 享志とりぃさにも、何かドロドロがあった?
> 享志って、ドロドロとは無縁な方かと思っていました。少なくとも学園の七不思議ではそんな感じ皆無ですよね。
うん。享志って実は、ある一時期、ちょっとボロボロだったことがあるのです。でも大事件があったのは長期休み中だったので、あまり世間には感づかれず、しかもにぶちんの真は全く知らないお話がありまして。でも、このお坊ちゃん、意外に「分かってる」んですよね。天然ボケだけど、そして鷹揚な面もあるけれど、そもそも生活に困っていないのですれたところがまるでなくて。「学園の七不思議」では……うん! あれはもう「どこまでも楽しくやろうぜ!」がコンセプトだから、ま、いいか!
あのシリーズの彼らはこの本編の彼らではあるけれど、ある一面しか切り取っていないので、少し切り離して書いているような気がします。なので、こちらの享志のこともお楽しみくださいませね。
いつもありがとうございます!! そしてこの先もよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました!!

彩洋→夕さん #nLQskDKw | URL | 2015/09/29 07:48 [edit]


珠恵さんが、いないんだけど、すごく存在感が残るのは葉子のせいか・・・?
みんなが誰かのことを思いやっていて、その糸が絡まるぅ~
けれども安定感がなくて、みんな不安定。みんながみんなの心配をしていて・・・
体はお医者さんに頼れるけど、心は別物。なんだよね。

皆さん、とても深く読み込んでいて。ふむふむと単純に追っているだけの私は、この後の展開について行けるのかちょっと不安(-_-;) いあ、ついていきますとも(何の気合い?)

けい #- | URL | 2015/09/30 21:28 [edit]


けいさん、ありがとうございます(^^)

> 珠恵さんが、いないんだけど、すごく存在感が残るのは葉子のせいか・・・?
あれ? えっと……葉子があまりにもみょうちくりんなことを言っていて変だから、珠恵が偉大に見える、とかそういうことじゃないですね^^; いや、それもまた真理ではありますが^^;
珠恵は存在自体のイメージが控えめなので、とりあえず今のところはあまりでしゃばっておりません。いえ、今後もでしゃばることはないのですけれど、でも、生涯したたかに生き切る人だと思います。淡々と、するべきことをして生きていく……第5節で、少し彼女の事情も出てきますので(少し、ではないかもしれませんが)、またお楽しみになさってくださいね(*^_^*)
うん、みんな、誰かを想っているのですよね。平時であればそんな問題は起こらないけれど、今はもう戦いの真っ最中。なので、姫も大胆不敵なことを言っている……
今回の場合、身体についても医者は役に立っていないみたいですし、その上、心の問題となると……事態はとっても複雑。さて、これから先、まだまだ心の落ち着くところはないのですけれど、最後までお付き合いくださいませ。癒される場面までは随分と引っ張りますけれど、お許しあれ。

> 皆さん、とても深く読み込んでいて。ふむふむと単純に追っているだけの私は、この後の展開について行けるのかちょっと不安(-_-;) いあ、ついていきますとも(何の気合い?)
え? え? 全然大丈夫ですよ! いや、確かに皆さん本当に深く読み込んでくださいますが、けいさんもがっしり読み込んでくださっていますよ! えっと、もう謎解きは終わっているのです。だから後はひたすらもう真を追いかけておいてくださればOK! そして、この先の展開は本当に単純なので、御心配はいりません!!
何しろ、この後の竹流の怒涛の独白は……今回の事件のこととにはまるで関係のない、ほんと、お前、なにやってんだよ!みたいな話なので、きらく~に、半分目をつぶって(←ここが大事!)お付き合いくださいませ(*^_^*)
いつもありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
コメント、ありがとうございました!!

彩洋→けいさん #nLQskDKw | URL | 2015/09/30 23:32 [edit]

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