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コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

海に落ちる雨 改めまして 

改めまして、よろしくお願いします。
第1節は、言ってみれば謎ばら撒き編、というところでしょうか。
それにしてもやたらと長い描写があれこれ出てきますが、適当に、適当に読み散らかしてください。

始章を読み飛ばしてこられた方へ、大筋をご案内いたします。

まず『アレルヤ』→竹流(ジョルジョ)編

この人は、ローマのヴォルテラという家の跡継ぎです。家というよりは、ローマ教皇をお守りする組織です。
世襲というわけではないのですが、半分世襲みたいな家。
何よりも幼少時からそれ相応のスパルタ教育を受けていたわけで、どっぷりカソリックの教えに縛られています。
当代の当主はジョルジョの叔父であるチェザーレ。厳しい人ですが、心から甥を愛している。

さて、神の兵士たるべく一生懸命に学び、心と体を鍛えても、何か満たされていないジョルジョの心に、一筋の光を灯していたのは、飲んだくれの修復師。この『神の手』を持つ気難しい天才修復師から後継者になれと言われて、ヴォルテラの跡継ぎを返上しようとしたものの、かなうはずもなく。
家出してしまいます。

船の仕事をしながら世界に出ていくものの、病気で倒れてニューヨークの大金持ちのもとへ。
メトロポリタン美術館に紹介されて、修復師として働きながら、トレジャーハンターたちとも付き合う。
実はこの金持ち、チェザーレに言われて、ジョルジョの面倒を見ていたのです。
いつもどこにいても、叔父に見守れていることを半分で嬉しいと思いながらも、その手から立ち上がり、一人の確かな人間として、自分の力で歩きたいと願う、けなげな若者だったわけです。
そして、ついに日本へ。
神学校の先輩の姉を探すうちに、たどり着いたのが脳外科医の相川功の家でした。

BGMには、IL DIVOの『アレルヤ』をどうぞ
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そして『銀の雫、降る』→真編

北海道浦河の競走馬の牧場出身の野生児は、半分ドイツ人の血が流れている母親と、相川家から勘当された父親との間に生まれた、いじめられっこ。
目の色はヘテロで、右目は碧、左目は黒です。
自分からも、誰かと一緒にいたいとか、誰かに分かってもらいたいとかいう感情をあまり持たないようにしてきたために、一人ぼっちが当たり前と思っていた。
遊び相手は、馬と犬と『蕗の下の人(コロボックル)』たち。

それでも、家族はみんな彼を大事にしていたのですが……ある時、叔父にコロボックルを紹介してしまって、慌てた叔父が東京の兄(真の伯父にあたる)のところへ飛んで行ったのです。
その時、ひっついてきた従妹の葉子に対して、騎士精神を刺激されたので、後先考えずに東京の伯父のところに引き取られたものの……いじめられっこ。

但し、いじめられながらも、どこかに反骨精神のある中学生だった。
さて、学校の勉強についていけていなかった(東京の言葉あるいは人間の言葉が理解できない?)真の家庭教師になったのが大和竹流。
このスパルタのおかげで、何とか人間らしく生きていけるようになった真なのでした。
その心に実父の影が……父親からは捨てられたのだと思い切ることで、この壁を乗り越えようとする。しかし、信頼していたもう一人の父=伯父も結局失踪(実は事件あり)。
その真の三人目の父ともいうべき存在が大和竹流なのかもしれません。

真→竹流
精神的にはものすごく頼っているけど、頼り切りたくはない、一人で頑張れる、とあがく状態です。
この感じはこのYou Tubeをご覧ください⇒Kitten "saved" by her mother
冒険に出かけて独立したい子猫、無理やり連れ戻す母猫……
『やめて~、お出かけしたい~、せっかく頑張って階段下りた(落ちた?)のに~』

そして、今回、大和竹流の失踪から物語が始まります。
真はお父ちゃんを探し出せるのか?

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Category: ☂海に落ちる雨 第1節

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