05 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 07

コーヒーにスプーン一杯のミステリーを

オリジナル小説ブログです。目指しているのは死体の転がっていないミステリー(たまに転がりますが)。掌編から長編まで、人の心を見つめながら物語を紡いでいます。カテゴリから入ると、小説を始めから読むことができます。巨石紀行や物語談義などの雑記もお楽しみください(^^)

 

【雑記・旅】六甲縦走・須磨アルプス~高所恐怖症だけど頑張った!~ 

六甲全山縦走路は全行程56km、須磨浦公園から宝塚まで、とにかく上がったり下がったり、の道を行きます。健脚の人なら12~15時間で全行程行くそうですが(夜明け前に出発して夕方着?)、いや、もちろん、私の場合はちまちま分断して10回くらいに分けて行こうという感じです。
で、今回はpart2ということで(part1は高倉台~須磨浦公園~高倉台。何故か往復しちゃった)、よく(車で)通りかかっていたものの、決して挑戦しようとは思ったことのなかった心臓破りの階段?からチャレンジ開始。
カメラを忘れちゃったので、携帯(ガラケー^^;)で撮った写真、あんまりぱっとしませんが、見てやってくださいませ。

実はスポーツジムのインストラクターさんに「正直、お勧めできません」と言われた『馬の背』という難所があるのです。いや、私にとって、ということなのですが……山・岩登りの大好きな人にとっては楽しい場所なんでしょうね……でも私はもう涙目(;_:)
だって、まさかそんなところとは……しかも「この先の須磨アルプスは風化が激しく、とっても危険です」とか何とか書いた看板があるし。でもここまで来て言われても……(涙)
巨石巡りで結構山の中に入っていくのですが、これまで3度ほど滑り落ちたりして、酷い捻挫などで車椅子や杖のお世話になっていたこともある右足。やっぱり冬になると結構痛むのです。だからあんまり長い距離は無理。でも巨石紀行を続けるために、時々はトレーニング……でもやっぱり険しい場所では辛いんですね。そして、何より、高所恐怖症……
何はともあれ、まずはこの階段ですよ!
階段
400段あると言われていますが……実はよく通る道(もちろん車道を車で)からしばしば見上げていた階段。「誰がこんなとこ登るんや」と思っていたけれど、登っています^^;
いや、ここを一気に登る若さがもうないわ~。何度休んだことか。
しかも振り返ったら……(泣) なので、途中から振り返ることなく、ひたすら登ります。
頂上の櫓
下から見て「てっぺんになんかあるなぁ」とずっと思っていたのはこれだったか。木の櫓。そもそもこの木の櫓の階段さえ、「高いとこ怖い」私はビビりながら登るわけですが……今日は天気があまり良くなくて、景色は今ひとつでしたが須磨の海が見渡せる場所です。
花崗岩
足元は例のごとくよく滑ります。この花崗岩が崩れて土になっているのです。山の尾根はウバメガシの木が無かったら、もっと崩れているだろうと思うような道。足元注意で参ります。
ちなみに、この栂尾山をいったん降りたら、次はまた結構な登りで横尾山。
横尾山からのながめ
横尾山頂からの眺めです。切れてきた雲の隙間から海に降り注ぐ光と、明石海峡大橋、そして淡路島。
景色を楽しんだのもつかの間。
最初の難所
だんだん怪しくなってきました。鎖のことは聞いていたので、ここかぁと思いながら降ります。お尻をつきながらでないと降りれない場所もあるような急斜面。でも、ここはただのプロローグ。
上の写真の途切れたように見える岩の先を通り抜けて、木々が開けたときの私の「わわわ」(←喜びじゃなくて恐怖)をご想像ください。
その時見た景色はこれ↓
馬の背遠景2
まさかのあの尾根を歩くってことか! 「馬の背」とはよく言ったものです。
(いや、馬の背ってもっと幅があるぞ、と後になって思った……これじゃ、ガリガリの馬じゃん!)
実は見てからヤバそうだったら引き返そうか、どこかに退避路(TDLのスペースマウンテンみたいに「怖いですよ? 本当に行きます? 無理そうだったらこっちから出てもいいですよ」ってやつ)ないかしら、と思っていたのですが、正直引き返すのも同じくらい大変だし、自然はやはり厳しく、そんな退避路は用意してくれていません。
馬の背
行くしかない(;_:)
馬の背2
そこに至るまでに、このものすごい階段を下りて行きます。いったん降りて、向かいに見える岩場を登るのです。いや、これはほぼロッククライミングですよ。実は400階段を登り切った辺りで小さい子供を2人連れた家族に会ったのですが、「なめてかかってましたがすごいとこですね」なんて会話を交わして……他に道がないってことは、あの家族連れはこの道を通ったわけですね。いや、びっくり。
ここを文字通り走っていく人もいるのですよ。途中すれ違った人の中には、一人で杖をつきながら歩くおじいちゃんとか、いらっしゃる。いや、おじいちゃん、すごい健脚の人が多いので、来られたんだと思うのですけれど、万が一のことを思うと一人は危ないのでは、と自分のことを棚に上げて思っちゃうのでした。
馬の背4
降りてきた道を振り返ると、これですよ。思えばあのてっぺんから降りてきたのか……
あまりの怖さで写真も沢山は撮れなかったのですが、少し脇にも同じような尾根が見えていて、ここはツィンギか!ってので(相当言い過ぎです)、気分はカンムリキツネザル(ツィンギに住むキツネザル)……
馬の背難所
あともうちょっとってところで、最大の難所です。えっと、ここを歩くんですよ。両脇、崖です。どちらにも落ちることはできません。30cmくらいしか幅のないところもあったような(怖くて記憶が曖昧)。風が吹いてくるし、もう瞬間を狙ってカンムリキツネザルになるしかない、とか、頭は真っ白になりながら……何とか「馬の背」攻略。
とにかく、次の一歩を置く場所だけ見るようにして、左右も、その先も、見ないようにして歩きました。そこへ風が……こわいよ~おかあちゃ~ん、の世界でした。写真を撮ってる時も、手が震えちゃって、渡り切った後は膝もがくがく。周囲の写真を撮る余裕はありませんでした。
強風の日は絶対に行っちゃいけません。

しかし、ここで終わりではありません。何しろ、この先にまだもう一つ東山を登らないといけません。ほっとするまもなく登る。頑張って登る……そして、次は頑張って降りる。降りる。結構登ったから、降りるのも大変ですが、なだらかな降りではなくて、割と急勾配で降りていく感じでした。膝が笑うのなんのって。
で、もうひとつ山(高取山)を登るかどうか迷ったけど、やめました^^; 軟弱な私。

この記事を書きながら、『日本二百名山ひと筆書きプロジェクト』(田中陽希さん:日本の名山、100ずつx2を北から南まで徒歩など身ひとつで回ったというすごい人)の番組を見ていたら、「たかが一歩、されど一歩、辛い時もあったけれど、あの一歩が無かったら今の自分はない」と仰っておられました。
うん、この一歩。
(しかし、あの番組、考えてみたら一緒に山を登っている、カメラを担いだスタッフがいるってことよね。それがまたすごい)

いつも車で通る見慣れた道でも、歩いてみたら景色は変わる。車で通りぬけるのに1分もかからない道を、10分、20分、あるいはもっとかけて歩いたら、一歩がとんでもなく大変だったりもする。山道では一歩の場所を間違えると、こけちゃったりするし、「その一歩」をいつも考えながら進むんですよね。
はぁ~、でも、とっても怖かった……(;_:)

今回わかったこと。巨石ならば、少々高いところに登っても平気なのに、こんな山道の高所はダメ。似たようなもの? いや、やっぱり私にとっては「そこに巨石があるから」と思えるのとそうでないのとでは、覚悟も違うようです?(何の覚悟?)

亀の子なので、part3はいつになるのやら。そもそもこれは石紀行ためのトレーニングですから。
関連記事
スポンサーサイト

Category: 旅(あの日、あの街で)

tb 0 : cm 0   

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://oomisayo.blog.fc2.com/tb.php/695-355e36d1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)